JP2011017312A - 通電制御システム - Google Patents

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Abstract

【解決すべき課題】ECUから発信される駆動信号にしたがって負荷への通電を制御する通電制御システムであって、負荷の駆動を行う駆動制御装置(GCU)と、GCUの異常を検出して自己診断信号を発信する自己診断装置(DIU)と、これらの間で相互に信号の伝達を行う通信手段とを備えた通電制御システムにおけるECUの演算負荷の低減を目的とする。
【解決手段】DIU37は、駆動信号SIの立ち上がり時期Eから駆動信号SIの開閉周期Tに対して4分の1周期から4分の3周期の時間だけ遅れて自己診断信号DIをECU20に発信させる自己診断信号発信遅延手段としてGCU側に基本クロック33を設けて、ECU20の自己診断信号DI読み込みのための演算負荷を低減させ、ECU20からGCU30へ発振される駆動信号SIの立ち上がり時期Eに同期してDIU37からECU20へ発信される自己診断信号DIの読み込みを開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置から発信される駆動信号にしたがって負荷への通電を制御する通電制御システムに関するものであり、特に、負荷の駆動を行う駆動制御装置と、該駆動制御装置の異常を検出して自己診断信号を発信する自己診断装置と、これらの電子制御装置と駆動制御装置と自己診断装置との間で相互に信号の伝達を行う通信手段とを備えた通電制御システムにおける演算負荷の低減に好適なものである。
近年、車両のエレクトロニクス化はめざましく、燃料噴射制御、点火制御、駆動力伝達制御を初めとする様々な制御を行う電子制御装置が用いられている。
また、これらの電子制御装置には、電子制御装置によって駆動制御される負荷や駆動制御装置の異常を検出して異常を警報したり、フィードバック制御を行ったり、異常情報を蓄積して外部に伝達したりする自己診断装置について種々提案されている(特許文献1、2等参照)。
一般に、車両用の電子制御装置においては、8ビットから32ビットの比較的安価で小型のシングルチップ又はマルチチップからなる組み込み型マイクロコンピュータによって演算処理がなされている。
このため、電子制御装置と自己診断装置との間で行われる信号の伝達には、4,800bpsから38,400bps程度の比較的送伝速度の遅い非同期型シリアル通信方式が用いられている(特許文献3、4等参照)。
例えば、ディーゼル燃焼機関の各気筒に設けられ、燃焼室内の混合気を加熱し、燃焼速度を向上させ着火を補助したり、常時通電により燃焼排気の正常化を図ったりするグロープラグを負荷とし、これらのグロープラグの駆動を制御するグロープラグ通電制御装置(Glowplug Control Unit、GCU)においては、機関の運転状況に応じて駆動信号SIを発信する電子制御装置(Electric Control Unit、ECU)と、MOSFETやIGBT等のパワー半導体デバイスからなるグロープラグへの電力の供給と遮断とを切り換えるスイッチング手段と、ECUから発信された駆動信号SIにしたがって該スイッチング手段を開閉駆動する駆動制御装置(Drive Control Unit、DCU)と、グロープラグ及びDCUの異常を検出して自己診断信号DIをECUに伝達する自己診断装置(Diagnosis Unit、DIU)とを備えている。
一般にグロープラグ通電制御装置GCUに設けられた自己診断装置DIUから出力される自己診断信号DIは、グロー電流やバッテリ電圧等のアナログデータに基づいて出力されるので、図11(a)に示すような台形波形を示し、複数の異常検出手段によって検出された自己診断信号DIを1ビットずつに分けて、8ビット分の自己診断信号DIを一つのまとまった情報ビットとし、その前後に、データの始まり示すスタートビットとデータの終わりを示すストップビットとを備えたシリアルデータとしてECUに送信される。
このため、ECU側で自己診断信号DIの立ち上がり途中の不安定な値を読み込んだり、隣のビットを読み込んだりしないように各情報ビットの中央部分の安定した出力を読み取る必要がある。
そこで、ECUでは、図11(b)に示すような制御フローにしたがって、ECU内の演算処理によって自己診断信号DIの読み込みを情報ビットの中央部分で行われるように読み込みタイミングの調整が行われる。
図11(b)に示す従来の制御フローでは、ステップS100zにおいて、機関の運転状況に応じて発信する駆動信号SIの低レベル(Lo)側から高レベル(Hi)側への立ち上がり時期か否かが判定され、駆動信号SIの立ち上がり時期である場合にはステップS101zに進み駆動信号SIが出力される。
また、駆動信号SIの立ち上がり時期ではない場合には、駆動信号SIの立ち上がり時期になるまでステップS100zが繰り返される。
さらに、駆動信号SIの立ち上がりエッジ(Rising Edge、E)に同期してステップS102zにおいてタイマがスタートされる。
ステップ203zにおいて、所定の時間t(例えば、ビット長の1/2)を経過した自己診断情報DIの読み込み時期TRDか否かが判定される。
ステップS102zで立ち上がったタイマがタイムアップするまでステップS104zが繰り返され、当該タイマが所定の時間tを経過したらステップS104zに進み、自己診断信号DIの読み込みが行われる。
一方、DIU側では、図12に示すような制御フローにしたがって、ステップS200zにおいて駆動信号SIの立ち上がり時期か否かが判定され、ステップS201zで、駆動信号SIの立ち上がりエッジEに同期して自己診断信号DIの出力切り換えが行われる。
従来のGCUでは、図13(a)に示すようなECU内に設けられた基本クロックCLK0に同期して、本図(b)に示すような、パルス幅変調(PWM)制御を行うべくECUにおいて一定の周期Tに対するデューティ時間tdを変化させた駆動信号SIが形成され、グロープラグ通電制御装置GCU側に発信される。
本図(c)に示すように、駆動信号SIの低レベル側(L)から高レベル(H)への立ち上がりエッジEに同期して、ECUの演算処理によってカウントされるタイマTMRがスタートし、本図(d)に示すように、タイマTMRのアップに同期して所定時間tだけ遅れて自己診断信号DIの読み込み時期tRDが決定される。
一方、自己診断装置DIU側では、本図(e)に示すように、駆動信号SIの立ち上がりエッジEに同期して、自己診断信号DIの出力が1ビット毎に切り替わってECUに発信される。その結果、本図(d)に示すようにECUにおいて、各情報ビット(D〜D、ERR、ERR)の中央部分の読み込みをすることができる。
しかしながら、近年、車両用ECUにおいては様々な情報の処理がなされるため、演算負荷が大きくなっている。このため、上述のように自己診断信号DIの読み込み時期TRDを調整するためのタイマ処理をECUに負担させることは、ECUの演算負荷を増し、噴射量演算の遅れや噴射時期出力タイミングの遅れが生じ、排ガスレベルが悪化するといった不具合が生じる虞がある。
さらに、ECUの演算負荷やタイマ機能がぎりぎり足りているシステムでは、1つのタイマ処理の追加により、新たな高機能・高価なマイコンに変更せざるを得ない虞もある。
そこで、本願発明は、電子制御装置から発信される駆動信号にしたがって負荷への通電を制御する通電制御システムであって、負荷の駆動を行う駆動制御装置と、該駆動制御装置の異常を検出して自己診断信号を発信する自己診断装置と、電子制御装置と駆動制御装置と自己診断装置との間で相互に信号の伝達を行う通信手段とを備えた通電制御システムにおける演算負荷の低減を目的とするものである。
第1の発明では、電子制御装置から発信される駆動信号にしたがって駆動される負荷への通電を制御する通電制御システムであって、上記負荷の駆動を行う駆動制御装置と、該駆動制御装置の異常を検出して上記電子制御装置に自己診断信号を発信する自己診断装置と、上記電子制御装置と上記駆動制御装置と上記自己診断装置との間で相互に信号の伝達を行う通信手段とを備えた通電制御システムにおいて、
上記電子制御装置から上記駆動制御装置へ発信される上記駆動信号の立ち上がり時期に同期して上記自己診断装置から上記電子制御装置へ発信される上記自己診断信号の読み込みを開始する。
ただし、上記負荷への通電開始を指示する上記駆動信号によって上記負荷への通電を開始させる時期を上記駆動信号の立ち上がり時期と定義し、上記通電制御システムにおいて、上記立ち上がり時期とは、上記駆動信号が高レベルの時に上記負荷への通電が行われる構成とした場合には当該駆動信号が低レベルから高レベルに切り替わる時期をいい、一方、上記駆動信号が低レベルの時に上記負荷への通電が行われる構成とした場合には当該駆動信号が高レベルから低レベルに切り替わる時期をいうものとする(請求項1)。
第1の発明によれば、上記駆動信号の立ち上がりと同時に上記自己診断信号の読み込みが開始されるので、上記駆動信号の高側で負荷の駆動を行うシステムと、上記駆動信号の低側で負荷の駆動を行うシステムとのいずれにおいても、上記電子制御装置に自己診断信号の読み取り開始時期の決定に余計な演算負担を掛けることがない。
第2の発明では、上記自己診断装置は、上記駆動信号の立ち上がり時期から上記駆動信号の開閉周期に対して4分の1周期から4分の3周期の時間だけ遅れて上記自己診断信号を上記電子制御装置に発信させる自己診断信号発信遅延手段を具備する(請求項2)。
第2の発明によれば、上記電子制御装置において自己診断情報の読み取りが開始された後、上記自己診断装置側に設けた上記遅延手段によって所定の時間だけ遅れて自己診断信号が発信されるので、電子制御装置側に信号読み込み開始時期調整のための演算負荷を掛けることなく、上記駆動信号の1周期当たりに発信される自己診断信号のビット長の4分の1から4分の3の範囲の安定した状態の信号を読み込むことができる。
また、第3の発明のように、上記自己診断信号発信遅延手段は、上記駆動制御装置に設けられ複数の負荷を所定の間隔で駆動すべく上記駆動信号を所定の間隔で遅延させる駆動信号遅延手段を兼用しても良い(請求項3)。
第3の発明によれば、新たな遅延手段を設けることなく、自己診断信号読み取り時期のタイミング調整に対する電子制御装置の演算負荷が低く、確実に自己診断信号の読み取りが可能な信頼性の高い通電制御システムが実現可能となる。
本発明の第1の実施形態における通電制御システムの全体の構成概要を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムに用いられるシリアルインターフェースの具体例を示す回路図。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムのシリアルインターフェースを介して送受信されるデータの電源電圧変動に対する効果を(a)から(f)に示す説明図。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムの駆動制御装置に設けられた駆動信号遅延手段の作動を示すタイムチャート。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムの自己診断装置のデータ送信方法示す説明図。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムに用いられる制御フローを示し、(a)は、電子制御装置のフローチャート、(b)は、自己診断装置のフローチャート。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムの作動を示すタイムチャート。 本発明の第1の実施形態における通電制御システムの作動実施例を示し、(a)は、自己診断装置によって負荷に異常なしと診断された場合のタイムチャート、(b)は、自己診断装置によって負荷の一部に異常ありと診断された場合のタイムチャート。 本発明の第2の実施形態における通電制御システムの作動を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施形態における通電制御システムに用いられるシリアルインターフェースの具体例を示す回路図。 (a)は、従来の通電制御システムにおける自己診断信号読み取り時期を示す波形図、(b)は、従来の通電制御システムに用いられる制御フローであって電子制御装置のフローチャート。 従来の通電制御システムに用いられる制御フローであって自己診断装置のフローチャート。 従来の通電制御システムの作動を示すタイムチャート。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態における通電制御システムとして、図略のディーゼル機関の各気筒に装着されるグロープラグ40(1〜4)を負荷として、ディーゼル機関の運転を制御する電子制御装置(ECU)20から発信される駆動信号SIにしたがってグロープラグ40(1〜4)への通電を制御する通電制御システム1について説明する。
なお、本実施形態においては、4気筒ディーゼルエンジンを例に説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。また、本図は模式的なものであり、実際の回路のレイアウトを示すものではない。
通電制御システム1は、電源10とECU20とグロープラグ40(1〜4)への通電を制御するグロープラグコントローラ(GCU)30とによって構成されている。スイッチ11により電源10からECU20とGCU30への電力供給と遮断がなされる。
ECU20は、バッテリやオルタネータ等の電源10から供給された電力を安定化する電源回路21と、基準クロックパルスを生成する基本クロック22と、所定の命令を実行するCPU23と、プログラムを記憶するROM24と、データや命令を記憶するRAM25と、後述するGCU30との通信を担うシリアルインターフェースI/F26と、エンジン回転数、エンジン水温、空燃比、スロットル開度、クランク角、バッテリ電圧、燃焼圧力、排気温度等エンジンの運転状況を検出すべく外部に設けられた運転状況検出手段SEN50からの情報を読み込み必要な処理を行う入力回路IN27と、燃料噴射装置、スロットルバルブ駆動装置、EGRバルブ駆動装置等外部に設けられた出力手段ACT60への命令を出力する出力回路28図等によって構成されている。
ECU20は、運転状態検出手段SEN50からの情報を基に各グロープラグ40(1)〜40(4)を所望の発熱量に制御すべく、所望のデューティ比となるようにパルス幅を変調してオンオフが切り替わる駆動信号SIを形成し、I/F26を介してGCU30に発信する。なお、駆動信号SIは、周期Tに対して所定のデューティ期間tdだけ高レベルの電位を維持して0〜5vで信号電圧の高低を切り換えることにより、オンオフするパルス信号となっている。
GCU30は、電源1から供給された電力を安定化させる電源回路31と、ECU20との通信を担うシリアルインターフェースI/F32と、MOSFET、IGBT等のパワー半導体デバイスからなるスイッチング手段34(1〜4)と、基準クロックパルスCLKを生成する基本クロック34と、基本クロック34から発信された基準クロックパルスCLKを自己診断信号発信遅延手段として、I/F32を介してECU20から発信された駆動信号SIの立ち上がりエッジEから所定のタイミングで各スイッチング手段34(1〜4)の開閉を制御すべく駆動電圧(G〜G)を制御して、グロープラグ40が所望の発熱量となるように駆動する駆動制御装置(Drive Control Unit、DCU)35と、DCU35とグロープラグ40(1〜4)とを含む駆動系の異常を検出する異常検出手段36(1〜4)と、異常検出手段36(1〜4)によって検出された情報(I〜I)を基に自己診断信号DIを生成し、I/F32を介してECU20に発信する自己診断装置(Diagnosis Unit、DIU)37とによって構成されている。ECU20とGCU30との間で駆動信号SIと自己診断信号DIとが相互に送受信されている。
なお、異常検出手段36(1〜4)としては、例えば、グロープラグ40の短絡や遮断を検出すべくシャント抵抗を設けて出力電圧を検出しても良いし、スイッチング手段34(1〜4)の短絡を検出すべくバッテリ電圧+BAATの検出を行っても良いし、電流センサを設けて電流値を検出するようにしても良い。
基本クロック33は、駆動信号SIに基づいて各グロープラグ40(1〜4)の駆動を制御する駆動信号SI(1〜4)を所定の間隔だけ順にずらして発振する駆動信号遅延手段と自己診断断信号発信遅延手段とを兼用している。
本発明の特徴は、ECU20から発信された駆動信号SIの立ち上がりエッジEに同期して自己診断信号DIの読み込みを開始させることによりECU20側の演算負荷を低減すると共に、GCU30側に設けた基本クロック34を利用して駆動信号SIの立ち上がりエッジEから所定のタイミングだけずらして自己診断信号DIの送信を開始することにより安定した自己診断信号DIの読み取りを可能にしている点にある。
図2及び図3を参照して、本実施形態の通電制御システム1に通信手段として用いられるシリアルインターフェースI/F26、I/F32の具体例について説明する。
なお、本実施形態においては、駆動信号SIが高レベルの時にグロープラグ40(1〜4)への通電が行われる構成となっており、グロープラグ40(1〜4)への通電開始を指示する駆動信号SIによってグロープラグ40(1〜4)への通電を開始させる時期を駆動信号SIの立ち上がり時期と定義したとき、駆動信号SIが低レベルから高レベルに切り替わる時期を本発明に定義する駆動信号の立ち上がり時期としている。
駆動信号SIは、送信側であるECU20のI/F26側に設けられたトランジスタ等のスイッチング素子Q、Qを開閉駆動するベース電圧として入力され、スイッチング素子Q、Qのコレクタ端子は、受信側であるGCU30のI/F32において、電源電圧+Bにプルアップ抵抗Rを介して吊り上げられ、キャパシタCを介して接地され、スイッチング素子Qのエミッタ端子は送信側であるECU20のI/F26において接地されている。
なお、本実施例においては複数のスイッチング素子Q、Qをスターリング接続し電流増幅率を高めた構成を示しているが、使用するスイッチング素子の電流増幅率によっては、素子1つで使用しても良いし、複数の素子を連ねた構成としても良い。
駆動信号SIのオンオフによってスイッチング素子Q、Qが開閉され、駆動信号SIは、受信側のI/F32において、駆動信号SIが反転したパルス信号として伝達され、その駆動信号電圧VSIは、スイッチング素子Q、Qがオフの場合は電源電圧+B近くの電圧として、スイッチング素子Q、Qがオンの場合はGND(接地)近くの電圧として、コンパレータCMPの非反転入力(+)に入力される。
コンパレータCMPの反転入力(−)には、電源電圧+Bがプルアップ抵抗Rとプルダウン抵抗Rとによって分圧された比較電圧Vrefが入力され、駆動信号電圧VSIが比較電圧Vrefよりも高い場合に出力電圧OUTが高レベルとして出力される。
本実施形態においてコンパレータCMPには、オープンコレクタ出力のものが用いられており、出力電圧OUTをプルアップ抵抗Rによってコレクタ電圧VCCまで吊り上げることにより、スイッチング素子34(1〜4)を駆動可能な安定した出力電圧を有する駆動信号SIとして出力することができる。
車載用通電制御システムにおいては、限られた容量の電源によって様々な負荷を同時に駆動するため、図3(a)に示すように、バッテリ電圧が+Bが変動する虞がある。このとき、本図(b)に示すような駆動信号SIが発信されると、駆動信号SIによって開閉駆動されたスイッチング素子Q、Qの出力電圧VSIは、本図(c)に示すようにバッテリ電圧の変動に伴って出力電圧の変動したパルスとなる。このため、一定電圧の閾値との比較で出力の高低を判断すると、バッテリ電圧が低下しているパルスは出力があるにも関わらず閾値よりも低い電圧の場合には出力なしと判定される虞がある。そこで、閾値として、本図(d)に示すようなバッテリ電圧をプルアップ抵抗Rとプルダウン抵抗Rとで分圧したVrefとの比較をすることによって、本図(e)に示すように、バッテリ電圧の変動による出力電圧の変動があっても、閾値として用いられるVrefも同様に変化するので、本図(f)に示すように、出力電圧Voutは、電源電圧+Bの変動の影響を受けることなく、駆動信号SIのオンオフを忠実に再現するように安定した状態で、送信側であるECU20から受信側であるGCU30に伝達することができる。なお、キャパシタCは、ノイズを吸収するパスコンデンサとして作用している。
一方、DIU37から発信された自己診断信号DIは、GCU30側を発信側とし、ECU20側を受信側として、送信側であるDCU30のI/F32側に設けられたトランジスタ等のスイッチング素子Q、Qを開閉駆動するベース電圧として入力され、スイッチング素子Q、Qのコレクタ端子は、受信側であるECU20のI/F26において、電源電圧+Bにプルアップ抵抗Rを介して吊り上げられ、キャパシタCを介して接地され、スイッチング素子Qのエミッタ端子は送信側であるDCU30のI/F32において接地されている。
自己診断信号DIのオンオフによってスイッチング素子Q、Qが開閉され、駆動信号SIは、受信側のI/F32において、駆動信号SIが反転したパルス信号として伝達され、その駆動信号電圧VSIは、スイッチング素子Q、Qがオフの場合は電源電圧+B近くの電圧として、スイッチング素子Q、Qがオンの場合はGND(接地)近くの電圧として、コンパレータCMPの非反転入力(+)に入力されている。
コンパレータCMPの反転入力(−)には、電源電圧+Bがプルアップ抵抗Rとプルダウン抵抗Rとによって分圧された比較電圧Vrefが入力され、駆動信号電圧VDIが比較電圧Vrefよりも高い場合に出力電圧Voutが高レベルとして出力される。さらに、出力電圧OUTは、プルアップ抵抗Rを介してコレクタ電圧VCCにつり上げられている。
このような構成とすることによって、駆動信号SIと同様、自己診断信号DIも電源電圧の変動による影響を受けることなく、自己診断信号DIのオンオフを忠実に再現するように安定した状態で、送信側であるGCU30から受信側であるECU20に伝達することができる。
また、自己診断信号DIは、ECU20側でコレクタ電圧VCCに吊り上げられているので、自己診断信号DIが発信されていないアイドル状態では常に高側となっている。
図4に示すように、駆動制御装置35では、本図(a)に示すような基準クロックCLKが基本クロック34で生成されており、I/F32を介して伝達された本図(b)に示すような駆動信号SIに基づき、各グロープラグ40(1〜4)を順に駆動するように、本図(c)〜(f)に示すように、駆動信号SIと同じ波形の信号に対して基準クロックCLKを駆動信号遅延手段として所定のタイミングだけ順にずらした駆動信号SI〜SIが発信され、それぞれの駆動信号SI〜SIにしたがって、スイッチング手段34(1〜4)が開閉駆動され、各グロープラグ40(1〜4)の発熱量が制御されている。
一方、自己診断装置DIU37では図5に示すように、各グロープラグ40(1〜4)に設けられた異常検出手段36(1〜4)によって検出された情報I(1〜4)が、異常判定手段(371〜374)に入力され、閾値Irefとの比較によって以上の有無が判定され、各グロープラグ40(1〜4)の駆動タイミングに応じて異常診断情報D〜Dが発信され、いずれかの情報が異常を示すものである場合には、合わせてエラー信号ERR、ERRが発信される。
各異常検出手段36(1〜4)からは平行して複数の情報が一度にDIU37に入力されるが、ECU20に伝達するために、D〜D及びERR、ERRを1ビットずつ並べて8ビットのデータを1塊のデータビットとしたシリアルデータに変換する。
このとき、データの先頭には常に低側の電位を示し、データの始まりであることを示すスタートビットSTが設けられ、次いでビットNo.1〜4には、それぞれD〜Dのデータが割り当てられ、ビットNo.5、6には、エラー信号との区切りを示すダミービットとして信号なしの部分が設けられ、ビットNo.7、8にはERR、ERRのデータが割り当てられ、ビットNo.9には、常時高側の電位を示しデータの終了を示すストップビットSPが割り当てられ、自己診断信号DIとして出力される。
なお、D〜D、ERR、ERRは、異常時に高レベルを示し、正常時には低レベルを示す。
図6を参照して、本発明の実施形態の通電制御システム1のECU20に自己診断情報読み込み制御方法とDIU37における自己診断情報発信制御方法について説明する。
本図(a)に示すように、ECU20では、ステップS100において、駆動信号SIの立ち上がり時期か否かが判断され、駆動信号SIの立ち上がり時期であればYesと判定され、ステップS101に進み駆動信号SIが出力され、同時にステップ102において自己診断信号DIの読み込みが開始される。
ステップS100において、駆動信号SIの立ち上がり時期でない場合にはNoと判定され、駆動信号SIの立ち上がり時期となるまでステップS100のループを繰り返す。
ステップS102で自己診断信号DIの読み込みが行われるとスタートに戻り次の駆動信号SIについての判定が繰り返される。
ECU20においては自己診断信号DIの読み込みを駆動信号SIの立ち上がりと同時に開始するので、特に自己診断信号DIの読み込み開始時期を待つ必要がないので演算負荷が少ない。
一方、本図(b)に示すように、DIU37では、ステップS200において、動信号SIの立ち上がり後所定の時期か否かが判定される。このとき、ECU20から発信された駆動信号SIの立ち上がりエッジERを検出し、GCU30側に設けられた基本クロック33によってカウントされたクロックCLKによって駆動信号SIの立ち上がり後所定時間が経過したかどうかが判定される。
駆動信号SIの立ち上がり後所定時間、例えば、駆動信号SIの周期Tに対して4分の1周期以上4分の3周期以下の時間が経過している場合には、Yesと判定され、ステップS201に進み自己診断信号DIの発信がなされる。
ステップS200において、駆動信号の立ち上がり後所定時間が経過していない場合にはNoと判定され、CLKが所定期間を経過するまでS200のループが繰り返される。
ステップS201において自己診断信号DIの発信が完了するとスタートに戻って次の駆動信号SIの立ち上がり後所定時間の経過を待って自己診断信号DIの出力が繰り返される。このとき、各グロープラグ40(1〜4)に対応する自己診断信号D〜Dの切り換えが順次行われる。
図7は、本実施形態における制御フローをタイムチャートとして示したものである。
図7(a)に示すように、クロックCLKは一定周期で発振し、本図(b)に示すような駆動信号SIの周期Tとデューティ時間tdからグロープラグ40(1〜4)の発熱量を決定するデューティ比を決める基準となっている。
本発明に定義する駆動信号SIの立ち上がり時期として、本図(b)に示すように、負荷信号SIが低レベルから高レベルに切り替わり負荷への駆動を開始させる駆動信号SIの立ち上がりエッジEに同期して、本図(c)に三角マークで示すようなタイミングで自己診断信号DIの読み込みが開始される。
このとき、DIU37から自己診断信号DIが発信されていなければ、アイドル状態を示す高電位Hのデータが読み込まれる。
一方、DIU37側では、本図(d)に示すように、駆動信号SIの立ち上がりエッジEを検出してからGCU30側に設けた基本クロック33によって発振されるクロックCLKが所定期間(4分の1周期〜4分の3周期)をカウントすると、低電位を示すスタートビットSTが発信され、情報の開始が認識され、駆動信号SIの開閉周期にしたがって順次D〜D、ダミービット、ERR、ERRからなる情報ビットが切り替わりながら送信され、常時高電位を示すストップビットSPの送信により、自己診断信号DIの送信終了となる。
GCU30側に設けた基本クロック33によって、DIU37からの自己診断信号DIの送信開始時期を自己診断信号DIの読み取り開始時期から所定時間ずらして送信することによりECU20に演算負荷を掛けることなく自己診断信号DIの安定した中央部分の情報を読み取ることができる。
図8(a)は、実施例として、グロープラグ40(1〜4)に異常がない場合の自己診断情報DIを示す。この時、データビットの情報は、00000000を表す電位を示し、これをECU20が読み込んで必要な処理を行うことができる。
図8(b)は、実施例として、グロープラグ40(1〜4)のうち、グロープラグ40(4)に何らかの異常が検出された場合の自己診断情報DIを示す。この時、データビットの情報は、00010010を表す電位を示し、グロープラグ40(4)に異常が発生していることが解り、これをECU20が読み込んで、異常を知らせるための警報を出力したり、後の修理に役立てるべく自己診断情報DIをメモリ25に記憶したりする等の必要な処理を行うことができる。
図9、図10を参照して、本発明の第2の実施形態における通電制御システム1aについて説明する。本実施形態においては、上記実施形態と同様の構成を基本とし、駆動信号SIaのローサイドで負荷を駆動する構成とした点が相違する。
なお、本実施形態においては、駆動信号SIaが低レベルの時にグロープラグ40(1〜4)への通電が行われる構成となっており、グロープラグ40(1〜4)への通電開始を指示する駆動信号SIaによってグロープラグ40(1〜4)への通電を開始させる時期を駆動信号SIの立ち上がり時期と定義したとき、駆動信号SIaが高レベルから低レベルに切り替わる時期(即ち、実際の信号としては駆動信号SIaの立ち下がりエッジEが検出される時期)を本発明に定義する駆動信号の立ち上がり時期としている。
本実施形態においては、図9(b)に示すように、負荷信号SIaが高レベルから低レベルに切り替わり負荷への駆動を開始させる駆動信号SIaの立ち下がりエッジEを本発明に定義する駆動信号の立ち上がり時期として、駆動信号SIaの立ち下がりエッジEに同期して、本図(c)に示すように、自己診断信号DIaの読み込みが開始され、上記実施形態と同様、本図(d)に示すように、駆動信号SIaの立ち下がりエッジEを検出してからクロックCLKが所定期間(4分の1周期T〜4分の3周期T)カウントすると、低電位を示すスタートビットSTが発信され、情報の開始が認識され、駆動信号SIaの開閉周期にしたがって順次D〜D、ダミービット、ERR、ERRからなる情報ビットが切り替わりながら送信され、常時高電位を示すストップビットSPの送信により、自己診断信号DIaの送信終了となる。
本実施形態においても、上記実施形態と同様、ECU20aの演算負荷を低減しつつ、安定して駆動信号SIaと自己診断信号DIaの送受信を行うことができる。
図10に示すように、本実施形態においては、ローサイドで負荷を駆動する駆動信号SIaは、送信側であるECU20aのI/F26a側に設けられたトランジスタ等のスイッチング素子Q1aを開閉駆動するベース電圧として入力され、スイッチング素子Q1aのコレクタ端子は、I/F26a側でバッテリ電圧+Bに吊り上げられており、スイッチング素子エミッタ端子は、受信側であるGCU30aのI/F32aにおいて、GND側にプルダウン抵抗R1aを介して吊り下げられ、プルダウン抵抗R1aと並列にキャパシタCが設けられている。
さらに、駆動信号SIaのオンオフによってスイッチング素子Q1aが開閉され、駆動信号SIaは、受信側のI/F32aにおいて、駆動信号SIaが反転したパルス信号として伝達され、その駆動信号電圧VSIaは、スイッチング素子Qがオンの場合は電源電圧+B近くの電圧として、スイッチング素子Q1aがオフの場合はGND近くの電圧として、コンパレータCMPの非反転入力(+)に入力される。
コンパレータCMPの反転入力(−)には、電源電圧+Bがプルアップ抵抗Rとプルダウン抵抗Rとによって分圧された比較電圧Vrefが入力され、駆動信号電圧VSIが比較電圧Vrefよりも高い場合に出力電圧VOUTが高レベルとして出力される。
このような構成とすることによって、ローサイドにおいて負荷を駆動する駆動信号SIaが送信側であるECU20から受信側であるGCU30に送信された場合にも、上記実施形態と同様に、バッテリ電圧の変動に関わらず安定した状態で伝達することができる。
また、異常時にローサイドに出力する自己診断信号DIaを送信側であるGCU30aから受信側であるECU20aに送信する場合においても、本図に示すように、駆動信号SIaの送信に用いられるシリアルインターフェースと同様の構成によって、安定した送信が可能である。
上記実施形態においては、通信手段として、シリアルインターフェースを介して送信側(ECU20)と受信側(GCU30)とを接続し、駆動信号SIのハイサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合のシリアルインターフェースI/F26では、駆動信号SIを受信側において、プルアップ抵抗Rを介して電源電圧+Bに吊り上げ、駆動信号SIaのローサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合のシリアルインターフェースI/F26aでは、駆動信号SIaを受信側(GCU30)において、プルダウン抵抗Raを介して接地側GNDに吊り下げる構成を示したが、これとは逆に、駆動信号SIのハイサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合に、駆動信号SIの出力を受信側において、プルダウン抵抗R1aを介して接地側GNDに吊り下げ、駆動信号SIaのローサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合には、駆動信号SIaの出力を受信側において、プルアップ抵抗Rを介して電源電圧+Bに吊り上げる構成としても良い。
このような構成とすることにより、駆動信号SIaのローサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合には、駆動信号SIaの出力が受信側で電源電圧に吊り上げられており、駆動信号SIのハイサイドでグロープラグ40(1〜4)を駆動する場合には、駆動信号SIの出力が受信側で接地側GNDに吊り下げられているので、いずれの場合においても、駆動信号線に断線が発生した場合には、駆動信号SI、SIaのGCU側の出力が常に0Vとなり、グロープラグ40(1〜4)の駆動を停止する信号となるので、安全性の高い通電制御システムが実現される。
なお、本発明は車載用通電制御システムとしてグロープラグ通電制御装置に限定するものではなく、自己診断装置を備えた駆動制御装置と電子制御装置との間で駆動信号と自己診断信号との送受信を行うシステム全般に適宜採用し得るものである。
1 通電制御システム
10 電源
11 スイッチ
20 電子制御装置(ECU)
21 電源回路部
22 ECU側基本クロック
23 中央演算装置(CPU)
24 ROM
35 RAM
26 シリアルインターフェース(ECU側通信手段)
27 入力制御回路
28 出力制御回路
30 グロープラグ通電制御装置(GCU)
31 電源回路
32 シリアルインターフェース(GCU側通信手段)
33 GCU側基本クロック(己診断信号発信遅延手段)
34(1〜4)半導体スイッチング素子(スイッチ手段)
35 駆動制御装置(DCU)
36(1〜4) 異常検出手段
37 自己診断装置(DIU)
40(1〜4) グロープラグ(負荷)
+B 電源電圧
GND 接地
SI 駆動信号
DI 自己診断信号
駆動信号立ち上がりエッジ
RD 自己診断信号読み込み時期
ST スタートビット
SP ストップビット
〜D 情報ビット
ERR、ERR エラービット
特開2007−255413号公報 特開2008−121457号公報 特開2005−163706号公報 特開2006−42081号公報

Claims (3)

  1. 電子制御装置から発信される駆動信号にしたがって駆動される負荷への通電を制御する通電制御システムであって、上記負荷の駆動を行う駆動制御装置と、該駆動制御装置の異常を検出して上記電子制御装置に自己診断信号を発信する自己診断装置と、上記電子制御装置と上記駆動制御装置と上記自己診断装置との間で相互に信号の伝達を行う通信手段とを備えた通電制御システムにおいて、
    上記電子制御装置から上記駆動制御装置へ発信される上記駆動信号の立ち上がり時期に同期して上記自己診断装置から上記電子制御装置へ発信される上記自己診断信号の読み込みを開始することを特徴とする通電制御システム。
    ただし、上記負荷への通電開始を指示する上記駆動信号によって上記負荷への通電を開始させる時期を上記駆動信号の立ち上がり時期と定義し、上記通電制御システムにおいて、上記駆動信号が高レベルの時に上記負荷への通電が行われる構成とした場合には当該駆動信号が低レベルから高レベルに切り替わる時期をいい、上記駆動信号が低レベルの時に上記負荷への通電が行われる構成とした場合には当該駆動信号が高レベルから低レベルに切り替わる時期をいうものとする。
  2. 上記自己診断装置は、上記駆動信号の立ち上がり時期から上記駆動信号の開閉周期に対して4分の1周期から4分の3周期の時間だけ遅れて上記自己診断信号を上記電子制御装置に発信させる自己診断信号発信遅延手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の通電制御システム。
  3. 上記自己診断信号発信遅延手段は、上記駆動制御装置に設けられ複数の負荷を所定の間隔で駆動すべく上記駆動信号を所定の間隔で遅延させる駆動信号遅延手段を兼用することを特徴とする請求項1又は2に記載の通電制御システム。
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