JP2011016276A - 樹脂封止装置および樹脂封止方法 - Google Patents

樹脂封止装置および樹脂封止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産効率が高く、小型で簡単な構造を有し、メンテナンスが容易な樹脂封止装置を提供する。
【解決手段】基板供給装置から供給された基板90を基板搬送装置100で上,下金型チェス30,50の間に搬送し、前記基板90の表裏面を上,下金型チェス30,50で挟持するとともに、前記基板90に実装した電子部品を前記金型チェス30,50に設けたキャビティ41,61内で樹脂封止する樹脂封止装置である。特に、前記基板90の両側縁部を枠体構造の基板搬送装置100で支持したままの状態で、前記基板90の表裏面を上,下金型チェス30,50で挟持し、樹脂封止する。
【選択図】図9

Description

基板に実装した半導体素子等の電子部品を樹脂材料で封止する樹脂封止装置および樹脂封止方法に関する。
従来、樹脂封止装置は、例えば、リードフレーム1を一対のスライドチャック19b,19bで保持して金型5に搬入し、位置決めした後、前記スライドチャック19bを退出させていた。そして、成形後、金型5に一対のスライドチャック31b,31bを進出させ、前記リードフレーム1を成形して得た成形品2を前記スライドチャック31bに保持させて搬出している。(特許文献1参照)。
また、他の樹脂封止装置は、リードフレーム供給部3から供給されたリードフレームをチャックハンド29で保持し、上型13,下型14の間に搬入して位置決めした後、前記チャックハンド29を退出させていた。そして、成形後、再度、前記チャックハンド39を進出させて成形品を把持し、搬出している(特許文献2参照)。
さらに、異なる樹脂封止装置は、リードフレーム2を吸着部33で吸着保持し、上,下金型11,12の間に搬送して位置決めし、退出させていた。そして、成形後、前記上,下金型11,12の間に前記吸着部33を進出させ、前記リードフレーム2を成形して得た成形品を吸着部33で吸着して搬出している(特許文献3参照)。
特開昭62−70012号公報 特開平10−286699号公報 特開平9−153505号公報
しかしながら、前述の従来例では、基板供給装置から供給された基板をチャックあるいは吸着部で保持し、上,下金型間に搬入して位置決めし、前記チャック等を退出させた後、前記上,下金型を型締めしていた。また、成形後に開いた上,下金型の間にチャック等を、再度、進出させ、成形された基板を搬出していた。このため、従来例の樹脂封止装置はいずれも、樹脂成形サイクルタイムが長く、高い生産効率が得られなかった。
特に、従来例の中には、基板供給装置から供給された基板の搬入,位置決めと、成形された基板の取り出し,搬出とは、別々のチャック等を使用する樹脂封止装置がある。このため、部品点数が多く、装置が大型化するだけでなく、制御機構が複雑になり、メンテナンスが容易でないという問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、生産効率が高く、小型で簡単な構造を有し、メンテナンスが容易な樹脂封止装置を提供することを課題とする。
本発明に係る樹脂封止装置は、前記課題を解決するため、基板供給装置から供給された基板を基板搬送装置で上,下金型の間に搬送し、前記基板の表裏面を前記上,下金型で挟持するとともに、前記基板に実装した電子部品を前記金型に設けたキャビティ内で樹脂封止する樹脂封止装置であって、前記基板の両側縁部を枠体構造の基板搬送装置で支持したままの状態で、前記基板の表裏面を上,下金型で挟持し、樹脂封止する構成としてある。
本発明によれば、基板搬送装置で上,下金型間に搬入した基板を位置決めした後、基板搬送装置を退出させる必要がないとともに、再度、進出させる必要がない。このため、樹脂成形サイクルが短く、生産効率が高い。
また、基板の搬入,成形品の離型を同一の基板搬送装置で行うので、部品点数が少なく、小型化しやすいだけでなく、制御機構が簡単になり、メンテナンスが容易な樹脂封止装置が得られる。
本発明の他の実施形態としては、枠体構造を有する基板搬送装置の対向する辺の内側面に、前記基板の両側縁部を側方からスライド嵌合可能なガイド溝を、それぞれ設けた構成としてもよい。
本実施形態によれば、基板の両側縁部が基板搬送装置のガイド溝にスライド嵌合することにより、前記基板の位置ズレが生じにくくなり、抜け落ちにくくなる。
本発明の異なる実施形態としては、ガイド溝を設けた辺に、基板の縁部に圧接して保持する少なくとも一つのクランプブロックを設けておいてもよい。
本実施形態によれば、前記クランプブロックを介して基板の縁部が圧接,保持され、前記基板がより一層、位置ズレしにくくなるとともに、抜け落ちにくくなる。
本発明の別の実施形態としては、上,下金型にそれぞれ設けたリターンピンで、金型開閉時に基板搬送装置のクランプブロックを上下から挟持してもよい。
本実施形態によれば、リターンピンの保持力が加算されることにより、成形前後に生じ得る基板の位置ズレをより一層効果的に防止できる。特に、成形後に上,下金型から成形品を離型させて取り出す場合であっても、基板の縁部をリターンピンの圧力で強固に保持できるので、基板が基板搬送装置から脱落することがない。
特に、本発明の新たな実施形態としては、上,下金型にそれぞれ設けたリターンピンで、金型開閉時に基板搬送装置のクランプブロックを上下から同一軸心上で挟持するようにしてもよい。
本実施形態によれば、リターンピンが基板搬送装置を同一軸心上で挟持するので、基板搬送装置に捩れ、撓み等の不具合が発生するおそれがなくなる。
本発明の異なる実施形態としては、成形品を金型のキャビティから突き出すエジェクタピンと、前記エジェクタピンを取り付けたエジェクタプレートと、前記エジェクタプレートに一体に設けられ、かつ、金型の開閉時に基板搬送装置を挟持するリターンピンと、を備えた金型であってもよい。
本実施形態によれば、複雑な駆動機構、制御機構を用いることなく、リターンピンに同期させてエジェクタピンを後退,前進できるとともに、基板搬送装置を上下動させることができるので、成形品を金型キャビティから良好に離型することができる。
また、本発明の別の実施形態としては、成形品を金型のキャビティから突き出すエジェクタピンと、前記エジェクタピンを取り付けたエジェクタプレートと、前記エジェクタプレートにコイルバネを介して取り付けられ、かつ、金型の開閉時に基板搬送装置を挟持するリターンピンと、を備えた金型であってもよい。
本実施形態によれば、複雑な駆動機構、制御機構を用いることなく、リターンピン及び基板搬送装置に対して所定の時間差でエジェクタピンを後退,前進できるので、成形品を金型のキャビティから良好に離型することができる。
本発明の新たな実施形態としては、上,下金型の下流側に、樹脂封止した基板である成形品を仮置きするための仮置き装置と、前記成形品から不要樹脂を除去するディゲータ装置と、不要樹脂を除去した成形品を積み重ねて収納する成形品収納装置と、を一列に順次配置しておいてもよい。
本実施形態によれば、成形後の基板を簡単、かつ、最短距離で取り出して搬出できるので、床面積が小さく、生産効率の高い樹脂封止装置が得られる。
本発明に係る樹脂封止方法は、基板供給装置から供給された基板を基板搬送装置で上,下金型の間に搬送し、前記基板の表裏面を上,下金型で挟持するとともに、前記基板に実装した電子部品を前記金型に設けたキャビティ内で樹脂封止する樹脂封止方法であって、前記基板の両側縁部を枠体構造の基板搬送装置で支持したままの状態で、前記基板の表裏面を前記上,下金型で挟持し、樹脂封止する工程からなるものである。
本発明によれば、基板搬送装置で上,下金型間に搬入した基板を位置決めした後、基板搬送装置を退出させる必要がないとともに、再度、進出させる必要がない。このため、樹脂成形サイクルが短く、生産効率の高い樹脂封止方法が得られる。
また、基板の搬入,成形品の離型を同一の基板搬送装置で行うので、部品点数が少なく、小型化しやすいだけでなく、制御機構が簡単になり、メンテナンスが容易な樹脂封止方法が得られるという効果がある。
本発明に係る樹脂封止装置の実施形態を示す平面図である。 図1で示したII-II線断面図である。 図2で示した矢印IIIの方向から視た側面図である。 図2で示したIV-IV線断面図である。 図2で示したV-V線部分拡大断面図である。 図5に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図6に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図7に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図8に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図9に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図10に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図11に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図12に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図13に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図14に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図15に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図16に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図17に続く製造工程を説明するためのV-V線部分拡大断面図である。 図10で示したV-V線部分拡大断面図の部分拡大図である。 本発明に係る樹脂封止装置の要部分解斜視図である。 本発明に係る樹脂封止装置を側方から視た要部部分側面図である。 本発明に係る樹脂封止装置によって樹脂封止される基板を裏面から視た斜視図である。 本発明に係る樹脂封止装置によって樹脂封止される基板を表面から視た斜視図である。
本発明に係る樹脂封止装置は、大略、図1に示すように、メインベース10の中央に配置した金型装置20の上流側に、基板供給装置80および樹脂材料供給装置120を並設する一方、その下流側に成形品仮置き装置140,ディゲート装置150、および、成形品収納装置160を1列に配置してある。
また、前記基板供給装置80と前記金型装置20との間には基板搬送装置100が往復移動可能に配置されている。さらに、前記樹脂材料供給装置120と前記金型装置20との間には樹脂材料搬送装置130が往復移動可能に配置されている。
そして、前記成形品仮置き装置140および成形品収納装置160に沿って第2ガイドユニット170を並設してある。前記第2ガイドユニット170は、基板90を樹脂封止して得た成形品96を前記基板搬送装置100から引き出し、前記成形品仮置き装置140,ディゲート装置150および前記成形品収納装置160に順次搬送する。
前記金型装置20は、図3に示すように、前記メインベース10の上面中央に立設した一対のサイドベース21,21の上端部間に、上金型ベース22を架け渡してある。前記上金型ベース22の中央部から吊り下げた上金型ダイセット23の下面には上金型チェス30を設置してある。そして、前記上金型ダイセット23および上金型チェス30は駆動モータ24を介して上下に往復移動可能に支持されている。
前記上金型チェス30は、図5に示すように、前記上金型ダイセット23の下面両側縁部に設けたサイドプレート31,31の間に、第1,第2上金型エジェクタプレート32,33および上金型キャビティプレート40を順次配置してある。特に、前記第1,第2上金型エジェクタプレート32,33は一体化され、常時、一体に上下動する。また、前記上金型キャビティプレート40の下面表面には複数の上型キャビティ41が形成されている。
そして、上金型ダイセット23と第1上金型エジェクタプレート32との間には第1コイルバネ34が配置されている。一方、上金型キャビティプレート40の上面に固定された上金型サポートピン35は、その上端部を第1,第2上金型エジェクタプレート32,33に挿通され、上金型ダイセット23の下面近傍まで延在している。前記上金型サポートピン35は、型締め圧力を受圧し、かつ、撓みを防止する円柱形状であり、前記上型キャビティ41の周辺にバランス良く配置されている。
さらに、第1,第2上金型エジェクタプレート32,33の間には第2コイルバネ36が配置され、上金型リターンピン37を下方側に付勢している。このため、上金型リターンピン37が押し込まれると、第2コイルバネ36が圧縮され、前記上金型リターンピン37が上昇し、上金型リターンピン37の上面と第1エジェクタプレート32の下面が当接した後、第1上金型エジェクタプレート32が押し上げられる。この結果、第1,第2エジェクタプレート32,33が一体に押し上げられ、上金型エジェクタピン38が引き上げられる。
なお、図5に示す状態では、上金型キャビティプレート40の上面と第2上金型エジェクタプレート33の下面との間に一定の距離を保つように、前記上金型キャビティプレート40の上面には図示しないストッパが設けられている。また、サイドプレート31と上金型チェス30との接合面間に図示しない脱落防止構造を設けてある。
前記金型装置20は、図2に示すように、前記メインベース10の上面のうち、前記上金型チェス30の下方側に位置するように、下金型ベース25、下金型ダイセット26、および、下金型チェス50を順次、積み重ねてある。前記下金型チェス50は、図5に示すように、前記下金型ダイセット26の上面両側縁部に設けたサイドプレート51,51の間に、第1,第2下金型エジェクタプレート52,53と下金型キャビティプレート60とを順次配置したものである。前記下金型キャビティプレート60では、図20に示すように、その上面に形成された隣り合う一対の下型キャビティ61,61がランナー62を介してポット63(図5)に相互に連通している。また、前記下金型キャビティプレート60は、その側面に一対の樹脂材料投入ブロック66,66を組み付けてある(図20)。前記樹脂材料投入ブロック66は、前記ポット63に連通するスリット状の樹脂材料供給溝64および樹脂材料投入口65を備えている。
また、図5に示すように、前記下金型ダイセット26と第1下金型エジェクタプレート52との間には第3コイルバネ54が配置されている。そして、前記下金型キャビティプレート60の下面に固定された下金型サポートピン55は、その下端部を第1,第2下金型エジェクタプレート52,53に挿通され、下金型ダイセット26の上面に当接している。前記下金型サポートピン55は、型締め圧力を受圧し、かつ、撓みを防止する円柱形状であり、前記下型キャビティ61の周辺にバランス良く配置されている。さらに、下金型第2エジェクタプレート53には下金型エジェクタピン58および下金型リターンピン57が取り付けられている。このため、下金型リターンピン57が押し下げられると、第3コイルバネ54が圧縮され、下金型エジェクタピン58が一体に下降する。
そして、図2に示すように、前記メインベース10の下方側に配置したプランジャ駆動装置70を駆動してプランジャブロック71を上下動させることにより、ロッド72を介してプランジャブレード73が上下動する。前記プランジャブレード73は、図5に示すように、ポット63内に供給された後述する板状樹脂材料121を圧縮して溶融するとともに、溶融した樹脂材料を、ランナー62を介して下型キャビティ61、および、上型キャビティ41に充填する。
なお、第1,第2,第3コイルバネ34,36,54のバネ力は、第2コイルバネ36のバネ力が最も小さく、第3コイルバネ54のバネ力が最も大きい。そして、第1,第2コイルバネ34,36の合計したバネ力よりも、第3コイルバネ54のバネ力が大きくなるように設定されている。
基板供給装置80は、図1および図2に示すように、複数枚の基板90(図22,23参照)を上下に所定間隔を空けて積み重ねて収納した基板マガジン81を、上下動可能な載置台82に着脱可能に搭載したものである。また、前記基板供給装置80は、前記基板マガジン81から基板90を1枚ずつ側方に押し出すための第1プッシャ83を備えている。そして、前記第1プッシャ83が前記基板マガジン81から前記基板90を1枚ずつ押し出す毎に、前記載置台82が基板90の1枚の厚さ寸法だけ上昇し、高さ調整を行う。
前記基板90は、図22,図23に示すように、短冊状のリードフレームの表裏面に、4個1組で組み合わせた電子部品91を4組ずつ、同一直線上にそれぞれ実装してある。そして、組み合わせた前記電子部品91の間を仕切るように樹脂充填用スリット92を形成してあるとともに、前記リードフレームの両側縁部に位置決め孔93を設けてある。
基板搬送装置100は、図1に示すように、基板マガジン81から押し出された基板90を載置可能な平面形状を有する枠体構造である。また、前記基板搬送装置100は、図20に示すように、基板90の浮き上がりを規制するため、対向する長辺の内側面に設けた一対のガイド溝101,101に、基板90の両側縁部をスライド嵌合する構造となっている。さらに、前記基板搬送装置100は、対向する長辺に前記基板90の脱落を防止するためのクランプブロック102を設けてある。前記クランプブロック102は、図19に示すように、回動軸103を介して回動可能に支持されているとともに、付勢用コイルばね104を介して付勢されている。このため、前記クランプブロック102のクランプ爪105が基板90の片側縁部に圧接可能となっている。そして、クランプ爪105の先端部分を上金型リターンピン37が押圧することにより、基板90をより一層強固に保持可能となっている。さらに、前記基板搬送装置100は、その中央部分が上下に開口しており、前記下型キャビティプレート60の上面中央部に嵌合するように形成されている一方、対向する短辺の上面中央部を切り欠くことにより、逃がし部106(図20)をそれぞれ形成してある。
従って、前記基板マガジン81から押し出された基板90は、その先端部を第1ガイドユニット110の第1クランパー111に把持され、図示しない駆動装置の駆動によって引き出され、その両側縁部を前記基板搬送装置100の一対のガイド溝101,101にそれぞれ嵌合する。その際、前記基板90は、その両側縁部で前記クランプブロック102のクランプ爪105を押し上げつつ、スライド移動するので、その両側縁部が前記クランプ爪105に押圧されて抜け止めされる。そして、前記基板搬送装置100は一対のアーム部107,107(図20,21)を介して往復移動可能および上下移動可能に支持されている。
すなわち、前記アーム部107はガイドレール108に沿ってスライド移動可能に支持されているとともに、前記ガイドレール108は複数本のサポートピン109aで上下に往復移動可能に支持されている。このため、前記アーム部107は図示しない駆動装置で水平方向にスライド移動可能であるとともに、前記ガイドレール108は駆動装置109bで上下に往復移動可能である。
樹脂材料供給装置120は、図1および図3に示すように、複数枚の板状樹脂材料121を並べて収納した樹脂材料マガジン122と、前記樹脂材料マガジン122から前記板状樹脂材料121を1枚ずつ側方に押し出す第2プッシャ123と、からなる。そして、前記樹脂材料供給装置120と前記金型装置20との間に樹脂材料搬送装置130を往復移動可能に配置してある。
前記樹脂材料搬送装置130は、図1に示すように、押し出された板状樹脂材料121を保持できる一対のスリット131を有するホルダー132と、前記ホルダー132を、樹脂材料投入ブロック66に設けた樹脂材料投入口65の上方まで搬送するXYテーブル133と、からなるものである
一方、成形品仮置き装置140は、一対のガイドレール141,141を並設したものである。このため、前記金型装置20で樹脂封止された成形品96の一端部を、後述する第2ガイドユニット170の第2クランパー171で把持し、前記基板搬送装置100から引き出し、ついで、前記成形品96を前記ガイドレール141,141間に仮置きできる。
なお、後述するように、前記第2クランパー171は一対の平行なガイドレール172,172に沿って往復移動可能に支持されている。
ディゲート装置150は、図4に示すように、メインベース10に立設した一対の支柱151,151の上端部に固定バー152を架け渡すとともに、一対の前記支柱151,151に可動バー153を上下にスライド移動可能に架け渡してある。また、前記固定バー152に駆動装置154を設置する一方、前記可動バー153には、パンチ155を備えたパンチユニット156を設けてある。前記パンチユニット156の直下にはガイドポスト157aおよび位置決めピン157b(図2)を備えた受けダイ157を配置してある。そして、前記受けダイ157は、一対の駆動ピストン158,158で上下動可能に支持されている。なお、前記駆動ピストン158,158の間にはシュート159が配置されている。
成形品収納装置160は、図1および図2に示すように、ディゲート装置150の下流側に配置され、載置台161に載置された成形品マガジン162内に可動プレート163を上下動可能に配置してある。また、前記成形品マガジン162の上方開口部の両側に一対のアウトプットレール164が配置されている。前記アウトプットレール164は断面略L字形状であり、駆動装置165で開閉可能となっている。このため、後述する第2クランパー171が成形品96の一端部を把持して前記アウトプットレール164,164間に位置決めする。ついで、前記第2クランパー171を開いて後退させた後、前記アウトプットレール164を駆動装置165で外側に開くことにより、成形品96が前記可動プレート163上に1枚ずつ積み重ねられる。そして、成形品96を1枚積み重ねる毎に、前記可動プレート163が成形品96の厚さ寸法だけ下降し、高さ調整を行う。
第2ガイドユニット170は、図1に示すように、2本の平行なガイドレール172,172に沿って第2クランパー171を駆動装置173で往復移動可能に配置したものである。前記第2クランパー171は、図2に示すように、成形品96の一端部を把持可能な上下一対の爪部で構成され、前記成形品96を所定の位置まで引き出す作業を行う。
なお、本発明に係る樹脂封止装置は、図2および図3に示すように、クリーナー装置180を備えている。前記クリーナー装置180は、その装置本体181の上下面の前方側に図示しない駆動装置により、上下方向に移動可能な一対の回転ブラシ182,182を配置するとともに、その後方側にダクト183を接続してある。そして、前記クリーナー装置180は、開いた上,下金型チェス30,50の間に進出することにより、前記回転ブラシ182で樹脂屑等を掻き出しつつ、前記ダクト183で吸引,除去する。
次に、本発明に係る樹脂封止装置の動作について説明する。
まず、図1および図2に示すように、基板供給装置80の基板マガジン81内に収納した基板90を第1プッシャ83で押し出し、押し出された前記基板90の一端部を第1ガイドユニット110の第1クランパー111で把持して引き出す。そして、前記基板90の両側縁部を基板搬送装置100のガイド溝101(図20)に沿って嵌合し、クランプブロック102のクランプ爪105の付勢力に抗しつつ、スライドさせて所定の位置に引き入れる。このため、前記基板90は前記クランプ爪105に押圧されているので、搬送時の振動等によって位置ずれを生じることはない。
そして、ガイドレール108(図21)に沿って前記基板搬送装置100をスライド移動させることにより、前記基板搬送装置100に保持された基板90を下金型キャビティプレート60の上方に搬送して位置決めする(図6)。ついで、駆動装置109b(図21)を駆動して前記ガイドレール108を下降させることにより、前記基板搬送装置100を下降させて下金型チェス50の下金型リターンピン57上に載置する(図7)。このとき、基板90の表裏面に配置された4個1組の電子部品91のうち、表裏面の第1組目および第3組目に配置された計16個の電子部品91が樹脂封止可能となる(図1)。
なお、前記基板搬送装置100は、基板90が所定の位置に位置決めされた後、樹脂封止が完了するまでの間、前記基板搬送装置100は駆動装置109bが関与しない無負荷状態となり、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57との動作に委ねられる。
一方、図1および図3に示すように、樹脂材料供給装置120は樹脂材料マガジン122に収納した板状樹脂材料121を第2プッシャ123で押し出し、ホルダー132のスリット131内に押し込む。そして、前記ホルダー132を、XYテーブル133を介して搬送し、図8に示すように、樹脂材料投入ブロック66の樹脂材料投入口65の直上に前記ホルダー132を位置決めする。
ついで、図9に示すように、上金型チェス30を下降させると、位置決めピン42が基板90の位置決め孔93に挿入される。そして、上金型リターンピン37が基板搬送装置100に圧接し、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とで前記基板搬送装置100を挟持しつつ、前記下金型リターンピン57が押し下げられる。このため、バネ力の最も小さい第2コイルバネ36が圧縮された後、第1コイルバネ34が圧縮される。この結果、第1,第2上金型エジェクタプレート32,33が相対的に押し上げられ、上金型エジェクタピン38が上昇し、その下端部が上型キャビティ41の底面から僅かに突出した位置まで移動する(図10)。さらに、上金型チェス30を下降させると、下金型リターンピン57が押し下げられ、第3コイルバネ54が圧縮されるので、第1,第2下金型エジェクタプレート52,53が下降するとともに、下金型エジェクタピン58が下降し、その上端部が下型キャビティ61の底面から僅かに突出した位置まで移動する(図11)。
なお、前記上金型リターンピン37が基板搬送装置100のクランプブロック102を押圧するので、基板90がより一層強固に保持される。
そして、図12に示すように、ホルダー132の底面に配置したシャッター134を引き出すとともに、第3プッシャ135でスリット131から板状樹脂材121を押し出し、樹脂材料投入口65から樹脂材料供給溝64内に投入する。そして、第4プッシャ67で板状樹脂材121をポット63内に押し込んだ後(図12)、前記第4プッシャ67の先端面とポット63の内側面とが面一となるように第4プッシャ67を少し引き戻す。さらに、プランジャ駆動装置70を駆動してプランジャブレード73を押し上げ、ポット63内の板状樹脂材121を加熱・加圧して溶融させる。そして、溶融した樹脂材を、ランナー62を介して下型キャビティ61に充填するとともに、リードフレーム90のリードの隙間(図示せず)を介して上型キャビティ41に充填することにより、電子部品91を樹脂封止する(図13)。
なお、前述したように第4プッシャ67を引き戻すのではなく、第4プッシャ67と樹脂材料投入ブロック66との間にストッパを設け、前記第4プッシャ67の先端面とポット63の内側面とが面一となるように設定してもよい。
樹脂材料搬送装置132を元の位置に復帰させるとともに、所定の型締め時間が経過した後、プランジャブレード73を下降し、プランジャブレード73の先端(上端)とポット63内に位置する不要樹脂95との張り付きを解消する。そして、前記プランジャブレード73を再度上昇させ、ポット63内に位置する不要樹脂95を突き出すとともに、上金型チェス30を上昇させる。このとき、第3コイルバネ54のバネ力によって第1,第2下金型エジェクタプレート52,53が上方に付勢されている。このため、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とで基板搬送装置100を挟持した状態を維持しつつ、下金型エジェクタピン58が下型キャビティ61内に押し出され、前記下型キャビティ61内から成形部94を突き出す(図14)。
すなちわ、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とを同期させて下金型エジェクタピン58を下型キャビティ61内に押し出すとともに、基板搬送装置100を上昇させる。この結果、成形部94と基板90とが同期して上昇することにより、成形品に損傷を与えることなく良好に離型することができる。
本実施形態では、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とが基板搬送装置100を挟持し、特に、クランプブロック102を前記上金型リターンピン37が押圧している。このため、成形部94を上型キャビティ41,下型キャビティ61から突き出す際に、基板90が基板搬送装置100のガイド溝101から脱落することはない。
ついで、図15に示すように、上金型チェス30が上昇すると、第1コイルバネ34のバネ力によって付勢されている第1,第2上金型エジェクタプレート32,33が相対的に下降する。このため、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とで基板搬送装置100を挟持した状態を維持しつつ、上金型エジェクタピン38が上型キャビティ41内に押し出され、前記上型キャビティ41内から成形部94を突き出す。
本実施形態では、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とが基板搬送装置100を挟持した状態を維持しつつ、上金型エジェクタピン38が上型キャビティ41内に押し出される。すなわち、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とを同期させて上金型エジェクタピン38を上型キャビティ41内に押し出す。このため、上金型チェス30の上昇に合わせて上金型エジェクタピン38を上型キャビティ41内に押し出すとともに、基板搬送装置100を上金型チェス30から開離させる。このため、成形部94と基板90とが同期して上金型チェス30から開離し、成形品94に損傷を与えることなく、良好に離型することができる。
また、本実施形態では、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とが基板搬送装置100を挟持し、特に、クランプブロック102を前記上金型リターンピン37が押圧している。このため、成形部94を下型キャビティ61,上型キャビテイ41から突き出す際に、基板90が基板搬送装置100のガイド溝101から脱落することはない。
そして、第2コイルばね36のバネ力によって上金型リターンピン37が下方に付勢されているため、更に上金型チェス30が上昇すると、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とで基板搬送装置100を挟持した状態を維持しつつ、上金型エジェクタピン38が上昇する。この結果、基板90が基板搬送装置100に保持された状態で上金型エジェクタピン38が上昇し、上金型エジェクタピン38の先端と成形部94との張り付きが解消される。更に、上金型チェス30が上昇すると、図16に示すように、上金型リターンピン37が基板搬送装置100から開離した後、位置決めピン42がリードフレーム90の位置決め孔93から抜け出ることにより、基板搬送装置100は下金型リターンピン57だけで支持される。
本実施形態では、上金型リターンピン37と下金型リターンピン57とが基板搬送装置100を挟持した状態を維持しつつ、上金型エジェクタピン38が上昇する。すなわち、上金型リターンピン37と、下金型リターンピン57および基板搬送装置100とを所定の時間差で上昇させることができる。このため、複雑な駆動装置や制御機構を別途用いることなく、成形品94に損傷を与えることなく、良好に離型させることができる。
ついで、基板搬送装置100のアーム部107(図20,図21)を取り付けたガイドレール108を、駆動装置109bを駆動して持ち上げる。これにより、図17に示すように、基板90が持ち上げられ、下金型エジェクタピン58の先端と成形部94との張り付きを解消できる。そして、ガイドレール108を介してアーム部107を後退させることにより、基板搬送装置100を下金型キャビティプレート60および上金型キャビティプレート40の間から退出させる。さらに、図18に示すように、上金型チェス30と下金型チェス50との間にクリーナー装置180を進出させ、回転ブラシ182を回転させながら往復移動させることにより、掻き出した樹脂屑等をダクト183で吸引,除去する。
一方、前記基板搬送装置100を下金型キャビティプレート60および上金型キャビティプレート40の間から退出させた後、基板90の先端部を第1ガイドユニット110の第1クランパー111で把持する。そして、基板90に配置された電子部品91のうち、第2組目および第4組目に配置された電子部品91を樹脂封止できるように、1ピッチ前進させる。そして、前記基板搬送装置100を上金型チェス30と下金型チェス50との間に、再度、進出させ、前述の図6と同様に位置決めする。以後、図6から図17に図示した作業を繰り返すことにより、基板90に設けた電子部品91の全てを樹脂封止する。
本実施形態では、基板90を1ピッチずつずらして基板90の電子部品91を樹脂封止する。このため、上,下金型キャビティプレート40,60の床面積を小さくでき、金型装置20を小型化できるので、樹脂封止装置全体を小型化できる。
さらに、基板マガジン81から基板搬送装置100内に引き出す第1クランパー111を、2回目の樹脂封止を行うための位置決め手段に兼用しているので、基板のピッチ送り装置を別途設ける必要がなく、より一層小型化できるという利点がある。
基板90に実装した電子部品91の全てを樹脂封止し、上金型チェス30と下金型チェス50とを開いた後、図17に示すように、基板搬送装置100に保持された成形品96の一端部を、第2ガイドユニット170の第2クランパー171で把持して引き出し、成形品仮置き装置140に載置する。そして、前記基板搬送装置100を基板供給装置80の横の元の位置に復帰させる。
前記仮置き装置140に載置された成形品96は、図4に示すように、その一端部を第2クランパー171に把持されて引き出されて位置決めされると、駆動ピストン158が上昇し、受けダイ157の位置決めピン157b(図2)が成形品96の位置決め孔93に嵌合して位置決めされる。そして、ディゲータ装置150の駆動装置154が可動バー153を下降させ、パンチユニット156に設けたガイド孔(図示せず)がガイドポスト157aに嵌合する。そして、パンチ155が前記不要樹脂95を打ち抜くことにより、不要樹脂95がシュート159に落下する。以後、同様の動作を繰り返すことにより、図22,図23に示す成形品96の不要樹脂95の全てが除去される。なお、不要樹脂95は1つずつ除去する場合に限らず、一工程で除去するようにしてもよい。
そして、図1,2に示すように、第2クランパー171が一対のアウトプットレール164に前記成形品96を移送した後、第2クランパー171が前記成形品96から離れる。ついで、駆動装置165を駆動して前記アウトプットレール164を開放すると、前記成形品96が可動プレート163上に落下して積み重なる。以後、成形品マガジン162が満杯になるまで同様な作業を繰り返す。そして、前記成形品マガジン162が満杯になった場合には、前記成形品マガジン162を空の成形品マガジン162と交換し、樹脂封止作業を続ける。
本発明に係る樹脂封止装置は、前述の基板に限らず、他の基板にも適用できることは勿論である。例えば、片面だけに電子部品を実装した基板を樹脂封止してもよい。
10:メインベース
20:金型装置
30:上金型チェス
32,33:第1,第2上金型エジェクタプレート
34:第1コイルバネ
35:上金型サポートピン
36:第2コイルバネ
37:上金型リターンピン
38:上金型エジェクタピン
40:上金型キャビティプレート
41:上型キャビティ
50:下金型チェス
52,53:第1,第2下金型エジェクタプレート
54:第3コイルバネ
55:下金型サポートピン
57:下金型リターンピン
58:下金型エジェクタピン
60:下金型キャビティプレート
61:下型キャビティ
62:ランナー
63:ポット
70:プランジャ駆動装置
71:プランジャブロック
72:ロッド
73:プランジャブレード
80:基板供給装置
90:基板
91:電子部品
92:樹脂充填用スリット
93:位置決め孔
100:基板搬送装置
101:ガイド溝
102:クランプブロック
103:回動軸
104:付勢用コイルばね
105:クランプ爪
107:アーム部
108:ガイドレール
109a:サポートピン
109b:駆動装置
110:第1ガイドユニット
111:第1クランパー
120:樹脂材料供給装置
121:板状樹脂材料
122:樹脂材料マガジン
123:第2プッシャ
130:樹脂材料搬送装置
131:スリット
132:ホルダー
140:成形品仮置き装置
141:ガイドレール
150:ディゲータ装置
155:パンチ
156:パンチユニット
157a:ガイドポスト
157b:位置決めピン
160:成形品収納装置
162:成形品マガジン
164:アウトプットレール
170:第2ガイドユニット
171:第2クランパー
172:ガイドユニット
180:クリーニング装置
182:回転ブラシ
183:ダクト

Claims (9)

  1. 基板供給装置から供給された基板を基板搬送装置で上,下金型の間に搬送し、前記基板の表裏面を前記上,下金型で挟持するとともに、前記基板に実装した電子部品を前記金型に設けたキャビティ内で樹脂封止する樹脂封止装置であって、
    前記基板の両側縁部を枠体構造の基板搬送装置で支持したままの状態で、前記基板の表裏面を上,下金型で挟持し、樹脂封止することを特徴とする樹脂封止装置。
  2. 枠体構造を有する基板搬送装置の対向する辺の内側面に、前記基板の両側縁部を側方からスライド嵌合可能なガイド溝を、それぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止装置。
  3. ガイド溝を設けた辺に、基板の縁部に圧接して保持する少なくとも一つのクランプブロックを設けたことを特徴とする請求項2に記載の樹脂封止装置。
  4. 上,下金型にそれぞれ設けたリターンピンで、金型開閉時に基板搬送装置のクランプブロックを上下から挟持することを特徴とする請求項3に記載の樹脂封止装置。
  5. リターンピンは、基板搬送装置のクランプブロックを上下から同一軸心上で挟持することを特徴とする請求項4に記載の樹脂封止装置。
  6. 成形品を金型のキャビティから突き出すエジェクタピンと、
    前記エジェクタピンを取り付けたエジェクタプレートと、
    前記エジェクタプレートに一体に設けられ、かつ、金型の開閉時に基板搬送装置を挟持するリターンピンと、を備えた金型を有することを特徴とする1ないし5のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  7. 成形品を金型のキャビティから突き出すエジェクタピンと、前記エジェクタピンを取り付けたエジェクタプレートと、前記エジェクタプレートにコイルバネを介して取り付けられ、かつ、金型の開閉時に基板搬送装置を挟持するリターンピンと、を備えた金型を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  8. 上,下金型の下流側に、樹脂封止した基板である成形品を仮置きするための仮置き装置と、前記成形品から不要樹脂を除去するディゲータ装置と、不要樹脂を除去した成形品を積み重ねて収納する成形品収納装置と、を一列に順次配置したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項目に記載の樹脂封止装置。
  9. 基板供給装置から供給された基板を基板搬送装置で上,下金型の間に搬送し、前記基板の表裏面を上,下金型で挟持するとともに、前記基板に実装した電子部品を前記金型に設けたキャビティ内で樹脂封止する樹脂封止方法であって、前記基板の両側縁部を枠体構造の基板搬送装置で支持したままの状態で、前記基板の表裏面を前記上,下金型で挟持し、樹脂封止することを特徴とする樹脂封止方法。
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