JP2011013266A - スクリーン - Google Patents
スクリーン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011013266A JP2011013266A JP2009154810A JP2009154810A JP2011013266A JP 2011013266 A JP2011013266 A JP 2011013266A JP 2009154810 A JP2009154810 A JP 2009154810A JP 2009154810 A JP2009154810 A JP 2009154810A JP 2011013266 A JP2011013266 A JP 2011013266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- screen body
- spacer
- winding shaft
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
【課題】スクリーン本体の巻き皺の発生を防止できるスクリーンを提供する。
【解決手段】スクリーン1は、画像が投影される被投影面Sを有するスクリーン本体2と、スクリーン本体2の上端部Uを保持し、回転することで被投影面Sが外側に向くようにスクリーン本体2を上端部Uから下端部側まで巻き取る巻取軸3Bと、巻取軸3Bに沿って延びる形状を有し、スクリーン本体2の被投影面Sの裏面RSにおいて、上端部Uから下端部側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体5と、巻取軸3Bの外面に取り付けられ、巻取軸3Bにおける巻取方向Rに沿って巻取軸3Bの外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサー3Cとを備える。スクリーン本体2は、上端部Uと、複数の支持体5のうち上端部Uに最も近接した支持体5Aの取付位置との間の部位がスペーサー3Cの外面に取り付けられている。
【選択図】図2
【解決手段】スクリーン1は、画像が投影される被投影面Sを有するスクリーン本体2と、スクリーン本体2の上端部Uを保持し、回転することで被投影面Sが外側に向くようにスクリーン本体2を上端部Uから下端部側まで巻き取る巻取軸3Bと、巻取軸3Bに沿って延びる形状を有し、スクリーン本体2の被投影面Sの裏面RSにおいて、上端部Uから下端部側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体5と、巻取軸3Bの外面に取り付けられ、巻取軸3Bにおける巻取方向Rに沿って巻取軸3Bの外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサー3Cとを備える。スクリーン本体2は、上端部Uと、複数の支持体5のうち上端部Uに最も近接した支持体5Aの取付位置との間の部位がスペーサー3Cの外面に取り付けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、スクリーンに関する。
従来、プロジェクター等から投射された画像が投影されるスクリーン本体を有するスクリーンとして、非使用時にスクリーン本体を巻き取って収納する巻取り式スクリーンが広く普及している。
具体的に、巻取り式スクリーンは、スクリーン本体の一端を巻取軸の外面に取り付け、巻取軸を回転させることで、スクリーン本体を一端から他端側まで巻き取る。
このような巻取り式スクリーンでは、巻取軸の外面と、巻取軸の外面に取り付けられたスクリーン本体の厚みとによる段差(以下、第1段差)が生じるものである。そして、巻取軸にてスクリーン本体を巻き取った収納状態で長期間、放置すると、スクリーン本体において、第1段差と重なる位置に、筋状の曲げ癖(以下、巻き皺)が跡となって残ってしまう。
このような巻き皺が生じると、スクリーンの使用時において、スクリーン本体の平面度を良好に維持することができず、投影画像を良好に表示できないものとなってしまう。
具体的に、巻取り式スクリーンは、スクリーン本体の一端を巻取軸の外面に取り付け、巻取軸を回転させることで、スクリーン本体を一端から他端側まで巻き取る。
このような巻取り式スクリーンでは、巻取軸の外面と、巻取軸の外面に取り付けられたスクリーン本体の厚みとによる段差(以下、第1段差)が生じるものである。そして、巻取軸にてスクリーン本体を巻き取った収納状態で長期間、放置すると、スクリーン本体において、第1段差と重なる位置に、筋状の曲げ癖(以下、巻き皺)が跡となって残ってしまう。
このような巻き皺が生じると、スクリーンの使用時において、スクリーン本体の平面度を良好に維持することができず、投影画像を良好に表示できないものとなってしまう。
そこで、従来、以下に示すように、巻き皺の発生を防止する巻取り式スクリーンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、巻取軸の外面に、巻取軸の巻取方向の上流から下流にかけて径の高さを高くした段差部を形成している。そして、巻取軸の外面において、スクリーン本体の一端側を段差部に対して巻取方向の上流側に取り付けている。
以上のような構成により、段差部の高さによって第1段差を緩やかにして、巻き皺の発生を防止している。
特許文献1に記載の技術では、巻取軸の外面に、巻取軸の巻取方向の上流から下流にかけて径の高さを高くした段差部を形成している。そして、巻取軸の外面において、スクリーン本体の一端側を段差部に対して巻取方向の上流側に取り付けている。
以上のような構成により、段差部の高さによって第1段差を緩やかにして、巻き皺の発生を防止している。
ところで、スクリーンの使用時において、スクリーン本体の平面度を向上させるためには、以下のような構成とすることが考えられる。
すなわち、巻取軸に沿って延びる形状を有する複数の支持体を、スクリーン本体における画像が投影される被投影面の裏面において、巻取軸に取り付けられる一端側から他端側にかけて並列するように取り付ける。
このような構成とすれば、複数の支持体の剛性や自重により、スクリーン本体の平面度を向上させることができる。
すなわち、巻取軸に沿って延びる形状を有する複数の支持体を、スクリーン本体における画像が投影される被投影面の裏面において、巻取軸に取り付けられる一端側から他端側にかけて並列するように取り付ける。
このような構成とすれば、複数の支持体の剛性や自重により、スクリーン本体の平面度を向上させることができる。
そして、特許文献1に記載の巻取り式スクリーンでは、スクリーン本体の一端側を段差部に対して巻取方向の上流側に取り付けているため、上述した複数の支持体を採用した場合には、以下に示すように、第1段差とは異なる位置に第2段差や第3段差が生じてしまう。すなわち、スクリーン本体において、第2段差や第3段差と重なる位置に、巻き皺が発生してしまう、という問題がある。
例えば、被投影面が外側に向くように(裏面(複数の支持体)が内側に向くように)、巻取軸にてスクリーン本体を巻き取る構成とした場合には、以下に示すように第2段差が生じることとなる。
すなわち、スクリーン本体は、巻取軸の外面との間に支持体が介在することとなるため、一端側からスクリーン本体の一端に最も近接した支持体(近接支持体)の取付位置にかけて外側に膨らむこととなり、近接支持体の取付位置近傍に第2段差が生じることとなる。
例えば、被投影面が外側に向くように(裏面(複数の支持体)が内側に向くように)、巻取軸にてスクリーン本体を巻き取る構成とした場合には、以下に示すように第2段差が生じることとなる。
すなわち、スクリーン本体は、巻取軸の外面との間に支持体が介在することとなるため、一端側からスクリーン本体の一端に最も近接した支持体(近接支持体)の取付位置にかけて外側に膨らむこととなり、近接支持体の取付位置近傍に第2段差が生じることとなる。
また、被投影面が内側に向くように(裏面(複数の支持体)が外側に向くように)、巻取軸にてスクリーン本体を巻き取る構成とした場合には、以下に示すように第3段差が生じることとなる。
すなわち、スクリーン本体において、巻取軸に2重に巻き取られる際に、当該2重目のスクリーン本体は、1重目(巻取軸の外面に直接、当接した部分)のスクリーン本体との間に支持体が介在することとなるため、近接支持体により外側に膨らむこととなり、近接支持体の位置近傍に第3段差が生じることとなる。
すなわち、スクリーン本体において、巻取軸に2重に巻き取られる際に、当該2重目のスクリーン本体は、1重目(巻取軸の外面に直接、当接した部分)のスクリーン本体との間に支持体が介在することとなるため、近接支持体により外側に膨らむこととなり、近接支持体の位置近傍に第3段差が生じることとなる。
本発明の目的は、スクリーン本体の巻き皺の発生を防止できるスクリーンを提供することにある。
本発明のスクリーンは、画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が外側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、前記巻取軸の外面に取り付けられ、前記巻取軸における巻取方向に沿って前記外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、前記スクリーン本体は、前記一端と、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体の取付位置との間の部位が前記スペーサーの外面に取り付けられていることを特徴とする。
本発明では、スクリーンにおいて、巻取軸は、被投影面が外側に向くように(裏面(複数の支持体)が内側に向くように)、スクリーン本体を巻き取る。また、スクリーンは、巻取軸の外面に取り付けられ、巻取軸における巻取方向に沿って巻取軸の外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーを備える。
このことにより、スクリーン本体において、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位をスペーサーの外面に取り付けることで、スペーサーの厚み(巻取軸の外面からの高さ寸法)により、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位と近接支持体の高さ位置(巻取軸の外面からの高さ位置)とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
このことにより、スクリーン本体において、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位をスペーサーの外面に取り付けることで、スペーサーの厚み(巻取軸の外面からの高さ寸法)により、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位と近接支持体の高さ位置(巻取軸の外面からの高さ位置)とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
本発明のスクリーンは、画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が外側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、前記巻取軸における巻取方向に沿って前記外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、前記スペーサーは、前記スクリーン本体の前記裏面において、前記一端と、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体の取付位置との間の部位に取り付けられていることを特徴とする。
本発明では、スクリーンにおいて、巻取軸は、被投影面が外側に向くように(裏面(複数の支持体)が内側に向くように)、スクリーン本体を巻き取る。また、スクリーン本体の裏面において、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位には、巻取軸における巻取方向に沿って巻取軸の外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーが取り付けられている。
このことにより、スクリーン本体の一端側を巻取軸に巻き付けた際に、スペーサーの厚み(巻取軸の外面からの高さ寸法)により、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位と近接支持体の高さ位置(巻取軸の外面からの高さ位置)とを略同一の位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
このことにより、スクリーン本体の一端側を巻取軸に巻き付けた際に、スペーサーの厚み(巻取軸の外面からの高さ寸法)により、一端及び近接支持体の取付位置の間の部位と近接支持体の高さ位置(巻取軸の外面からの高さ位置)とを略同一の位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
本発明のスクリーンは、画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が内側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、前記巻取軸における巻取方向に沿って前記巻取軸の外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、前記スペーサーは、前記巻取軸により前記スクリーン本体が巻き取られた際に、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体に対して前記巻取方向の下流側に配設され、前記スクリーン本体の前記被投影面の一部が外面に当接することを特徴とする。
本発明では、スクリーンにおいて、巻取軸は、被投影面が内側に向くように(裏面(複数の支持体)が外側に向くように)、スクリーン本体を巻き取る。また、スクリーンは、巻取軸における巻取方向に沿って巻取軸の外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーを備える。
このことにより、例えば、スクリーン本体の裏面において、近接支持体に対して巻取方向の下流側にスペーサーを取り付けておけば、スペーサーの厚みにより、2重目のスクリーン本体の高さ位置と近接支持体の高さ位置とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の位置近傍に生じる第3段差を緩やかにし、第3段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
このことにより、例えば、スクリーン本体の裏面において、近接支持体に対して巻取方向の下流側にスペーサーを取り付けておけば、スペーサーの厚みにより、2重目のスクリーン本体の高さ位置と近接支持体の高さ位置とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体の位置近傍に生じる第3段差を緩やかにし、第3段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
本発明のスクリーンでは、前記スペーサーは、弾性体から構成されていることが好ましい。
本発明では、スペーサーは、弾性体から構成されているので、巻取軸によりスクリーン本体が巻き取られた際には、スクリーン本体から加えられる力に応じて厚み寸法が適宜、変更されることとなる。このため、スクリーン本体におけるスペーサーと当接する部位、あるいは、スペーサーの外面に重なる部位がスペーサーにより変形し、巻き皺となることを防止できる。
本発明では、スペーサーは、弾性体から構成されているので、巻取軸によりスクリーン本体が巻き取られた際には、スクリーン本体から加えられる力に応じて厚み寸法が適宜、変更されることとなる。このため、スクリーン本体におけるスペーサーと当接する部位、あるいは、スペーサーの外面に重なる部位がスペーサーにより変形し、巻き皺となることを防止できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔スクリーンの概略構成〕
図1は、スクリーン1の概略構成を模式的に示す図である。具体的に、図1は、スクリーン本体2が収納体3から引き出された状態(以下、展張状態)を前面側(被投影面S)側から見た斜視図である。
スクリーン1は、例えば、プロジェクター等から拡大投射された画像が投影される。このスクリーン1は、図1に示すように、スクリーン本体2と、収納体3と、支柱4と、複数の支持体5とを備える。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔スクリーンの概略構成〕
図1は、スクリーン1の概略構成を模式的に示す図である。具体的に、図1は、スクリーン本体2が収納体3から引き出された状態(以下、展張状態)を前面側(被投影面S)側から見た斜視図である。
スクリーン1は、例えば、プロジェクター等から拡大投射された画像が投影される。このスクリーン1は、図1に示すように、スクリーン本体2と、収納体3と、支柱4と、複数の支持体5とを備える。
〔スクリーン本体の構成〕
スクリーン本体2は、可撓性を有するシート状に形成され、入射した画像が投影される。本実施形態では、スクリーン本体2は、入射した画像を反射することで被投影面S上に投影画像を表示する反射型スクリーンで構成されている。
スクリーン本体2は、可撓性を有するシート状に形成され、入射した画像が投影される。本実施形態では、スクリーン本体2は、入射した画像を反射することで被投影面S上に投影画像を表示する反射型スクリーンで構成されている。
〔収納体の構成〕
収納体3は、スクリーン1全体を支持する部分であり、スクリーン1の非使用時にはスクリーン本体2(支持体5を含む)を収容する。
なお、本実施形態では、収納体3は、スクリーン1を使用する室内において、例えば、天井面や壁面等に設置される。すなわち、本実施形態のスクリーン1は、スクリーン本体2が収納体3から下方に引き出され、吊り下げられた状態で使用される吊り下げ型のスクリーンで構成されている。
そして、上述した収納体3は、図1に示すように、基体3Aと、巻取軸3B(図2、図3)とを備える。
基体3Aは、左右方向(被投影面Sを正面に見た場合での左右方向、以下同様)に延出する略直方体の箱状に形成され、内部に巻取軸3Bを回動可能に収納する。
この収納体3において、下方の端面には、具体的な図示は省略したが、スクリーン本体2(支持体5を含む)を内外に進退させるためのスリットが形成されている。
収納体3は、スクリーン1全体を支持する部分であり、スクリーン1の非使用時にはスクリーン本体2(支持体5を含む)を収容する。
なお、本実施形態では、収納体3は、スクリーン1を使用する室内において、例えば、天井面や壁面等に設置される。すなわち、本実施形態のスクリーン1は、スクリーン本体2が収納体3から下方に引き出され、吊り下げられた状態で使用される吊り下げ型のスクリーンで構成されている。
そして、上述した収納体3は、図1に示すように、基体3Aと、巻取軸3B(図2、図3)とを備える。
基体3Aは、左右方向(被投影面Sを正面に見た場合での左右方向、以下同様)に延出する略直方体の箱状に形成され、内部に巻取軸3Bを回動可能に収納する。
この収納体3において、下方の端面には、具体的な図示は省略したが、スクリーン本体2(支持体5を含む)を内外に進退させるためのスリットが形成されている。
巻取軸3Bは、左右方向を回動軸として回動可能とし、スクリーン本体2の上端部(一端)を保持し、スクリーン本体2(支持体5を含む)を上端部から下端部側(他端側)まで順次、巻き取る部材である。この巻取軸3Bは、具体的な図示は省略したが、スプリングによりスクリーン本体2の巻取方向に付勢され、スクリーン本体2の引き出し力を緩めると自動的にスクリーン本体2を巻き取る機能を有している。
なお、巻取軸3Bの詳細な構成については、後述する。
なお、巻取軸3Bの詳細な構成については、後述する。
〔支柱の構成〕
支柱4は、図1に示すように、左右方向に延出する円柱形状を有し、スクリーン本体2の下端部に取り付けられる。
そして、支柱4は、スクリーン本体2の下端部を支持するとともに、例えば、収納体3からスクリーン本体2を引き出す際、あるいは、収納体3にスクリーン本体2を収納する際に利用者により把持される。
支柱4は、図1に示すように、左右方向に延出する円柱形状を有し、スクリーン本体2の下端部に取り付けられる。
そして、支柱4は、スクリーン本体2の下端部を支持するとともに、例えば、収納体3からスクリーン本体2を引き出す際、あるいは、収納体3にスクリーン本体2を収納する際に利用者により把持される。
〔支持体の構成〕
複数の支持体5は、図1に示すように、左右方向に延出する円柱形状を有し、スクリーン本体2における被投影面Sの裏面RSにおいて、上端部から下端部にかけて所定の間隔を空けて取り付けられている。
そして、複数の支持体5は、展張状態において、スクリーン本体2の平面度を維持する。
具体的に、複数の支持体5は、スクリーン本体2の左右方向に沿うように取り付けられているため、各支持体5の剛性により、スクリーン本体2において、左右両端部に対して他の領域が前後方向にずれることを抑制している。
複数の支持体5は、図1に示すように、左右方向に延出する円柱形状を有し、スクリーン本体2における被投影面Sの裏面RSにおいて、上端部から下端部にかけて所定の間隔を空けて取り付けられている。
そして、複数の支持体5は、展張状態において、スクリーン本体2の平面度を維持する。
具体的に、複数の支持体5は、スクリーン本体2の左右方向に沿うように取り付けられているため、各支持体5の剛性により、スクリーン本体2において、左右両端部に対して他の領域が前後方向にずれることを抑制している。
また、複数の支持体5は、スクリーン本体2の上下方向に沿って並設されているため、展張状態において、各支持体5の自重により、スクリーン本体2に対して上下方向に張力を加えることとなる。
さらに、複数の支持体5がスクリーン本体2の上下方向に沿って所定間隔を空けて並設されているため、スクリーン本体2において、複数の支持体5が取り付けられていない領域のみが湾曲が生じやすい自由な領域となる。しかしながら、例えば、複数の支持体5が設けられていないスクリーン本体2と比較して、上記自由な領域の上下方向の長さ寸法を短いものとすることができる。すなわち、複数の支持体5が設けられていない場合には上記自由な領域の上下方向の長さ寸法は巻取軸3Bから支柱4までの長さ寸法であるところ、本実施形態では上記自由な領域の上下方向の長さ寸法は隣接する各支持体5間の距離寸法となる。
したがって、複数の支持体5は、スクリーン本体2に対して上下方向に張力を加えつつ、上記自由な領域の上下方向の長さ寸法を短く設定することにより、スクリーン本体2において、上下両端部に対して他の領域が前後方向にずれることを抑制している。
さらに、複数の支持体5がスクリーン本体2の上下方向に沿って所定間隔を空けて並設されているため、スクリーン本体2において、複数の支持体5が取り付けられていない領域のみが湾曲が生じやすい自由な領域となる。しかしながら、例えば、複数の支持体5が設けられていないスクリーン本体2と比較して、上記自由な領域の上下方向の長さ寸法を短いものとすることができる。すなわち、複数の支持体5が設けられていない場合には上記自由な領域の上下方向の長さ寸法は巻取軸3Bから支柱4までの長さ寸法であるところ、本実施形態では上記自由な領域の上下方向の長さ寸法は隣接する各支持体5間の距離寸法となる。
したがって、複数の支持体5は、スクリーン本体2に対して上下方向に張力を加えつつ、上記自由な領域の上下方向の長さ寸法を短く設定することにより、スクリーン本体2において、上下両端部に対して他の領域が前後方向にずれることを抑制している。
〔巻取軸の構成〕
図2及び図3は、巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図2は巻取軸3Bの斜視図であり、図3は巻取軸3Bの断面図である。
巻取軸3Bは、図2または図3に示すように、左右方向に延出する円筒形状を有し、スプリング(図示略)の付勢力により、スクリーン本体2(支持体5を含む)を巻取方向Rに沿って巻き取る。
そして、巻取軸3Bの外面には、図2または図3に示すように、スペーサー3Cが取り付けられている。
図2及び図3は、巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図2は巻取軸3Bの斜視図であり、図3は巻取軸3Bの断面図である。
巻取軸3Bは、図2または図3に示すように、左右方向に延出する円筒形状を有し、スプリング(図示略)の付勢力により、スクリーン本体2(支持体5を含む)を巻取方向Rに沿って巻き取る。
そして、巻取軸3Bの外面には、図2または図3に示すように、スペーサー3Cが取り付けられている。
スペーサー3Cは、ゴム等の弾性体から構成されている。また、スペーサー3Cは、図2または図3に示すように、巻取軸3Bの長さ寸法と略同一の長さ寸法を有するように左右方向に延出するとともに、巻取方向Rの上流から下流にかけて厚み寸法(巻取軸3Bからの高さ寸法)が次第に小さくなるように形成されている。
より具体的に、スペーサー3Cにおいて、巻取方向Rの上流側の厚み寸法は、支持体5の径寸法と略同一となるように設定されている。また、スペーサー3Cにおいて、巻取軸3Bに当接する面は巻取軸3Bの外面に倣って断面視円弧形状となるように形成され、巻取軸3Bに離間する面も同様に断面視円弧形状となるように形成されている。
より具体的に、スペーサー3Cにおいて、巻取方向Rの上流側の厚み寸法は、支持体5の径寸法と略同一となるように設定されている。また、スペーサー3Cにおいて、巻取軸3Bに当接する面は巻取軸3Bの外面に倣って断面視円弧形状となるように形成され、巻取軸3Bに離間する面も同様に断面視円弧形状となるように形成されている。
そして、スクリーン本体2は、図2または図3に示すように、上端部Uと、複数の支持体5のうち展張状態において最も上端部Uに近接した支持体5A(以下、近接支持体5A)の取付位置との間の部位の裏面RSがスペーサー3Cの外面に貼り付けられることで巻取軸3Bに保持される。
すなわち、巻取軸3Bは、被投影面Sが外側に向くように(裏面RS(複数の支持体5)が内側に向くように)、スクリーン本体2を上端部Uから下端部D(図1)側まで順次、巻き取る。
すなわち、巻取軸3Bは、被投影面Sが外側に向くように(裏面RS(複数の支持体5)が内側に向くように)、スクリーン本体2を上端部Uから下端部D(図1)側まで順次、巻き取る。
上述した第1実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、スクリーン1において、巻取軸3Bは、被投影面Sが外側に向くようにスクリーン本体2を巻き取る。また、スクリーン1は、巻取軸3Bの外面に取り付けられ、巻取方向Rに沿って厚み寸法が小さくなるスペーサー3Cを備える。
このことにより、スクリーン本体2において、上端部Uと近接支持体5Aの取付位置との間の部位をスペーサー3Cの外面に取り付けることで、スペーサー3Cの厚みにより、上端部U及び近接支持体5Aの取付位置の間の部位と、近接支持体5Aの高さ位置(巻取軸3Bの外面からの高さ位置)とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体5Aの取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、当該第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
本実施形態では、スクリーン1において、巻取軸3Bは、被投影面Sが外側に向くようにスクリーン本体2を巻き取る。また、スクリーン1は、巻取軸3Bの外面に取り付けられ、巻取方向Rに沿って厚み寸法が小さくなるスペーサー3Cを備える。
このことにより、スクリーン本体2において、上端部Uと近接支持体5Aの取付位置との間の部位をスペーサー3Cの外面に取り付けることで、スペーサー3Cの厚みにより、上端部U及び近接支持体5Aの取付位置の間の部位と、近接支持体5Aの高さ位置(巻取軸3Bの外面からの高さ位置)とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体5Aの取付位置近傍に生じる第2段差を緩やかにし、当該第2段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
特に、本実施形態では、スペーサー3Cにおいて、巻取方向Rの上流側の厚み寸法を支持体5(近接支持体5A)の径寸法と略同一となるように設定しているので、上述した段差を略0に設定できる。
また、スペーサー3Cの外面を断面視略円弧状に形成したので、スクリーン本体2において、スペーサー3Cの外面に重なる部位にも巻き皺が発生することがない。
また、スペーサー3Cの外面を断面視略円弧状に形成したので、スクリーン本体2において、スペーサー3Cの外面に重なる部位にも巻き皺が発生することがない。
また、スペーサー3Cは、ゴム等の弾性体から構成されているので、巻取軸3Bによりスクリーン本体2が巻き取られた際には、スクリーン本体2から加えられる力に応じて厚み寸法が適宜、変更されることとなる。このため、スクリーン本体2におけるスペーサー3Cと当接する部位、あるいは、スペーサー3Cの外面に重なる部位がスペーサー3Cにより変形し、巻き皺となることを防止できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図4及び図5は、第2実施形態における巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図4及び図5は、図2及び図3にそれぞれ対応する図である。
前記第1実施形態では、スペーサー3Cは、巻取軸3Bの外面に取り付けられていた。
これに対して本実施形態では、スペーサー3Cは、図4または図5に示すように、スクリーン本体2に取り付けられている。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図4及び図5は、第2実施形態における巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図4及び図5は、図2及び図3にそれぞれ対応する図である。
前記第1実施形態では、スペーサー3Cは、巻取軸3Bの外面に取り付けられていた。
これに対して本実施形態では、スペーサー3Cは、図4または図5に示すように、スクリーン本体2に取り付けられている。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
具体的に、スペーサー3Cは、図4に示すように、スクリーン本体2の裏面RSにおいて、上端部Uと近接支持体5Aの取付位置との間の部位に取り付けられている。より具体的には、スペーサー3Cは、上端部Uと近接支持体5Aとの中間位置よりも近接支持体5A側で、近接支持体5Aに近接する位置に取り付けられている。
そして、スクリーン本体2は、図4または図5に示すように、上端部Uと、スペーサー3Cの取付位置との間の部位の裏面RSが巻取軸3Bの外面に貼り付けられることで巻取軸3Bに保持される。
すなわち、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、図5に示すように、巻取軸3Bの外面に当接することとなる。
そして、上述したようにスペーサー3Cをスクリーン本体2に取り付けた場合であっても、前記第1実施形態と同様の効果を享受できる。
そして、スクリーン本体2は、図4または図5に示すように、上端部Uと、スペーサー3Cの取付位置との間の部位の裏面RSが巻取軸3Bの外面に貼り付けられることで巻取軸3Bに保持される。
すなわち、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、図5に示すように、巻取軸3Bの外面に当接することとなる。
そして、上述したようにスペーサー3Cをスクリーン本体2に取り付けた場合であっても、前記第1実施形態と同様の効果を享受できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図6及び図7は、第3実施形態における巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図6及び図7は、図2及び図3にそれぞれ対応する図である。
本実施形態は、前記第1実施形態に対して、巻取軸3Bによるスクリーン本体2の巻取り方、及びスペーサー3Cの配設位置が異なるのみである。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造及び同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図6及び図7は、第3実施形態における巻取軸3Bの構成を示す図である。具体的に、図6及び図7は、図2及び図3にそれぞれ対応する図である。
本実施形態は、前記第1実施形態に対して、巻取軸3Bによるスクリーン本体2の巻取り方、及びスペーサー3Cの配設位置が異なるのみである。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
具体的に、スクリーン本体2は、図6または図7に示すように、被投影面Sの上端部U側が巻取軸3Bの外面に直接、取り付けられる。
すなわち、巻取軸3Bは、被投影面Sが内側に向くように(裏面RS(複数の支持体5)が外側に向くように)、スクリーン本体2を上端部Uから下端部D(図1)側まで順次、巻き取る。
すなわち、巻取軸3Bは、被投影面Sが内側に向くように(裏面RS(複数の支持体5)が外側に向くように)、スクリーン本体2を上端部Uから下端部D(図1)側まで順次、巻き取る。
スペーサー3Cは、図6または図7に示すように、前記第1実施形態で説明したスペーサー3Cと同様の形状を有する。
そして、スペーサー3Cは、図6または図7に示すように、巻取軸3Bに取り付けられたスクリーン本体2の裏面RSに取り付けられる。
より具体的に、スペーサー3Cは、スクリーン本体2の裏面RSにおいて、上端部Uと近接支持体5Aの取付位置との間に取り付けられる。
そして、巻取軸3Bによりスクリーン本体2が巻き取られた際には、図6または図7に示すように、スペーサー3Cの外面にスクリーン本体2の被投影面Sの一部が当接することとなる。
そして、スペーサー3Cは、図6または図7に示すように、巻取軸3Bに取り付けられたスクリーン本体2の裏面RSに取り付けられる。
より具体的に、スペーサー3Cは、スクリーン本体2の裏面RSにおいて、上端部Uと近接支持体5Aの取付位置との間に取り付けられる。
そして、巻取軸3Bによりスクリーン本体2が巻き取られた際には、図6または図7に示すように、スペーサー3Cの外面にスクリーン本体2の被投影面Sの一部が当接することとなる。
上述した第3実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果の他、以下の効果がある。
本実施形態では、スクリーン1において、巻取軸3Bは、被投影面Sが内側に向くように、スクリーン本体2を巻き取る。また、スペーサー3Cは、スクリーン本体2の裏面RSにおいて、近接支持体5Aに対して巻取方向Rの下流側に取り付けられている。
このことにより、スペーサー3Cの厚みにより、2重目のスクリーン本体2の高さ位置と近接支持体5Aの高さ位置とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体5Aの位置近傍に生じる第3段差を緩やかにし、当該第3段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
本実施形態では、スクリーン1において、巻取軸3Bは、被投影面Sが内側に向くように、スクリーン本体2を巻き取る。また、スペーサー3Cは、スクリーン本体2の裏面RSにおいて、近接支持体5Aに対して巻取方向Rの下流側に取り付けられている。
このことにより、スペーサー3Cの厚みにより、2重目のスクリーン本体2の高さ位置と近接支持体5Aの高さ位置とを略同一位置に位置付けることが可能となる。このため、近接支持体5Aの位置近傍に生じる第3段差を緩やかにし、当該第3段差に起因した巻き皺の発生を防止できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、第2段差や第3段差の発生を抑制することを主な目的としていたが、従来のように第1段差の発生も抑制するように構成しても構わない。
例えば、前記各実施形態において、第1段差の発生を抑制するために、巻取軸3Bの外面に従来と同様の段差部を形成する。
また、例えば、前記各実施形態において、第1段差の発生を抑制するために、スペーサー3Cの巻取方向Rの下流側に上記段差部に相当する段差部(例えば、図8に示す段差部3C1参照)を設ける。
前記各実施形態では、第2段差や第3段差の発生を抑制することを主な目的としていたが、従来のように第1段差の発生も抑制するように構成しても構わない。
例えば、前記各実施形態において、第1段差の発生を抑制するために、巻取軸3Bの外面に従来と同様の段差部を形成する。
また、例えば、前記各実施形態において、第1段差の発生を抑制するために、スペーサー3Cの巻取方向Rの下流側に上記段差部に相当する段差部(例えば、図8に示す段差部3C1参照)を設ける。
図8は、前記第2実施形態の変形例を示す図である。具体的に、図8は、図5に対応した図である。
前記第2実施形態では、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、巻取軸3Bの外面に当接するように構成されていたが、これに限らず、以下に示すように、スクリーン本体2の被投影面Sに当接するように構成しても構わない。
例えば、スクリーン本体2は、図8に示すように、上端部Uとスペーサー3Cの取付位置との間の部位の長さ寸法が巻取軸3Bの外面の1周分程度に設定され、当該部位が巻取軸3Bの外面に貼り付けられる。
そして、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、図8に示すように、巻取軸3Bの外面に貼り付けられたスクリーン本体2の被投影面Sに当接する。
また、スペーサー3Cとして、巻取方向Rの下流側に、スクリーン本体2の厚み分の段差を有し第1段差の発生を抑制する段差部3C1を設けても構わない。
このように構成した場合には、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、巻取軸3Bの外面に貼り付けられたスクリーン本体2の被投影面Sに当接するとともに、段差部3C1が巻取軸3Bの外面(上端部Uに対して巻取方向Rの上流側)に当接することとなる。
前記第2実施形態では、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、巻取軸3Bの外面に当接するように構成されていたが、これに限らず、以下に示すように、スクリーン本体2の被投影面Sに当接するように構成しても構わない。
例えば、スクリーン本体2は、図8に示すように、上端部Uとスペーサー3Cの取付位置との間の部位の長さ寸法が巻取軸3Bの外面の1周分程度に設定され、当該部位が巻取軸3Bの外面に貼り付けられる。
そして、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、図8に示すように、巻取軸3Bの外面に貼り付けられたスクリーン本体2の被投影面Sに当接する。
また、スペーサー3Cとして、巻取方向Rの下流側に、スクリーン本体2の厚み分の段差を有し第1段差の発生を抑制する段差部3C1を設けても構わない。
このように構成した場合には、スペーサー3Cは、巻取軸3Bにてスクリーン本体2が巻き取られた際に、巻取軸3Bの外面に貼り付けられたスクリーン本体2の被投影面Sに当接するとともに、段差部3C1が巻取軸3Bの外面(上端部Uに対して巻取方向Rの上流側)に当接することとなる。
前記第3実施形態では、スペーサー3Cは、スクリーン本体2の裏面RSに取り付けられていたが、これに限らず、近接支持体5Aに対して巻取方向Rの下流側であれば、巻取軸3Bの外面に直接、取り付けても構わない。
前記各実施形態において、支持体5の数や断面形状は、前記各実施形態で説明した数や断面形状に限らず、その他の数や断面形状を採用しても構わない。
前記各実施形態において、支持体5の数や断面形状は、前記各実施形態で説明した数や断面形状に限らず、その他の数や断面形状を採用しても構わない。
本発明のスクリーンは、スクリーン本体の巻き皺の発生を防止できるため、プロジェクター等から投射された画像が投影されるスクリーンとして利用できる。
1・・・スクリーン、2・・・スクリーン本体、3B・・・巻取軸、3C・・・スペーサー、5・・・支持体、S・・・被投影面、RS・・・裏面、U・・・上端部(一端)、D・・・下端部(他端)、R・・・巻取方向。
Claims (4)
- 画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、
前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が外側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、
前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、
前記巻取軸の外面に取り付けられ、前記巻取軸における巻取方向に沿って前記外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、
前記スクリーン本体は、
前記一端と、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体の取付位置との間の部位が前記スペーサーの外面に取り付けられている
ことを特徴とするスクリーン。 - 画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、
前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が外側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、
前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、
前記巻取軸における巻取方向に沿って前記外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、
前記スペーサーは、
前記スクリーン本体の前記裏面において、前記一端と、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体の取付位置との間の部位に取り付けられている
ことを特徴とするスクリーン。 - 画像が投影される被投影面を有するスクリーン本体と、
前記スクリーン本体の一端を保持し、回転することで前記被投影面が内側に向くように前記スクリーン本体を前記一端から他端側まで巻き取る巻取軸と、
前記巻取軸に沿って延びる形状を有し、前記スクリーン本体の前記被投影面の裏面において、前記一端側から前記他端側にかけて並列するように取り付けられる複数の支持体と、
前記巻取軸における巻取方向に沿って前記巻取軸の外面からの高さ寸法が小さくなるスペーサーとを備え、
前記スペーサーは、
前記巻取軸により前記スクリーン本体が巻き取られた際に、前記複数の支持体のうち前記一端に最も近接した支持体に対して前記巻取方向の下流側に配設され、前記スクリーン本体の前記被投影面の一部が外面に当接する
ことを特徴とするスクリーン。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のスクリーンにおいて、
前記スペーサーは、
弾性体から構成されている
ことを特徴とするスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009154810A JP2011013266A (ja) | 2009-06-30 | 2009-06-30 | スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009154810A JP2011013266A (ja) | 2009-06-30 | 2009-06-30 | スクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011013266A true JP2011013266A (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=43592272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009154810A Withdrawn JP2011013266A (ja) | 2009-06-30 | 2009-06-30 | スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011013266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013025213A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | スクリーン及びスクリーン装置 |
WO2014141909A1 (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-18 | ヤマハ株式会社 | 静電型スピーカ |
KR20190084188A (ko) * | 2018-01-05 | 2019-07-16 | 삼성디스플레이 주식회사 | 권취형 표시 장치 |
-
2009
- 2009-06-30 JP JP2009154810A patent/JP2011013266A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013025213A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | スクリーン及びスクリーン装置 |
WO2014141909A1 (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-18 | ヤマハ株式会社 | 静電型スピーカ |
JP2014175976A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Yamaha Corp | 静電型スピーカ |
KR20190084188A (ko) * | 2018-01-05 | 2019-07-16 | 삼성디스플레이 주식회사 | 권취형 표시 장치 |
KR102518748B1 (ko) | 2018-01-05 | 2023-04-07 | 삼성디스플레이 주식회사 | 권취형 표시 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8184369B2 (en) | Screen unit | |
US7864418B2 (en) | Screen | |
US7510111B2 (en) | Front projection screen assembly | |
JP2010085640A (ja) | スクリーン | |
JP4937467B2 (ja) | サンスクリーンの巻取り機構 | |
JP2010078684A (ja) | スクリーン | |
CN111292619B (zh) | 背板和包括该背板的可卷曲显示装置 | |
JP6035986B2 (ja) | マグネットスクリーン装置 | |
CN113851052B (zh) | 滑卷屏机构、显示装置 | |
CN112429604A (zh) | 一种显示装置 | |
JP2011013266A (ja) | スクリーン | |
JP2007240993A (ja) | 背面投射型表示装置及び透過型スクリーン | |
JP2007328154A (ja) | 巻き取り型スクリーン装置 | |
JP2007240994A (ja) | 背面投射型表示装置及び透過型スクリーン | |
JP2016211351A (ja) | ロールスクリーン | |
JP5061986B2 (ja) | スクリーン | |
JP3197095U (ja) | スクリーン装置 | |
JP2008213696A (ja) | 巻取式シェード装置 | |
KR200416544Y1 (ko) | 롤 스크린 | |
JP2003018734A (ja) | ケーブルリール | |
JP6534144B2 (ja) | マグネットスクリーン装置 | |
JPH10221780A (ja) | スクリーン装置 | |
JP2019139149A (ja) | 天吊式スクリーン装置 | |
JP2008248550A (ja) | ロール式可動間仕切 | |
JP6854506B2 (ja) | 画像表示システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120904 |