JP2011002408A - プローブカード - Google Patents

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Teppei Kimura
哲平 木村
Noriyuki Fukushima
則之 福嶋
Shohei Tajima
章平 田島
Satoru Iwata
哲 岩田
Kentaro Hara
健太郎 原
Naoki Arita
直樹 有田
Kazushi Nagata
一志 永田
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Abstract

【目的】 本発明の目的は、実装時間を短縮することができ且つ高温テストに対応することができるプローブカードを提供する。
【構成】 プローブカードは、ST基板200と、ST基板200の下面に配設された複数のプローブユニット100aとを備えている。ST基板200の下面には複数の接続用電極211が設けられている。プローブユニット100aは、プローブ基板110と、プローブ基板110の下面上に一体形成された複数のプローブ120と、複数のボンディングワイヤ130とを有する。プローブ基板110の下面には複数の電極113及び電極113とプローブ120とを各々接続する複数の導電ライン112が形成されている。ボンディングワイヤ130は電極113と接続用電極211とを各々接続する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体ウエハ上のチップの電気的諸特性を測定するのに使用されるプローブカードに関する。
この種のプローブカードとしては、下面に複数の電極が設けられた基板と、前記電極に各々半田付けされた複数のプローブとを備えたものがある(特許文献1の段落0029及び図4参照)。
特開2006−10588号公報
このようなプローブカードは、作業者が前記プローブを一本ずつ基板の電極に半田付けする必要があるため、プローブの接続作業に手間がかかり、コストアップの要因となっていた。また、160℃以上の高温テストにおいては、プローブと基板の電極とを接続する半田が溶解することが考えられた。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、実装時間を短縮することができ且つ高温テストに対応することができるプローブカードを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1のプローブカードは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有する配線基板と、前記配線基板の第2面に配設された複数のプローブユニットとを備えている。前記配線基板の第2面には複数の接続用電極が設けられている。前記プローブユニットは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有するプローブ基板と、前記プローブ基板の第2面に一体形成された複数のプローブとを有している。前記プローブ基板の第2面には複数の電極およびこの電極と前記プローブとを各々接続する複数の導電ラインが設けられている。ボンディングワイヤが前記プローブ基板の電極と前記配線基板の接続用電極とを接続している。
このような第1のプローブカードによる場合、プローブユニットのプローブ基板の第2面に複数のプローブがMEMS技術により一体形成されているので、該プローブユニットを配線基板の第2面に配設するだけで、複数のプローブを取り付けることができる。よって、プローブを一本ずつ実装するのと比べて、実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板の第2面上に複数のプローブがMEMS技術により一体形成されているので、プローブの狭ピッチ間隔での配列及び高い位置精度での配置に対応することができる。また、前記プローブカードは、プローブユニットが半導体ウエハ上のチップに各々対応した構成である場合、同プローブユニットのプローブをチップの電極に各々接触させることにより、当該チップの電気的諸特性を一度に測定することができる。更に、複数のプローブがプローブ基板に一体的に形成されているので、プローブを基板に接続するための半田を必要としない。このため、本プローブカードは高温テストにも対応することができる。
記プローブユニットは、前記配線基板の第2面と前記プローブ基板の第1面とに固定された絶縁性を有する中継基板を有する構成とすることができる。
前記中継基板に複数の中継用電極が設けられている場合、前記ボンディングワイヤは、前記プローブ基板の電極と前記中継基板の中継用電極とを接続する第1のボンディングワイヤと、前記中継基板の中継用電極と前記配線基板の接続用電極とを接続する第2のボンディングワイヤとを有している。
本発明の第2のプローブカードは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有する配線基板と、前記配線基板の第2面に配設された複数のプローブユニットとを備えている。前記配線基板の第2面には複数の接続用電極が設けられている。前記プローブユニットは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有するプローブ基板と、前記プローブ基板の第2面に一体形成された複数のプローブとを有している。前記プローブ基板の第1面と第2面とを導通する貫通ビアが、前記プローブと前記配線基板の接続用電極とを接続している。
このような第2のプローブカードによる場合、プローブユニットのプローブ基板の第2面に複数のプローブがMEMS技術により一体形成されているので、該プローブユニットを配線基板の第2面に配設するだけで、複数のプローブを取り付けることができる。よって、プローブを一本ずつ実装するのと比べて、実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板の第2面上に複数のプローブがMEMS技術により一体形成されているので、プローブの狭ピッチ間隔での配列及び高い位置精度での配置に対応することができる。また、前記プローブカードは、プローブユニットが半導体ウエハ上のチップに各々対応した構成である場合、同プローブユニットのプローブをチップの電極に各々接触させることにより、当該チップの電気的諸特性を一度に測定することができる。更に、複数のプローブがプローブ基板に一体的に形成されているので、プローブを基板に接続するための半田を必要としない。このため、本プローブカードは高温テストにも対応することができる。
前記プローブ基板の第2面には複数の電極およびこの電極と前記プローブとを各々接続する複数の導電ラインが設けられている場合、ボンディングワイヤが前記プローブ基板の電極と前記配線基板の接続用電極とを接続している。
本発明の第1の実施例に係るプローブカードの概略図であって、(a)が底面図、(b)がA−A断面図である。 上記プローブカードの図1中のα部分の拡大図である。 上記プローブカードの図2中のB−B断面図である。 上記プローブカードの図3中のβ部分の拡大図である。 上記プローブカードのプローブユニットの製造工程を示す模式的断面図であって、(a)は第1のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(b)は第1の犠牲層を形成した工程を示す図、(c)は第2のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(d)は第2の犠牲層を形成した工程を示す図、(e)は第3のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(f)は第3の犠牲層を形成した工程を示す図である。 上記プローブカードのプローブユニットの図5の続きの製造工程を示す模式的断面図であって、(a)は第4のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(b)は第4の犠牲層を形成した工程を示す図、(c)は第5のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(d)は第5の犠牲層を形成した工程を示す図、(e)は第6のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(f)は第6の犠牲層を形成した工程を示す図である。 上記プローブカードのプローブユニットの図6の続きの製造工程を示す模式的断面図であって、(a)は第7のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(b)は第8のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図、(c)は第9のレジストを塗布し、開口を形成し、該開口に導電材料を充填した工程を示す図である。 本発明の第2の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がC−C断面図である。 本発明の第3の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がD−D断面図である。 本発明の第4の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がE−E断面図である。 本発明の第5の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がF−F断面図である。
以下、本発明の実施例1乃至4に係るプローブカードについて説明する。
まず、本発明の実施例1のプローブカードについて図1乃至図4を参照しつつ説明する。ここに掲げるプローブカードは、複数のプローブユニット100a、ST(スペーストランスフォーマ)基板200(配線基板)と、メイン基板300と、複数の中継部材400と、補強板500と、支持部600とを備えている。以下、詳しく説明する。
メイン基板300としては周知のプリント基板を用いている。このメイン基板300の下面には、図1(b)に示すように、複数の電極310が設けられている。また、メイン基板300の上面の外縁部には複数の外部電極320が設けられている。電極310と外部電極320とはメイン基板300の上下面又は内部に設けられた導電ラインにより各々接続されている。
補強板500はメイン基板300よりも硬い板体(例えばステンレス鋼等の板体)である。この補強板500は、図1(b)に示すように、メイン基板300の上面に複数のネジ710により取り付けられている。この補強板500によりメイン基板300の撓みが抑止される。
支持部600は、図1(a)に示すように、リング状の部材である。支持部600の後端部がメイン基板300に取り付けられている。支持部600の先端部610は、図1(b)に示すように、内側に向けて突設されている。この先端部610がST基板200の外周縁部を支持する。
ST基板200はセラミックで構成された板体である。このST基板200は、図1(b)に示すように、支持部600の先端部610に支持された状態で、ネジ710の先端部により押圧される。これにより、ST基板200は、上面(第1面)がメイン基板300に対して平行に間隔を空けて配置される。また、ST基板200の下面(前記第1面の裏側の第2面)上には、図2及び図3に示すように、薄膜配線210が設けられている。また、ST基板200の上面には複数の上側電極220が設けられている。薄膜配線210と上側電極220とはST基板200の内部に設けられた貫通ビア230により接続されている。薄膜配線210上には、複数のプローブユニット100aが半導体ウエハ上に形成された全チップ11のうち一部のチップ11の位置(例えば、一列又は二列おきのチップ11の位置)各々対応して配設されている。薄膜配線210のプローブユニット100aの両側部上には、図2及び図3に示すように、該薄膜配線210を通じて貫通ビア230に各々接続される複数の接続用電極211が形成されている。なお、図3においては、プローブユニット100aに対応する一つのチップ11のみを示している。
各中継部材400は、図1(b)に示すように、略く字状の導電部材である。この中継部材400がメイン基板300の電極310とST基板200の上側電極220との間に介在し、両者を接続する。
各プローブユニット100aは、プローブ基板110と、複数のプローブ120と、複数のボンディングワイヤ130とを有している。プローブ基板110は、図1(a)に示すように、シリコンウエハが略矩形のタイル状にダイシングされたものである。このプローブ基板110の上面(第1面)は、図3に示すように、半導体ウエハのチップ11の位置に対応するようにST基板200の薄膜配線210に耐熱性樹脂140により固着されている。プローブ基板110の下面(第2面)上には、図4に示すように、酸化膜111が形成されている。このプローブ基板110の酸化膜111上に、図2に示すように、複数のプローブ120がMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて一体的に形成されている。このプローブ120はプローブ基板110の酸化膜111上に四辺配置されている。また、プローブ基板110の下面上には、図2及び図3に示すように、複数の導電ライン112及び電極113が形成されている。導電ライン112は、プローブ120と電極113とを各々接続する。電極113は、ボンディングワイヤ130により接続用電極211に接続されている。
各プローブ120は、図4に示すように、約450μmの高さ寸法を有するダブルビーム構造となっている。このプローブ120は、ベース部121と、下側ポスト122と、補強プレート123と、下側ビーム124と、2つの中間ポスト125と、上側ビーム126と、上側ポスト127と、土台128、接触部129とを有している。
ベース部121はプローブ基板110の酸化膜111に固定された直方体である。下側ポスト122はベース部121上に設けられた直方体である。この下側ポスト122は、幅寸法がベース部121の幅寸法と同じであり、高さ寸法がベース部121の高さ寸法よりも高く、長さ寸法がベース部121の長さ寸法よりも短くなっている。補強プレート123は下側ポスト122上に設けられた該下側ポスト122と同じ幅寸法を有する板状体であって、プローブ基板110に沿って平行に延びている。下側ビーム124は補強プレート123上に設けられた該補強プレート123と幅寸法が同じ板状体である。下側ビーム124の長さ寸法は、補強プレート123の長さ寸法よりも長く、下側ビーム124の厚み寸法は補強プレート123の厚み寸法よりも大きくなっている。中間ポスト125は下側ビーム124の長さ方向の両端部上に各々設けられた該下側ビーム124よりも小さい幅寸法を有する直方体である。上側ビーム126は中間ポスト125上に懸架された下側ビーム124と略同じ板状体である。上側ポスト127は上側ビーム126の長さ方向の一端部上に設けられた該上側ビーム126よりも幅寸法が小さい直方体である。土台128は上側ポスト127上に設けられた直方体である。接触部129は土台128上に設けられた突起である。この接触部129は、図3に示すように、チップ11の電極11aに接触する部分である。すなわち、接触部129がチップ11の電極11の位置に対応するように、プローブ120がプローブ基板110の酸化膜111上に配置されている。
プローブ120の各部を構成する導電材料としては、同一の導電材料を用いても良いし、異なる導電材料を用いることも可能である。前者の例としては、ニッケル合金等の一つの導電材料により、ベース部121、下側ポスト122、補強プレート123、下側ビーム124、2つの中間ポスト125、上側ビーム126、上側ポスト127、土台128及び接触部129を構成する。後者の例としては、耐電流性を向上させるために、上側ビーム126のみ導電性の優れたPt、RhやAu等の材料を用いることができるし、生産性を向上させるために、プローブ120の強度に影響しないベース部121、下側ポスト122、2つの中間ポスト125、上側ポスト127及び土台128を単純Niの高速めっき浴を用いて形成することも可能である。又は、機械特性を無視し、電流密度を上げるなどしてめっき速度を向上させることも可能である。
以下、プローブ120をプローブ基板110の酸化膜111上にMEMS技術を用いて形成する工程(すなわち、プローブユニット100aの製造工程)について図5乃至図7を参照しつつ説明する。なお、ここでは、一つのプローブ120が形成される過程を説明するが、現実には複数のプローブ120が同時にプローブ基板110上に形成される。また、プローブ120の各部を構成する導電部材はニッケル合金等の同一材料を用いる。
まず、図5(a)に示すように、酸化膜111を上に向けた状態でプローブ基板110をセットする。そして、プローブ基板110の酸化膜111上に導電ライン112を周知の印刷技術により形成する。その後、プローブ基板110の酸化膜111上に第1のレジストR1を塗布し、この第1のレジストR1にマスクを用いて露光、現像を行い、該第1のレジストR1に開口R11を形成する。その後、開口R11に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120のベース部121を作成する。その後、第1のレジストR1を周知の溶剤等を用いてプローブ基板110上から除去する。その後、図5(b)に示すように、プローブ基板110上に銅埋め込みめっきを行い、プローブ基板110上にベース部121が埋設される第1の犠牲層C1を形成する。その後、第1の犠牲層C1の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。
その後、図5(c)に示すように、第1の犠牲層C1上に第2のレジストR2を塗布し、この第2のレジストR2にマスクを用いて露光、現像を行い、該第2のレジストR2にベース部121が露出するように開口R21を形成する。その後、開口R21に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の下側ポスト122をベース部121上に作成する。その後、第2のレジストR2を周知の溶剤等を用いて第1の犠牲層C1上から除去する。その後、図5(d)に示すように、第1の犠牲層C1上に銅埋め込みめっきを行い、第1の犠牲層C1上に下側ポスト122が埋設される第2の犠牲層C2を形成する。その後、第2の犠牲層C2の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。なお、第1の犠牲層C1上に第2の犠牲層C2を形成することにより、第1、第2の犠牲層C1及びC2は一体化されるが、図5(d)〜図5(f)、図6及び図7においては説明の便宜上別体として示している。
その後、図5(e)に示すように、第2の犠牲層C2上に第3のレジストR3を塗布し、この第3のレジストR3にマスクを用いて露光、現像を行い、該第3のレジストR3に下側ポスト122が露出するように開口R31を形成する。その後、開口R31に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の補強プレート123を下側ポスト122上に作成する。その後、第3のレジストR3を周知の溶剤等を用いて第2の犠牲層C2上から除去する。その後、図5(f)に示すように、第2の犠牲層C2上に銅埋め込みめっきを行い、第2の犠牲層C2上に補強プレート123が埋設される第3の犠牲層C3を形成する。その後、第3の犠牲層C3の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。なお、第2の犠牲層C2上に第3の犠牲層C3を形成することにより、第1、第2、第3の犠牲層C1、C2、C3は一体化されるが、図5(f)、図6及び図7においては説明の便宜上別体として示している。
その後、図6(a)に示すように、第3の犠牲層C3上に第4のレジストR4を塗布し、この第4のレジストR4にマスクを用いて露光、現像を行い、該第4のレジストR4に補強プレート123が露出するように開口R41を形成する。その後、開口R41に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の下側ビーム124を補強プレート123上に作成する。その後、第4のレジストR4を周知の溶剤等を用いて第3の犠牲層C3上から除去する。その後、図6(b)に示すように、第3の犠牲層C3上に銅埋め込みめっきを行い、第3の犠牲層C3上に下側ビーム124が埋設される第4の犠牲層C4を形成する。その後、第4の犠牲層C4の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。なお、第3の犠牲層C3上に第4の犠牲層C4を形成することにより、第1、第2、第3、第4の犠牲層C1、C2、C3、C4は一体化されるが、図6(b)〜図6(f)及び図7においては説明の便宜上別体として示している。
その後、図6(c)に示すように、第4の犠牲層C4上に第5のレジストR5を塗布し、この第5のレジストR5にマスクを用いて露光、現像を行い、該第5のレジストR5に下側ビーム124の長さ方向の両端部が露出するように開口R51、R52を形成する。その後、開口R51、R52に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を各々充填し、プローブ120の中間ポスト125を下側ビーム124の前記両端部上に作成する。その後、第5のレジストR5を周知の溶剤等を用いて第4の犠牲層C4上から除去する。その後、図6(d)に示すように、第4の犠牲層C4上に銅埋め込みめっきを行い、第4の犠牲層C4上に中間ポスト125が埋設される第5の犠牲層C5を形成する。その後、第5の犠牲層C5の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。なお、第4の犠牲層C4上に第5の犠牲層C5を形成することにより、第1、第2、第3、第4、第5の犠牲層C1、C2、C3、C4、C5は一体化されるが、図6(d)〜図6(f)及び図7においては説明の便宜上別体として示している。
その後、図6(e)に示すように、第5の犠牲層C5上に第6のレジストR6を塗布し、この第6のレジストR6にマスクを用いて露光、現像を行い、該第6のレジストR6に中間ポスト125が露出するように開口R61を形成する。その後、開口R61に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の上側ビーム126を中間ポスト125に懸架するように作成する。その後、第6のレジストR6を周知の溶剤等を用いて第5の犠牲層C5上から除去する。その後、図6(f)に示すように、第5の犠牲層C5上に銅埋め込みめっきを行い、第5の犠牲層C5上に上側ビーム126が埋設される第6の犠牲層C6を形成する。その後、第6の犠牲層C6の面上を研磨装置の研磨ヘッドに研磨させる。なお、第5の犠牲層C5上に第6の犠牲層C6を形成することにより、第1、第2、第3、第4、第5、第6の犠牲層C1、C2、C3、C4、C5、C6は一体化されるが、図6(f)及び図7においては説明の便宜上別体として示している。
その後、図7(a)に示すように、第6の犠牲層C6上に第7のレジストR7を塗布し、この第7のレジストR7にマスクを用いて露光、現像を行い、該第7のレジストR7に上側ビーム126の一端部が露出するように開口R71を形成する。その後、開口R71に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の上側ポスト127を上側ビーム126の一端部上に作成する。その後、図7(b)に示すように、第7のレジストR7上に第8のレジストR8を塗布し、この第8のレジストR8にマスクを用いて露光、現像を行い、該第8のレジストR8に上側ポスト127が露出するように開口R81を形成する。その後、開口R81に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の土台128を上側ポスト127上に作成する。その後、図7(c)に示すように、第8のレジストR8上に第9のレジストR9を塗布し、この第9のレジストR9にマスクを用いて露光、現像を行い、該第9のレジストR9に土台128が露出するように開口R91を形成する。その後、開口R91に電解めっきによりニッケル合金等の導電材料を充填し、プローブ120の接触部129を土台128上に作成する。
その後、第7、第8、第9のレジストR7、R8、R9を周知の溶剤等を用いて除去する。その後、周知の犠牲層除去液を用いたウエットエッチングを行い、第1の犠牲層C1〜第6の犠牲層C6を除去する。
このように製造されたプローブユニット100aのプローブ基板110の上面に耐熱性樹脂140を塗布する。その後、位置調整機構のバキュームによりプローブ基板110の下面中央部を吸着させる。この状態で、位置調整機構の駆動部によりバキュームを動作させ、プローブ基板110をST基板200の薄膜配線210に半導体ウエハのチップ11に配置に応じて接着させる(例えば、一列又は二列おきのチップ11の配置に応じて接着させる)。その後、ボンディング装置によりボンディングワイヤ130をプローブ基板110の電極113とST基板200の接続用電極211とに各々接続する。以上の工程を繰り返すことにより、全プローブユニット100aを半導体ウエハのチップ11に各々対応するようにST基板200に取り付ける。
その後、ST基板200の外周縁部を支持部600の先端部610上に載置する。その一方で、メイン基板300に補強板500をネジ710により取り付ける。その後、メイン基板300に支持部600を取り付ける。このとき、ST基板200の上側電極220とメイン基板300の電極310との間に中継部材400を各々介在させる。その後、ネジ710を回転させ、該ネジ710の先端部によりST基板200を押圧する。これにより、ST基板200のメイン基板300に対する平行度が調整される。
このように組み立てられたプローブカードは、テスターのプローバに取り付けられ、半導体ウエハのチップ11の電気的諸特性を各々測定するのに使用される。具体的には、本プローブカードのプローブユニット100aを半導体ウエハのチップ11上に各々位置するように配置し、この状態で同プローブカードと半導体ウエハとを相対的に接近させる。すると、同プローブカードのプローブユニット100aのプローブ120の接触部129が、半導体ウエハのチップ11の電極11aに各々接触し、チップ11の電気的諸特性が各々測定される。
以上のようなプローブカードによる場合、プローブユニット100aの複数のプローブ120がMEMS技術により一体的に形成されたプローブ基板110をST基板200の薄膜配線210に耐熱性樹脂140で固着した構成となっているので、プローブ120の実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板110の下面上に複数のプローブ120がMEMS技術により一体形成されているので、プローブ120を60μm以下の狭ピッチ間隔で且つ高い位置精度で配列することができる。更に、複数のプローブ120がプローブ基板110に一体的に形成されていることから、プローブ120をプローブ基板110に接続するための半田を必要としない。また、プローブ基板110は耐熱性樹脂140によりST基板200の薄膜配線210に固着されている。よって、本プローブカードは160℃以上の高温テストにも対応することができる。
また、プローブ120がダブルビーム構造となっていることから、スクラブ量を抑えることができ、且つ必要なオーバードライブ量(120μm以上)を確保することができる。また、フォトリソグラフィ・導電めっき、銅埋め込みめっき、研磨を繰り返すことにより、約450μmの高さ寸法を有するプローブ120を10層の層構成で作成することができる。このように積層工程低減することができるので、信頼性の向上や工期の短縮を図ることができる。
以下、本発明の実施例2に係るプローブカードについて図8を参照しつつ説明する。図8は本発明の第2の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がC−C断面図である。
図8に示すプローブカードは、プローブユニット100bの構成がプローブユニット100aの構成と相違している以外、実施例1のプローブカードと同じである。よって、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する部分については説明を省略する。
プローブユニット100bは、プローブ基板110の上面に耐熱性樹脂140により取り付けられた中継基板150を更に有している。この中継基板150は低熱膨張製の金属(例えば、42アロイ)やセラミック基板等で構成されている。本実施例2では、プローブ基板110ではなく、中継基板150がST基板200の薄膜配線210上に樹脂(耐熱性樹脂140と同様のものを用いても良い。)又はネジを用いて固着されている。ネジ止めしておけば、プローブユニット100bの交換が可能になる。
このようなプローブカードによる場合も、プローブユニット100bの複数のプローブ120がMEMS技術により一体的に形成されたプローブ基板110を耐熱性樹脂140で中継基板150に固着し、該中継基板150をST基板200の薄膜配線210に樹脂又はネジで固着した構成となっているので、プローブ120の実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板110の下面に複数のプローブ120がMEMS技術により一体形成されているので、プローブ120を60μm以下の狭ピッチ間隔で且つ高い位置精度で配列することができる。更に、複数のプローブ120がプローブ基板110に一体的に形成されていることから、プローブ120をプローブ基板110に接続するための半田を必要としない。また、プローブ基板110は耐熱性樹脂140によりST基板200の薄膜配線210に固着されている。よって、本プローブカードは160℃以上の高温テストにも対応することができる。
以下、本発明の実施例3に係るプローブカードについて図9を参照しつつ説明する。図9は本発明の第3の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がD−D断面図である。
図9に示すプローブカードは、プローブユニット100cの中継基板150’がプローブユニット100bの中継基板150と相違すると共に、プローブユニット100cが複数のボンディングワイヤ130ではなく、複数のボンディングワイヤ131、132を有している点で相違する以外、実施例2のプローブカードと同じである。よって、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する部分については説明を省略する。なお、中継基板については実施例2の中継基板150と区別するために、符号の後端に’を付している。
プローブ基板110または中継基板150’は厚み寸法が中継基板150よりも厚い。本実施例3では、中継基板150’の厚み寸法は、0.1〜1mmとなっている。中継基板150’の両端部上には、図9(a)及び図9(b)に示すように、複数の中継用電極151’が設けられている。ボンディングワイヤ131は、プローブ基板110の電極113と中継用電極151’とを各々接続する。ボンディングワイヤ132は、中継用電極151’とST基板200の接続用電極211とを各々接続する。すなわち、中継基板150’の厚み寸法が厚いため、2つのボンディングワイヤ131、132を用いている。
このようなプローブカードによる場合も、プローブユニット100cの複数のプローブ120がMEMS技術により一体的に形成されたプローブ基板110を耐熱性樹脂140で中継基板150’に固着し、該中継基板150’をST基板200の薄膜配線210に樹脂又はネジで固着した構成となっているので、プローブ120の実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板110の下面に複数のプローブ120がMEMS技術により一体形成されているので、プローブ120を60μm以下の狭ピッチ間隔で且つ高い位置精度で配列することができる。更に、複数のプローブ120がプローブ基板110に一体的に形成されていることから、プローブ120をプローブ基板110に接続するための半田を必要としない。また、プローブ基板110は耐熱性樹脂140によりST基板200の薄膜配線210に固着されている。よって、本プローブカードは160℃以上の高温テストにも対応することができる。
以下、本発明の実施例4に係るプローブカードについて図10を参照しつつ説明する。図10は本発明の第4の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がE−E断面図である。
図10に示すプローブカードは、プローブユニット100dの構成がプローブユニット100aの構成と相違しており且つST基板200’の構成がST基板200の構成と相違している以外、実施例1のプローブカードと同じである。よって、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する部分については説明を省略する。なお、ST基板及びプローブ基板については実施例1のST基板及びプローブ基板と区別するために、符号の後端に’を付している。
プローブユニット100dのプローブ基板110’は、電極113が省略されている。また、プローブ基板110’の内部には複数の貫通ビア114’が設けられている。この貫通ビア114’が、プローブ120に接続された導電ライン112’と接続用電極211とを各々接続する。貫通ビア114と接続用電極211は、Auスタッドバンプを用いて圧着するか、金錫接合を用いるとよい。その後、アンダーフィル剤として接着剤を使用する。
ST基板200’の下面中央部には、図10(b)に示すように、接続用電極211’がプローブユニット100dの貫通ビア114’の配置に応じて配列されている。すなわち、プローブ基板110’がST基板200’の薄膜配線210’上に固着された状態で、接続用電極211’が貫通ビア114’に各々接触して接続される。
このようなプローブカードによる場合も、プローブユニット100dの複数のプローブ120がMEMS技術により一体的に形成されたプローブ基板110’をST基板200の薄膜配線210に耐熱性樹脂140で固着した構成となっているので、プローブ120の実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板110’の下面に複数のプローブ120がMEMS技術により一体形成されているので、プローブ120を60μm以下の狭ピッチ間隔で且つ高い位置精度で配列することができる。更に、複数のプローブ120がプローブ基板110’に一体的に形成されていることから、プローブ120をプローブ基板110’に接続するための半田を必要としない。また、プローブ基板110’は耐熱性樹脂140によりST基板200の薄膜配線210に固着されている。よって、本プローブカードは160℃以上の高温テストにも対応することができる。更に、プローブ基板110’上のプローブ120の配置密度が高く、プローブ基板110’上に導電ライン112’を引き回すことが困難な場合であっても、貫通ビア114’を用いることにより、導電ライン112’の引き回量を低減し、プローブ120に接続された導電ライン112と接続用電極211’とを各々接続させることができる。
以下、本発明の実施例5に係るプローブカードについて図11を参照しつつ説明する。図11は本発明の第5の実施例に係るプローブカードのプローブユニットの概略図であって、(a)が部分底面図、(b)がF−F断面図である。
図11に示すプローブカードは、プローブユニット100eの構成がプローブユニット100aの構成と相違しており且つST基板200’’の構成がST基板200の構成と相違している以外、実施例1のプローブカードと同じである。よって、その相違点についてのみ詳しく説明し、重複する部分については説明を省略する。ST基板及びプローブ基板については実施例1のST基板及びプローブ基板と区別するために、符号の後端に’を付している。
プローブユニット100eのプローブ基板110’’は、導電ライン112’’及び電極113’’に加えて、該プローブ基板110’の内部に複数の貫通ビア114’’が設けられている。複数の導電ライン112’’のうち一部の導電ライン112’’は、複数のプローブ120のうちの一部のプローブ120と電極113’’とを各々接続している。残りの導電ライン112’’は、残りのプローブ120と貫通ビア114’’とを各々接続している。
ST基板200’’の下面上は、図11(b)に示すように、接続用電極211’が両端部だけでなく、中央部にも設けられている。中央部の接続用電極211’’は、プローブユニット100eの貫通ビア114’’の配置に応じて配置されている。すなわち、プローブ基板110’’がST基板200’’の薄膜配線210’’上に固着された状態で、中央部の接続用電極211’’が貫通ビア114’’に接触し接続される。また、両端部の接続用電極211’’と電極113’’とはボンディングワイヤ130により各々接続される。
このようなプローブカードによる場合も、プローブユニット100eの複数のプローブ120がMEMS技術により一体的に形成されたプローブ基板110’’をST基板200’’の薄膜配線210’’に耐熱性樹脂140で固着した構成となっているので、プローブ120の実装時間を短縮することができる。また、プローブ基板110’’の下面に複数のプローブ120がMEMS技術により一体形成されているので、プローブ120を60μm以下の狭ピッチ間隔で且つ高い位置精度で配列することができる。更に、複数のプローブ120がプローブ基板110’’に一体的に形成されていることから、プローブ120をプローブ基板110’’に接続するための半田を必要としない。また、プローブ基板110’’は耐熱性樹脂140によりST基板200’’の薄膜配線210’’に固着されている。よって、本プローブカードは160℃以上の高温テストにも対応することができる。更に、プローブ基板110’’上のプローブ120の配置密度が非常に高い場合であっても、導電ライン112’’、電極113’’及びボンディングワイヤ130と、導電ライン112’’及び貫通ビア114’’との双方を用いて、プローブ120と接続用電極211’’とを各々接続することができる。
なお、上述したプローブカードは、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例では、プローブユニット100a〜100eは樹脂又はネジによりST基板に固着されるとしたが、その他の固着手段を用いて固着させることが可能である。また、プローブユニット100a〜100eは、半導体ウエハのチップ11に対応するものであるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プローブユニット100a〜100eをチップ11の複数の領域に各々対応させるように配置することも可能である。
プローブ120は、上記実施例において一例を示したものであって、該実施例の形状に限定されるものではない。また、プローブ120はプローブ基板上に四辺配置されているとしたが、これに限定されるものではない。例えば、プローブをプローブ基板上に二辺配置するようにしても構わない。
上記実施例では、ST基板については、薄膜配線が設けられているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、ST基板の面上に薄膜配線を設けるか否かは任意である。なお、ST基板はメイン基板に略平行に間隔を空けて配置され、両表面に設けられた上側電極と下側電極とが導通している配線基板であればよく、その構成は任意に設計変更可能である。
中継部材400は、メイン基板と配線基板との間を接続し得るものであれば良い。例えば、スプリングピンや針状のプローブ等を用いることが可能である。
なお、上記実施の形態では、プローブカードの各部を構成する素材、形状や寸法等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
100a・・プローブユニット
110・・プローブ基板
112・導電ライン
113・電極
120・・プローブ
130・・ボンディングワイヤ
140・・樹脂
200・・・ST基板(配線基板)
210・・薄膜配線
211・接続用電極
220・・上側電極
230・・貫通ビア
300・・・メイン基板
400・・・中継部材
500・・・補強板
100b・・プローブユニット
110・・プローブ基板
112・導電ライン
113・電極
120・・プローブ
130・・ボンディングワイヤ
150・・中継基板
100c・・プローブユニット
110・・プローブ基板
112・導電ライン
113・電極
120・・プローブ
131・・ボンディングワイヤ(第1のボンディングワイヤ)
132・・ボンディングワイヤ(第2のボンディングワイヤ)
140・・樹脂
150・・中継基板
151・中継用電極
100d・・プローブユニット
110’・プローブ基板
112’・導電ライン
114’・貫通ビア
120・・プローブ
200’・・ST基板(配線基板)
210’・薄膜配線
211’・接続用電極
220’・上側電極
230’・貫通ビア220
100e・・プローブユニット
110’’・プローブ基板
112’’・導電ライン
113’’・電極
114’’・貫通ビア
120・・プローブ
130・・ボンディングワイヤ
200’’・・ST基板(配線基板)
210’’・薄膜配線
211’・接続用電極
220’’・上側電極
230’’・貫通ビア220

Claims (5)

  1. 第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有する配線基板と、
    前記配線基板の第2面に配設された複数のプローブユニットとを備えており、
    前記配線基板の第2面には複数の接続用電極が設けられており、
    前記プローブユニットは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有するプローブ基板と、
    前記プローブ基板の第2面に一体形成された複数のプローブとを有しており、
    前記プローブ基板の第2面には複数の電極およびこの電極と前記プローブとを各々接続する複数の導電ラインが設けられており、
    ボンディングワイヤが前記プローブ基板の電極と前記配線基板の接続用電極とを接続していることを特徴とするプローブカード。
  2. 請求項1記載のプローブカードにおいて、
    前記プローブユニットは、前記配線基板の第2面と前記プローブ基板の第1面とに固定された絶縁性を有する中継基板を有していることを特徴とするプローブカード。
  3. 請求項2記載のプローブカードにおいて、
    前記中継基板には複数の中継用電極が設けられており、
    前記ボンディングワイヤは、前記プローブ基板の電極と前記中継基板の中継用電極とを接続する第1のボンディングワイヤと、
    前記中継基板の中継用電極と前記配線基板の接続用電極とを接続する第2のボンディングワイヤとを有していることを特徴とするプローブカード。
  4. 第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有する配線基板と、
    前記配線基板の第2面に配設された複数のプローブユニットとを備えており、
    前記配線基板の第2面には複数の接続用電極が設けられており、
    前記プローブユニットは、第1面及びこの第1面の裏側の第2面を有するプローブ基板と、
    前記プローブ基板の第2面に一体形成された複数のプローブとを有しており、
    前記プローブ基板の第1面と第2面とを導通する貫通ビアが、前記プローブと前記配線基板の接続用電極とを接続していることを特徴とするプローブカード。
  5. 請求項4記載のプローブカードにおいて、
    前記プローブ基板の第2面には複数の電極およびこの電極と前記プローブとを各々接続する複数の導電ラインが設けられており、
    ボンディングワイヤが前記プローブ基板の電極と前記配線基板の接続用電極とを接続していることを特徴とするプローブカード。

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