JP2011002206A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011002206A JP2011002206A JP2009147596A JP2009147596A JP2011002206A JP 2011002206 A JP2011002206 A JP 2011002206A JP 2009147596 A JP2009147596 A JP 2009147596A JP 2009147596 A JP2009147596 A JP 2009147596A JP 2011002206 A JP2011002206 A JP 2011002206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- detection means
- unit
- power
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】安全性の向上を一層図るようにする。
【解決手段】高電圧が印加されるミスト放出部を有する静電霧化装置の霧化ユニットを、冷蔵庫本体のユニット収容部に対して着脱可能に設置する構成とした冷蔵庫において、ミスト放出部に対して電源の供給を遮断するための電源遮断用検知手段として、冷蔵室の扉の開閉を検知する扉スイッチ10、ユニット収容部の収容部用蓋の開閉を検知する蓋スイッチ62、霧化ユニットのセット状態を検知するセットスイッチ61と、霧化ユニットにおける貯水タンクの水の有無を検知する水検知手段の磁気センサ83,84とを備える。制御装置90は、扉スイッチ10、蓋スイッチ62、セットスイッチ61、磁気センサ83,84の検知信号に基づき、ミスト放出部に対する電源の供給を遮断する。
【選択図】図8
【解決手段】高電圧が印加されるミスト放出部を有する静電霧化装置の霧化ユニットを、冷蔵庫本体のユニット収容部に対して着脱可能に設置する構成とした冷蔵庫において、ミスト放出部に対して電源の供給を遮断するための電源遮断用検知手段として、冷蔵室の扉の開閉を検知する扉スイッチ10、ユニット収容部の収容部用蓋の開閉を検知する蓋スイッチ62、霧化ユニットのセット状態を検知するセットスイッチ61と、霧化ユニットにおける貯水タンクの水の有無を検知する水検知手段の磁気センサ83,84とを備える。制御装置90は、扉スイッチ10、蓋スイッチ62、セットスイッチ61、磁気センサ83,84の検知信号に基づき、ミスト放出部に対する電源の供給を遮断する。
【選択図】図8
Description
本発明は、高電圧が印加される受電部を有する受電ユニットを備え、この受電ユニットを冷蔵庫本体に対して着脱可能に設置する構成とした冷蔵庫に関する。
冷蔵庫において、高電圧が印加される放電手段(受電部)を有する脱臭装置(受電ユニット)を、冷蔵庫本体が有する冷蔵室と野菜室との間の冷気通路に設置するようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。このものにおいては、安全上の観点から(使用者が不用意に前記脱臭装置の放電手段に触れても危険がないようにするため)、貯蔵室、例えば冷蔵室の扉が開放されたときには、これを扉スイッチにより検知し、この扉スイッチの検知信号に基づき制御装置により、前記脱臭装置(放電手段)への電源の供給を遮断する構成を採用している。
しかしながら、上記した従来構成のものでは、扉スイッチが故障などしていた場合には、冷蔵室の扉を開放しても脱臭装置(放電手段)への電源の供給を遮断することができないことになり、安全対策としては充分とはいえない。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安全性の向上を一層図ることができる冷蔵庫を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、高電圧が印加される受電部を有する受電ユニットを備え、この受電ユニットを冷蔵庫本体に対して着脱可能に設置する構成とした冷蔵庫において、前記受電部に対して電源の供給を遮断するための電源遮断用検知手段を複数備えていることを特徴とする。
本発明によれば、電源遮断用検知手段を複数備えているので、仮にそのうちの一つが故障していた場合でも、残りのものの検知に基づき受電部に対する電源の供給の遮断が可能になる。よって、安全性の向上を一層図ることができるようになる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1において、冷蔵庫本体1の断熱箱体2は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して形成されている。この冷蔵庫本体1の内部には、上方から冷蔵室3、野菜室4、そして製氷室5と小冷凍室(図示せず)を左右に併設し、最下部に冷凍室7を配設している。このうち、冷蔵室3及び野菜室4は、庫内温度が1〜4℃に制御される冷蔵温度空間であり、どちらも冷蔵温度帯の貯蔵室を構成する。これら冷蔵室3及び野菜室4は、同じ冷蔵温度帯の貯蔵室であることから、基本的に合成樹脂により形成された仕切板8によって上下に区画されている。他の貯蔵室の製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7は、冷凍温度帯の貯蔵室を構成するものである。なお、小冷凍室は、使用者によって設定温度を切り替えることが可能な温度切替室としてもよい。冷蔵温度帯の下部の野菜室4と、これのすぐ下に存する冷凍温度帯の製氷室5及び小冷凍室との間は、断熱仕切壁9によって区画されている。
冷蔵室3は、横開き式の回動可能な扉3aによって開閉され、他の野菜室4、製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7は、それぞれ引き出し式の扉4a,5a,7aによって開閉されるようになっている。なお、各貯蔵室(冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、小冷凍室、冷凍室7)には、対応する扉3a、4a,5a,7aの開閉を検出する扉スイッチ10(図8参照)が設けられている。扉スイッチ10は、扉開閉検知手段を構成する。製氷室5には、製氷皿11を備えた自動製氷装置12が配設されている。
冷蔵室3の下部の背部には冷蔵用冷却器13が配設され、野菜室4の背部には、この冷蔵用冷却器13により冷却された冷気を冷蔵温度帯の貯蔵室である冷蔵室3及び野菜室4内に供給して循環させる冷蔵用ファン14が配設されている。冷蔵室3の後面には、冷気ダクト15が設けられている。この冷気ダクト15には複数の冷気吹出し口15aが形成されていて、冷気ダクト15内を通る冷気が冷気吹出し口15aから冷蔵室3内に吹き出される。
また、冷凍室7の背部には冷凍用冷却器16が配設され、製氷室5及び小冷凍室の背部には、冷凍用冷却器16により冷却された冷気を冷凍温度帯の貯蔵室である製氷室5、小冷凍室及び冷凍室7に供給して循環させる冷凍用ファン17が配設されている。冷蔵庫本体1の後底部には機械室18が形成されていて、ここに冷凍サイクルのコンプレッサ19が配設されている。このコンプレッサ19は、冷蔵用冷却器13と冷凍用冷却器16に共用のものである。
冷蔵室3内の下部には、図2に示すように、仕切板8の上方に位置させて、左端に製氷用給水タンク20が着脱可能にセットされ、この製氷用給水タンク20の右隣に引出し式の小物ケース21と卵ケース22が上下2段に設けられ、右側にチルド室23が設けられている。チルド室23にはチルドケース24が設けられている。この場合、製氷用給水タンク20、小物ケース21、卵ケース22、チルド室23の前端は、仕切板8の前端よりも後方に位置していて、仕切板8の前部8aの上方には空間部が形成されている。この空間部は、冷蔵室3における扉3aの内面に設けられたドアポケット25(図1参照)のためのスペースになっている。
前記製氷用給水タンク20の後方には、図3に示すように水受け容器28が設置されている。これら製氷用給水タンク20と水受け容器28との間には、製氷用給水タンク20の水を水受け容器28側へ供給するための給水機構29が設けられている。この給水機構29は、次のような構成となっている。図4に示すように、水受け容器28の下方にはポンプ用モータ30が設けられ、前記製氷用給水タンク20にはポンプ31が設けられていて、ポンプ用モータ30により非接触でポンプ31を駆動する構成となっている。
詳細には示されてはいないが、その駆動原理を簡単に説明する。ポンプ用モータ30の先端部には、当該ポンプ用モータ30により回転駆動される永久磁石32が設けられ、その永久磁石32の回転により、製氷用給水タンク20内のポンプ31のポンプ羽根が回転し、ポンプ動作が行なわれる。ポンプ動作が行なわれると、製氷用給水タンク20内の水が汲み上げられて、給水パイプ33を介して水受け容器28に供給される。水受け容器28に供給された水は、給水パイプ34を介して、前記自動製氷装置12の製氷皿11へ供給される構成となっている。
さて、冷蔵室3と野菜室4との間を仕切る前記仕切板8の前部8aに、静電霧化装置36が設置されており、以下、この静電霧化装置36の構成について、図6及び図7も参照して説明する。静電霧化装置36は、図2及び図3に示すように、仕切板8の前部8aにおいて、左右方向のほぼ中央部に配置されている。仕切板8の下面には、静電霧化装置36を設置するためのベース板37が取り付けられ、仕切板8には、静電霧化装置36の霧化ユニット38を出し入れするための開口部39が形成されている。霧化ユニット38は、本発明における受電ユニットを構成する。仕切板8には、その開口部39を開閉する収容部用蓋40が前後方向にスライド可能に設けられている。仕切板8とベース板37との間には、霧化ユニット38を収容するためのユニット収容部41が設けられている。収容部用蓋40は、このユニット収容部41の上面の開口部39を開閉する。
霧化ユニット38は、水Wを貯留する貯水タンク43(貯水部に相当)と、この貯水タンク43の上部に組み付けられた上部ケース44と、この上部ケース44を上方から覆うユニット蓋45とを有している。上部ケース44には、導電性シート46と、保水材47と、吸水ピン48と、複数本のミスト放出部49が設けられている。
このうち、導電性シート46は、例えば、ポリエステル繊維と、導電性物質としてのカーボン繊維を混ぜてフェルト状(不織布状)に形成したもので、保水性、水分の吸い上げ特性と、導電性を有していて、上部ケース44内の上部に配置されている。
このうち、導電性シート46は、例えば、ポリエステル繊維と、導電性物質としてのカーボン繊維を混ぜてフェルト状(不織布状)に形成したもので、保水性、水分の吸い上げ特性と、導電性を有していて、上部ケース44内の上部に配置されている。
保水材47は、例えばウレタンスポンジからなり、保水性及び水分の吸い上げ特性に優れていて、上面が導電性シート46の下面に接触する状態で配置されている。保水材47は、導電性シート46よりも厚く形成されている。
吸水ピン48は、例えば、ポリエステル繊維を撚り合せてピン状に形成したもので、保水性と、水分の吸い上げ特性に優れている。この吸水ピン48は、上端部が前記保水材47を貫通して導電性シート46に接触している。また、吸水ピン48の下端部は、上部ケース44の筒部44aを通して貯水タンク43内の水Wの中に挿入された状態となっている。
吸水ピン48は、例えば、ポリエステル繊維を撚り合せてピン状に形成したもので、保水性と、水分の吸い上げ特性に優れている。この吸水ピン48は、上端部が前記保水材47を貫通して導電性シート46に接触している。また、吸水ピン48の下端部は、上部ケース44の筒部44aを通して貯水タンク43内の水Wの中に挿入された状態となっている。
ミスト放出部49は、例えば、ポリエステル繊維と、導電性物質としてのカーボン繊維を混ぜて撚り合せてピン状に形成したもので、吸水ピン48と同様に保水性及び水分の吸い上げ特性を有するとともに、導電性シート46と同様に導電性を有している。各ミスト放出部49には、白金ナノコロイドを担持させている。白金ナノコロイドは、例えば、当該白金ナノコロイドを含む処理液にミスト放出部49を浸漬して、これを焼成することによって担持させることができる。これら各ミスト放出部49は、それぞれの上端部が導電性シート46に接触している。
また、各ミスト放出部49の下端部は、上部ケース44を貫通して上部ケース44の下方へ垂下する状態で突出している。上部ケース44には、それらミスト放出部49を覆うように放出部カバー50が着脱可能に設けられている。その放出部カバー50には、ミスト放出部49の下方に位置させて、放出口51が形成されている。ベース板37には、その放出口51の後方に位置させて、ミスト放出口52が形成されている。ミスト放出口52は、野菜室4内の上部に連通している。放出口51とミスト放出口52とは連通していて、前記ミスト放出部49からミストが放出されると、そのミストは、図6に矢印Aで示すように、放出口51からミスト放出口52を通して野菜室4内に供給されるようになっている。
ここで、吸水ピン48は、貯水タンク43内の水Wを吸い上げて保水材47及び導電性シート46に供給する。保水材47は、吸水ピン48から供給された水を保持するとともに、その水を前記導電性シート46に供給する。導電性シート46は、吸水ピン48及び保水材47から供給された水をミスト放出部49に供給する。この場合、吸水ピン48、保水材47、導電性シート46は、ミスト放出部49へ水分を供給する給水部を構成する。
霧化ユニット38をユニット収容部41にセットする際には、前記収容部用部蓋40を開放させた状態で、図6に矢印B1で示すように、開口部39からユニット収容部41内に挿入した後、後方へスライドさせることによって正規のセット位置にセットする。また、霧化ユニット38をユニット収容部41から取り出す際には、図6に矢印B2で示すように、手前にスライドさせた後、霧化ユニット38を持ち上げて開口部39から取り出すようにする。
霧化ユニット38には、図7に示すように、給電ピン54が後方へ向けて突出するように設けられている。この給電ピン54は、基端部が導電部材55を介して前記導電性シート46に接続されている。霧化ユニット38をユニット収容部41内の正規の位置にセットすると、給電ピン54の先端部が、ベース板37側に設けられたコネクタ58に挿入接続される。コネクタ58は、電源装置56の二次側の高電圧トランス57の一端に接続されるようになっている。ここで、前記ミスト放出部49には、導電性シート46、給電ピン54、コネクタ58を介して、電源装置56の負の高電圧(例えば、−数kV)が印加されるようになっている。電源装置56の負の高電圧が各ミスト放出部49に印加されると、各ミスト放出部49の表面の水分が分裂して微細なミストとして放出されるようになる。静電霧化装置36において、ミスト放出部49に対する対極を、当該ミスト放出部49の近傍には設置していない。ミスト放出部49は、本発明の受電部に相当している。
ユニット収容部41内の底部には、霧化ユニット38の位置決めをする位置決め凸部60が設けられているとともに、霧化ユニット38のセット状態を検出するセットスイッチ61が設けられている。このセットスイッチ61は、セット検知手段を構成している。また、ベース板37の前部には、蓋スイッチ62及びレバー63が設けられている。収容部用蓋40が閉鎖された状態では、収容部用蓋40の押圧部64を介してレバー63が回動されることに基づき蓋スイッチ62が押圧操作され、収容部用蓋40が開放されると、蓋スイッチ62に対する押圧操作が解除される。これにより、収容部用蓋40の開閉を蓋スイッチ62により検出する。蓋スイッチ62は、収容部用蓋40の開閉を検知する蓋開閉検知手段を構成する。なお、セットスイッチ61及び蓋スイッチ62は機械式のスイッチに限らず、ホールIC、赤外線等の検知手段によって構成しても良い。
前記貯水タンク43内には、図7に示すように、容器状をなすろ過フィルタ65が設けられているとともに、そのろ過フィルタ65内にイオン交換樹脂66が収容されている。ユニット蓋45には、そのろ過フィルタ65に対応して下方へ延びる筒状の注水口67が設けられている。なお、ユニット蓋45に、その注水口67を開閉する注水蓋68を着脱可能に装着しても良い。この場合、注水蓋68を外した状態で、注水口67から貯水タンク43内へ水を補給することができる。また、貯水タンク43の内面には、例えば酸化チタンからなる光触媒69が塗布されている。ユニット収容部41内の底部には、紫外線を発する光源(例えば紫外線LED)70が設けられている。この光源70は、点灯時に貯水タンク43に向けて紫外線を照射する。光触媒69は、その紫外線を受けることで活性化し、除菌作用を発揮する。
さらに、貯水タンク43内には、フロート80がガイド棒81に沿って上下動可能に設けられている。このフロート80は、貯水タンク43内の水Wに浮き、貯水タンク43内の水位に応じて上下動する。フロート80には、永久磁石82が設けられている。ユニット収容部41内には、フロート80の近傍に位置させて、2個の磁気センサ83,84が上下に設けられている。これら磁気センサ83,84とフロート80の永久磁石82を用い、フロート80の永久磁石82の位置を磁気センサ83,84により検知することで、貯水タンク43内に水の有無を検出することができる。この場合、上の磁気センサ83が永久磁石82の磁束を検知することで、貯水タンク43内に水が有ることを検知し、下の磁気センサ84が永久磁石82の磁束を検知することで、貯水タンク43内の水が無いことを検知する。磁気センサ83,84とフロート80の永久磁石82は、貯水タンク43内の水の有無を検知する水検知手段を構成する。
前記野菜室4内には、図1に示すように、下部容器72と、この下部容器72の上部に配置された上部容器73とが設けられている。上部容器73は、下部容器72よりも前後方向の長さが小さく形成されていて、下部容器72の後部側に配置されている。上部容器73の前端部が、前記ベース板37の前記ミスト放出口52の下方に位置するようになっている。そして、この状態で、ミスト放出口52から野菜室4内へミストが放出されると、そのミストは下部容器72と上部容器73の両方に供給されるようになる。
冷蔵室3の扉3aの前面部には、操作パネル86が設けられている。この操作パネル86には、図8に示すように、静電霧化装置36のモード切替えスイッチ87と、その他の操作部88と、表示部89が設けられている。このうちモード切替えスイッチ87は、静電霧化装置36を通常動作させる動作モードと、強制的に動作を停止させるオフモードとを切り替えるためのものである。
冷蔵庫本体1の背部には、マイクロコンピュータを主体とする制御装置90(図1参照)が設けられている。図8には、本発明の要旨に関係した電気的構成の概略がブロックで示されている。制御装置90には、前記モード切替えスイッチ87、その他の操作部88、扉スイッチ10、蓋スイッチ62、セットスイッチ61、磁気センサ83,84、図示しない温度センサなどからの信号が入力される。制御装置90は、これらの信号と、予め備えた制御プログラムに基づき、表示部89、コンプレッサ19、冷蔵用ファン14、冷凍用ファン17、自動製氷装置12、ポンプ用モータ30、静電霧化装置36、光源70などを制御する機能を備えていて、本発明の制御手段を構成する。
また、本実施形態においては、冷蔵室3の扉3aの開閉を検知する扉スイッチ(扉開閉検知手段)10、霧化ユニット38を収容するユニット収容部41の収容部用蓋40の開閉を検知する蓋スイッチ(蓋開閉検知手段)62、霧化ユニット38のセット状態を検知するセットスイッチ(セット検知手段)61、貯水タンク43内の水の有無を検知するための永久磁石82及び磁気センサ(水検知手段)83,84は、ミスト放出部49に対する電源の供給を遮断するための電源遮断用検知手段を構成している。従って、本実施形態においては、電源遮断用検知手段を複数、この場合4個備えている。
次に上記構成の作用を説明する。
まず、静電霧化装置36の基本的な作用について説明する。モード切替えスイッチ87が動作モードに設定され、霧化ユニット38がユニット収容部41内の正規の位置にセットされ、貯水タンク43内に水Wが貯留され、ユニット収容部41の収容部用蓋40が閉鎖され、かつ、各貯蔵室の扉が閉鎖された状態で、静電霧化装置36の各ミスト放出部49に負の高電圧が印加されると、各ミスト放出部49から微細なミストが放出され、そのミストがミスト放出口52から野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給される。そのミストは強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含んでいて、そのヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給されることで、それらの除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、それら上部容器73及び下部容器72内に収容された野菜等の鮮度保持等も期待できる。また、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。
まず、静電霧化装置36の基本的な作用について説明する。モード切替えスイッチ87が動作モードに設定され、霧化ユニット38がユニット収容部41内の正規の位置にセットされ、貯水タンク43内に水Wが貯留され、ユニット収容部41の収容部用蓋40が閉鎖され、かつ、各貯蔵室の扉が閉鎖された状態で、静電霧化装置36の各ミスト放出部49に負の高電圧が印加されると、各ミスト放出部49から微細なミストが放出され、そのミストがミスト放出口52から野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給される。そのミストは強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含んでいて、そのヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給されることで、それらの除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、それら上部容器73及び下部容器72内に収容された野菜等の鮮度保持等も期待できる。また、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。
ところで、静電霧化装置36は、水が無くなるとミストを発生させることができなくなるため、定期的に水を補給する必要がある。また、使用に伴いミスト放出部49の表面にぬめりのような汚れが付着して目詰まりが発生すると、ミストの放出性能が低下するため、例えば1年に1回程度、ミスト放出部49を掃除することが好ましい。
このような場合には、冷蔵室3の扉3aを開放した後、仕切板8前部8aの収容部用蓋40をスライドさせてユニット収容部41の開口部39を開放させる。そして、使用者はユニット収容部41内に手を挿入して静電霧化装置36の霧化ユニット38を持ち、前方へスライドさせた後、持ち上げ、ユニット収容部41から取り出す。このとき、コネクタ58に対する給電ピン54の接続が外れる。そして、水を補給するだけの場合には、注水蓋68を外した状態で注水口67から水を補給する。また、ミスト放出部49も掃除する場合には、貯水タンク43から上部ケース44を外すとともに、上部ケース44から放出部カバー50を外し、ミスト放出部49を露出させた状態でその掃除を行う。なお、水を補給するだけの場合には、注水蓋68を設けることで、霧化ユニット38をユニット収容部41にセットしたままで、補給することができる。ただし、扉スイッチ10と蓋スイッチ62の双方が故障していることも考えられるため、安全面を優先する場合には、霧化ユニット38をユニット収容部41から外さないと水を補給できないようにしていることが好ましい。
なお、水の補給や掃除が終わったら、霧化ユニット38をもとのように組み立てた後、霧化ユニット38をユニット収容部41内に収容して正規の位置にセットする。このとき、給電ピン54をコネクタ58に挿入接続する。この後、収容部用蓋40を前方へスライドして開口部39を閉鎖し、冷蔵室3の扉3aを閉鎖しておく。
次に、静電霧化装置36に対する制御装置90の制御内容について、主に図9のフローチャートを参照して説明する。冷蔵庫の電源が投入されると、制御装置90は、まず、ステップS1において、収容部用蓋40の開閉があり、かつ、霧化ユニット38の脱着があったかどうかを判断する。収容部用蓋40の開閉は、蓋スイッチ62の検知信号で判断する。霧化ユニット38の脱着があったかどうかは、セットスイッチ61の検知信号で判断する。ステップS1で、収容部用蓋40の開閉がなく、かつ、霧化ユニット38の脱着もなかった場合には、「NO」に従ってステップS2へ移行し、貯水タンク43内の水が有るか否かを判断する。貯水タンク43内の水が有るか否かの判断は、磁気センサ83,84の検知信号で判断する。磁気センサ83,84のうち、上の磁気センサ83が、フロート80における永久磁石82の磁束を検知している場合には、水が有ると判断し、下の磁気センサ84が永久磁石82の磁束を検知している場合には、水が無いと判断する。
ステップS1及びステップS2で共に「NO」の場合には、静電霧化装置36におけるミスト放出部49への電源の供給は行われず(動作停止状態)、そのまま待機することになる。例えば、冷蔵庫を購入して初めて電源を投入する場合には、貯水タンク43内に水は入っておらず、静電霧化装置36を動作させるためには、貯水タンク43内に水を補給する必要がある。貯水タンク43に水を補給するには、前述したように、冷蔵室3の扉3aを開放した後、収容部用蓋40を開放させて、霧化ユニット38を一旦取り出し、貯水タンク43に水を補給する。この後、霧化ユニット38をユニット収容部41に収容し、収容部用蓋40を閉鎖し、冷蔵室3の扉3aを閉鎖することになる。ステップS1では、この動作を検出するため、収容部用蓋40の開閉と、霧化ユニット38の脱着を確認するようにしている。
例えば、使用者が貯水タンク43内に水を補給すべく、収容部用蓋40を開閉し、かつ、霧化ユニット38の脱着を行ったと判断した場合には、ステップS1で「YES」に従ってステップS3へ移行する。また、ステップS1で、収容部用蓋40の開閉がなく、かつ、霧化ユニット38の脱着もなかった場合でも、ステップS2で、貯水タンク43内に水が有ることを検知した場合には、「YES」に従ってステップS3へ移行する。
ステップS3では、モード切替えスイッチ87がオフモードに操作されたか否かを判断する。ステップS4では、セットスイッチ61の検知信号により、霧化ユニット38が正規の位置にセットされているか否かを判断する。ステップS5では、蓋スイッチ62の検知信号により、収容部用蓋40が閉鎖されているか否かを判断する。ステップS6では、扉スイッチ10の検知信号により、冷蔵室3の扉3aが閉鎖されているか否かを判断する。ステップS7では、磁気センサ83,84の検知信号により、貯水タンク43内に水が有るか否かを判断する。
ここで、モード切替えスイッチ87が通常の動作モードに設定され(ステップS3で「NO」)、霧化ユニット38が正規の位置にセットされ(ステップS4で「YES」)、収容部用蓋40が閉鎖され(ステップS5で「YES」)、冷蔵室3の扉3aが閉鎖され(ステップS6で「YES」)、かつ貯水タンク43内に水が有る正常の状態(ステップS7で「YES」)では、制御装置90は、静電霧化装置36のミスト放出部49に負の高電圧を印加して通常の動作モードを実行し(ステップS8)、ステップS3に戻る。この動作モードでは、上述したように、ミスト放出部49から微細なミストが放出され、そのミストがミスト放出口52から野菜室4の上部容器73及び下部容器72内に供給される。
そして、動作モードを実行中に、例えば冷蔵室3の扉3aが開放された場合には、制御装置90は、ステップS6で「NO」に従ってステップS9へ移行し、静電霧化装置36を動作停止モードに切り替える。動作停止モードでは、ミスト放出部49への電源の供給が停止(負の高電圧の印加が停止)され、これに伴いミストの放出が停止される。冷蔵室3の扉3aが閉鎖されれば、動作モード(ステップS8)に切り替えられる。また、動作モードを実行中に、例えば貯水タンク43内の水が無くなったと判断された場合には、制御装置90は、ステップS7で「NO」に従ってステップS9へ移行し、静電霧化装置36を動作停止モードに切り替える。このとき、制御装置90は、貯水タンク43内の水が無くなったことを表示部89に表示することで、使用者に報知することが好ましい。
一方、動作モード実行中において、使用者が静電霧化装置36の動作を停止させたい場合には、使用者はモード切替えスイッチ87を操作してオフモードに設定する。すると、制御装置90は、ステップS3においてこれを判断し、「YES」に従ってステップS10へ移行し、静電霧化装置36をオフモードに切り替える。オフモードでは、ミスト放出部49への電源の供給が停止(負の高電圧の印加が停止)され、これに伴いミストの放出が停止される。このオフモードの場合には、モード切替えスイッチ87が動作モードに切り替えられるまでオフモードを継続することになる。
動作モード実行中において、使用者が貯水タンク43に水を補給したり、或いはミスト放出部49などを掃除したりするために、冷蔵室3の扉3aを開放すると、制御装置90は、ステップS6でこれを判断し、動作停止モードに移行し(ステップS9)、ミスト放出部49への電源の供給を停止させる。そして、使用者は、収容部用蓋40を開放させた後、霧化ユニット38をユニット収容部41から取り出し、貯水タンク43に水を補給したり、或いはミスト放出部49などを掃除したりする。それらの作業が終わったら、使用者は霧化ユニット38をユニット収容部41内の正規の位置にセットし、収容部用蓋40を閉鎖し、さらに冷蔵室3の扉3aを閉鎖する。
この場合において、制御装置90は、ステップS3で「NO」、ステップS4〜ステップS7ですべて「YES」と判断した場合には、動作モードに移行してミスト放出部49への電源の供給が再開させる。このとき、霧化ユニット38が正しくセットされていなかったり、収容部用蓋40が閉鎖されていなかったり、冷蔵室3の扉3aが閉鎖されていなかったり、貯水タンク43内の水が無かったりした場合には、動作モードに移行せず、動作停止モードのままとし、ミスト放出部49への電源の供給は再開しない。
一方、一旦停電があった後、電源が投入(復旧)されたような場合には、制御装置90は、ステップS1から実行する。停電後の復旧の場合には、停電前に静電霧化装置36が動作モードであれば、貯水タンク43内には水が有るので、収容部用蓋40の開閉と、霧化ユニット38の脱着が確認できなくても、貯水タンク43内に水が有ることを検知すれば、ステップS3へ移行しても問題はない。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
冷蔵室3と野菜室4との間の仕切板8に静電霧化装置36を設置し、その静電霧化装置36のミスト放出部49から放出されたミストを主に野菜室4に供給する構成とした。これにより、強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4に供給されることで、その野菜室4内の除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、野菜等の鮮度保持等も期待できる。
静電霧化装置36としては、ミスト放出部49に対する対極を、当該ミスト放出部49の近傍に設置していないため、ミスト放出部と対極との間でコロナ放電が発生していた従来構成のものとは異なり、オゾンなどの有害ガスの発生を抑えることができ、安全性を向上させることができる。
冷蔵室3と野菜室4との間の仕切板8に静電霧化装置36を設置し、その静電霧化装置36のミスト放出部49から放出されたミストを主に野菜室4に供給する構成とした。これにより、強い酸化作用を有するヒドロキシラジカルを含むミストが野菜室4に供給されることで、その野菜室4内の除菌や脱臭が可能になる。また、そのミストにより、野菜等の鮮度保持等も期待できる。
静電霧化装置36としては、ミスト放出部49に対する対極を、当該ミスト放出部49の近傍に設置していないため、ミスト放出部と対極との間でコロナ放電が発生していた従来構成のものとは異なり、オゾンなどの有害ガスの発生を抑えることができ、安全性を向上させることができる。
静電霧化装置36は水Wを貯留する貯水タンク43を有し、この貯水タンク43に貯留された水Wを、吸水ピン48、保水材47及び導電性シート46を介して各ミスト放出部49に供給する構成としている。これにより、ミスト放出部49へ水を安定して供給することができるので、ミスト放出部49からのミスト発生量も安定させることができる。
また、貯水タンク43は霧化ユニット38ごとユニット収容部41に対して着脱可能であるから、貯水タンク43への水の補給を容易に行うことができる。貯水タンク43に合わせてミスト放出部49も着脱可能であるから、そのミスト放出部49の掃除も容易に行うことができる。
また、貯水タンク43は霧化ユニット38ごとユニット収容部41に対して着脱可能であるから、貯水タンク43への水の補給を容易に行うことができる。貯水タンク43に合わせてミスト放出部49も着脱可能であるから、そのミスト放出部49の掃除も容易に行うことができる。
貯水タンク43内にろ過フィルタ65を設けたので、貯水タンク43内に補給される水を浄化することができ、清潔な水をミスト放出部49に供給することができる。これにより、ミスト放出部49などに目詰まりが発生することを極力防止することができ、ミストの放出量の低下を防止することができるようになる。また、そのろ過フィルタ65内にイオン交換樹脂66を設けたので、貯水タンク43内に貯留される水Wに含まれたミネラル分を、そのイオン交換樹脂66により吸着することで除去することができる。これにより、ミスト放出部49などにスケールが蓄積してしまうことを極力防止できて、目詰まりの発生を一層防止することができ、ミストの放出量の低下を一層防止できるようになる。これらにより、ミスト放出部49の使用寿命を長くすることが可能になる。
加えて、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。これによっても、清潔な水をミスト放出部49に供給することができる。
加えて、所定時間ごとに光源70を一定時間点灯制御することで、貯水タンク43内の光触媒69が活性化され、貯水タンク43内の除菌作用を期待できる。これによっても、清潔な水をミスト放出部49に供給することができる。
静電霧化装置36の霧化ユニット38は仕切板8の前部8aに設置したので、その霧化ユニット38に対する水の補給や、霧化ユニット38の着脱が容易にできる。霧化ユニット38のミスト放出部49から放出されるミストが、野菜室4における上部容器73と下部容器72の両方に上方から供給される構成としたので、上部容器73にも下部容器72にもミストを供給することができる。
ミスト放出部49に白金ナノコロイドを担持させることで、ミスト放出部49から放出されるミストにヒドロキシラジカルが一層生成されやすくなり、除菌機能や脱臭機能を一層向上させることが可能になる。また、ミスト放出部49に導電性物質(カーボン)を含ませたことにより、ミスト放出部49の導電性を良好に維持することができる。
電源遮断用検知手段として、扉スイッチ(扉開閉検知手段)10と、蓋スイッチ(蓋開閉検知手段)62と、セットスイッチ(セット検知手段)61と、永久磁石82及び磁気センサ(水検知手段)83,84とを備えていて、冷蔵室3の扉3aが開放された場合、収容部用蓋40が開放された場合、霧化ユニット38が正規の位置にセットされていない場合、貯水タンク43内の水が無い場合のいずれかが検知された場合には、制御装置90がミスト放出部49への電源の供給を遮断する構成としている。これにより、仮に扉スイッチ10が故障していたとしても、他の検知手段の検知に基づき、ミスト放出部49への電源の供給を遮断することができるので、使用者が不用意に高電圧部に触れることを防止でき、安全性の向上を一層図ることができる。
貯水タンク43内の水の有無を検知するための水検知手段(永久磁石82及び磁気センサ83,84)を備えていて、貯水タンク43内の水が無くなった場合には、ミスト放出部49への電源を遮断する構成としたことで、省電力化を図ることが可能となる。また、モード切替えスイッチ87を備えていて、使用者の判断によりモード切替えスイッチ87を操作してオフモードに切り替えることで、ミスト放出部49への電源を遮断して余計な通電をなくし、省電力化を図ることが可能である。
制御装置90は、電源投入後に、少なくとも一度、蓋スイッチ62により収容部用蓋40の開閉を検知し、かつセットスイッチ61により霧化ユニット38が脱着されたことを検知した場合に、ステップ3以降へ移行することで、霧化ユニット38への電源の供給を可能としている。これにより、制御装置90は、これらを検知(蓋スイッチ62により収容部用蓋40の開閉を検知し、かつセットスイッチ61により霧化ユニット38が脱着されたことを検知)した場合には、使用者が給水タンク43に水を補給したと判断し、貯水タンク43内に水がない状態でミスト放出部49に給電されることを防止できる。
また、制御装置90は、電源投入後に、蓋スイッチ62により収容部用蓋40の開閉を検知せず、しかもセットスイッチ61により霧化ユニット38が脱着されたことを検知しない場合でも、水検知手段(永久磁石82と磁気センサ83,4)により貯水タンク43内に水があることを検知した場合には、ミスト放出部49への電源の供給を可能とするようにしている。これにより、例えば一時的な停電の後、電源が復旧したような場合には、早期に静電霧化装置36を動作モードに戻すことが可能となる。
また、制御装置90は、電源投入後に、所定の条件を満たさない場合、本実施形態では、蓋スイッチ62により収容部用蓋40の開閉を検知せず、またセットスイッチ61により霧化ユニット38が脱着されたことを検知せず(ステップS1)、しかも、水検知手段(永久磁石82と磁気センサ83,4)により貯水タンク43内に水があることを検知しなかった場合(ステップS2)には、そのまま待機し、ステップS3以降へは移行せず、ミスト放出部49には電源を供給しない。これにより、貯水タンク43内に水が無い状態でミスト放出部49に電源を供給されることを防止できる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
静電霧化装置36の霧化ユニット38の設置場所は、冷蔵室3内、或いは野菜室4内としてもよい。
高電圧が印加される受電部を有する受電ユニットとしては、静電霧化装置36の霧化ユニット38に限られず、高電圧が印加される受電部を有する事情があるものであれば、例えば、放電極と対極を近傍に有した静電霧化装置、放電手段を有する脱臭装置などを対象とすることもできる。
静電霧化装置36の霧化ユニット38の設置場所は、冷蔵室3内、或いは野菜室4内としてもよい。
高電圧が印加される受電部を有する受電ユニットとしては、静電霧化装置36の霧化ユニット38に限られず、高電圧が印加される受電部を有する事情があるものであれば、例えば、放電極と対極を近傍に有した静電霧化装置、放電手段を有する脱臭装置などを対象とすることもできる。
図面中、1は冷蔵庫本体、3は冷蔵室(貯蔵室)、4は野菜室(貯蔵室)、3a,4aは扉、8は仕切板、10は扉スイッチ(扉開閉検知手段、電源遮断用検知手段)、36は静電霧化装置、38は霧化ユニット(受電ユニット)、40は収容部用蓋、41はユニット収容部、43は貯水タンク(貯水部)、49はミスト放出部(受電部)、54は給電ピン、56は電源装置、61はセットスイッチ(セット検知手段、電源遮断用検知手段)、62は蓋スイッチ(蓋開閉検知手段、電源遮断用検知手段)、80はフロート、82は永久磁石(水検知手段、電源遮断用検知手段)、83,84は磁気センサ(水検知手段、電源遮断用検知手段)、87はモード切替えスイッチ、90は制御装置(制御手段)を示す。
Claims (8)
- 高電圧が印加される受電部を有する受電ユニットを備え、この受電ユニットを冷蔵庫本体に対して着脱可能に設置する構成とした冷蔵庫において、
前記受電部に対して電源の供給を遮断するための電源遮断用検知手段を複数備えていることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1記載の冷蔵庫において、
前記冷蔵庫本体が有する貯蔵室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
前記受電ユニットを着脱可能に収容するユニット収容部と、
このユニット収容部を開閉する収容部用蓋と、
この収容部用蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段とを備え、
前記電源遮断用検知手段は、前記扉開閉検知手段と前記蓋開閉検知手段を含んでいることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1記載の冷蔵庫において、
前記冷蔵庫本体が有する貯蔵室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
前記受電ユニットが正規の位置にセットされているか否かを検知するセット検知手段とを備え、
前記電源遮断用検知手段は、前記扉開閉検知手段と前記セット検知手段を含んでいることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1記載の冷蔵庫において、
前記冷蔵庫本体が有する貯蔵室の扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
前記受電ユニットを着脱可能に収容するユニット収容部と、
このユニット収容部を開閉する収容部用蓋と、
この収容部用蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、
前記受電ユニットが前記ユニット収容部の正規の位置にセットされているか否かを検知するセット検知手段とを備え、
前記電源遮断用検知手段は、前記扉開閉検知手段と前記蓋開閉検知手段と前記セット検知手段を含んでいることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫において、
前記受電ユニットは、水を霧化する霧化装置であって、霧化用の水を貯留する貯水部と、この貯水部に貯留された水の有無を検知する水検知手段とを備え、
前記電源遮断用検知手段は、前記水検知手段も含んでいることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫において、
制御手段を備え、
この制御手段は、電源投入後に、所定の条件を満たさないと前記受電部に電源を供給しないことを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項4に記載の冷蔵庫において、
制御手段を備え、
この制御手段は、電源投入後に、少なくとも一度、前記蓋開閉検知手段により前記収容部用蓋の開閉を検知し、かつ前記セット検知手段により前記受電ユニットが脱着されたことを検知した場合に前記受電部への電源の供給を可能とすることを特徴とする冷蔵庫。 - 請求項7記載の冷蔵庫において、
前記受電ユニットは、水を霧化する霧化装置であって、霧化用の水を貯留する貯水部と、この貯水部に貯留された水を検知する水検知手段とを備え、
前記制御手段は、電源投入後に、前記蓋開閉検知手段により前記収容部用蓋の開閉を検知せず、しかも前記セット検知手段により前記受電ユニットが脱着されたことを検知しない場合でも、前記水検知手段により水があることを検知した場合には前記受電部への電源の供給を可能とすることを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147596A JP2011002206A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷蔵庫 |
CN 201010208911 CN101929786B (zh) | 2009-06-22 | 2010-06-21 | 冰箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147596A JP2011002206A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011002206A true JP2011002206A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43560298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009147596A Pending JP2011002206A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011002206A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11237040A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-31 | Gastar Corp | 複合式燃焼装置 |
JP2005226947A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴室用静電霧化装置 |
JP2007116811A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | 回路 |
JP2007190084A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 送風装置、静電霧化器及び送風装置セット |
JP2008238019A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 除湿装置 |
JP2008279444A (ja) * | 2008-05-26 | 2008-11-20 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置及びこれを用いた空気清浄機 |
JP2008286462A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2009002590A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 冷蔵庫および冷蔵庫に搭載される霧化装置 |
-
2009
- 2009-06-22 JP JP2009147596A patent/JP2011002206A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11237040A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-31 | Gastar Corp | 複合式燃焼装置 |
JP2005226947A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴室用静電霧化装置 |
JP2007116811A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | 回路 |
JP2007190084A (ja) * | 2006-01-17 | 2007-08-02 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 送風装置、静電霧化器及び送風装置セット |
JP2008238019A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 除湿装置 |
JP2008286462A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2009002590A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Panasonic Corp | 冷蔵庫および冷蔵庫に搭載される霧化装置 |
JP2008279444A (ja) * | 2008-05-26 | 2008-11-20 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 静電霧化装置及びこれを用いた空気清浄機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6738931B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20120092442A (ko) | 냉장고 | |
JP2006057995A (ja) | 加湿器 | |
JP4912132B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR101162845B1 (ko) | 냉장고 | |
JP2011002206A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6479109B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5537057B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6449134B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5417084B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5468330B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5449977B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6936906B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6067614B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2012207911A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2019056553A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5675940B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008145009A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2012063059A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4895788B2 (ja) | 給水用貯水タンク装置 | |
JP2011052921A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2004286303A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2012037088A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2014134328A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2011012900A (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130820 |