JP2011017759A - 振動発生装置および電子楽器 - Google Patents
振動発生装置および電子楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011017759A JP2011017759A JP2009160630A JP2009160630A JP2011017759A JP 2011017759 A JP2011017759 A JP 2011017759A JP 2009160630 A JP2009160630 A JP 2009160630A JP 2009160630 A JP2009160630 A JP 2009160630A JP 2011017759 A JP2011017759 A JP 2011017759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- string
- parameter
- fret
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
【課題】 演奏者に対してフィードバックを与え、演奏に臨場感を与える。
【解決手段】 電子楽器10の本体11およびヘッド13には振動モータ22、23が配置される。振動モータ22、23は、それぞれ、駆動信号によりその振動量が制御される。弦振動検出部43は、複数の弦16の弦振動スイッチ40の信号に基づき各弦の振動レベルを検出し、振動量演算部46は、弦が振動しているときの振動レベルに基づく第1の振動パラメータを算出し、当該第1の振動パラメータに対応する所定の振動量を示す駆動信号を生成して、振動部35を構成する振動モータ22、23にそれぞれ出力する。
【選択図】 図3
Description
前記複数の弦のそれぞれの振動レベルを検出する弦振動検出手段と、
前記本体内およびヘッド内に配置された振動手段と、
前記振動手段を駆動する駆動信号であって、その振動量を制御可能な駆動信号を生成する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、前記弦が振動しているときの振動レベルに基づく第1の振動パラメータを算出し、当該第1の振動パラメータに対応する所定の振動量を示す駆動信号を生成することを特徴とする振動発生装置により達成される。
前記制御手段が、各弦の振動レベルに基づく第1の振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成する。
前記フレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段を備え、
前記制御手段が、オン状態のフレットスイッチの、前記ネックの長手方向における位置に基づき、前記位置が前記ボディに近づくのにしたがって、その振動レベルを小さくする第2の振動パラメータを算出し、前記第1の振動パラメータおよび第2の振動パラメータに基づき前記駆動信号を生成する。
前記列方向の各列のフレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段を備え、
前記制御手段が、前記列ごとに、オン状態のフレットスイッチの、前記ネックの長手方向における位置に基づき、前記位置が前記ボディに近づくのにしたがって、その振動レベルを小さくする第2の振動パラメータを算出し、
前記列についての第2のパラメータと、当該列に対応する弦についての第1のパラメータとに基づいたパラメータの総和を算出し、当該振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成する。
前記ネックに配設された複数のフレットスイッチであって、長手方向に並べられた一群のフレットスイッチが、前記長手方向に直行する列方向に前記弦の数だけ配設された複数のフレットスイッチと、
前記列方向の各列のフレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段と、
前記複数の弦のそれぞれの振動レベルを検出する弦振動検出手段と、
前記フレットスイッチの操作状態および当該フレットスイッチに対応付けられた弦の振動レベルにしたがって、所定の音高の楽音を発生する楽音発生手段と、
前記本体内およびヘッド内に配置された振動手段と、
前記振動手段を駆動する駆動信号であって、その振動量を制御可能な駆動信号を生成する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、前記弦が振動しているときの振動レベルに基づく第1の振動パラメータを算出し、前記各弦についての第1のパラメータの総和に対応する所定の振動量を示す駆動信号を生成することを特徴とする電子楽器により達成される。
前記列についての第2のパラメータと、当該列に対応する弦についての第1のパラメータとに基づいたパラメータの総和を算出し、当該振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成する。
完全1度>完全8度>完全5度
の順で、前記振動パラメータの総和を増大させる。
R(4)=0.7
R(3)=0.5
R(2)=0.4
R(1)=0.3
本実施の形態においては、弦の番号kとパラメータR(k)とを関連付けた第2のパラメータテーブルを用意し、ROM32に格納している。CPU31は、処理中のパラメータkの値に基づいて、R(k)を取得することができる。なお、上記R(k)の値は上述したものに限定されない。
第5弦:第2フレット(B2)
第4弦:第2フレット(E3)
第3弦:第1フレット(G#3)
第2弦:開放弦(B3)
第1弦:開放弦(E4)
この場合には、第6弦と第5弦とが完全5度、第6弦と第4弦とが完全8度、第5弦と第2弦とが完全8度、第4弦と第2弦とが完全5度、および、第4弦と第1弦とが完全8度の関係を有することになる。
11 ボディ
12 ネック
13 ヘッド
14 ブリッジ
15 弦支持部材
16 弦
21 スイッチ群
22、23 振動モータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 スイッチ部
35 振動部
36 サウンドシステム
40 弦振動スイッチ
41、42 フレットスイッチ
43 弦振動検出部
44 フレットスイッチ状態検出部
45 音源処理部
46 振動量演算部
Claims (9)
- 本体と、本体から長手方向に延びるネックと、ネックの端部に取り付けられたヘッドとを備え、前記本体表面に、複数の弦が張設された電子楽器において、前記弦の振動に基づき前記電子楽器を振動させる振動発生装置であって、
前記複数の弦のそれぞれの振動レベルを検出する弦振動検出手段と、
前記本体内およびヘッド内に配置された振動手段と、
前記振動手段を駆動する駆動信号であって、その振動量を制御可能な駆動信号を生成する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、前記弦が振動しているときの振動レベルに基づく第1の振動パラメータを算出し、当該第1の振動パラメータに対応する所定の振動量を示す駆動信号を生成することを特徴とする振動発生装置。 - 前記制御手段が、各弦の振動レベルに基づく第1の振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
- 前記ネックにおいて、長手方向に複数のフレットスイッチが並べて配設され、かつ、当該複数のフレットスイッチが、前記長手方向に直行する列方向に前記弦の数だけ配設され、
前記フレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段を備え、
前記制御手段が、オン状態のフレットスイッチの、前記ネックの長手方向における位置に基づき、前記位置が前記ボディに近づくのにしたがって、その振動レベルを小さくする第2の振動パラメータを算出し、前記第1の振動パラメータおよび第2の振動パラメータに基づき前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の振動発生装置。 - 前記ネックにおいて、長手方向に複数のフレットスイッチが並べて配設され、かつ、当該複数のフレットスイッチが、前記長手方向に直行する列方向に前記弦の数だけ配設され、
前記列方向の各列のフレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段を備え、
前記制御手段が、前記列ごとに、オン状態のフレットスイッチの、前記ネックの長手方向における位置に基づき、前記位置が前記ボディに近づくのにしたがって、その振動レベルを小さくする第2の振動パラメータを算出し、
前記列についての第2のパラメータと、当該列に対応する弦についての第1のパラメータとに基づいたパラメータの総和を算出し、当該振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の振動発生装置。 - 前記制御手段が、前記弦の各々に対応付けて、前記弦の張設方向の垂直方向に沿って一様に減少或いは増大する第3の振動パラメータと、前記各弦の振動レベルに基づく第1の振動パラメータと、に基づいたパラメータの総和を算出し、当該振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の振動発生装置。
- 本体と、本体から長手方向に延びるネックと、ネックの端部に取り付けられたヘッドとを備え、前記本体表面に、複数の弦が張設された電子楽器であって、
前記ネックに配設された複数のフレットスイッチであって、長手方向に並べられた一群のフレットスイッチが、前記長手方向に直行する列方向に前記弦の数だけ配設された複数のフレットスイッチと、
前記列方向の各列のフレットスイッチの操作状態を検出するフレットスイッチ状態検出手段と、
前記複数の弦のそれぞれの振動レベルを検出する弦振動検出手段と、
前記フレットスイッチの操作状態および当該フレットスイッチに対応付けられた弦の振動レベルにしたがって、所定の音高の楽音を発生する楽音発生手段と、
前記本体内およびヘッド内に配置された振動手段と、
前記振動手段を駆動する駆動信号であって、その振動量を制御可能な駆動信号を生成する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、前記弦が振動しているときの振動レベルに基づく第1の振動パラメータを算出し、前記各弦についての第1のパラメータの総和に対応する所定の振動量を示す駆動信号を生成することを特徴とする電子楽器。 - 前記制御手段が、前記楽音発生手段により発生された楽音の音高に基づき、弦楽器における開放弦のときに全弦長に対する、当該音高の楽音を発生するときの弦長の比にしたがって、当該比が小さくなるのにしたがって、その振動レベルを小さくする第2の振動パラメータを算出し、
前記列についての第2のパラメータと、当該列に対応する弦についての第1のパラメータとに基づいたパラメータの総和を算出し、当該振動パラメータの総和に基づいて、前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項6に記載の電子楽器。 - 前記制御手段が、前記楽音発生手段により発生された楽音の音程が所定の度であるときに、前記振動パラメータの総和を増大させ、前記増大された振動パラメータの総和にしたがって駆動信号を生成することを特徴とする請求項6または7に記載の電子楽器。
- 前記制御手段が、前記音程が、完全1度、完全8度、完全5度のときに、
完全1度>完全8度>完全5度
の順で、前記振動パラメータの総和を増大させることを特徴とする請求項8に記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009160630A JP5672670B2 (ja) | 2009-07-07 | 2009-07-07 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009160630A JP5672670B2 (ja) | 2009-07-07 | 2009-07-07 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011017759A true JP2011017759A (ja) | 2011-01-27 |
JP5672670B2 JP5672670B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=43595623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009160630A Active JP5672670B2 (ja) | 2009-07-07 | 2009-07-07 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5672670B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02118598A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
JP2009139745A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
-
2009
- 2009-07-07 JP JP2009160630A patent/JP5672670B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02118598A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-02 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
JP2009139745A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5672670B2 (ja) | 2015-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Maes et al. | The man and machine robot orchestra at logos | |
US10360887B2 (en) | Musical strum and percussion controller | |
JP2007047273A (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP2004264501A (ja) | 鍵盤楽器 | |
CN107424593A (zh) | 一种区域划动触控式曲面立体扬声器阵列的数码乐器 | |
JPH03174590A (ja) | 電子楽器 | |
JPH04191894A (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP5422969B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP5672670B2 (ja) | 電子楽器 | |
JPH0580750A (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP5412766B2 (ja) | 電子楽器及びプログラム | |
JP2008008924A (ja) | 電気弦楽器システム | |
JP2009229909A (ja) | 電子楽器 | |
JP4816678B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP4162568B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP5657868B2 (ja) | 楽音制御方法及び楽音制御装置 | |
JP3646708B2 (ja) | 立奏用電子楽器の演奏操作用操作子装置 | |
JP3360104B2 (ja) | 楽音信号形成装置 | |
JP3601147B2 (ja) | 電子弦楽器 | |
JP3642117B2 (ja) | 演奏操作用操作子装置 | |
JP6439225B2 (ja) | 楽音発生装置、電子楽器、楽音発生方法およびプログラム | |
JP3900089B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP4962216B2 (ja) | 楽音生成装置および電子楽器 | |
JP4735661B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP4144459B2 (ja) | 楽器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141215 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5672670 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |