JPH11237040A - 複合式燃焼装置 - Google Patents

複合式燃焼装置

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JPH11237040A
JPH11237040A JP5611598A JP5611598A JPH11237040A JP H11237040 A JPH11237040 A JP H11237040A JP 5611598 A JP5611598 A JP 5611598A JP 5611598 A JP5611598 A JP 5611598A JP H11237040 A JPH11237040 A JP H11237040A
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pipe
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美仁 渡辺
Hiroshi Mitsuo
浩 満尾
Koji Osato
幸司 大里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯運転開始にともなう後沸き現象を防止し
て、同時に省電力及び省燃費をはかることができる複合
式燃焼装置を提供すること。 【解決手段】 前記燃料供給系17のパイロットバーナ
用のガス供給管36を分岐させて、一方の分岐管56を
手動の器具栓51を介して前記パイロットバーナ21へ
接続し、他方の分岐管57を給湯管の給湯圧力を利用し
た水圧自動ガス弁58を介して前記パイロットバーナ2
1へ接続し、さらに、元ガス電磁弁68が前記器具栓5
1の開き操作及び/又は前記水流検知手段の検知結果に
より開動作するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば給湯機能
と追焚き機能等の複数の機能を備えた複合式燃焼装置に
係り、特にそのパイロットバーナ用の電磁弁を省略して
省電力をはかることができる改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合式燃焼装置は、図1
0に示すように構成されている。図において、この燃焼
装置は複合式の給湯器であり、複合式給湯器1は、風呂
の追焚き用のバーナ1と給湯用のバーナ2を備えてお
り、それぞれ風呂用の熱交換器3と給湯用の熱交換器4
とを加熱して、風呂の追焚きと給湯の二つの機能を備え
るようになっている。
【0003】風呂用の熱交換器3は、バーナ1にて加熱
されると、浴槽16の湯が循環する自然循環式の風呂釜
で構成されている。
【0004】一方、給水管6は、水ガバナ7が収容され
たダイヤフラムケース7bに接続されている。そして、
ダイヤフラムケース7bの内部には、通水の水流の差圧
で動くダイヤフラム7aが収容されており、このダイヤ
フラム7aでダイヤフラムケース7b内は高圧側と低圧
側との画成されている。したがって、通水時に差圧で動
くダイヤフラム7aに取り付けられた水ガバナ7によ
り、水圧が変わっても水量がほぼ一定に維持される。ま
たダイヤフラムケース7b内の通路内には湯温つまみ8
が接続されて、給水量を調整できるようになっている。
【0005】また、ダイヤフラムケース7b内のら水ガ
バナ7をへて、水圧に対して水量が一定となった後に水
通路は給湯管31を通り、給湯側熱交換器4に向かって
流れる。一方ダイヤフラムケース7の低圧側には、バイ
パス管6aが接続され、このバイパス管6aは上記給湯
管31に接続されている。ダイヤフラムケース7bの低
圧側と高圧側は、熱交換器4またはオリフィス81を介
してつながっているので、通水がない時には、低圧側と
高圧側の圧力は給水圧力と一致し、ダイヤフラム7aは
中央に位置して移動しない。通水があると熱交換器4ま
たはオリフィス81の圧力損失分だけ水圧に差を生じ、
ダイヤフラム7aが右側に動き、水流が給水圧に応じて
多く流れようとすると、水ガバナが水路を塞いで流量を
コントロールするようになっている。
【0006】さらに、給湯管31には水流スイッチ9が
接続されており、次の三箇所に給湯できるようになって
いる。すなわち、水流スイッチ9の下流には第1の出湯
管12と、出湯栓切り替えレバー11を介してシャワー
管13及び第2の出湯管14が接続され、給湯管31と
第2の出湯管14の間には水電磁弁10を介してバイパ
ス管14aが設けられている。
【0007】一方、風呂および給湯の各バーナに対して
燃料供給を行う燃料供給系は、図示しないガス供給源か
ら延びるガス管に接続されて、ガス供給系を開閉するた
めの元ガス電磁弁18を備えている。この元ガス電磁弁
18の下流は、分岐箇所37にて給湯用ガス管34と風
呂用ガス管35とパイロット用ガス管36の三つに分岐
している。
【0008】給湯用ガス管34は、給湯用ガスガバナ1
9介して給湯用ガスの開閉弁である第1の電磁弁23
と、第2の電磁弁24とが接続されて、さらに給湯用ガ
スバーナ2に接続されている。そして、この第2の電磁
弁24は、上述の湯温つまみ8に連動している。
【0009】風呂用ガス管35は、風呂用ガスガバナ2
0を介して、風呂ガス電磁弁29が接続され、さらに風
呂用ガスバーナ1に接続されている。パイロット用ガス
管36は、パイロット用ガス電磁弁22を介してパイロ
ット用バーナ21に接続されている。このパイロット用
バーナ21は、上述の風呂用及び給湯用バーナに隣接し
て配置されており、パイロット用バーナの火炎は、風呂
用及び給湯用の各バーナの点火に際して、これらバーナ
に火を移すことができるようになっている。
【0010】したがって、この複合式給湯器の各燃焼に
先立って、このパイロット用バーナに点火動作をさせる
ために、点火手段として、点火電極27と、この点火電
極27に高電圧を送るイグナイタ28と、パイロットバ
ーナ21に燃焼火炎を検出するフレームロッド26及び
/または熱電対25が設けられている。
【0011】以上のように構成された複合式給湯器1で
は、給湯運転にあっては、使用者が給湯栓切替えレバー
を操作して水路を閉の位置から出湯側等に切り換える
と、水流スイッチ9がオンして以下の動作が行われる。
あるいは、風呂運転においては、使用者が図示しない風
呂スイッチを押すことにより以下の動作が行われる。す
なわち、内蔵電池の電力により、元ガス電磁弁18及び
パイロットガス電磁弁22を開いて、パイロットバーナ
21に燃料ガスを供給し、点火装置(イグナイタ)28
の高電圧を電極27から火花放電することによって、パ
イロットバーナ21に点火する。そして、このパイロッ
トバーナ21の火炎は、給湯用ガスバーナ2及び/また
は風呂用バーナ1を燃焼するために、この燃焼に先立っ
て燃焼されることで、これらふたつのバーナの燃焼の際
には、燃料ガスに点火する機能を果たす。また、このパ
イロット用ガス管36には、分岐部37の後段にパイロ
ット用電磁弁22を設けていることから、給湯や風呂運
転の運転・停止ごとに、このパイロットバーナ21を燃
焼させたり、消火させたりするようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
複合式給湯器1においては、上記したように器具内に多
数の電装品を備えている。そして、特に上記パイロット
バーナに対応して、パロット用に電磁弁22を設けて、
これを図示しない内蔵電池の電力で駆動していることか
ら、パイロットバーナの燃焼のたびに電力を消耗すると
いう問題があった。すなわち、内蔵電池に蓄積された電
力には限りがあることから、省電力をはからなければな
らいないところ、上述のように駆動頻度の多いパイロッ
トバーナ用のガス管を電磁弁で開閉すると、その分内蔵
電池の電力を消耗してしまう。また、パイロットバーナ
21は、給湯や風呂運転の運転切り替えごとに消火しな
いで、つけたままにして、パイロット用電磁弁22を省
略する方法も考えられる。
【0013】しかし、このようにすると、運転が中断し
たときにも、パイットバーナ21は燃焼したままとな
り、続いて給湯運転すると、給湯用熱交換器4も加熱さ
れているので、給湯運転開始と同時に給湯用熱交換器4
内の高温の湯が出湯されて(後沸きという現象)、危険
であるという問題もある。また、パイロットバーナ21
が常時燃焼していると、その分燃料の消費が増大し、無
駄に燃料を消費してしまう。
【0014】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、給湯運転開始にともなう後沸き現象を防
止して、同時に省電力及び省燃費をはかることができる
複合式燃焼装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、第1のバーナ及び第2のバーナと、これ
ら第1のバーナ及び第2のバーナに隣接して配置したパ
イロットバーナと、前記各バーナにそれぞれ燃料ガスを
供給する燃料供給系と、前記第1及び第2のバーナの一
方に関連して設けた給湯管に接続した水流検知手段と、
この燃料供給系を開閉する元ガス電磁弁とを備えてお
り、前記燃料供給系のパイロットバーナ用のガス供給管
を分岐させて、一方の分岐管を手動の器具栓装置を介し
て前記パイロットバーナへ接続し、他方の分岐管を通水
の際の差圧を利用した水圧自動ガス弁を介して前記パイ
ロットバーナへ接続し、さらに、前記元ガス電磁弁が前
記器具栓装置の開き操作及び/又は前記水流検知手段の
検知結果により開動作するように構成した複合式燃焼装
置により、達成される。
【0016】請求項1の構成によれば、例えば一方のバ
ーナにより、風呂の追焚きを行う風呂燃焼運転の場合
は、使用者が上記器具栓装置の弁体を開くと、これと連
動して元ガス電磁弁が開く。これにより、パイロット用
のガス供給管から一方の分岐管に燃料ガスが供給され
て、パイロット用バーナに供給されることにより、所定
のタイミングで点火動作を行うことでパイロットバーナ
の燃焼を行うことができる。
【0017】また、他方のバーナにより例えば給湯燃焼
運転を行う場合には、給湯栓を開くことで、給水管から
水が送られると、給湯側の水流検知手段が作動し、これ
により、元ガス電磁弁が開いてパイロット用ガス供給管
に燃料ガスが送られる。次いで、水圧自動ガス弁から他
方の分岐管に上記燃料ガスが送られる。この燃料ガス
は、この他方の分岐管から、パイロット用バーナに供給
されることにより、所定のタイミングで点火動作を行う
ことでパイロットバーナの燃焼を行うことができる。こ
のように、パイット用のガス供給管に専用の電磁弁を設
けることなく、パイロットバーナの燃焼を制御すること
ができ、さらに、専用の電磁弁を駆動するための電力を
消費することもない。
【0018】請求項2の発明によれば、請求項1の構成
において、前記パイロットバーナの点火手段が、前記器
具栓装置の開動作を検出手段により検出して点火動作す
るように構成してもよい。
【0019】請求項2の構成によれば、器具栓装置の開
動作に続いて一連の点火動作をすることで、パイロット
バーナに自動点火することができる。
【0020】請求項3の発明によれば、前記器具栓装置
は、器具栓の動きに対応したガス弁を備えた器具栓装置
であり、器具栓を手動で開きパイロットバーナに燃料ガ
スを送り、燃焼を開始すると、前記熱電対からの駆動電
流を受けて、ガス弁の開状態を保持する構成としてもよ
い。
【0021】請求項3の構成によれば、点火動作後に使
用者が器具栓から手をはなした後においても、ガス弁は
開状態をたもつち、燃料ガスが送られ続けるので、パイ
ロットバーナは燃焼を継続することができる。この場
合、ガス弁の開きを保持するための電力は、熱電対によ
り供給されるので、内蔵電池等の消耗はない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的
に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0023】図1は、本発明の実施形態に係る複合式燃
焼装置としての給湯器の主な構成を示す系統図であり、
図10と同じ符号を付した箇所は、これとほぼ共通の構
成である。図において、複合式燃焼装置50は、複合式
の給湯器であり、風呂の追焚き用のバーナ1と給湯用の
バーナ2を備えていて、それぞれ風呂用の熱交換器3と
給湯用の熱交換器4とを加熱して、風呂の追焚きと給湯
の二つの機能を備えるようになっている。さらに、制御
部62と、内蔵電池63を備えており、制御部62は後
述するように複合式燃焼装置50の運転を制御するとと
もに、電池63の電力を必要とする電送品に供給する。
【0024】この複合式燃焼装置50の風呂側は自然循
環式風呂釜であり、燃焼の熱で浴槽16の温水が自然に
循環し、加熱されるものである。上記風呂用の熱交換器
3は追焚き循環管路5に接続され、この追焚き管路5は
循環金具15を介して浴槽16に接続されている。ま
た、風呂用バーナ1には空焚き加熱防止装置64が設け
られている。また、この部分を強制循環式に構成しても
よく、この場合には、循環管路5には追焚きポンプや水
流スイッチを設けるようにする。
【0025】一方、給湯側を説明すると、給水管6はダ
イヤフラムケース7bに接続されている。水ガバナ7を
収容するダイヤフラムケース7b内にはダイヤフラム7
aが収容されている。給水管6により供給された水はダ
イヤフラムケース7bに入った後に、管路6b,6cの
2つに分岐して合流点6dに至る。管路6bは給湯用熱
交換器4を通る管路であり、管路6cは、管路上に配置
されたオリフィス(図示せず)を通って合流点6dに至
るものである。オリフィスを通る管路6cは、熱交換器
4のバイパス管である。ダイヤフラムケース7bの高圧
側7dから出た水は、上記二つの管路6b,6cを通る
間の圧損により圧力が下がる。したがって、合流点6d
での圧力(動圧)は、ダイヤフラムケース7bの高圧側
7dよりも下がる。したがって、この合流点6dと給水
圧との圧力差により、上記ダイヤフラム7aが動かされ
るようになっている。
【0026】また、給水管6には、湯温つまみ8が接続
されており、ダイヤフラムケース7bの下端には水抜き
栓7cが設けられている。尚、ダイヤフラムケース7b
の低圧側からは管路6aが延びて給湯管31に接続され
合流点6dの圧力を受けられるようにしている。上記ダ
イヤフラムケース7bは、ダイヤフラム7aにより高圧
側7dと低圧側7eに区分けされている。この高圧側7
dと低圧側7eとは、出湯栓が閉められているときには
同圧だが、開かれた時には、低圧側7eは、熱交換器4
内の圧損等の分だけ高圧側7dより圧力が下がる。これ
により、出湯栓が開かれて給水管6から通水があると、
ダイヤフラム7aは上記圧力差に基づいて、図1におい
て右側に動く。この動きを受けて、水圧自動ガス弁58
の弁体71は、内蔵スプリングの付勢力に抗して右方に
動き、後述する分岐管57からの燃料ガスをガス管69
に送り、燃料ガスが流れるようになっている。つまり、
水ガバナー7は通水時に生じる上記差圧によって動き、
通水した時にのみ水圧自動ガス弁が開いて、管路69に
燃料ガスを送る。
【0027】さらに、給湯管31には、加圧逃がし装置
59と検知手段としての水流スイッチ9が接続されてお
り、次の三箇所に給湯できるようになっている。すなわ
ち、水流スイッチ9の下流には第1の出湯管12と、出
湯栓切り替えレバー11を介してシャワー管13及び第
2の出湯管14が接続され、給湯管31と第2の出湯管
14の間には水電磁弁10を介してバイパス管14aが
設けられている。また、給湯側に関連して器具内には給
湯加熱防止装置65及び器体加熱防止装置61が設けら
れ、上記風呂側の空焚き加熱防止装置64と接続されて
いる。尚、上記水流スイッチ9は、フローセンサ等の他
の検知手段を用いてもよい。
【0028】一方、風呂および給湯の各バーナに対して
燃料供給を行う燃料供給系は、図示しないガス供給源か
ら延びるガス管に接続されて、ガス供給系を開閉するた
めの元ガス電磁弁68を備えている。この元ガス電磁弁
68の下流は、給湯用ガス管34と風呂用ガス管35と
第1のパイロット用ガス管36の三つに分岐している。
【0029】給湯用ガス管34は、給湯用ガスガバナ1
9及び給湯用ガスの開閉弁である第1の電磁弁23を介
して二組のバーナでなる給湯側バーナ2に接続されてい
る。給湯側バーナ2は第1のバーナ2−1と第2のバー
ナ2−2で構成されており、第2のバーナ2−2には能
力切り換え用の第2の電磁弁24が介設けられている。
したがって、この能力切替え弁24を開閉することで、
第1のバーナ2−1のみの燃焼と、第1及び第2のバー
ナの両方による高い能力による運転とを行うことができ
る。そして、この第2の電磁弁24は、上述の湯温つま
み8に連動している。
【0030】風呂用ガス管35は、風呂用ガスガバナ2
0を介して、風呂ガス電磁弁29が接続され、さらに風
呂用ガスバーナ1に接続されている。第1のパイロット
用ガス管36は、器具内の分岐箇所67にて、一方の分
岐管56と他方の分岐管57とに分岐されている。
【0031】上記他方の分岐管57は、水圧自動ガス弁
58の上流側に接続されている。この水圧自動ガス弁5
8は、下流側に上記水ガバナ7の高圧側7eが接続され
ている。そして、水圧自動ガス弁58は、その弁体ケー
ス内で弁体71が低圧側7dに向かって付勢されてお
り、この弁体71は、ダイヤフラム7aが、通水による
上述した差圧により右方に押されると、開いて、水圧自
動ガス弁58の上流側から導入される燃料ガスは、下流
側に接続されてパイロット用バーナ21まで延びる第2
のパイロット用ガス管69に送りだされるようになって
いる。これにより、後述するように、給湯運転がされた
場合に、ダイヤフラム7a及び水圧自動ガス弁58の機
能により、燃料ガスがパイロット用バーナ21に供給さ
れる。
【0032】上記一方の分岐管56は、風呂燃焼運転に
関連する。つまり、この一方の分岐管56は、器具栓装
置51に接続されている。器具栓装置51が後述するよ
うに操作されて、ガス弁の弁体55が開くと、ガス出口
から管路91に燃料ガスが送られる。管路91は、第2
のパイロットバーナ用ガス管69に接続されているの
で、これによりパイロットバーナ21に燃料ガスが送ら
れる。このパイロット用バーナ21は、上述の風呂用及
び給湯用バーナに隣接して配置されており、パイロット
用バーナの火炎は、風呂用及び給湯用の各バーナの点火
に際して、これらバーナに火を移すことができるように
なっている。
【0033】したがって、この複合式給湯器の各燃焼に
先立って、このパイロット用バーナに点火動作をさせる
ために、点火手段として、点火電極27と、点火電極2
7に高電圧を送るイグナイタ28と、パイロットバーナ
21に燃焼火炎を検出するフレームロッド26及び/ま
たは熱電対25が設けられている。図1においては、こ
のフレームロッド26と熱電対25は、図示の都合上ひ
とつのものとして示されている。
【0034】次に、複合式燃焼装置50の上記器具栓装
置51と安全燃焼装置について説明する。器具栓装置5
1は、風呂燃焼に際しての点火手段と、燃焼安全装置の
一部を構成している。この器具栓装置51は、図4に示
されているように、ケース51aの上端から露出した器
具栓つまみ53と、器具栓つまみ53に連設した器具栓
52を備えており、器具栓52の下端部にはケース51
a内で磁力により吸着される金属で構成した弁体55と
を備えている。そして、上記ケース51a内には、器具
栓52を上方に付勢する付勢手段としてのスプリング5
3aと、弁体55を上方に付勢する付勢手段としてのス
プリング53bとが収容されている。上記ケース51a
は、ガス出口71aとガス入口72とを備えており、上
記弁体55は、このガス出口71aとガス入口72の境
界を開閉するようになっている。また、ケース51aの
下端には電磁石39が固定されており、この電磁石39
は熱電対25に接続されている。一方、器具栓52の動
きを検知する検知手段としてのマイクロスイッチ78が
配置されており、このマイクロスイッチ78は、図2の
説明として後述するように、制御部62に接続されてい
る。そして、後述するように、マイクロスイッチ78の
動作により、制御部62は、元ガス電磁弁68に指示を
与えるようになっている。
【0035】これにより、後述するように、使用者が器
具栓つまみ53を押し込んで、弁体55を下降させると
図3(b)に示すように、金属製の弁体55は、ケース
51a内でスプリング53bの張力に抗して下降して、
上記境界を開くので、ガス入口72から導入された燃料
ガスは境界をこえて上昇し、ガス出口71aから上述の
ようにパイロット用バーナ21に供給される。したがっ
て、上記点火装置28と電極27により、燃料ガスに点
火されることによって、パイロットバーナ21が燃焼を
行う。そして、パイロットバーナ21の燃焼中は、熱電
対25の起電力が電磁石39に与えられるので、電磁石
39が所定の磁界を形成する。この磁界が弁体55を吸
着する力は、上記スプリング53bよりも強く設定され
ているために、この磁界により、金属製の弁体55が吸
着されるので、上記境界を開状態に保持することにな
る。したがって、使用者が器具栓つまみ53から手をは
なしても、弁体55は開位置に保持される。
【0036】これに対して、パイロット用バーナ21の
燃焼が停止したり、後述ように、安全装置により熱電対
25の起電力が消滅すると、図3(a)に示すように、
電磁石39の磁界が消えて、スプリング53bの力によ
り弁体55は上方に押されて、境界を塞ぐので、燃料ガ
スの供給が停止される。
【0037】次に、上記熱電対25に関連して設けられ
る安全装置について説明する。図4に示すように、熱電
対25から延びる導通ラインの一端は上記構成でなる空
焚き加熱防止装置64と接続され、この空焚き加熱防止
装置64から延びる導通ラインはさらに器体加熱防止装
置61に接続され、この器体加熱防止装置61からのび
る導通ラインは給湯加熱防止装置65に入って、さらに
熱電対25に戻るループを形成している。
【0038】図4に示すように、給湯用熱交換器4の近
傍に設けた給湯加熱防止装置65と風呂熱交換器3の近
傍に設けた風呂の空焚き加熱防止装置64は、同じ構成
でなり、図5を参照して説明する。この加熱防止装置6
4,65は、ケース91の先端に露出して設けられ、熱
膨張率の異なる二枚の金属板73a,73bを合わせて
形成したバイメタル73と、このバイメタル73の金属
板73aから下方に延びる押動バー73cの動作により
開閉される接点74を有するバイメタルスイッチでなっ
ている。
【0039】加熱防止装置64,65は、作動前は図5
(a)に示すように、バイメタル73はスイッチレバー
74aを動作させることがないので、この状態では接点
74は閉じており導通している。そして、周囲温度が上
昇すると、バイメタル73を構成する二枚の金属板73
a,73bは熱による膨張率の違いから、金属板73a
は、73bよりも延びて、下方に凸の形状となり、図5
(b)に示すように、バイメタル73の押動バーン73
cがスイッチレバー74aの根元付近を下降させるの
で、接点74がオープンとなり、電気的導通が切れるよ
うになっている。
【0040】さらに、図4に示した器体加熱防止装置6
1は図7に詳しく示されている。図7(a)において、
器体加熱防止装置61カンケース81の両端に上記導通
ラインのそれぞれの一端を形成する一方のリード線82
と他方のリード線83が接続されている。リード線83
は、ケース81内に充填された感温ペレット84を貫通
して金属製の円板84aに接触している。一方、ケース
81の他端から入るリード線82は、ケース81内でス
プリング26により右方向に押された可動電極85に接
続しており、可動電極85に隣接して円板85aが配置
されている。そして、円板84aと85aの間には導通
金属でなるスプリング87が配置されている。
【0041】ここで、器体加熱防止装置61の周囲温度
が上昇し、例えば摂氏188度を越えると、ケース81
内で感温ペレット84が溶解し、図7(b)に示すよう
に、スプリング86,87が延びてしまう。これによ
り、可動電極85は奥側に押されて、リード線82と接
触しなくなることから、リード線82と83の間の導通
が切れるようになっている。
【0042】したがって、このような燃焼安全装置で
は、空焚き加熱防止装置64,器体加熱防止装置61,
給湯加熱防止装置65のいずれかにおいて、導通が切れ
ると、図4の熱電対25の起電力は、上記器具栓装置5
1の電磁石39へ駆動電流が供給されなくなる。これに
より、弁体55はスプリング53aにより押し上げられ
て、ガス入口72とガス出口71aの間の境界を塞ぐの
で、パイロットバーナ21に対する燃料ガスの供給が停
止されようになっている。
【0043】また、図4の過圧逃がし装置59は、図6
に示すように構成されている。図6の(a)に示すよう
に、過圧逃がし装置59は、給湯用熱交換器4の給湯管
路78内に第1の開口77aを有し、外部と連通する第
2の開口77bを備えるケース75と、第1の開口77
aを塞ぐ弁体76と、この弁体76を第1の開口77a
に押しつける付勢手段としてケース75内に収容された
スプリング79とを有している。
【0044】通常の状態においては、図6の(a)に示
すように、弁体76は第1の開口77aを塞いでいる。
ここで、給湯用熱交換器4内の圧力が高まり管路78の
圧力が高まると、この圧力は図6(b)に示すように、
弁体76をスプリング79の付勢力に抗して外側に押
す。これにより、弁体76は第1の開口77aを開い
て、高圧の蒸気を第2の開口77bから外部に排出す
る。これによって、熱交換器4の一部がやぶれて破損す
るといった事態を有効に回避できるようになっている。
【0045】図2は制御部62による複合式燃焼装置5
0の電気的構成の要部を示すブロック図である。図にお
いて、制御部62は、後述する制御内容を行わせるため
に、所定のリレー回路等で構成してもよいし、CPUと
その制御内容を記憶させた不揮発性のメモリを内蔵して
構成してもよい。以下は、CPUと制御プログラムを用
いた例を中心に説明する。
【0046】制御部62には、点火手段として、イグナ
イタ28と電極27が接続されている。また制御部62
には、火炎検出手段としてのフレームロッド26が接続
されている。このフレームロッド26は、火炎の整流作
用を利用して火炎の燃焼を検出するためのものである。
フレームロッド26には、制御部62に接続された内蔵
電池63の供給する電力を制御部62内のコンデンサや
トランス等で構成した所定の昇圧手段で昇圧して、供給
するようになっている。したがって、制御部62はフレ
ームロッド26を用いて検出するために所定のタイマを
内蔵し、所定の時間,例えば30秒間隔で上記電力供給
を行い、間欠的に火炎検出をすれば、省電力をはかるこ
とができる。また、フレームロッド26ではなく、熱電
対25を利用して上記と同様の方法で火炎検出をおこな
ってもよく、その場合はフレームロッド26を省略する
ことができる。
【0047】さらに、制御部62には、給湯側の水流ス
イッチ9が接続されている。また、制御部62には、上
記内蔵電池63が接続されている。
【0048】さらに、制御部62には、熱電対25と、
器具栓装置51、検知手段としてのマイクロスイッチ7
8と、元ガス電磁弁68が接続されている。制御部62
は、器具栓装置51の器具栓が手動で操作されたときに
は、これをマイクロスイッチ78で検知して、元ガス電
磁弁68に内蔵電池63から駆動電流を送り、その弁体
を開くようになっている。
【0049】そして、これらの動作を含めて、上述した
安全動作を行うために、制御部62と、熱電対25と、
器具栓装置51と、検知手段(マイクロスイッチ)78
と、空焚き過熱防止装置64と、器体過熱防止装置61
と、給湯過熱防止装置65とにより安全燃焼装置92を
構成するようになっている。
【0050】次に、この複合式燃焼装置50の点火動作
の一例を図8及び図9を参照しながら説明する。図8
は、複合式燃焼装置50の給湯運転を行うさいの点火動
作の例を示している。図において、使用者は、図1の符
号12,13,14のうちのひとつまたは複数の出湯栓
(図示せず)を開く(ST1)。これにより、給水管6
から導入された水は、水ガバナ7を通って給湯管31を
通り、水流スイッチ9をオンさせる(ST2)。この水
流スイッチ9のオン信号は制御部62に伝えられ、制御
部62は、元ガス電磁弁68に内蔵電池63の駆動電流
を供給して、その弁体を開く(ST3)。これにより、
ガス供給系17は、給湯ガバナ19を介して、給湯ガス
管34へ燃料ガスを送り込む。
【0051】次いで、給水中の水流の流れで生じる差圧
によりダイヤフラム7aが図1の右方向に移動し、この
移動は水圧自動ガス弁58の弁体71に伝えられ、他方
の分岐管57からの燃料ガスが第2のパイロット用ガス
管69を介して、パイロットバーナ21に送られる。次
に、制御部62は点火手段としての点火装置28を動作
させて火花放電することにより、パイロット用バーナ2
1に点火する(ST5)。
【0052】続いて、制御部62はフレームロッド26
にて、パイロットバーナ21の着火を確認する(ST
6)。尚、着火が確認できない場合は、例えば所定時間
の間上記点火動作を繰り返しおこない、それでも着火が
確認できない場合には、元ガス電磁弁68の駆動電流を
切る。これにより、燃料ガスが燃料供給系から送られな
くなるので、ガスが器具内にたまることがない。
【0053】そして、制御部62は、ST6の火炎検出
により着火が確認されたら、給湯ガス管34の第1の電
磁弁23を開く(ST8)。
【0054】これにより、給湯用バーナ2に、これと隣
接したパイロットバーナ21の火が火移りして、給湯用
バーナ2に着火する(ST9)。尚、このときの湯温調
節つまみ8の位置に応じて、制御部62は能力切替え弁
である第2の電磁弁24を開いて、最大能力の燃焼をお
こなう。
【0055】また、給湯栓が閉じられると、水流がとま
り水圧自動ガス弁58は、上記と逆に動作するので、パ
イロット用ガス管36の燃料ガスは、水圧自動ガス弁5
8の位置で止められる。これによりパイロットバーナ2
1の燃焼が停止して、熱電対25の起電力が止まるのと
同時に、水流スイッチ9のオフ信号が制御部62に入
る。制御部62は、第1の給湯ガス電磁弁23と第2の
給湯ガス電磁弁24及び元ガス電磁弁68を閉じる。こ
れにより、燃料供給系からの燃料ガスの供給が停止す
る。
【0056】図9は、複合式燃焼装置50の風呂の追焚
き燃焼運転を行うさいの点火動作の例を示している。図
において、使用者が器具栓装置51の器具栓つまみ53
(図4参照)を押し込むと(ST11)、この押し込ん
だ力により器具栓装置51内の弁体55を開く。また、
器具栓装置51の器具栓つまみ53が押し込まれたこと
により、マイクロスイッチ78がオンして、このオン信
号を制御部62が受け、制御部62は元ガス電磁弁68
を開く(ST13,14)。
【0057】これにより、燃料供給系17からの燃料ガ
スが元ガス電磁弁68を通り、第1のパイロット用ガス
管36から、器具栓装置51に送られる。器具栓装置の
弁体55は上述した原理で燃料ガスを第2のパイロット
用ガス管69を介して、パイロットバーナ21に送る。
【0058】次いで、制御部62は、器具栓つまみ53
の動きが上述のようにマイクロスイッチ78に伝えられ
ることにより、そのオン信号を受けて、点火手段として
の点火装置28を動作させて火花放電し、パイロット用
バーナ21に点火する(ST15)。
【0059】続いて、制御部62はフレームロッド26
にて、パイロットバーナ21の着火を確認する(ST1
6)。尚、着火が確認できない場合は、例えば所定時間
の間上記点火動作を繰り返しおこない、それでも着火が
確認できない場合には、元ガス電磁弁68の駆動電流を
切る。これにより、燃料ガスが燃料供給系から送られな
くなるので、ガスが器具内にたまることがない。
【0060】ST16で火炎検出し始めると、同時に熱
電対25は、器具栓装置51の電磁石39に駆動電流を
送りはじめ、その弁体55を開状態に保持する。これに
より、燃料供給系からの燃料ガスは、パイロットバーナ
21へ継続して送られる。(ST17)。
【0061】次いで、制御部62は、ST16の火炎検
出により着火を確認したら、ST17と同時に風呂ガス
電磁弁29を開く(ST18)。これにより、燃料供給
系17から風呂ガスガバナ20を介して、風呂ガス管3
5を通る燃料ガスが風呂バーナ1に供給される。これに
より、風呂用バーナ1に、これと隣接したパイロットバ
ーナ21の火が火移りして点火され(ST19)、給湯
用バーナ1に着火し、追焚き運転が行われる。
【0062】したがって、この複合式燃焼装置では、パ
イロットバーナ21の燃焼を断続するために、従来のよ
うに内蔵電池で駆動する専用の電磁弁を必要としないの
で、その分省電力を図ることができる。しかも、安全燃
焼装置92を構成する複数の安全装置が危険な状態を検
出すると、熱電対25による器具栓装置51の電磁石へ
の電力供給が止まるので、過熱等の危険な状態が生じた
場合にも、確実に燃焼を止めることができる。
【0063】本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば器具栓つまみ53と器具栓51を離れた位置に配
置して、その間をワイヤ等により接続するように構成し
てもよい。さらに、本発明は、例えば燃料ガスとして灯
油をガス化した燃料ガスを用いる燃焼装置にも適用でき
る。また、燃焼装置の燃焼機能は、給湯や風呂の追焚き
に限らず、暖房装置等種々の機能を備えた燃焼装置にも
適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、給
湯運転開始にともなう後沸き現象を防止して、同時に省
電力及び省燃費をはかることができる複合式燃焼装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る複合式燃焼装置の主な
構成を示す系統図。
【図2】図1の複合式燃焼装置の電気的構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1の複合式燃焼装置の器具栓装置の動作例を
示す説明図。
【図4】図1の複合式燃焼装置の安全装置の構成を示す
説明図。
【図5】図1の複合式燃焼装置の安全装置の一部の構成
を詳しく示す説明図。
【図6】図1の複合式燃焼装置の安全装置の一部の構成
を詳しく示す説明図。
【図7】図1の複合式燃焼装置の安全装置の一部の構成
を詳しく示す説明図。
【図8】図1の複合式燃焼装置の給湯燃焼の点火動作の
例を示すフローチャート。
【図9】図1の複合式燃焼装置の風呂の追焚き燃焼の点
火動作の例を示すフローチャート。
【図10】従来の複合式燃焼装置の構成例を示す系統
図。
【符号の説明】
1 風呂用バーナ 2 給湯用バーナ 3 風呂用熱交換器 4 給湯用熱交換器 5 循環管路 6 給水管 7 ダイヤフラムケース 9 水流スイッチ 17 燃料供給系(管) 21 パイロットバーナ 25 熱電対 27 電極 28 点火装置 31 給湯管 33 追焚き水流スイッチ 34 給湯用ガス管 35 風呂用ガス管 36 第1のパイロット用ガス管 51 器具栓装置 53 器具栓つまみ 56 一方の分岐管 57 他方の分岐管 58 水圧自動ガス弁 61 器体過熱防止装置 62 制御部 63 内蔵電池 64 空焚き過熱防止装置 65 給湯過熱防止装置 68 元ガス電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のバーナ及び第2のバーナと、 これら第1のバーナ及び第2のバーナに隣接して配置し
    たパイロットバーナと、 前記各バーナにそれぞれ燃料ガスを供給する燃料供給系
    と、 前記第1及び第2のバーナの一方に関連して設けた給湯
    管に接続した水流検知手段と、 この燃料供給系を開閉する元ガス電磁弁とを備えてお
    り、 前記燃料供給系のパイロットバーナ用のガス供給管を分
    岐させて、一方の分岐管を手動の器具栓装置を介して前
    記パイロットバーナへ接続し、 他方の分岐管を通水の際の差圧を利用した水圧自動ガス
    弁を介して前記パイロットバーナへ接続し、 さらに、前記元ガス電磁弁が前記器具栓装置の開き操作
    及び/又は前記水流検知手段の検知結果により開動作す
    るように構成したことを特徴とする,複合式燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記パイロットバーナの点火手段が、前
    記器具栓装置の開動作を検出手段により検出して点火動
    作するように構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の複合式燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記器具栓装置は、器具栓の動きに対応
    したガス弁を備えた器具栓装置であり、器具栓を手動で
    開きパイロットバーナに燃料ガスを送り、燃焼を開始す
    ると、前記熱電対からの駆動電流を受けて、ガス弁の開
    状態を保持する構成としたことを特徴とする、請求項1
    または2のいずれかに記載の複合式燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011002206A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2012097926A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Gastar Corp 燃焼装置

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