JP2011012920A - 貯氷庫 - Google Patents

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Yusuke Yorita
優介 頼田
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Abstract

【課題】扉ユニットの取外しおよび取付け作業が容易な貯氷庫を提供する。
【解決手段】箱体に配設した扉ユニット20は、開口部28aを形成した本体枠28と、本体枠28にスライド自在に配設されて開口部28aを開閉するスライド扉32,34とを備える。本体枠28の下枠部38に配設されてスライド扉32,34の下端部を支持する下レール46と下枠部38との間に、貯氷室側に開放する隙間64が形成される。スロープ部材66に、隙間64に挿脱可能な挿入部68が形成される。挿入部68に、下レール46の通孔60と対応して挿通孔68aまたは切欠き部68bが形成される。挿入部68を隙間64に挿入した状態で、通孔60に挿通したネジ52を挿通孔68aまたは切付き部68bに挿通して下枠部38の固定部材のネジ孔に螺挿することで、挿入部68が下レール46と下枠部38とで挟持される。
【選択図】図3

Description

この発明は、スライド扉を配設した貯氷庫に関するものである。
所要形状の氷塊を連続的に製造する製氷機構を内部に備え、該製氷機構で製造された氷塊を貯氷室に貯留する貯氷庫(特許文献1参照)が、喫茶店やレストラン等の施設その他の厨房において好適に使用されている。貯氷庫は、前方および上方に開放する断熱構造の箱体の内部に貯氷室が画成されると共に、該貯氷室の内部上方に製氷機構が配設される。また箱体の前面に、該箱体の前面開口を塞ぐ扉ユニットが配設されると共に、箱体の上面には、該箱体の上面開口を塞ぐ天板が配設されている。扉ユニットには貯氷室に連通する開口部が開設されると共に、該開口部を開閉自在なスライド扉が配設され、該スライド扉をスライドして開放した開口部を介して貯氷室内の氷塊を取出すよう構成される。
前記貯氷庫では、箱体の前面開口の下端を構成する土手部と扉ユニットとの間から、該扉ユニットの内面(貯氷室側の面)に付着した結露水が外部に流出するのを防止するため、扉ユニットの内面に張出し部を設け、該張出し部に接着固定したスロープ部材を、前記土手部の上方を貯氷室内に向けて下方傾斜するように延出させ、扉ユニットの内面を流れる結露水をスロープ部材を介して貯氷室内に導くよう構成されている。
実願平6−73675号公報
前記貯氷庫では、扉ユニットのメンテナンスに際し、該扉ユニットを箱体から取外す場合がある。しかるに、前記スロープ部材は、土手部の上端より下方位置まで貯氷室内に延出しているため、扉ユニットを箱体から取外す際には、スロープ部材が土手部と干渉しないように前方に向けて斜めに引上げる必要がある。この場合に、前記天板が扉ユニットの上面側に被さっているため、該扉ユニットを斜めに引上げるためには、前もって箱体から天板を取外しておかなければならず、メンテナンス性に劣るものであった。しかも、アンダーカウンタータイプの貯氷庫では、天板の上面が作業台として使用されるため、天板自体を簡単に取外すことができない場合が多く、扉ユニットのメンテナンスは極めて煩雑となっていた。更に、スロープ部材は扉ユニットの内面下側に配設されているため、扉ユニットを引上げる際にスロープ部材が見え難く、スロープ部材を土手部に当てて破損させるおそれもある。また、扉ユニットの取付けに際しても、同様にスロープ部材を土手部に当てることなく作業を行なわなければならず、煩雑であった。
なお、前記張出し部にスロープ部材をネジ止めする構造とすれば、土手部と干渉するおそれのあるスロープ部材を取外すことができ、扉ユニットの取外しおよび取付け作業が簡単になる。しかるに、張出し部は扉ユニットにおける開口部より下方に位置し、貯氷室内側を向いているため、ネジの取外しや取付け作業が煩雑となる。また、スロープ部材における貯氷室側にネジの頭部が突出してしまい、スコップ等による氷塊の取出し時に引掛かるおそれがあると共に、掃除の邪魔となってゴミが溜り易い。
本発明は、従来の技術に内在する前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、扉ユニットの取外しおよび取付け作業が容易な貯氷庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の貯氷庫は、
貯氷室が内部画成された箱体の前面に、該箱体の前面開口を塞ぐ扉ユニットが着脱自在に配設され、該扉ユニットは、前記貯氷室に連通する開口部が開設された本体枠と、該本体枠に横方向にスライド自在に配設されて前記開口部を開閉するスライド扉と、前記本体枠における貯氷室側の面に配設され、前記本体枠と前面開口における下側の開口縁との間を塞いで貯氷室側に向けて下方傾斜するスロープ部材とを備える貯氷庫において、
前記本体枠における開口部の下端縁に配設されて前記スライド扉の下端部をスライド自在に支持する下レールと開口部の下端縁との間に、貯氷室側に開放する隙間が形成され、
前記スロープ部材の上端縁には、前記隙間に挿脱可能な挿入部が形成され、
前記隙間に挿入した挿入部を、前記本体枠の開口部内に操作部が臨む固定手段で本体枠に着脱自在に固定するよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、扉ユニットに対してスロープ部材を着脱自在に配設したから、箱体に対する扉ユニットの取外しや取付けの作業が簡単になる。しかも、スロープ部材の挿入部を下レールと本体枠との間に画成した隙間に挿入して固定し得るから、該スロープ部材を固定するための専用の張出し部等を形成する必要はなく、本体枠の構成を簡略化することができる。また、固定手段を着脱操作するための操作部は開口部内に臨んで貯氷室内に突出しないから、氷塊の取出しの邪魔となることもない。
請求項2に係る発明では、前記固定手段は、前記下レールを本体枠に固定するネジであって、該ネジにより固定される下レールと本体枠とで前記挿入部が挟持されるよう構成したことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、下レールを本体枠に固定するネジを利用してスロープ部材を固定することができるから、部品点数を低減してコストを低廉に抑えることができる。
請求項3に係る発明では、前記挿入部には、前記下レールに形成されて前記ネジが挿通される通孔と対応する位置に挿通孔が形成されると共に、下レールを本体枠に固定する第2のネジと対応する位置に挿入側端縁で開放する切欠き部が形成され、前記隙間に臨む第2のネジに切欠き部を嵌合するように該隙間に挿入部を挿入することで、前記挿通孔が対応する通孔に整合するよう構成したことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、切欠き部を第2のネジに嵌合することで、通孔を挿通孔に整合し得るから、スロープ部材の固定作業が簡単になる。
本発明に係る貯氷庫によれば、扉ユニットの取外しおよび取付け作業が容易となる。
実施例に係る貯氷庫の全体斜視図である。 実施例に係る貯氷庫を示す要部縦断側面図である。 実施例に係る扉ユニットをスロープ部材を取外した状態で示す分解斜視図である。 実施例に係る扉ユニットの要部を示す縦断側面図である。
次に、本発明に係る貯氷庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すように貯氷庫を前側から見た状態で指称する。
図1は、実施例に係る貯氷庫10を示すものであって、該貯氷庫10の本体をなす断熱構造の箱体12は、前方および上方に開放し、内部に貯氷室14が画成されると共に、この貯氷室14内の上部に氷塊を製造する製氷機構16が配置されている。また箱体12には、貯氷室14の底部より下方に機械室18が画成され、該機械室18に、冷凍装置を構成する凝縮器,圧縮機,ファンモータ等の基礎部品や電装盤等(何れも図示せず)が配設され、前記製氷機構16に配設されて冷凍装置を構成する蒸発器に冷媒を循環するよう構成される。
前記箱体12の前面には、貯氷室14に対応する前面開口12aを塞ぐ扉ユニット20が着脱自在に配設されると共に、機械室18に対応する前面開口を塞ぐ下部パネル22が着脱自在に配設されている。また箱体12の上面には、箱体12の上方開口を塞ぐ天板24が着脱自在に配設される。天板24の前部は、扉ユニット20の上面に被っており、貯氷庫10の外観に凹凸が生じないようにしてある。貯氷室14に対応して箱体12に形成される前記前面開口12aの下側の開口縁は、図2に示す如く、貯氷室14の底部から所定高さで立上がる土手部26によって形成される。また土手部26における貯氷室内側の面は、後方に向かうにつれて下方傾斜するよう形成される。
前記扉ユニット20は、図3に示す如く、矩形状の開口部28aが開設された本体枠28と、該本体枠28の内周面(開口部28aの開口縁)に配設される枠状のレール部材30と、該レール部材30に左右方向(横方向)にスライド自在に配設される前後2枚のスライド扉32,34を備える。そして、扉ユニット20は、図2に示す如く、開口部28aが前記土手部26の上端縁より上方に臨む位置で本体枠28が土手部26の前面に当接する状態で箱体12に配設されて、開口部28aの全体が貯氷室14に連通するよう構成される。
前記本体枠28は、上枠部36、下枠部38、左枠部40および右枠部42を相互に連結して構成される。また前記レール部材30は、上レール44、下レール46、左レール48および右レール50を相互に連結して矩形枠状に形成されたものであって(図1参照)、本体枠28の開口部28aに対して前側から嵌挿されて、4つのレール44,46,48,50が夫々対応する枠部36,38,40,42に複数のネジ(固定手段)52を介して固定される。
前記レール部材30の各レール44,46,48,50には、図2または図3に示す如く、前後方向に3つの仕切り54,54,54が内方(開口部28a側)に向けて延出するように形成され、これら3つの仕切り54,54,54によって前後に2つの溝56,56が形成される。そして、上下のレール44,46に形成された2つの溝56,56に、スライド扉32,34の上下端部が夫々左右方向にスライド自在に支持されており、各スライド扉32,34を左右にスライドすることで開口部28aの対応する部分が開放するよう構成される。なお、左右のレール48,50に形成される溝56,56は、スライド扉32,34を閉成した際に対応する側端縁が入ることで貯氷室14の密閉性を確保するべく機能する。
前記各レール44,46,48,50には、最後部に位置する仕切り54より後方に所定長さで延出する固定部58が、本体枠28の内周面に沿って形成されている。上下のレール44,46の各固定部58には、左右方向に離間して複数の通孔60が上下方向に貫通するよう形成され、左右のレール48,50の各固定部58には、上下方向に離間して複数の通孔60が左右方向に貫通するよう形成される。そして、各通孔60に開口部側から挿通したネジ52を、本体枠28における開口部側とは反対側の対応位置に設けた固定部材62のネジ孔62aに夫々螺挿することで、レール部材30が本体枠28に位置決め固定される。本体枠28にレール部材30を固定した状態で、上レール44と左右のレール48,50の各固定部58が、本体枠28の内周面に当接するのに対し、下レール46の固定部58と対応する下枠部38の内周面(開口部28aの下端縁)との間には、貯氷室側に開放する隙間64が左右方向の全長に亘って画成されるよう構成される(図4参照)。また各ネジ52の頭部(操作部)52aは、レール部材30を本体枠28に固定した状態で、開口部28a内に臨んで、前記貯氷室14内には突出しないよう構成される。
実施例では、左右のレール48,50の各固定部58に上下方向に離間して2つの通孔60が形成されるのに対し、上下のレール44,46の各固定部58には左右方向に離間して4つの通孔60が形成されている。実施例では、下レール46における4つの通孔60の内、内側2つの通孔60に挿通されるネジ52に関しては、後述するスロープ部材66の切欠き部68bに嵌合するものであるので、特に区別する場合は第2のネジ52と指称するものとする。
前記扉ユニット20における貯氷室側の内面には、該扉ユニット20の内面に付着して流下する結露水が前記土手部26との間から外部に流出するのを防止するスロープ部材66が着脱自在に配設される。このスロープ部材66は、図3に示す如く、前記下レール46と略同じ左右幅寸法で該下レール46と平行に延在する挿入部68と、該挿入部68の後端縁に連設されて下方傾斜する傾斜部70と、該傾斜部70の左右両端に連設されて上方に立上がる側壁部72,72とから基本的に構成される。挿入部68の上下厚み寸法は、下レール46と下枠部38との間に画成される前記隙間64に挿脱可能な値に設定されている。なお、挿入部68の厚みは、該挿入部68を隙間64に挿入した際に下レール46および下枠部38と密着するようになっているのが好ましい。
前記挿入部68には、前記下レール46に形成される左右の両外側に位置する2つの通孔60,60と対応する位置に、上下に貫通する挿通孔68aが夫々形成され、通孔60に挿通された前記ネジ52が挿通孔68aを介して前記固定部材62のネジ孔62aに螺挿されるようになっている。また挿入部68には、下レール46に形成される内側に位置する2つの通孔60,60と対応する位置に、前端縁(隙間64に対する挿入側端縁)で開放する切欠き部68bが夫々形成されており、通孔60に挿通されて固定部材62のネジ孔62aに螺挿されている第2のネジ52における隙間64に臨む部分に、該切欠き部68bが嵌合可能に構成される。そして、各切欠き部68bが対応する第2のネジ52に嵌合することで、各挿通孔68aが下レール46の対応する通孔60と上下方向に整合するよう構成されている。なお、切欠き部68bは、前端縁に向かうにつれて開拡するよう形成されており、該切欠き部68bに第2のネジ52を容易に嵌合し得るよう構成される。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る貯氷庫の作用につき説明する。
前記扉ユニット20に配設される前記スロープ部材66は、図2に示す如く、前記下枠部38と下レール46との間の隙間64を塞いで前記土手部26の上側を傾斜部70が貯氷室14内に向けて下方傾斜するように延在し、該傾斜部70の傾斜下端は土手部26の上端より下方に臨んでいる。従って、扉ユニット20における本体枠28やスライド扉32,34の内面に付着した結露水は、該内面を流れて前記スロープ部材66の傾斜部70で案内されて貯氷室内に導びかれる。すなわち、扉ユニット20における本体枠28と土手部26との対向面に結露水が侵入するのをスロープ部材66で防ぐことができ、結露水が外部に流出するのは防止できる。
前記扉ユニット20を箱体12から取外してメンテナンスを行なう場合は、前記下レール46を下枠部38に固定している4つのネジ52を弛める。このとき、左右の外側に位置する2つネジ52,52については、対応する通孔60から抜き外す必要があるが、内側に位置する2つの第2のネジ52,52については対応する通孔60から抜外す必要はなく、弛めた状態のままでよい。この状態で、前記スロープ部材66の挿入部68を隙間64から貯氷室側へ引抜くことで、該スロープ部材66は扉ユニット20から取外される。
前記扉ユニット20では、前記土手部26と干渉するおそれのあるスロープ部材66を取外すことで、前記箱体12に対する本体枠28の固定を解除した後、扉ユニット20を真っ直ぐに前方に移動させることで箱体12から取外すことができる。すなわち、前記天板24の前部が扉ユニット20の上面に被っている構成であっても、該天板24を取外すことなく扉ユニット20を簡単に取外すことができる。
メンテナンスが完了した前記扉ユニット20を箱体12に取付ける場合は、該扉ユニット20を箱体12の前面に対して前側から真っ直ぐに近接させて、本体枠28を箱体12の前面に当接させる。扉ユニット20の本体枠28を箱体12に固定した後、前記スロープ部材66の挿入部68を、前記下レール46と下枠部38との間に画成されて貯氷室側に開放する隙間64に、貯氷室側から挿入する。このとき、下レール46における内側に位置する2つの通孔60,60に挿通されて隙間64に臨む第2のネジ52,52に、挿入部68の切欠き部68b,68bを嵌合することで、該挿入部68の各挿通孔68aが対応する通孔60に整合する。この状態で、下レール46における外側2つの通孔60に挿通したネジ52を対応する挿通孔68aに挿通して前記固定部材62のネジ孔62aに螺挿すると共に、第2のネジ52を締め付けることで、挿入部68は下レール46と下枠部38とで挟持され、スロープ部材66が本体枠28に位置決め固定される。
すなわち、前記本体枠28に対してスロープ部材66を着脱自在に配設したから、扉ユニット20を箱体12に対して取外したり取付ける作業は、箱体12の土手部26に干渉するスロープ部材66を取外した状態で行なうことができ、天板24を取外す等の煩雑な作業を不要とし得る。また、扉ユニット20の取外しや取付けに際して、スロープ部材66が土手部26に当たらないように慎重に作業を行なう必要はなく、作業が簡単になるばかりか、スロープ部材66が破損等するのを防止し得る。
前記スロープ部材66を固定するネジ52における着脱操作するための頭部52aは、図2または図4に示す如く、下レール46の上面側、すなわち開口部28a内に臨んで貯氷室14内には突出しないようになっているから、貯氷室14からのスコップ等による氷塊の取出しに支障を来たすことはない。また、該ネジ52は下レール46を固定するネジとして使用されるものであるから、スロープ部材66の固定のための専用のネジを不要として部品点数を低減し得ると共に、コストを低廉に抑えることができる。更に、スロープ部材66を下レール46と下枠部38とで挟持固定する構成であるから、該スロープ部材66を固定するための張出し部等を本体枠28に形成する必要はなく、該本体枠28の構成を簡略化することができる。更にまた、ネジ52の頭部52aが貯氷室14内側に突出しないから、掃除の邪魔となって貯氷室14内側にゴミが溜り易くなることもない。
前記スロープ部材66の挿入部68に、前記固定部材62のネジ孔62aに螺挿されている第2のネジ52が嵌合可能な切欠き部68bを形成してあるから、該切欠き部68bに第2のネジ52を嵌合するように挿入部68を隙間64に挿入するだけで、前記挿通孔68aを下レール46の通孔60に整合させることができる。すなわち、スロープ部材66の取付けは、貯氷室内での作業となるが、切欠き部68bと第2のネジ52との嵌合により通孔60と挿通孔68aとを整合し得るから、ネジ52を挿通する作業が容易となる。しかも、スロープ部材66を本体枠28に固定した状態では、2つのネジ52が挿通孔68aに挿通されているから、挿入部68が下レール46と下枠部38との間から抜けることはない。
〔変更例〕
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.下レールを固定するネジの数は、4つに限定されるものでなく、下レールおよびスロープ部材を確実に固定し得る数であればよい。
2.スロープ部材の挿入部に形成される挿通孔や切欠き部の数や位置は、実施例の構成に限定されるものでなく、適宜に変更可能である。
3.実施例では、矩形状のレール部材を本体枠に配設することで下レールと下枠部との間に隙間を画成するよう構成したが、単体の下レールを本体枠に配設する構成において、下レールまたは下枠部に隙間形成部を設け、第2のネジによって下レールを下枠部に仮止めした状態で、スロープ部材の挿入部が挿脱可能な隙間を下レールと下枠部との間に画成する構成を採用し得る。
4.実施例では、レール部材(下レール)を本体枠(下枠部)に固定するためのネジでスロープ部材の挿入部を共締めするよう構成したが、レール部材(下レール)に上下に貫通する切欠部を設け、該切欠部内に頭部が臨む専用のネジによって挿入部を本体枠(下枠部)に直接ネジ止め固定する構成を採用することができる。
5.実施例では、スロープ部材の挿入部を本体枠にネジによって着脱自在に固定するよう構成したが、挿入部を本体枠に着脱自在に固定する固定手段は、ネジに代えて嵌合式のピン等、その他公知の手段を採用することができ、着脱操作するための操作部が本体枠の開口部内に臨むものであればよい。
6.実施例では、貯氷庫として製氷機構を内部に備えたものを挙げたが、製氷機構を備えていない貯氷庫であってもい。
12 箱体,12a 前面開口,14 貯氷室,20 扉ユニット,28 本体枠
28a 開口部,32 スライド扉,34 スライド扉,46 下レール
52 ネジ(固定手段),第2のネジ(固定手段),52a 頭部(操作部),60 通孔
64 隙間,66 スロープ部材,68 挿入部,68a 挿通孔,68b 切欠き部

Claims (3)

  1. 貯氷室(14)が内部画成された箱体(12)の前面に、該箱体(12)の前面開口(12a)を塞ぐ扉ユニット(20)が着脱自在に配設され、該扉ユニット(20)は、前記貯氷室(14)に連通する開口部(28a)が開設された本体枠(28)と、該本体枠(28)に横方向にスライド自在に配設されて前記開口部(28a)を開閉するスライド扉(32,34)と、前記本体枠(28)における貯氷室側の面に配設され、前記本体枠(28)と前面開口(12a)における下側の開口縁との間を塞いで貯氷室側に向けて下方傾斜するスロープ部材(66)とを備える貯氷庫において、
    前記本体枠(28)における開口部(28a)の下端縁に配設されて前記スライド扉(32,34)の下端部をスライド自在に支持する下レール(46)と開口部(28a)の下端縁との間に、貯氷室側に開放する隙間(64)が形成され、
    前記スロープ部材(66)の上端縁には、前記隙間(64)に挿脱可能な挿入部(68)が形成され、
    前記隙間(64)に挿入した挿入部(68)を、前記本体枠(28)の開口部(28a)内に操作部(52a)が臨む固定手段(52)で本体枠(28)に着脱自在に固定するよう構成した
    ことを特徴とする貯氷庫。
  2. 前記固定手段(52)は、前記下レール(46)を本体枠(28)に固定するネジであって、該ネジ(52)により固定される下レール(46)と本体枠(28)とで前記挿入部(68)が挟持されるよう構成した請求項1記載の貯氷庫。
  3. 前記挿入部(68)には、前記下レール(46)に形成されて前記ネジ(52)が挿通される通孔(60)と対応する位置に挿通孔(68a)が形成されると共に、下レール(46)を本体枠(28)に固定する第2のネジ(52)と対応する位置に挿入側端縁で開放する切欠き部(68b)が形成され、前記隙間(64)に臨む第2のネジ(52)に切欠き部(68b)を嵌合するように該隙間(64)に挿入部(68)を挿入することで、前記挿通孔(68a)が対応する通孔(60)に整合するよう構成した請求項2記載の貯氷庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008758A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 ホシザキ電機株式会社 貯氷庫
JP2016109385A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 ホシザキ電機株式会社 貯氷庫

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