JP4962216B2 - 楽音生成装置および電子楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、弦楽器の音色の楽音を生成することができる楽音生成装置および電子楽器に関する。
鍵盤を有する電子楽器においては、ギターやヴァイオリンなど弦楽器の音色の楽音を生成することができる。実際の弦楽器は、複数の弦を有し、その弦を所望の位置で押さえて指板と接触させることで弦の音高が決定され、その弦を指やピックで打弦し、或いは、弓などでこすることにより、所定の音高の楽音が発せられる。また、ギターにおいては、ピッキングによる演奏だけではなく、ストローク奏法など独特の演奏法もある。このような特質を有する弦楽器の音色を生成するためには種々の工夫がなされている。
たとえば、特許文献1では、鍵盤の高音域を弦指定鍵域として、所定の鍵を押すことで、当該鍵に対応付けられた弦が特定され、かつ、低音側を音高指定鍵域として、特定された弦にて発音すべき音高が特定される。これにより、発音する弦およびその音高を特定するという弦楽器特有の動作を実現でき、より弦楽器の発音形態に近い状態を再現することができる。
また、特許文献2には、コードごとのフレット位置を記憶しておくことで、押鍵された鍵に対応するコードを、実際にギターを演奏する場合と同様の弦およびその音高で発音させることが可能な電子楽器が開示されている。
特開平8−146955号公報 特開2000−163066号公報
上述したように、弦楽器特有の発音形態を再現することで、より現実の弦楽器の音色に近似した楽音を生成することが望ましい。しかしながら、従来の電子楽器においては、弦およびその音高は指定するものの、その弦を振動させた状態の楽音のみを生成するだけであった。実際に弦楽器を演奏すると、指やピックで打弦し、或いは、弓でこすった弦以外の弦も小さく振動して音を発する。
そこで、本発明は、開放弦の振動による楽音を付加することで、より実際の弦楽器の演奏音に近い楽音を生成できる楽音生成装置および電子楽器を提供することを目的とする。
本発明は、弦楽器の弦を打弦或いは弓により振動させた弦波形データを含む弦波形データ群と、弦楽器本体を振動させることにより各弦を開放弦の状態で振動させた開放弦波形データを含む開放弦波形データ群と、を格納した波形メモリと、
鍵盤の押鍵に基づく音高に基づいて、前記波形メモリに格納された前記弦波形データ群から、所定の弦波形データを読み出して、前記音高の楽音波形データを生成する押鍵発音手段と、
前記音高に基づいて、前記波形メモリに格納された開放弦波形データ群から、所定の開放弦の開放弦波形データを読み出して、当該読み出された開放弦波形データを合成した開放弦波形合成データを生成する開放弦発音手段と、
前記楽音波形データと前記開放弦波形合成データとを加算する加算手段と、を備え
前記開放弦発音手段が、
第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高となるような第1の開放弦を特定し、特定された第1の開放弦が最低弦でない場合にのみ、当該特定された第1の開放弦より低音側の第2の開放弦を特定し、前記第2の開放弦のそれぞれに対応する開放弦波形データを読み出すことを特徴とする楽音生成装置により達成される。
また、好ましい実施態様においては、前記開放弦波形データ群が、各開放弦波形データのn倍音の波形データである開放弦n倍音波形データを含み、
前記開放弦発音手段が、所定の開放弦の開放弦波形データ、および、当該所定の開放弦のn倍音の開放弦n倍音波形データを読み出して、読み出された開放弦波形データおよび開放弦n倍音波形データを合成する。
別の好ましい実施態様においては、前記開放弦発音手段が、読み出された開放弦波形データに基づいて、当該開放弦のn倍音に相当する開放弦n倍音波形データを生成し、読み出された開放弦波形データおよび生成された開放弦n倍音波形データを合成する。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記弦波形データ群が、弦楽器の開放弦のそれぞれを打弦或いは弓により振動された弦波形データを有し、
前記押鍵発音手段が、
前記第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高
となるような第1の開放弦を特定し、特定された第1の開放弦に対応する弦波形データを読み出す。
また、本発明の目的は、上述した楽音生成装置と、鍵盤と、を備えたことを特徴とする電子楽器により達成される。
本発明によれば、開放弦の振動による楽音を付加することで、より実際の弦楽器の演奏音に近い楽音を生成できる楽音生成装置および電子楽器を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。
図1に示すように、本実施の形態にかかる電子楽器10は、鍵盤12、CPU14、ROM16、RAM18、楽音生成部20および操作子群22を有する。鍵盤12、CPU14、ROM16、RAM18、楽音生成部20および操作子群22は、バス24を介して接続される。楽音生成部20は、押鍵発音回路25、開放弦発音回路26および音響システム27を有する。
鍵盤12は、演奏者の押鍵操作に応じて、押鍵された鍵を特定する情報および押鍵された鍵のベロシティを示す情報をCPU14に伝達することができる。
CPU14は、システムを制御し、押鍵された鍵に応じた音高の楽音を生成するための楽音生成部20に与える種々の情報を生成する。ROM16は、プログラムや、プログラムの実行の際に使用される定数、楽音生成部20により生成される楽音波形データのもととなる波形データなどを記憶する。RAM18は、プログラムの実行の過程で必要な変数、パラメータ、入力データ、出力データなどを一時的に記憶する。
図2は、本実施の形態にかかる楽音生成部の開放弦発音回路および押鍵発音回路、並びに、これらに関連する構成部材の例を示すブロックダイヤグラムである。
後に詳述するように、押鍵発音回路25は、鍵盤12において押鍵された鍵の音高の楽音を発音する。ここで、弦楽器の音色の楽音を発音するため、押鍵された鍵の音高に基づいて、どの弦のフレット間が押さえられて発音されたものかを判断し、当該フレット間が押さえられたと考えられる弦の弦波形データを読み出して楽音データを生成するように構成されている。また、開放弦発音回路26は、実際に発音している弦以外の弦で、開放弦の状態で振動し音を発している弦に相当する開放弦波形データを生成する。
図2に示すように、CPU14から押鍵発生回路25に対しては、音色情報および発音押鍵情報が与えられる。また、CPU14から開放弦発生回路26に対しては、音色情報および開放弦発音情報が与えられる。音色情報は、演奏者が操作子群22中の操作子を操作することに応じてCPU14により生成される。本実施の形態では、音色情報は、「アコースティックギター」、「エレキギター」などギター系の音色のいずれかを示す。
また、鍵盤12において押鍵された鍵にしたがって、CPU14は、押鍵発音情報および開放弦発音情報を生成し、それぞれを、押鍵発音回路25および開放弦発音回路26に出力する。したがって、CPU14および押鍵発音回路25が、押鍵発音手段に相当し、CPU14および開放弦発音回路26が、開放弦発音手段に相当する。
図3は、押鍵発音回路および開放弦発音回路の構成を示すブロックダイヤグラムである。図3に示すように、押鍵発音回路25は、波形再生回路34、エンベロープ生成回路35および乗算回路36を有する。開放弦発音回路26も、波形再生回路37、エンベロープ生成回路38および乗算回路39を有する。押鍵発音回路25の波形再生回路34は、波形メモリ31の弦波形データ群33から、押鍵発音情報にしたがった弦波形データを読み出す。
ここに、本実施の形態においては、ギター系の音色を発音するため、弦波形データ群33は、ギターの6本の弦のそれぞれを、開放弦で打弦にて振動させた波形のデータである第1弦波形データ〜第6弦波形データを含む。なお、波形メモリ31は、たとえば、ROM16により実現される。
第1弦波形データは、第1弦(E4)を開放弦で打弦にて振動させた波形データ、第2弦波形データは、第2弦(B3)を開放弦で打弦にて振動させた波形データ、第3弦波形データは、第3弦(G3)を開放弦で打弦にて振動させた波形データ、第4弦波形データは、第4弦(D3)を開放弦で打弦にて振動させた波形データ、第5弦波形データは、第5弦(A2)を開放弦で打弦にて振動させた波形データ、第5弦波形データは、第6弦(E2)を開放弦で打弦にて振動させた波形データである。
押鍵発音回路25の波形再生回路34は、波形メモリ31から第1弦波形データ〜第6弦波形データの何れかの弦波形データを読み出し、かつ、読み出した弦波形データに基づいて、押鍵発音信号に含まれる音高情報にしたがった音高の楽音波形データを生成する。エンベロープ生成回路35は、押鍵発音情報に含まれるベロシティ情報にしたがって乗算回路36に与えるべき、時間変化するエンベロープデータを生成する。
乗算回路36は、楽音波形データと、エンベロープデータとを乗算して、エンベロープが付加された楽音波形データを出力する。
また、開放弦発音回路26の波形再生回路37は、波形メモリ31の開放弦波形データ群32から、開放弦発音情報にしたがった開放弦波形データを読み出す。
本実施の形態においては、開放弦波形データ群32は、ギターの5本の弦のそれぞれについて、打弦によるのではなくギター本体の振動に伴った弦の振動の波形を、開放弦波形データとして保持している。開放弦波形データ群32は、第2弦(B3)の共鳴音である第2弦開放弦波形データ、第3弦(G3)の共鳴音である第3弦開放弦波形データ、第4弦(D3)の共鳴音である第4弦開放弦波形データ、第5弦(A2)の共鳴音である第5弦開放弦波形データ、および、第6弦(E2)の共鳴音である第6弦開放弦波形データを有する。
開放弦発音回路26の波形再生回路37は、波形メモリ31から第2弦開放弦波形データ〜第6弦開放弦波形データの何れかの開放弦波形データを読み出す。エンベロープ生成回路38は、開放弦発音情報に含まれるベロシティにしたがって乗算回路39に与えるべき、時間変化するベロシティデータを生成する。
乗算回路39は、開放弦波形データと、ベロシティデータとを乗算して、ベロシティの付加された開放弦波形データを出力する。複数の開放弦データが読み出される場合には、開放弦発音回路26は、ベロシティが付加された開放弦波形データを加算し、加算された波形データ(開放弦波形合成データ)を出力する。
図2に示すように、押鍵発音回路25から出力された楽音波形データと、開放弦発音回路26から出力された開放弦波形合成データとは、加算器30により加算され、加算器30から出力された合成データが音響システム27に与えられる。
以下、CPU14における押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成について説明する。
実際にギターを演奏する場合には、演奏者は、左手にて弦を適切なフレット間の位置で押さえることで音高を決定している。ギターの弦は、演奏時には下から第1弦、第2弦、・・・という順で並んでおり、また、演奏者の左手は、下側から指を伸ばし、かつ、指を曲げて所望のフレット間の位置で弦を押さえる。したがって、実際に指やピックで打弦している弦以外の弦のうち、打弦している弦よりも高音側の弦(つまり、下側に位置する弦)は、左手の指などで接触している場合が多い。したがって、これらの弦からの振動音が発せられない。特に、コード奏法の場合にはこの傾向は顕著である。本実施の形態においては、このようにギター演奏の形態を考慮して、打弦された弦および振動により音を発する開放弦の弦を特定し、特定された弦の情報を含む押鍵発音情報および開放弦発音情報を生成する。
図4および図5は、本実施の形態にかかる押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成処理の例を示すフローチャートである。演奏者により鍵盤中の鍵が押鍵されると、押鍵された鍵の音高およびベロシティを含む押鍵情報がCPU14に与えられる。
CPU14は、押鍵情報を受け入れると(ステップ401)、押鍵情報に含まれる音高を調べ、音高がE4以上であるか否かを判断する(ステップ402)。音高がE4以上であることは、演奏時に最も下に位置する第1弦が打弦されていることを意味する。したがって、ステップ402でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時に第1弦より上側に存在する弦(第2弦:B3、第3弦:G3、第4弦:D3、第5弦:A2および第6弦:E2)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ403)。なお、開放弦発音情報には、開放弦の弦を示す情報を含んでも良いし、或いは、開放弦の音高を示す情報を含むものであっても良い。
また、CPU14は、第1弦が打弦されていることから、第1弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ404)。なお、押鍵発音情報には、弦を指定する情報(上記ステップ404では「第1弦を示す情報」が、これに相当する)と、実際に発音すべき音高を示す情報(これは、押鍵情報に含まれる音高に相当する)とが含まれる。
ステップ402でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がB3以上であるか否かを判断する(ステップ405)。音高がB3以上であることは、演奏時に下から2番目に位置する第2弦が打弦されていることを意味する。したがって、ステップ405でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時に第2弦より上側に存在する弦(第3弦:G2、第4弦:D3、第5弦:A2および第6弦:E2)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ406)。
また、CPU14は、第2弦が打弦されていることから、第2弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ407)。
ステップ405でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がG3以上であるか否かを判断する(ステップ408)。音高がG3以上であることは、演奏時に下から3番目に位置する第3弦が打弦されていることを意味する。したがって、ステップ408でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時に第3弦より上側に存在する弦(第4弦:D3、第5弦:A1および第6弦:E2)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ409)。
また、CPU14は、第3弦が打弦されていることから、第3弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ410)。
ステップ408でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がD3以上であるか否かを判断する(ステップ501)。音高がD3以上であることは、演奏時に下から4番目に位置する第4弦が打弦されていることを意味する。したがって、ステップ501でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時に第4弦より上側に存在する弦(第5弦:A2および第6弦:E2)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ502)。
また、CPU14は、第4弦が打弦されていることから、第4弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ503)。
ステップ501でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がA2以上であるか否かを判断する(ステップ504)。音高がA2以上であることは、演奏時に下から5番目に位置する第5弦が打弦されていることを意味する。したがって、ステップ504でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時に第5弦より上側に存在する弦(第6弦:E2)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ505)。
また、CPU14は、第5弦が打弦されていることから、第5弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ506)。
ステップ504でNoと判断されることは、演奏時に最も上に位置する第6弦が打弦されていることを意味する。したがって、この場合には、開放弦発音情報は生成されない。CPU14は、第6弦が打弦されていることから、第6弦を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ507)。
CPU14は、弦を指定する情報、発音すべき音高を示す情報、および、ベロシティ情報を含む押鍵発音情報を押鍵発音回路25に出力する(ステップ508)。また、CPU14は、弦を示す情報およびベロシティ情報を含む開放弦発音情報を開放弦発音回路26に出力する(ステップ509)。
図4および図5の処理においては、以下のロジックにしたがっている。CPU14は、第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高
となるような第1の開放弦を特定する。第1の開放弦を示す情報は、押鍵発音情報に含まれる情報となる。
また、CPU14は、第1の開放弦より低音側の第2の開放弦を特定する。この第2の開放弦を示す情報が、開放弦発音情報に含まれる情報となる。
このようにして生成された押鍵発音情報および開放弦発音情報に基づいて、前述した押鍵発音回路25および開放弦発音回路26において、楽音波形データおよび開放弦波形データが生成される。再度、開放弦発音回路26の動作について説明する。
図4および図5を参照して説明したように、開放弦発音情報には、複数の弦を示す情報が含まれ得る。たとえば、押鍵された鍵の音高がE4以上であれば、開放弦発音情報には、第2弦〜第6弦という5つの弦を示す情報が含まれ、押鍵された鍵の音高がB3以上E4未満であれば、開放弦発音情報には、第3弦〜第6弦という4つの弦を示す情報が含まれる。開放弦発音情報に複数の弦を示す情報が含まれていた場合に、開放弦発音回路26の波形再生回路37は、波形メモリ31の開放弦波形データ群32から、複数の開放弦波形データ(第2弦〜第6弦であれば、第2弦開放弦波形データ〜第6弦開放弦波形データ)を読み出して、読み出した複数の開放弦波形データを加算して、開放弦波形合成データを生成して出力する。
また、押鍵発音情報には、弦を示す情報および発音すべき音高を示す情報を含む。したがって、押鍵発音回路25の波形再生回路34は、弦を示す情報にしたがって、波形メモリ31の弦波形データ群33の第1弦波形データ〜第6弦波形データから、何れかの弦波形データを読み出し、読み出された弦波形データから、発音すべき音高の楽音波形データを生成する。これにより、フレット間が押されて打弦されたものとほぼ同等の楽音を得ることが可能となる。
本実施の形態によれば、波形メモリは、弦楽器の弦を打弦或いは弓により振動させた弦波形データを含む弦波形データ群と、弦楽器本体を振動させることにより各弦を開放弦の状態で振動させた開放弦波形データを含む開放弦波形データ群とを含み、開放弦発音回路が、所定の開放弦の開放弦波形データを読み出して、開放弦波形データを合成した開放弦波形合成データを生成する。これにより、弦をピックや指などで打弦することにより、或いは、弦を弓で引くことにより発生した楽音だけでなく、弦楽器本体の振動によって発生した他の開放弦の楽音が加えられ、より現実の弦楽器の演奏音に近い楽音を生成することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、
第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高
となるような第1の開放弦が特定され、さらに、第1の開放弦より低音側の第2の開放弦が特定され、当該第2の開放弦を示す情報を含む開放弦発音情報が、開放弦発音回路26に与えられる。開放弦発音回路26は、開放弦発音情報に基づいて、開放弦波形データを読み出して、読み出された開放弦波形データを合成し、開放弦波形合成データを生成する。これにより、現実の弦楽器の演奏形態に沿った開放弦の振動音を生成することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、
第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高
となるような第1の開放弦が特定され、第1の開放弦を示す情報を含む押鍵発音情報が、押鍵発音回路25に与えられる。押鍵発音回路25は、押鍵発音情報にしたがった開放弦の開放弦波形データを波形メモリから読み出して、所定の音高の楽音波形を生成する。これにより、現実に演奏者が打弦し、或いは、弓で振動させて発生させた楽音に近似する楽音を生成することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、ギター系の音色の楽音を生成していたが、第2の実施の形態では、ヴァイオリン系の音色を生成している。
第2の実施の形態も、押鍵発音回路125および開放弦発音回路126を有し、押鍵発音回路125から出力された楽音波形データと、開放弦発音回路126から出力された開放弦波形合成データが、加算器30において加算され、合成データが、音響システム20に与えられる。
図6は、第2の実施の形態にかかる押鍵発音回路および開放弦発音回路の構成を示すブロックダイヤグラムである。図6に示すように、押鍵発音回路125は、波形再生回路134、エンベロープ生成回路135および乗算回路136を有する。開放弦発音回路126も、波形再生回路137、エンベロープ生成回路138および乗算回路139を有する。押鍵発音回路125の波形再生回路134は、波形メモリ131の弦波形データ群133から、押鍵発音情報にしたがった波形データを読み出す。
ここに、本実施の形態においては、ヴァイオリン系の音色を発音するため、弦波形データ群133は、ヴァイオリンの4本の弦のそれぞれを、開放弦で弓により振動させた弦波形のデータであるE線波形データ〜G線波形データを含む。E線波形データは、E線(E5)を開放弦で弓により振動させた波形データ、A線データは、A線(A4)を開放弦で弓により振動させた波形データ、D線波形データは、D線(D4)を開放弦で弓により振動させた波形データ、G線波形データは、G線(G3)を開放弦で弓により振動させた波形データである。
また、本実施の形態においては、波形メモリ131には、弓により振動するのではなく、ヴァイオリン本体の振動に伴った弦の振動による波形を、開放弦波形データ群132として保持している。開放弦波形データ群32は、A線の共鳴音であるA線開放弦波形データ、その2倍音および4倍音であるA線2倍音波形データおよびA線4倍音波形データ、D線の共鳴音であるD線開放弦波形データ、その2倍音および4倍音であるD線2倍音波形データおよびD線4倍音波形データ、並びに、G線の共鳴音であるD線開放弦波形データ、その2倍音および4倍音であるG線2倍音波形データおよびG線4倍音波形データを有する。
実際にヴァイオリンを演奏する場合にも、演奏者は左手で弦を所定の位置で押さえて、弦を指板に接触させて音高を決定し、かつ、弦を弓毛にて振動させる。ここで、演奏者から見ると、弦は左からG線、D線、A線、E線の順で高くなり、かつ、弦を押さえる指は、演奏者からみて指板の右側から左側に延びる。したがって、演奏者が抑えている弦以外の弦のうち、弓毛で振動されている弦よりも高音側の弦(演奏者からみて右側の弦)は、左手の指などで接触している場合が多い。したがって、これらの弦からは共鳴音が発せられない。そこで、第2の実施の形態でも、ヴァイオリン演奏の形態を考慮して、適切な開放弦発音情報を生成することにしている。
図7は、第2の実施の形態にかかる押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成処理の例を示すフローチャートである。演奏者により鍵盤中の鍵が押鍵されると、押鍵された鍵の音高およびベロシティを含む押鍵情報がCPU14に与えられる。
CPU14は、押鍵情報を受け入れると(ステップ701)、押鍵情報に含まれる音高を調べ、音高がE5以上であるか否かを判断する(ステップ702)。音高がE5以上であることは、演奏時に演奏者からみて最も右側に位置するE線が弓により振動されていることを意味する。したがって、ステップ702でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時にE線より演奏者から見て右側に存在する弦(A線:A4、D線:D4およびG線:G3)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ703)。
また、CPU14は、E線が弓により振動されていることから、E線を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ704)。
ステップ702でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がA4以上であるか否かを判断する(ステップ705)。音高がA4以上であることは、演奏時に演奏者から見て右から2番目に位置するA線が弓により振動されていることを意味する。したがって、ステップ705でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時にA線より演奏者から見て右側に存在する弦(D線:D4およびG線:G3)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ706)。
また、CPU14は、A線が弓により振動されていることから、A線を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ707)。
ステップ705でNoと判断された場合には、CPU14は、音高がD4以上であるか否かを判断する(ステップ708)。音高がD4以上であることは、演奏時に演奏者から見て右から3番目に位置するD線が弓により振動されていることを意味する。したがって、ステップ708でYesと判断された場合には、CPU14は、演奏時にD線より演奏者から見て右側に存在する弦(G線:G3)を示す情報を含む開放弦発音情報を生成する(ステップ709)。
また、CPU14は、G線が弓により振動されていることから、G線を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ710)。
ステップ708でNoと判断されることは、演奏時に演奏者から見て最も左側に位置するG線が弓により振動されていることを意味する。したがって、この場合には、開放弦発音情報は生成されない。CPU14は、G線が弓により振動されていることから、G線を示す情報を含む押鍵発音情報を生成する(ステップ711)。
CPU14は、弦を指定する情報、発音すべき音高を示す情報、および、ベロシティ情報を含む押鍵発音情報を押鍵発音回路125に出力する(ステップ712)。また、CPU14は、弦を示す情報およびベロシティ情報を含む開放弦発音情報を開放弦発音回路126に出力する(ステップ712)。
開放弦発音情報には、複数の弦を示す情報が含まれ得る。たとえば、押鍵された鍵の音高がE5以上であれば、開放弦発音情報には、A線、D線およびG線という3つの弦を示す情報が含まれ、押鍵された鍵の音高がA4以上E5未満であれば、開放弦発音情報には、D線およびG線という2つの弦を示す情報が含まれる。
開放弦発音回路126の波形再生回路137は、開放弦発音情報に含まれた弦を示す情報に基づいて、その弦の開放弦波形データ、その弦の2倍音波形データおよび4倍音波形データを読み出して、それら波形データを合成する。開放弦発音情報に複数の弦を示す情報が含まれていた場合に、開放弦発音回路126の波形再生回路137は、開放弦波形データ群32から、複数の開放弦波形データ(A線、D線、G線であれば、A線開放弦波形データ、D線開放弦波形データ、および、G線開放弦波形データ)、並びに、それぞれの2倍音波形データおよび4倍音波形データを読み出して、読み出した複数の開放弦波形データ、2倍音波形データおよび4倍音波形データを加算し、加算により得られた開放弦波形合成データを出力する。
また、押鍵発音情報には、弦を示す情報および発音すべき音高を示す情報を含む。したがって、押鍵発音回路125の波形再生回路134は、弦を示す情報にしたがって、弦波形データ群133のE線波形データ、A線波形データ、D線波形データおよびG線波形データから何れかの弦波形データを読み出し、読み出された弦波形データから、発音すべき音高の楽音波形データを生成する。これにより、演奏者が弦を抑えて指板と接触させ、かつ、その弦を弓により振動させたものとほぼ同等の楽音を得ることが可能となる。
第2の実施の形態によれば、開放弦発音回路は、弦楽器本体を振動させることにより各弦を開放弦の状態で振動させた開放弦波形データに、そのn倍音(たとえば、2倍音、4倍音)の波形データを加えて開放弦波形合成データを生成する。これにより、より現実の弦楽器の演奏音に近い楽音を生成することが可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記第1の実施の形態においては、ギターの音色の楽音を生成するために、波形メモリが、第1弦波形データ〜第6弦波形データ、および、第2弦開放弦波形データ〜第6弦開放弦波形データを記憶し、押鍵発音回路が、第1弦波形データ〜第6弦波形データから所定の弦波形データを読み出し、また、開放弦発音回路が、第2弦開放弦波形データ〜第6弦開放弦波形データから所定の開放弦波形データを読み出している。
しかしながら、ヴァイオリンなどの音色の楽音を生成することも可能であることはいうまでもない。ヴァイオリンの音色の楽音を生成する場合には、波形メモリが、E線波形データ、A線波形データ、D線波形データ、G線波形データ、および、A線開放弦波形データ、D線開放弦波形データ、G線開放弦波形データを記憶し、押鍵発音回路が、E線波形データ、A線波形データ、D線波形データ、G線波形データから所定の弦波形データを読み出し、また、開放弦発音回路が、A線開放弦波形データ、D線開放弦波形データ、G線開放弦波形データから所定の開放弦波形データを読み出して、それぞれ、楽音波形データおよび開放弦波形合成データを生成すればよい。
また、第2の実施の形態で、ギターの音色の楽音波形を生成することも可能である。この場合には、波形メモリに、開放弦波形データとして、それぞれの開放弦波形データの2倍音の波形データ、4倍音の波形データを記憶し、開放弦発音回路が、開放弦波形データとともに、その2倍音の波形データおよび4倍音の波形データを読み出せばよい。
さらに、前記第2の実施の形態においては、波形メモリが、開放弦波形データと、その2倍音の波形データおよび4倍音の波形データとを記憶していたが、このような構成に限定されるものではない。たとえば、波形メモリには、開放弦波形データのみを記憶しておき、波形再生回路137が、所定の開放弦波形データを読み出し、読み出した開放弦波形データに基づいて、その2倍音の波形データおよび4倍音の波形データを生成し、開放弦波形データ、2倍音の波形データおよび4倍音の波形データを合成しても良い。このような構成を採用することで、波形メモリに記憶すべき開放弦波形データのデータ量を小さくすることができる。
また、第2の実施の形態においては、開放弦波形データの2倍音の波形データおよび4倍音の波形データを、開放弦波形データに加算しているが、2倍音、4倍音以外の倍音データを加算するように構成しても良い。たとえば、n倍音(nは整数)の倍音データを波形メモリに記憶し、或いは、生成し、開放弦波形データに加算しても良い。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる楽音生成部の開放弦発音回路および押鍵発音回路、並びに、これらに関連する構成部材の例を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる押鍵発音回路および開放弦発音回路の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図4は、本実施の形態にかかる押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成処理の例を示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態にかかる押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成処理の例を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施の形態にかかる押鍵発音回路および開放弦発音回路の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図7は、第2の実施の形態にかかる押鍵発音情報および開放弦発音情報の生成処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電子楽器
12 鍵盤
14 CPU
16 ROM
18 RAM
20 楽音生成部
22 操作子群
24 ダンパペダル
25 押鍵発音回路
26 開放弦発音回路
27 音響システム
30 加算器
31 波形メモリ
32 開放弦波形データ
33 弦波形データ
34,37 波形再生回路
35,38 エンベロープ生成回路
36,39 乗算回路

Claims (5)

  1. 弦楽器の弦を打弦或いは弓により振動させた弦波形データを含む弦波形データ群と、弦楽器本体を振動させることにより各弦を開放弦の状態で振動させた開放弦波形データを含む開放弦波形データ群と、を格納した波形メモリと、
    鍵盤の押鍵に基づく音高に基づいて、前記波形メモリに格納された前記弦波形データ群から、所定の弦波形データを読み出して、前記音高の楽音波形データを生成する押鍵発音手段と、
    前記音高に基づいて、前記波形メモリに格納された開放弦波形データ群から、所定の開放弦の開放弦波形データを読み出して、当該読み出された開放弦波形データを合成した開放弦波形合成データを生成する開放弦発音手段と、
    前記楽音波形データと前記開放弦波形合成データとを加算する加算手段と、を備え
    前記開放弦発音手段が、
    第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高となるような第1の開放弦を特定し、特定された第1の開放弦が最低弦でない場合にのみ、当該特定された第1の開放弦より低音側の第2の開放弦を特定し、前記第2の開放弦のそれぞれに対応する開放弦波形データを読み出すことを特徴とする楽音生成装置。
  2. 前記開放弦波形データ群が、各開放弦波形データのn倍音の波形データである開放弦n倍音波形データを含み、
    前記開放弦発音手段が、所定の開放弦の開放弦波形データ、および、当該所定の開放弦のn倍音の開放弦n倍音波形データを読み出して、読み出された開放弦波形データおよび開放弦n倍音波形データを合成することを特徴とする請求項1に記載の楽音生成装置。
  3. 前記開放弦発音手段が、読み出された開放弦波形データに基づいて、当該開放弦のn倍音に相当する開放弦n倍音波形データを生成し、読み出された開放弦波形データおよび生成された開放弦n倍音波形データを合成することを特徴とする請求項1に記載の楽音生成装置。
  4. 前記弦波形データ群が、弦楽器の開放弦のそれぞれを打弦或いは弓により振動された弦波形データを有し、
    前記押鍵発音手段が、
    前記第1の開放弦の音高≦前記押鍵に基づく音高<前記第1の開放弦に隣接する高音側の開放弦の音高となるような第1の開放弦を特定し、特定された第1の開放弦に対応する弦波形データを読み出すことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の楽音生成装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の楽音生成装置と、
    鍵盤と、
    を備えたことを特徴とする電子楽器。
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