JP2011006861A - 開閉体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防火戸は戸袋などの収納部内に係合部材によって拘束されており、火災発生時等の非常時には、危害防止用連動中継器からの起動信号を入力した防火戸用自動閉鎖装置によってその係合部材の拘束が解除され、閉鎖動作を開始するように構成されている。この発明では、防火戸を収納部内に拘束するための係合部材であるレバー手段を、収納部の縦枠内に設けるようにした。また、遮蔽戸手段の側端部側には、凹状の溝部からなる案内溝が形成されているので、この案内溝の凹部にレバー手段を係合させることによって、別途係合部を設ける必要がなくなり、遮蔽戸手段である防火戸の構成を簡略化することができる。
【選択図】図5
Description
この防火戸用自動閉鎖装置は、防火戸側に設けられた係合金具を拘束するフックプレートが躯体壁面側に設けられており、火災発生時等には、危害防止連動中継器からの信号に応じて躯体壁面に設けられたソレノイドなどを駆動してフックプレートを係合金具から開放している。
ところが、従来の防火戸用自動閉鎖装置は、躯体壁面内に設けられなければならず、また危害防止用連動中継器から躯体壁面の防火戸用自動閉鎖装置(ソレノイド)までの電気的配線配管を躯体壁面内に施工する必要があった。このような躯体壁面への設置工事及び配線配管工事と、開閉体装置の設置工事とは通常は別工程の工事であるため、施工業者が異なったりして、施工時に勘違いや手違い等の人為的不具合が発生するおそれがあった。
防火戸などの遮蔽戸手段は、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構造物における出入口や窓部あるいは内部の通路や空間などの開口部の一部を仕切る(閉鎖する)ものである。この防火戸は、通常は開口部の周縁部横側に設けられた収納部に収納されている。災害発生時には、この周縁部横側に収納された状態から回転移動して周縁部の例えば上(天井)側又は下(床)側に設けられた戸当たり部に当接することによって停止して、開口部の一部を仕切る。開閉体手段であるシャッターカーテンは、開口部の片側端部に設けられた案内溝手段(ガイドレール)と隣接する防火戸の側端部に形成された案内溝手段(ガイドレール)に沿って開口部の周縁部上側の出入口部を通過して繰り出され、防火戸によって仕切られなかった開口部の残りの部分を仕切る(閉鎖する)。通常、防火戸は戸袋などの収納部内に係合部材によって拘束されており、火災発生時等の非常時には、危害防止用連動中継器からの起動信号を入力した防火戸用自動閉鎖装置によってその係合部材の拘束が解除され、閉鎖動作を開始するように構成されている。この発明では、防火戸を収納部内に拘束するための係合部材であるレバー手段を、収納部の枠内又は遮蔽戸手段のいずれか一方に設け、枠内又は遮蔽戸手段の他方の係合部に係合するようにしたものである。これによって、開閉体装置の設置工事と同じ工事でこのレバー手段を含む防火戸用自動閉鎖装置を設置することができ、危害防止用連動中継器から枠内又は遮蔽戸手段内の防火戸用自動閉鎖装置のソレノイドまでの電気的配線配管を別途行なう必要がなくなり、施工を簡略化することができる。
閉鎖確認手段は、遮蔽戸手段である防火戸が戸当たり部に接触停止したことを検出して遮蔽戸閉鎖信号を出力するので、開閉体手段は、閉鎖確認手段から閉鎖確認信号を入力することによって開閉体手段の閉鎖動作を開始するようにしたものである。なお、防火戸の回転移動後に開閉体手段の下降を指示する人為的な操作信号を入力した場合は閉鎖確認手段から遮蔽戸閉鎖信号を入力していない場合でも強制的に開閉体手段を下降させてもよい。これによって、防火戸が閉鎖しなかった場合、又は防火戸は閉鎖しているにも係わらず遮蔽戸閉鎖信号が第2の自動閉鎖手段に到達しなかった場合でも、人為的な操作によって開閉体手段を閉鎖することができるようになる。
また、防火戸12に案内溝手段が設けられていない場合にも、防火戸12にレバー手段を設け、縦枠40(または上枠30)内に係合部を設けて、配線手段133を躯体壁面とは干渉せずに通過するように配線してもよい。レバー手段が縦枠40になくて躯体壁面にある場合、防火戸12が案内溝手段を有していれば、ここを係合部として使用する。
2…ブレーキ
3…自動閉鎖装置
4…シャッターカーテン
5…連動中継器
7…電気式手動閉鎖装置
9…座板スイッチ
10…防火シャッター装置
11…信号コード
12…防火戸
121…潜り戸
122,123…ドアノブ
124…ラッチ
125…伝達駆動機構
126…回転軸
13…防火戸用自動閉鎖装置
131…レバー部
132…収納部
15…感知器
16…商用電源
17…有線式障害物感知装置
21,22…ガイドレール
221…保持金具部
24…閉鎖確認用スイッチ
30…戸当たり
31…ラッチ受け
33…ゴム材
35…気密材
37…ロック爪
39…ロック爪受け部
40…縦枠
Claims (4)
- 開口部の周縁部横側に設けられた収納部内に収納された状態から回転移動して前記周縁部に設けられた戸当たり部に接触停止することによって前記開口部の一部分を仕切る遮蔽戸手段と、
前記開口部の周縁部上側に設けられた収納部内に収納された状態から前記周縁部上側に設けられた出入口部を通過して繰り出され、前記戸当たり部に接触停止後の前記遮蔽戸手段の側端部側に形成されている案内溝手段に沿って下降して、前記遮蔽戸手段によって仕切られなかった前記開口部の残りの部分を仕切る開閉体手段と、
前記収納部を構成する枠内又は前記遮蔽戸手段の一方に設けられ、前記枠内又は前記遮蔽戸手段の他方の係合部に係合して前記遮蔽戸手段を前記収納部内に保持するレバー手段と、
閉鎖信号の入力に応じて前記レバー手段を移動させることによって前記案内溝部との係合を解除して前記遮蔽戸手段を回転移動させる第1の自動閉鎖手段と
を備えたことを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1に記載の開閉体装置において、前記遮蔽戸手段の係合部として前記案内溝手段の案内溝を使用することを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1に記載の開閉体装置において、前記遮蔽戸手段の係合部として前記遮蔽戸手段の側面に設けられたL字形の保持金具部を使用することことを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1、2又は3に記載の開閉体装置において、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止したことを検出して遮蔽戸閉鎖信号を出力する閉鎖確認手段と、
前記遮蔽戸手段の回転移動開始後に前記閉鎖確認手段から前記遮蔽戸閉鎖信号を入力した場合に前記開閉体手段を下降させる第2の自動閉鎖手段と
を備えたことを特徴とする開閉体装置。
Priority Applications (1)
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JP2009149083A JP5312222B2 (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 開閉体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009149083A JP5312222B2 (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 開閉体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011006861A true JP2011006861A (ja) | 2011-01-13 |
JP5312222B2 JP5312222B2 (ja) | 2013-10-09 |
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ID=43563808
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS488055U (ja) * | 1971-06-09 | 1973-01-29 | ||
JP2007217909A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Tostem Suzuki Shutter Mfg Co Ltd | 袖扉連動シャッターの袖扉の自動ロック |
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2009
- 2009-06-23 JP JP2009149083A patent/JP5312222B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS488055U (ja) * | 1971-06-09 | 1973-01-29 | ||
JP2007217909A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Tostem Suzuki Shutter Mfg Co Ltd | 袖扉連動シャッターの袖扉の自動ロック |
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JP5312222B2 (ja) | 2013-10-09 |
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