JP2011007670A - 移動物体検出装置 - Google Patents

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Yuki Suyama
佑貴 須山
Hatsuo Hayakawa
肇夫 早川
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Abstract

【課題】 ホルダーとケースのガタつきを抑制した嵌合固定とし、移動物体の検出に与える悪影響を抑制した移動物体検出装置を提供するものである。
【解決手段】 磁気検出素子2と、磁気検出素子2に磁界を加える磁石3と、磁気検出素子2と電気的に接続された基板4と、磁石3と基板4とを配設し基板4と電気的に接続するリード端子5とを備えたホルダー6と、磁気検出素子2と磁石3と基板4とを覆うケース7と、ホルダー6とケース7とを相互に嵌合固定する嵌合部13と、を備えた移動物体検出装置1において、嵌合部13は、ホルダー6に設けられる少なくとも一対の突起部13aと、ケース7に設けられ突起部13aに嵌合する少なくとも一対の孔部13bと、を備え、突起部13aの第1の幅W1に対して孔部13bの第2の幅W2を広く形成し、一対の嵌合部13の一方は、突起部13aが孔部13bの左側に当接し、一対の嵌合部13の他方は、突起部13aが孔部13bの右側に当設したものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被検出体(歯車等)の移動を検出する移動物体検出装置に関するものである。
従来、移動物体検出装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。斯かる移動物体検出装置は、磁気検出素子と、前記磁気検出素子に磁界を加える磁石と、前記磁気検出素子と電気的に接続された基板と、前記磁石と前記基板とを配設し、前記基板と電気的に接続するリード端子とを備えたホルダーと、前記磁気検出素子と前記磁石と前記基板とを覆うケースと、前記ケースに設けられる孔部と、前記ホルダーに設けられ前記孔部に嵌合する突起部とを備え、前記孔部を前記突起部に嵌合させて前記ホルダーと前記ケースとを固定するものであった。
特開2006−308435号公報
しかしながら、このような移動物体検出装置は、前記孔部を前記突起部に嵌合させて前記ホルダーと前記ケースとを固定するものであり、前記ケースと前記ホルダーとの組み付け方向を軸とした回転方向にガタつきが発生し、このガタつきに伴って前記ケースが、前記磁気検出素子に当たることで検出精度にばらつきが生じ、移動物体の検出に悪影響を及ぼすおそれがあった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、ホルダーとケースのガタつきを抑制した嵌合固定とし、移動物体の検出に与える悪影響を抑制した移動物体検出装置を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、磁気検出素子と、前記磁気検出素子に磁界を加える磁石と、前記磁気検出素子と電気的に接続された基板と、前記磁石と前記基板とを配設し前記基板と電気的に接続するリード端子とを備えたホルダーと、前記磁気検出素子と前記磁石と前記基板とを覆うケースと、前記ホルダーと前記ケースとを相互に嵌合固定する嵌合部と、を備えた移動物体検出装置において、前記嵌合部は、前記ホルダーもしくは前記ケースに設けられる少なくとも一対の突起部と、前記ケースもしくは前記ホルダーに設けられ前記突起部に嵌合する少なくとも一対の孔部と、を備え、前記突起部の第1の幅に対して前記孔部の第2の幅を広く形成し、一対の前記嵌合部の一方は、前記突起部が前記孔部の左側に当接し、一対の前記嵌合部の他方は、前記突起部が前記孔部の右側に当設したものである。
また、前記ホルダーに前記突起部を備え、前記ケースに前記孔部を有する腕片を備え、前記ホルダーに前記突起部を前記孔部に嵌合するために、前記腕片を誘い込む溝部を設けたものである。
また、前記ケースに前記突起部を有する腕片を備え、前記ホルダーに前記孔部を備え、前記ホルダーに前記突起部を前記孔部に嵌合するために、前記腕片を誘い込む溝部を設けたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、ホルダーとケースのガタつきを抑制した嵌合固定とし、移動物体の検出に与える悪影響を抑制した移動物体検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の移動物体検出装置の側面図。 図1中A−A線の断面図。 同実施形態の嵌合状態を示す展開図。 図2中B−B線の断面図。 同実施形態のホルダーとケースの固定前の側面図。
本発明の第1実施形態の移動物体検出装置1は、磁気検出素子2と、磁気検出素子2に磁界を加える磁石3と、磁気検出素子2と電気的に接続された基板4と、磁石3と基板4とを配設し、基板4と電気的に接続するリード端子5とを備えたホルダー6と、磁気検出素子2と磁石3と基板4とを覆うケース7とを備えている。
磁気検出素子2は、ホールICなどからなり、被検出体である移動物体の移動を検出する。ホールIC2は、基板4の図2中下面側に搭載され、ケース7に接した状態にて配置される。ホールIC2は、被検出体の移動に伴う磁力の変化を電気信号に変換し、リード端子5を介して外部に出力する。
磁石3は、永久磁石からなり、基板4に設けた貫通孔4aを貫通し、ホルダー6に接着剤にて固定されており、ホールIC2に磁界を与えるものである。
基板4は、ガラスエポキシ樹脂などの硬質の絶縁材に、銅などの導電材料からなる配線パターンを設けたものである。この基板4は、ホールIC2、リード端子5と電気的に接続している。また、基板4には、回路素子4bが実装されている。
リード端子5は、屈曲形成された3本のリードフレームからなり、ホルダー6に主要部が内蔵されている。各リード端子5の一端部5aは、ホルダー6に設けたコネクタ部8から露出しており、リード端子5の他端部5bは半田によって基板4と電気的に接続されている。なお、コネクタ部8は、検出手段5からの出力を外部機器へ接続伝達するものである。
ホルダー6は、合成樹脂からなり、コネクタ部8を一体に備えた構造体である。ホルダー6のコネクタ部8の反対側には、ホールIC2、磁石3及び基板4が固定されている。
ホルダー6は、円柱形状をしており、二つの環状の溝9、10が形成されている。一方の溝9は、他方の溝10より直径が小さく、他方の溝10より磁気検出素子2側で、ケース7で覆われる位置に設けられている。他方の溝10は、ホルダー6の中程に設けられている。そして、各々の溝9、10には、封止部材であるOリング11、12が装着されている。Oリング12は、移動物体検出装置1を図示しない機器などに取り付けた場合に、気密性を確保するためである。
ホルダー6は、ホルダー6とケース7とを嵌合固定する嵌合部13を構成する突起部13aを備えている。突起部13aは、突起部13a同士が、少なくとも一対を構成できるように、2つ設けられている。
ホルダー6に設けた突起部13aは、ホルダー6とケース7の組み付け方向を軸とした円周上に、所定の第1の幅W1を備えており、磁気検出素子2側に傾斜面13a1を有する楔型をしている。
また、突起部13aの周囲には、ケース7の外周と同一面を形成する径大部6aの一部を切り欠いた溝部6bが、設けられている。この溝部6bは、磁気検出素子2を設けた側が、広がった末広がりの形状である。
ケース7は、金属からなり、円盤状の底板7aと、円筒形状の周壁部7bとを備えたカップ形状である。このケース7は、ホールIC2、磁石3、基板4を覆っている。ホルダー6の溝9に設けたOリング11が、ホルダー6の溝9とケース7の周壁部7bの内側との間で圧縮されて、ホルダー6とケース7とで形成される空間内に水や空気などが入り込まないように封止している。
ケース7の周壁部7bの上端(開口)側には、孔部13bを備えた腕片7cが、設けられている。この孔部13bを備えた腕片7cは、ホルダー6の突起部13aと同様に、孔部13b同士が、少なくとも一対を構成できるように、2つ設けられている。
ケース7に設けた孔部13bは、矩形をしており、ホルダー6とケース7の組み付け方向を軸とした円周上に、所定の第2の幅W2を備えている。第2の幅W2は、突起部13aの第1の幅W1より広く形成されている。
本実施形態では、ホルダー6の突起部13aとケース7の孔部13bとで構成される嵌合部13は、2つ設けられており、この2つの嵌合部13で、一対の嵌合部13を構成している。
この一対の嵌合部13の一方の嵌合部13(図3中左側、あるいは、図4中左側)は、突起部13aが孔部13bの左側に当接している。さらに、この一対の嵌合部13の他方の嵌合部13(図3中右側、あるいは、図4中右側)は、突起部13aが孔部13bの右側に当接している。一方の孔部13bの左側に当接する突起部13aと他方の孔部13bの右側に当接する突起部13aとで、2つの腕片7cに設けた孔部13bを挟んだ状態となる。このように構成したことによって、ホルダー6とケース7との組み付け方向を軸とした回転方向にガタつきが、発生することを抑制し、移動物体の検出への悪影響を抑制することが可能となる。
ケース7の腕片7cの外形は、矩形をしており、ケース7をホルダー6に固定する際に、ホルダー6に形成した溝部6bによって誘い込まれて、ケース7の孔部13bをホルダー6の突起部13aに嵌合固定する。このように構成したことによって、ホルダー6とケース7との嵌合固定を容易に行うことができる。
なお、第1実施形態では、嵌合部13を構成する突起部13aをホルダー6に設け、孔部13bをケース7に設けていたが、本実施形態に限定されるものではなく、突起部13aをケース7に設け、孔部13bをホルダー6に設けても良い。ホルダー6に孔部13bを設ける場合は、孔部13bの形状は、貫通した孔ではなく、窪んだ孔とすればよい。突起部13aをケース7に設ける場合などは、ケース7を金属ではなく、樹脂によって形成すればよい。
なお、本実施形態では、突起部13a、孔部13bともに2つだけ設けられているが、本実施形態に限定されるものではなく、突起部13a、孔部13bともに3つ以上設けても良い。例えば、それぞれ3つ設けた場合は、3つの内の2つの突起部13aで、2つの孔部13bを挟み込むようにすればよい。
本発明は、磁気検出素子を備えたホルダーをケースで覆った移動物体検出装置に利用可能である。
1 移動物体検出装置
2 磁気検出素子(ホールIC)
3 磁石
4 基板
5 リード端子
6 ホルダー
6b 溝部
7 ケース
13 嵌合部
13a 突起部
13b 孔部
W1 第1の幅
W2 第2の幅

Claims (3)

  1. 磁気検出素子と、前記磁気検出素子に磁界を加える磁石と、前記磁気検出素子と電気的に接続された基板と、前記磁石と前記基板とを配設し前記基板と電気的に接続するリード端子とを備えたホルダーと、前記磁気検出素子と前記磁石と前記基板とを覆うケースと、前記ホルダーと前記ケースとを相互に嵌合固定する嵌合部と、を備えた移動物体検出装置において、前記嵌合部は、前記ホルダーもしくは前記ケースに設けられる少なくとも一対の突起部と、前記ケースもしくは前記ホルダーに設けられ前記突起部に嵌合する少なくとも一対の孔部と、を備え、前記突起部の第1の幅に対して前記孔部の第2の幅を広く形成し、一対の前記嵌合部の一方は、前記突起部が前記孔部の左側に当接し、一対の前記嵌合部の他方は、前記突起部が前記孔部の右側に当設したことを特徴とする移動物体検出装置。
  2. 前記ホルダーに前記突起部を備え、前記ケースに前記孔部を有する腕片を備え、前記ホルダーに前記突起部を前記孔部に嵌合するために、前記腕片を誘い込む溝部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の移動物体検出装置。
  3. 前記ケースに前記突起部を有する腕片を備え、前記ホルダーに前記孔部を備え、前記ホルダーに前記突起部を前記孔部に嵌合するために、前記腕片を誘い込む溝部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の移動物体検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016218028A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 日本精機株式会社 移動物体検出装置

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