JP2011007263A - 三方弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力ポートから出力ポートに向かう流体が弁体に衝突しないようにして全体流量を上げる。
【解決手段】出力ポートの第1及び第2ポート11,12と、ポートの間に設ける入力ポートの第3ポート13とが連通する直線流路14内に軸方向に移動可能なシャフト7に取付けられる第1弁体4aと第2弁体4bが配設される。第1弁体4aが当接する第1弁座18が第1ポートと第3ポートとの間に形成され、第2弁体4bが当接する第2弁座19が第2ポートと第3ポートとの間に形成される。弁体4a,4bの間には、各弁体を相互に離間させる方向に付勢するコイルバネ5が配置される。弁体4a,4bは弁体間に形成される空間の軸方向長さが第3ポートの直径とシャフト7の最大移動長さとを足した長さ以上で、コイルバネ5の付勢力と支持手段で軸方向への移動が規制されてシャフト7に支持される。第1弁体又は第2弁体が閉状態であるときに弁体4a,4bは第3ポートに対向しないように配置される。
【選択図】図1
【解決手段】出力ポートの第1及び第2ポート11,12と、ポートの間に設ける入力ポートの第3ポート13とが連通する直線流路14内に軸方向に移動可能なシャフト7に取付けられる第1弁体4aと第2弁体4bが配設される。第1弁体4aが当接する第1弁座18が第1ポートと第3ポートとの間に形成され、第2弁体4bが当接する第2弁座19が第2ポートと第3ポートとの間に形成される。弁体4a,4bの間には、各弁体を相互に離間させる方向に付勢するコイルバネ5が配置される。弁体4a,4bは弁体間に形成される空間の軸方向長さが第3ポートの直径とシャフト7の最大移動長さとを足した長さ以上で、コイルバネ5の付勢力と支持手段で軸方向への移動が規制されてシャフト7に支持される。第1弁体又は第2弁体が閉状態であるときに弁体4a,4bは第3ポートに対向しないように配置される。
【選択図】図1
Description
本発明は、三方弁に関し、例えば、水、ガス等の流体に対する分流弁又は混合弁として利用される三方弁に関する。
従来、この種の三方弁として、特許文献1に記載のものが知られている。従来の三方弁を分流弁とする概略構成は、例えば、直線流路の中間位置に入力ポートを形成し、この直線流路の両端側に第1出力ポート及び第2出力ポートを形成している。前記直線流路内の入力ポートと各出力ポートとの間には、第1弁座と第2弁座とを形成し、前記直線流路内には、第1弁座に当接又は離間させて第1出力ポートを開閉させる第1弁体と、第2弁座に当接又は離間させて第2出力ポートを開閉させる第2弁体とを配置している。
第1弁体及び第2弁体は、モータ駆動により軸方向に移動するシャフトに取り付けられており、このシャフトの軸方向の移動に伴って第1弁体及び第2弁体が前記直線流路内を移動して、第1弁座に第1弁体を当接させたり、第2弁座に第2弁体を当接させたりする。
ところで、従来の三方弁は、第1弁体及び第2弁体が前記直線通路内を移動すると、これら弁体の少なくとも一方が入力ポートに対向するようになっている。そのため、入力ポートから前記直線流路内に流れ込んだ液体等は第1弁体又は第2弁体の側面に衝突した後に出力ポートへ向かって流れることから圧力損失が生じて三方弁の全体流量が制限されるという不具合が生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、その目的は、圧力損失を少なくすることができる三方弁を提供することにある。
本発明に係る三方弁は、直線流路に連通する第1ポート及び第2ポートと、前記直線流路における第1ポートと第2ポートの間に連通する第3ポートとを備え、前記直線流路内には軸方向に移動可能なシャフトと当該シャフトに取り付けられる第1弁体及び第2弁体とが配設されると共に、第1弁体が当接又は離間する第1弁座が前記直線流路の第1ポートと第3ポートとの間に形成され、第2弁体が当接又は離間する第2弁座が前記直線流路の第2ポートと第3ポートとの間に形成される三方弁であって、
第1弁体及び第2弁体は、各弁体を相互に離間させる方向に付勢するバネと、当該バネの付勢力による軸方向への移動を規制する支持手段とを介して前記シャフトに取り付けられ、前記バネによって付勢された第1弁体と第2弁体との間に形成される空間の軸方向長さが第3ポートの直径と前記シャフトの最大移動長さとを足した長さ以上に設定され、
第1弁体及び第2弁体は、第1弁体又は第2弁体が前記弁座に当接して閉状態であるときに第3ポートに対向しないように配設されていることを特徴とする。
第1弁体及び第2弁体は、各弁体を相互に離間させる方向に付勢するバネと、当該バネの付勢力による軸方向への移動を規制する支持手段とを介して前記シャフトに取り付けられ、前記バネによって付勢された第1弁体と第2弁体との間に形成される空間の軸方向長さが第3ポートの直径と前記シャフトの最大移動長さとを足した長さ以上に設定され、
第1弁体及び第2弁体は、第1弁体又は第2弁体が前記弁座に当接して閉状態であるときに第3ポートに対向しないように配設されていることを特徴とする。
これにより、第1弁体と第2弁体とが前記直線流路内を軸方向に移動しても、第1弁体及び第2弁体が第3ポートに対向しないようにすることができるので、第3ポートから前記直線流路内に流入した流体は、第1弁体又は第2弁体に側方から衝突することなく、各弁体と前記直線流路の内壁との間に形成された隙間から第1ポート又は第2ポートへと流れていき、圧力損失をできるだけ少なくすることができる。その結果、第3ポートから第1ポート及び第2ポートへ流れる流体の全体流量を上げることができる。
また、本発明の三方弁において、第1弁体の側面は、第1弁座と当接する部分よりも第1ポート側をテーパに形成し、第2弁体の側面は、第2弁座と当接する部分よりも第2ポート側をテーパに形成して、各テーパ面のテーパ角度を任意の角度に設定することが好ましい。
第1弁体及び第2弁体のテーパ面の角度を任意に設定することにより、テーパ面と前記直線流路の内壁との間に形成される隙間の流路断面積を自由に設定することができるので、第1ポートを流れる流量と第2ポートを流れる流量とを所望の分配比に制御することができる。
さらに、本発明の三方弁において、第1弁体及び第2弁体の前記テーパ面には、前記直線流路の内壁に常時接する複数のガイド部を周方向に複数形成することが好ましい。
これにより、弁体が流体により振動されることがなく、振動音の発生を防ぐことができる。さらに、弁体が軸方向に移動しても、弁体が傾くのを抑制できるので、流路断面積を一定に保つことができ、流量のばらつきを抑制できる。
これにより、弁体が流体により振動されることがなく、振動音の発生を防ぐことができる。さらに、弁体が軸方向に移動しても、弁体が傾くのを抑制できるので、流路断面積を一定に保つことができ、流量のばらつきを抑制できる。
以上のように、本発明の三方弁によれば、第1弁体及び第2弁体はどのような状態でも常に第3ポートに対向しないようにすることができるので、第3ポートから前記直線流路内に流入した流体は、第1弁体又は第2弁体に側方から衝突することなく、各弁体と前記直線流路の内壁との間に形成された隙間から第1ポート又は第2ポートへと円滑に流れていき、圧力損失をできるだけ少なくすることができる。その結果、第3ポートから第1ポート及び第2ポートへ流れる流体の全体流量を上げることができる。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に本発明に係る三方弁の一実施形態としての分流弁を示す。本実施形態に係る分流弁は、出力ポートとなる第1ポート11及び第2ポート12と入力ポートとなる第3ポート13とを有するケーシング1と、ケーシング1内に配設される第1弁体4a及び第2弁体4bとを備える。
図1及び図2に本発明に係る三方弁の一実施形態としての分流弁を示す。本実施形態に係る分流弁は、出力ポートとなる第1ポート11及び第2ポート12と入力ポートとなる第3ポート13とを有するケーシング1と、ケーシング1内に配設される第1弁体4a及び第2弁体4bとを備える。
ケーシング1は、第1ポート11、第2ポート12及び第3ポート13を側面に有する円筒状の本体2と、本体2の筒内部に挿入され、第1ポート11と第3ポート13とを連通するL字状の内部通路が形成された軸ガイド部材3とにより構成されている。軸ガイド部材3の外周面と本体2の内面との間には2つのパッキン61が介在されており、ケーシング1内に形成される流路を外部からシールしている。
ケーシング1内には、本体2と軸ガイド部材3により直線流路14が形成され、軸ガイド部材3により直線流路14に対し直角な方向に第1流路15が形成され、本体2により直線流路14に対し直角な方向に第2流路16及び第3流路17が形成されている。第1流路15は直線流路14の一端部に連続して形成され、第2流路16は直線流路14の他端部に連続して形成されており、第3流路17は直線流路14の長手方向中間位置に連通するように形成されている。第1流路15は第1ポート11に連通し、第2流路16は第2ポート12に連通し、第3流路17は第3ポート13に連通している。
本実施形態では、本体2の内部に配置される軸ガイド部材3の端面を第1弁体4aが着座する第1弁座18としている。また、本体2の内部には、直線流路14における第3流路17と第2流路16との間に第2流路16側の流路断面積が小径となる段部21が形成されている。この段部21が第2弁体4bが着座する第2弁座19となる。軸ガイド部材3の第1弁座18が形成される流路開口部の内径は、本体2の段部21で形成される小径の流路の内径と同じ大きさになっている。
さらに、軸ガイド部材3には、後述する駆動ギア8の雄ネジ部82が螺合する雌ネジ部32が形成されたギア支持部31と、このギア支持部31に隣接し、ギア支持部31の中心と同心の孔を有してシャフト7を支持する軸受部33とを有する。この軸受部33は、軸ガイド部材3で形成される直線流路14の端部に開口させている。軸受部33は、弾性体からなるリング状のシール部材62を介してシャフト7を支持している。
直線流路14内には、第1弁座18に当接又は離間させて第1ポート11を開閉させる第1弁体4aと、第2弁座19に当接又は離間させて第2ポート12を開閉させる第2弁体4bが配置されている。第1弁体4aと第2弁体4bとは、軸ガイド部材3のギア支持部31及び軸受部33から内部に挿通されたシャフト7の一端側に取り付けられている。第1弁体4a及び第2弁体4bの間には、各弁体4a,4bを相互に離間させる方向に付勢するコイルバネ5が設けられている。このコイルバネ5もシャフト7に挿通させている。
第1弁体4aと第2弁体4bとは共に同じ形状をしている。各弁体4a,4bについて図1から図4に基づいて説明する。第1弁体4aと第2弁体4bとは、シャフト7が挿通される挿通孔41を有している。この挿通孔41は、一端側がシャフト7の第1小径部71と略同径の内径を有する第1挿通部41aと、この第1挿通部41aに隣接し第1挿通部41aの内径より大径の第2挿通部41bと、第2挿通部41bに隣接し第2挿通部41bの内径より大径の第3挿通部41cとが形成されている。
第2挿通部41bには、リング状のシール部材63が配置されており、シール部材63によりシャフト7と弁体4a,4bとの間をシールしている。さらに、第3挿通部41cには、コイルバネ5の端部を受け止めるリング板状の受け部材51が配設される。第3挿通部41cは、コイルバネ5が挿入できる大きさに形成されている。第1弁体4a及び第2弁体4bの第3挿通部41c側の端部には鍔部42が形成されており、この鍔部42の第1挿通部41a側端面を第1弁座18又は第2弁座19に面接触状態で当接させるようになっている。
さらに、第1弁体4a及び第2弁体4bの側面は第3挿通部41c側から第1挿通部41a側に向かって先細るテーパ面43で形成されている。このテーパ面43には、周方向に等間隔で4つのガイド部44が形成されている。ガイド部44は、軸方向に延び、径方向外方に向かって張り出すように形成されており、軸ガイド部材3の第1弁座18の近くの直線流路14の内壁、又は、本体2の段部21で形成される小径側の直線流路14の内壁にガイド部44が常時当接するようになっている。本実施形態では、ガイド部44の壁面とテーパ面43とで形成される空間で流路が形成される。
第1弁体4a及び第2弁体4bの各テーパ面43は、本実施形態ではテーパ角度を同じ角度にしているが、第3ポート13から第1ポート11への流量と、第3ポート13から第2ポート12への流量を異なるようにする場合には、各弁体4a,4bのテーパ面43は、そのテーパ角度を異なるようにする。このように、テーパ角度を変えることにより、第1ポート11及び第2ポート12への分配比を自由に設定することができる。
シャフト7は、一端側に第1弁体4a及び第2弁体4bが取り付けられる第1小径部71が形成され、他端側に駆動ギア8が取り付けられる第2小径部72が形成され、第1小径部71と第2小径部72の間に大径部73が形成されている。本実施形態では、大径部73における第2小径部72側の端部がシール部材62を介して軸ガイド部材3の軸受部33に支持される。
シャフト7は、大径部73と第1小径部71により段部71aが形成された状態になる。この段部71aに当接するようにリング状の座金74を挿通させておいて、次に、この第1小径部71に第1弁体4aを挿通させ、さらに、コイルバネ5を第1小径部71に挿通させた後、第2弁体4bを第1小径部71に挿通させ、もう一つのリング状の座金74を第2弁体4bに当接させた状態でEリング75を第1小径部71に形成した環状溝に嵌め込む。
第1弁体4aと第2弁体4bとの間に設けられるコイルバネ5は、一端が第1弁体4aの第3挿通部41cに収容されて受け部材51で受け止められ、他端が第2弁体4bの第3挿通部41cに収容されて受け部材51で受け止められる。第1弁体4a及び第2弁体4bは、コイルバネ5により互いに離反する方向に付勢させた状態でシャフト7の大径部73及び第1小径部71によって形成された段部71aとEリング75とにより軸方向への移動が規制されて固定される。
本実施形態では、シャフト71に弁体4a,4bを取り付けたときに、第1弁体4a及び第2弁体4bの対向する鍔部42の端面間の距離、言い換えれば、コイルバネ5によって付勢された第1弁体4aと第2弁体4bとの間に形成される空間の軸方向長さが、第3ポート13の直径とシャフト7の最大移動長さとを足した長さ以上となるようにしている。なお、本実施形態の段部71aとEリング75とがコイルバネ5の付勢力による各弁体4a,4bの軸方向への移動を規制する支持手段となる。
シャフト7の第2小径部72に挿通される駆動ギア8は、シャフト7の第2小径部72と略同径の貫通孔81を有し、外周面に軸ガイド部材3の雌ネジ部32に螺合する雄ネジ部82と、この雄ネジ部82に軸方向に隣接しモータ9に連結される伝動ギア91と噛み合う歯部83とが形成されている。
駆動ギア8は、シャフト7の第2小径部72に挿通されて第2小径部72と大径部73とにより形成される段部に当接させ、座金74を介してEリング75を第2小径部72に形成した環状溝にはめ込むことにより軸方向に移動しないように固定される。駆動ギア8はシャフト7に対して回転フリーになっており、駆動ギア8がモータ9の駆動により回転すると、雄ネジ部82が軸ガイド部材3の雌ネジ部32に噛み合っているので、駆動ギア8は軸方向に移動し、この駆動ギア8の移動に伴ってシャフト7も軸方向に移動するようになっている。
そして、本実施形態に係る分流弁によれば、モータ9を駆動してシャフト7を進退動させることにより、第3ポート13から直線流路14内に流れ込む流体を第1ポート11と第2ポート12とに任意の分流比で分流させることができる。
例えば、図1に示す状態は、第2弁体4bを第2弁座19に当接させて第2ポート12を第3ポート13に対して遮断し、第3ポート13から直線流路14に流入した流体を全て第1ポート11から流出させる状態を示している。この状態から、図2に示すように、シャフト7を第1ポート11側に移動させ、シャフト7の移動量を調節することにより、第1弁座18に対する第1弁体4aの開度及び第2弁座19に対する第2弁体4bの開度を所定の開度に設定することにより、第3ポート13から第1ポート11及び第2ポート12へ流れる流体の分流比を調節することができる。さらに、シャフト7を第1ポート11側に移動させて、第1弁座18に第1弁体4aを当接させて、第3ポート13と第1ポート11との間を遮断することもできる。
本実施形態に係る分流弁では、シャフト7に位置決めされた第1弁体4a及び第2弁体4bは、第1弁体4a及び第2弁体4bの対向する鍔部42の端面間の距離が第3ポート13の直径とシャフト7の最大移動長さとを足した長さ以上となるように位置決めされているので、第1弁体4a及び第2弁体4bはどのような状態でも常に第3ポート13に対向しないようにすることができる。その結果、第3ポート13から直線流路14内に流入した流体は、第1弁体4a又は第2弁体4bの側面に衝突することなく、第1弁体4a又は第2弁体4bと直線流路14の内壁との間に形成された隙間をスムーズに通過して第1ポート11又は第2ポート12へと流れていき、圧力損失をできるだけ少なくすることができ、全体流量を向上できる。そして、本実施形態に係る分流弁は、一方の弁体が弁座に当接し、他方の弁体が全開状態にあるときの流体の通路断面積に対応した最小全体流量を計算によって正確に決定することができ、種々の仕様を設定できる。
また、第1弁体4a及び第2弁体4bのテーパ面43には、直線流路14の内周面に常時当接される十字状のガイド部44が形成されているので、シャフト7の移動に伴って第1弁体4a及び第2弁体4bが移動しても、第1弁体4a及び第2弁体4bはブレたりガタついたりすることがない。従って、使用時に振動音が生じることもないし、傾くこともないので、正確な流量制御が行なえる。また、ガイド部44は、本実施形態では、十字状に形成したが、周方向に等間隔で3つのガイド部を設けてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではない。上記実施形態では、三方弁を分流弁として使用する場合の構成を説明したが、第1ポート11及び第2ポート12が2系統の流体の入口とされ、2系統の流体が混合された流体の出口を第3ポート13とする混合弁としても利用可能である。
1 ケーシング
2 本体
3 軸ガイド部材
4a 第1弁体
4b 第2弁体
5 コイルバネ
7 シャフト
8 駆動ギア
9 モータ
11 第1ポート
12 第2ポート
13 第3ポート
14 直線流路
18 第1弁座
19 第2弁座
42 鍔部
43 テーパ面
44 ガイド部
2 本体
3 軸ガイド部材
4a 第1弁体
4b 第2弁体
5 コイルバネ
7 シャフト
8 駆動ギア
9 モータ
11 第1ポート
12 第2ポート
13 第3ポート
14 直線流路
18 第1弁座
19 第2弁座
42 鍔部
43 テーパ面
44 ガイド部
Claims (3)
- 直線流路に連通する第1ポート及び第2ポートと、前記直線流路における第1ポートと第2ポートの間に連通する第3ポートとを備え、前記直線流路内には軸方向に移動可能なシャフトと当該シャフトに取り付けられる第1弁体及び第2弁体とが配設されると共に、第1弁体が当接又は離間する第1弁座が前記直線流路の第1ポートと第3ポートとの間に形成され、第2弁体が当接又は離間する第2弁座が前記直線流路の第2ポートと第3ポートとの間に形成される三方弁であって、
第1弁体及び第2弁体は、各弁体を相互に離間させる方向に付勢するバネと、当該バネの付勢力による軸方向への移動を規制する支持手段とを介して前記シャフトに取り付けられ、前記バネによって付勢された第1弁体と第2弁体との間に形成される空間の軸方向長さが第3ポートの直径と前記シャフトの最大移動長さとを足した長さ以上に設定され、
第1弁体及び第2弁体は、第1弁体又は第2弁体が前記弁座に当接して閉状態であるときに第3ポートに対向しないように配設されていることを特徴とする三方弁。 - 請求項1に記載の三方弁において、
第1弁体の側面は、第1弁座と当接する部分よりも第1ポート側がテーパに形成され、第2弁体の側面は、第2弁座と当接する部分よりも第2ポート側がテーパに形成され、各テーパ面のテーパ角度は任意の角度に設定されている三方弁。 - 請求項2に記載の三方弁において、
第1弁体及び第2弁体の前記テーパ面には、前記直線流路の内壁に常時接する複数のガイド部が周方向に複数形成されている三方弁。
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- 2009-06-25 JP JP2009151257A patent/JP2011007263A/ja active Pending
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