JP2011015013A - 信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法 - Google Patents

信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分散補償を適切に行なうこと。
【解決手段】受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路24と、前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路30と、を具備する信号処理回路
【選択図】図3

Description

本発明は、信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法に関し、例えば、波形歪を補償する信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法に関する。
光通信システムにおいては、1波長あたり40Gbit/sや100Gbitp/sを超える伝送レートの信号が伝送可能な光受信装置の開発が行なわれている。近年、光通信システムの受信方式として、デジタルコヒーレント受信方式が注目されている(例えば、非特許文献1)。デジタルコヒーレント方式は、光強度と位相情報をコヒーレント受信方式により抽出し、抽出された光強度と位相情報とをデジタル変換し、デジタル信号処理回路により復調を行なう方式である。
一方、光通信システムにおいては、波長分散等の分散補償が行なわれる。デジタルコヒーレント受信方式を用いた場合、デジタル信号処理技術を用いて伝送路の波長分散を補償することができる。しかし、受信装置にて伝送路の波長分散を推定し、補償することになる。分散補償の方法として、復号後の誤り訂正回路による訂正数に基づいて、すなわち訂正数が最小となるように分散補償量の設定を行なう方方が知られている(例えば、特許文献1〜3)。また、アナログクロック再生回路から再生されるクロックに応じて分散補償を最適化する方法が知られている(例えば、特許文献4)
特開2002−208892号公報 特開2004−236097号公報 特開2008−58610号公報 特開2007−60583号公報
IEEE JTL, Vol. 24, pp. 12-21, 2006
しかしながら、訂正数に基づいて分散補償用の波形歪補償回路の分散補償量の設定を行なう方法では、受信装置が復号および誤り訂正まで行なってから分散補償量を再設定するため、最適な分散補償量を設定するまでに時間がかかる。また、アナログクロック再生回路を用いる方法では、アナログのクロック再生回路を用いることになる。デジタルコヒーレント受信方式を用いた光伝送システムでは、デジタル信号処理の波形歪補償により受信装置の残留分散耐力が大きいため、アナログでは波長分散補償量が大きくなりクロック再生は難しい。よって、デジタルコヒーレント受信方式にアナログクロック再生回路を用いた波長分散補償用の波形歪補償回路の分散補償量を設定することは難しい。このように、デジタルコヒーレント光受信装置において、分散補償を適切に行なうことが課題となっている。
本信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法は、分散補償を適切に行なうことを目的とする。
例えば、受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、を具備する信号処理回路を用いる。
また、例えば、受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより複数のデジタル電気信号に変換するAD変換回路と、前記複数のデジタル電気信号から、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数の位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、を具備する光受信装置を用いる。
また、例えば、受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記受信光信号の波長分散量を検出する検出回路と、を具備する検出装置を用いる。
また、例えば、受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号の前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償するステップと、前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記波長分散を補償する補償量を制御するステップと、を含む波形歪補償方法を用いる。
本信号処理装置、光受信装置、検出装置および波形歪補償方法によれば、分散補償を適切に行なうことができる。
図1は、光受信装置を示すブロック図である。 図2は、偏波ダイバシティ90°ハイブリッド回路のブロック図である。 図3は、波形歪補償回路周辺のブロック図である。 図4は、波長分散補償回路の例を示すブロック図である。 図5は、波長分散補償回路の別の例を示すブロック図である。 図6は、適応等化型波形歪補償回路の例を示す図である。 図7は、サンプリング位相ずれに対するサンプリング位相ずれ検出器の検出出力値を示す模式図である。 図8は、波長分散補償のずれに対するサンプリング位相ずれ検出の感度を示す模式図である。 図9は、実施例1の処理を示すフローチャートである。 図10は、実施例2の波形歪補償回路付近のブロック図である。 図11は、実施例3の波形歪補償回路付近のブロック図である。 図12は、実施例3の処理を示すフローチャートである。 図13は、実施例4の波長分散補償制御回路のブロック図である。 図14は、実施例4の最大最小検出回路が最大最小値を検出する方法を説明するための図である。 図15は、実施例5の波形歪補償回路付近のブロック図である。 図16は、実施例5の処理を示すフローチャートである。 図17は、実施例6の適用等化型波形歪補償回路のブロック図である。 図18は、図16のステップS32の処理を示すフローチャートである。 図19は、実施例7の光受信装置のブロック図である。 図20は、実施例8の波長分散検出装置のブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、光受信装置を示すブロック図である。図1を参照して、受信光信号は、例えば波長多重された光信号を分波した単一波長の光信号である。受信光信号は、例えば40Gbit/sまたは100Gbit/sの伝送レートであり、QPSK(quadrature phase shift key)変調されている。受信光信号は偏波ダイバシティ90度ハイブリッド回路40において、局発光発振器42から出力された局発光と混合され、受信光信号の2つの直交偏波の実部信号および虚部信号を抽出する。以下、実部信号をI相(In Phase)、虚部信号をQ相(Quadrature phase)という。これにより、受信光信号は、強度と位相情報とを含む複数の光信号に分離される。
O/E(光電変換回路)44は、偏波ダイバシティ90°ハイブリッド回路40が出力した各偏波のI相およびQ相に対応する複数のアナログ光信号をそれぞれ複数のアナログ電気信号に変換する。ADC(Analog Digital converter)20は、O/E44が変換した複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号に同期したタイミングでサンプリングすることにより、それぞれ複数のデジタル電気信号に変換する。サンプリングクロック発生回路22は、ADC20がAD変換する際に用いるサンプリング信号を出力する。サンプリング周波数は、例えば受信光信号の変調周波数の2倍周波数である。ADC20の出力はデジタル信号処理回路10に入力する。
デジタル信号処理回路10は、波形歪補償回路12、受信光信号搬送波と局発光との位相ずれを補償する搬送波周波数・位相同期回路14、識別復調回路16およびサンプリング位相ずれ検出回路28を備えている。波形歪補償回路12は、光信号が光伝送路を伝搬することにより生じた波形歪を補償する回路である。波形歪補償回路12が補償する波形歪としては、波長分散、偏波の変動および偏波モード分散等がある。搬送波周波数・位相同期回路14は、搬送波周波数と局発光の周波数または位相ずれによる位相回転を修正し、同期をとる。識別復調回路16は、信号を識別し、QPSK変調前のデジタル信号に復調する。
図2は、偏波ダイバシティ90°ハイブリッド回路40のブロック図である。図2のように、偏波ダイバシティ90°ハイブリッド回路40は、2つの偏光ビームスプリッタ46aおよび46bおよび2つの90°ハイブリッド48aおよび48bを備えている。偏光ビームスプリッタ46aおよび46bは、それぞれ受信光信号および局発光を2つの偏波方向の光信号に分割する。90°ハイブリッド48aおよび48bは、それぞれの偏波方向の局発光を用い光信号からI相とQ相を抽出する。
図3を用い、波形歪補償回路を詳細に説明する。波形歪補償回路12は、第1補償回路として波長分散補償回路24、第2補償回路として適応等化型波形歪補償回路26および波長分散補償制御回路30を備えている。波長分散補償回路24は、波形歪のうち波長分散を補償する。このように、波長分散補償回路24は、デジタル電気信号内の光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する。適応等化型波形歪補償回路26は、波長分散補償回路24において残留した波形歪を適応等化的に補償する。例えば、偏波の変動、偏波分散モード、波長分散補償回路24が補償できなかった波長分散を補償する。
図4は、波長分散補償回路24の例を示すブロック図である。図4のように、波長分散補償回路24はFIR(Finite Impulse Response)フィルタであり、遅延器50、FIR係数、乗算器52および加算器56を含んでいる。遅延器50は信号を時間τ遅延させる。乗算器52は、遅延した各信号とFIR係数C(n)とを乗算する。ここで、kは係数の数を示し、図4ではkが1〜5の例を示している。係数の数は任意に設定することができる。加算器56は、各乗算された信号を加算する。FIR係数を適切に設定することにより、波長分散を補償することができる。
図5は、波長分散補償回路24の別の例を示すブロック図である。図5において、波長分散補償回路24は、時間−周波数領域変換部60、周波数領域線形補償部62および周波数−時間領域変換部64を含んでいる。時間−周波数領域変換部60は、入力された信号をFFT(Fast Fourier Transform)し、周波数領域の信号に変換する。周波数領域線形補償部62は、周波数領域において、波長分散補償を行なう。周波数−時間領域変換部64は波長分散補償された信号を逆FFTし時間領域の信号に変換する。このように、周波数領域において波長分散補償を行ってもよい。
図6は、適応等化型波形歪補償回路26の例を示す図である。適応等化型波形歪補償回路26は、FIRフィルタ70a〜70d、加算器72aおよび72b、重み係数算出部74を備えている。適応等化型波形歪補償回路26には、平行偏波成分の信号Ih+jQhと垂直偏波成分の信号Iv+jQvが入力する。FIRフィルタ70aおよび70bには、信号Ih+jQhが入力し、FIRフィルタ70cおよび70dには、信号Iv+jQvが入力する。加算器72aは、FIRフィルタ70aおよび70cの出力を加算し信号Ix+jQxとして出力する。加算器72bは、FIRフィルタ70bおよび70dの出力を加算し信号Iy+jQyとして出力する。重み係数算出部74は、入力信号Ih+jQhおよびIv+jQvと、出力信号Ix+jQxおよびIy+jQyに基づき、FIRフィルタ70a〜70dの重み係数を算出する。例えば、重み係数算出部74は、出力信号の波形歪が多く補償される(つまり、例えば残留分散による波形歪が小さくなる)ように重み係数を算出する。このような構成により、波長分散に加え、偏波モード分散等を補償することができる。
図3に戻り、サンプリング信号制御回路29は、サンプリング位相ずれ検出回路28を備えている。サンプリング位相ずれ検出回路28は、AD変換時のサンプリング信号と、ADC20に入力されるアナログ電気信号、つまり受信光信号の変調周波数と、の位相ずれを検出する。サンプリング信号制御回路29は、位相ずれ検出出力値に基づき、サンプリングクロック発生回路22を制御しサンプリング信号の位相または周波数を制御する。これにより、サンプリング信号と受信光信号の変調周波数とを同期させることができる。
波長分散補償制御回路30は、感度モニタ34および波長分散補償量設定部32を備えている。感度モニタ34は、サンプリング位相ずれ検出の感度をモニタする。波長分散補償量設定部32は、モニタされた感度に基づき、波長分散補償回路24の補償量を設定する。例えば、波長分散補償回路24が図4の例では、FIR係数C(n)の値を設定する。
図7は、サンプリング位相ずれに対するサンプリング位相ずれ検出器の検出出力値を示す模式図である。図7において、サンプリング位相ずれ(サンプリング信号とADC20に入力されるアナログ電気信号との位相ずれ)は、1周期ずれた場合を1としている。サンプリング位相ずれが0とき、サンプリング信号とADC20に入力されるアナログ電気信号との位相が一致していることを示している。サンプリング位相ずれが0からずれると、サンプリング信号とADC20に入力されるアナログ電気信号との間に位相差を生じていることを示している。実線は、波長分散補償回路24において、波長分散がほぼ補償された場合、破線は、波長分散が残留している場合を示している。図7の実線を参照し、位相ずれが0のとき、サンプリング位相はずれておらず検出出力値は0である。サンプリング位相が0からずれると、検出出力値は0からずれる。位相ずれが0付近の傾き(Δ検出出力値/Δ位相ずれ)の絶対値をサンプリング位相ずれ検出の感度とする。サンプリング位相が半波長ずれると、検出出力値は0に戻る。破線のように波長分散が残留している場合、波長分散により波形が歪んでいるため、位相ずれ検出感度は小さくなる。
図8は、波長分散補償のずれに対するサンプリング位相ずれ検出の感度を示す模式図である。図8において、波長分散補償ずれは、波長分散補償回路24の補償量の受信光信号の波長分散量からのずれを示している。波長分散補償ずれが0の場合、波長分散補償回路24は、波長分散をほぼ補償できていることを示している。波長分散補償ずれが0からずれると、波長分散補償回路24が補償できなかった残留波長分散が大きいことを示している。図8のように、波長分散補償ずれが0のときサンプリング位相ずれ検出の感度は最も大きく、波長分散補償ずれが0からずれると感度は小さくなる。サンプリング位相ずれを検出する方法としては、F.M.Gardner, ABPSK/QPSK Timing-Error Detector for Sampled Receiver, IEEE Trans. Commun., VOL. COM-34, No. 5, May 1986およびT. Tanimura et. al, Digital clock recovery algorithm for optical coherent receivers operating independent of laser frequency offset, ECOC2008, Mo.3.D.2に記載の方法を用いることができる。
図9は、実施例1の処理を示すフローチャートである。図9のように、サンプリング信号制御回路29は、サンプリングクロック発生回路22へのサンプリング位相ずれのフィードバックを停止する。これにより、サンプリング信号の位相同期ループは開ループとなる(ステップS10)。これにより、サンプリング信号の周波数は、ADC22に入力する信号の変調周波数からずれてしまう。よって、サンプリング位相ずれが掃引される。波長分散補償量設定部32は、補償量(例えば、図4のFIR係数)を初期値に設定する(ステップS12)。感度モニタ34は、サンプリング位相ずれ検出の感度をモニタする(ステップS14)。波長分散補償量設定部32は、感度が極大かを判断する(ステップS16)。Noの場合、波長分散補償量設定部32は、補償量を再設定する(ステップS18)。
その後、ステップS14に戻る。ステップS16においてYesの場合、サンプリング信号制御回路29は、サンプリングクロック発生回路22へのサンプリング位相ずれのフィードバックを開始する。これにより、サンプリング信号の位相同期ループは閉ループとなる(ステップS20)。これにより、サンプリング信号は、ADC22に入力する信号の変調信号と同期がとれる。次に、適応等化型波形歪補償回路26は、適応等化歪補償を行なう。その後、搬送波周波数・位相同期回路14および識別復調回路16が動作する。
ステップS12〜S18の波長分散補償量設定部32の補償量の設定方法の例を説明する。まず、ステップS12の初期値として最大の分散補償量を設定する。ステップS18では、補償量を毎回小さくしていく。感度は毎回大きくなる。ステップS16において、1ステップ前の感度より小さくなった場合、1ステップ前の感度を極大の感度とする。また別の例として、ステップS16において、目安となる初期値を設定する。ステップS18において、補償量を初期値から大きい側と小さい側とに交互に変更し、回数を追う毎に補償量が初期値から遠ざかるように補償量を設定することもできる。
実施例1によれば、図9のステップS14〜18のように、波長分散補償制御回路30は、波長分散補償回路24が波長分散を補償したデジタル電気信号から、サンプリング信号と受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、波長分散補償回路24における波長分散の補償量を制御する。このように、サンプリングの位相ずれ検出出力値に基づき波長分散の補償量を制御することにより、波長分散の補償を適切に行なうことができる。
また、波長分散補償制御回路30は、位相ずれ検出検出値が大きくなるように波長分散の補償量を制御する。例えば、図9のステップS16のように、サンプリング位相ずれの検出感度が極大になるように補償量を制御する。これにより、図8のように、波長分散補償回路24の残留波長分散を抑制することができる。
実施例1においては、波形歪補償として、波長分散補償回路24において波長分散を補償し、波長分散補償回路において残留した波形歪を、適応等化型波形歪補償回路26を用い適応等化的に補償する。これにより、波形歪を適応等化型波形歪補償回路だけで行なう場合に比べ、適応等化型波形歪補償回路26の回路規模を小さくできる。このため、適応制御の追従性が向上する。
適応等化型波形歪補償回路26の回路規模を小さくした場合、適応等化型波形歪補償回路26が適応できる分散範囲が小さくなる。このため、波長分散補償回路24における残留分散を小さくすることが求められる。例えば、波長分散補償回路24の設定を、光伝送路の種類および距離から推定する場合、推定が現実の波長分散と異なっていると、残留分散が大きくなってしまう。また、特許文献1〜3のように、復号後の誤り訂正回路の訂正数に基づいて波長分散の制御を行なう場合、訂正数を算出してから補償量の制御を行なうため、補償量の制御に時間がかかってしまう。実施例1によれば、サンプリング位相ずれ検出感度に基づき波長分散補償回路24の補償量を適切に設定するため、波長分散補償回路24における残留分散を小さくすることができる。よって、適応等化型波形歪補償回路26の回路規模を小さくすることができる。さらに、光伝送路の種類および距離から推定する場合に比べ、補償量を正確に制御することができる。特許文献1〜3のように、訂正数に基づいて波長分散の制御を行なう場合に比べ、サンプリングクロックと変調周波数の同期や復調を行なうことがないため、高速な制御が可能となる。
さらに、実施例1によれば、図9のステップS10のように、サンプリング信号制御回路29は、波長補償補償制御回路30が波長分散の補償量を制御する際、サンプリング信号の位相または周波数の制御を停止する。これにより、サンプリング信号の位相が掃引され、図7に示したように、サンプリング位相ずれ検出の感度をモニタすることができる。
実施例2は、波長分散補償の制御をサンプリング位相ずれ検出出力値の最大値または最小値に基づき行なう例である。図10は、実施例2の波形歪補償回路12付近のブロック図である。図10を参照し、波長分散補償制御回路30は、波長分散補償量設定部32、サンプリング位相ずれ検出回路37および最大最小検出回路38を含んでいる。サンプリング位相ずれ検出回路37は、サンプリング位相ずれ検出回路28と同様に、サンプリング位相ずれを検出する。最大最小検出回路38は、例えば、図7において、サンプリング位相ずれに対するサンプリング位相ずれ検出出力値の最大値および最小値を検出する。波長分散補償量設定部32は、図9のステップS16において、サンプリング位相ずれ検出出力値の最大値が最大か否か、または最小値が最小か否かで感度が極大か否かを判断することができる。その他の構成は、実施例1の図3と同じであり説明を省略する。
波長分散補償制御回路30が位相ずれの検出出力量が大きくなるように波長分散の補償量を制御する方法としては、実施例1のようにサンプリング位相ずれ検出感度に基づくことができる。また、実施例2のように、サンプリング位相ずれ検出感度としてサンプリング位相ずれ検出出力値の最大値または最小値を用いることができる。さらに、サンプリング位相ずれ検出感度として、例えばサンプリング位相ずれ検出回路37の検出出力値の実効値を用いることもできる。なお、図10では、サンプリング位相ずれ検出回路28とサンプリング位相ずれ検出回路37を別々の構成としてが、共通化してもよい。
実施例3は、波長分散補償制御回路が波長分散の補償量を制御する際、光信号の変調周波数の自然数倍とは異なる周波数の信号をサンプリング信号として用いる例である。図11は、実施例3の波形歪補償回路12付近のブロック図である。図11を参照し、信号生成回路として例えば周波数固定発振回路21とスイッチ23とが設けられている。周波数固定発振回路21は、光信号の変調周波数の自然数倍の周波数以外の周波数の信号を生成する。スイッチ23は、サンプリングクロック発生回路22の出力信号と、周波数固定発振回路21とのいずれかを選択し、サンプリング信号としてADC20に供給する。その他の構成は実施例1の図3と同じであり、説明を省略する。
図12は、実施例3の処理を示すフローチャートである。図12のように、スイッチ23は、周波数固定発振回路21の出力信号をサンプリング信号とする(ステップS30)。その後、図9のステップ12〜S18を行なう。スイッチ23はサンプリングクロック発生回路22の出力信号をサンプリング信号とする(ステップS32)。その後、ステップS22に進む。その他の処理は実施例1の図9と同じであり説明を省略する。
実施例3によれば、図12のステップS30のように、周波数固定発振回路21は、波長分散補償制御回路30が波長分散の補償量を制御する際、光信号の変調周波数の自然数倍とは異なる周波数の信号をサンプリング信号として出力する。サンプリング周波数が信号の変調周波数と異なっているため、図7のサンプリング位相ずれの掃引をすばやく行なうことができる。よって、検出値感度等の測定速度を高めることができる。また、実施例3では、波長分散補償制御回路30が波長分散の補償量を制御する際、サンプリング信号制御回路29がサンプリングクロック発生回路22へのサンプリング位相ずれのフィードバックを停止しなくもよい。
実施例4は、波長分散補償回路の出力を遅延させ位相ずれを検出する例である。図13は、実施例4の波長分散補償制御回路30のブロック図である。遅延回路39a〜39nは、波長分散補償回路24の出力を遅延させ、それぞれサンプリング位相ずれ検出回路36a〜36nに出力する。遅延回路39a〜39nとしては例えばFIRフィルタを用いることができる。最大最小検出回路38は、サンプリング位相ずれ検出回路36a〜36nの出力に基づき、サンプリング位相ずれ検出値の最大値または最小値を検出する。
図14は、実施例4の最大最小検出回路が最大最小値を検出する方法を説明するための図である。図14のように、遅延回路39a〜39nの遅延時間τ0〜τnに対応し、遅延回路39a〜39nの出力信号とサンプリング信号との位相がずれる。遅延回路39a〜39nがデジタル電気信号を複数異なる時間遅延させる。これにより、位相ずれを生じさせ、サンプリング位相ずれ検出値の感度または最大最小値を検出することができる。
実施例4によれば、波長分散補償制御回路30は、遅延回路39a〜39nで遅延させたデジタル電気信号を用いて算出した、サンプリング信号と受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、波長分散補償回路24の波長分散の補償量を制御することができる。これにより、サンプリング信号の位相ずれが小さい状態で固定されている場合であっても波長分散補償制御回路30は、波長分散補償回路24の波長分散の補償量を制御することができる。
実施例5は、残留分散および信号品質を用い波長分散補償回路を制御する例である。図15は、実施例5の波形歪補償回路12付近のブロック図である。実施例1に比較し、残留分散モニタ76および信号品質モニタ80が設けられている。残留分散モニタ76は、図6の重み係数算出部74が算出した重み係数に基づき適応等化型波形歪補償回路26の残留分散をモニタする。信号品質モニタ80は、識別復調回路16がデジタル電気信号を復調した信号品質をモニタする。信号品質としては、例えば信号の雑音分布である。
図16は、実施例5の処理を示すフローチャートである。図16のように、ステップS22の後、波長分散補償制御回路30は、信号品質に基づき波長分散補償回路24を制御する(ステップS34)。例えば、信号品質が改善するように波長分散補償回路24を制御する。次に、波長分散補償制御回路30は、残留分散に基づき波長分散補償回路24を制御する(ステップS36)。例えば、残留分散が小さくなるように波長分散補償回路24を制御する。その他の処理は図9と同じであり説明を省略する。
図16のステップS20までで、波長分散を十分補償できなかった場合、適用等化型波形歪補償回路26に入力する信号の波長分散が、適用等化型波形歪補償回路26が分散補償できる範囲外となる可能性がある。この範囲では、識別復調回路16が復調した信号は信号品質が悪くなる。そこで、図16のステップS34のように、波長分散補償制御回路30は、信号品質に基づき波長分散補償回路24の制御を行なう。例えば、波長分散補償制御回路30は、信号品質が一定になるまで、補償量を設定する。このように、信号品質を用い、波長分散補償回路24の出力の波長分散を適用等化型波形歪補償回路26の分散補償範囲となるようにする。次に、ステップS36のように、波長分散補償制御回路30は、適用等化型波形歪補償回路26の残留分散に基づきは波長分散補償量を微調整する。ここで、残留分散に基づく波長分散補償量の微調整の方法は、例えばLiu et al., OFC2009, JWA36に記載されている。
以上のように、波長分散補償制御回路30は、実施例1〜4のようにサンプリング位相ずれ検出出力値に基づき、波長分散の補償量を制御する。その後、複数のデジタル電気信号を復調した復調信号の信号品質に基づき、波長分散補償量を制御する。その後、適用等化型波形歪補償回路26で補償している分散量に基づき、波長分散補償量を制御することが好ましい。
また、実施例1〜4のようにサンプリング位相ずれを用いた波長分散の制御に加え、信号品質および残留分散の少なくとも一方を用い波長分散補償回路24を制御してもよい。これにより、波形歪を抑制することができる。さらに、運用中に伝送路の波長分散が変動する場合は、残留分算モニタに基づいて波長分散補償回路の補償量を微調整することも可能である。
実施例6は、適用等化型波形歪補償回路26の残留分散量をモニタする例である。図17は、実施例6の適用等化型波形歪補償回路26のブロック図である。デジタル信号処理回路10は、ADC22がAD変換したデジタル電気信号を並列展開しパイプライン処理してもよい。例えば25GHzの信号を500MHzで処理する場合、それぞれ50個の平行偏波信号および垂直偏波信号を処理することとなる。図17においては、複数の平行偏波信号をIh1+jQh1からIhn+jQhnで、複数の垂直偏波信号をIv1+jQv1からIvn+jQvnで示している。FIRフィルタ82aから82nはバタフライ型FIRフィルタであり、図6のFIRフィルタ70aから70d、加算器72aおよび72bに対応する。
FIRフィルタ82a〜82nには、それぞれ平行偏波信号Ih1+jQh1〜Ihn+jQhnおよび垂直偏波信号Iv1+jQv1〜Ivn+jQvnが入力する。FIRフィルタ82a〜82nは、それぞれ出力信号Ix1+jQx1〜Ixn+jQxnおよび信号Iy1+jQy1〜Iyn+jQynを出力する。重み係数算出部84は、信号の波形歪が小さくなるようにFIRフィルタの重み係数を算出する。第2残留分散モニタ86は、適用等化型波形歪補償回路26の第2残留分散を算出する。
FIRフィルタ92は、バタフライ型FIRフィルタであり、Ih1+jQh1およびIv1+jQv1が入力する。FIRフィルタ92のタップ数はFIRフィルタ82a〜82nより多い。重み係数算出部94は、FIRフィルタ92の重み係数を算出する。第1残留分散モニタ96は、Ih1+jQh1およびIv1+jQv1の第1残留分散を算出する。スイッチ88は、第1残留分散モニタ96および第2残留分散モニタ86のいずれかの出力を残留分散量として波長分散補償量設定部32に出力する。
図18は、実施例6における図16のステップS32の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、スイッチ88は、第1残留分散モニタ96が出力する第1残留分散量を波長分散補償量設定部32に出力する。波長分散補償量設定部32は、第1残留分散量に基づき波長分散の補償量を制御する(ステップS34)。次に、スイッチ88は、第2残留分散モニタ86が出力する第2残留分散量を波長分散補償量設定部32に出力する。波長分散補償量設定部32は、第2残留分散量に基づき波長分散の補償量を微調整する(ステップS36)。
図17を参照し、適用等化型波形歪補償回路26においては、FIRフィルタ82a〜82nのタップ数を増やすことにより、分散補償可能な範囲を大きくすることができる。しかし、FIRフィルタ82a〜82nのタップ数を大きくすると、FIRフィルタ82a〜82nの回路規模が大きくなる。また、適応等化の追従性が劣化する。そこで、波長分散が比較的大きな信号が入力される初期のステップは、タップ数が多いFIRフィルタ92を用いた残留分散量を用い、波長分散補償回路24を制御する。FIRフィルタ92は、タップ数が多いため、分散補償範囲が広い。よって、波長分散が比較的大きな信号が入力されても残留分散量をより正しく算出することができる。また、FIRフィルタ92は、並列展開された信号の一部(例えば1つ)の信号が入力する。よって、タップ数が多くとも、適用等化型波形歪補償回路26全体の回路規模には大きくは影響しない。また、適応等化の追従性もよい。
一方、図18のステップS36以降の波長分散補償回路24の補償量の微調整においては、波長分散補償回路24の出力信号の波長分散は大きくない。そこで、ラップ数の少ないFIRフィルタ82a〜82nを用いても分散補償可能な範囲内での制御が可能となる。
このように、実施例6によれば、波長分散補償制御回路30は、デジタル電気信号を並列展開した一部の信号を用い算出した第1残留分散量に基づき、波長分散補償量を制御する。その後、デジタル電気信号を並列展開した全ての信号を用い算出した第2残留分散量に基づき、波長分散補償量を制御する。第1残留分散量を算出するためのFIRフィルタ92のタップ数は第2残留分散量を算出するためのFIRフィルタ82a〜82nのタップ数より多い。これにより、初期のステップは、波長分散が比較的大きくても波長分散の制御が可能となる。
なお、実施例6では、サンプリング位相ずれ検出に基づく波長分散の補償量の制御、信号品質に基づく波長分散の補償量の制御とともに、残留分散に基づく波長分散の補償量の制御を行なっている。しかし、実施例6の残留分散に基づく波長分散の補償量の制御のみを行なってもよい。
実施例7は、偏波ダイバシティを用いない例である。図19は実施例7の光受信装置のブロック図である。図19を参照し、実施例7の光受信装置100aの90°ハイブリッド回路40は偏光ビームスプリッタを備えておらず、受信光信号をI相およびQ相に分離する。よって、O/E44およびADC20は2個づつ設けられている。その他の構成は実施例1の図1と同じであり、説明を省略する。このように、実施例1〜6の光受光装置は、偏波ダイバシティ方式を用いなくてもよい。
実施例1〜7において、光信号の変調方式としてQPSKを例に説明したが、変調方式は、mPSK(M-ary PSK)、QAM(Quadrature amplitude modulation)等を用いてもよい。また、光信号は、OFDM(Othogonal frequency division multiplexing)、FDM等の多重方式を用い多重化されていてもよいし、偏波多重方式を用いてもよい。
実施例8は波長分散量検出装置の例である。図20は、実施例8の波長分散検出回路のブロック図である。図20のように、実施例8の波長分散検出装置110は、波長分散補償回路24と検出回路30aを備えている。波長分散補償回路24の動作は実施例1と同じである。検出回路30aは、実施例1の波長分散補償制御回路30と同じ構成であり、波長分散補償回路24の波長分散の補償量を光信号の波長分散量として出力する。すなわち、検出回路30aは、デジタル電気信号からサンプリング信号と受信光信号の変調周波数の位相ずれ検出出力値に基づき、光信号の波長分散量を検出する。なお、サンプリングクロック発生回路22が出力するサンプリング信号の周波数は、サンプリング位相ずれが掃引されるように設定しておいてもよい。
このように、実施例1〜7の波長分散補償制御回路30は、波長分散補償回路24が波長分散を適切に補償するように設定した補償量より、受信光信号が伝送された光伝送路の波長分散量を検出することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1〜8を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
付記1:
受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、
を具備することを特徴とする信号処理回路。
付記2:
前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値が大きくなるように前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記1記載の信号処理装置。
付記3:
前記第1補償回路において残留した波形歪を適応等化的に補償する第2補償回路を具備することを特徴とする付記1または2記載の信号処理回路。
付記4:
前記サンプリング信号の位相または周波数を制御するサンプリング信号制御回路を具備し、
前記サンプリング信号制御回路は、前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記サンプリング信号の位相または周波数の制御を停止することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の信号処理回路。
付記5:
前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記受信光信号の変調周波数の自然数倍とは異なる周波数の信号を前記サンプリング信号として出力する信号生成回路を具備することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の信号処理回路。
付記6:
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号を異なる時間遅延させる遅延回路を具備し、
前記波長分散補償制御回路は、前記遅延回路で遅延させたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の信号処理回路。
付記7:
前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
その後、前記第2補償回路から出力された複数のデジタル電気信号を復調した復調信号の信号品質に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
その後、前記第2補償回路で補償している分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記3記載の信号処理回路。
付記8:
前記波長分散補償制御回路は、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した一部の信号を用い算出した第1残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、その後、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した全ての信号を用い算出した第2残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
前記第1残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数は前記第2残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数より大きいことを特徴とする付記3記載の信号処理回路。
付記9:
受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより複数のデジタル電気信号に変換するAD変換回路と、
前記複数のデジタル電気信号から、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数の位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、
を具備することを特徴とする光受信装置。
付記10:
前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値が大きくなるように前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記9記載の光受信装置。
付記11:
前記第1補償回路において残留した波形歪を適応等化的に補償する第2補償回路を具備することを特徴とする付記9または10記載の光受信装置。
付記12:
前記サンプリング信号の位相または周波数を制御するサンプリング信号制御回路を具備し、
前記サンプリング信号制御回路は、前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記サンプリング信号の位相または周波数の制御を停止することを特徴とする付記9から11のいずれか一項記載の光受信装置。
付記13:
前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記受信光信号の変調周波数の自然数倍とは異なる周波数の信号を前記サンプリング信号として出力する信号生成回路を具備することを特徴とする付記9から11のいずれか一項記載の光受信装置。
付記14:
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号を異なる時間遅延させる遅延回路を具備し、
前記波長分散補償制御回路は、前記遅延回路で遅延させたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記9から13のいずれか一項記載の光受信装置。
付記15:
前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
その後、前記第2補償回路から出力された複数のデジタル電気信号を復調した復調信号の信号品質に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
その後、前記第2補償回路で補償している分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする付記11記載の光受信装置。
付記16:
前記波長分散補償制御回路は、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した一部の信号を用い算出した第1残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、その後、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した全ての信号を用い算出した第2残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
前記第1残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数は前記第2残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数より大きいことを特徴とする付記11記載の信光受信装置。
付記17:
受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記受信光信号の波長分散量を検出する検出回路と、
を具備することを特徴とする検出装置。
付記18:
受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号の前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償するステップと、
前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記波長分散を補償する補償量を制御するステップと、
を含むことを特徴とする波形歪補償方法。
10 デジタル信号処理回路
12 波形歪補償回路
20 ADC
22 サンプリングクロック発生回路
24 波長分散補償回路
26 適応等化型波形歪補償回路
28 サンプリング位相ずれ検出回路
29 サンプリング信号制御回路29
30 波長分散補償制御回路
32 波長分散補償量設定部
34 感度モニタ

Claims (11)

  1. 受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
    前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、
    を具備することを特徴とする信号処理回路。
  2. 前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値が大きくなるように前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記第1補償回路において残留した波形歪を適応等化的に補償する第2補償回路を具備することを特徴とする請求項1または2記載の信号処理回路。
  4. 前記サンプリング信号の位相または周波数を制御するサンプリング信号制御回路を具備し、
    前記サンプリング信号制御回路は、前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記サンプリング信号の位相または周波数の制御を停止することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の信号処理回路。
  5. 前記波長分散補償制御回路が前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御する際、前記受信光信号の変調周波数の自然数倍とは異なる周波数の信号を前記サンプリング信号として出力する信号生成回路を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の信号処理回路。
  6. 前記波長分散が補償されたデジタル電気信号を異なる時間遅延させる遅延回路を具備し、
    前記波長分散補償制御回路は、前記遅延回路で遅延させたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の信号処理回路。
  7. 前記波長分散補償制御回路は、前記位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
    その後、前記第2補償回路から出力された複数のデジタル電気信号を復調した復調信号の信号品質に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
    その後、前記第2補償回路で補償している分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御することを特徴とする請求項3記載の信号処理回路。
  8. 前記波長分散補償制御回路は、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した一部の信号を用い算出した第1残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、その後、前記複数のデジタル電気信号を並列展開した全ての信号を用い算出した第2残留分散量に基づき、前記第1補償回路における波長分散の前記補償量を制御し、
    前記第1残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数は前記第2残留分散量を算出するためのFIRフィルタのタップ数より大きいことを特徴とする請求項3記載の信号処理回路。
  9. 受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより複数のデジタル電気信号に変換するAD変換回路と、
    前記複数のデジタル電気信号から、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
    前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数の位相ずれ検出出力値に基づき、前記第1補償回路における波長分散の補償量を制御する波長分散補償制御回路と、
    を具備することを特徴とする光受信装置。
  10. 受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号を用いて、前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償する第1補償回路と、
    前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と前記受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記受信光信号の波長分散量を検出する検出回路と、
    を具備することを特徴とする検出装置。
  11. 受信光信号の強度と位相情報とを含む複数の光信号を光電変換して得られた複数のアナログ電気信号を、サンプリング信号を用いサンプリングすることにより変換された複数のデジタル電気信号の前記受信光信号の波長分散に相当する波形歪を補償するステップと、
    前記波長分散が補償されたデジタル電気信号から、前記サンプリング信号と受信光信号の変調周波数との位相ずれ検出出力値に基づき、前記波長分散を補償する補償量を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする波形歪補償方法。
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