JP2011010596A - 鳥害防止ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光を反射して鳥が近づかないようにし、かつ、取り扱いが簡便で、鳥がネットの内側に潜り込んで、頭を突っ込んだ場合には、ネットの目が膨張せず容易に抜けないようにした鳥害防止ネットを提供する。
【解決手段】
鳥害防止ネットにおいて、表面が光を反射するステンレス製の扁平リングの内側に、ステンレス製の 丸リングをスライドするように嵌合させ、前記扁平リングと丸リングとを交互に組み合わせて網状にし、少なくともネットの1端の丸リングは目印のために銅製とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、果実や、塵入りの袋、ベランダ等に飛来する鳥による害を防止する鳥害防止ネットに関するものである。
春先の選定作業や芽吹き始めた折の蕾を食べられたり、育成してきた果実を始めとする各種農作物が、収穫期を間近にして食い散らかされてしまう被害は、収穫量に直接影響するだけに栽培農家においては極めて深刻な問題となっている。 また、都市部のような人口密集地帯には、野鳥の餌となるものも多いことから、カラスやハト、ムクドリ等といった様々な野鳥が集団で飛来生息し、ビニール袋に入れた塵の袋を破かれ、塵が付近に散乱する被害や、糞害として建物や洗濯物等を汚すだけではなく、人体にも有害で、喘息の原因となったり、ある種の感染病を引き起こすことが報告されている。
そのため、それら野鳥の飛来を予防するための様々な鳥害防止用具がこれまでにも多数提供されてきており、特に、農産物を野鳥から守る用具としては、例えば、特許文献1に示すように、反射板を吊り下げるタイプや、特許文献2に示されるように、磁性体を吊り下げるタイプ、特許文献3に示すように、太陽光に反射して光る繊維素材の鳥害防止ネットが知られている。
特開2004−187681号公報 特開平11−341942号公報 特開平9−21047号公報
ところで、特許文献1等に開示される反射板を吊り下げるタイプのものは、学習効果を有する鳥において、設置当初こそ効果があるものの、その内に反射板を避けて果実等を食い荒らす被害があるという問題点があった。
また、磁力タイプのものは、磁力の及ぼす範囲も狭く、磁石を用いることから各種磁気カードに悪影響をもたらすので、取り扱いに注意しなければならないとうい厄介さがあった。
更に、光る繊維素材の鳥害防止ネットは、ネットが繊維で柔らかく、折り畳むと絡まり合い施工や収納が厄介という問題があり、ネットの編み目も変形・膨張して、鳥が入り込むことがあるといった問題点があった。
本発明は、このような従来の鳥害防止器具の問題点に鑑みてなされたもので、太陽光を反射して鳥が近づかないようにし、かつ、取り扱いが簡便で、鳥がネットの内側に潜り込んで、頭を突っ込んだ場合には、ネットの目が膨張せず容易に抜けなくした鳥害防止ネットを提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鳥害防止ネットにおいて、表面が光を反射するステンレス製の扁平リングの内側に、丸リングをスライドするように嵌合させ、前記扁平リングと丸リングとを交互に組み合わせて網状にしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の鳥害防止ネットにおいて、前記丸リングは表面が光を反射するステンレス製であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の鳥害防止ネットにおいて、少なくともネットの1端の丸リングは目印のために銅製としたことを特徴とする。
請求項1の鳥害防止ネットの発明によれば、鳥が近寄らないように、表面が太陽光を反射する扁平リングと丸リングの組み合わせにより構成し、また、長さ方向に細長い扁平リングの輪の中を、丸リングが自由にスライド移動するので、ネット幅を狭めることが容易で、繊維ネットのように曲がって絡まることがなく、折り畳むことも容易である。また、素材がステンレスであるので、編み目が拡がることがなく、鳥がネットの内側に潜り込んで、編み目に頭を突っ込んだ場合には、ネットの目がステンレス製であることから簡単に変形や膨張せず容易に抜けないので、鳥に恐怖の学習効果を与えることができる。更に、鳥の糞等が付着しても容易に洗い流すことができる。また、戸外に設置しても強固なので、胡瓜や朝顔の蔓を巻き付けさせる棚に用いることもできる。
請求項2の鳥害防止ネットの発明によれば、より太陽光が乱反射するので、鳥が近寄らない効果を助長する。
請求項3の鳥害防止ネットの発明によれば、少なくともネットの1端の丸リングは目印のために銅製としたので、折り畳みの際にはこの銅製の丸リングを選択して拾い出せば簡単にきちんと折り畳むことができる。
図1(a)は本発明の鳥害防止ネットをレールに拡げて吊り下げた状態の正面図、図1(b)はその側面図、 図2(a)は図1の鳥害防止ネットの部分拡大図、図2(b)はその側面図、 図2の鳥害防止ネットの作動を説明する作動説明図、 図4(a)は、図1の状態の鳥害防止ネットのネット幅を縮めた状態の正面図、図4(b)はその側面図、 図5(a)は、図1の状態の鳥害防止ネットを纏めた状態の正面図、図5(b)はその側面図、 鳥害防止ネットを収納するために畳んだ状態の図、 本発明の鳥害防止ネットを家屋のベランダに使用した状態の図、 本発明の鳥害防止ネットを果実樹に被せて鳥害防止として使用した状態の図、 本発明の鳥害防止ネットを胡瓜や朝顔の棚に用いると同時に鳥害防止として使用した状態の図である。
本発明の鳥害防止ネットの好適な実施例を図面に沿って説明する。
図1は、図7に示すように家屋2のベランダ21における屋根22の軒先にレール23を設置し、該軒先のレール23とベランダ21の手すりにカーテン状に吊り下げた状態の鳥害防止ネット1自体を示すものである。
図1において、鳥害防止ネット1は、表面が光を反射するステンレス製の丸リング11と扁平リング12とを組み合わせたもので、上端部分の丸リング11’に取付金具13をスライド部材231に取り付けて、レール23上をスライドさせる。
この丸リング11と扁平リング12の組み合わせの詳細を図1の一部を拡大した図2、その機能を説明する図3に沿って説明する。
図2において、扁平リング12は長さ方向が5cm程度の溶接等でエンドレスした扁平リングで、その輪の中を外周直径1cm程度で溶接等でエンドレスにした円状した丸リング11を嵌合したもので、図3に示すように、扁平リング12の内側の面にスライド面121を形成して、嵌合した丸リング11が扁平リング12のスライド面121を自由に移動可能(図3の矢印方向)としている。
大多数の丸リング11は表面が光を反射するステンレス製であるが、上端部分の丸リング11’は目印のために銅製としてあり、折畳み等の際に取り扱いが簡便となるようにしてある。
したがって、図4に示すように、鳥害防止ネット1のネット幅を狭めることが容易で、眺望の妨げにならないように、或いは、ネット目から鳥が侵入しないように、所望のネット幅にすることができる。
また、図5に示すように、ネットを纏めて側部に収納することもでき、更に、図6に示すように、丸リング11が扁平リング12のスライド面121を自由に移動可能であるので、収納するために小さく折り畳むことも容易である。逆に、拡げる場合も、目印のために銅製の丸リング11’を掴んで拡げれば、絡むこともなく、容易に拡げることもできる。
このように、本発明の実施例の鳥害防止ネットは、長さ方向が扁平リングの輪の中を、丸リングが自由にスライド移動するので、ネット幅を狭めることが容易で、繊維ネットのように曲がって絡まることがなく、折り畳むことも容易であり、また、丸リング11や扁平リング12が表面が反射するステンレス製であるので、表面が太陽光を反射し、且つ、丸リング11や扁平リング12が風等で揺れると反射光も揺れるので、鳥が近寄らない効果が高まる。
更に、素材が変形しずらいステンレス製であるので、図1のように広げた状態においてはそれ以上には拡がらず、また、図4のように縮んだ状態であっても、ネット編み目が5cm四方以上に拡がることがなく、鳥がネットの内側に潜り込んで、編み目に頭を突っ込んだ場合には、ネットの目が膨張せず容易に抜けないので、鳥に恐怖の学習効果を与えることができ、また、表面が平滑なステンレス製であるので、鳥の糞等が付着しても容易に洗い流すことができる。
次に、本発明の実施例の鳥害防止ネットを図7のベランダ以外の使用について説明する。
図8に示すのは、本発明の鳥害防止ネット1を果実樹3に被せて、果実31に対して鳥害防止として使用した状態を示す図である。このこの場合に、果実樹3に沿ってポール32を立てて、このポール32の頂部321に鳥害防止ネット1を引っ掛けて拡げ、果実樹3の全部或いは一部に鳥害防止ネット1を被せて、鳥害防止ネット1の下端の丸リング11を留め具33で地面に固定して使用する。この場合の作用・効果も、前記のベランダ使用と同じであり、特に、ステンレス製のリングが太陽光を反射するので、鳥が寄りつかず、果実が食い荒らされることを防止できる。
図9に示すものは、本発明の鳥害防止ネット1に胡瓜や朝顔等の植物4の蔓を絡ませる棚として使用した状態を示す図である。この場合に、ポール42を立てて、このポール42の頂部421に鳥害防止ネット1を引っ掛けて拡げ、鳥害防止ネット1の下端の丸リング11を留め具43で地面に固定する。そして、この鳥害防止ネット1を胡瓜や朝顔の蔓を絡ませる棚に用いると同時に、鳥害防止するものである。すなわち、植物の蔓の棚として使用するステンレス製のネットのリングが太陽光を反射するので、鳥が寄りつかず、胡瓜や花が食い荒らされることを防止できる。 また、ステンレス製であるので、蔓を取り払うことが容易であり、清掃も容易で、再使用も簡単である。
以上のように、本発明の実施例では、鳥が近寄らないように、表面が太陽光を反射する扁平リング12と丸リング11を組み合わせた構成で、長さ方向が扁平リング12の輪の中にスライド面121を、丸リング11が自由にスライド移動するので、ネット幅を狭めることが容易で、繊維ネットのように曲がって絡まることがなく、折り畳むことも容易である。また、素材がステンレスであるので、編み目が拡がることがなく、鳥がネットの内側に潜り込んで、編み目に頭を突っ込んだ場合には、ネットの目が膨張せず容易に抜けないので、鳥に恐怖の学習効果を与えることができる。更に、鳥の糞等が付着しても容易に洗い流すことができる。また、戸外に設置しても強固なので、胡瓜や朝顔の蔓を巻き付けさせる棚に用いることもできる。
また、鳥害防止ネット1の端部の1列の丸リング11’は目印のために銅製としたので、折り畳みの際にはこの銅製の丸リング11’を選択して拾い出せば簡単にきちんと折り畳むことができる。
更に、本実施例の図1の鳥害防止ネット1は35cm四方単位であるが、扁平リング12或いは丸リング11で接続して、適宜の大きさにすればよく、例えば、1m四方にして、果実樹3に被せたり戸外に出すゴミ袋に被せて使用、或いは、軒先のレールにカーテン状につり下げて使用しても良い。
ところで、実際に本発明の鳥害防止ネット1を効果を確認するため、カラスが好む魚等など入れたゴミ袋に本発明の鳥害防止ネット1を被せてビデオで長時間観察したが、距離を置いた位置に数羽のカラスが飛来したが、塵袋に近づくことはなかった。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記実施例に限定されるものでないことは勿論である。
1・・鳥害防止ネット、11・・ステンレス製丸リング、
11’・・銅製丸リング(上部のみ)、
12・・ステンレス製扁平リング、121・・スライド面、
13・・取付金具、
2・・家屋、21・・ベランダ、22・・屋根、23・・レール、
231・・スライド部材、
3・・果実樹、31・・果実、32・・ポール、321・・頂部、
33・・留め具、
4・・胡瓜や朝顔等の植物、42・・ポール、421・・頂部、
43・・留め具

Claims (3)

  1. 表面が光を反射するステンレス製の扁平リングの内側に、丸リングをスライドするように嵌合させ、前記扁平リングと丸リングとを交互に組み合わせて網状にしたことを特徴とする鳥害防止ネット。
  2. 前記丸リングは表面が光を反射するステンレス製であることを特徴とする請求項1に記載の鳥害防止ネット。
  3. 少なくともネットの1端の丸リングは目印のために銅製としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鳥害防止ネット。
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