JPH09501110A - 回動可能な接続エレメントを回動させるためのツール、回動可能な接続エレメントを回動、より詳細には緩める方法及び回動可能な接続エレメント - Google Patents

回動可能な接続エレメントを回動させるためのツール、回動可能な接続エレメントを回動、より詳細には緩める方法及び回動可能な接続エレメント

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Abstract

(57)【要約】 多角形スクリュ、ナット及び円形スタッド・ボルトのうちの1つに代表される円形または多角形ヘッドを備えた回動可能な接続エレメント(10,17,21)を回動させるためのツール(1)はヘッド(2)を有している。ヘッド(2)は回動可能な接続エレメントに装着可能であり、さらには接続エレメントを収容する内部開口(4)を備えている。内部開口の中心線に直交する方向へ移動可能であり、さらには内部開口へ向けて配向された尖端を有するエレメント(11,12)は少なくとも1つの孔(5,6)内へ挿入可能であるか、または同孔(5,6)内に配置されている。孔(5,6)は内部開口の中心線にほぼ直交して延びている。内部開口の中心線を挟んで半径方向に互いに対向する2つの孔(5,6)を提供することが好ましい。尖端を有するエレメントは各孔内へ挿入可能であるか、または同孔内に配置されている。尖った移動可能なエレメントを接続エレメントに対して締め付けることにより、高い応力を加え得る接続が実現できる。この結果、完全に丸くなった及び/または固く締め付けられたスクリュ、スタッド及びナット等についても確実に緩め得る。

Description

【発明の詳細な説明】 回動可能な接続エレメントを回動させるためのツール、回動可能な接続エレメン トを回動、より詳細には緩める方法及び回動可能な接続エレメント 本発明は回動可能な接続エレメントを回動させるためのツールと、回動可能な 接続エレメントを回動、より詳細には接続エレメントを緩める方法と、回動可能 な接続エレメントとに関する。ツールは接続エレメントへ装着可能な頭部を有し ており、同頭部は接続エレメントのヘッドを収容するための内部開口を備えてい る。 これらのツールは、全ての手動式または機械式ソケット・レンチを含み、例え ばボックス・レンチ、スパーク・プラグ・レンチ、ホイール・ナット・レンチ及 び機械式パワー・ソケット・レンチのうちのいずれか1つを含む。本発明の範囲 に属するツールには、トルク・レンチ、スタータ・ブロック・レンチ(Starter-B lockschluessel)、フリーホイール・ラチェットのインサート・リング(Einsatz ringe fuer Freilaufknarren)並びに全てのオープン・エンド・レンチ及びリン グ・スパナが含まれる。前記のリング・スパナの例としては分割リング・スパナ (geteilte Ringschluessel)(ブレーキ・ライン・スパナ(Bremsleitungsschl uessel)またはレンチとも称される)が挙げられる。 一般的に、本発明は回動可能な接続エレメント、より詳細にはネジ込み可能な 接続エレメント、更に詳細にはスクリュ・ボルトまたはスタッド等の多角形スク リュ部材、ナット及び円形接続エレメント(runden Verbindungselementen)のう ちのいずれか1つを回動させるのに適するとともに、接続エレメントのヘッドへ の装着が可能であって、かつ適切な形状の内部開口を有する頭部を備えた全ての ツールに対して使用可能である。更に、前記のツールは複数の部品から構成され たツールであってもよい。これらの部品には、例えばソケット・レンチ・インサ ートと、同インサートに付随するドライブ、ラチェット及び結合されたハンドル とが含まれ得る。 通常、ツールの頭部に形成された内部開口は、迅速に緩めたり、または締め付 けたりするスクリュの一般的な標準外形に適合する形状を備えている。例えば、 市販の六角ネジに使用するソケット・レンチ・インサート(ソケット・ツールと も称される)は6個または12個の平坦な内壁面を有する。この場合、螺入また は螺退されるスクリュのスクリュ・ヘッドのエッジは、内部開口の角領域(Wink elbereichen)内に配置されている。ツールを使用する際、回転力はスクリュー ・ヘッドの外側エッジを介してスクリュへ伝達される。これは頭部を貫通する内 部開口を有するリング・スパナまたはレンチと、互いに平行に延びる面をそれぞ れに有する2つの口を一般的に備えたオープン・エンド・レンチ(Maulschluess el)とについても適用される。オープン・エンド・レンチの両方の内部開口は頭 部を貫通して延び、さらには一方のサイドが横方向に開口している。 材料が軟化した、即ち、疲労した古いスクリュ、または非常に堅く固定された スクリュを、主にスクリュ・ヘッドのエッジ領域を介して伝達される回転力を用 いて回動させる場合、エッジ領域の強度を上回る力がエッジに加わり得るという 問題が生じる。この結果、エッジは徐々に丸くなる。スクリュ・ヘッドのエッジ が丸くなることにより、市販のソケット、オープン・エンド・レンチ及びリング ・レンチのうちのいずれか1つを使用した際にスクリュが回動不能になる。従っ て、スクリュを緩めるために、スクリュ・ヘッドの剪断等、特別な作業が必要に なる。しかし、この場合一般的にスクリュを破壊するとともに、同スクリュによ って把持され材料を損傷する危険性がある。更に、非常に困難ではあるが、ネジ 穴内に形成されたネジ山を欠損することがある。 これらのツールは丸くなったスクリュ・ボルトまたはスタッド等の接続エレメ ントを緩めるには不適切である。 本発明の目的は使用価値(Gebrauchswert)が向上された回動可能な接続エレ メントを回動させるためのツールを提供することにある。 本発明の目的は請求項1に記載する特徴によって実現される。本発明の効果的 な形態は請求項に開示する。 本発明は円形ヘッド、多角形ヘッド及び波形ヘッドのうちのいずれか1つを備 えた接続エレメントを確実に回動、より詳細には接続エレメントを緩める効果的 な方法と、本発明のツールとの併用時に特に効果を示す新たな形態の接続エレメ ントとを提供する。 本発明に基づくツールは同ツールの内部開口の中心線に対してほぼ直交する方 向へ移動可能であり、かつ尖端を有する少なくとも1つ、さらに好ましくは少な くとも2つのエレメントを有する。多角形スクリュ部材等の回動可能、好ましく はネジ込み可能な接続エレメントを緩めるためにスクリュ・ツールを使用する場 合、前記の移動可能なエレメントはスクリュ・ヘッドに当接して配置される。こ の結果、スクリュ・ツールから移動可能なエレメントを介してスクリュ・ヘッド へ力が伝達される。これは力を伝達する別の位置を提供する。この結果、スクリ ュ・ツールと、多角形スクリュ部材のスクリュ・ヘッドとの間の連結が改善され る。移動可能なエレメントは一点に指向するようにテーパが付けられた先端を有 している。この先端は、移動可能なエレメントを比較的小さな力で前方へ移動さ せた際に、同移動可能なエレメントが接続エレメント表面の一点に強く押圧され 、さらには同接続エレメントの構成材料内へ没入することを保証する。従って、 材料に対する楔止め作用または歯状の係合作用が移動可能なエレメント及び接続 エレメントの間に形成される。これは小さな力を加えることによって実現でき、 かつ大きな効果を示す。スクリュ・ボルト等の接続エレメントが固く固定されて いることと、同接続エレメントのエッジが完全に丸くなっていることのうちの少 なくとも一方が生じた場台にも、同接続エレメントを確実に緩めることが可能で ある。これとは対照的に、平坦な前端面を有する移動可能なエレメントを使用し た場合、材料に対する楔止め作用または歯状の係合作用を実現できない。 移動可能なエレメントの先端が軸方向に延びるスクリュ・ヘッドのエッジに対 して偏位する位置で同スクリュ・ヘッドに係合する場合、係合ポイントはスクリ ュ・ツールの内面からスクリュ・ヘッドへ力を伝達する通常の係合ポイントより も更に小さな半径を有するサークル上に位置する。この結果、スクリュ・ヘッド のエッジが削り取られる危険性を大幅に低減することと、既に丸くなったスクリ ュ・ヘッドを十分な力で緩めたり、または締め付けたりすることができる。 ツールは先端の尖った移動可能なエレメントを内部に備え、かつ同ツールの開 口の中心線を挟んで半径方向に互いに対向する2つの孔を有することが好ましい 。この構成により、接続エレメントの円形または多角形ヘッドは2つの移動可能 なエレメントによって左右対称に把持される。この結果、回転力はスクリュ・ヘ ッド上に左右対称に作用し、最適な回転力をスクリュ・ヘッドに加え得る。移動 可能なエレメント、好ましくは止めネジの締め付け後、移動可能なエレメントの 円錐状先端はスクリュ・ヘッドの材料内へ没入する。この結果、この構成はフォ ース・ロッキング・コネクション(kraftschluessige Verbindung)のみならず 、スクリュ・ヘッドへの非常に強力な回転力の伝達を許容するポジティブ・ロッ キング・コネクション(formschluessige Verbindung)を提供する。 更に、別の手段を必要としない自動的なカウンタ作用、即ち、固定作用の効果 が得られる。特に、2つの尖ったエレメント、より詳細には止めネジを締め付け ることにより、同エレメントがスクリュ・ヘッド表面の点を押圧するか、または 同スクリュ・ヘッド内へ僅かに没入した場合、2つの尖ったエレメントはそれぞ れ反対側に位置する止めネジに対する固定手段として作用する。この際、尖った エレメントは反対側に位置する尖ったエレメントを同エレメントのネジ山のピッ チに対して強く押圧する。この結果、スクリュ部材を緩める際に、別の固定手段 を必要とすることなく、後方への止めネジの僅かな移動をも確実に防止できる。 即ち、止めネジの位置は互いに自動的に固定され、高いレベルで回転力を伝達で きる。 更に、移動可能なエレメントの互いに対向する先端で接続エレメントを把持す ることにより、同接続エレメントがツール内に形成された開口の側面に対して押 圧されることを防止できる。この場合、回転力は移動可能なエレメントの先端か ら伝達されるだけである。この結果、接続エレメントの多角形ヘッドのサイド・ エッジを損傷、即ち、丸くする危険を回避できる。 従って、本発明のツールは更に柔らかいスクリュ部材、更に古いスクリュ部材 及び固く固定されたスクリュ部材のうちのいずれか1つを締めるか、または緩め る際に生じる損傷または変形の危険性を低減する。更に、同ツールは既に変形し たスクリュ・ヘッドを高い信頼性をもって取り扱えるうえ、エッジが完全に丸く なったスクリュ・ボルト等のエレメントのねじ込み、即ち、螺入にも適している 。本発明のツールを使用してナット等の緩め、または締め付けを行い得る。更に 、同ツールは円形または波状の外周を備えたヘッドを有するスクリュ部材のねじ 込み、即ち螺入にも適する。前記のスクリュ部材の例としては、平坦な内側面ま たは波状の内側面を備え、かつ六角形の横断面を有する凹部を含むスクリュ(例 :インバス−スクリュ(Inbus-screws:商標名)及びトルクス−スクリュ(Torx -screws:商標名))と、波状の外周を備えたヘッドを有するトルクス−スクリュ とのうちのいずれかが挙げられる。 好ましい実施例において、エレメントを収容する孔は内側からアクセス可能な 止まり孔のみならず、頭部を貫通する孔も含む。この結果、孔内に配置されたエ レメントを動作させ、さらには同エレメントを外側から孔内へ案内できる。これ は本発明に基づくツールの取り扱いを更に容易にする。例えば、ツールを通常の 方法でスクリュ・ヘッド等の接続エレメントに対して最初に装着し、その後、移 動可能なエレメントを外部から動作させることにより、同移動可能なエレメント はスクリュ・ヘッドに対して係合される。この結果、全ての孔及び移動可能なエ レメントをツール内に形成された開口の中心線に直交して延びる1つの平面内に 配置することが好ましい。これにより、ツールの軸方向の長さを短く維持できる 。 移動可能なエレメントを任意の形状に形成してよい。しかし、好ましい実施例 において、移動可能なエレメントはスクリュ・ピンまたは止めネジを含む。この 場合、止めネジを収容する貫通孔は同止めネジのネジ山に対応するネジ山を内周 面上に有する。これにより、止めネジを使用しない場合にも、同止めネジを確実 に貫通孔内に保持できる。また、止めネジが磨耗した際にも、同止めネジを容易 に交換できる。また、必要に応じて、止めネジを異なる形状の先端を備えた別の 止めネジと交換できる。ツールをスクリュ・ヘッド上に装着した後で、止めネジ を締め付けた場合、止めネジはスクリュ・ヘッドと直接係合し、さらにはネジ山 同士の係合により止めネジの後退が確実に防止される。この結果、ツールを回動 した際に、大きな力をスクリュ・ヘッドへ伝達できる。 移動可能なエレメントの材料は接続エレメントより更に高い抗張力を有するこ とが好ましい。この結果、移動可能なエレメントを損傷することなく回転力を同 エレメントを介して接続エレメントへ伝達できる。 別の形態において、移動可能なエレメント、より詳細には止めネジの先端と、 スクリュ部材のヘッドとの間には、例えば、ツールの頭部の内部開口内に配置さ れたホール若しくは好ましくはコーン(Kegel)等、スクリュによってスクリュ ・ヘッドへ向けて前方へ移動若しくは付勢される別の移動可能なエレメントと、 好ましくは対応するポジションへ固定でき、非使用時において(またはツールを スクリュ・ヘッド上に装着する以前)、自身の先端がツールの頭部内に形成され た内部開口内に突出することのない後退位置へ後退し得る別のエレメントとのう ちのいずれか一方を配置できる。これに代えて、一端がツールの頭部内に把持さ れ、かつ横方向に突出する先端またはエッジを有する板バネ等の移動可能なエレ メントを、別の形態をなす止めネジ、即ち調節エレメントと、接続エレメントの ヘッドとの間に配置できる。この場合、板バネの表面は常にはツール内の内部開 口の内壁面と同一面をなす。例えば、ツールをスクリュ部材上に装着した後、頭 部内に配置された調節エレメントを使用して板バネをスクリュ・ヘッドに向けて 付勢し得る。この際、ツールの頭部によりスクリュ・ヘッドを強く把持すべく、 板バネはスクリュ・ヘッドに対して強い力で付勢される。これは従来のツールよ り更に強い力の伝達を可能にする。 このような中間エレメントを使用した場合、貫通孔の中心線の位置をスクリュ ・ツール内に配置されたスクリュ・ヘッドの高さに対して整合させる必要はない 。貫通孔の中心線はツールの内側へ延びるスクリュ・ヘッドよりもツール前端 面から更に後方へ離間した位置へ配置できる。 しかし、好ましい実施例において、孔の中心線と、頭部の前面(頭部の前面は スクリュ・ヘッドの挿入口を形成する)との間の距離は、ツールによって動作さ れるスクリュのスクリュ・ヘッドの軸方向の厚さより更に狭い。これにより、移 動可能なエレメントはスクリュ・ヘッドに対して軸方向に直接作用する。この結 果、移動可能なエレメント及びスクリュ・ヘッド間の最適な締め付けが可能であ る。 孔は頭部の内部開口の平坦な内壁面に対して直交して延びることが好ましい。 これにより、移動可能なエレメントは、スクリュ・ボルト、即ち、スクリュ・ヘ ッド等の接続エレメントに向かって同接続エレメントに直交する方向へ移動し、 同接続エレメントに対して効果的に係合する。これに関連して、孔は頭部の内部 開口の中心線に対して正確に直交して延びることが好ましい。この構成により、 回動されるスクリュ・ヘッドの平面を二分する線上へ孔の出口のポイントを配置 することが保証される。この結果、移動可能なエレメントはスクリュ・ヘッドの 外側面上に位置する最も小さな半径を備えたサークル上の点に作用することにな る。スクリュ・ツールを回動すると、移動可能なエレメントの先端はスクリュ・ ヘッドの材料内へ効果的に楔状に押圧される。従って、丸くなったスクリュ部材 、円形ヘッドを備えたスクリュ部材、古いスクリュ部材及び非常に固く固定され たスクリュ部材のうちの少なくともいずれか1つを同スクリュ部材に対する損傷 の危険性を伴うことなく確実に回動できる。 これに代えて、孔を頭部の半径方向に延びる線(Radiuslinie desKopfteils) に対して特定の角度をなすように延ばし得る。この結果、移動可能なエレメント は接続エレメントのヘッド上に斜めに作用する。力の伝達方向を選択できる。例 えば、スクリュの緩め作業では、締め付け作業と比較して、移動可能なエレメン トはスクリュ・ヘッドの表面に対して更に堅固に係合され得る。この場合、孔は 頭部内に斜めに形成されている。この孔をスクリュ部材を緩める際における頭部 の移動方向から見た場合、同孔は半径方向に更に外側に位置する部 分よりも半径方向に更に内側に位置する部分の方が、頭部の半径方向に延びる線 に対して一層離間している。 頭部内に位置する孔の総数及び同孔内に位置する移動可能なエレメントの総数 は適宣に選択可能である。例えば、比較的大きなスクリュ・ヘッドを取り扱う場 合、半径方向に延びる2つの孔以外に、移動可能なエレメントを備えた別の孔を 形成してもよい。例えば、スクリュ・ヘッドの各側面に対して1つの孔を形成し てもよい。更に、別の例を述べるならば、移動可能なエレメントを備えた4つの 孔を周方向にそれぞれ90度離間させて配置してもよい。また、移動可能なエレ メントを備えた3つの孔を周方向にそれぞれ120度離間させて配置してもよい 。 本発明は円形接続エレメントと、多角形スクリュ部材等の多角形接続エレメン トとのうちのいずれか一方を回動させるための全種類のスクリュ・ツールに使用 できる。スクリュ・ツールの例としては、ソケット・レンチに対するインサート 、またはソケット・レンチが挙げられ、より詳細にはボックス・レンチ、スパー ク・プラグ・レンチ、ホイール・ナット・レンチ及び機械式パワー・レンチのう ちのいずれか1つが挙げられる。更に、ツールはフリーホイール・ラチェットの ためのインサート・リングまたはソケット・ツール、即ち、ソケット・レンチ・ インサートでもあり得る。一般的に、全ての手動式または機械式スクリュ・ツー ルは本発明のツールに含まれる。このツールの例としては、オープン・エンド・ レンチ(開口レンチ(Gabelschluessel))と、分割式または非分割式リング・レ ンチ(またはスパナ)とのうちのいずれか一方が挙げられる。明らかに、本発明 に基づくスクリュ・ツールはナットまたはスクリュ・ピン等を緩めることと、締 め付けけることのうちの少なくと一方を実現するために使用できる。 頭部の内部開口は、円形横断面または多角形横断面と、互いに角度を伴って接 する3個、4個、6個及び12個のうちのいずれか1つの数の平坦な内壁面とを 有し得る。内壁面の総数は、回動させるスクリュ部材の平坦な外側面の数と一致 させるか、または同外側面の総数の複数倍(多くの場合、2倍)にできる。 本発明のツールはその汎用性によって特徴づけられる。例えば、本発明のツー ルはメートル法及びインチ・サイズ・システムの両方での使用を可能にする。移 動可能なエレメントを異なるサイド、特に互いに対向するサイドから、同エレメ ントがツールによって回動される接続エレメントに係合するまでツール内へ螺入 することにより、メートル法及びインチ・システムに基づく接続エレメント間の サイズの違いを完全に補償できる。従って、使用者はメートル法及びインチ・シ ステムに対してそれぞれ異なる特定のツール・セットを提供する必要がなく、1 つのツールを用いて異なるサイズまたは異なるヘッド形状(例えば、円形、多角 形または波形横断面)を有する複数の接続エレメントを取り扱い得る。 更に、回動させる接続エレメントに係合する移動可能なエレメントの先端によ り、ツールは接続エレメントを更に良好に把持する。従って、接続エレメントに 対するツールの好ましくない滑動の危険性を大きく低減できる。これは使用者に 対する怪我の危険性をも大きく低減する。 移動可能なエレメント、好ましくは止めネジは約3〜4mmの径のネジ部を有 することが好ましい。しかし、更に大きなツールの場合、更に大きな止めネジが 使用可能である。 本発明に基づき、移動可能なエレメントをツール内へそれぞれ異なる長さにわ たって螺入させ得る。この結果、スクリュ接続エレメントの軸はツールの開口部 の中心線に対して変位される。ツールを回動した際、同ツールは接続エレメント に対して偏心して作用する。この場合、接続エレメントの材料は移動可能なエレ メントの先端の前方において、それぞれ異なる高さに隆起する。この結果、接続 エレメントに対するツールの初期の僅かな回動により、移動可能なエレメントの 先端を介して伝達された力を用いて、非常に固く固定されたスクリュについても 更に効果的に緩め得る。 ツールの使用時に、移動可能なエレメントを動作させるための空間が僅かしか 存在しないか、または全く存在しない場合、接続エレメントへのツールの装着前 に、移動可能なエレメントの先端間の間隙を同先端間に配置する接続エレメント のヘッドの厚さよりも更に短くする。次いで、ツールを接続エレメント上に打ち つける。この際、移動可能なエレメントの先端は接続エレメントの外向上に溝を 形成する。次いで、スクリュ・ツールを回動した際、移動可能なエレメントの先 端の前方には材料の更なる隆起が生じ得る。これにより、材料内に没入した移動 可能なエレメントの先端は接続エレメントに対して係合される。この結果、接続 エレメントが緩められる。 更に、本発明はツールを装着した際に、移動可能なエレメントの先端を通過さ せ得る少なくとも1つの開口または孔を有する新たな接続エレメントを提供する 。これは止めネジを接続エレメントの材料内に深く没入させることなく、高い負 荷に耐え、さらには非常に固く固定された接続エレメントの緩め、または同接続 エレメントの固い締め付けを可能にするフォース・ロッキング及びポジティブ・ ロッキング・コネクションの提供を可能にする。 本発明の好ましい実施例を図面に基づいて以下に詳述する。 図1はソケット・レンチ・インサートの形態をなす本発明の実施例に基づくツー ルを示す。 図2は図1に示すツールを90度回動させた側面図である。 図3は図1及び図2に示すツールの正面図である。 図4は図1に示すツールのA−B線における縦断面図である。 図5はリング及び/またはオープン・エンド・レンチの形態をなす本発明の実施 例に基づくツールを示す。 図6は図5に示すツールの一部破断面図である。 図7及び図8は図1〜図4に示すツールを変更したツールを示しており、接続エ レメントはスクリュ・ボルトの形態をなす。 図9及び図10は本発明の実施例に基づく接続エレメントを示す。 図1〜図4に示す本発明の実施例に基づくツールは頭部2及び駆動部3を備え たソケット・レンチ・インサート1の形態をなす。頭部2は内部開口4を備えて おり、同内部開口4は図3に示すように六角形の横断面を有する。駆動部3はラ チェット、ウィンチ・ユニットまたはエクステンション等の駆動エレメント(図 示略)と係合する正方形の横断面を備えた開口7を有する。長さに直交する方向 へ延びる貫通孔8を駆動部3に形成可能である。貫通孔8はソケット・レンチ・ インサートの回動に関連した機能を有していない。しかし、同貫通孔8はソケッ ト・レンチが開口7から軸方向に抜け出すことを防止している。 本発明に基づくソケット・レンチ・インサートは長さに直交する方向へ延びる 2つの貫通孔5,6を備えており、同貫通孔5,6は自身の内周面上にネジ山を 有している。図3に示すように、2つの貫通孔5,6は半径方向において互いに 対向するとともに、開口4の平坦な内壁面に対して直交して延びている。貫通孔 5,6の中心線は平坦な内壁面を二分する線と重なっている。 図4に示すように、スクリュ部材9のスクリュ・ヘッド10を内部開口4内へ 案内するソケット・レンチ・インサート1の前面と、貫通孔5,6の中心線との 間の距離はスクリュ・ヘッド10の軸方向の厚さより更に小さい。従って、貫通 孔5,6はスクリュ・ヘッド10の真っ直ぐな外側エッジに対して直接開口して いる。 図4に示すように、スクリュ・ピン11,12は各貫通孔5,6内へそれぞれ 螺入される。スクリュ・ピン11,12は一点に向かってテーパが付けられた前 端を有する止めネジであることが好ましい。止めネジの尖端は同止めネジの中心 線と同心をなす。強化止めネジ(gehaerteten Madenschrauben)の尖った前面は 内部開口4内へ挿入されたスクリュ・ヘッド10の外側面を押圧する。挿入開口 を完全に開放して、スクリュ・ヘッド10を実質的な加圧を要することなく内部 開口4内へ案内するために、開口4内へスクリュ・ヘッド10を挿入する前に、 スクリュ・ピン11,12をネジ回し等により僅かに外側へ移動させておくこと が好ましい。次いで、スクリュ・ピン11,12を回動することにより、同スク リュ・ピン11,12は自身の先端面がスクリュ・ヘッドの外側面に対して当接 、即ち、自身の円錐状の先端が同外側面の一点を押圧するよう内側へ向けて螺入 される。そして、ソケット・レンチ・インサート1を回動した場合、回転力はス クリュ・ヘッド及び内部開口4の角部分と、スクリュ・ピン11,12と によってスクリュ・ヘッド10へ伝達される。従って、非常に効果的なフォース ・ロッキング・コネクションが形成される。これにより、非常に固く固定され、 かつ例えば錆を有するスクリュ部材、または既にエッジが丸くなったスクリュ部 材を、特別なツールを使用することなく緩め得る(例えば、ツールを叩くことに より)。更に、スクリュ部材を締める場合、対応して増大したスクリュの力をソ ケット・レンチからスクリュ部材に対して同スクリュ部材の損傷を伴うことなく 伝達できる。 図示を省略した別の実施例では、フリーホイールに対するインサート・リング によってツールを形成できる。孔及び同孔内に配置された移動可能なエレメント はインサート・リングと、その外部を包囲するラチェット・リングとを貫通して 延びることが好ましい。この結果、移動可能なエレメントを外部から動作させ得 る。オープン・エンド・レンチ及びリング・レンチ(またはスパナ)は本発明に 基づく貫通孔と、同貫通孔内に配置された移動可能なエレメント、より詳細には スクリュ・ボディとを有し得る。貫通孔及びスクリュ・ボディの間の相対的位置 、並びに貫通孔及び作動されるスクリュ部材のヘッドの間の相対的位置は図4に 示す形態が好ましい。この場合、図4のスクリュ・ヘッドの端面の右側に位置す る部分力削除されていることは明らかである。 図5及び図6はレンチ13の形態をなす本発明のツールの実施例を示す。レン チ13の上端部はリング・レンチであり、同レンチ13の下端部はオープン・エ ンド・レンチである。しかし、レンチ13の両端部に異なるサイズのリング・レ ンチをそれぞれ形成するか、または異なるサイズのオープン・エンド・レンチを それぞれ形成してもよい。 レンチ13の上端部はリング状をなす開口14を有しており、同開口14内に は12個の側部が形成されている。開口14は対応するサイズの多角形スクリュ ・ヘッドを収容すべく設計されている。しかし、開口14を円形接続エレメント のヘッドに装着できる。開口14を取り囲む外側リングには2つの貫通孔5,6 が形成されている。貫通孔5,6は開口14の中心線に直交して延びる止めネ ジ、即ちセット・スクリュ11,12の形態をなす移動可能なエレメントを収容 するとともに、突出した内側エッジ上において12個の側部を備える開口に面し ている。 図に示すように、鋼材(gehaertetem Material)から形成することが好ましい 止めネジ11,12は一点に向かって収束する前面を備えている。止めネジ11 ,12の後端には六角形の横断面を備えた凹部が形成されている。インバス・レ ンチ(Inbus-schluessel)15(六角形の横断面を備えた凹部との係合用)は止 めネジを動作させるべく使用される。しかし、止めネジの後端に回転スロット( Drehschlitz)等を形成してもよい。 レンチ13の下端部において、開口16は口状をなしており、同開口16は2 つの互いに平行に延びる顎部によって形成されている。孔5,6は顎部の内壁面 に直交し、かつ互い対向して延びるとともに、これら顎部の内壁面から中心方向 に向かって開口している。 図5はレンチ内へ螺入されていない止めネジ11,12を示す。その一方、図 6の一部破断面図では、止めネジ11、12はツール13の孔5,6内へ螺入さ れている。 全ての図面から明らかなように、止めネジ11,12は孔5,6より更に長い ことが好ましい。この結果、止めネジ11,12を完全に螺入した際にも、同止 めネジ11,12は外側に突出しており、容易に操作できる。しかし、止めネジ 11,12を孔5,6より更に短く形成してもよい。 図7及び図8はソケット・レンチ・ユニット(ソケット・レンチ・インサート )1’の形態をなすツールを示す。ソケット・レンチ・インサート1’は内部開 口4’の円形横断面を除いて図1〜図4に示す実施例と同一である。開口の円形 横断曲は図8の左側の正面図に最も明確に示されている。ソケット・レンチ・イ ンサート1’は例えばスクリュ・ボルト17の形態をなす円形スクリュ接続エレ メントを動作させるべく設計されている。しかし、ソケット・レンチ・インサー ト1’は開口4’内に装着された多角形スクリュ・ヘッド及びナット等の回動に も 使用できる。 スクリュ・ボルト17は外周にネジ山を有する丸いネジ部18と、円形頭部1 9とを備えている。円形頭部19内には、例えば六角形の横断面を備えた凹部の 形態をなす作動部分20が形成されている。通常の場合、スクリュ・ボルト17 の螺入または螺出を実施すべく、同スクリュ・ボルト17の頭部19が開口4’ 内に挿入され、次いで止めネジ11,12が螺入される。止めネジ11,12は これらの先端が頭部19の表面内へ没入するまで螺進される。その後、ツール1 ’はエクステンション・レバー、ラチェット・レバー及びこれらに類する物のう ちの少なくともいずれか1つによって回動される。 図9及び図10はスクリュ・ボルト21の形態をなす本発明の回動可能な、即 ち、ねじ込み可能な接続エレメントの2つの異なる側面図である。図7に示すス クリュ・ボルト17同様に、スクリュ・ボルト21は外周にネジ山を有する丸い ネジ部22と、円形頭部23とを備えている。円形頭部23内には、例えば六角 形の横断面を備えた凹部の形態をなす作動部分24が形成されている。 これに加えて、スクリュ・ボルト21は半径方向に互いに対向するように配置 された2つの円錐状開口25を有している。本発明のツールの使用時に、止めネ ジ11,12の先端は開口25内へ係合する。この結果、高い負荷に耐えるとと もに、接続エレメントが不用意にツールから脱落することを防止した回動接続( Drehverbindung)が形成される。開口25の総数及び配置位置はツール内に配置 された移動可能なエレメントの総数及び配置位置に基づいて決定することが好ま しい。円錐状開口25に代えて、例えば貫通孔等の別の形態をなす開口を提供し てもよい。 本発明に基づく接続エレメントは開口25をそれぞれ有するスクリュ部材、ス タッド及びナット等のうちのいづれか1つとして設計でき、前記のスタッドは自 身の外周面に連続するネジ山を有する。更に、前記の開口25はヘッドの外側周 縁に配置された円錐状または他の形態をなす開口である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月10日 【補正内容】 請求の範囲 1.回動可能な接続エレメント、より詳細にはスタッド等の円形接続エレメント 、多角形スクリュ部材及びナットのうちのいずれか1つを回動させるためのツー ルであって、前記回動可能な接続エレメント(9;17;21)に対して装着ま たは取り付け可能な頭部(2)を有し、同頭部(2)は前記接続エレメント(9 ;17;21)を収容するための内部開口(4:4’;14;16)と、前記頭 部(2)の壁を貫通して前記内部開口(4;4’;14;16)の中心線にほぼ 直交する方向にそれぞれ延びる2つの孔(5,6)とを有し、前記孔(5,6) の内周面にはネジ山が形成され、さらに同孔(5,6)内には、前記内部開口( 4:4’;14;16)の中心線に直交する方向へ移動可能な対応するエレメン ト(11,12)が配置可能であるか、または配置されているツールにおいて、 前記孔(5,6)は内部開口(4;4’;14;16)の中心線を挟んで半径 方向に互いに対向するようにそれぞれ配置されていることと、前記エレメント( 9;17:21)は尖端を有するスクリュ・ピンまたは止めネジであることを特 徴とするツール。 2.前記孔(5,6)の中心線と、前記頭部の前端面との間の距離はツールによ って動作される接続エレメント(9;17;21)のヘッドの軸方向の厚さより 更に狭いことを特徴とする請求項1に記載のツール。 3.前記孔(5,6)は頭部(2)の内部開口(4)の平坦な内壁面に対して直 交するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のツール 。 4.前記孔は頭部(2)の内部開口(4;4’;14;16)の中心線に対して 正確に直交して延びていることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一 項に記載のツール。 5.前記ツールはソケット・レンチ、より詳細にはボックス・ソケット・レンチ 、スパーク・プラグ・レンチ、ホイール・ナット・レンチ及び機械式パワー・ソ ケット・レンチのうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至4の うちのいずれか一項に記載のツール。 6.前記ツールはフリーホイール・ラチェットのインサート・リングと、ソケッ ト・レンチ・インサートとのうちのいずれか一方であることを特徴とする請求項 1乃至4のうちのいずれか一項に記載のツール。 7.前記ツールはオープン・エンド・レンチ(開口レンチ)またはリング・レン チであることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のツール 。 8.前記内部開口(4’)は円形の横断面を備えていることを特徴とする請求項 1乃至7のうちのいずれか一項に記載のツール。 9.前記内部開口(4)は、互いに角度を伴って接する3個、4個、6個及び1 2個のうちのいずれか1つの数の平坦な内壁面によって形成されることが好まし い多角形横断面を有することを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一項 に記載のツール。 10.前記内部開口(4)は波形横断面を有することを特徴とする請求項1乃至 7のうちのいずれか一項に記載のツール。 11.請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のツールを用いて回動可能 な接続エレメントを回動、より詳細には接続エレメントを緩める方法であって、 前記ツールは緩める対象となる接続エレメントに対して最初に装着、即ち取り付 けられ、次いで1つ以上の移動可能なエレメント(11,12)を、特に自身の 先端が接続エレメントの表面内へ没入するように螺入させることにより、接続エ レメントへ向けて移動させた後に、ツールを回動させる方法。 12.最初に移動可能なエレメントのうちの1つを開口内へ移動させ、同移動可 能なエレメントが接続エレメントに当接することにより、前記接続エレメントの 中心線を開口の中心線から変位させ、次いで、反対側の移動可能なエレメントの 先端を接続エレメント内に没入させ、その後、ツールを回動させることを特徴と する請求項11に記載の方法。 13.請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のツールを用いて回動可能 な接続エレメントを回動させる、より詳細には接続エレメントを緩める方法であ って、ツールを接続エレメントに対して装着する前に、前記複数の移動可能なエ レメント(11,12)問の自由空間を接続エレメントのヘッド領域の厚さより 更に狭くすべく、前記移動可能なエレメント(11,12)を特に螺入によって ツール内を移動させ、次いで、ツールを接続エレメントのヘッド領域に打ち当て 、これによって移動可能なエレメントの先端を接続エレメントの表面に没入させ た後に、ツールを回動させる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,US,UZ,VN 【要約の続き】 ト等についても確実に緩め得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回動可能な接続エレメント、より詳細にはスタッド等の円形接続エレメント 、多角形スクリュ部材及びナットのうちのいずれか1つを回動させるためのツー ルであって、前記回動可能な接続エレメント(9;17;21)に対して装着ま たは取り付け可能な頭部(2)を有し、同頭部(2)は前記接続エレメント(9 ;17;21)を収容するための内部開口(4;4’;14;16)と、同内部 開口(4;4’;14;16)の中心線にほぼ直交する方向に延びる少なくとも 1つの孔(5,6)とを有し、同孔(5,6)内には、内部開口の中心線に直交 する方向に移動可能なエレメント(11,12)が配置可能であるか、または配 置されており、同移動可能なエレメント(11,12)は内部開口の方向に位置 する一点に向かってテーパーが付けられた前端を有するツール。 2.前記内部開口(4;4’:14;16)の中心線にほぼ直交して延びるとと もに、内部開口の中心線を挟んで半径方向に互いに対向するように配置された2 つの孔(5,6)を有し、同孔(5,6)内には、内部開口の中心線に直交する 方向に移動可能であり、かつ尖端を有するエレメント(11,12)が配置可能 であるか、または配置されていることを特徴とする請求項1に記載のツール。 3.前記孔(5,6)は頭部の壁を貫通して延びることを特徴とする請求項1ま たは2に記載のツール。 4.前記エレメント(11,12)は尖端を備えたスクリュ・ピンまたは止めネ ジであることと、前記孔(5,6)は内周面にネジ山を有することを特徴とする 請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載のツール。 5.前記孔(5,6)の中心線と、頭部の前端面との間の距離はツールによって 動作される接続エレメント(9;17;21)のヘッドの軸方向の厚さより更に 狭いことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のツール。 6.前記孔(5,6)は頭部(2)の内部開口(4)の平坦な内壁面に対して直 交するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか 一項に記載のツール。 7.前記孔は頭部(2)の内部開口(4;4’;14;16)の中心線に対して 正確に直交して延びていることを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一 項に記載のツール。 8.前記ツールはソケット・レンチ、より詳細にはボックス・ソケット・レンチ 、スパーク・プラグ・レンチ、ホイール・ナット・レンチ及び機械式パワー・ソ ケット・レンチのうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至7の うちのいずれか一項に記載のツール。 9.前記ツールはフリーホイール・ラチェットのインサート・リングと、ソケッ ト・レンチ・インサートとのうちのいずれか一方であることを特徴とする請求項 1乃至7のうちのいずれか一項に記載のツール。 10.前記ツールはオープン・エンド・レンチ(開口レンチ)またはリング・レ ンチであることを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のツー ル。 11.前記内部開口(4’)は円形の横断面を備えていることを特徴とする請求 項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のツール。 12.前記内部開口(4)は、互いに角度を伴って接する3個、4個、6個及び 12個のうちのいずれか1つの数の平坦な内壁面によって形成されることが好ま しい多角形横断面を有することを特徴とする請求項1乃至10のうちのいずれか 一項に記載のツール。 13.前記内部開口(4)は波形横断面を有することを特徴とする請求項1乃至 10のうちのいずれか一項に記載のツール。 14.請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載のツールを用いて回動可能 な接続エレメントを回動、より詳細には接続エレメントを緩める方法であって、 前記ツールは緩める対象となる接続エレメントに対して最初に装着、即ち取り付 けられ、次いで1つ以上の移動可能なエレメント(11,12)を、特に自身の 先端が接続エレメントの表面内へ没入するように螺入させることにより、接続エ レメントへ向けて移動させた後に、ツールを回動させる方法。 15.最初に移動可能なエレメントのうちの1つを開口内へ移動させ、同移動可 能なエレメントが接続エレメントに当接することにより、前記接続エレメントの 中心線を開口の中心線から変位させ、次いで、反対側の移動可能なエレメントの 先端を接続エレメント内に没入させ、その後、ツールを回動させることを特徴と する請求項14に記載の方法。 16.請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載のツールを用いて回動可能 な接続エレメントを回動させる、より詳細には接続エレメントを緩める方法であ って、ツールを接続エレメントに対して装着する前に、前記複数の移動可能なエ レメント(11,12)間の自由空間を接続エレメントのヘッド領域の厚さより 更に狭くすべく、前記移動可能なエレメント(11,12)を特に螺入によって ツール内を移動させ、次いで、ツールを接続エレメントのヘッド領域に打ち当て 、 これによって移動可能なエレメントの先端を接続エレメントの表面に没入させた 後に、ツールを回動させる方法。 17.請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載のツールとともに使用する 回動可能な接続エレメントであって、少なくとも1つの開口(25)または孔を 自身のヘッド領域に有し、前記移動可能なエレメントの先端を前記開口または孔 内へ案内可能なことを特徴とする接続エレメント。
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