JP5426990B2 - 燃料電池システム及びその設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システム及びその設計方法に関する。
従来の燃料電池システムとして、灯油や液化石油ガス等の原燃料を改質することにより、水素を含有する改質ガスを生成する改質器と、その改質ガス中の水素と空気中の酸素とを電気化学反応させることにより発電を行う燃料電池と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の燃料電池システムでは、燃料電池へ供給する改質ガスや空気を加湿するための加湿器が設けられおり、この加湿器には水タンクに貯留された水がポンプにより供給されている。水タンクには、イオン交換器によって不純物が取り除かれた水が他のポンプにより供給される。
特開2009−152092号公報
上述したような燃料電池システムは、近年、一般家庭に普及しつつあり、そのため、更なる構造の単純化と安定動作が望まれている。そこで、本発明は、小型化を図ることができるとともに運転の安定化を図ることが可能な燃料電池システム及びその設計方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る燃料電池システムは、原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器と、前記改質ガス及び空気を用いて発電する燃料電池と、前記燃料電池へ供給される前記改質ガスを加湿する第1加湿器と、前記燃料電池へ供給される前記空気を加湿する第2加湿器と、水ポンプ及びイオン交換器を含み、前記水ポンプにより前記イオン交換器に水を循環供給する水処理系と、前記水ポンプの下流側であって前記イオン交換器の上流側に接続され、前記第1加湿器及び前記水処理系を接続し、前記水処理系から前記第1加湿器へ水を導入する第1流路と、前記水ポンプの下流側であって前記イオン交換器の上流側に接続され、前記第2加湿器及び前記水処理系を接続し、前記第2加湿器へ水を導入及び前記第2加湿器から水を排出するための第2流路と、前記第1流路に設けられた第1弁と、前記第2流路に設けられた第2弁と、を備え、前記第1加湿器へ給水する際には、前記第2弁が閉の状態で前記第1弁を開とするとともに前記水ポンプの出力を上昇させ、前記第2加湿器へ給水する際には、前記第1弁が閉の状態で前記第2弁を開とするとともに前記水ポンプの出力を上昇させることを特徴として構成される。
本発明に係る燃料電池システムによれば、燃料電池が発電に用いる空気又は改質ガスを加湿する加湿器と、イオン交換器に水を循環供給する水ポンプを有する水処理系とが、弁が設けられた流路で接続されており、その流路が水ポンプの下流側であって、イオン交換器の上流側に接続されている。このように構成することで、イオン交換器の圧損を利用して、加湿器へ水を供給させることができる。すなわち、イオン交換器の圧損を利用することにより、水処理系の循環用のポンプと加湿器への供給用のポンプとを共用化することが可能となる。また、加湿器への給水の際に、水ポンプの出力を上昇させることにより、給水に適切な圧力を得ることができるので、水処理系内の水を安定して加湿器へ供給させることが可能となる。よって、小型化を図ることができるとともに運転の安定化を図ることが可能となる。
また、本発明に係る燃料電池システムの設計方法は、前記第1加湿器と、前記水処理系とを接続し、前記水処理系から前記第1加湿器へ給水する際に、前記イオン交換器による圧力損失、及び燃料電池システムの負荷に応じた前記第1加湿器内の圧力に基づいて、前記水処理系から前記第1加湿器への給水時における前記水ポンプの出力上昇分を設定し、前記第2加湿器と、前記水処理系とを接続し、前記水処理系から前記第2加湿器へ給水する際に、前記イオン交換器による圧力損失、及び燃料電池システムの負荷に応じた前記第2加湿器内の圧力に基づいて、前記水処理系から前記第2加湿器への給水時における前記水ポンプの出力上昇分を設定することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムの設計方法によれば、水処理系の水ポンプの出力によって加湿器へ給水する場合には、イオン交換器による圧力損失、及び燃料電池システムの負荷に応じた加湿器内の圧力に基づいて、水処理系から加湿器への給水時における水ポンプの出力上昇分が設定されることができる。このように設計することで、水処理系の循環用のポンプと加湿器への供給用のポンプとを共用化して小型化することができるとともに、給水に適切な圧力を得ることが可能となるので運転の安定化を図ることができる。
本発明によれば、燃料電池システムの小型化を図ることができるとともに運転の安定化を図ることができる。
本発明に係る燃料電池システムの一実施形態の構成概要図である。 図1の燃料電池システムの水処理系を説明する構成概要図である。 図1の燃料電池システムの水処理系の給水動作を示すフローチャートである。 図1の燃料電池システムの水処理系の給水動作を示すフローチャートである。 図1の燃料電池システムの水処理系のポンプ出力設定動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る燃料電池システムの一実施形態の構成概略図である。図1に示されるように、燃料電池システム1は、原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器2と、改質ガスを用いて発電を行う固体高分子形の燃料電池3と、を備えている。燃料電池システム1は、家庭用の電力供給源として利用され、原燃料としては、液化石油ガス(LPG)が用いられる。
原燃料の供給源と改質器2との間には、脱硫器4が配置されている。脱硫器4は、外部から導入された原燃料に対し、脱硫触媒によって脱硫を施す。脱硫器4の上流側には、燃料電池システム1への原燃料の供給を制御する電磁弁21、タンク22及び電磁弁23が順に設けられている。一方、脱硫器4の下流側には、電磁弁24が設けられている。燃料電池システム1の停止の際には電磁弁23,24は閉とされるが、脱硫触媒により脱硫器4の内圧が低減する。このため、燃料電池システム1の起動の際に、電磁弁21,23の開閉を制御することにより、原燃料の燃料電池システム1への急激な流入が防止される。脱硫器4及び電磁弁24の下流側には、燃料ポンプ25が設けられている。燃料ポンプ25は、原燃料を改質器2へ供給する。
改質器2は、改質触媒によって原燃料を改質させて、水素を含有する改質ガスを生成する。改質器2は、水ポンプ27により供給された水を気化する気化器(不図示)を有しており、水蒸気および気体の原燃料を用いて改質ガスを生成する。
水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、改質器2には、改質触媒を加熱するためのバーナ10が設けられている。バーナ10には、上述した燃料ポンプ25により導入される原燃料の供給路が接続されている。燃料ポンプ25の下流側は、改質器2への燃料供給路、及びバーナ10への燃料供給路の2つに分岐しており、電磁弁26の開閉動作により、燃料供給路が選択的に制御される。また、バーナ10には、エアポンプ28によって圧送された空気が導入される。バーナ10の燃焼によって生じた排ガスは、熱交換器31を介して熱回収されて外部に排気される。
改質器2によって生成された改質ガスは、改質器2の下流側に配置されたCO除去器6に導入される。CO除去器6は、改質ガス中の一酸化炭素濃度を低下させるために、改質ガスに含まれる一酸化炭素を選択的に酸化して、二酸化炭素に転換する。CO除去器6は、エアポンプ29により送り込まれる空気を用いて、選択的に酸化を行う。
CO除去器6よって処理された改質ガスは、燃料電池3の上流側に配置された加湿器7に導入される。加湿器7は、その内部に水を貯留しており、導入された改質ガスを気泡として通過させることにより、改質ガスを加湿する。加湿された改質ガスは、燃料電池3のアノードに供給される。
また、燃料電池3の上流側に配置された加湿器9には、エアポンプ8によって圧送された空気が導入される。加湿器9は、その内部に水を貯留しており、導入された空気を気泡として通過させることにより、空気を加湿する。加湿された空気は、燃料電池3のカソードに供給される。
燃料電池3は、複数の電池セルが積層されたスタック構造として構成されている。各電池セルは、アノード、カソード、及びそれらの間に配置された高分子膜を有している。上述したように、燃料電池3に供給される改質ガス及び空気が加湿されるのは、燃料電池3の電解質である高分子膜が高い伝導性を維持するためには高分子膜が加湿される必要があるからである。燃料電池3の各電池セルにおいては、アノードに供給された改質ガス中の水素とカソードに供給された空気中の酸素とが電気化学反応を起こして、直流の電力が発生する。
燃料電池3で発生した電力は、図示しないコンバータ及びインバータを介して、家庭に供給される。コンバータは、直流の電力の電圧を変圧する。インバータは、変圧された電力を直流から交流に変換する。
ところで、改質ガス中に気化して燃料電池3のアノードに供給された水のうちの余剰分は、循環して、再び加湿器7内に貯留される。一方、空気中に気化して燃料電池3のカソードに供給された水のうちの余剰分(カソードドレン)は、水回収タンク13内に貯留される。また、加湿器9内に貯留された水は、冷却水として水ポンプ34により燃料電池3に供給される。冷却水は、燃料電池3が発生する熱によって加熱され、熱回収系を循環した後、加湿器9に戻される。
各加湿器7,9内に貯留された水は、水回収タンク13、水ポンプ41及びイオン交換器14を含む水処理系30に所定時間毎に導入される。各加湿器7,9から水処理系30に導入された水は、水ポンプ41により、イオン交換器14に循環供給されて処理された後、各加湿器7,9に戻される。なお、改質器2に水を供給する水ポンプ27は、この水処理系30に接続されており、バーナ10の排ガスに含まれるドレインは水回収タンク13に収容される。
また、燃料電池3のアノードに供給された改質ガスのうちの余剰分(いわゆるオフガス)は、熱交換器33を介して熱回収された後、改質触媒を加熱するために改質器2に設けられたバーナ10の燃料として利用される。なお、燃料電池システム1の起動時には、電磁弁26の切り替えにより脱硫器4によって脱硫された原燃料がバーナ10の燃料として利用される。一方、燃料電池3のカソードに供給された空気のうちの余剰分は、熱交換器32を介して熱回収されて外部に排気される。
更に、燃料電池システム1には、家庭用の水が貯留される貯湯ユニットAが接続される。貯湯ユニットA内に貯留された水は、導入口15から熱回収系に導入され、水ポンプ35により熱回収系を循環した後、導出口16から貯湯ユニットAに戻される。この熱回収系には、燃料電池3の排熱を回収する熱交換器32,33、バーナ10の排ガスから熱を回収する熱交換器31、燃料電池3本体を冷却する冷却回路に設けられた熱交換器(不図示)等が含まれている。貯湯水は、熱回収系を循環することにより熱を授受する。
以上の燃料電池システム1の構成機器類は、図示しない電装機器類により動作が制御される。電装機器類は、燃料電池システム1に備わるセンサ類や、利用者の利用状況等に応じて構成機器類を制御する。センサ類としては、例えば、周囲の温度を検出する温度計36、電磁弁21,23の間に配置された圧力計37、燃料ポンプ25の下流側に設けられた流量計38、エアポンプ29の下流側に設けられた流量計39、エアポンプ28の下流側に設けられた流量計51等が用いられる。
燃料電池システム1の基本動作の概要を説明する。燃料電池システム1は、システム起動後、脱硫器4の負圧解消処理を行う。その後、燃料ポンプ25及びエアポンプ28により、原燃料及び空気をバーナ10へ供給する。また、水処理系30において水ポンプ41により水を循環させるとともに、水ポンプ34により燃料電池3の冷却水を循環させる。
一方、バーナ10の燃焼が安定したら、電磁弁26により原燃料の供給路を変更し、原燃料を改質器2へ供給する。さらに、水ポンプ27により水処理系30の水を改質器2へ供給する。改質器2により、原燃料及び水を用いて改質ガスを生成し、生成した改質ガスをCO除去器6へ供給する。また、エアポンプ29により空気をCO除去器6へ供給する。そして、CO除去器6でCO除去した改質ガスを加湿器7へ供給し、加湿してアノードへ供給する。そして、アノードのオフガスをバーナ10へ供給する。また、エアポンプ8により空気を加湿器9へ供給し、加湿してカソードへ供給する。これにより、燃料電池3において発電が行われ、家庭内に電力が供給される。電装機器類は、利用者の利用電力やセンサ類の出力に基づいて、改質器2への原燃料及び水の供給量、CO除去器6への空気の供給量、ポンプ出力等を制御して、安定運転や最適運転を行う。
上述した燃料電池システム1の燃料電池3、加湿器7,9、熱交換系40及び水処理系30に関する流路及び構成について詳細を説明する。図2は、燃料電池システム1の概略流路図の一部である。図2に示されるように、加湿器7には、CO除去器6よって処理された改質ガスが導入される配管H1が設けられている。そして、加湿器7と燃料電池3のアノードとの間には、加湿器7からアノードへ加湿した改質ガスを流通させる配管H2、及びアノードから加湿器7へ改質ガス中に気化した水のうちの余剰分を流通させる配管H3が設けられている。このため、配管H1により導入された改質ガスは、加湿器7で加湿され、配管H2を流通してアノードへ供給されて発電に利用される。そして、利用されなかったいわゆるオフガスである改質ガス(排気ガス)が、熱交換器72を通ってバーナ10へ供給されるとともに、改質ガスから気化した水のうちの余剰分が配管H3を流通して再び加湿器7に戻される。
一方、加湿器9には、エアポンプ8により空気が導入される配管H4が設けられている。そして、加湿器9と燃料電池3のカソードとの間には、加湿した空気を加湿器9からカソードへ流通させる配管H5が設けられている。なお、カソードには、発電により生成された水を水回収タンク13へ流通させる配管H6が設けられている。このため、配管H4により導入された空気は、加湿器9で加湿され、配管H5を流通してカソードへ供給されて発電に利用されるとともに、発電により生成された水が配管H6を流通して水回収タンク13へ流通される。
また、加湿器9内に貯留された水を冷却水として燃料電池3へ導入する配管H7、燃料電池3から加湿器9内へ冷却水を流通させる配管H8が設けられている。配管H7には、冷却水を循環させる水ポンプ34が配置されている。冷却水は、水ポンプ34により配管H7を流通して燃料電池3へ流通され、燃料電池3が発生する熱によって加熱され、配管H8を流通して熱回収系を循環した後、加湿器9に戻される。熱回収系として、配管H8には冷却水と貯湯水との間で熱交換を行う熱交換器48が設けられている。このため、冷却水により回収された燃料電池3の熱は、貯湯ユニットAに戻される貯湯水へ授受される。
また、加湿器7には、水処理系30から水を導入するための配管H9、及び、水処理系30へ水を排出するための配管H10が設けられている。配管H9には水処理系30からの給水を制御する電磁弁(給水弁)44が設けられ、配管H10には水処理系30への排水を制御する電磁弁(排水弁)45が設けられている。一方、加湿器9と水処理系30との間には、1つの配管H11が設けられている。そして、配管H11には加湿器9の給排水を制御する電磁弁(給排水弁)46が設けられている。加湿器7,9内には、基準水位を超えたか否かを検知する水位センサが設けられており、上述した電磁弁44〜46は、水位センサの出力値や給水時間等に基づいてその開閉が制御される。基準水位としては、加湿器7,9の動作に最低限必要な水位である低側基準水位と、加湿器7,9のオーバーフロー等を回避するための高側基準水位とが採用される。
水処理系30は、例えば上記加湿器7,9よりも鉛直下方に配置されている。水処理系30は、水回収タンク13、水ポンプ41及びイオン交換器14を有しており、これらに水を流通させる循環系として構成されている。水回収タンク13に回収された水は、水ポンプ41によりイオン交換器14へ導入され、イオン交換器14のイオン交換樹脂によりイオン除去されて再び水回収タンク13へ戻される。水ポンプ41は、電装機器類によりその動作が制御される。上述した配管H9,H11は、水ポンプ41の下流側であって、イオン交換器14の上流側に接続されている。
加湿器7,9では、発電に用いられる水を循環させているため、加湿器7,9内の水が濃縮したり汚れ等により劣化したりする場合がある。このため、加湿器7,9内の水の電気伝導度が高くなった場合や、所定時間が経過した場合には、加湿器7,9内の水が水処理系30へ排出されるとともに、水処理系30から処理された水が導入される。
また、水処理系30は、燃料電池3のアノード側から排出されるオフガスの熱を交換する熱交換系40に接続されている。熱交換系40は、水処理系30からの流入路である配管H12、燃料電池3のアノード側から排出されるオフガスの熱を交換する熱交換器72、水処理系30への流出路である配管H13を備えている。配管H12は、水処理系30におけるイオン交換器14の下流側に接続されており、熱交換系40への分岐点P1を形成している。また、配管H12には、電装機器類により制御可能な電磁弁47が配置されている。一方、配管H13は、分岐点P1よりもさらに下流側に接続されており、熱交換系40からの合流点P2を形成している。分岐点P1と合流点P2との間隔Lは、分岐点P1から合流点P2までの経路における圧力損失が熱交換系40の圧力損失よりも大きくなるように設定される。例えば、熱交換系40に分岐する流量が所定割合(5割以上)となるように設定されるとよい。このように、分岐点P1と合流点P2との間隔Lで熱交換系40に分岐する流量を設定することにより、流量制御設計を容易とするとともに、配管H12に配置された電磁弁47の開閉動作のみで水処理系30の水を熱交換系40へ供給することができる。このため、複数の電磁弁を設けることなく簡易な構成で熱交換系40へバイパスすることができる。また、水回収タンク13内には貯留された水の水温を検出する水温センサ50が配置されており、水回収タンク13内の水が所定の温度となるように、電磁弁47の開閉動作や水ポンプ41の動作が制御される。ここで所定の温度とは、水回収タンク13、配管、ポンプ等において雑菌が繁殖しにくい温度であって、具体的には40度以上の温度である。雑菌の繁殖を抑制するには高温になればなるほど好適ではあるが、熱の有効利用の観点から、40℃〜50℃が好ましい。アノード側から排出されるオフガスの熱は、この温度を保つ熱量として適量である。
また、水処理系30には、水処理系30内の不純物を検出する水質センサ52が設けられており、例えば基準値を複数回超えた場合にはエラーとして通報される。水質センサ52として、例えば電気伝導度を検出するセンサが用いられる。
次に、加湿器7,9の給排水動作を詳細に説明する。図3,4は、本実施形態における燃料電池システム1の加湿器7,9の給水動作を示すフローチャートである。図3,4に示される制御処理は、電装機器類により実行される。この制御処理は、例えば、加湿器7,9の水位センサにより、水位が低側基準水位を下回ったことを検知されたタイミングで実行される。なお、特に明示しない限り、水処理系30の水ポンプ41は、水処理系30内の水を循環させるために動作しているものとする。
図3に示されるように、最初に、加湿器7の給水を制御する給水弁44及び加湿器9の給排水を制御する給排水弁46を閉とする(S10)。なお、加湿器7の給水弁44、加湿器9の給排水弁46が既に閉の場合には、この処理をスキップする。S10の処理が終了すると、給水停止指令判定処理へ移行する(S12)。
S12の処理では、加湿器7,9への給水を停止する指令が出力されているか否かを判定する。例えば、燃料電池システム1の他の制御により、何らかの異常を検知して給水を停止する指令が出力される場合がある。給水停止指令が出力されたと判定した場合には、S10の処理へ再度移行し、給水停止指令が解除されるまで給水弁44、給排水弁46を閉とした状態を保つ。一方、給水停止指令が出力されていないと判定した場合には、給水時間設定処理へ移行する(S16)。
S16の処理では、最大給水時間として、加湿器7,9の給水量を制御する所望の時間が採用され、例えば10秒が採用される。S16の処理において最大給水時間を設定すると、弁状態判定処理へ移行する(S20)。
S20の処理では、加湿器7への給水を開始する前提として、加湿器9の給排水を制御する給排水弁46が閉となっているか否かを判定する。加湿器7,9への供給路は共用化されているためである。給排水弁46が開いていると判定した場合には、閉となるまで判定処理を繰り返す。なお、例えば、所定時間経過しても給排水弁46が開いていると判定した場合には、異常発生として図3,4に示す制御処理を終了してもよい。一方、給排水弁46が閉じていると判定した場合には、給水完了判定処理へ移行する(S26)。
S26の処理では、加湿器7への給水が完了したか否かを判定する。例えば、加湿器7に備わる水位センサの出力に基づいて、加湿器7の低側基準水位を超えているか否かによって給水が完了したか否かを判定する。例えば、低側基準水位を超えた場合には、給水完了と判定する。S26の処理において、給水が完了していないと判定した場合には、水位異常判定処理へ移行する(S28)。
S28の処理では、加湿器7の水位が正常であるか否かを判定する。例えば、加湿器7に備わる水位センサの出力に基づいて、加湿器7の高側基準水位よりも小さいか否かによって水位が正常であるか否かを判定する。例えば、高側基準水位よりも小さい場合には、水位正常と判定する。S28の処理において、加湿器7の水位が正常であると判定した場合には、開制御処理へ移行する(S30)。
S30の処理では、加湿器7への給水を行うために給水弁44を開くとともに、給水回数をカウントアップする。水処理系30のイオン交換器14の圧損が配管H9の圧損より大きいため、水ポンプ41を動作させながら給水弁44を開くと、配管H9を流通した水が加湿器7へ導入される。この処理で加湿器7へ給水が開始される。S30の処理が終了すると、S26の給水完了判定処理へ移行し、低側基準水位を超えた場合には、加湿器7への給水が完了したと判定して加湿器7の給水弁44を閉とする(図4のS34)。
一方、S28の処理において、加湿器7の水位が正常でないと判定した場合には、加湿器7の給水弁44を閉とする(S32)。そして、S12の給水停止指令判定処理へ再度移行する。
一方、図4のS34の処理で加湿器7の給水弁44が閉とされた場合には、給水完了判定処理へ移行する(S40)。S40の処理では、加湿器9への給水が完了したか否かを判定する。この処理は、S26の処理とほぼ同様である。S40の処理において、給水が完了していないと判定した場合には、水位異常判定処理へ移行する(S42)。
S42の処理では、加湿器9の水位が正常であるか否かを判定する。この処理は、S28の処理とほぼ同様である。S42の処理において、加湿器9の水位が正常であると判定した場合には、開制御処理へ移行する(S44)。
S44の処理では、加湿器9への給水を行うために給排水弁46を開くとともに、給水回数をカウントアップする。水処理系30のイオン交換器14の圧損が配管H11の圧損より大きいため、水ポンプ41を動作させながら給排水弁46を開くと、配管H11を流通した水が加湿器9へ導入される。この処理で加湿器9へ給水が開始される。S44の処理が終了すると、S40の給水完了判定処理へ移行し、低側基準水位を超えた場合には、加湿器9への給水が完了したと判定して加湿器9の給排水弁46を閉とする(S46)。そして、S48の給水判定処理へ移行して、加湿器7,9への給水が完了したと判定した場合には、図3,4に示す制御処理を終了する。
一方、S42の処理において、加湿器9の水位が正常でないと判定した場合には、加湿器9の給排水弁46を閉とする(S46)。そして、S48の給水判定処理へ移行して、加湿器7,9への給水が完了したと判定していない場合には、S12の給水停止指令判定処理へ再度移行する。
以上で図3,4に示す制御処理を終了する。図3,4に示す制御処理を実行することにより、加湿器7,9へ水が供給される。
次に、加湿器7から水を排出する場合を説明する。この場合、加湿器7の内圧と大気圧との差及び重力により、電磁弁45を開とすることによって、加湿器7内の水が配管H10を流通して水回収タンク13へ導入される。このように、加湿器7では、必要な場合には、水処理系30から水が供給され、水処理系30へ水が排出される。なお、加湿器7では、H、CO等のいわゆるプロセスガスを含む改質ガスを加湿しているので水にCOが溶解している。このため、加湿器7からの排水を水回収タンク13へ排出して脱気し、その後イオン交換器14に導入する構成としている。このように構成することにより、改質ガスから常時供給されるCOを直接イオン交換することを回避できるので、イオン交換器14のイオン交換樹脂の劣化を防止することができる。
次に、加湿器9から水を排出する場合を説明する。この場合、電磁弁46を開とするとともに、水ポンプ41を停止することにより、エアポンプ8により加圧された加湿器9の内圧と大気圧との差及び重力によって、加湿器9内の水が配管H11を流通して、水ポンプ41の下流側かつイオン交換器14の上流側に供給される。このように、加湿器9では、1つの電磁弁46を用いて、水処理系30から水を供給することができるとともに、水処理系30へ水を排出することが可能となる。なお、加湿器9では、エアポンプ8により導入された空気を加湿しているので、加湿器9に貯留されている水は、加湿器7に貯留されている水ほどCOを含有していない。このため、加湿器9の水を直接イオン交換することができるので、給排水の電磁弁の共用化を実現することができる。
次に、水処理系30の水ポンプ41の出力値の設定動作について説明する。図5は、本実施形態に係る水ポンプ41の出力値の設定動作を示すフローチャートである。図5に示される制御処理は、電装機器類により実行される。この制御処理は、例えば燃料電池システム1の電源がONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。
図5に示されるように、最初に、基準値設定処理から開始する(S50)。S50の処理では、水ポンプ41の出力を基準値に設定する。基準値としては、例えば45%が用いられる。S50の処理が終了すると、給水判定処理へ移行する(S52)。
S52の処理では、加湿器7,9への給水を実行する必要があるか否かを判定する。例えば、加湿器7,9の水位センサにより、加湿器7,9の水位が低側基準水位を下回ったことを検知したか否かにより判定する。S52の処理において、加湿器7,9への給水を実行する必要があると判定した場合には、ポンプ出力増加処理へ移行する(S54)。
S54の処理では、加湿器7,9への給水を適切に行うために、水ポンプ41の出力を増加する。例えば、システム出力(負荷)に応じて水ポンプ41の出力の上昇分を決定する。システム出力が大きいほど、加湿器7,9のタンク内圧が上昇するためである。さらに、イオン交換器14による圧力損失を考慮して、水ポンプ41の出力の上昇分を決定するとよい。また、加湿器7,9と水処理系30との配置関係(重力方向の高さ関係)を考慮して、水ポンプ41の出力の上昇分を決定するとよい。すなわち、水ポンプ41により与える圧力は、加湿器7,9のタンク内圧、イオン交換器14を通過するに必要な圧力、及び、水処理系30と加湿器7,9との位置エネルギー差の和よりも大きく設定される。具体的には、システム出力が最低出力時には55%とし最大出力時に60%となるようにシステム出力に応じてリニアに変更する。S54の処理が終了すると、給水が完了するまで水ポンプ41の設定出力が保持される(S56)。給水が完了すると、図5に示す制御処理を終了する。
一方、S52の処理において、加湿器7,9への給水を実行する必要がないと判定した場合には、水温低下判定処理へ移行する(S58)。S58の処理では、水処理系30の水温が雑菌の繁殖を好適に防ぐ温度よりも低下しているかを判定する。例えば、水回収タンク13の水温センサ50の出力値に基づいて、水温が40℃より小さくなっているか否かを判定する。S58の処理で水温が40℃より小さくなっていると判定した場合には、ポンプ出力確認処理へ移行する(S60)。
S60の処理では、水ポンプが停止しているか否かを判定する。上述したように、加湿器9から水を排出する場合、水ポンプ41を停止するため、このタイミングで出力を増加させることはできないからである。S60の処理では、水ポンプ41の出力が0以上であれば、水ポンプ41は停止していないと判定する。そして、水ポンプ41が停止していないと判定した場合には、ポンプ出力増加処理へ移行する(S62)。
S62の処理では、水処理系30の水を熱交換系40へ適切に供給するために、水ポンプ41の出力を増加する。S54の処理と異なり、システム安定動作を考慮して、補機動力の増加分を極力押さえながら水ポンプ41の出力を増加する。例えば、上限出力を80%に設定し、2%ずつ所定の間隔で増加させる。なお、このタイミングで熱交換系40の電磁弁47は開とされる。S62の処理が終了すると、図5に示す制御処理を終了する。
一方、S58の処理において、水温が40℃より小さくなっていないと判定した場合には、水温が雑菌の繁殖を好適に防ぐ温度に保たれているため、水ポンプ41の出力制御を行うことなく図5に示す制御処理を終了する。なお、このタイミングで熱交換系40の電磁弁47は閉とされる。
また、S60の処理において、水ポンプ41が停止していると判定した場合には、加湿器9からの排水が行われているため、水ポンプ41の出力制御を行うことなく図5に示す制御処理を終了する。
以上で図5に示す制御処理を終了する。図5に示す制御処理を実行することにより、ポンプ出力が加湿器7,9への給水時、熱交換系40への給水時において上昇することができるので、安定した水の供給を行うことが可能となる。
以上、実施形態に係る燃料電池システム1によれば、燃料電池3が発電に用いる空気又は改質ガスを加湿する加湿器7と、イオン交換器14に水を循環供給する水ポンプ41を有する水処理系30とが、電磁弁44,46が設けられた流路H9,H11で接続されており、その流路H9,H11が水ポンプ41の下流側であって、イオン交換器14の上流側に接続されている。このように構成することで、イオン交換器14の圧損を利用して、加湿器7,9へ水を供給させることができる。すなわち、イオン交換器14の圧損を利用することにより、水処理系30の循環用の水ポンプと加湿器7,9への供給用の水ポンプとを共用化することが可能となる。また、加湿器7,9への給水の際に、水ポンプ41の出力を上昇させることにより、給水に適切な圧力を得ることができるので、水処理系30内の水を安定して加湿器7,9へ供給させることが可能となる。よって、小型化を図ることができるとともに運転の安定化を図ることが可能となる。
また、実施形態に係る燃料電池システム1の設計方法によれば、水処理系30の水ポンプ41の出力によって加湿器7,9へ給水する場合には、イオン交換器14による圧力損失、及び燃料電池システム1の負荷に応じた加湿器7,9内の圧力に基づいて、水処理系30から加湿器7,9への給水時における水ポンプ41の出力上昇分が設定されることができる。このように設計することで、水処理系30の循環用のポンプと加湿器7,9への供給用のポンプとを共用化して小型化することができるとともに、給水に適切な圧力を得ることが可能となるので運転の安定化を図ることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
改質器2は、水蒸気改質するものに限定されず、部分酸化改質やオートサーマル改質するものであっても良く、原燃料として、灯油、天然ガス、都市ガス、メタノール或いはブタン等を用いるものであっても良い。
また、燃料電池3は、固体高分子形に限定されず、アルカリ電解質形、リン酸形、溶融炭酸塩形或いは固体酸化物形等であっても良い。
1…燃料電池システム、2…改質器、3…燃料電池、7,9…加湿器、30…水処理系、44…熱交換系。

Claims (2)

  1. 原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器と、
    前記改質ガス及び空気を用いて発電する燃料電池と、
    前記燃料電池へ供給される前記改質ガスを加湿する第1加湿器と、
    前記燃料電池へ供給される前記空気を加湿する第2加湿器と、
    水ポンプ及びイオン交換器を含み、前記水ポンプにより前記イオン交換器に水を循環供給する水処理系と、
    前記水ポンプの下流側であって前記イオン交換器の上流側に接続され、前記第1加湿器及び前記水処理系を接続し、前記第1加湿器へ水を導入するための第1流路と、
    前記水ポンプの下流側であって前記イオン交換器の上流側に接続され、前記第2加湿器及び前記水処理系を接続し、前記第2加湿器へ水を導入及び前記第2加湿器から水を排出するための第2流路と、
    前記第1流路に設けられた第1弁と、
    前記第2流路に設けられた第2弁と、
    を備え、
    前記第1加湿器へ給水する際には、前記第2弁が閉の状態で前記第1弁を開とするとともに前記水ポンプの出力を上昇させ
    前記第2加湿器へ給水する際には、前記第1弁が閉の状態で前記第2弁を開とするとともに前記水ポンプの出力を上昇させること、
    を特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムの設計方法であって、
    前記第1加湿器と、前記水処理系とを接続し、前記水処理系から前記第1加湿器へ給水する際に、前記イオン交換器による圧力損失、及び燃料電池システムの負荷に応じた前記第1加湿器内の圧力に基づいて、前記水処理系から前記第1加湿器への給水時における前記水ポンプの出力上昇分を設定し、
    前記第2加湿器と、前記水処理系とを接続し、前記水処理系から前記第2加湿器へ給水する際に、前記イオン交換器による圧力損失、及び燃料電池システムの負荷に応じた前記第2加湿器内の圧力に基づいて、前記水処理系から前記第2加湿器への給水時における前記水ポンプの出力上昇分を設定すること、
    を特徴とする燃料電池システムの設計方法。
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