JP2011010555A - 卵加工品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不均一な膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感に優れた卵加工品を提供する。
【解決手段】不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品の製造方法において、ヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を、pH3〜6、水温70〜100℃の湯中に添加して得られる、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有する卵加工品の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、不均一な膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感に優れた卵加工品の製造方法に関する。
スクランブルエッグや卵とじ等の卵加工品は、溶きほぐした卵に調味料等を加えた卵混合液をフライパン等で加熱しながら焦げ付かないように掻き混ぜることで、不均一な膜状卵凝固物を含有する形状が得られる。従来、不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品を食品工業的に大量調製する方法として、例えば、本出願人の発明である特許第2956050号公報(特許文献1)が知られており、ガムや澱粉等の増粘剤を配合した卵混合液を湯中で加熱凝固させて調製した面積5〜300mmの膜状凝固卵を含む卵加工品の製造方法が記載されている。
一方、料理の盛り付けにおいては、食材を平面的に並べ置くのではなく、色どりのある食材を空隙を設けながらこんもりと盛り付けることで、立体感がありまたソフトな食感に優れ、五感を通じて食の楽しさを演出する料理が昨今人気を集めている。そこで、スクランブルエッグや卵とじ等の不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品において、従来にない大きな、具体的には面積700〜5000mm程度の黄色の膜状卵凝固物が重なり合うように盛り付けられた卵加工品を調製することができれば、立体感がありソフトな食感を有した卵加工品を提供できる。しかしながら、従来知られている上記特許文献1の製造方法では、卵液が湯中に分散してしまうため面積700mm以上の大きさの膜状凝固卵を含む卵加工品を調製することができなかった。
特許第2956050号公報
そこで、本発明は、不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品において、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有する卵加工品を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品について鋭意研究を重ねた。その結果、特定の食用油脂を特定量配合し少なくとも卵黄を含む卵混合液を、特定のpH及び水温の湯中に添加して加熱凝固させるならば、意外にも面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を有した卵加工品が得られることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品の製造方法において、ヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を、pH3〜6、水温70〜100℃の湯中に添加して得られる、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有する卵加工品の製造方法、である。
本発明によれば、不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品において、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を有した卵加工品を提供することができる。これにより、従来にない大きくソフトな食感を有した黄色の膜状卵凝固物を含有する卵加工品を簡便かつ安定的に製することができるようになり、卵加工品市場の更なる拡大が期待できる。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」を意味する。
本発明は、ヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を、pH3〜6、水温70〜100℃の湯中に添加して加熱凝固させるならば、意外にも面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を有した卵加工品を提供することができる。
本発明の卵加工品は、不均一な膜状卵凝固物を含有するものであり、例えばスクランブルエッグ、卵とじ等が挙げられる。
食用油脂のヨウ素価とは、日本油化学会が規格制定した基準油脂分析試験法(2003年)に基づき、試料に吸収されるハロゲンの量をヨウ素に換算し試料100gに対するg数で表したものを指す。
本発明の少なくとも卵黄を含む卵混合液に配合する食用油脂のヨウ素価は、70以下であり60以下が好ましい。ヨウ素価が上記範囲より大きい場合、卵混合液が膜状に広がりにくく面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。ヨウ素価70以下の食用油脂は、食品に用いられているものであれば特に限定されないが、例えば、パーム油、やし油、牛脂、豚脂等が挙げられる。
ヨウ素価70以下の食用油脂の配合量は、少なくとも卵黄を含む卵混合液全体に対し1〜25%であり、2〜15%が好ましい。ヨウ素価70以下の食用油脂の配合量が上記範囲より少ない場合、膜が脆くなり面積700〜5000mmの黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。上記範囲より多い場合、卵混合液が膜状に広がりにくく面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。
本発明に用いる少なくとも卵黄を含む卵混合液は、特に限定されないが、卵黄及び卵白の比率が生換算で9:1〜1:3であることが好ましく、3:1〜1:2であることがより好ましい。卵黄の配合比率が上記範囲より低い場合、十分に黄色を呈さない場合がある。上記範囲より高い場合、面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られない場合がある。
本発明の少なくとも卵黄を含む卵混合液の卵黄及び卵白の配合量は、特に限定されないが、少なくとも卵黄を含む卵混合液全体に対し生換算で50〜90%が好ましく、70〜90%がより好ましい。卵の配合量が上記範囲より低い場合、膜が脆くなり面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られない場合がある。上記範囲より多い場合、卵混合液が膜状に広がりにくく面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られない場合がある。
本発明の少なくとも卵黄を含む卵混合液に配合する卵は、特に限定されないが、例えば、鶏卵を割卵して得られる生全卵、生卵黄及び生卵白をはじめ、当該生卵にストレーナー等によるろ過処理、加熱等による殺菌処理、冷凍処理、乾燥処理、ホスフォリパーゼ又はプロテアーゼ等による酵素処理、酵母又はグルコースオキシダーゼ等による脱糖処理、超臨界二酸化炭素処理等の脱コレステロール処理、イオン交換樹脂等による脱塩処理、食塩又は糖類等の混合処理等の1種又は2種以上の処理を施したものを挙げることができる。
本発明に用いる少なくとも卵黄を含む卵混合液は、本発明の効果を損わない範囲で適宜選択し配合することができる。具体的には、例えば、砂糖、オリゴ糖、ぶどう糖果糖液糖、醤油、みりん、食塩、味噌、ケチャップ、ソース、ブイヨン、カレー粉、豆板醤、コチュジャン、核酸、アミノ酸、グルタミン酸ナトリウム等の調味料、牛乳、生クリーム、バター、チーズ、脱脂粉乳、発酵乳等の乳原料、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、リゾレシチン、オクテニルコハク酸化澱粉等の乳化剤、キサンタンガム、タマリンドシードガム、グアガム、アラビアガム、サイリュームシードガム、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、うるち米澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、ワキシコーンスターチ、もち米澱粉等の澱粉、湿熱処理澱粉、加工澱粉、蒟蒻、ペクチン、プルラン、マンナン、ガラクトマンナン、キチン、キトサン、デキストリン等のゲル化剤、菜種油、大豆油等のヨウ素価が70より大きい食用油脂、難消化性デキストリン、アップルファイバー等の食物繊維、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、酢酸等の有機酸及びその塩、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、色素、香辛料、小麦粉、片栗粉等を配合することができる。
本発明に用いる黄色の膜状卵凝固物の製造方法は、特に限定されないが以下のように製することができる。例えば、まず30メッシュのストレーナーでろ過して調製した全卵50〜90%及びヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を調製する。次に、pH3〜6、水温70〜100℃の湯を流速1〜6m/分で対流させた水槽に、上記卵混合液を1〜10kg/分で添加し、1〜5分滞留後、生成した卵凝固物を網等ですくい水切りすることで、本発明に用いる面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物が得られる。
上記の黄色の膜状卵凝固物の製造に用いる湯のpHは、3〜6であり4〜5.5が好ましい。湯のpHが上記範囲より低い場合、卵混合液が膜状に広がりにくく面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。上記範囲より高い場合、塊状になり黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。湯のpHを調整する酸剤は、食品に用いられているものであれば特に限定されないが、クエン酸、酒石酸、コハク酸、リンゴ酸、酢酸等の有機酸、リン酸等の無機酸、リンゴ、レモン等の果汁、リンゴ酢、黒酢等の酢を挙げることができる。
上記の黄色の膜状卵凝固物の製造に用いる湯の水温は、70〜100℃であり85〜100℃が好ましい。湯の水温が上記範囲より低い場合、卵が十分に凝固せずに面積700mm以上の黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。上記範囲より高い場合、塊状になり黄色の膜状卵凝固物が得られ難い。
本発明の膜状卵凝固物の黄色は、全卵又は卵黄様の黄色を表している。また、卵混合液に十分に混合されていない全卵液等を用いると、黄色に一部白色が混ざった膜状卵凝固物が得られる場合がある。特に限定されないが、1枚の黄色の膜状卵凝固物全体に対する白色の面積比率が、好ましくは10:1以下であれば黄色の膜状凝固物と識別する。
本発明の卵加工品は、本発明の効果を損なわない範囲であれば適宜黄色の卵凝固物以外の原料を配合することができる。具体的には、例えば、黄色の卵凝固物以外に何も配合しない又は卵白凝固物を配合してスクランブルエッグとしてもよいし、だし汁、タマネギ、ニンジン等の調味液や具材を配合して丼物用卵とじとしてもよい。特に、スクランブルエッグとして用いた場合に立体感及びソフトな食感が際立ち非常に好ましい。
以下、本発明の実施例、比較例及び試験例を述べ、本発明を更に説明する。なお、本発明はこれらに限定するものではない。
[実施例1]
まず、30メッシュのストレーナーでろ過して調製した全卵液85%、パーム油(ヨウ素価53)1%、菜種油(ヨウ素価110)8%、でんぷん2%、キサンタンガム0.1%、食塩1%、胡椒0.5%、清水2.4%を攪拌混合し少なくとも卵黄を含む卵混合液を調製した。次に、水槽中に95℃に加温し流速3m/分で対流させたクエン酸水溶液(pH5)を準備し、この水槽中に上記卵混合液を6kg/分で添加し1分間湯中で滞留後、生成した黄色の卵凝固物全てを網ですくい水切りすることで本発明の卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。
[実施例2]
パーム油(ヨウ素価53)をやし油(ヨウ素価10)に置き換えた以外は、実施例1に準じ本発明の卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。
[比較例1]
パーム油(ヨウ素価53)を清水に置き換えた以外は、実施例1に準じ卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。
[比較例2]
加熱凝固用の湯に用いるクエン酸水溶液(pH5)を清水(pH7)に置き換えた以外は、実施例1に準じ卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。
[試験例1]
実施例1〜2及び比較例1〜2で調製した卵加工品(スクランブルエッグ)について、下記評価基準に従って評価を行った。立体感は、網ですくい水切りした状態の各卵加工品(スクランブルエッグ)150gを直径20cmの平皿に概一様に盛り付け目視により評価した。食感は、スプーンで約20gを掬い取り口に運んだ際の食感のソフトさを評価した。
[表1]
[評価基準]
○:黄色の膜状凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感に優れている
△:黄色の膜状凝固物を含有し、若干立体感がありソフトな食感を示す
×:立体感及びソフトな食感に劣り品位を損ねている
表1の結果、ヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を、pH3〜6、水温70〜100℃の湯中で加熱凝固した場合、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を示す卵加工品(スクランブルエッグ)が得られた。一方、ヨウ素価70以下の食用油脂を1〜25%配合しない場合、又は少なくとも卵黄を含む卵混合液を加熱凝固する湯のpHが3〜6でない場合は、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状凝固物を含有せず、立体感及びソフトな食感に劣り品位を損ねた。
[試験例2]
ヨウ素価70以下の食用油脂による本発明の卵加工品に及ぼす影響を調べるため、パーム油(ヨウ素価53)の配合量を変更した以外は実施例1に準じて卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。得られた卵加工品(スクランブルエッグ)について試験例1と同様の評価基準に沿って評価を行った。
[表2]
表2の結果、少なくとも卵黄を含む卵混合液をpH3〜6、水温70〜100℃の湯中で加熱凝固する際、さらにヨウ素価70以下の食用油脂を1〜25%配合した場合、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を示す卵加工品(スクランブルエッグ)が得られた。一方、ヨウ素価70以下の食用油脂を1%未満又は25%より多く配合した場合は、立体感及びソフトな食感に劣り品位を損ねた。
[試験例3]
少なくとも卵黄を含む卵混合液の加熱凝固に用いる湯(水温70〜100℃)のpHによる本発明の卵加工品に及ぼす影響を調べるため、湯のクエン酸の配合量を調整してpHを変更した以外は実施例1に準じて卵加工品(スクランブルエッグ)を調製した。得られた卵加工品(スクランブルエッグ)について試験例1と同様の評価基準に沿って評価を行った。
[表3]
表3の結果、ヨウ素価70以下の食用油脂を1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を水温70〜100℃の湯中で加熱凝固する際、さらに湯のpHを3〜6に調整した場合、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有し、立体感がありソフトな食感を示す卵加工品(スクランブルエッグ)が得られた。一方、pHを3未満又は6より大きくした場合は、立体感及びソフトな食感に劣り品位を損ねた。
[実施例2]
まず、30メッシュのストレーナーでろ過して調製した全卵液60%、30メッシュのストレーナーでろ過して調製した卵白液20%、やし油(ヨウ素価10)5%、大豆油(ヨウ素価120)5%、でんぷん1%、キサンタンガム0.2%、グルタミン酸ナトリウム0.3%、食塩1%、胡椒0.5%、清水7%を攪拌混合し、少なくとも卵黄を含む卵混合液を調製した。また、別に、30メッシュのストレーナーでろ過して調製した卵白液80%、大豆油(ヨウ素価120)10%、でんぷん2%、キサンタンガム0.5%、グルタミン酸ナトリウム0.3%、食塩1%、胡椒0.5%、清水5.7%を攪拌混合し、卵白混合液を調製した。
次に、水槽中に90℃に加温し流速3m/分で対流させたクエン酸水溶液(pH5)を準備し、この水槽中に上記2種類の卵混合液を各3kg/分で添加し1分間湯中で滞留後、生成した卵凝固物を全て網ですくい水切りし、黄色の膜状卵凝固物及び卵白凝固物を約1kgずつ調製した。
最後に、上記黄色の膜状卵凝固物35%、卵白凝固物35%、だし汁12%、濃口醤油5%、上白糖3%、薄切り後ボイルしたタマネギ10%を配合し本発明の卵加工品(丼物用卵とじ)が得られた。得られた卵加工品(丼物用卵とじ)120gを丼容器に盛った200gの米飯の上にのせて卵丼を製したところ、卵とじ部分に立体感がありソフトな食感に優れ好ましかった。

Claims (1)

  1. 不均一な膜状卵凝固物を含有する卵加工品の製造方法において、ヨウ素価70以下の食用油脂1〜25%を配合した少なくとも卵黄を含む卵混合液を、pH3〜6、水温70〜100℃の湯中に添加して得られる、面積700〜5000mmかつ厚さ7mm以下の黄色の膜状卵凝固物を含有することを特徴とする卵加工品の製造方法。
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