JP2011020760A - ダブルデッキエレベータの制御装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベータの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一方の乗りかご内で作業者が運転し、他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合、他方の乗りかごのドアゾーンや着床レベルを容易に認識することができ、床合わせ運転に必要な時間が大幅に削減することが可能であるダブルデッキエレベータの制御装置を提供する。
【解決手段】ダブルデッキエレベータの制御装置において、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、上下に連設された上かご1a及び下かご1bからなるダブルデッキの乗りかご1と、前記上かご1a及び前記下かご1bのうち他方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段と、前記ドアゾーン検出手段により前記他方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出された場合に、一方の乗りかご内に設けられた戸閉ボタンを点灯させる戸開閉領域判定手段16と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ダブルデッキエレベータの制御装置に関するものである。
一般にダブルデッキエレベータは、上かご及び下かごの両方が同時に戸開するタイプと、階床高さが不揃いである等の理由により、上かご及び下かごのうち、どちらか一方のみが戸開するタイプの2種類に大別できる。
従来の上かご及び下かごの両方が同時に戸開するタイプのダブルデッキエレベータの制御装置においては、他方の乗りかごのかご呼び等により到着した階床に停止しているときに、一方の乗りかご内の乗客が自身の目的階でない階床に誤って降りることを防止するものとして、かご呼び又は乗りかごに割当てられた乗場呼びにより到着した階床において乗りかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸開ボタンの状態が戸開であり(すなわち、例えば前記戸開ボタンが押下され)他方の乗りかごのかご呼び又は他方の乗りかごに割当てられた乗場呼びにより到着した階床である場合には、戸開を禁止する演算処理手段と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−250947号公報
一方、従来における、上かご及び下かごのうち、どちらか一方のみが戸開するタイプのダブルデッキエレベータにおいては、据付工事や例えば一方の乗りかご内で運転して他方の乗りかごに重りを載せる等の保守作業時等に、上かごと下かごの間で作業員が行き来する必要がある際に、一方の乗りかご内で作業者が運転し、他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合、上かご及び下かごのいずれか一方のみしか戸開しないこともあり、他方の乗りかごのドアゾーンや着床レベルを容易に認識できないため、床合わせ運転に必要な時間が大幅に増加してしまい、結果的に据付や保守の作業時間に多大なロスが発生してしまうという課題があった。
また、特許文献1に示された従来におけるダブルデッキエレベータの制御装置は、上かご及び下かごの両方が同時に戸開するタイプのダブルデッキエレベータにおけるものであって、上かご及び下かごのうち、どちらか一方のみが戸開するタイプのダブルデッキエレベータにおける前述の事情については考慮されておらず、前述の課題を解決することはできないことから、一般の従来におけるダブルデッキエレベータに関して同様の課題があるといえる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、一方の乗りかご内で作業者が運転し、他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合、他方の乗りかごのドアゾーンや着床レベルを容易に認識することができ、床合わせ運転に必要な時間が大幅に削減することが可能であって、結果的に据付や保守の作業時間の短縮化を図ることができるダブルデッキエレベータの制御装置を得るものである。
この発明に係るダブルデッキエレベータの制御装置においては、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、上下に連設された上かご及び下かごからなるダブルデッキの乗りかごと、前記上かご及び前記下かごのうち他方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段と、前記ドアゾーン検出手段により前記他方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出された場合に、一方の乗りかご内に設けられた戸閉ボタンを点灯させる戸開閉領域判定手段と、を備えた構成とする。
また、エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、上下に連設された上かご及び下かごからなるダブルデッキの乗りかごと、前記上かご及び前記下かごのうち一方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段と、前記ドアゾーン検出手段により前記一方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出された場合に、前記一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタンを点灯させる戸開閉領域判定手段と、を備えた構成とする。
この発明に係るダブルデッキエレベータの制御装置においては、一方の乗りかご内で作業者が運転し、他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合、他方の乗りかごのドアゾーンや着床レベルを容易に認識することができ、床合わせ運転に必要な時間が大幅に削減することが可能であって、結果的に据付や保守の作業時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1から実施の形態3に係るダブルデッキエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態3に係るダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はダブルデッキエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図、図2はダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。
図において1はエレベータの図示しない昇降路内に昇降自在に配置されたダブルデッキの乗りかごであり、上下相互に連設された上かご1a及び下かご1bからなっている。そして、この乗りかご1の上端部すなわち上かご1aの上端部には主索3の一端が連結されている。
昇降路の頂部には、当該エレベータの運転を駆動する電動機2が設置されており、主索3の中間部がこの電動機2の駆動綱車2aに巻き掛けられている。
また、主索3の他端は、昇降路内に昇降自在に配置された釣合い重り4の上端部に連結されており、乗りかご1及び釣合い重り4は、こうして主索3によりつるべ状に吊持され、電動機2(の駆動綱車2a)の回転駆動により互いに反対方向に昇降する。
電動機2は、三相交流電源5から三相交流電流の供給を受けて回転駆動する。また、電動機2には、この電動機2の回転速度を検出する速度検出器6が直結されており、この速度検出器6は回転速度の検出結果を速度検出信号20として出力する。
当該エレベータの運行は、運行制御回路7の指令の下で制御されており、この運行制御回路7は、乗りかご1の運転速度すなわち電動機2の回転速度を制御すべく速度指令信号21を出力する。
これらの、速度検出器6からの速度検出信号20及び運行制御回路7からの速度指令信号21は速度制御回路8へと入力される。
この速度制御回路8は、これらの速度検出信号20及び速度指令信号21の情報に基づいて電流指令信号22を、電動機2と三相交流電源5との間に設けられた駆動回路9へと出力する。
そして、この駆動回路9は、速度制御回路8から出力される電流指令信号22の入力を受けて、三相交流電源5から電動機2へと供給される三相交流電流の周波数等を制御し、最終的に運行制御回路7からの速度指令信号21に基づく速度制御がなされる。
乗りかご1すなわち上かご1a及び下かご1bが停止する階床には乗場が設けられている。当該エレベータには、階床高さが不揃いであるために上かご1a及び下かご1bの双方が同時に戸開することがない(上下に隣接する2つの)階床があり、ここではこれらの階床に設けられた乗場を第1の乗場10a及び第2の乗場10bとする。
そして、これらの互いに上下に隣接する第1の乗場10a及び第2の乗場10bについて、第1の乗場10aは第2の乗場10bの階床の1つ上の階床(換言すれば第2の乗場10bは第1の乗場10aの階床の1つ下の階床)であるとし、図1に示すのは乗りかご1のうち上かご1aが第1の乗場10aの階床に停止している状態である。
上かご1a及び下かご1bの正面には、かご出入口を開閉自在に塞ぐ上かご戸11a及び下かご戸11bがそれぞれ設けられている。
第1の乗場10aの近傍の昇降路壁には、上かご戸11a及び下かご戸11bの所定の戸開閉可能領域(以下「ドアゾーン」という)を規定するための第1の上かご用プレート12a及び第1の下かご用プレート12cが、上かご1a及び下かご1bのそれぞれに対応して設けられている。
また、同様に、第2の乗場10bの近傍の昇降路壁には、ドアゾーンを規定するための第2の上かご用プレート12b及び第2の下かご用プレート12dが、上かご1a及び下かご1bのそれぞれに対応して設けられている。
そして、上かご1aには上かご用ドアゾーン検出器13aが、下かご1bには下かご用ドアゾーン検出器13bが、それぞれ設けられ、上かご戸11a(下かご戸11b)が戸開閉可能である所定のドアゾーンに上かご1a(下かご1b)が位置した際に、上かご用ドアゾーン検出器13a(下かご用ドアゾーン検出器13b)が、第1の上かご用プレート12a又は第2の上かご用プレート12b(第1の下かご用プレート12c又は第2の下かご用プレート12d)に対向するようにそれぞれ配設されている。
より詳しくは、上かご1aが第1の乗場10aの階床に停止して戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置するときに、上かご用ドアゾーン検出器13aが第1の上かご用プレート12aに対向し、上かご1aが第2の乗場10bの階床に停止して戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置するときに、上かご用ドアゾーン検出器13aが第2の上かご用プレート12bに対向するように、第1の上かご用プレート12a及び第2の上かご用プレート12b並びに上かご用ドアゾーン検出器13aが配設されている。
また、同様に、下かご1bが第1の乗場10aの階床に停止して戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置するときに下かご用ドアゾーン検出器13bが第1の下かご用プレート12cに対向し、下かご1bが第2の乗場10bの階床に停止して戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置するときに、下かご用ドアゾーン検出器13bが第2の下かご用プレート12dに対向するように、第1の下かご用プレート12c及び第2の下かご用プレート12d並びに下かご用ドアゾーン検出器13bが配設されている。
そして、上かご用ドアゾーン検出器13aは、第1の上かご用プレート12a又は第2の上かご用プレート12bに対向すると、これを検出して上かごドアゾーン信号23aを運行制御回路7へと出力する。また、同様に、下かご用ドアゾーン検出器13bは、第1の下かご用プレート12c又は第2の下かご用プレート12dに対向すると、これを検出して下かごドアゾーン信号23bを運行制御回路7へと出力する。
これらの第1の上かご用プレート12a、第2の上かご用プレート12b、第1の下かご用プレート12c及び第2の下かご用プレート12d、並びに、上かご用ドアゾーン検出器13a及び下かご用ドアゾーン検出器13bは、上かご1aや下かご1bが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段を構成している。
上かご1a内には、利用者の操作により上かご戸11aを戸開するための上かご用戸開ボタン及び同じく利用者の操作により上かご戸11aを戸閉するための上かご用戸閉ボタンからなる上かご用戸開閉ボタン14aが設置されており、利用者によるこの上かご用戸開閉ボタン14aの操作情報は、上かご用戸開ボタンの場合は上かご戸開信号、上かご用戸閉ボタンの場合は上かご戸閉信号(両者を合わせて「上かご戸開・戸閉信号24a」という)として、上かご用戸開閉ボタン14aから運行制御回路7へと出力される。
同様に、下かご1b内には、利用者の操作により下かご戸11bを戸開するための下かご用戸開ボタン及び同じく利用者の操作により下かご戸11bを戸閉するための下かご用戸閉ボタンからなる下かご用戸開閉ボタン14bが設置されており、利用者によるこの下かご用戸開閉ボタン14bの操作情報は、下かご用戸開ボタンの場合は下かご戸開信号、下かご用戸閉ボタンの場合は下かご戸閉信号(両者を合わせて「下かご戸開・戸閉信号24b」という)として、下かご用戸開閉ボタン14bから運行制御回路7へと出力される。
運行制御回路7は上かご1aの上かご戸11aへと上かご用戸開閉信号25aを出力し、これを受けた上かご戸11aは、この上かご用戸開閉信号25aに従って戸開閉を行う。同様に、運行制御回路7は下かご1bの下かご戸11bへと下かご用戸開閉信号25bを出力し、これを受けた下かご戸11bは、この下かご用戸開閉信号25bに従って戸開閉を行う。
また、上かご1a及び下かご1b内には、据付作業や保守作業時等に使用するため、それぞれ上かご用手動運転ボタン15a及び下かご用手動運転ボタン15bが設置されている。据付作業や保守作業時等には、作業員がこの上かご用手動運転ボタン15a又は下かご用手動運転ボタン15bを操作すると、この上かご用手動運転ボタン15a又は下かご用手動運転ボタン15bからそれぞれ上かご手動運転信号26a又は下かご手動運転信号26bが運行制御回路7へと出力され、この上かご手動運転信号26a又は下かご手動運転信号26bの情報に基づいて当該エレベータの運行制御が行われる。
上かご用ドアゾーン検出器13aや下かご用ドアゾーン検出器13bから出力されて運行制御回路7に入力された上かごドアゾーン信号23a及び下かごドアゾーン信号23bは、この運行制御回路7から戸開閉領域判定回路16(戸開閉領域判定手段)に対しても送信されている。
この戸開閉領域判定回路16(戸開閉領域判定手段)は、上かご用手動運転ボタン15a又は下かご用手動運転ボタン15bが操作されている(上かご手動運転信号26a又は下かご手動運転信号26bが出力されている)場合に、これらの上かごドアゾーン信号23a及び下かごドアゾーン信号23bの情報に基づいて、上かご1aの上かご戸11aや下かご1bの下かご戸11bが戸開可能であるか否かについて判定を行うものである。
また、上かご用戸開閉ボタン14a(すなわち上かご用戸開ボタン及び上かご用戸閉ボタン)並びに下かご用戸開閉ボタン14b(すなわち下かご用戸開ボタン及び下かご用戸閉ボタン)のそれぞれには、点灯消灯点滅等が可能な、例えばLED(発光ダイオード)等からなるボタン灯(図示せず)が設けられている。
そして、上かご用戸開閉ボタン14aに設けられたボタン灯は戸開閉領域判定回路16から出力される上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aに従ってその点灯状態が変化し、下かご用戸開閉ボタン14bに設けられたボタン灯は戸開閉領域判定回路16から出力される下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bに従ってその点灯状態が変化する。
この実施の形態にあっては、ダブルデッキエレベータの制御装置、特に戸開閉領域判定回路は、図2に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS1において、戸開閉領域判定回路16は、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aが入力された否か、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にあるか否か、について判定を行う。
この判定において、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aの入力がされた、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にある、と判定された場合には、ステップS2へと進み、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸開ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯する。
そして、続くステップS3において、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸閉ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯した後、ステップS4へと移る。
また、ステップS1の判定において、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aの入力がされない、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にない、と判定された場合には、ステップS2及びS3はスキップされ、ステップS1から直接ステップS4へと移行する。
ステップS4においては、戸開閉領域判定回路16により、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bが入力された否か、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にあるか否か、について判定が行われる。
この判定において、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bの入力がされた、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にある、と判定された場合には、ステップS5へと進み、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸開ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯する。
そして、続くステップS6において、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸閉ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯した後、ステップS7へと至り一連の動作フローは終了する。
また、ステップS4の判定において、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bの入力がされない、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にない、と判定された場合には、ステップS5及びS6はスキップされ、ステップS4から直接ステップS7へと至り、一連の動作フローは終了する。
このようにして、戸開閉領域判定回路16における判定に基づいて、上かご1aがドアゾーン内にあって上かご戸11aが戸開閉可能な場合には上かご1a内の上かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯するとともに、下かご1b内の下かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯する。
また、下かご1bがドアゾーン内にあって下かご戸11bが戸開閉可能な場合には下かご1b内の下かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯するとともに、上かご1a内の上かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯する。
これをエレベータの作業員の立場からみてみると、上かご1a又は下かご1bに搭乗している作業員は、自身が搭乗している乗りかご内の戸開ボタンが点灯している場合には、自身が搭乗している乗りかごが戸開閉可能であることが判り、また、自身が搭乗している乗りかご内の戸閉ボタンが点灯している場合には、自身が搭乗しているのとは反対側の、自身が搭乗していない乗りかごが戸開閉可能であることが判るということである。
具体的に図1に示す状況においては、上かご1aは第1の乗場10aの階床に停止し、上かご用ドアゾーン検出器13aが第1の上かご用プレート12aと対向しているのに対し、下かご1bは、第1の乗場10a及び第2の乗場10bのいずれにも停止しておらず、下かご用ドアゾーン検出器13bは、第1の下かご用プレート12c及び第2の下かご用プレート12dのいずれとも対向していない。
従って、上かご用ドアゾーン検出器13aからは上かごドアゾーン信号23aが出力されるが下かご用ドアゾーン検出器13bからは下かごドアゾーン信号23bは出力されず、戸開閉領域判定回路16の判定により、上かご1a内の上かご用戸開ボタンが点灯するとともに、下かご1b内の下かご用戸閉ボタンが点灯する。
よって、下かご1b内に作業者がいて上かご1a内にはいない場合、この作業員は下かご1b内にいながらにして下かご用戸開閉ボタン14bの下かご用戸閉ボタンが点灯しているのを見て、上かご1aがドアゾーン内にあり戸開閉可能であることを認識することができる。
なお、ここでは、ドアゾーン内にある一方の乗りかご内の戸開ボタンを点灯させるとともに他方の乗りかごの戸閉ボタンを点灯させるようにしたが、この点灯させるボタンの関係は逆でも差し支えない。すなわち、ドアゾーン内にある一方の乗りかご内の戸閉ボタンを点灯させるとともに他方の乗りかごの戸開ボタンを点灯させるようにしてもよい。
さらになお、図1中の上かご戸開検出装置17a及び下かご戸開検出装置17bは、後述する実施の形態2で用いるものであり、その動作等は実施の形態2の説明において詳述する。ここで説明した実施の形態1においては、必ずしも設ける必要のないものである。
以上のように構成されたダブルデッキエレベータの制御装置においては、ドアゾーン検出手段により、上かご及び下かごのうち他方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することが検出された場合に、戸開閉領域判定手段により一方の乗りかご内に設けられた戸閉ボタンを点灯させ、また、ドアゾーン検出手段により、上かご及び下かごのうち一方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することが検出された場合に、戸開閉領域判定手段により一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタンを点灯させることで、一方の乗りかご内で作業者が運転し他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合であっても、乗りかごのドアゾーンや着床レベルを容易に認識することができ、床合わせ運転に必要な時間が大幅に削減することが可能であって、結果的に据付や保守の作業時間の短縮化を図ることができる。
また、一方の乗りかご内の操作者(作業員)によりエレベータが手動運転中である場合に、戸開閉領域判定手段の機能を有効とし、前記戸開閉領域判定手段の判定結果に応じて一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタン又は戸閉ボタンを点灯させることにより、戸開閉領域判定手段の機能が必要なときに当該機能を作用させることが可能である。
実施の形態2.
図1及び図3は、この発明の実施の形態2に係るもので、図1はダブルデッキエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図、図3はダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成に加えて、上かご戸及び下かご戸の戸開状態を検出し、ドアゾーン検出結果に加えこの戸開状態の検出結果にも基づいて、上かご及び下かごの戸開閉ボタンの点灯状態を、ドアゾーン内にあって戸開閉可能である場合の点灯状態とは区別可能に変化(点滅)させるようにしたものである。
すなわち、上かご1aには、上かご戸11aの戸開状態を検出し、この検出結果を上かご戸開検出信号28aとして運行制御回路7へと出力する上かご戸開検出装置17aが設けられている。また、下かご1bについても同様に、下かご戸11bの戸開状態を検出し、この検出結果を下かご戸開検出信号28bとして運行制御回路7へと出力する下かご戸開検出装置17bが設けられている。
これらの上かご戸開検出装置17a及び下かご戸開検出装置17bは、上かご1aや下かご1bが戸開中であることを検出する戸開検出手段を構成している。
そして、これらの上かご戸開検出信号28a及び下かご戸開検出信号28bは、運行制御回路7を介して戸開閉領域判定回路16にも入力されており、戸開閉領域判定回路16は、上かごドアゾーン信号23a及び下かごドアゾーン信号23bに加え、これら上かご戸開検出信号28a及び下かご戸開検出信号28bにも基づいて、上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aや下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを上かご用戸開閉ボタン14aや下かご用戸開閉ボタン14bへと出力する。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であり、その詳細説明は省略する。
この実施の形態にあっては、ダブルデッキエレベータの制御装置、特に戸開閉領域判定回路は、図3に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS11において、戸開閉領域判定回路16は、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aが入力された否か、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にあるか否か、について判定を行う。
この判定において、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aの入力がされた、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にある、と判定された場合には、ステップS12へと進み、戸開閉領域判定回路16は、上かご戸開検出装置17aから出力される上かご戸開検出信号28aに基づいて、上かご1aの上かご戸11aが戸開中であるか否かについて判定を行う。
この判定において、上かご戸11aが戸開中であると判定された場合には、ステップS13へと移り、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸開ボタンのボタン灯を点滅させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸開ボタンのボタン灯が点滅する。
そして、続くステップS14において、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸閉ボタンのボタン灯を点滅させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸閉ボタンのボタン灯が点滅した後、ステップS17へと移る。
一方、ステップS12の判定において、上かご戸11aが戸開中でないと判定された場合には、ステップS15へと移行し、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸開ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯する。
そして、続くステップS16において、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸閉ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯した後、ステップS17へと移る。
また、ステップS11の判定において、上かご用ドアゾーン検出器13aから出力された上かごドアゾーン信号23aの入力がされない、すなわち、上かご1aが所定のドアゾーン内にない、と判定された場合には、ステップS11から直接ステップS17へと移行する。
ステップS17においては、戸開閉領域判定回路16により、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bが入力された否か、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にあるか否か、について判定が行われる。
この判定において、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bの入力がされた、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にある、と判定された場合には、ステップS18へと進み、戸開閉領域判定回路16は、下かご戸開検出装置17bから出力される下かご戸開検出信号28bに基づいて、下かご1bの下かご戸11bが戸開中であるか否かについて判定を行う。
この判定において、下かご戸11bが戸開中であると判定された場合には、ステップS19へと移り、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸開ボタンのボタン灯を点滅させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸開ボタンのボタン灯が点滅する。
そして、続くステップS20において、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸閉ボタンのボタン灯を点滅させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸閉ボタンのボタン灯が点滅した後、ステップS23へと至り一連の動作フローは終了する。
一方、ステップS18の判定において、下かご戸11bが戸開中でないと判定された場合には、ステップS21へと移行し、戸開閉領域判定回路16は、下かご用戸開閉ボタン14bへと下かご用戸開ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを出力し、この下かご用戸開閉ボタン灯制御信号27bを受けて下かご用戸開ボタンのボタン灯が点灯する。
そして、続くステップS22において、戸開閉領域判定回路16は、上かご用戸開閉ボタン14aへと上かご用戸閉ボタンのボタン灯を点灯させる旨を指令する上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを出力し、この上かご用戸開閉ボタン灯制御信号27aを受けて上かご用戸閉ボタンのボタン灯が点灯した後、ステップS23へと至り一連の動作フローは終了する。
また、ステップS17の判定において、下かご用ドアゾーン検出器13bから出力された下かごドアゾーン信号23bの入力がされない、すなわち、下かご1bが所定のドアゾーン内にない、と判定された場合には、ステップS17から直接ステップS23へと至り一連の動作フローは終了する。
このようにして、戸開閉領域判定回路16における判定に基づいて、上かご用戸開閉ボタン14a及び下かご用戸開閉ボタン14bのボタン灯の点灯点滅状態を変化させることで、上かご1a又は下かご1bに搭乗している作業員は、自身が搭乗している乗りかご内の戸開ボタンが点灯している場合には、自身が搭乗している乗りかごが戸開閉可能であることが判り、また、自身が搭乗している乗りかご内の戸開ボタンが点滅している場合には、自身が搭乗している乗りかごが戸開状態であることが判る。
そして、自身が搭乗している乗りかご内の戸閉ボタンが点灯している場合には、自身が搭乗しているのとは反対側の、自身が搭乗していない乗りかごが戸開閉可能であることが判り、自身が搭乗している乗りかご内の戸閉ボタンが点滅している場合には、自身が搭乗しているのとは反対側の、自身が搭乗していない乗りかごが戸開状態であることが判る。
なお、この実施の形態2においても実施の形態1同様、点灯や点滅させるボタンの関係は戸開ボタンと戸閉ボタンとで逆にしても差し支えない。また、ここでは、戸開閉可能である場合に点灯、実際に戸開している場合に点滅するようにしたが、この点灯・点滅についての関係を逆にすることもできる。さらには、点灯・点滅の状態についても、互いに区別可能な状態であればこれに限られるものではなく、例えばボタン灯の点灯色や発光輝度を変化させるといったことが考えられる。
以上のように構成されたダブルデッキエレベータの制御装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、ドアゾーン検出手段により、上かご及び下かごのうち他方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することが検出され、かつ、戸開検出手段により他方の乗りかごが戸開中であることが検出された場合に、戸開閉領域判定手段により一方の乗りかご内に設けられた戸閉ボタンを点滅させ、また、ドアゾーン検出手段により、上かご及び下かごのうち一方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することが検出され、かつ、戸開検出手段により一方の乗りかごが戸開中であることが検出された場合に、戸開閉領域判定手段により一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタンを点滅させることで、一方の乗りかご内で作業者が運転し他方の乗りかごに作業者が搭乗していない場合であっても、乗りかごの戸開状態を容易に認識することができ、据付や保守作業の効率を向上させることが可能である。
実施の形態3.
図1及び図4は、この発明の実施の形態3に係るもので、図1はダブルデッキエレベータの制御装置の全体構成を示すブロック図、図4はダブルデッキエレベータの制御装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1や実施の形態2の構成に加えて、据付・保守切換えスイッチを設け、この据付・保守切換えスイッチがオフである場合には戸開閉領域判定回路を無効にして戸開閉領域判定に基づく戸開閉ボタンの点灯状態制御を行わないようにし、この据付・保守切換えスイッチがオンである場合に戸開閉領域判定回路を有効にして戸開閉領域判定に基づく戸開閉ボタンの点灯状態制御を行うようにしたものである。
すなわち、作業員の操作により当該エレベータの運転モードを通常モードと据付・保守運転モードとの間で切換えを行う据付・保守切換えスイッチ(図示せず)が、例えば乗りかご1(上かご1a及び下かご1b)内に設けられており、この据付・保守切換えスイッチのオン/オフの状態は、運行制御回路7へと出力される。
そして、運行制御回路7は、この据付・保守切換えスイッチのオン/オフの状態に基づいて、据付・保守切換えスイッチがオンである場合には、当該エレベータの運転モードを据付・保守運転モードにするとともに戸開閉領域判定回路16の機能を有効にし、据付・保守切換えスイッチがオフである場合には、当該エレベータの運転モードを通常運転モードにするとともに戸開閉領域判定回路16の機能を無効にする。
なお、他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同様であり、その詳細説明は省略する。
この実施の形態にあっては、ダブルデッキエレベータの制御装置は図3に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS31において、運行制御回路7は、据付・保守切換えスイッチの状態がオンであるか否かについて確認を行う。この確認において、据付・保守切換えスイッチの状態がオンであるか否かについて確認を行う。この確認において、据付・保守切換えスイッチの状態がオンであることが確認された場合には、ステップS32へと移行して、運行制御回路7は、戸開閉領域判定回路16の機能を有効とし、戸開閉領域判定回路16の機能に基づき、実施の形態1や実施の形態2で述べたような上かご用戸開閉ボタン14a及び下かご用戸開閉ボタン14bのボタン灯の点灯制御が行われる。
一方、ステップS31の確認において、据付・保守切換えスイッチの状態がオンでなくオフであることが確認された場合には、ステップS33へと移行して、運行制御回路7は、戸開閉領域判定回路16の機能を無効とする。
そして、ステップS32及びステップS33の後は、ステップS34へと至り一連の動作フローは終了する。
なお、ここでは、運行制御回路7により戸開閉領域判定回路16の有効/無効を判断するようにしたが、運行制御回路7ではなく戸開閉領域判定回路16自身により戸開閉領域判定回路16の有効/無効を判断するようにしてもよい。
以上のように構成されたダブルデッキエレベータの制御装置においては、実施の形態1又は実施の形態2と同様の効果を奏することができるのに加えて、据付・保守切換えスイッチがオンである場合に戸開閉領域判定手段の機能を有効とし、戸開閉領域判定手段の判定結果に応じて一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタン又は戸閉ボタンを点灯又は点滅させ、据付・保守切換えスイッチがオフである場合に戸開閉領域判定手段の機能を無効とすることにより、戸開閉領域判定手段の機能が必要なときのみに当該機能を作用させ、当該機能が不要である通常運転時においては当該機能を作用させないことが可能である。
1 乗りかご
1a 上かご
1b 下かご
2 電動機
2a 駆動綱車
3 主索
4 釣合い重り
5 三相交流電源
6 速度検出器
7 運行制御回路
8 速度制御回路
9 駆動回路
10a 第1の乗場
10b 第2の乗場
11a 上かご戸
11b 下かご戸
12a 第1の上かご用プレート
12b 第2の上かご用プレート
12c 第1の下かご用プレート
12d 第2の下かご用プレート
13a 上かご用ドアゾーン検出器
13b 下かご用ドアゾーン検出器
14a 上かご用戸開閉ボタン
14b 下かご用戸開閉ボタン
15a 上かご用手動運転ボタン
15b 下かご用手動運転ボタン
16 戸開閉領域判定回路
17a 上かご戸開検出装置
17b 下かご戸開検出装置
20 速度検出信号
21 速度指令信号
22 電流指令信号
23a 上かごドアゾーン信号
23b 下かごドアゾーン信号
24a 上かご戸開・戸閉信号
24b 下かご戸開・戸閉信号
25a 上かご用戸開閉信号
25b 下かご用戸開閉信号
26a 上かご手動運転信号
26b 下かご手動運転信号
27a 上かご用戸開閉ボタン灯制御信号
27b 下かご用戸開閉ボタン灯制御信号
28a 上かご戸開検出信号
28b 下かご戸開検出信号

Claims (7)

  1. エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、上下に連設された上かご及び下かごからなるダブルデッキの乗りかごと、
    前記上かご及び前記下かごのうち他方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段と、
    前記ドアゾーン検出手段により前記他方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出された場合に、一方の乗りかご内に設けられた戸閉ボタンを点灯させる戸開閉領域判定手段と、を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの制御装置。
  2. 前記他方の乗りかごが戸開中であることを検出する戸開検出手段をさらに備え、
    前記戸開閉領域判定手段は、前記ドアゾーン検出手段により前記他方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出され、かつ、前記戸開検出手段により前記他方の乗りかごが戸開中であることが検出された場合に、前記一方の乗りかご内に設けられた前記戸閉ボタンを点滅させることを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータの制御装置。
  3. エレベータの昇降路内に昇降自在に配置され、上下に連設された上かご及び下かごからなるダブルデッキの乗りかごと、
    前記上かご及び前記下かごのうち一方の乗りかごが、戸開閉可能である所定のドアゾーン内に位置することを検出するドアゾーン検出手段と、
    前記ドアゾーン検出手段により前記一方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出された場合に、前記一方の乗りかご内に設けられた戸開ボタンを点灯させる戸開閉領域判定手段と、を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの制御装置。
  4. 前記一方の乗りかごが戸開中であることを検出する戸開検出手段をさらに備え、
    前記戸開閉領域判定手段は、前記ドアゾーン検出手段により前記一方の乗りかごが前記ドアゾーン内に位置することが検出され、かつ、前記戸開検出手段により前記一方の乗りかごが戸開中であることが検出された場合に、前記一方の乗りかご内に設けられた前記戸開ボタンを点滅させることを特徴とする請求項3に記載のダブルデッキエレベータの制御装置。
  5. 前記一方の乗りかご内の操作者により前記エレベータが手動運転中である場合に、前記戸開閉領域判定手段の機能を有効とし、前記戸開閉領域判定手段の判定結果に応じて前記一方の乗りかご内に設けられた前記戸開ボタン又は前記戸閉ボタンを点灯又は点滅させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のダブルデッキエレベータの制御装置。
  6. 据付・保守切換えスイッチをさらに備え、
    前記据付・保守切換えスイッチがオンである場合に前記戸開閉領域判定手段の機能を有効とし、前記戸開閉領域判定手段の判定結果に応じて前記一方の乗りかご内に設けられた前記戸開ボタン又は前記戸閉ボタンを点灯又は点滅させ、前記据付・保守切換えスイッチがオフである場合に前記戸開閉領域判定手段の機能を無効とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のダブルデッキエレベータの制御装置。
  7. 前記エレベータは、前記上かご及び前記下かごの双方が同時に戸開することがない階床があるものであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のダブルデッキエレベータの制御装置。
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