JP2011005595A - ボルト締付け工具及びボルト締付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーアームを締め込み易い位置に設定し、締付けボルトを十分に締め込めるボルト締付け工具及びボルト締付け方法を提供する。
【解決手段】ボルト締付け工具1は、ボルト挿入孔11に挿入された頭部6とボルトねじ部7を有する六角穴付きボルト2を回転自在に保持するボルト保持部3と、ボルト保持部3に対して略直交する方向に連結され、ボルト保持部3に向かって内部に貫通する止めネジ貫通孔12を有するレバーアーム4と、レバーアーム4の止めネジ貫通孔12を貫通し、ボルト保持部3に保持された六角穴付きボルト2に当接する止めネジ5と、を備え、他の部品との干渉によりレバーアーム4が回転できない場合には、止めネジ5を緩めて六角穴付きボルト2の固定を解除し、レバーアーム4の回転位置を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボルト締付け工具及びボルト締付け方法に係り、特に、締付けボルトをレバーアームにより締め込むボルト締付け工具及びボルト締付け方法に関する。
締付けボルトの一種である六角穴付きボルトは、例えば、機械装置などの各部品相互の接合に用いられる。この六角穴付きボルトによる接合は、狭いスペースに使用することができ、機械装置自体がコンパクト化されデザイン性が向上するという利点がある。六角穴付きボルトには、例えば、六角穴付き皿ボルト、六角穴付きボタンボルト、六角穴付き平ボルトなどがある。
この六角穴付きボルトは、六角棒スパナの先端部を六角穴付きボルトの頭部に設けられた六角穴に差し込み、六角棒スパナを回転させて締め込むのが一般的である。狭いスペースでこの六角棒スパナにより六角穴付きボルトを締め込む際に、他の部品が障害となり六角棒スパナを完全に回転できない場合がある。その場合には、六角棒スパナの先端部を六角穴付きボルトの頭部から抜いて盛り替えを行う。また、六角棒スパナを六角穴付きボルトの六角穴に差し込む際には、締め易い位置に差し込むことができる。しかし、六角棒スパナは、機械装置に取付けたままでは使用されず、締め込みが終了すると取り外して保管しなければならない。
図6に、アリ溝式摺動ステージのつまみネジ式摺動固定ボルトを示す。図6(a)は、つまみネジ式摺動固定ボルトを断面で示した図であり、図6(b)は、図6(a)のB−B方向から見た側面である。例えば、後述するアリ溝式摺動ステージでは、図6(a)に示すように、固定部品44に対して摺動部品43の摺動を固定するつまみネジ式摺動固定用ボルト40が用いられている。このつまみネジ式摺動固定用ボルト40は、つまみネジ42及びねじ部41から構成される。このつまみネジ式摺動固定用ボルト40は、固定部品44に設けられた摺動固定ネジ用孔45に挿入され、つまみネジ42を手動により回転させてねじ込み、その先端部49を摺動部品43に当接させる。そして、マイナス・ドライバーなどの工具によって締め込むことで摺動部品の摺動を固定させる。
図7に、アリ溝式摺動ステージのレバー式摺動固定クランプネジを示す。図7(a)は、レバー式摺動固定クランプネジ50を断面で示した図であり、図7(b)は、図7(a)のC−C方向から見た側面である。例えば、後述するアリ溝式摺動ステージでは、固定部品44に対して摺動部品43の摺動を固定するレバー式摺動固定クランプネジ50が用いられている。このレバー式摺動固定クランプネジ50は、レバーアーム47及びねじ部48から構成される。このレバー式摺動固定クランプネジ50は、固定部品44に設けられた摺動固定ネジ用孔45に挿入され、レバーアーム47を手動により回転させてねじ込み、その先端部49を摺動部品43に当接させる。そして、レバーアーム47によって締め込むことで摺動部品43の摺動を固定させる。
一方、特許文献1には、六角穴付きボルトの締付けまたは締めに用いるレンチ式のボルト用工具が開示されている。ここでは、ボルト頭部の非円形穴に先端部を嵌合し、柄を回して締付けまたは締めを行うレンチに、ボルト頭部に対する磁石アタッチメントを取付けることが記載されている。
実開平6−63271号公報
つまみネジ式摺動固定ボルトは、手動によるねじ込みでは締め込みが不十分であると固定度が低下し、別途マイナス・ドライバーなどの工具を用意して締め込まなければならないという問題がある。
また、レバー式摺動固定クランプネジでは、レバーアームの位置を締め付け易い位置に初期設定できないという問題がある。また、回転させるレバーアームの位置が、他の部品と干渉し、締め込みができないという問題がある。
さらに、つまみネジ式摺動固定ボルト及びレバー式摺動固定クランプネジでは、ネジ長さが規定されており、異なるネジ長さに変更できないという問題がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、レバーアームを締め込み易い位置に設定し、締付けボルトを十分に締め込めるボルト締付け工具及びボルト締付け方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るボルト締付け工具は、開口部に挿入された頭部とねじ部を有する締付けボルトを回転自在に保持するボルト保持部と、ボルト保持部の軸方向に対して略直交する方向に連結され、ボルト保持部の開口部に貫通する貫通孔を有するレバーアームと、レバーアームの貫通孔を貫通し、ボルト保持部に保持された締付けボルトの頭部に当接し、締付けボルトの回転を固定する止めネジと、を備え、周辺の部品との干渉によりレバーアームが回転できない場合には、止めネジを緩めて締付けボルトの固定を解除し、レバーアームの回転位置が変更されることを特徴とする。
上記構成により、止めネジを締め込むことで締付けボルトが固定され、レバーアームを回転して締付けボルトを締め込むことができる。また、止めネジを緩めることで締付けボルトがボルト保持部及びレバーアームに対して回転自在となり、レバーアームの位置を締め付け易い位置に初期設定することができる。さらに、回転させるレバーアームの位置が他の部品と干渉して締め込めない場合には、止めネジを緩めることで締付けボルトがボルト保持部及びレバーアームとの固定が解除され、レバーアームの回転位置を任意の位置に変更して締付けボルトを締付けることができる。
また、既製品の各種のネジ長さを有する六角穴付きボルトがそのまま使用できるので、ネジ長さが異なる他の六角穴付きボルトに交換することが可能となる。
また、ボルト締付け工具は、締付けボルトが、六角穴付きボルトであることが好ましい。これにより、既製品である六角穴付きボルトに対して六角棒スパナや六角レンチなどの工具を別途使用せずに締付けボルトを締め付けることができる。
また、ボルト締付け工具は、ボルト保持部及びレバーアームが、透明な樹脂からなることが好ましい。これにより、締付けボルト又は止めネジを外部から目視により確認することができる。
また、ボルト締付け工具は、ボルト保持部及びレバーアームが、着色された樹脂からなるとが好ましい。これにより、レバーアームの種類や機能性により色を設定して識別することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係るボルト締付け方法は、頭部とねじ部を有する締付けボルトを、ボルト締付け工具の締付けボルトを保持する開口部の内部に挿入し、締付けボルトの先端部をボルト締付け工具の開口部と反対側に露出させるステップと、止めネジをボルト締付け工具のレバーアームに設けられた貫通孔に挿入し、そのねじ部の先端を締付けボルトの頭部に当接させて締付けボルトの回転を固定するステップと、レバーアームの回転により締付けボルトを締め込むステップと、周辺の部品との干渉によりレバーアームが回転できない場合には、更に、止めネジを緩めて締付けボルトの固定を解除するステップと、レバーアームの回転位置を変更するステップと、を備えることを特徴とする。
上記構成により、止めネジを締め込むことで締付けボルトが固定され、レバーアームを回転して締付けボルトを締め込むことができる。また、止めネジを緩めることで締付けボルトがボルト保持部及びレバーアームに対して回転自在となり、レバーアームの位置を締め付け易い位置に初期設定することができる。さらに、回転させるレバーアームの位置が他の部品と干渉して締め込めない場合には、止めネジを緩めることで締付けボルトがボルト保持部及びレバーアームとの固定が解除され、レバーアームの回転位置を任意の位置に変更して六角穴付きボルトを締付けることができる。
また、ボルト締付け方法は、締付けボルトが、六角穴付きボルトであることが好ましい。これにより、既製品である六角穴付きボルトに対して六角棒スパナや六角レンチなどの工具を別途使用せずに締付けボルトを締め付けることができる。
以上のように、本発明に係るボルト締付け工具及びボルト締付け方法によれば、レバーアームを締め込み易い位置に設定し、締付けボルトを十分に締め込めるボルト締付け工具及びボルト締付け方法を提供することができる。
本発明に係るボルト締付け工具の1つの実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1のボルト締付け工具の側面図である。 ボルト締付け方法のステップを示すフロー図である。 本ボルト締付け工具及びボルト締付け方法の1つの実施例であるアリ溝式摺動ステージを示す透視図である。 アリ溝式摺動ステージにおける本ボルト締付け工具及びボルト締付け方法による摺動固定手段を示す断面図である。 アリ溝式摺動ステージのつまみネジ式摺動固定ボルトを示す断面図及び側面図である。 アリ溝式摺動ステージのレバー式摺動固定クランプネジを示す断面図及び側面図である。
以下に、図面を用いて本発明に係るボルト締付け工具の実施形態につき、詳細に説明する。
(ボルト締付け工具の構成)
図1に、ボルト締付け工具1を斜視図で示す。また、図2に、ボルト締付け工具1の側面図を示す。図2(a)は、ボルト締付け工具1を横から見た側面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A方向から見た側面図であり、図2(c)は、図2(a)のB−B方向から見た側面図である。
ボルト締付け工具1は、ボルト保持部3、レバーアーム4、及び止めネジ5から構成される。これらの構成部品は、一般的に金属からなり、例えば、ステンレス材、クロムメッキされた真鍮などが用いられる。しかし、これらの構成部品は金属以外の材料、例えば、樹脂などが用いられても良い。これらの構成部品の材料が透明な樹脂である場合には、締付けボルト又は止めネジ5を外部から目視により確認することができる。また、これらの構成部品の材料が着色された樹脂である場合には、レバーアーム4の種類や機能性により色を設定して識別することができる。
そして、締付けボルトである六角穴付きボルト2が、図1の矢印Pの方向からボルト挿入孔11に挿入される。この六角穴付きボルト2は、ボルト頭部6及びボルトねじ部7から構成され、ボルト頭部6には、例えば、六角棒スパナ(図示せず)や六角レンチ(図示せず)などの締付け用工具の先端部が挿入される六角穴8が設けられている。
ボルト保持部3は、ボルト挿入孔11を有し、本実施形態では円柱状のボルト頭部6を有する六角穴付きボルト2が回転自在に挿入されて保持される形状を有する。ボルト保持部3に挿入された六角穴付きボルト2は、そのボルト頭部6がそのボルト頭部保持部15に嵌合され、そのボルトねじ部7の先端がボルト保持部3から露出する。本実施形態では、この六角穴付きボルト2は、ボルト頭部6が筒状である六角穴付き平ボルトであるが、例えば、穴付き皿ボルト、六角穴付きボタンボルトなどであっても、ボルト保持部3の形状をそれらのボルト頭部6の形状に合わせることで使用することができる。
レバーアーム4は、図2(b)の矢印Xに示すように、ボルト保持部3に挿入された六角穴付きボルト2を、アームによりトルクを加えて締め込む役割を有する。そのため、レバーアーム4は、ボルト保持部3に対して略直交する方向に連結される。そして、ボルト保持部3に向かって内部に貫通する止めネジ貫通孔12を有する。この止めネジ貫通孔12はボルト頭部保持部15まで貫通する。
止めネジ5は、止めネジ頭部9及び止めネジねじ部10から構成され、止めネジ頭部9には止めネジ六角穴14が設けられている。そして、止めネジ5は、レバーアーム4の止めネジ貫通孔12に図1の矢印Qの方向に挿入され、止めネジねじ部10の止めネジ先端部13が貫通してボルト頭部保持部15に挿入された六角穴付きボルト2のボルト頭部6に当接する。このように、止めネジねじ部10の止めネジ先端部13が六角穴付きボルト2のボルト頭部6に当接することで、六角穴付きボルト2の回転が固定される。そして、レバーアーム4を回転することで、六角穴付きボルト2が空回りすることなく回転する。
一方、止めネジ5を緩めることで、六角穴付きボルト2のボルト頭部6に当接した止めネジねじ部10の止めネジ先端部13が六角穴付きボルト2から離間する。これにより、六角穴付きボルト2とボルト保持部3及びレバーアーム4との固定が解除され、レバーアーム4の回転位置を任意の位置に変更して六角穴付きボルト2を締付けることができる。
また、この六角穴付きボルト2は、ボルトねじ部7の直径により、例えば、M3,M4,M5などの種類を有する既製品を使用する。これらの六角穴付きボルト2は、それぞれ多様なネジ長さのバリエーションがある。ボルト締付け工具1は、既製品である六角穴付きボルト2を交換自在とすることで、多様なネジ長さのバリエーションに対応することができる。
(ボルト締付け方法)
図3に、ボルト締付け方法のステップを示す。まず、六角穴付きボルト2を、ボルト締付け工具1の六角穴付きボルト2を保持するボルト保持部3内のボルト挿入孔11に挿入する(S1)。次に、六角穴付きボルト2のボルトねじ部7を、ボルト締付け工具1のボルト保持部3の反対側に露出させる(S2)。そして、止めネジ5を、ボルト締付け工具1のレバーアーム4に設けられた止めネジ貫通孔12に挿入する(S3)。次に、その止めネジねじ部10の止めネジ先端部13を、六角穴付きボルト2のボルト頭部6に当接させて六角穴付きボルト2の回転を固定する(S4)。これにより、六角穴付きボルト2は回転が固定される。そして、レバーアーム4を回転させて六角穴付きボルト2を締め込む(S5)。そして、レバーアーム4を回転させる際に、レバーアーム4が周囲の部品と干渉するか否かが判断される(S6)。レバーアーム4が他の部品と干渉しない場合には、レバーアーム4の回転を継続し、六角穴付きボルト2を締め込む(S7)。レバーアーム4が他の部品と干渉して回転できない場合には、止めネジ5を緩めて六角穴付きボルト2の固定を解除し、レバーアーム4の回転位置を変更する(S8)。そして、レバーアーム4の回転により六角穴付きボルト2を所定の強さまで締め付ける(S9)。
このボルト締付け方法により、レバーアーム4を締め込み易い位置に設定することができ、レバーアーム4により六角穴付きボルト2を十分に締め込むことができる。
(ボルト締付け工具の実施例)
図4に、本ボルト締付け工具1及びボルト締付け方法の1つの実施例を示す。本実施例では、本ボルト締付け工具1をX軸アリ溝式摺動ステージ20の摺動固定手段に用いた場合を示す。図4に示すように、X軸アリ溝式摺動ステージ20は、土台(図示せず)に締結される固定部品24と、精密機器(図示せず)が取付けられる摺動部品23とが、アリ溝21及びアリ22を介して連結され、ハンドル28の操作により固定部品24に対して摺動部品23を摺動させ、取付けられた精密機器(図示せず)の位置調整を行うステージである。このため、固定部品24のベース板27には土台固定用締結孔25が設けられ、摺動部品23には精密機器取り付け用孔26が設けられる。
本ボルト締付け工具1及びボルト締付け方法は、本実施例のX軸アリ溝式ステージ20に限らず、他のアリ溝式ステージである、例えば、XY軸アリ溝式ステージ、Z軸アリ溝式ステージ、回転ステージなどにも適用される。また、アリ溝式ステージ以外でも、送りネジ式ステージ、アリ溝スライドレール式に適用される。さらにその他の手動ステージである、例えば、リニアボール式ステージ、クロスローラ式ステージ、簡易ボール式ステージなどにも適用可能である。
このX軸アリ溝式摺動ステージ20には、固定部品24に取付けられるハンドル28と反対側の面に、ハンドル28の与圧を調整する与圧調整ネジ30が取付けられる。また、固定部品24と摺動部品23との摺動の程度を微調整する摺動調整ネジ31が設けられる。更には、固定部品24と摺動部品23とには、それぞれ目盛(図示せず)が設けられる。また、ハンドル28、与圧調整ネジ30、摺動調整ネジ31などは、左右のいずれの側面にも取り付け可能な場合がある。従って、本発明のボルト締付け工具1のレバーアーム4がこれらの部品と干渉する場合もあり得る。
図5に、X軸アリ溝式摺動ステージ20における本ボルト締付け工具1及びボルト締付け方法によるボルト締付け工具1を断面により示す。X軸アリ溝式摺動ステージ20の駆動機構は、摺動部品23に設けられたラック33と、固定部品24に設けられたピニオンギア32とから構成され、ハンドル28を回転させることで、ピニオンギア32が回転してラック33により摺動部品23が固定部品24に対して直線的に移動する。
固定部品24の側面には摺動固定手段として、本発明のボルト締付け工具1が取付けられる。そして、固定部品24のアリ溝21の側部に逆三角形の突出部34を形成するように溝部36が設けられる。六角穴付きボルト2の先端部37を突出部34に突き当てて突出部34を内側に傾斜させる。そして、固定部品24のアリ溝21と嵌合する摺動部品23のアリ22を押さえ込ませる。このようにして、固定部品24に対する摺動部品23の位置がボルト締付け工具1により固定される。このボルト締付け工具1のレバーアーム4により、六角穴付きボルト2の先端部37を突出部34に締め込ませるほど固定部品24に対する摺動部品23の固定度が上がる。
1 ボルト締付け工具、2 六角穴付きボルト、3 ボルト保持部、4,47 レバーアーム、5 止めネジ、6 ボルト頭部、7 ボルトねじ部、8 六角穴、9 止めネジ頭部、10 止めネジねじ部、11 ボルト挿入孔、12 止めネジ貫通孔、13 止めネジ先端部、14 止めネジ六角穴、15 ボルト頭部保持部、20 X軸アリ溝式摺動ステージ、21 アリ溝、22 アリ、23,43 摺動部品、24,44 固定部品、25 土台固定用締結孔、26 精密機器取り付け用孔、27 ベース板、28 ハンドル、30 与圧調整ネジ、31 摺動調整ネジ、32 ピニオンギア、33 ラック、34 突出部、35,45 摺動固定ネジ用孔、36 溝部、37,49 先端部、40 つまみネジ式摺動固定用ボルト、41,48 ねじ部、42 つまみネジ、50 レバー式摺動固定クランプネジ。

Claims (6)

  1. 開口部に挿入された頭部とねじ部を有する締付けボルトを回転自在に保持するボルト保持部と、
    ボルト保持部の軸方向に対して略直交する方向に連結され、ボルト保持部の開口部に貫通する貫通孔を有するレバーアームと、
    レバーアームの貫通孔を貫通し、ボルト保持部に保持された締付けボルトの頭部に当接し、締付けボルトの回転を固定する止めネジと、を備え、
    周辺の部品との干渉によりレバーアームが回転できない場合には、止めネジを緩めて締付けボルトの固定を解除し、レバーアームの回転位置が変更されることを特徴とするボルト締付け工具。
  2. 請求項1に記載のボルト締付け工具であって、締付けボルトは、六角穴付きボルトであることを特徴とするボルト締付け工具。
  3. 請求項1又は2に記載のボルト締付け工具であって、ボルト保持部及びレバーアームは、透明な樹脂からなることを特徴とするボルト締付け工具。
  4. 請求項1又は2に記載のボルト締付け工具であって、ボルト保持部及びレバーアームは、着色された樹脂からなることを特徴とするボルト締付け工具。
  5. 頭部とねじ部を有する締付けボルトを、ボルト締付け工具の締付けボルトを保持する開口部の内部に挿入し、締付けボルトの先端部をボルト締付け工具の開口部と反対側に露出させるステップと、
    止めネジをボルト締付け工具のレバーアームに設けられた貫通孔に挿入し、そのねじ部の先端を締付けボルトの頭部に当接させて締付けボルトの回転を固定するステップと、
    レバーアームの回転により締付けボルトを締め込むステップと、
    周辺の部品との干渉によりレバーアームが回転できない場合には、更に、
    止めネジを緩めて締付けボルトの固定を解除するステップと、
    レバーアームの回転位置を変更するステップと、
    を備えることを特徴とするボルト締付け方法。
  6. 請求項5に記載のボルト締付け方法であって、締付けボルトは、六角穴付きボルトであることを特徴とするボルト締付け方法。
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