JP2011012748A - 車両用ダンパステー - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性係止部と被係止部が係止状態とされてダンパが伸長状態に保持されているときに、シリンダ及びロッドに対してダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合でも、弾性係止部及び被係止部の破損を抑制する。
【解決手段】本発明の車両用ダンパステー10では、シリンダ20に弾性係止部52が設けられ、チューブ14に被係止部40が設けられている。この弾性係止部52と被係止部40は、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ14がシリンダ20に対して第一回転位置にあるときにロッド22の軸方向に係止される。そして、弾性係止部52と被係止部40が係止状態にあるときにシリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合には、係止解除部54によって弾性係止部52が弾性変形されて弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ダンパステーに関する。
従来、車両用ダンパステーとしては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1に記載の例では、ピストンロッドにおける車体側の端部に筒状の弾性カバーが設けられており、ピストンロッドが伸切状態とされたときに弾性カバーが回転操作されると、シリンダの係止部と弾性カバーの開口端側とが当接されてピストンロッドが伸切状態に維持されるようになっている。
実公平1−128038号公報
しかしながら、この特許文献1に記載の例では、ピストンロッドが伸切状態に保持されているときに、ピストンロッド及びシリンダに対して収縮方向に大きな荷重が作用した場合には、シリンダの係止部と弾性カバーの開口端側との当接部が破損する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、弾性係止部と被係止部が係止状態とされてダンパが伸長状態に保持されているときに、シリンダ及びロッドに対してダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合でも、弾性係止部及び被係止部の破損を抑制できる車両用ダンパステーを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用ダンパステーは、互いに同軸状に設けられたシリンダ及びロッドを有して構成されて収縮状態と伸長状態とを取り得ると共に、車体と開閉体との間に設けられるダンパと、前記ロッドに支持されて、前記ダンパの伸縮に伴って前記シリンダに対して前記ロッドの軸方向に相対移動されると共に、前記シリンダに対して前記ロッドの軸方向回りに回転可能とされた回転部材と、前記シリンダ及び前記回転部材の一方に設けられた弾性係止部と、前記シリンダ及び前記回転部材の他方に設けられ、前記ダンパが伸長状態で且つ前記回転部材が前記シリンダに対して第一回転位置にあるときに前記弾性係止部と前記ロッドの軸方向に係止され、前記回転部材が前記シリンダに対して前記第一回転位置と異なる第二回転位置にあるときに前記弾性係止部と係止不能とされる被係止部と、前記弾性係止部と前記被係止部が係止状態にあるときに前記シリンダ及び前記ロッドに対して前記ダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合に、前記弾性係止部を弾性変形させて前記弾性係止部と前記被係止部の係止状態を解除させる係止解除部と、を備えている。
この車両用ダンパステーによれば、弾性係止部と被係止部が係止状態とされてダンパが伸長状態に保持されているときに、シリンダ及びロッドに対してダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合には、係止解除部によって弾性係止部が弾性変形されて弾性係止部と被係止部の係止状態が解除される。これにより、弾性係止部及び被係止部の破損を抑制することができる。
請求項2に記載の車両用ダンパステーは、請求項1に記載の車両用ダンパステーにおいて、前記ダンパが伸長状態で且つ前記回転部材が前記第一回転位置にある状態から前記ダンパが収縮状態に変移された後に伸長状態に変移されることに伴って前記回転部材を前記第一回転位置から前記第二回転位置に回転させる回転機構をさらに備えた構成とされている。
この車両用ダンパステーによれば、ダンパが伸長状態で且つ回転部材が第一回転位置にある状態からダンパが収縮状態に変移された後に伸長状態に変移される場合でも、これに伴って回転部材が回転機構によって第一回転位置から第二回転位置に回転される。従って、ダンパが収縮状態から伸長状態とされたときには、回転部材が第二回転位置に自動的に復帰された状態となるので、回転部材を第二回転位置に操作する手間が省け、回転部材の操作性を良好とすることができる。
請求項3に記載の車両用ダンパステーは、請求項1に記載の車両用ダンパステーにおいて、前記弾性係止部と前記被係止部が係止状態にあるときに前記シリンダ及び前記ロッドに対して前記所定以上の荷重が作用した場合に、前記ダンパの伸長状態から収縮状態への変移に伴って前記回転部材を前記第一回転位置から前記第二回転位置に回転させる回転機構をさらに備えた構成とされている。
この車両用ダンパステーによれば、ダンパが伸長状態で且つ回転部材が第一回転位置にある状態からダンパが収縮状態に変移される場合でも、このダンパの伸長状態から収縮状態への変移に伴って回転部材が回転機構によって第一回転位置から第二回転位置に回転される。従って、ダンパが収縮状態とされたときには、回転部材が第二回転位置に自動的に復帰された状態となるので、回転部材を第二回転位置に操作する手間が省け、回転部材の操作性を良好とすることができる。
請求項4に記載の車両用ダンパステーは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用ダンパステーにおいて、前記回転部材が前記第二回転位置にある状態で前記ダンパが伸縮される場合に、前記弾性係止部が前記シリンダ及び前記回転部材の他方に対して自由状態で相対移動される構成とされている。
この車両用ダンパステーによれば、回転部材が第二回転位置にある状態でダンパが伸縮される場合に、弾性係止部がシリンダ及び回転部材の他方に対して自由状態で相対移動される。従って、この弾性係止部がシリンダ及び回転部材の他方に押圧状態で摺接されることが抑制されるので、例えば、シリンダ及び回転部材の他方が摩耗することを抑制できると共に、ダンパを円滑に伸縮させることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、弾性係止部と被係止部が係止状態とされてダンパが伸長状態に保持されているときに、シリンダ及びロッドに対してダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合でも、弾性係止部及び被係止部の破損を抑制できることができる。
本発明の第一実施形態に係る車両用ダンパステーが適用された車両の後部を示す斜視図である。 図1に示される車両用ダンパステーにおいてダンパが伸長状態とされチューブが第一回転位置に位置された状態を示す側面断面図である。 図1に示される車両用ダンパステーにおいて弾性係止部と被係止部の係止状態が解除された状態を示す側面断面図である。 図1に示される車両用ダンパステーにおいてダンパが収縮状態とされた状態を示す側面断面図である。 図1に示される車両用ダンパステーにおいてチューブが第二回転位置に位置されダンパが伸長状態とされた状態を示す側面断面図である。 図5の6−6線断面図である。 図1に示される車両用ダンパステーにおける回転機構の構成を説明する図である。 本発明の第二実施形態に係る車両用ダンパステーにおいてダンパが伸長状態とされチューブが第一回転位置に位置された状態を示す側面断面図である。 図8に示される車両用ダンパステーにおける回転機構の構成を説明する図である。 図8に示されるシリンダの正面断面図である。 図8に示される車両用ダンパステーにおいて弾性係止部と被係止部の係止状態が解除された状態を示す正面断面図である。 図8に示されるスプリングの斜視図である。
[第一実施形態]
はじめに、図1〜図7を参照しながら、本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の第一実施形態に係る車両用ダンパステー10は、例えば、車両70の後部に設けられた開閉体としての横開きのバックドア72に好適に適用されるものである。この車両用ダンパステー10は、図2〜図7に示されるように、ダンパ12と、回転部材としてのチューブ14と、スプリング16と、キャップ18を主要な構成として備えている。
なお、図2〜図7では、図1に示される車両用ダンパステー10の構造の理解の容易のために、車両用ダンパステー10が軸方向に短縮された状態で示されている。
ダンパ12は、互いに同軸状に設けられたシリンダ20及びロッド22を有して構成されている。シリンダ20におけるバックドア72側の端部には、連結部24が設けられており、ロッド22における車体74側の端部には、連結部26が設けられている。
そして、このダンパ12は、各連結部24,26がバックドア72及び車体74(車両70の後部に形成されたドア開口78の周縁部)にそれぞれ回動可能に連結されることにより、車体74とバックドア72との間に設けられている。また、このダンパ12は、バックドア72の開閉に伴って、ロッド22がシリンダ20に収容された収縮状態(図4参照)と、ロッド22がシリンダ20から突出された伸長状態(図2,図5参照)とを取り得るようになっている。
チューブ14は、筒状部28と底部30とを有して構成されており、ロッド22を収容している。また、このチューブ14は、ロッド22に軸方向に移動不能且つ回転可能に支持されており、これにより、ダンパ12の伸縮に伴ってシリンダ20に対してロッド22の軸方向に相対移動されると共に、シリンダ20に対してロッド22の軸方向回りに回転可能とされている。
筒状部28のバックドア72側の部分は、断面円形状の円筒部32として構成されており、筒状部28の車体74側の部分は、本体部34として構成されている。本体部34には、図6に示されるように、複数の収容部36及び絞り部38(本例では、6個ずつ)が形成されている。この複数の収容部36及び絞り部38は、チューブ14の周方向に交互に形成されており、それぞれチューブ14の軸方向に沿って延びている。
各収容部36は、図4,図5に示されるように、上述の円筒部32と面一状に形成されており、各絞り部38は、図2,図3,図6に示されるように、円筒部32及び収容部36に対して径方向内側に絞り込まれた構成とされている。また、各絞り部38における円筒部32側の部分には、図2,図3に示されるように、傾斜面40Aを有する段部状の被係止部40が形成されている。
さらに、図7に示されるように、チューブ14の内周面には、ガイド溝42が形成されている。このガイド溝42は、第一直線溝44と、傾斜溝46と、第二直線溝48と、連結溝50を有して構成されている。
第一直線溝44は、チューブ14の軸方向に沿って延びており、傾斜溝46は、この第一直線溝44と連通し、チューブ14の軸方向に対して傾斜されている。また、第二直線溝48は、傾斜溝46と連通し、チューブ14の軸方向に沿って延びており、連結溝50は、第一直線溝44と第二直線溝48とを連結している。
スプリング16は、図2〜図5に示されるように、シリンダ20の車体74側の端部にキャップ18を介して一体に取り付けられており、チューブ14に収容されている。また、このスプリング16は、金属製とされており、このスプリング16には、車体74側に向けて延びる舌片状の弾性係止部52が複数(本例では、6個)形成されている。この複数の弾性係止部52は、ロッド22の周囲に略等間隔に配置されており、各弾性係止部52の先端側には、傾斜部52Aが形成されている。
そして、この車両用ダンパステー10では、図2に示されるように、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ14がシリンダ20に対して第一回転位置にあるときには、被係止部40の傾斜面40Aと弾性係止部52の傾斜部52Aとが当接され、この被係止部40と弾性係止部52が軸方向に係止される構成とされている。
また、チューブ14がロッド22の軸方向回りに回転されて、このチューブ14がシリンダ20に対して上述の第一回転位置と異なる第二回転位置にあるときには(図4,図5参照)、上述の被係止部40が弾性係止部52とロッド22の周方向にずれて配置され、この被係止部40と弾性係止部52が係止不能とされる(被係止部40と弾性係止部52が係止されない)構成とされている。
また、上述の傾斜面40A及び傾斜部52Aは、係止解除部54を構成している。そして、この車両用ダンパステー10では、弾性係止部52と被係止部40が係止状態とされてダンパ12が伸長状態に保持されているときに、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合には、傾斜面40A上を傾斜部52Aが摺接することにより、弾性係止部52がチューブ14の径方向内側に弾性変形され、これにより、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除される構成とされている。
なお、上述の所定以上の荷重とは、操作者が通常の操作力でバックドア72を閉めようとしたときの荷重よりも大きく、例えば、操作者が勢い良くバックドア72を閉めようとしたときや、全開状態にあるバックドア72に強い風が当たったときや、急な下り坂に駐車した状態でバックドア72を全開状態としたときなどの荷重に相当するものである。
キャップ18は、シリンダ20における車体74側の端部に取り付けられており、このキャップ18には、シリンダ20の径方向外側へ向けて突出する突起56が形成されている。この突起56は、上述のガイド溝42とで回転機構58を構成しており、上述のガイド溝42内に移動可能に挿入されて、このガイド溝42の内壁面と係止されている。
そして、この車両用ダンパステー10では、図7に示されるように、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ14が第一回転位置にあるときには(図2も参照)、突起56が第一直線溝44と連結溝50との連結部60に位置され、チューブ14が第一回転位置にあり且つ弾性係止部52と被係止部40との係止状態が解除されたときには(図3参照)、突起56が第一直線溝44と傾斜溝46との連結部62に位置される構成とされている。
さらに、この車両用ダンパステー10では、ダンパ12が収縮状態で且つチューブ14が第二回転位置にあるときには(図4参照)、突起56が傾斜溝46と第二直線溝48との連結部64に位置され、チューブ14が第二回転位置にある状態でダンパ12が伸長状態にあるときには(図5参照)、突起56が第二直線溝48と連結溝50との連結部66に位置される構成とされている。
また、この車両用ダンパステー10では、図4,図5に示されるように、チューブ14が第二回転位置にある状態でダンパ12が伸縮される場合に、弾性係止部52が上述の収容部36の内部空間を相対移動する構成とされている。また、この弾性係止部52が収容部36の内部空間を相対移動するときには、この弾性係止部52が自由状態に維持される構成とされている。
次に、本発明の第一実施形態に係る車両用ダンパステー10の動作と併せてその作用及び効果について説明する。
この車両用ダンパステー10では、バックドア72が全閉状態とされているときには、ダンパ12が収縮状態とされる(図4参照)。また、このときには、突起56が傾斜溝46と第二直線溝48との連結部64に位置されることにより(図7参照)、チューブ14が第二回転位置に位置される。
そして、この状態からバックドア72が全開状態とされると、ダンパ12が伸長状態とされる(図5参照)。また、ダンパ12が収縮状態から伸長状態に変移されるときには、突起56が第二直線溝48内を相対移動されるので、チューブ14が第二回転位置に維持される。
そして、この状態から操作者によってチューブ14が第一回転位置に回転されると、弾性係止部52と被係止部40がロッド22の軸方向に係止される(図2参照)。これにより、ダンパ12が伸長状態に保持されるので、バックドア72が全開状態に保持される。
また、このとき、複数の弾性係止部52と複数の被係止部40がそれぞれ係止されるので、ダンパ12を伸長状態に保持させるための耐荷重を確保することができる。なお、このとき、突起56は、第二直線溝48と連結溝50との連結部66から連結溝50を介して第一直線溝44と連結溝50との連結部60に相対移動される(図7参照)。
一方、この状態から操作者によってチューブ14が第二回転位置に回転されると、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除され、ダンパ12が伸長状態から収縮状態に変移可能な状態となる(図5参照)。
そして、この状態からバックドア72が閉じられると、ダンパ12が収縮状態となる(図4参照)。また、ダンパ12が伸長状態から収縮状態に変移されるときには、突起56が第二直線溝48内を相対移動されるので、チューブ14が第二回転位置に維持される。
また、チューブ14が第二回転位置にある状態でダンパ12が伸縮される場合に、弾性係止部52が自由状態で空間部を相対移動される。従って、この弾性係止部52が収容部36の内周面に押圧状態で摺接されることが抑制されるので、例えば、収容部36の内周面が摩耗することを抑制できると共に、ダンパ12を円滑に伸縮させることができる。
ところで、この車両用ダンパステー10が適用された車両70においては、例えば、弾性係止部52と被係止部40が係止状態とされてバックドア72が全開状態に保持されているときに(図2参照)、操作者がバックドア72を閉めようとしたり、バックドア72の表面に風が当たったりする状況が起こり得る。また、下り坂に駐車した状態でバックドア72が全開状態とされ、この状態で弾性係止部52と被係止部40が係止状態とされる状況も起こり得る。
ここで、上記各状況において、全開状態にあるバックドア72に作用する荷重が小さく、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に作用する荷重が所定未満である場合には、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が維持される。これにより、ダンパ12を伸長状態に維持することができるので、バックドア72が不意に閉じられることを抑制することができる。
一方、全開状態にあるバックドア72に作用する荷重が大きく、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に作用する荷重が所定以上である場合には、傾斜面40A上を傾斜部52Aが摺接することにより、弾性係止部52がチューブ14の径方向内側に弾性変形され、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除される(図3参照)。これにより、弾性係止部52及び被係止部40の破損や、バックドア72のヒンジ76の破損を抑制することができる。
このように、本発明の第一実施形態に係る車両用ダンパステー10によれば、弾性係止部52と被係止部40が係止状態とされてダンパ12が伸長状態に保持されているときに、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合でも、弾性係止部52及び被係止部40の破損や、バックドア72のヒンジ76の破損を抑制することができる。
また、スプリング16が金属製とされているので、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が繰り返し解除された場合でも、弾性係止部52の摩耗を抑制でき、また、湿度が高い場合でも、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除されにくくなることを抑制することができる。
そして、上述の如く、チューブ14が第一回転位置にあり且つ弾性係止部52と被係止部40との係止状態が解除されたときには、突起56が第一直線溝44と傾斜溝46との連結部62に位置される(図7参照)。
また、この状態からバックドア72がさらに閉じられると、ダンパ12の収縮状態への変移に伴って突起56が傾斜溝46内を相対移動し、これにより、チューブ14が第一回転位置から第二回転位置に回転される。
そして、バックドア72が全閉状態とされると、ダンパ12が収縮状態となり、突起56が傾斜溝46と第二直線溝48との連結部64に位置されることにより(図7参照)、チューブ14が第二回転位置に位置される(図4参照)。
このように、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ14が第一回転位置にある状態からダンパ12が収縮状態に変移される場合でも、このダンパ12の伸長状態から収縮状態への変移に伴ってチューブ14が回転機構58によって第一回転位置から第二回転位置に回転される。従って、バックドア72が閉じられてダンパ12が収縮状態とされたときには、チューブ14が第二回転位置に自動的に復帰された状態となるので、チューブ14を第二回転位置に操作する手間が省け、チューブ14の操作性を良好とすることができる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、弾性係止部52と被係止部40の係止状態が解除されてからチューブ14が第二回転位置へ向けて回転される構成とされていたが、弾性係止部52と被係止部40の係止状態の解除が開始されると略同時にチューブ14が第二回転位置へ向けて回転されても良い。
また、上記実施形態において、連結部24は、バックドア72に連結され、連結部26は、車体74に連結されていたが、連結部24は、車体74に連結され、連結部26は、バックドア72に連結されていても良い。すなわち、車両用ダンパステー10は、上記と逆向きで車両70に取り付けられても良い。
また、上記実施形態において、弾性係止部52及び被係止部40のうち弾性係止部52のみが弾性を有して構成されていたが、弾性係止部52及び被係止部40の両方が弾性を有して構成されていても良い。
また、上記実施形態において、係止解除部54は、弾性係止部52の先端に形成された傾斜部52Aと、被係止部40に形成された傾斜面40Aとによって構成されていたが、傾斜部52A及び傾斜面40Aの一方のみを有する構成とされていても良い。
また、上記実施形態おいて、係止解除部54は、弾性係止部52をチューブ14の径方向内側に弾性変形させて、弾性係止部52と被係止部40の係止状態を解除させる構成とされていたが、弾性係止部52をチューブ14の周方向や接線方向に弾性変形させて、弾性係止部52と被係止部40の係止状態を解除させる構成とされていても良い。
また、上記実施形態において、車両用ダンパステー10は、バックドア72に適用されていたが、その他にも、例えば、フロントフード、トランクリッド、バックドアの開閉ガラス等の車両における開閉体に適用されていても良い。
[第二実施形態]
次に、図8〜図12を参照しながら、本発明の第二実施形態について説明する。
本発明の第二実施形態に係る車両用ダンパステー110は、上述の本発明の第一実施形態に係る車両用ダンパステー10に対し、次の如く構成が変更されている。
なお、本発明の第二実施形態において、上述の本発明の第一実施形態と同一の構成については、同一の符合を用いてその説明を省略する。
また、図8〜図12においても、車両用ダンパステー110の構造の理解の容易のために、車両用ダンパステー110が軸方向に短縮された状態で示されている。
この車両用ダンパステー110は、図8〜図12に示されるように、ダンパ12と、回転部材としてのチューブ114と、スプリング116と、環状部材117を主要な構成として備えている。
チューブ114は、筒状部128と底部130とを有して構成されており、ロッド22を収容している。また、このチューブ114は、ロッド22に軸方向に移動不能且つ回転可能に支持されており、これにより、ダンパ12の伸縮に伴ってシリンダ20に対してロッド22の軸方向に相対移動されると共に、シリンダ20に対してロッド22の軸方向回りに回転可能とされている。また、筒状部128は、軸方向に略一定の断面で形成されている。
スプリング116は、チューブ114に収容されると共に、チューブ114の内周面に一体に取り付けられている。このスプリング116は、金属製とされており、このスプリング116には、チューブ114の開口側に向けて延びる舌片状の弾性係止部152が複数(本例では、6個)形成されている。この複数の弾性係止部152は、ロッド22の周囲に略等間隔に配置されており、各スプリング116の先端側には、傾斜部152Aが形成されている。
また、スプリング116は、複数の弾性係止部152を連結する環状部153を有しており、この環状部153には、ダンパ12の伸縮時に後述するキャップ118及びシリンダ20が挿通される孔部155が形成されている。
環状部材117は、スプリング116に対するチューブ114の開口側に配置されており、チューブ114の内周面に一体に取り付けられている。この環状部材117には、チューブ114の径方向内側へ向けて突出する突起156が形成されている。この突起156は、後述するガイド溝142とで回転機構158を構成しており、後述のガイド溝142内に移動可能に挿入されて、このガイド溝142の内壁面と係止されている。
また、シリンダ20は、その外周面に取り付けられたキャップ118を一体に有して構成されており、このキャップ118における車体74側には、突起状の被係止部140が複数(本例では、6個)形成されている。この複数の被係止部140は、キャップ118の外周面に略等間隔に配置されており、各被係止部140には、傾斜面140Aが形成されている。
そして、この車両用ダンパステー110では、図8,図10に示されるように、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ114がシリンダ20に対して第一回転位置にあるときには、被係止部140の傾斜面140Aと弾性係止部152の傾斜部152Aとが当接され、この被係止部140と弾性係止部152が軸方向に係止される構成とされている。
また、図11に示されるように、チューブ114がロッド22の軸方向回りに回転されて、チューブ114がシリンダ20に対して上述の第一回転位置と異なる第二回転位置にあるときには、上述の被係止部140が弾性係止部152とロッド22の周方向にずれて配置され、この被係止部140と弾性係止部152が係止不能とされる(被係止部140と弾性係止部152が係止されない)構成とされている。
また、上述の傾斜面140A及び傾斜部152Aは、係止解除部154を構成している。そして、この車両用ダンパステー110では、弾性係止部152と被係止部140が係止状態とされてダンパ12が伸長状態に保持されているときに、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合には、傾斜面140A上を傾斜部152Aが摺接することにより、弾性係止部152がチューブ114の径方向外側に弾性変形され、これにより、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が解除される構成とされている。
なお、上述の所定以上の荷重とは、操作者が通常の操作力でバックドア72を閉めようとしたときの荷重よりも大きく、例えば、操作者が勢い良くバックドア72を閉めようとしたときや、全開状態にあるバックドア72に強い風が当たったときや、急な下り坂に駐車した状態でバックドア72を全開状態としたときなどの荷重に相当するものである。
また、キャップ118の外周面には、ガイド溝142が形成されている。このガイド溝142は、図9に示されるように、第一直線溝144と、傾斜溝146と、第二直線溝148と、連結溝150を有して構成されている。
第一直線溝144は、シリンダ20の軸方向に沿って延びており、傾斜溝146は、この第一直線溝144と連通し、シリンダ20の軸方向に対して傾斜されている。また、第二直線溝148は、傾斜溝146と連通し、シリンダ20の軸方向に沿って延びており、連結溝150は、第一直線溝144と第二直線溝148とを連結している。
そして、この車両用ダンパステー110では、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ114が第一回転位置にあるときには(図8,図10参照)、突起156が第一直線溝144と連結溝150との連結部160に位置され、チューブ114が第一回転位置にあり且つ弾性係止部152と被係止部140との係止状態が解除されたときには、突起156が第一直線溝144と傾斜溝146との連結部162に位置される構成とされている。
さらに、この車両用ダンパステー110では、ダンパ12が収縮状態で且つチューブ114が第二回転位置にあるときには(図11参照)、突起156が傾斜溝146と第二直線溝148との連結部164に位置され、チューブ114が第二回転位置にある状態でダンパ12が伸長状態にあるときには、突起156が第二直線溝148と連結溝150との連結部166に位置される構成とされている。
また、この車両用ダンパステー110では、チューブ114が第二回転位置にある状態(図11参照)でダンパ12が伸縮されるときには、各弾性係止部152がキャップ118の外周面に対して自由状態で相対移動される構成とされている。
次に、本発明の第二実施形態に係る車両用ダンパステー110の動作と併せてその作用及び効果について説明する。
この車両用ダンパステー110では、バックドア72が全閉状態とされているときには、ダンパ12が収縮状態とされる。また、このときには、突起156が傾斜溝146と第二直線溝148との連結部164に位置されることにより、チューブ114が第二回転位置に位置される(図11参照)。
そして、この状態からバックドア72が全開状態とされると、ダンパ12が伸長状態とされる。また、ダンパ12が収縮状態から伸長状態に変移されるときには、突起156が第二直線溝148内を相対移動されるので、チューブ114が第二回転位置に維持される(図9参照)。
そして、この状態から操作者によってチューブ114が第一回転位置に回転されると、弾性係止部152と被係止部140がロッド22の軸方向に係止される(図8,図10参照)。これにより、ダンパ12が伸長状態に保持されるので、バックドア72が全開状態に保持される。
また、このとき、複数の弾性係止部152と複数の被係止部140がそれぞれ係止されるので、ダンパ12を伸長状態に保持させるための耐荷重を確保することができる。なお、このとき、突起156は、第二直線溝148と連結溝150との連結部166から連結溝150を介して第一直線溝144と連結溝150との連結部160に相対移動される(図9参照)。
一方、この状態から操作者によってチューブ114が第二回転位置に回転されると、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が解除され、ダンパ12が伸長状態から収縮状態に変移可能な状態となる(図11参照)。
そして、この状態からバックドア72が閉じられると、ダンパ12が収縮状態となる。また、ダンパ12が伸長状態から収縮状態に変移されるときには、突起156が第二直線溝148内を相対移動されるので、チューブ114が第二回転位置に維持される(図9参照)。
また、チューブ114が第二回転位置にある状態でダンパ12が伸縮される場合に、弾性係止部152がキャップ118の外周面に対して自由状態で相対移動される(図11参照)。従って、この弾性係止部152がキャップ118の外周面に押圧状態で摺接されることが抑制されるので、例えば、キャップ118の外周面が摩耗することを抑制できると共に、ダンパ12を円滑に伸縮させることができる。
ところで、この車両用ダンパステー110が適用された車両70においては、例えば、弾性係止部152と被係止部140が係止状態とされてバックドア72が全開状態に保持されているときに、操作者がバックドア72を閉めようとしたり、バックドア72の表面に風が当たったりする状況が起こり得る。また、下り坂に駐車した状態でバックドア72が全開状態とされ、この状態で弾性係止部152と被係止部140が係止状態とされる状況も起こり得る。
ここで、上記各状況において、全開状態にあるバックドア72に作用する荷重が小さく、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に作用する荷重が所定未満である場合には、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が維持される。これにより、ダンパ12を伸長状態に維持することができるので、バックドア72が不意に閉じられることを抑制することができる。
一方、全開状態にあるバックドア72に作用する荷重が大きく、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に作用する荷重が所定以上である場合には、傾斜面140A上を傾斜部152Aが摺接することにより、弾性係止部152がチューブ114の径方向外側に弾性変形され、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が解除される。これにより、弾性係止部152及び被係止部140の破損や、バックドア72のヒンジ76の破損を抑制することができる。
このように、本発明の第二実施形態に係る車両用ダンパステー110によれば、弾性係止部152と被係止部140が係止状態とされてダンパ12が伸長状態に保持されているときに、シリンダ20及びロッド22に対してダンパ12を収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合でも、弾性係止部152及び被係止部140の破損や、バックドア72のヒンジ76の破損を抑制することができる。
また、スプリング116が金属製とされているので、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が繰り返し解除された場合でも、弾性係止部152の摩耗を抑制でき、また、湿度が高い場合でも、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が解除されにくくなることを抑制することができる。
そして、上述の如く、チューブ114が第一回転位置にあり且つ弾性係止部152と被係止部140との係止状態が解除されたときには、突起156が第一直線溝144と傾斜溝146との連結部162に位置される(図9参照)。
また、この状態からバックドア72がさらに閉じられると、ダンパ12の収縮状態への変移に伴って突起156が傾斜溝146内を相対移動し、これにより、チューブ114が第一回転位置から第二回転位置に回転される。
そして、バックドア72が全閉状態とされると、ダンパ12が収縮状態となり、突起156が傾斜溝146と第二直線溝148との連結部164に位置されることにより、チューブ114が第二回転位置に位置される(図11参照)。
このように、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ114が第一回転位置にある状態からダンパ12が収縮状態に変移される場合でも、このダンパ12の伸長状態から収縮状態への変移に伴ってチューブ114が回転機構158によって第一回転位置から第二回転位置に回転される。従って、バックドア72が閉じられてダンパ12が収縮状態とされたときには、チューブ114が第二回転位置に自動的に復帰された状態となるので、チューブ114を第二回転位置に操作する手間が省け、チューブ114の操作性を良好とすることができる。
次に、本発明の第二実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、弾性係止部152と被係止部140の係止状態が解除されてからチューブ114が第二回転位置へ向けて回転される構成とされていたが、弾性係止部152と被係止部140の係止状態の解除が開始されると略同時にチューブ114が第二回転位置へ向けて回転されても良い。
また、上記実施形態では、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ114が第一回転位置にある状態からダンパ12が収縮状態に変移される場合に、このダンパ12の伸長状態から収縮状態への変移に伴ってチューブ114が回転機構158によって第一回転位置から第二回転位置に回転される構成とされていたが、次のように構成されていても良い。
すなわち、ダンパ12が伸長状態で且つチューブ114が第一回転位置にある状態(図8参照)からダンパ12が収縮状態に変移された後に再び伸長状態に変移される場合に、このダンパ12の収縮状態から伸長状態への変移に伴ってチューブ114が回転機構158によって第一回転位置(図10参照)から第二回転位置(図11参照)に回転される構成とされていても良い。
また、上記実施形態において、連結部24は、バックドア72に連結され、連結部26は、車体74に連結されていたが、連結部24は、車体74に連結され、連結部26は、バックドア72に連結されていても良い。すなわち、車両用ダンパステー110は、上記と逆向きで車両70に取り付けられても良い。
また、上記実施形態において、弾性係止部152及び被係止部140のうち弾性係止部152のみが弾性を有して構成されていたが、弾性係止部152及び被係止部140の両方が弾性を有して構成されていても良い。
また、上記実施形態において、係止解除部154は、弾性係止部152の先端に形成された傾斜部152Aと、被係止部140に形成された傾斜面140Aとによって構成されていたが、傾斜部152A及び傾斜面140Aの一方のみを有する構成とされていても良い。
また、上記実施形態おいて、係止解除部154は、弾性係止部152をチューブ114の径方向外側に弾性変形させて、弾性係止部152と被係止部140の係止状態を解除させる構成とされていたが、弾性係止部152をチューブ114の周方向や接線方向に弾性変形させて、弾性係止部152と被係止部140の係止状態を解除させる構成とされていても良い。
また、上記実施形態において、車両用ダンパステー110は、バックドア72に適用されていたが、その他にも、例えば、フロントフード、トランクリッド、バックドアの開閉ガラス等の車両における開閉体に適用されていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10,110 車両用ダンパステー
12 ダンパ
14,114 チューブ(回転部材)
40,140 被係止部
52,152 弾性係止部
54,154 係止解除部
58,158 回転機構
72 バックドア(開閉体)

Claims (4)

  1. 互いに同軸状に設けられたシリンダ及びロッドを有して構成されて収縮状態と伸長状態とを取り得ると共に、車体と開閉体との間に設けられるダンパと、
    前記ロッドに支持されて、前記ダンパの伸縮に伴って前記シリンダに対して前記ロッドの軸方向に相対移動されると共に、前記シリンダに対して前記ロッドの軸方向回りに回転可能とされた回転部材と、
    前記シリンダ及び前記回転部材の一方に設けられた弾性係止部と、
    前記シリンダ及び前記回転部材の他方に設けられ、前記ダンパが伸長状態で且つ前記回転部材が前記シリンダに対して第一回転位置にあるときに前記弾性係止部と前記ロッドの軸方向に係止され、前記回転部材が前記シリンダに対して前記第一回転位置と異なる第二回転位置にあるときに前記弾性係止部と係止不能とされる被係止部と、
    前記弾性係止部と前記被係止部が係止状態にあるときに前記シリンダ及び前記ロッドに対して前記ダンパを収縮させる方向に所定以上の荷重が作用した場合に、前記弾性係止部を弾性変形させて前記弾性係止部と前記被係止部の係止状態を解除させる係止解除部と、
    を備えた車両用ダンパステー。
  2. 前記ダンパが伸長状態で且つ前記回転部材が前記第一回転位置にある状態から前記ダンパが収縮状態に変移された後に伸長状態に変移されることに伴って前記回転部材を前記第一回転位置から前記第二回転位置に回転させる回転機構を備えた、
    請求項1に記載の車両用ダンパステー。
  3. 前記弾性係止部と前記被係止部が係止状態にあるときに前記シリンダ及び前記ロッドに対して前記所定以上の荷重が作用した場合に、前記ダンパの伸長状態から収縮状態への変移に伴って前記回転部材を前記第一回転位置から前記第二回転位置に回転させる回転機構を備えた、
    請求項1に記載の車両用ダンパステー。
  4. 前記弾性係止部は、前記回転部材が前記第二回転位置にある状態で前記ダンパが伸縮される場合に、前記シリンダ及び前記回転部材の他方に対して自由状態で相対移動される、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両用ダンパステー。
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