JP2011004367A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】デューティ比を維持したレベルシフト回路を提供する。
【解決手段】低電圧系電源電圧Vdd1と接地電位GNDを振幅とする入力信号を受け、高電圧系電源電圧Vdd2と接地電位の間の振幅に変換した出力信号電圧Voutを出力するレベルシフト電圧生成回路201と、レベルシフト電圧生成回路のレプリカ構成とされ、低電圧系の閾値電圧と高電圧系の閾値電圧を監視し、入力電圧を低電圧系の論理閾値に、出力電圧を高電圧系の論理閾値として、入力電圧が低電圧系の論理閾値を横切るとき、出力電圧が高電圧系の論理閾値を横切るように同期した出力電圧を生成させるレプリカ回路202と、レベルシフト電圧生成回路の出力電圧とレプリカ回路の出力電圧の変動を調整するためのバイアスを生成し、前記レベルシフト電圧生成回路と前記レプリカ回路に供給するバイアス生成回路203と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はレベルシフト回路に関し、特に高周波入力のレベルシフトに好適な回路構成に関する。
半導体集積回路分野において、製造プロセスの微細化が進み動作電圧の低電圧化が進んでいる。しかし低電圧動作が不可能な回路を動作させるために複数の電源電圧を内蔵することで動作させるLSIの増加と、ワイヤレス高速通信を行うために回路動作の高周波化(例えば500MHz以上)が進んでいる。
半導体集積回路のレベルシフト回路は、入力信号のデューティ比を維持しながら低圧電源から高圧電源への高周波信号の受け渡しをする必要性がる。一般的に、レベルシフト回路の入力信号に対する出力信号のデューティ比の変動は、入力信号と出力信号における信号の立ち上がり/立ち下がりの傾きに差が生じることに起因している。高周波(500MHz以上)になると、信号の僅かな立ち上がり/立ち下がりの傾きの変化でも、デューティ比に対して顕著に影響を与える。したがって、高周波(500MHz以上)におけるデューティ比を維持したレベルシフト回路の開発が望まれている。
図5は、特許文献1のレベルシフト回路の構成を示す図(特許文献1の図1)である。図5に示すように、レベルシフト回路100は、第1の電源電圧Vdd1と接地電圧GNDとの間の電圧振幅に相当するインバータNOT1の出力を入力部IPに受け、第2の電源電圧Vdd2と接地電圧GNDとの間の電圧振幅に変換するように構成されている。第2の電源端子T2と出力部OUTとの間にプルアップ用の抵抗素子R1が接続され、出力部OUTと接地端子TGとの間にNチャネルMOSトランジスタQ1が接続されている。第2の電源端子T2と出力部OUTとの間には、抵抗素子R1に並列にPチャネルMOSトランジスタQ2が接続され、NチャネルMOSトランジスタQ1のゲート電極は入力部IPに接続されている。また、第2の電源端子T2と入力部IPとの間には、第2の電源端子T2側から抵抗素子R2およびキャパシタC1が順に直列に接続されており、抵抗素子R2とキャパシタC1との接続ノードにPチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電極が接続されている。なお、インバータNOT1の入力部は入力端子INに接続され、入力端子INから与えられる入力信号(第1の電源電圧Vdd1と接地電圧GNDとの間の電圧振幅に相当する信号)を反転させて出力する。
図6(a)〜図6(f)は、図5の回路動作を示すタイミングチャートである(特許文献1の図2に基づく)。図5、図6を参照して、レベルシフト回路100の動作について説明する。なお、
図6(a)は図5のインバータNOT1の入力信号INのタイミングチャート、
図6(b)は図5のインバータNOT1の出力信号のタイミングチャート、
図6(c)は図5のNチャネルMOSトランジスタQ1のオン(ON)、オフ(OFF)のタイミングチャート、
図6(d)は図5のPチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電極の電圧(C1の端子電圧)のタイミングチャート、
図6(e)は図5のPチャネルMOSトランジスタQ2のオン(ON)、オフ(OFF)のタイミングチャート、
図6(f)は図5のレベルシフト回路100の出力信号のタイミングチャート、
をそれぞれ示している。なお、図6(d)には、PチャネルMOSトランジスタQ2のしきい値電圧Vthについても併せて示している。
<出力信号の立ち上がり動作>
まず、レベルシフト回路100の出力信号の立ち上がり動作について説明する。インバータNOT1の入力信号がLowからHigh(接地電圧GNDから第1の電源電圧Vdd1)に変化して(図6(a))、インバータNOT1の出力信号がHighからLow(第1の電源電圧Vdd1から接地電圧GND)に変化すると(図6(b))、そのタイミングで、NチャネルMOSトランジスタQ1がオンからオフに変化する(図6(c))。このとき、キャパシタC1には電荷が充電されており、キャパシタC1の2つの電極間には、(Vdd2−Vdd1)の電位差が生じている。このため、キャパシタC1の低電位側電極(インバータNOT1の出力に接続される側の電極)の電圧が、第1の電源電圧Vdd1から接地電圧GNDに変化すると、その瞬間に、PチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電圧、すなわち、キャパシタC1の高電位側電極(抵抗素子R2に接続する側の電極)の電圧は、第2の電源電圧Vdd2から(Vdd2−Vdd1)に変化する(図6(d))。これにより、キャパシタC1の高電位側電極(抵抗素子R2に接続する側の電極)の電圧がしきい値電圧Vthに達すると(下回ると)、PチャネルMOSトランジスタQ2はオフからオンに変化する(図6(e))。レベルシフト回路100の出力部OUTの電圧はLowからHigh(接地電圧GNDから第2の電源電圧Vdd2)に瞬間的に変化する。
その後、抵抗素子R2の抵抗値と、キャパシタC1の容量とで規定される時定数に従って、時間の経過とともに、第2の電源端子T2から抵抗素子R2を介してキャパシタC1に電荷が充電され、キャパシタC1の高電位側電極(抵抗素子R2に接続する側の電極)の電圧が、しきい値電圧Vthよりも高くなると(図6(d))、PチャネルMOSトランジスタQ2がオフする(図6(e))。なお、PチャネルMOSトランジスタQ2がオンすると、図6(d)に示すように、PチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電圧、すなわちキャパシタC1の高電位側電極の電圧は瞬間的に(Vdd2−Vdd1)まで低下するが、これは、インバータNOT1の出力インピーダンスが抵抗素子R1に比べて無視できるほど小さくなるようにインバータNOT1が構成されているためである。キャパシタC1の放電時定数は無視できるほど小さくなり、キャパシタC1は瞬間的に放電する。
<出力信号の立ち下がり動作>
次に、レベルシフト回路100の出力信号の立ち下がり動作について説明する。インバータNOT1の入力信号がHighからLow(第1の電源電圧Vdd1から接地電圧GND)に変化し(図6(a))、インバータNOT1の出力信号がLowからHigh(接地電圧GNDから第1の電源電圧Vdd1)に変化すると(図6(b))、そのタイミングでNチャネルMOSトランジスタQ1はオフからオンに変化する(図6(c))。このとき、キャパシタC1には電荷が充電されており、キャパシタC1の2つの電極間には(Vdd2−GND)の電位差が生じている。キャパシタC1の低電位側電極(インバータNOT1の出力に接続する側の電極)の電圧が、接地電圧GNDから第1の電源電圧Vdd1に変化すると、その瞬間に、PチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電圧、すなわちキャパシタC1の高電位側電極(抵抗素子R2に接続する側の電極)の電圧は、第2の電源電圧Vdd2から(Vdd2+Vdd1)まで瞬間的に増加する(図6(d))。
なお、PチャネルMOSトランジスタQ2のゲート電圧が増加しても、PチャネルMOSトランジスタQ2はオンせず(図6(e))、キャパシタC1の高電位側電極の電圧は、抵抗素子R2の抵抗値と、キャパシタC1の容量とで規定される時定数に従って、時間の経過とともに低下し、第2の電源電圧Vdd2で安定する。また、NチャネルMOSトランジスタQ1がオンすることで、出力部OUTの電圧はHighからLow(第2の電源電圧Vdd2から接地電圧GND)に変化する。
特開2006−352502号公報(図1、図2)
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
図5、図6を参照して説明したレベルシフト回路は、高周波動作において、製造バラツキによるトランジスタ特性、例えばトランジスタの閾値Vthの変動により、入出力信号のデューティ比に変動が起きるという問題がある。
以下に、図7に示した入出力特性を用いて説明する。なお、図7は、上記問題点を説明するために、本発明者が作成したものである。
図7(A)は、入力信号INの立ち上がりに対する出力OUTの特性図であり、図7(B)は、入力信号INの立ち下がりに対する出力OUTの特性図である。
入力信号のデューティ比を維持したレベルシフト動作をするためには、図7(A)の時間t1において、立ち上がり入力信号INが低電圧系論理閾値である入力電圧Vr2を横切る交点Jのときに、出力信号OUTが高電圧系論理閾値の出力電圧Vr3aを交点Mが横切る関係が成り立つ。
また、図7(B)の時間t2において、立ち下がり入力信号INが低電圧系論理閾値である入力電圧Vr2を横切る交点Lのときに、出力信号OUTが高電圧系論理閾値の出力電圧Vr3aを交点Kが横切る関係が成り立つ。
しかしながら、製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)により、例えば高電圧系の論理閾値Vr3aが高電圧系の論理閾値Vr3cに変動した場合、入出力信号と論理閾値の交点の関係は、出力側のみ変化して、立ち上がり入力信号INに対する出力OUTが論理閾値Vr3cを横切る関係は、時間t1の交点Mから時間t3の交点Iに変化し、立ち下がり入力信号INに対する出力OUTが論理閾値Vr3cを横切る関係は、時間t2の交点Kから時間t4における交点Nに変化する。
つまり、低電圧系の論理閾値出力と高電圧系の論理閾値を入出力信号が横切る関係が一致しないので、出力信号OUTのデューティ比を保てなくなる。
また、図5のレベルシフト回路100においては、出力信号OUTの立ち上がり/立ち下がりの動作を行う回路が異なっていることから、傾きを一致させることは困難である。
仮に図7(A)と図7(B)に示す入出力特性より、出力信号OUTの立ち上がり/立ち下がりの傾きを一致させるように、図5のNチャネルMOSトランジスタQ1とPチャネルMOSトランジスタQ2の調整を行い、図7(A)の入出力信号と入出力論理閾値の交点Iを交点Mにして時間t1に、図7(B)の入出力信号と入出力論理閾値の交点Nを交点Kにして時間t2にそれぞれ調整したとする。
しかしながら、このようにしても、出力信号OUTの立ち上がりの傾きは、PチャネルMOSトランジスタQ2の製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)による影響を受け、出力信号OUTの立ち下がりの傾きには、NチャネルMOSトランジスタQ1の製造バラツキ(トランジスタの閾値Vthの変動)による影響を受ける。すなわち、出力信号OUTの立ち上がりと立下りが別の回路構成になっていることから、出力信号OUTの立ち上がり/立ち下がりの傾きを決めているNチャネルMOSトランジスタQ1とPチャネルMOSトランジスタQ2の特性値にプラスされる製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)による変化量を一致させることは、現実的には不可能である。すなわち、製造バラツキ(トランジスタの閾値Vthの変動)により、出力信号OUTのデューティ比を保つことができなくなる。このため、入力信号のデューティ比を維持したレベルシフト動作ができない。
本発明は、上記した問題の1つ又は複数を解決するものであり、概略以下の構成とされる。
本発明によれば、低電圧系電源電圧と接地電位を振幅とする入力信号を受け、高電圧系電源電圧と接地電位の間の振幅に変換した出力信号電圧を出力するレベルシフト電圧生成回路と、前記レベルシフト電圧生成回路のレプリカ構成とされ、低電圧系の閾値電圧と高電圧系の閾値電圧を監視し、入力電圧を低電圧系の論理閾値に、出力電圧を高電圧系の論理閾値として、入力電圧が低電圧系の論理閾値を横切るとき、出力電圧が高電圧系の論理閾値を横切るように同期した出力電圧を生成させるレプリカ回路と、前記レベルシフト電圧生成回路の出力電圧と前記レプリカ回路の出力電圧の変動を調整するためのバイアスを生成し、前記レベルシフト電圧生成回路と前記レプリカ回路に供給するバイアス生成回路と、を有するレベルシフト回路が提供される。
本発明において、前記レプリカ回路が、前記低電圧系電源電圧と接地電位で振幅する全帰還接続された低電圧論理回路と、前記高電圧系電源と接地電位で振幅する全帰還接続され高電圧論理回路と、を備え、前記低電圧論理回路の低電圧系閾値電圧と前記高電圧論理回路の高電圧系閾値電圧が監視される。
本発明においては、前記バイアス生成回路は、前記レプリカ回路の高電圧系の出力と、前記高電圧系閾値電圧を入力する比較回路を備え、前記比較回路の出力に基づき、前記レベルシフト電圧生成回路と、前記レプリカ回路を調整する電圧を生成する。
本発明によれば、入力信号のデューティ比を維持したレベルシフト動作を行うことができる。
本発明の一実施形態のレベルシフト回路の構成を示す図である。 本発明の一実施形態のレベルシフト回路のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態のレベルシフト回路のDC動作を説明する図である。 本発明の一実施形態のレベルシフト回路の入出力特性を示す図である。 特許文献1のレベルシフタの回路構成を示す図である。 図5のレベルシフタの動作を説明するためのタイミングチャートである。 図5のレベルシフタの入出力特性を説明する図である。
本発明の態様について以下に説明する。本発明のレベルシフト回路は、入力された信号を高電圧にレベルシフトする構成において、低電圧系電源電圧と接地電位で生成された入力信号を受けて、低電圧系電源電圧より、高電圧系電源電圧と接地電位の間の電圧振幅に変換し電圧を出力するレベルシフト電圧生成回路(201)と、前記レベルシフト電圧生成回路(201)と同じ素子構成を持ち、入力信号電圧の閾値電圧を監視し、高電圧系電源の論理閾値に追従させる出力電圧を生成するレプリカ回路(202)と、レベルシフト電圧生成回路(201)およびレプリカ回路(202)の出力電圧の変動を調整するためのバイアス生成回路(203)と、を有し、入力信号の立ち上がり/立ち下がりの傾きに関わりなく、入力信号電圧Vinがレベルシフト電圧生成回路(201)の低電圧系インバータ(INV1)の論理閾値電圧を横切る時に同期して、レベルシフト電圧生成回路(201)のプッシュプル回路(MP1、MN2)の出力(LSout)が、出力インバータ(INV3)の論理閾値を横切るように動作することにより、レベルシフト電圧生成回路(201)のプッシュプル回路(MP1、MN2)の出力(LSout)の、高電圧系インバータ(INV3)の論理閾値電圧におけるデューティ比は、入力信号電圧(Vin)の低電圧系インバータ(INV1)の論理閾値電圧におけるデューティ比から変動せずに、等しくなる。以下、実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の回路構成を示す図である。図1に示すレベルシフト回路200は、レベルシフト電圧生成回路201と、DCバイアスレプリカ回路202と、バイアス生成回路203とを備えている。
レベルシフト電圧生成回路201は、
低電圧系電源Vdd1とGND間に接続され入力信号Vinを入力するインバータ(低電圧系インバータ)INV1と、
バイアス生成回路203の出力Vr5と低電圧系インバータINV1の出力LSin間に直列に接続されている抵抗素子R1と容量素子C1と、
ソースが高電圧系電源Vdd2に接続され、ゲートが抵抗素子R1と容量素子C1の接続ノードに接続されたPチャネルMOSトランジスタMP1と、
ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP1のドレインに接続され、ゲートがインバータINV1の出力LSinに接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2と、
高電圧系電源Vdd2とGND間に接続され、PチャネルMOSトランジスタMP1のドレインとNチャネルMOSトランジスタMN2のドレインの接続ノードLSoutに入力が接続されたインバータ(高電圧系インバータ)INV3と、
を備え、高電圧系インバータINV3の出力Voutがレベルシフと回路200の出力とされる。PチャネルMOSトランジスタMP1とNチャネルMOSトランジスタMN2はプッシュプル回路を構成する。
DCバイアスレプリカ回路202は、
低電圧系電源Vdd1とGND間に接続され、出力が入力に帰還接続されたインバータ(低電圧系インバータ)INV2と、
ソースが高電圧系電源Vdd2に接続され、ゲートがバイアス生成回路203の出力Vr5に抵抗素子R2を介して接続されたPチャネルMOSトランジスタMP3と、
ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP3のドレインに接続され、ゲートが低電圧系インバータINV2の出力Vr2に接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN4と、
高電圧系電源Vdd2とGND間に接続され、出力が入力に帰還接続されたインバータ(高電圧系インバータ)INV4と、
を備えている。PチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4はプッシュプル回路を構成する。
バイアス生成回路203は、
高電圧系インバータINV4の出力Vr4に非反転入力端子(+)が接続され、PチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4のドレインの接続ノードに反転入力端子(−)が接続され電圧比較回路として機能する差動増幅回路(比較回路)204と、
ソースが高電圧系電源Vdd2に接続され、ゲートとドレインが接続されたPチャネルMOSトランジスタMP5と、
ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP3のドレインに接続され、ゲートが比較回路204の出力に接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN6と、
を備え、PチャネルMOSトランジスタMP5のドレインとNチャネルMOSトランジスタMN6のドレインの接続ノードがバイアス生成回路203の出力Vr5とされる。
本実施例において、DCバイアスレプリカ回路202は、レベルシフト電圧生成回路201のレプリカであり、低電圧系インバータINV2は、レベルシフト電圧生成回路201の低電圧系インバータINV1と同じ構成とする。また、DCバイアスレプリカ回路202のPチャネルMOSトランジスタMP3とレベルシフト電圧生成回路201のPチャネルMOSトランジスタMP1は同じ構造とし、DCバイアスレプリカ回路202のNチャネルMOSトランジスタMN4と、レベルシフト電圧生成回路201のNチャネルMOSトランジスタMN2は同じ構造とする。DCバイアスレプリカ回路202の抵抗素子R2はレベルシフト電圧生成回路201の抵抗素子R1と同じ抵抗値とする。
DCバイアスレプリカ回路202において、NチャネルMOSトランジスタMN4のゲートには、低電圧系インバータINV2を全帰還(帰還率100%)で接続する。PチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4のプッシュプル回路の出力電圧(PチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4の共通接続されたドレイン)は、DCバイアスレプリカ回路202の出力電圧Vr3とされる。
DCバイアスレプリカ回路202において、高電圧系電源Vdd2で駆動する高電圧系インバータINV4は、レベルシフト電圧生成回路201のインバータ高電圧系INV3と同じ構成であり、全帰還接続し、その出力をDCバイアスレプリカ回路202の出力電圧Vr4とする。バイアス生成回路203の出力Vr5は、抵抗素子R2を介してプッシュプル回路内のPチャネルMOSトランジスタMP3のゲートに接続する。
バイアス生成回路203において、PチャネルMOSトランジスタMP5とNチャネルMOSトランジスタMN6は、それぞれ、レベルシフト電圧生成回路201のPチャネルMOSトランジスタMP1とNチャネルMOSトランジスタMN2と同様の構成とする。
バイアス生成回路203の出力電圧Vr5は、レベルシフト電圧生成回路201の抵抗素子R1とDCバイアスレプリカ回路202の抵抗素子R2に接続されており、レベルシフト電圧生成回路201のPチャネルMOSトランジスタMP1と、DCバイアスレプリカ回路202のPチャネルMOSトランジスタMP3と、バイアス生成回路203のPチャネルMOSトランジスタMP5はカレントミラーを構成している(PチャネルMOSトランジスタMP5はカレントミラーの入力側トランジスタ、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP3はカレントミラーの出力側トランジスタを構成する)。バイアス生成回路203のNチャネルMOSトランジスタMN6は差動増幅回路(比較回路)204の差動増幅出力(比較結果)をゲートに受け、ゲート電圧に応じてドレイン電流(drain-to-source current)を変化させ、PチャネルMOSトランジスタMP5のゲートとドレインの接続点電圧(出力電圧Vr5)を可変させる。バイアス生成回路203の出力電圧Vr5は、抵抗素子R1、R2を介してPチャネルMOSトランジスタMP1、MP3のゲートのバイアス電圧として供給される。
レベルシフト電圧生成回路201において、容量C1は、入力信号周波数に対して十分に低いインピーダンスになる値とし、抵抗素子R1は、容量C1の入力信号周波数に対して十分高いインピーダンスになる値とする。
DCバイアスレプリカ回路202の抵抗素子R2は、レベルシフト電圧生成回路201の抵抗素子R1のレプリカとするために、その抵抗値は抵抗素子R1の抵抗値と等しくする。
図2は、図1に示した本実施例のレベルシフト回路の動作を示すタイミングチャートである。図1及び図2を参照して、本実施例のレベルシフト回路の説明をする。
DCバイアスレプリカ回路202は、低電圧系インバータINV2と高電圧系インバータINV4が全帰還接続であるため、入力電圧Vr2と出力電圧Vr4はそれぞれのインバータINV2、INV4の論理閾値電圧となる。
また、DCバイアスレプリカ回路202において、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路(MP1、MN2)のレプリカであるPチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4の出力電圧Vr3と、バイアス生成回路203により出力電圧Vr4は差動増幅回路204におけるバーチャルショート(仮想接地、「イマジナリショート」ともいう)の条件から、互いに等しくなる。
レベルシフト電圧生成回路201と、DCバイアスレプリカ回路202とを同じ素子で構成することで、レベルシフト電圧生成回路201における低電圧系インバータINV1と高電圧系インバータINV3の論理閾値は、それぞれ、DCバイアスレプリカ回路202の低電圧系インバータINV2と高電圧系インバータINV4の入力電圧Vr2と出力電圧Vr4にそれぞれ等しくなる。
また、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路のPMOSトランジスタMP1のDCバイアス電圧を、バイアス生成回路203から供給し、容量C1を入力信号周波数に対して充分に低いインピーダンスの定数とすることにより、時間t1において、入力信号電圧Vinが低電圧系インバータINV1の論理閾値である入力電圧Vr2を横切り(図2(a))、それと同期して、レベルシフト電圧生成回路201の電圧は、全てDCバイアスレプリカ回路202と同値となり、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路の出力LSoutは、出力電圧Vr3、つまり出力電圧Vr4と等しくなる(図2(b))。この動作は、時間t2において、入力信号電圧Vinが低電圧系インバータINV1の論理閾値である入力電圧Vr2を横切るのと同様の動作になる。
すなわちレベルシフト電圧生成回路201において、入力信号電圧Vinに対するプッシュプル回路(MP1、MN2)の出力LSoutは、入力信号電圧Vinの立ち上がり/立ち下がりとも同様となる。また、上記説明のとおり、プッシュプル回路(MP1、MN2)の出力LSoutは、入力信号電圧Vinの立ち上がり/立ち下がりの傾きに依存せず、立ち上がりと、立ち下がりの動作を行う回路が異なっていても、同様の動作になる。
よって、レベルシフト電圧生成回路201において、プッシュプル回路の出力LSoutの、高電圧系インバータINV3の論理閾値電圧におけるデューティ比が、入力信号電圧Vinの低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧におけるデューティ比と等しくなり、高電圧系インバータINV3が、低電圧系インバータINV1の論理閾値を出力電圧Vr3、つまり出力電圧Vr4として、出力LSoutを反転して出力するため、入力信号電圧Vinのデューティ比が出力信号Voutにて維持されたレベルシフト動作となる(図2(c))。
また、レベルシフト回路の動作時、温度・電源電圧等の変動により、立ち上がり/立ち下がりの傾きと、論理閾値は変動するが、入力信号電圧Vinがレベルシフト電圧生成回路201の低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧である入力電圧Vr2を横切るときに、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路の出力LSoutが、高電圧系インバータINV3の論理閾値である出力電圧Vr4を横切るという関係は変わらないため、入力信号電圧Vinのデューティ比が、出力Voutにて維持されたレベルシフト動作となる。
本実施例によれば、入力信号の立ち上がり/立ち下がりの傾きに関わりなく、入力信号電圧Vinが、低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧を横切る時に同期して、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路の出力LSoutが、出力インバータINV3の論理閾値を横切るように動作することにより、プッシュプル回路の出力LSoutの、高電圧系インバータINV3の論理閾値電圧におけるデューティ比が、入力信号電圧Vinの低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧におけるデューティ比が変動せずに等しくなるという効果が得られる。
図3は、図1の回路を、DC信号に基づき説明するための図である。すなわち、図3のレベルシフトDC回路300は、入出力を、DC信号に置き換え、簡潔に、動作説明を行うためのものである。レベルシフトDC回路300は、図1に示すレベルシフト回路200と同様に、レベルシフトDC電圧生成回路301とDCバイアスレプリカDC回路302とバイアス生成DC回路303とを備えている。
レベルシフトDC電圧生成回路301は、ソースが高電圧系電源Vdd2に接続され、ゲートがバイアス生成回路303の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP1と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP1のドレインに接続され、ゲートがLSin(DC入力)に接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2を備えている。
DCバイアスレプリカ回路302は、ソースが電源Vdd2に接続され、ゲートがバイアス生成回路303の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタMP3と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP3のドレインに接続され、ゲートがVr2に接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN4を備えている。
バイアス生成回路203は、Vr4(DC入力)に非反転入力端子(+)が接続され、DCバイアスレプリカ回路302のPチャネルMOSトランジスタMP3とNチャネルMOSトランジスタMN4のドレインの接続ノードに反転入力端子(−)が接続された差動増幅回路(比較回路)304と、ソースが電源Vdd2に接続され、ゲートとドレインが接続されたPチャネルMOSトランジスタMP5と、ドレインがPチャネルMOSトランジスタMP3のドレインに接続され、ゲートが差動増幅回路304の出力に接続され、ソースがGNDに接続されたNチャネルMOSトランジスタMN6を備えている。
図3において、PチャネルMOSトランジスタMP1とPチャネルMOSトランジスタMP3とPチャネルMOSトランジスタMP5は同一素子とし、NチャネルMOSトランジスタMN2とNチャネルMOSトランジスタMN4とNチャネルMOSトランジスタMN6は同一素子とする。
出力LSoutは、レベルシフトDC電圧生成回路301において、NチャネルMOSトランジスタMN2に低電圧系インバータINV1の出力LSinという電圧を入力した時の出力電圧とする。
出力電圧Vr3は、DCバイアスレプリカDC回路302のNチャネルMOSトランジスタMN4に入力電圧Vr2という電圧を入力した時の出力電圧とする。DCバイアスレプリカDC回路302は、レベルシフトDC電圧生成回路301のレプリカ回路であるため、出力LSinと入力電圧Vr2が等しい場合は、必ず出力LSoutは出力電圧Vr3と等しくなる関係になる。
バイアス生成DC回路303は、DCバイアスレプリカDC回路302の出力電圧Vr3を電圧Vr4に一致させる帰還回路である。PチャネルMOSトランジスタMP5に流れる電流i3とPチャネルMOSトランジスタMP1に流れる電流i1とPチャネルMOSトランジスタMP3に流れる電流i2とは、カレントミラーの関係となるので、次式(1)の関係式が成り立つ。
i1=i2=i3 ・・・・・(1)
入出力電圧の関係は、カレントミラーの関係が成り立ち、DCバイアスレプリカDC回路302は、レベルシフトDC電圧生成回路301のレプリカ回路で出力LSoutと出力電圧Vr3は等しい関係になるので、出力LSinが入力電圧Vr2と等しい場合、次式(2)の関係が成り立つ。
LSout=Vr4 ・・・・・(2)
本実施例では、入力電圧Vr2を低電圧系論理閾値に、出力電圧Vr4を高電圧系論理閾値に置き換えている。
低電圧系論理閾値は、レベルシフト回路200において、レベルシフト電圧生成回路201の低電圧系電源Vdd1の低電圧系論理閾値を、低電圧系インバータINV2により入力電圧Vr2として検出している。DCバイアスレプリカ回路202の低電圧系インバータINV2と、レベルシフト電圧生成回路201の低電圧系インバータINV1が同じ素子構成となることで、製造バラツキによるトランジスタの特性変動(閾値Vth変動)が発生しても、必ず、レベルシフト電圧生成回路201の低電圧系インバータINV1の低電圧系論理閾値と、レプリカ回路の低電圧系インバータINV2の低電圧系論理閾値が一致するので、同期する。
また本発明のレベルシフト回路200において、高電圧系論理閾値は、レベルシフト電圧生成回路201の高電圧系電源Vdd2の高電圧系論理閾値を、DCバイアスレプリカ回路202の高電圧系インバータINV4により出力電圧Vr4を検出している。
次に、製造バラツキにより、レベルシフト電圧生成回路201の高電圧系インバータINV3と、DCバイアスレプリカ回路202高電圧系インバータINV4を構成しているNチャネルMOSトランジスタの閾値Vth値が低くなり、かつ、PチャネルMOSトランジスタの閾値Vthが高い状態が発生した場合について、図4(A)の入出力特性(入力信号電圧Vinの立ち上がり)と、図4(B)の入出力特性(入力信号電圧Vinの立ち下がり)を用いて説明する。
図4において、縦軸は入出力電圧、横軸は時間である。図4(A)と図4(B)は、製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)が無い場合の高電圧系論理閾値である出力電圧Vr3bと、出力電圧Vr4bが、製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)によりNチャネルMOSトランジスタの閾値Vthが通常時よりも低くなり、PチャネルMOSトランジスタの閾値Vthが通常時よりも高くなった場合において、出力電圧Vr3aと、出力電圧Vr4aに変化した状態である。
比較例では、入力信号電圧Vinの立ち上がりにおいて、図4(A)に示すように、出力Voutは、交点Aから交点Eに変動する(図4(A)の「比較例」のVout参照)。また、比較例では、入力信号電圧Vinの立ち下がりにおいて、出力Voutは、図4(B)に示すように、交点Hから交点Gに変動する(図4(B)の「比較例」のVout参照)。このため、入出力信号のデューティ比が崩れて、入力信号のデューティ比を維持したままレベルシフト動作を行うことはできない。
本実施例では、高電圧系論理閾値がVr3b、Vr4bからVr3a、Vr4aとなった状態でも、時間t1において、入力信号電圧Vinが低電圧系論理閾値である入力電圧Vr2を横切る交点Bのとき、出力LSoutは、高電圧系論理閾値である出力電圧Vr4aを交点Fで横切る(図4(A)の「本発明」のVout参照)。
また、時間t2において、入力信号電圧Vinが低電圧系論理閾値である入力電圧Vr2を横切る交点Dのとき、出力LSoutは高電圧系論理閾値である出力電圧Vr4aを交点Hで横切る(図4(B)の「本発明」のVoutの参照)。
すなわち、入力信号電圧Vinの立ち上がりにおいて、出力Voutは交点Aから交点Fへ変動し、入力信号電圧Vinの立ち下がりにおいて、出力Voutは交点Cから交点Hに変動した状態であるような入出力関係が、製造バラツキが発生した場合の交点Fと交点Bが時間t1上に、交点Hと交点Dが時間t2上に同期するように常に保っている。
本実施例において、入力信号電圧Vinに対して出力Voutが常に同期するように保つことが出来るのは、DCバイアスレプリカ回路202の高電圧系インバータINV4と、レベルシフト電圧生成回路201の信号出力の高電圧系インバータINV3を同じ素子で構成とすることで、製造バラツキ(トランジスタの閾値Vth変動)が発生しても、必ず、レベルシフト電圧生成回路201の高電圧系インバータINV3の高電圧系論理閾値と、DCバイアスレプリカ回路202の高電圧系インバータINV4の低電圧系論理閾値が一致するように、DCバイアスレプリカ回路202と、バイアス生成回路203により、
入力信号Vinの立ち上がりでは、LsoutとVoutの交点Aが交点Eになるはずのものを、交点F(図4(A)の「本発明」のVout)とし、
入力信号Vinの立ち下がりでは、LsoutとVoutの交点Cが交点Gになるはずのものを、交点H(図4(B)の「本発明」のVout)
となるように、レベルシフト電圧生成回路201を調整しているためである。
本実施例においては、温度変動と高電圧系電源変動が発生して信号の立ち上がり/立ち下がりの傾きと、論理閾値が変動する場合でも、上記と同様な回路動作を行うことで、入力信号電圧Vinが低電圧系論理閾値である入力電圧Vr2を横切るとき、出力LSoutが高電圧系論理閾値である出力電圧Vr4を横切る入出力関係が常に成り立つ。
以上により、本実施例のレベルシフト回路200は、製造バラツキによるトランジスタ特性(トランジスタの閾値Vth変動)の変動や、電源変動や、温度変動が発生したとしてもレベルシフト回路内の信号の立ち上がり/立ち下がりの傾きに関わりなく、入力信号電圧Vinが、低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧を横切る時に同期して、レベルシフト電圧生成回路201のプッシュプル回路の出力LSoutが、出力インバータINV3の論理閾値を横切るように動作し、レベルシフト電圧生成回路201の入力信号電圧Vinに対する出力OUTにおけるデューティ比が、入力信号電圧Vinの低電圧系インバータINV1の論理閾値電圧におけるデューティ比と等しくなる。
上記した実施例の作用効果について以下にまとめる。
(A)高周波信号入力時に製造バラツキによるトランジスタ特性(トランジスタの閾値Vth変動)の変動が発生しても、入力信号のデューティ比を維持したまま、レベルシフト動作出来る。
その理由は、レベルシフト回路200に低電圧系電源の低電圧系論理閾値と、高電圧系電源の高電圧系論理閾値を検出し、レベルシフト電圧生成回路201のPチャネルMOSトランジスタゲート電圧のバイアス電圧をコントロールすることで、出力の電圧レベルを、高電圧系電源の高電圧系論理閾値に追従させ出力する構成としたためである。レベルシフト電圧生成回路201の基本構成を、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのプッシュプル回路に変更し、プッシュプル回路に変更したPチャネルMOSトランジスタを外部からバイアス電圧を供給するように変更し、レベルシフト電圧生成回路201と同じ入力インバータとプッシュプル回路と出力インバータから成るDCバイアスレプリカ回路202、及び、DCバイアスレプリカ回路202の出力電圧の差動増幅回路(比較回路)204と、レベルシフト電圧生成回路201と同じ、プッシュプル回路より成り、レベルシフト電圧生成回路のPチャネルMOSトランジスタのDCバイアスを供給するバイアス生成回路203を構成したことで、製造バラツキによるトランジスタ特性(トランジスタの閾値Vth変動)の変動が発生しても、入力信号のデューティ比を維持したまま、レベルシフト動作出来る。
(B)高周波信号入力時に電源変動が発生しても、入力信号のデューティ比を維持したまま、レベルシフト動作出来る。その理由は(A)の理由と同様である。
(C)高周波信号入力時に温度変動が発生しても、入力信号のデューティ比を維持したまま、レベルシフト動作出来る。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
100 レベルシフト回路
200 レベルシフト回路
201 レベルシフト電圧生成回路
202 DCバイアスレプリカ回路
203 バイアス生成回路
204、304 差動増幅回路(比較回路)
300 レベルシフトDC回路
301 レベルシフトDC電圧生成回路
302 DCバイアスレプリカDC回路
303 バイアス生成DC回路
Vin 入力信号電圧
LSin 出力
LSout 出力
Vout 出力
Vr2 入力電圧
Vr3、Vr4,Vr5 出力電圧
Vdd1 低電圧系電源
Vdd2 高電圧系電源
INV1 低電圧系インバータ
INV2 低電圧系インバータ
INV3 出力インバータ
INV4 高電圧系インバータ
R1,R2 抵抗素子
C1 容量(キャパシタ)
MP1、MP3、MP5 PチャネルMOSトランジスタ
MN2、MN4、MN6 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (10)

  1. 低電圧系電源電圧と接地電位を振幅とする入力信号を受け、高電圧系電源電圧と接地電位の間の電圧振幅に変換した出力信号電圧を出力するレベルシフト電圧生成回路と、
    前記レベルシフト電圧生成回路の素子と同一の素子構成を有し、低電圧系の閾値電圧と高電圧系の閾値電圧を監視し、入力電圧を低電圧系の論理閾値とし、出力電圧を高電圧系の論理閾値として、入力電圧が低電圧系の論理閾値を横切るとき、出力電圧が高電圧系の論理閾値を横切るように、同期した出力電圧を生成させるレプリカ回路と、
    前記レベルシフト電圧生成回路の出力電圧と前記レプリカ回路の出力電圧の変動を調整するためのバイアスを生成し、前記レベルシフト電圧生成回路と前記レプリカ回路に供給するバイアス生成回路と、
    を備えたことを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 前記レプリカ回路が、前記低電圧系電源電圧と接地電位で振幅する全帰還接続された低電圧論理回路と、
    前記高電圧系電源と接地電位で振幅する全帰還接続され高電圧論理回路と、
    を備え、前記低電圧論理回路の低電圧系閾値電圧と前記高電圧論理回路の高電圧系閾値電圧が監視される、ことを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  3. 前記バイアス生成回路は、前記レプリカ回路の高電圧系の出力と、前記高電圧系閾値電圧を比較する比較回路を備え、
    前記比較結果に基づき、前記レベルシフト電圧生成回路と、前記レプリカ回路を調整する電圧を生成する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のレベルシフト回路。
  4. 前記レプリカ回路が高電圧系電源電圧と接地電位に接続されたプッシュプル回路を備え、
    前記高電圧系電源と前記バイアス生成回路の出力間に接続されたトランジスタと、前記レプリカ回路のプッシュプル回路の高電圧系電源側のトランジスタがカレントミラーを構成する、ことを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  5. 前記レベルシフト電圧生成回路は、
    前記低電圧系電源と前記接地電位間に接続され入力信号を入力する第1の論理回路と、
    前記バイアス生成回路の出力と前記第1の論理回路の出力の間に直列に接続されている第1の抵抗素子と容量素子と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続された第1、第2のトランジスタを含む第1のプッシュプル回路であって、前記第1のトランジスタの制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記容量素子の接続ノードに接続され、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記第1の論理回路の出力に接続された第1のプッシュプル回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続され、前記第1のプッシュプル回路の出力を入力し、前記高電圧系電源と前記接地電位間の振幅の出力信号を出力する第2の論理回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載のレベルシフト回路。
  6. 前記レプリカ回路は、
    前記低電圧系電源と前記接地電位間に接続され、出力が入力に全帰還され、出力が論理閾値電圧を与える第3の論理回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続された第3、第4のトランジスタを含む第2のプッシュプル回路であって、前記第3のトランジスタの制御端子は、第2の抵抗素子を介して前記バイアス生成回路の出力に接続され、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記第3の論理回路の出力に接続された第2のプッシュプル回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続され、出力が入力に全帰還され、出力が論理閾値電圧を与える第4の論理回路と、
    を備え、
    前記第3の論理回路は前記第1の論理回路と同一構成とされ、前記第4の論理回路は前記第2の論理回路と同一構成とされ、前記第3のトランジスタは前記第1のトランジスタと同一構成とされ、前記第4のトランジスタは前記第2のトランジスタと同一構成とされ、前記第2の抵抗素子は前記第1の抵抗素子と同一の抵抗値とされている、ことを特徴とする請求項5記載のレベルシフト回路。
  7. 前記バイアス生成回路は、
    前記レプリカ回路の前記第4の論理回路の出力電圧と前記第2のプッシュプル回路の出力電圧を電圧比較する比較回路と、
    前記高電圧系電源と前記バイアス回路の出力の間に接続され、ダイオード接続された第5のトランジスタと、前記バイアス回路の出力と前記接地電位の間に接続され、前記比較回路の出力電圧を制御端子に入力する第6のトランジスタと、
    を備え、前記第1のトランジスタと前記第5のトランジスタは同一構成とされ、前記第2のトランジスタと前記第6のトランジスタは同一構成とされる、請求項5又は6記載のレベルシフト回路。
  8. 前記第1、第3、第5のトランジスタはカレントミラーを構成する、請求項7記載のレベルシフト回路。
  9. レベルシフト電圧生成回路と、レプリカ回路と、バイアス生成回路と、を備え、
    前記レベルシフト電圧生成回路は、
    低電圧系電源と接地電位間に接続され入力信号を入力する第1の論理回路と、
    バイアス生成回路の出力と前記第1の論理回路の出力の間に直列に接続されている第1の抵抗素子と容量素子と、
    高電圧系電源と接地電位間に接続された第1、第2のトランジスタを含む第1のプッシュプル回路であって、前記第1のトランジスタの制御端子は、前記第1の抵抗素子と前記容量素子の接続ノードに接続され、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記第1の論理回路の出力に接続された第1のプッシュプル回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続され、前記第1のプッシュプル回路の出力を入力し、前記高電圧系電源と前記接地電位間の振幅の出力信号を出力する第2の論理回路と、
    を備え、
    前記レプリカ回路は、
    前記低電圧系電源と前記接地電位間に接続され、出力が入力に全帰還され、出力が論理閾値電圧を与える第3の論理回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続された第3、第4のトランジスタを含む第2のプッシュプル回路であって、前記第3のトランジスタの制御端子は、第2の抵抗素子を介して前記バイアス生成回路の出力に接続され、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記第3の論理回路の出力に接続された第2のプッシュプル回路と、
    前記高電圧系電源と前記接地電位間に接続され、出力が入力に全帰還され、出力が論理閾値電圧を与える第4の論理回路と、
    を備え、
    前記第3の論理回路は前記第1の論理回路と同一構成とされ、前記第4の論理回路は前記第2の論理回路と同一構成とされ、前記第3のトランジスタは前記第1のトランジスタと同一構成とされ、前記第4のトランジスタは前記第2のトランジスタと同一構成とされ、前記第2の抵抗素子は前記第1の抵抗素子と同一の抵抗値とされ、
    前記バイアス生成回路は、
    前記レプリカ回路の前記第4の論理回路の出力電圧と前記第2のプッシュプル回路の出力電圧を電圧比較する比較回路と、
    前記高電圧系電源と前記バイアス回路の出力の間に接続され、ダイオード接続された第5のトランジスタと、前記バイアス回路の出力と前記接地電位の間に接続され、前記比較回路の出力電圧を制御端子に入力する第6のトランジスタと
    を備えたレベルシフト回路。
  10. 前記第1、第2、第3、第4の論理回路がインバータ回路を含む請求項9記載のレベルシフト回路。
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