JP2011022528A - 電気光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持時の温度差に起因する違和感が低減された電気光学装置。
【解決手段】可撓性を有する第1のフィルム61と、第1のフィルム61の第1の面側に互いに間隔を有するように配置された少なくとも2つの表示装置25と、隣り合う表示装置25間を跨ぐ可撓性を有する回路基板50と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気光学装置に関する。
有機EL表示装置等の薄型表示装置(FPD=フラットパネルディスプレイ)は、薄型テレビや携帯電話機等の電気光学装置の表示画面への採用が進んでいる。そして近年では、2つの表示画面を備えた電気光学装置が提案されている(特許文献1)。
また、FPDを表示画面に用いる際の問題のひとつとして、FPD自体の発熱が挙げられる。有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置、プラズマディスプレイ等の電流駆動型の表示装置の場合、電流を流すことにより電気光学素子を駆動するため、これらの電流による発熱が顕著となる。かかる発熱に対処するために、例えば特許文献2に示すように、電気光学装置を構成するFPDと筐体の間に伝熱体を配置し、FPDの発熱を該伝熱体を介して上記筐体に放熱する構成が提案されている。また、例えば特許文献3に示すように、FPDを構成する一対の基板の一方に冷却部材を配置する構成が提案されている。
特開2005−156574号公報 特開2005−265877号公報 特開2008−58488号公報
しかし、特許文献1に示す構成は、剛性を有する筐体が必須であり、薄型化されたFPDを用いてフレキシブルな電気光学装置を得ることが困難であるという問題がある。また、特許文献1または特許文献2に示す構成は、2つのFPDを用いて構成された電気光学装置において、該2つのFPD間に温度差が生じ易いという問題がある。かかる温度差は、2つのFPD間の表示特性に差を生じさせるとともに、該電気光学装置を手に取ったときに違和感として感じられるので、好ましいものではない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]可撓性を有する第1のフィルムと、上記第1のフィルムの第1の面側に互いに間隔を有するように配置された少なくとも2つの表示装置と、隣り合う上記表示装置間を跨ぐ可撓性を有する回路基板と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、2つの表示画面を備え、かつ、該表示画面の境界で折り曲げることが可能な電気光学装置を得ることができる。特に表示装置が薄型化により可撓性を有している場合において、該可撓性を損ねずに表示装置を連結して1つの電気光学装置を形成できる。
[適用例2]上述の電気光学装置であって、上記第1のフィルムは熱伝導性を有するフィルムであることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、隣り合う上記表示装置間の発熱量が大きく異なる場合においても、温度差を低減でき、保持時の違和感を低減できる。
[適用例3]可撓性を有する第1のフィルムと、上記第1のフィルムの第1の面側に互いに間隔を有するように配置された少なくとも2つの表示装置と、可撓性を有する回路基板と、を備える電気光学装置であって、上記第1のフィルムは熱伝導性を有するフィルムであることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、2つの表示画面を備える電気光学装置において隣り合う上記表示装置間の発熱量が大きく異なる場合においても温度差を低減でき、保持時の違和感を低減できる。
[適用例4]上述の電気光学装置であって、上記回路基板は、隣り合う上記表示装置間を跨ぐように設けられていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、2つの表示画面を備える電気光学装置であって、隣り合う表示画面に別個の表示を行っても保持時の違和感がなく、かつ、該表示画面の境界で折り曲げることが可能となる。
[適用例5]上述の電気光学装置であって、上記表示装置は上記第1のフィルムの上記第1の面側に第1の接着剤層を介して配置されていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、上記第1のフィル上に上記表示装置を互いに間隔を空けて確実に配置でき、信頼性等を向上できる。
[適用例6]上述の電気光学装置であって、上記第1の接着剤層は上記回路基板と上記第1のフィルムとの間にも充填されていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、電気光学装置を上記表示装置間で折り曲げる時に上記回路基板に応力が集中することを緩和でき、該電気光学装置の耐久性を向上できる。
[適用例7]上述の電気光学装置であって、上記回路基板と上記第1のフィルムとの間には、上記第1の接着剤層とは異なる第2の接着剤層が充填されていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、上記第2の接着剤層は、繰り返し加えられる曲げ応力に対する耐久性に重点をおいて材料を選択できる。したがって、該電気光学装置の耐久性を一層向上できる。
[適用例8]上述の電気光学装置であって、透過性を有する第2のフィルムが上記表示装置を覆うように配置されていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、上記表示装置を双方の面側から保護できるため、電気光学装置の耐久性を向上できる。
[適用例9]上述の電気光学装置であって、上記第1のフィルムの上記第1の面に対向する第2の面には、折り曲げ部を有する筐体が配置されており、上記筐体は、隣り合う上記表示装置間の上記間隔を有する領域と平面的に重なる領域に配置されていることを特徴とする電気光学装置。
このような構成であれば、電気光学装置の耐久性を向上できる。
[適用例10]上述の電気光学装置であって、上記表示装置は有機EL表示装置であることを特徴とする電気光学装置。
有機EL表示装置は電流駆動であるため発熱量の変化が激しいが、このような構成であれば、該発熱にもかかわらず、保持時の違和感が低減された折り曲げ可能な、電気光学装置を得ることができる。
第1の実施形態にかかる電気光学装置の概略を示す斜視図。 有機EL装置のフレキシブル回路基板側の端部の模式断面図。 第1の実施形態にかかる電気光学装置の模式断面図。 電気光学装置の平面視での概要を示す図。 電気光学装置を折り曲げた状態を示す図。 第2の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 第3の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 第4の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 第5の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 第6の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 第7の実施形態に係る電気光学装置の概略断面図。 変形例2に係る電気光学装置の概略断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部位を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部位の縮尺を実際とは異ならしめてある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる電気光学装置31の概略を示す斜視図である。電気光学装置31は、可撓性を有する第1のフィルム61、該可撓性フィルムの上方向(Z軸(−)方向)に第1の接着剤層41を介して、かつ、互いに間隔をもって配置された一組の、すなわち2つの表示装置としての有機EL装置25と、該2つの表示装置間を電気的に接続する可撓性を有する回路基板(以下、「フレキシブル回路基板」と称する。)50と、を備えている。なお、該上方向側の面が第1の面である。
有機EL装置25は、対向配置された素子基板1とカラーフィルター基板16との間に少なくとも有機EL層を含む発光機能層を挟持している。後述するように有機EL装置25は規則的に配置された複数の画素を有しており、上記発光機能層は該画素毎に発光強度等が制御される。その結果、上記画素が配置された領域である表示領域26(図2参照)に画像が形成される。なお、有機EL装置25の構成については後述する。
図示するように素子基板1とカラーフィルター基板16は方形である。そして、素子基板1はY方向の寸法がカラーフィルター基板16よりも大きい。したがって、双方の基板を対向配置した状態において、素子基板1は平面視でカラーフィルター基板16の外側に張出す張出し部28を有している。そして、張出し部28には接続配線47が形成されている。フレキシブル回路基板50は、双方の素子基板1の該接続配線を連結している。
続いて、有機EL装置25の構成について説明する。図2は、有機EL装置25のフレキシブル回路基板50(図1参照)側の端部をY方向の線で切断した状態を模式的に示す断面図である。有機EL装置25は、トップエミッション型であり、素子基板1、素子層2、平坦化層4、画素電極6、隔壁7、発光機能層8、共通電極9、電極保護層10、緩衝層11、ガスバリア層12、充填材13、カラーフィルター層14、カラーフィルター基板16等から構成されている。
素子基板1とカラーフィルター基板16は、透過性を有する無機ガラス等からなり、シール材15により所定の間隔を持って対向配置されている。なお、本実施形態の有機EL装置25はトップエミッション型であるため、素子基板1においては透過性は必須ではない。
素子層2には、各画素17毎に該画素をアクティブ駆動するための画素回路が形成されている。画素回路は駆動用TFT(薄膜トランジスター)3、及び図示しないスイッチング用TFTと保持容量等からなる。画素17が規則的に配置された領域が、表示領域26である。また、素子層2の平面視で上述の表示領域26を囲む領域には、図示を省略しているが走査線駆動回路及びデータ線駆動回路等が形成されている。
素子層2の上方向(Z軸(−)方向)には、例えば、アクリル樹脂等からなる絶縁層である平坦化層4が形成されている。また、素子基板1の一辺がカラーフィルター基板16から張出した張出し部28には、外部配線46が形成されている。外部配線46は、平坦化層4に形成された図示しないコンタクトホールを介して、上述の走査線駆動回路等と導通しており、また、後述するICチップ53(図3参照)を介してフレキシブル回路基板50と導通している。
平坦化層4の上層には、画素17毎に区画されて、反射層5と、画素電極6とがこの順番で積層されている。反射層5は、例えば、アルミニウム等からなり、発光機能層8から素子基板1側に向かう光を反射して、表示に寄与する光にする。画素電極6は、ITO(酸化インジウム・合金)や、ZnO等の透明電極から構成されており、画素毎に素子層2の駆動用TFT3のドレイン端子と平坦化層4を貫通するコンタクトホールにより接続されている。
隔壁7は、光硬化性の黒色樹脂等から構成され、平面視で各画素領域を格子状に区画している。なお、画素領域は平面視で光が射出される領域、すなわち平面的な概念であり、画素17は画素回路及び画素電極等の集合体を示す機能的な概念である。また、素子層2における駆動用TFT3を含む画素回路は、光による誤動作を防止するために、平面的に隔壁7と重なるように配置されている。
発光機能層8は、画素電極6、および隔壁7を覆って形成されている。また、発光機能層8は図2においては一層の構成となっているが、実際は、それぞれが有機物の薄膜からなる正孔輸送層、有機EL層、電子注入層等から構成されており、画素電極6上にこの順番に積層されている。正孔輸送層は、芳香族ジアミン(TPAB2Me−TPD,α−NPD)等の昇華性を有する材料から構成されている。有機EL層は、白色光を放射する有機材料薄膜から構成されている。電子注入層は、LiF(フッ化リチウム)等から構成されている。共通電極9は、MgAg等の金属を、光を透過するようにごく薄く成膜した金属薄膜層である。
電極保護層10は、SiO2や、Si34等の透明で、かつ、水分を遮断する機能を有する材質から構成されている。緩衝層11は、熱硬化性のエポキシ樹脂等の透明な有機緩衝層である。ガスバリア層12は、SiO2や、Si34等の透明で、かつ、水分を遮断する機能を有する封止層であり、発光機能層8への水分の浸入を防止する機能を有している。充填材13は、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂等からなる透明な接着剤層であり、ガスバリア層12とカラーフィルター層14との間の凹凸面に充填されるとともに、両者を接着する。また、外部から、発光機能層8への水分の浸入を防ぐ機能も果たす。
カラーフィルター基板16の発光機能層8側(Z軸(+)側)には、カラーフィルター層14が形成されている。カラーフィルター層14には、赤色カラーフィルター14r、緑色カラーフィルター14g、及び青色カラーフィルター14bが、平面視で画素領域毎に、すなわち隔壁7で区画された領域毎に配置されている。そして、各カラーフィルター間には、遮光層(ブラックマトリクス)14bmが平面視で隔壁7と重なるように格子状に形成されており、画素領域間の混色を抑制している。
このように構成より、各画素において発光機能層8が通電されることにより生じる白色光は、赤色光、緑色光、青色光のいずれかの光として画素領域から射出される。そして、表示領域26では、規則的に配置された複数の画素から射出される表示光により、カラー画像が形成される。
なお、本図においては、各構成部位の積層関係を明確にするために、素子基板1とカラーフィルター基板16との間に挟持された各層の縮尺を上述の一対の基板よりも拡大している。しかし、実際は、上述の一対の基板の間隔は基板の板厚よりも薄く形成されている。具体的には上述の間隔は数μm〜10μm程度の厚さである。このうち、緩衝層11が半分以上の厚さを占めている。ちなみに、厚さがnmオーダーの複数の(有機EL層等の)薄膜からなる発光機能層8の厚さは1μmに満たない。一方、素子基板1およびカラーフィルター基板16の厚さは、それぞれ略40μmである。したがって、有機EL装置25の総厚は、略約90μmとなる。かかる厚さに形成することにより有機EL装置25は強度を損なうことなく柔軟性を得ている。上述したように、本実施形態にかかる電気光学装置31は2つの有機EL装置25を第1のフィルム61とフレキシブル回路基板50とで連結させている。したがって、電気光学装置31は全体として柔軟性を保持している。
なお、素子基板1、およびカラーフィルター基板16は、それぞれが初期段階で0.3〜0.7mm程度の厚さであったものを研磨、またはエッチングして薄板化したものである。かかる薄板化は、表裏のガラス基板が厚い状態の有機EL装置25を形成した後、フッ酸(フッ化水素酸)をエッチング溶液(水溶液)として用いたエッチングにより行うことが好ましい。
電気光学装置31の説明に戻る。図3は、第1の実施形態にかかる電気光学装置31をY方向の線で切断した状態を模式的に示す断面図である。図示するように、電気光学装置31は、互いに所定の間隔をもって配置された2つの有機EL装置25と、該有機EL装置を連結するフレキシブル回路基板50等で構成されている。有機EL装置25は、素子基板1とカラーフィルター基板16、及び該一対の基板に挟持された各要素からなり、素子基板1の外周には接続配線47が形成されている。そして該接続配線は、ICチップ53により同じく素子基板1上に形成された外部配線と導通している。なお、ICチップ53に相当する回路群を素子基板1上に作り込むことにより、ICチップ53を用いない構成も可能である。
フレキシブル回路基板50は一方の面に配線層51が形成されており、該一方の面が上述の2つの有機EL装置25の夫々の接続配線47に対向するように配置されている。したがって、上述の2つの有機EL装置25は同時に、配線層51を介して図示しない外部回路から映像信号等の供給を受けることができる。なお、フレキシブル回路基板50の上述の一方の面において、上述の一対の基板に対向する領域、すなわち接続配線47とフレキシブル回路基板50とが対向している領域以外の領域の少なくとも一部には配線層51を保護するためのソルダーレジスト52が形成されている。
上述したように、一組の(2つの)有機EL装置25は第1の接着剤層41を介して第1のフィルム61に貼り付けられている。また有機EL装置25のカラーフィルター基板16側にも、第3の接着剤層43により有機EL装置25を保護するための透過性を有する第2のフィルムとしての透過性フィルム62が各々の有機EL装置25にそれぞれ貼付されている。したがって、一組の(2つの)有機EL装置25は、各々の有機EL装置25に共通の第1のフィルム61と各々の有機EL装置25にそれぞれ配置される透過性フィルム62との一対のフィルムで挟持されていることとなる。
第1のフィルム61および透過性フィルム62はいずれも可撓性を有するフィルム、さらに透過性フィルム62は透光性を有するフィルムであればいずれも適用できるが、本実施形態においては優れた透明性を有するPET(ポリエチレンテレフタラート)を用いている。また、例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)、TAC(トリアセチルセルロース)、COP(環状オレフィンポリマー)等を用いても良い。
また、第1のフィルム61および透過性フィルム62の表面には、様々な処理を施しても良い。例えば、PMMA等のハードコート層を形成して耐摩耗性を向上させるハードコート処理や、低屈折率のフッ素樹脂からなる低反射防止層(LR)を形成する反射防止処理、表面に凹凸を設けるアンチグレア処理、帯電防止層を形成して埃付着を防ぐ帯電防止処理、皮脂が付着しにくい撥油層を形成する撥油処理等の表面処理を行うことであっても良い。
また、第1の接着剤層41および第3の接着剤層43としては、接着性を有する材料であればいずれも適用できるが、本実施形態の好適例として、耐水性(低吸水率)や絶縁性、柔軟性、透明性、低温溶着性を有するポリエチレンをベースとした樹脂が好ましい。具体的には、ポリエチレン系共重合体として、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)等を用いても良い。また、第1の接着剤層41および第3の接着剤層43には、接着性を低下させた粘着性材料を用いても良い。例えば、アクリル系の樹脂の接着性を低下させた材料であるゲルポリ(登録商標)等を用いても良い。接着性を低下させた粘着性を有する材料を第1の接着剤層41および第3の接着剤層43として用いることによって、第1のフィルム61もしくは透過性フィルム62の貼り直しや位置直しをすることができ、製造を容易に行うことができる。
透過性フィルム62は第1のフィルム61と同様に可撓性を有するフィルムであり、有機EL装置25が薄板化により可撓性を得ている場合、該可撓性を損なわずに該有機EL装置を保護できる。以上の構成により、電気光学装置31は折りたたみ可能な2画面の表示装置として機能する。
図4及び図5は、2画面の表示装置としての電気光学装置31を示す図である。図4は、電気光学装置31の平面視での概要を示す図であり、図5は、電気光学装置31を折り曲げた状態を示す図である。なお、図4においては、接着剤層は図示を省略し、かつ、構成要素の位置関係を明確にするために位置を若干ずらして示している。
図4に示すように、電気光学装置31は、フレキシブル回路基板50と、該フレキシブル回路基板の長軸を中心として、互いに所定の間隔をもって連結された一対の有機EL装置25と、を有している。そして、有機EL装置25のフレキシブル回路基板50側の面は、表示領域26及びICチップ53も含めて、可撓性を有するフィルムで保護されている。したがって、図5に示すように、電気光学装置31はフレキシブル回路基板50の長軸方向を中心として一対の有機EL装置25の各々が左右のページとなるように折り曲げることができる。そして、上述したように素子基板1とカラーフィルター基板16とをエッチング等することで有機EL装置25自体が薄型化されている場合、左右の有機EL装置自体も曲げることができる。したがって、電気光学装置31を本のように扱うことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。図6は本発明の第2の実施形態に係る電気光学装置32の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。本実施形態にかかる電気光学装置32は第1の実施形態の電気光学装置31と類似した構成を有しており、第1のフィルムの性質が異なるのみである。そこで、本実施形態の説明においては、上述の図1、図2等に相当する図は省略する。また、電気光学装置31の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置32の特徴は、一組の(2つの)有機EL装置25を第1の接着剤層41を介して保持している第1のフィルムが、ガラスに比べて高い熱伝導性を有する熱伝導フィルム63である点である。第1のフィルムは、放熱性を有するものであればいずれも適用できるが、本実施形態の好適例として、柔軟性(可撓性)と高い熱伝導率を有するパナソニック株式会社製のPGSグラファイトシート(商品名)を用いている。また、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭素等の粉末を混錬してシート状あるいはフィルム状にした、ゴム状あるいはゲル状のものを用いても良い。さらに、銅やアルミニウム等の金属またはその合金からなる金属箔や、シート状の黒鉛を用いても良い。
本実施形態にかかる電気光学装置32は第1の実施形態の電気光学装置31と同様に、一組の(2つの)有機EL装置25に異なる画像を表示させて、一冊の本のように機能させることができる。
ところで、有機EL装置のような電流駆動型の表示装置の場合、形成する画像によって通電量が大きく異なり、該通電量に比例するように発熱量も大きく異なる。したがって、かかる場合、電気光学装置32を本のように両手で保持した場合に、不快感あるいは違和感を生じさせる。
本実施形態の電気光学装置32は、第1のフィルムに熱伝導フィルム63を用いることで、かかる現象を抑制している。すなわち、熱伝導フィルム63を用いて通電量が多い側の有機EL装置25で生じた熱を他方の有機EL装置25側へ伝えることにより、有機EL装置25間の温度、特に素子基板1側の温度を均等化している。その結果、有機EL装置25間で異なる画像を表示しており、通電量の差が大きい場合においても快適な保持を可能にしている。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について述べる。図7は本発明の第3の実施形態に係る電気光学装置33の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。
本実施形態にかかる電気光学装置33は、第2の実施形態の電気光学装置32と類似した構成を有しており、第1の接着剤層41の態様が異なるのみである。そこで、本実施形態の説明においては、第2の実施形態の説明と同様に上述の図1、図2等に相当する図は省略する。また、電気光学装置32の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置33は、第1の接着剤層41がフレキシブル回路基板50と第1のフィルムとしての熱伝導フィルム63との間にも充填されていることが特徴である。すなわち、第1の接着剤層41がフレキシブル回路基板50に形成された配線層51あるいは該配線層を覆うソルダーレジスト52に完全に密着している。かかる構造により、電気光学装置33をフレキシブル回路基板50の長軸方向を中心として折り曲げて本のように使用する際に、該フレキシブル回路基板の一箇所に応力が集中することを抑制できる。したがって、本実施形態にかかる電気光学装置33は耐久性が向上しており、繰り返して折り曲げるような使用にも耐えることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について述べる。図8は本発明の第4の実施形態に係る電気光学装置34の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。
本実施形態にかかる電気光学装置34は、第3の実施形態の電気光学装置33と類似した構成を有しており、フレキシブル回路基板50と熱伝導フィルム63との間に充填されている接着剤層の態様が異なるのみである。そこで、本実施形態の説明においては、第3の実施形態の説明と同様に上述の図1、図2等に相当する図は省略する。また、電気光学装置33の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置34は、フレキシブル回路基板50と第1のフィルムとしての熱伝導フィルム63との間にも充填されている接着剤が第1の接着剤層41と第2の接着剤層42との2層で構成されていることが特徴である。より具体的には、ソルダーレジスト52の周囲を覆うように第2の接着剤層42が形成されており、ソルダーレジスト52と熱伝導フィルム63との間には第1の接着剤層41と第2の接着剤層42との2層の接着剤層が形成されている。したがって、有機EL装置25と熱伝導フィルム63との接着は上述の各実施形態の電気光学装置と同様に第1の接着剤層41によってなされており、第2の接着剤層42はフレキシブル回路基板50を保護する機能を果たしている。そのため、第2の接着剤層42の材料は、接着性ではなく折り曲げ時の耐久性等に重点がおかれて選択されている。したがって、本実施形態にかかる電気光学装置34は、フレキシブル回路基板50がより一層保護されており、耐久性がより一層向上している。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について述べる。図9は本発明の第5の実施形態に係る電気光学装置35の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。
本実施形態にかかる電気光学装置35は、第4の実施形態の電気光学装置34と類似した構成を有しており、透過性フィルム62の態様が異なるのみである。そこで、本実施形態の説明においては、第4の実施形態の説明と同様に上述の図1、図2等に相当する図は省略する。また、電気光学装置34の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置35は、透過性フィルム62が該電気光学装置のカラーフィルター基板16側の全面を覆っていることが特徴である。すなわち、フレキシブル回路基板50が第2の接着剤層42と透過性フィルム62とで挟持されており、表面が露出していない。かかる構成により、本実施形態にかかる電気光学装置35は該フレキシブル回路基板がより一層保護されており、耐久性がより一層向上している。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について述べる。図10は本発明の第6の実施形態に係る電気光学装置36の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。本実施形態の電気光学装置36は第5の実施形態にかかる電気光学装置35に後述する筐体57等を加えたものである。そこで、第5の実施形態にかかる電気光学装置35の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。また、上述の第2から第5の実施形態の説明と同様に上述の図1、図2等に相当する図は省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置36は熱伝導フィルム63の素子基板1側の反対側の面に筐体57が配置されていることが特徴である。熱伝導フィルム63は第1の接着剤層41で素子基板1に添付されており、該熱伝導フィルムの裏面すなわち素子基板1側の反対側の面には第4の接着剤層44により筐体57が接着されている。
筐体57は剛性を有する板状部材であり、平面視でフレキシブル回路基板50の長軸と重なるような中心軸を有する折り曲げ部58を有している。したがって、本実施形態にかかる電気光学装置36は、上述の他の実施形態にかかる電気光学装置と同様に、フレキシブル回路基板50の長軸方向を中心に折り曲げることが可能である。
一方で、筐体57は剛性を有するため、電気光学装置36は折り曲げられる部分が限定される。すなわち、フレキシブル回路基板50の部分でのみ折り曲げられるため、電気光学装置36が有する2つの有機EL装置25が折り曲げられることが抑制される。したがって、折り曲げる動作を繰り返した場合でも有機EL装置25が損傷等を受けることが抑制されており、耐久性がより一層向上している。
なお、図10においては、筐体57が素子基板1の全面に配置されているように示されている。しかし、筐体57が配置されている領域、すなわち筐体57の平面形状はかかる態様に限定されるものではない。平面視でフレキシブル回路基板50と重なる領域のみ、もしくは該領域を若干Y方向(図1参照)に拡大した領域にのみ形成することも可能である。電気光学装置を折り曲げて本のように使用する場合、折り曲げられ領域は限定されている。フレキシブル回路基板50の中心軸(長軸)から大きく外れた部分で折り曲げられることはほとんど有り得ない。一方で、素子基板1及びカラーフィルター基板16を薄板化して有機EL装置25に可撓性を持たせた場合に、剛性を有する筐体57を素子基板1側の全面に配置してしまうと、該可撓性を損なうこととなる。筐体57を配置する領域を上述のように限定することで、折り曲げ部分の外側の領域における可撓性を維持しつつ電気光学装置全体としての耐久性を向上できる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について述べる。図11は本発明の第7の実施形態に係る電気光学装置37の概略断面図であり、上述の第1の実施形態における図3に相当する図である。
本実施形態にかかる電気光学装置37は、上述の第6の実施形態にかかる電気光学装置36にシート状二次電池を加えたものである。そこで、第6の実施形態にかかる電気光学装置36の構成要素と共通する構成要素には同一の符号を付与し、説明の記載は一部省略する。また、上述の第2から第6の実施形態の説明と同様に上述の図1、図2等に相当する図は省略する。
本実施形態にかかる電気光学装置37は、筐体57の素子基板1側の面、すなわち筐体57と熱伝導フィルム63との間にシート状の二次電池59が配置されていることが特徴である。上述したように有機EL装置25はトップエミッション型であるため、素子基板1側には光が射出されない。したがって、表示品質を低下させることなく、筐体57と熱伝導フィルム63との間に他の構成要素を配置することが可能である。また、筐体57は折り曲げ部58を有しており、該折り曲げ部の部分で厚さが増加している。したがって、第4の接着剤層44は充分な層厚を有しており、接着性を損なうことなく二次電池59を配置できる。かかる構成により、本実施形態の電気光学装置は持ち運び可能となっており、実用性が向上している。
本発明の実施形態は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更や改良を加えた変形例としても実施可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
上述の各実施形態の電気光学装置では、表示装置として有機EL装置を用いている。しかし、本発明の実施の形態は、かかる態様に限定されるものではない。表示装置として無機EL装置、電気泳動表示装置、あるいは粉体表示装置を用いることも可能である。
(変形例2)
上述の各実施形態の電気光学装置は全て、表示装置としての有機EL装置を2つずつ備えている。しかし、本発明の実施の形態は、かかる態様に限定されるものではない。図12に、表示装置としての有機EL装置を4つ備えた電気光学装置の例を示す。なお、図12では、接着剤層は図示を省略しており、また、上述の図4と同様に各層を若干ずらして示している。
図示するように本変形例にかかる電気光学装置は、熱伝導フィルム63上に有機EL装置25が4つ並び、各有機EL装置25間は上述の各実施形態の有機EL装置と同様にフレキシブル回路基板50で連結されている。各有機EL装置25は表示領域26の外側にICチップ53を備え、透過性フィルム62に覆われている。3箇所のフレキシブル回路基板50の位置で折り曲げて、上述の各実施形態の電気光学装置と同等の大きさに畳むことができる。
(変形例3)
上述の各実施形態の電気光学装置は全て2つの有機EL装置25を備えている。しかし、一方の有機EL装置25に換えて略同等の大きさの放熱板を配置することもできる。かかる構成によれば、有機EL装置25内で生じた熱を熱伝導フィルムを介して該放熱板に伝導させて表示面側から放熱させることができる。したがって、有機EL装置25内で生じた熱を容易に放出できる。また、上述の変形例2の電気光学装置のように、有機EL装置25を配置可能な面を3以上持つ電気光学装置の場合、そのうちの1つの面を放熱に利用することで他の2以上の有機EL装置25の表示品質を安定化できる。
(変形例4)
上述の第7の実施形態の電気光学装置では、筐体57と熱伝導フィルム63との間にシート状の二次電池59が配置されていた。しかし、上述の場所に配置する要素は二次電池59に限定されるものではなく、シート状の太陽電池、あるいはシート状回路基板等を配置することもできる。また、上述の各要素を組み合わせて配置することもできる。かかる態様の電気光学装置であれば、持ち運び時の使用がより一層容易となる。また、シート状回路基板にICチップ53の機能を受け持たせることもできる。
1…素子基板、2…素子層、3…駆動用TFT、4…平坦化層、5…反射層、6…画素電極、7…隔壁、8…発光機能層、9…共通電極、10…電極保護層、11…緩衝層、12…ガスバリア層、13…充填材、14…カラーフィルター層、14b…青色カラーフィルター、14bm…遮光層(ブラックマトリクス)、14g…緑色カラーフィルター、14r…赤色カラーフィルター、15…シール材、16…カラーフィルター基板、17…画素、25…有機EL装置、26…表示領域、28…張出し部、31…第1の実施形態の電気光学装置、32…第2の実施形態の電気光学装置、33…第3の実施形態の電気光学装置、34…第4の実施形態の電気光学装置、35…第5の実施形態の電気光学装置、36…第6の実施形態の電気光学装置、37…第7の実施形態の電気光学装置、41…第1の接着剤層、42…第2の接着剤層、43…第3の接着剤層、44…第4の接着剤層、46…外部配線、47…接続配線、50…フレキシブル回路基板、51…配線層、52…ソルダーレジスト、53…ICチップ、57…筐体、58…折り曲げ部、59…シート状の二次電池、61…第1のフィルム、62…第2のフィルムとしての透過性フィルム、63…熱伝導フィルム(熱伝導性を有するフィルム)。

Claims (10)

  1. 可撓性を有する第1のフィルムと、
    前記第1のフィルムの第1の面側に互いに間隔を有するように配置された少なくとも2つの表示装置と、
    隣り合う前記表示装置間を跨ぐ可撓性を有する回路基板と、
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置であって、
    前記第1のフィルムは熱伝導性を有するフィルムであることを特徴とする電気光学装置。
  3. 可撓性を有する第1のフィルムと、
    前記第1のフィルムの第1の面側に互いに間隔を有するように配置された少なくとも2つの表示装置と、
    可撓性を有する回路基板と、を備える電気光学装置であって、
    前記第1のフィルムは熱伝導性を有するフィルムであることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項3に記載の電気光学装置であって、
    前記回路基板は、隣り合う前記表示装置間を跨ぐように設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気光学装置であって、
    前記表示装置は前記第1のフィルムの前記第1の面側に第1の接着剤層を介して配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記第1の接着剤層は前記回路基板と前記第1のフィルムとの間にも充填されていることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項5に記載の電気光学装置であって、
    前記回路基板と前記第1のフィルムとの間には、前記第1の接着剤層とは異なる第2の接着剤層が充填されていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気光学装置であって、
    透過性を有する第2のフィルムが前記表示装置を覆うように配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気光学装置であって、
    前記第1のフィルムの前記第1の面に対向する第2の面には、折り曲げ部を有する筐体が配置されており、
    前記筐体は、隣り合う前記表示装置間の前記間隔を有する領域と平面的に重なる領域に配置されていることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電気光学装置であって、
    前記表示装置は有機EL表示装置であることを特徴とする電気光学装置。
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