JP2011016569A - ラップ包装開封ラベル - Google Patents

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Risa Noguchi
理紗 野口
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

【課題】
ラップフィルムにより包装された食品容器のフィルムの剥離を容易とするラップ包装開封ラベルを提供する。
【解決手段】
裏面に粘着剤2が塗布された粘着ラベルであって、ラベル本体1の上方略半分1aを糊殺し処理または部分粘着塗工処理を施す等の手法を用いて非粘着部3とし、該非粘着部3には中央縦方向に粘着部4に達する切れ込み5が形成され、該切れ込み5により分離された左右のラベル部分を引き裂き片6とした。引き裂き片6、6を左右に引っ張ることでラベルの破断と一緒に接着されているラップフィルムを破断し開封する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、弁当、惣菜類、精肉や魚等の所謂トレイ商品と呼ばれる食品容器の包装に使用されるラップフィルムを開け易くするラップ包装開封ラベルに関する。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の食品売り場で陳列し販売されている弁当、惣菜類、精肉や魚等の容器の包装にはラップフィルムが使用されている。このラップフィルムはトレイやカップ等の容器の外面に密着し、指先等でラップフィルムを容易に破断することができない。従って、手先の不自由な人や老人は鋏や刃物等でフィルムに切れ目を入れて破断開封することによってラップフィルムを除去し、中身の商品を取出すようにしている。
また、一部のカップ入り麺の包装に見られるように、シュリンクフィルムが容器全体を包むようにして包装され、該フィルムの開封を容易とするために粘着ラベルが容器の底面に貼り付けられ、この粘着ラベルを剥がすとシュリンクフィルムも一緒に剥がれ易開封に利用され、開封後はこの粘着ラベルを、湯を入れた後のカップ麺容器の蓋縁に再度貼付けて使用されるものがある。
しかし、容器全体にシュリンクフィルムが溶着された状態で粘着ラベルを貼着しても、粘着ラベルを剥がす際には下地のフィルムに切れ込みがない場合にはラベルのみが剥がれ、容易にシュリンクフィルムを引き裂くことはできない。そのため、粘着ラベルが貼り付けられるフィルム面に予め破断を誘導する切れ込みを形成しておかなければならない。そこで、シュリンクフィルムにどの時点で切れ込みを入れるか、また、熱収縮するフィルムにどのような切れ込みを入れるかで種々の提案がなされている。例えば、特開平6−24476号公報、特開平7−207964号公報、特開2004−315016号公報等がある。
また、切れ込み部に貼り合わされる再貼着可能な粘着ラベルとして例えば、特開平11−208724号公報、特開平11−292141号公報等の提案もある。これらは、いずれもシュリンク包装された容器の易開封を目的とし、しかも容器のシュリンクフィルム面に脱気孔を兼ねた何がしかの切れ込み部を形成することを前提としている。
特開平6−24476号公報 特開平7−207964号公報 特開2004−315016号公報 特開平11−208724号公報 特開平11−292141号公報
前記したように、スーパーマーケット等で販売される弁当、食肉類、惣菜類等のトレイ商品はラップフィルムで包装されており、購入者がこれを開ける際、フィルム包装を開封するのに手間がかかるのが難点である。老人等は刃物や鋏等を用いてフィルムに切れ目を入れ開封しているのが実情である。
そこで、前記したカップ麺等の易開封用に構成された粘着ラベルを用いて初期開封口を形成し、開け易くすることが考えられる。この場合、粘着ラベルによるシュリンクフィルムの開封を容易にする為に、該フィルムには脱気孔として切れ込み部が形成され、この切れ込み部を隠すように粘着ラベルが貼着されている。粘着ラベルをシュリンククフィルム面から剥がす際には、この切れ込み部が粘着ラベルの粘着力により引っ張られて先ず破れ、粘着ラベルを更に剥がすことによりシュリンクフィルムが全体的に破れて開封を行なうことが出来る。しかし、シュリンク包装するフィルム面に予め切れ込み部を形成すことは熱溶着時の脱気孔を兼ねる点で利点があるが、惣菜類や精肉等のトレイ商品をラップフィルム包装する場合は予め切れ込みを形成すると取り扱い中に該切れ込みが広がったりする不具合が生じ、ごみ等が混入し易いなど非衛生的で好ましくない。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ラップフィルム包装されたあらゆる商品に適用でき、ラベル本体の上方略半分を構成する非粘着部の中央に形成された縦状の切れ込みにて分離されたラベル部分を左右に引っ張ることで、切れ込みがなくてもラップフィルムが破けて開封を容易とするトレイ商品の包装形態に対応するラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載のラベルは、裏面に粘着剤が塗布された粘着ラベルであって、ラベル本体の上方略半分を糊殺し処理または部分粘着塗工処理を施す等の手法を用いて非粘着部とし、該非粘着部には中央縦方向に粘着部に達する切れ込みが形成され、該切れ込みにより分離された左右のラベル部分を引き裂き片として構成していることを特徴とする。
請求項2記載のラベルは、請求項1に記載のラベルであって、前記切れ込みにより分離された引き裂き片の表面側に、左右方向に開く為のガイドとなる矢印表示が印刷されていることを特徴とする。
本発明によれば、ラベル本体の上方略半分を構成する非粘着部の中央に形成された縦状の切れ込みにて分離された引き裂き片を左右方向に引き裂くことにより、ラベル本体の粘着剤の粘着力により貼着されたラップフィルムをラベルの破断と共に破断し、ラップフィルムを容易に開封することが出来る。
本発明のラベルを示す正面である。 同ラベルの貼着された状態を示す側面図である。 同ラベルがラップフィルムにて包装された食品容器に貼着されている状態の斜視図である。 同ラベルと共にラップフィルムが破断する状態の説明図である。 ラベルが左右に引き裂かれてラップフィルムが破断した状態の説明図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。図1は、本発明の一実施形態のトレイ包装開封ラベル(以下、単に「ラベル」という。)の概略構成を示しており、1は裏面に粘着剤2が塗布されたラベルで、該ラベル1の上方略半分1aを糊殺し処理または部分粘着塗工処理を施す等の手法を用いて非粘着部3とし、該非粘着部3には中央縦方向に前記ラベル1の略下半分1bに形成された粘着部4に達する切れ込み5が形成され、該切れ込み5により分離された左右のラベル部分を引き裂き片6として構成している。
引き裂き片6は中央縦方向の切れ込み5を中心に自由な形状とすることができる。店頭において季節の催事向けに様々なデザインや形状で貼付けられる商品の購買力を高めることができる。また、引き裂き片の上端部6bは円弧状、或いは非直線形状に形成することが開封時に撮み易い点からも好ましいが、必ずしも形状にとらわれない。また、該引き裂き片6の表面側6aには左右方向に引き裂くためのガイドとして矢印表示7が印刷され、また、好ましくはラベル表面6aに使用説明文、例えば「左右に引っ張ると下のラップが破れ、容易に剥がすことができます。」のような表示8が印刷されることもある。
尚、粘着剤2はラップフィルムに適合し、フィルムを引き裂くことが出来る程度の強粘着の粘着剤が適用される。また、非粘着部3を構成する糊殺し処理または部分粘着塗工処理はマスク処理等の公知の処理方法が用いられる。ラベル1の基材は紙、合成紙、プラスチックフィルムなどが適用でき、引き裂きが可能な材質であれば商品に対応して適宜選択できる。
図2は弁当、惣菜等のトレイ状の容器10にラップフィルム11が被覆された状態で本発明のラベル1が貼り付けられた状態を示す。フィルム素材は一般的に使用されているポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂やポリ塩化ビニリデン系樹脂等のフィルムである。尚、容器10は蓋付きの方形状容器、蓋のないトレイ状の容器、円形深皿状のパスタ等の容器や円筒形状のカップ麺容器等様々であるが、ラップフィルム包装が可能な食品容器であれば容器の形状は限定されない。
次に、本発明のラベルの使用方法を説明する。
ラベル1は図3に示すように、ラップフィルム11にて食品容器10全体がフィルム包装された商品の適所に貼り付けられて店頭に陳列されている。購入者はラップフィルム11を剥がして容器10内の商品等を取出すが、図4、図5に示すようにラップフィルム11に貼着されているラベル1の非粘着部3を構成する引き裂き片6、6を左右の指で撮み、左右方向に引っ張るとラベル1は中央の縦状の切れ込み5から破断Xを開始する。ラベル1は上方略半分1aが非粘着部3とし、下方の略半分1bが粘着部4となるため、引き裂き片6、6が左右に引き裂かれると粘着部4は貼り付いているラップフィルム11を接着したまま引き裂かれ、ラベル1が完全に引き裂かれるとラップフィルム11はラベル1の破断により一緒に破れ粘着部4に接着した状態で切り裂かれて開封される。
本発明では、ラップフィルム11の開封が貼り付けたラベルの引き裂き片6、6を左右に引っ張るだけでラベルの粘着部4にて接着するラップフィルム11がラベル1の破断と一緒に破断し、ラップフィルム11は一挙に切り裂かれて開封する。また、ラップフィルム11がラベル1と共に剥離されるため、手を汚さずにラップフィルム11を完全に開封できる。従って、手の不自由な人や老人、子供などには至って便利となる。
更に、販売促進のポップ効果の面でも、店頭の陳列でこのラベルが貼り付けられた商品は購買者の目を惹き、易開封がセールスポイントとなり購買意欲を増進し得る点で実際的効果は計り知れない。
本発明のラベルは、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等で陳列販売される食品のみならず、ラップフィルムにて包装されたその他の商品にも適用することが可能であり、量販店等で広く活用することができる。
1 ラップ包装開封ラベル
1a ラベルの上半分
1b ラベルの下半分
2 粘着剤
3 非粘着部
4 粘着部
5 切れ込み
6 引き裂き片
6a 表面側
6b 上端
7 矢印表示印刷
8 その他の表示
10 容器
11 ラップフィルム
X 破断

Claims (2)

  1. 裏面に粘着剤が塗布された粘着ラベルであって、ラベル本体の上方略半分を糊殺し処理または部分粘着塗工処理を施す等の手法を用いて非粘着部とし、該非粘着部には中央縦方向に粘着部に達する切れ込みが形成され、該切れ込みにより分離された左右のラベル部分を引き裂き片として構成していることを特徴とするラップ包装開封ラベル。
  2. 前記切れ込みにより分離された引き裂き片の表面側に、左右方向に開く為のガイドとなる矢印表示が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載のラップ包装開封ラベル。
JP2009163854A 2009-07-10 2009-07-10 ラップ包装開封ラベル Pending JP2011016569A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156470A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 大王製紙株式会社 薄葉紙包装体
JP2019156493A (ja) * 2019-03-28 2019-09-19 大王製紙株式会社 薄葉紙包装体

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