JP2011014291A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システム1の信頼性を向上させる。
【解決手段】燃料電池システム1は、ドレンを回収する水回収タンク13と、水回収タンク13に接続されドレンを外部へ排水するドレン排水管41と、ドレン排水管41に接続され該ドレン排水管41内と外部との間でエアを流通させるエア抜きホース48と、を備えている。よって、例えば寒冷の影響によってドレン排出口46が凍ってドレンを外部に充分に排水できない場合でも、エア抜きホース48を介してドレン排水管41内の圧力を外部へ逃がすことができる。従って、ドレンを外部に充分に排水できない場合でも、水回収タンク13内やドレン排水管41内の圧力が高まるのを防止し、ドレンを充分に回収することが可能となり、燃料電池システム1を適正に継続動作させて運転することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来の燃料電池システムとして、灯油や液化石油ガス等の原燃料を改質することにより、水素を含有する改質ガスを生成する改質器と、その改質ガス中の水素と空気中の酸素とを電気化学反応させることにより発電を行う燃料電池と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−170591号公報
ここで、上記の燃料電池システムでは、その各部からのドレンをドレン回収タンクに回収し、このドレンをドレン排水管を介して外部へと排水する場合がある。しかし、この場合、ドレン排水管の排出口が、例えば寒冷の影響によって凍ったり外部のゴミやホコリ等の異物によって詰まったりすると、ドレンを外部に充分に排水することが困難になるおそれがある。その結果、ドレン排水管内の圧力が高まること等からドレンを充分に回収できず、燃料電池システムの各部に支障をきたしてしまうおそれがある。そこで、近年、燃料電池システムとしては、例えばドレンを外部に充分に排水することが困難な場合でも適正に継続動作させ、その信頼性を向上できるものが望まれている。
そこで、本発明は、信頼性を向上させることができる燃料電池システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る燃料電池システムは、原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器と、改質ガスを用いて発電を行う燃料電池と、を具備する燃料電池システムであって、ドレンを回収するドレン回収タンクと、ドレン回収タンクに接続され、ドレンを外部へ排水するドレン排水管と、ドレン排水管に接続され、該ドレン排水管内と外部との間でエアを流通させるエア流通管と、を備えたことを特徴とする。
この燃料電池システムでは、ドレン排水管内と外部との間でエアを流通させるエア流通管が設けられている。よって、ドレン排水管内の圧力が高まるのを防止し、ドレンを充分に回収することが可能となる。従って、ドレンを外部に充分に排水することが困難な場合でも燃料電池システムを適正に継続動作させることができ、燃料電池システムの信頼性を向上させることが可能となる。
また、改質器のバーナの排気ガスから生じたドレンが流通する排気ガスドレン流通管を更に備え、排気ガスドレン流通管は、ドレン排水管においてドレン回収タンクとエア流通管との間に接続されていることが好ましい。この場合、例えば再利用可能なドレンはドレン回収タンクで回収され、排気ガスから生じた再利用困難なドレンはそのまま外部へ排水されることとなる。
ここで、上記作用効果を奏する構成として、具体的には、エア流通管は、ドレン排水管において水平方向に沿って延在する水平部に接続され、上方に向かって延びた後に下方に曲がるように延びている構成が挙げられる。
また、エア流通管は、その上端の高さ位置がドレン回収タンクとドレン排水管との接続部よりも低くなるように延びていることが好ましい。これにより、例えばエア流通管がオーバーフロー管の場合において、万が一にドレン排水管の排出口が完全に詰まったときでも、エア流通管からドレンを外部へ排水することができる。
また、エア流通管における外部側の端部は、その開口が下方を向くように構成されていることが好ましい。この場合、外部のゴミやホコリ等の異物がエア流通管に進入するのを防止することができる。
本発明によれば、燃料電池システムの信頼性を向上させることが可能となる。
本発明に係る燃料電池システムの一実施形態の正面図である。 図1の燃料電池システムの平面図である。 図1の燃料電池システムにおけるドレン回収系の一例を示す概略流路図である。 図1の燃料電池システムの水回収タンク周辺を示す斜視図である。 図4の部分拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、「上」「下」の語は、鉛直方向の上下方向に対応するものである。
図1は、本発明に係る燃料電池システムの一実施形態の正面図であり、図2は、図1の燃料電池システムの平面図である。図1,2に示すように、燃料電池システム1は、原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器2と、改質ガスを用いて発電を行う固体高分子形の燃料電池3と、を備えている。燃料電池システム1は、家庭用の電力供給源として利用され、原燃料としては、液化石油ガス(LPG)が用いられる。
改質器2の前側には、脱硫器4が配置されている。脱硫器4は、外部から導入された原燃料に対し、脱硫触媒によって脱硫を施す。脱硫器4によって硫黄分が除去された原燃料は、改質器2に導入される。改質器2は、改質触媒によって原燃料を水蒸気改質させて、水素を含有する改質ガスを生成する。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、改質器2には、改質触媒を加熱するためのバーナが設けられている。
改質器2によって生成された改質ガスは、改質器2の前側に配置されたCO変成器5及びCO除去器6に順次に導入される。CO変成器5は、改質ガス中の一酸化炭素濃度を低下させるために、改質ガスに含まれる一酸化炭素を水素シフト反応させて、水素及び二酸化炭素に転換する。CO除去器6は、改質ガス中の一酸化炭素濃度を更に低下させるために、改質ガスに含まれる一酸化炭素を選択的に酸化して、二酸化炭素に転換する。
CO変成器5及びCO除去器6よって処理された改質ガスは、燃料電池3の前側に配置された加湿器7に導入される。加湿器7に導入された改質ガスは、加湿器7内に貯留された水を気泡として通過することにより加湿され、燃料電池3のアノードに供給される。
改質器2に対し燃料電池3と反対側には、エアポンプ8が配置されている。エアポンプ8によって圧送された空気は、燃料電池3の前側において加湿器7と並設された加湿器9に導入される。加湿器9に導入された空気は、加湿器9内に貯留された水を気泡として通過することにより加湿され、燃料電池3のカソードに供給される。
燃料電池3は、複数の電池セルが積層されたスタック構造として構成されている。各電池セルは、アノード、カソード、及びそれらの間に配置された高分子膜を有している。上述したように、燃料電池3に供給される改質ガス及び空気が加湿されるのは、燃料電池3の電解質である高分子膜が高い伝導性を維持するためには高分子膜が加湿される必要があるからである。燃料電池3の各電池セルにおいては、アノードに供給された改質ガス中の水素とカソードに供給された空気中の酸素とが電気化学反応を起こして、直流の電力が発生する。
燃料電池3で発生した電力は、エアポンプ8の下側に配置されたコンバータ11及びインバータ12を介して、家庭に供給される。コンバータ11は、直流の電力を変圧する。インバータ12は、変圧された電力を直流から交流に変換する。
ところで、改質ガス中に気化して燃料電池3のアノードに供給された水のうちの余剰分は、循環して、再び加湿器7内に貯留される。一方、空気中に気化して燃料電池3のカソードに供給された水のうちの余剰分は、水回収タンク13内に貯留される。水回収タンク13は、燃料電池3の下側に設けられた収容部10内に配置されている。
各加湿器7,9内に貯留された水は、水回収タンク13及びイオン交換器14を含む水処理系に所定時間毎に導入される。イオン交換器14は、水回収タンク13と同様に、収容部10内に配置されている。各加湿器7,9から水処理系に導入された水は、イオン交換器14に循環供給されて処理された後、各加湿器7,9に戻される。
また、燃料電池3のアノードに供給された改質ガスのうちの余剰分(いわゆるオフガス)は、改質触媒を加熱するために改質器2に設けられたバーナの燃料として利用される。このバーナは、燃料電池システム1の起動時には、脱硫器4によって脱硫された原燃料を利用する。一方、燃料電池3のカソードに供給された空気のうちの余剰分は、外部に排気される。
更に、燃料電池システム1には、家庭用の水が貯留される貯湯ユニットAが接続される。貯湯ユニットA内に貯留された水は、導入口15から熱回収系に導入され、熱回収系を循環した後、導出口16から貯湯ユニットAに戻される。収容部10内には、熱回収系の一部を構成する余剰電力ヒータ17が配置されている。余剰電力ヒータ17は、燃料電池3で発生した電力のうちの余剰分を利用して、熱回収系に導入された水を加熱する。熱回収系は、これに加え、燃料電池3の排熱等も利用して、導入された水を加熱する。
以上の燃料電池システム1の構成機器類は、いわゆるアングル材からなるフレーム体18によって支持され、直方体箱状の外装体19内に収容されている。なお、収容部10内には、水回収タンク13、イオン交換器14及び余剰電力ヒータ17の他、各種ポンプや電磁弁等の電装機器類20が配置されている。電装機器類20は、改質器2や燃料電池3等の動作に用いられる。
また、燃料電池システム1は、その各部からのドレンを回収して排出するドレン回収系を備えている。図3は、図1の燃料電池システムにおけるドレン回収系の一例を示す概略流路図である。図3に例示するように、ここでのドレン回収系30は、上記水回収タンク(ドレン回収タンク)13を有し、この水回収タンク13にカソード排ガスドレンタンク32及びアノードオフガスドレンタンク33からドレンが流入されて回収されるよう構成されている。なお、「ドレン」とは、例えば蒸気が凝縮することによって出現する凝縮水等の水を意味している。
カソード排ガスドレンタンク32は、燃料電池3のカソードの排気ガスから生じるドレンを回収して貯留するものである。アノードオフガスドレンタンク33は、アノードのオフガスから生じるドレンを回収して貯留するものである。
また、この燃料電池システム1では、水回収タンク13に回収されたドレンが水処理系60によって浄化され、システム内にて再利用されるように構成されている。すなわち、ドレンは、ポンプ61によって水回収タンク13とイオン交換器14との間で循環されつつ、イオン交換器14によって浄化される。そして、浄化されたドレンは、その一部が加湿器7(図1参照)等へ送られることになる。
ここで、上記の水回収タンク13周辺の構成について詳細に説明する。
図4は図1の燃料電池システムの水回収タンク13周辺を示す斜視図であり、図5は図4の部分拡大図である。図4に示すように、水回収タンク13には、ドレン流通管37,38と、ドレン循環管39,40とが接続されている。ドレン流通管37,8は、ドレンタンク32,33にそれぞれ接続され、ドレンタンク32,33内のドレンを水回収タンク13へそれぞれ流通させる。ドレン循環管39,40は、水回収タンク13内のドレンを、水回収タンク13とイオン交換器14との間で循環するよう流通させる。
また、水回収タンク13には、ドレン排水管41と、エア抜き管42,43とが接続されている。ドレン排水管41は、ドレンを外部へ排水するオーバーフロー管である。つまり、ドレン排水管41は、その一端部が水回収タンク13の側面13aの上部に接続されると共に、その他端部が外部に解放されている。よって、水回収タンク13内のドレンの貯留量が所定量以上になると(ドレンの水面が水回収タンク13とドレン排水管41との接続部よりも高くなると)、ドレンがその自重によりドレン排水管41から溢れ出るように流出される。
このドレン排水管41は、傾斜部44及び水平部45を有している。傾斜部44は、側面13aに接続され、下方へ滑らかに傾斜しながら側面13aの法線方向に向けて延在する傾斜配管である。水平部45は、傾斜部44に連続し、外部に向けて水平方向に延在する水平配管である。この水平部45は、その外部側にドレン排出口46を含んでいる。
エア抜き管42,43は、水回収タンク13内の圧力が高くなるのを抑制するために、水回収タンク13内のエアを抜くものである。エア抜き管42は、その一端部が側面13aの上部に接続されている。一方、エア抜き管42の他端部は、システム内の排気ガスを外部へ排気する排気口47に接続されている。エア抜き管43は、その一端部が側面13aの上部に接続されている。一方、エア抜き管43の他端部は、ドレン排水管41の水平部45の上方側に接続されている(図5参照)。
そしてまた、本実施形態にあっては、ドレン排水管41の水平部45の上方側に接続されたエア抜きホース(エア流通管)48を備えている。エア抜きホース48は、ドレン排水管41内と外部との間でエアを流通させる流路を構成し、所定の可撓性を有している。このエア抜きホース48は、渦を巻くような曲線状に延在している。
具体的には、エア抜きホース48の一端部は、水平部45の上方側において、ドレン排水管41とエア抜き管43との接続部よりもドレン流通方向の下流側に接続されている。そして、エア抜きホース48は、水平部45から上方に向かって曲がるように延びた後、下方に曲がるように延び、外装体19を超えて外部に至っている。
このエア抜きホース48の他端部は、その開口49が下方を向くようになっている。また、エア抜きホース48は、その上端Tの高さ位置が、水回収タンク13とドレン排水管41との接続部よりも低くなるように延びている。
更に、本実施形態は、ドレン排水管41の水平部45の上方側に接続された排気ガスドレン流通管50を備えている。排気ガスドレン流通管50は、改質器2のバーナの排気ガスから生じたドレンを流通させるものである。この排気ガスドレン流通管50の一端部は、排気口47の底部に接続されている。一方、排気ガスドレン流通管50の他端部は、水平部45の上方側においてエア抜き管43とエア抜きホース48との間に接続されている。
以上、本実施形態では、ドレンタンク32,33内のドレンがドレン流通管37,38を介して水回収タンク13に集められた後、ドレン排水管41へと溢れ出すように流出される。また、ドレン排水管41では、バーナの排気ガスから生じたドレンが排気ガスドレン流通管50を介して更に集められる。そして、集められたこれらのドレンが、ドレン排出口46を介して外部へと排出されることとなる。
このとき、ドレン排水管41には、上述したように、エア抜きホース48が接続されている。そのため、例えば寒冷の影響でドレン排出口46が凍ったり、外部のゴミやホコリ等の異物がドレン排出口46に進入したり等してドレン排出口46が詰まり、ドレンを外部に充分に排水できない場合でも、エア抜きホース48を介してドレン排水管41内の圧力を外部へ逃がすことができる。これと共に、エア抜き管43及びエア抜きホース48を介して水回収タンク13内の圧力も外部へ逃がすことができる。
従って、本実施形態によれば、ドレンを外部に充分に排水できない場合でも、水回収タンク13内やドレン排水管41内の圧力が高まるのを防止し、ドレンを充分に回収することが可能となる。その結果、ドレン回収不能に起因したシステム不能・不良を抑制でき、燃料電池システム1を適正に動作させ運転を継続することができる。つまり、燃料電池システム1の信頼性を向上させることが可能となる。
更に、ドレン排水管41にエア抜きホース48が接続されていると、ドレンを排出するとき(ドレン排出口46からドレンが流れ出すとき)、エア抜きホース48を介して外部からエアをドレン排水管41に流入させることができる。その結果、ドレンの流れが脈動すること(ドレン排出口46にドレンが詰まるのと流れるのとを繰り返すこと)を防止でき、ドレンの流れがスムーズになる。よって、ドレンを外部に一層充分に排水することが可能となる。
更に、本実施形態では、上述したように、排気ガスドレン流通管50が、ドレン排水管41において水回収タンク13とエア抜きホース48との間に接続されている。よって、汚れが比較的少ない再利用可能なドレンについては、水回収タンク13で回収できる一方、排気ガスから生じた汚れが比較的多い再利用困難なドレンについては、そのまま外部へ排水することができる。
また、本実施形態では、上述したように、エア抜きホース48の上端Tの高さ位置が、水回収タンク13とドレン排水管41との接続部よりも低くなるように延びている。よって、万が一にドレン排出口46が完全に詰まったときでも、ドレンがエア抜きホース48を通って外部へ排水されることとなる。
また、本実施形態では、上述したように、エア抜きホース48の開口49が下方を向くように構成されている。よって、外部のゴミやホコリ等の異物が開口49からエア抜きホース48、ひいてはドレン排水管41に進入するのを防止することができる。
なお、本実施形態のようにドレン排水管41において排気ガスドレン流通管50の下流側にエア抜きホース48が接続されていると、エア抜きホース48を排気ガスドレン流通管50のエア抜きとしても機能させることができる。
また、本実施形態では、システム内の様々な部位から生じた様々なドレンをドレン排水管41に集めて(集合化して)外部に一括して排出している。よって、このドレン排水管41にエア抜きホース48を取り付けると、様々なドレンについて上記作用効果が効果的に一括して発揮されることとなる。また、かかる集合化により、ドレン回収系30の構造を簡易化も可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、改質器2は、水蒸気改質するものに限定されず、部分酸化改質やオートサーマル改質するものであってもよく、原燃料として、灯油、天然ガス、都市ガス、メタノール或いはブタン等を用いるものであってもよい。
また、燃料電池3は、固体高分子形に限定されず、アルカリ電解質形、リン酸形、溶融炭酸塩形或いは固体酸化物形等であってもよい。
また、上記実施形態では、エア流通管としてエア抜きホース48を用いたが、ホース(蛇管)に限定されず、ドレン排水管41内と外部との間でエアを流通させるものであればよい。
1…燃料電池、2…改質器、3…燃料電池、13…水回収タンク(ドレン回収タンク)、41…ドレン排水管、45…水平部、48…エア抜きホース(エア流通管)、49…開口、50…排気ガスドレン流通管、T…上端。

Claims (5)

  1. 原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器と、前記改質ガスを用いて発電を行う燃料電池と、を具備する燃料電池システムであって、
    ドレンを回収するドレン回収タンクと、
    前記ドレン回収タンクに接続され、ドレンを外部へ排水するドレン排水管と、
    前記ドレン排水管に接続され、該ドレン排水管内と外部との間でエアを流通させるエア流通管と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記改質器のバーナの排気ガスから生じたドレンが流通する排気ガスドレン流通管を更に備え、
    前記排気ガスドレン流通管は、前記ドレン排水管において前記ドレン回収タンクと前記エア流通管との間に接続されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記エア流通管は、前記ドレン排水管において水平方向に沿って延在する水平部に接続され、上方に向かって延びた後に下方に曲がるように延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池システム。
  4. 前記エア流通管は、その上端の高さ位置が前記ドレン回収タンクと前記ドレン排水管との接続部よりも低くなるように延びていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の燃料電池システム。
  5. 前記エア流通管における外部側の端部は、その開口が下方を向くように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記載の燃料電池システム。
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