JP2011005666A - 循環式サポート材除去装置 - Google Patents
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Abstract
【技術課題】
ウォータージェット水により造形物に付着したサポート材を除去する装置において、節水を図り、経費の削減を図る。
【解決手段】
3Dプリンターで造形された造形物からサポート材をウォータージェットを用いて除去する装置において、前記造形物2に向けてノズル3、4より噴射させたウォータージェット水を処理室1内から回収ライン9を介して回収し、この回収した水からサポート材を含む不純物を除去し、再び前記ウォータージェットノズル3、4へ供給してサポート材の除去に用いる。このようにすることで、節水による水資源の保護とサポート材除去経費の削減を図ることができる。
【選択図】図1
ウォータージェット水により造形物に付着したサポート材を除去する装置において、節水を図り、経費の削減を図る。
【解決手段】
3Dプリンターで造形された造形物からサポート材をウォータージェットを用いて除去する装置において、前記造形物2に向けてノズル3、4より噴射させたウォータージェット水を処理室1内から回収ライン9を介して回収し、この回収した水からサポート材を含む不純物を除去し、再び前記ウォータージェットノズル3、4へ供給してサポート材の除去に用いる。このようにすることで、節水による水資源の保護とサポート材除去経費の削減を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、3Dプリンタで造形された造形物からウォータージェット水を用いてサポート材を除去する装置に関する。
3Dプリンタ(特開2008−302701)で造形された造形物からウォータージェット水を用いて行うサポート材の除去においては、大量に水を消費すると共に使用済の水をそのまま又は化学剤等により中和処理してから排水している。
このため、消費するウォータージェット水の量が増大して、経費が嵩み、また水資源を浪費するという問題があった。
本発明は斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、節水により水資源の保護を図る循環式サポート材除去装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、3Dプリンタで造形された造形物からサポート材をウォータージェット水を用いて除去する装置において、前記造形物に向けてノズルより噴射させたウォータージェット水を処理室内から回収し、この回収したウォータージェット水中からサポート材を含む不純物を除去し、再び前記ウォータージェットノズルへ供給してサポート材の除去に用いることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサポート材除去装置において、前記ウォータージェット水には洗浄効果を高めるための化学剤が混合されていることを特徴とするものである。
この発明によると、化学力により造形物からのサポート材の分離を促進させて除去効率を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のサポート材除去装置において、前記ウォータージェット水を温調してノズルへ供給するように構成して成ることを特徴とするものである。
この発明によると、造形物に悪影響が発生するのを防止することができる。
本発明によると、3Dプリンタで造形された造形物からサポート材を除去したウォータージェット水を再循環して利用するため、節水効果による水資源の保護を図ることができると共に洗浄コストの削減が可能となる。
図1において、1は処理室であって、この中には3Dプリンタにより造形された造形物2が入れられており、この造形物2に付着したサポート材は、ウォータージェットノズルとしてのスプレーノズル3とジェットノズル4の使い分けにより除去される。
5は前記スプレーノズル3とジェットノズル4へ高圧水を供給するためのポンプであって、このポンプ5により加圧されたウォータージェット水はライン6を経由して前記ノズル3、4へと供給される。
7はポンプ5が収容された水室であって、この水室7には給水ライン8から給水を行うことができる。
9は処理室1内からウォータージェット排水を回収するための回収ラインであって、この回収ライン9はフィルター10及び回収ポンプ11を経由して前記水室7へと結ばれている。
12はバルブ13により切り替えて排水を行うための排水ライン、14は温調装置であって、昇温した水室7内のウォータージェット水温を一定に維持するように図示しない制御回路で制御される。
本発明に係るサポート材除去装置は以上の構成から成り、ポンプ5で加圧されたウォータージェット水は、ライン6からノズル3、4へと供給される。処理室1内では、このノズル3、4を片手に持ち、造形物2に向けて噴射してサポート材を除去する。
処理室1内に放出されたウォータージェット水は、回収ライン8から回収ポンプ11を経由して回収される過程で、フィルター10で不純物が除去されたのち、水室7内へ送り込まれ、再利用に供される。
そして、再びポンプ5で加圧されてノズル3、4へと供給される。
本実施例のウォータージェット水には、上水が用いられているが、これに、サポート材を軟化して造形物からの分離を促進する化学剤を補助的に混合しても良い(請求項2)。
あるいは、ウォータージェット水を再循環させて使用すると、自然昇温があり、造形物に悪影響が出るため、水温を一定に維持するために調温するようにしてもよい(請求項3)。
Claims (3)
- 3Dプリンターで造形された造形物からウォータージェット水を用いてサポート材を除去する装置において、前記造形物に向けてノズルより噴射させたウォータージェット水を処理室内から回収し、この回収したウォータージェット水中からサポート材を含む不純物を除去し、再び前記ウォータージェットノズルへ供給してサポート材の除去に用いる循環式サポート材除去装置。
- 前記ウォータージェット水には洗浄効果を高めるための化学剤が混合されていることを特徴とする請求項1に記載の循環式サポート材除去装置。
- 前記ウォータージェット水を温調してノズルへ供給するように構成して成る請求項1に記載の循環式サポート材除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009148969A JP2011005666A (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 循環式サポート材除去装置 |
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JP2009148969A JP2011005666A (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 循環式サポート材除去装置 |
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2009
- 2009-06-23 JP JP2009148969A patent/JP2011005666A/ja active Pending
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