JP2000072153A - 米用包装袋 - Google Patents

米用包装袋

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JP2000072153A
JP2000072153A JP10245803A JP24580398A JP2000072153A JP 2000072153 A JP2000072153 A JP 2000072153A JP 10245803 A JP10245803 A JP 10245803A JP 24580398 A JP24580398 A JP 24580398A JP 2000072153 A JP2000072153 A JP 2000072153A
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JP
Japan
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rice
packaging bag
line
tear
sealed
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JP10245803A
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English (en)
Inventor
Minoru Aoki
稔 青木
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Fuji Seiki KK
Original Assignee
Fuji Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常販売されている米は、一袋あたりの包装
量が多いため、購入後、保管に手間がかかるとともに、
毎回使用量を計量しながら使用する必要があるので、少
量毎に包装するとともに、開封作業が容易な米用包装袋
を提供する。 【解決手段】 包装量を一食分程度とし、円筒体3状包
装袋の両端を封着して、両端の封着部2,2より略等距
離の位置にミシン目10による裂開線1を円筒体3に巻
回状態に形成し、同裂開線1より開封するべく構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売り用の米用包
装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケットや米屋などで
販売されている米は、5kgや10kgごと包装袋に封
入された状態で販売されており、購買者は購入後、米櫃
に移し替えたり、または、包装袋の一部を切り取って開
封したままの状態で、必要量づつ計量しながら使用して
いる。
【0003】また、最近では、核家族化や食生活の変化
により一戸あたりの米の消費量が少なくなったことや、
一人住まいの割合が増えたことなどにより、一度に大量
の米を購入するよりも、少量づつ数回に分けて購入する
傾向が強まり、1kg程度に小分けした包装袋に梱包し
たものや、ペットボトルに梱包したものなどの少量によ
る販売がなされるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一人住まいの
購買者などでは、一食あたりの消費量が少なく、さら
に、毎日炊飯を行っているとも限らず、一度購入した米
を長期にわたって保管することになり、保管にあたって
は、通常は購入したときの包装袋に米を入れたまま保管
するか、あるいは、タッパーのような密封容器に移し替
えるなどして保管することが多く、保管の煩わしさがあ
った。
【0005】また、おいしく米飯を炊くには米の確実な
計量を行う必要があり、炊飯のたびごとの計量が面倒で
あった。
【0006】さらに、従来の米用包装袋では、搬送の際
に封着部が解離して内部の米が漏出しないように、通
常、封着部は強固に熱融着されているため、スナック菓
子などの包装袋のように、封着部を両手で引き破ること
は困難であるので、ハサミやカッターなどの開封のため
の切断具が必要となり、開封作業が煩雑であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された本
発明は、略円筒体状の包装袋内部に定量の米を入れ、そ
の両端を封着することにより形成される米用包装袋にお
いて、略円筒体状包装袋の両端の封着部より略等距離の
円周面に他部より裂開されやすい裂開線を形成し、開封
に際し、同裂開線を挟んでその両側を両手で把持して、
裂開線部分にて略円筒状包装袋を折曲裂開させるべく構
成してなる米用包装袋である。
【0008】従って、例えば、一食分の量として一合づ
つに小分けして販売することにより、使用量づつの購入
が可能となるとともに、計量の必要性、および、保管の
必要性がなく便利であり、裂開線を切離するだけで容易
に開封することができる。
【0009】さらに、請求項2記載の本発明は、請求項
1記載の米用包装袋において、被包装物の米を無洗米と
したことを特徴とするものである。
【0010】従って、無洗米とすることによって、炊飯
時には、釜に米用包装袋から開封した無洗米を入れ、所
要量の水を加えるだけで炊飯を開始することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、略円筒体状となった包
装袋において、まず一方の端部を熱融着により封着し、
封着のされていないもう一方の端部より定量の米を入
れ、その後、同端部を熱融着により封着することにより
米を包装する。
【0012】両端を封着され所定の長さの略円筒体状包
装袋となった米用包装袋には、両端の封着部より略等距
離の位置に、裂開線を円筒体の周面に巻回するように形
成しておき、裂開線において折曲、裂開することにより
被包装物の米を取出すことができるべく構成している。
【0013】包装袋自体は複数の層を積層した構造のフ
ィルムより整形されており、少なくとも最内層は被包装
物を完全密封するとともに、外層には裂開線となるべく
ミシン目が形成されることにより、裂開線による裂開が
可能であるとともに密封可能となっている。
【0014】裂開線の裂開による開封作業は、開封した
米を入れる釜やなべ、または、米磨ぎのためのボールな
どの容器の上方で行われ、略円筒体状となった米用包装
袋において、略中央に形成された裂開線を境として、一
方側の包装袋を片手で握り、他方側の包装袋を残りの片
手で握り、それぞれの親指を包装袋に押し立てて包装袋
を押し込むとともに、両手で包装袋をくの字状に折り曲
げることにより、裂開線が切離され、米用包装袋内の米
を下方に位置する容器の中に入れることができる。
【0015】また、包装される米の量を一食分の量、例
えば、0.5合や1合、あるいは、2人用として2合な
どとしておくことにより、計量をすることなく炊飯を行
うことができ、購入する際にも必要量だけ購入すること
ができるので、保管の手間も省くことができる。
【0016】さらに、包装された米を無洗米としておく
ことにより、釜の中に上記手法にて無洗米を入れ、所要
の水を加えるだけで炊飯を開始することができ、レトル
ト食品を調理するのと同じ感覚で本物の米飯を炊くこと
ができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
図1は本発明の米用包装袋Aの斜視図である。
【0018】米用包装袋Aは、もともと一方向に長い帯
状のフィルムBとして、リール状に巻かれた状態で供給
されており、本実施例では、図2に示すように、同フィ
ルムBの表層にはポリエステルCを使用し、裏層にはポ
リ塩化ビニールDを使用した二重構造となっている。本
実施例では、特に、ポリエステルCはポリエステル−1
6を使用している。
【0019】表層のポリエステルCには、裂開線1とな
るべく、帯状のフィルムBの長手方向と垂直に、所要の
間隔を設けてミシン目10を多数形成しており、その
後、ポリ塩化ビニールDと重合させることによって、ミ
シン目10による孔11を塞いでいる。
【0020】帯状のフィルムBは、同フィルムBの長手
方向と平行な辺において互いに熱融着(図示せず)され
ることによって円筒体3状に形成されるので、同円筒体
3の周面に、所要の間隔をあけて裂開線1が配置された
状態となり、次いで、隣り合った裂開線1の略中間部に
て裂開線1と略平行に円筒体3を熱融着して、米用包装
袋Aの一方の封着部2とする。
【0021】さらに、まだ熱融着のなされていない端部
より定量の米4を入れた後、前記封着部2を熱融着した
のと同様に、隣り合った裂開線1の略中間部を、裂開線
1と略平行に熱融着することによって封着部2とし、か
つ、同封着部2を封着方向と平行に切断することによっ
て、単体に切離された米用包装袋Aとする。
【0022】また、前記の封着方向と平行な切離により
切り残った封着部2を新たな封着部2として、再度、定
量の米4を入れ、封着・切離作業を繰り返すことによっ
て、米4の包装作業を連続して行っている。
【0023】従って、上記のようにして製造された米用
包装袋Aは、両端が熱融着により封着された封着部2と
なっており、同封着部2より略等距離の位置において裂
開線1が円筒体3を巻回した状態となっている。
【0024】また、米用包装袋Aの表層のポリエステル
Bにはミシン目10による裂開線1が形成されている
が、下層のポリ塩化ビニールCによって同ミシン目10
による孔11が塞がれているので、米用包装袋Aは被包
装物の米4を完全密封することができるとともに、裂開
線1の形成により容易に開封することができる。
【0025】本実施例では、ポリエステルBとポリ塩化
ビニールCによる二重構造について説明を行ったが、他
の材質により外層に形成したミシン目10による切離
と、内層による密封が可能な組み合わせを用いてもよ
く、また、二重構造だけでなく、三重以上の構造にして
もよい。
【0026】米用包装袋Aの開封に際しては、図3に示
すように、米用包装袋Aに形成した裂開線1を挟んで、
左側包装袋5を左手で握り、右側包装袋6を右手で握る
とともに、炊飯釜7や米磨ぎ用のボールなどの上で、図
4に示すように、米用包装袋Aの裂開線1の部分でくの
字状に折り曲げることにより裂開線1を切離して、開封
と同時に米用包装袋Aの中の米4を取出すことができ
る。
【0027】このとき、両手の親指を米用包装袋Aにそ
れぞれ押し立てるようにして米用包装袋Aを折り曲げる
と、裂開線1に力が加わりやすく、切離による開封が行
いやすい。
【0028】また、米用包装袋Aの折り曲げによる開封
だけでなく、左右側包装袋5,6をそれぞれ把持し、裂
開線1を境として円筒体3の周面方向で互いに逆方向に
捻じることによって開封してもよい。
【0029】さらに、包装される米4の量を1食分程
度、例えば、1合や0.5合、あるいは、2合などの少
量としておくことにより、計量の必要がないうえに、必
要量ごとに開封すればよいので未使用時の保存が容易で
あるとともに、購入に際しても必要量だけ購入すればよ
く、一人住まいなどで米4の使用量が少ない購入者にと
って、購入やすい形態を提供することができる。
【0030】包装される米4は精白米でもよいし、無洗
米であってもよいが、無洗米とした場合には、開封後、
所要量の水を加えるだけで炊飯を開始することができる
ので手軽であり、また、節水にもなり、さらに、キャン
プの飯盒炊飯として利用したり、あるいは、非常時のた
めの保存食用として利用することもできる。
【0031】本発明の米用包装袋Aにおいて、略中央に
形成された裂開線1は認識しにくく、どこに裂開線1が
あるか分かりにくいため、米用包装袋Aのデザインとし
て裂開線1部分を強調するデザインを用いてもよいし、
米用包装袋Aの折り曲げによる開封の際に、親指の押し
当て部、あるいは、両手の握り部などを明示し、最も開
封が行いやすい把持方法を示すデザインを用いてもよ
い。
【0032】また、販売時に吊下げ棚に吊下げて陳列す
るために、米用包装袋Aの上部融着部に吊下げ用の吊下
げ孔8を開口しておいてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、略円筒
体状包装袋の両端の封着部より略等距離の円周面に他部
より裂開されやすい裂開線を形成し、開封に際し、同裂
開線を挟んでその両側を両手で把持して、裂開線部分に
て略円筒状包装袋を折曲裂開させることによって開封す
ることにしたので、開封のための切断具を必要とせず、
また、開封と同時に中の米を取出すことができる。
【0034】さらに、包装される米の量を1合や0.5
合などのように一食分の量としておくことによって、計
量することなく必要量の米飯を炊くことができるととも
に、一人住まいの購買者にとっては必要量毎に購入する
ことができるので、保管の手間を省くことができる。
【0035】また、請求項2記載の本発明によれば、被
包装物の米を無洗米としたことにより、炊飯釜に開封し
た無洗米を入れ、所要量の水を加えるだけで炊飯を開始
することができるので、レトルト食品を調理する感覚で
本物の米飯を炊くことができる。
【0036】また、無洗米であるために節水が可能とな
るとともに、非常時の保存食用や、キャンプでの飯盒炊
飯にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米用包装袋の斜視図である。
【図2】本発明に係る米用包装袋の要部断面図である。
【図3】米用包装袋を開封するために同袋を把持した状
態の斜視図である。
【図4】米用包装袋の開封作業を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 米用包装袋 1 裂開線 10 ミシン目 11 孔 2 封着部 3 円筒体 4 米 8 吊下げ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒体状の包装袋内部に定量の米を入
    れ、その両端を封着することにより形成される米用包装
    袋において、 略円筒体状包装袋の両端の封着部より略等距離の円周面
    に他部より裂開されやすい裂開線を形成し、開封に際
    し、同裂開線を挟んでその両側を両手で把持して、裂開
    線部分にて略円筒状包装袋を折曲裂開させるべく構成し
    てなる米用包装袋。
  2. 【請求項2】 被包装物の米を無洗米としたことを特徴
    とする請求項1記載の米用包装袋。
JP10245803A 1998-08-31 1998-08-31 米用包装袋 Pending JP2000072153A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086007A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 株式会社熊谷 包装体、包装体の開封方法、及び包装体の製造方法
JP2016155582A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社日清製粉グループ本社 包装体
JP2017030753A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 大日本印刷株式会社 易開封線が形成された袋
JP2022173743A (ja) * 2021-05-10 2022-11-22 押尾産業株式会社 鏡餅型装飾具

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JP2016155582A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社日清製粉グループ本社 包装体
JP2017030753A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 大日本印刷株式会社 易開封線が形成された袋
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