JP2010540478A - 透明な冷却ゲル - Google Patents

透明な冷却ゲル Download PDF

Info

Publication number
JP2010540478A
JP2010540478A JP2010526197A JP2010526197A JP2010540478A JP 2010540478 A JP2010540478 A JP 2010540478A JP 2010526197 A JP2010526197 A JP 2010526197A JP 2010526197 A JP2010526197 A JP 2010526197A JP 2010540478 A JP2010540478 A JP 2010540478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelatin
solution
gel
cooling
mmol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010526197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010540478A5 (ja
Inventor
ミュラー ベルント−ヴェー
ゾンマーマイヤー クラウス
Original Assignee
フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー filed Critical フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー
Publication of JP2010540478A publication Critical patent/JP2010540478A/ja
Publication of JP2010540478A5 publication Critical patent/JP2010540478A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N1/00Preservation of bodies of humans or animals, or parts thereof
    • A01N1/02Preservation of living parts
    • A01N1/0205Chemical aspects
    • A01N1/021Preservation or perfusion media, liquids, solids or gases used in the preservation of cells, tissue, organs or bodily fluids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N1/00Preservation of bodies of humans or animals, or parts thereof
    • A01N1/02Preservation of living parts

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

【課題】無菌で、無ピロゲンで、5%グルコース又は0.9%食塩水のような凍結等張輸液を粉砕し、ゲルのように柔らかくなく且つ粉砕に必要な程度の氷の調合剤が、移植医学において臓器又は組織の冷却のために使用される。調合剤のゲル状の硬さが不足したり、生産過程が高額であると不利益である。
【解決手段】−5℃〜4℃にてゲル状で柔らかく、透明性を有し、十分に機械的に安定であり、成形性を有している、移植医学のための冷却調合剤を生産する。本発明によれば、このような調合剤が、3〜20wt%の濃度で、等張又は280〜650mOsmol/kgで、pH中性であるゼラチン溶液から、単に冷却及び/又は凍結させることで生産される。

Description

本発明は、移植医学において臓器の冷却の技術分野に関し、特に冷却ゲルに関する。
移植医学では、代謝過程の速度を減少し、臓器の保存を達成するために、移植される組織又は臓器を冷却することが通常手段である。細かく砕かれた氷により−5℃の低温が達成される。無菌環境での作業が必要であるため、通常、この細かく砕かれた氷は、バッグ中に充填された輸液として市販される無菌等張食塩水又は5%グルコース溶液を凍らせることにより産出される。
−15℃以下の温度の冷凍庫で、パッキングされた材料が有効に凍結される。続いて、バッグに対してハンマーでの打撃のように機械的エネルギーを加えることにより、得られた氷のブロックが細かく砕かれた氷に変換される。続いて、細かく砕かれた氷が無菌環境で取り除かれ、臓器又は組織も同様に取り扱われる。
粉砕された氷には更なる要求が求められる。まず、細かく砕かれることにより、臓器の周囲に配置され、そして更に小さい箇所にも配置される。更に、氷が溶けることにより得られる水溶性の溶液はpH5〜7であり、およそ等張である。即ち、組織に損傷を与えない生理学的な条件である。得られる全ての物質は医学的に互換性を有し、それゆえおそらく手術の場に残される解凍された溶液の残りは危険性を有しない。後者は輸液として使用される等張でpH中性の0.9%食塩水又は5%グルコース溶液を凍結させることにより達成される。このような溶液の融解後、同様に生理学的に血行動作は安定し臓器に損傷を与えない。
しかしながら、上述の氷の混合物は、柔軟性を有しないため、小さな臓器を取り囲むためには機械的に最適ではない。
特許文献1は、外包の中のこの目的に最適な冷却材料として、臓器を冷却する冷却ゲルの使用を開示している。冷却ゲルと臓器との直接の接触は記載されていない。更に、この目的に特に最適な組成は記載されていない。
特許文献2は、ゼラチンベースの冷却ゲルを開示している。ここで記載されている冷却ゲルは、臓器の冷却に使用されていないし、その出願に適する組成ではない。
EP1649842 EP970707
従って、臓器と冷却調合剤とが直接的に接触する際に、移植医学での臓器冷却に最適であり、成形性を有し透明な冷却ゲル調合剤を提供することが課題となる。更にそのような冷却調合剤の生産も課題となる。
更に、低加工性及び低透過性である、粉砕された氷での冷却による不利益を避けるため、移植の前及び最中において臓器を冷却する有利な方法を見いだすことが課題である。
この課題は、請求項1の冷却ゲル、請求項7の生産物、及び、請求項10の臓器冷却方法により有利に解決される。
本発明の冷却ゲルは、−5℃〜+4℃の温度で生理学的に許容性を有する間、柔軟で成形性を有し、更に臓器及び組織領域を冷却するのに必要な冷却容量を有する。有利なことに、この冷却ゲルは、5℃以上の温度にて液化され、解凍後に容易に臓器から流出して容易に取り除かれる。都合の良いことに、調合剤は無毒構成物のみを包含し、それゆえ冷却が行われた後に生体に残された残余物は完全に無害である。
この冷却ゲルは、3〜20wt%のゼラチンを包含し、好ましくは6〜10wt%である。この組成は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及び乳酸塩のような生理学的に許容される電解質を有利に包含し、少なくとも等張であるが、おそらく600mOsmol/kgのオスモル濃度まで高められる。このゲルのゲル化範囲は、理想的には−5℃〜+5℃の範囲である。スクシニルゼラチンは、コハク酸によって架橋されたゼラチンである。特に、スクシニルゼラチンがゼラチンとして使用される冷却ゲルは、−5℃〜+4℃の高度な関連温度の範囲において機械的安定性と良好な成形性との理想的な混合であり、加えて良好な冷却容量を有する。
本発明の冷却調合剤は、血漿量代替物として使用される既知のゼラチン調合剤の場合と同様に、プラスチック容器に充填され滅菌された水溶性の溶液から生産される。好ましい実施形態では、冷却調合剤はゼラチン又はゼラチン誘導体、乳酸塩、及び電解質のみから構成される。電解質は、好ましくは以下の濃度にて含有される。即ち、150〜300mmol/Lのナトリウム、5〜10mmol/Lのカリウム、1.5〜3mmol/Lのマグネシウム、1.5〜3mmol/Lのカルシウム、100〜200mmol/Lの塩素である。乳酸塩は、好ましくは30〜60mmol/Lの濃度にて含有される。
本発明の組成は、多量のゼラチン誘導体及び多量の電解質を包含する点で、後者の調合剤と異なる。
得られた水溶性の溶液は、ポリエチレン又はPVCバッグのような容器に充填され、そして−8℃〜3℃の温度にて(対応する温度に調整された冷凍庫に入れられる。)透過性ゲル形状に変換される。好ましくは−5℃〜1℃の温度にてゲル化が行われる。
もう一つの方法として、調合剤が−30℃〜−10℃の温度にて、好ましくは−20℃〜−15℃の温度にて、特に好ましくは約−18℃の温度にて冷凍され、そして冷凍した調合剤は−5℃以上の温度にて加熱され、ゲル状の硬さに変換される。室温では、透明で、しかも機械的に簡単に成形性を有する構造は、60分以内と想定される。この塊は−5℃〜4℃の温度にて24時間まで冷蔵庫に貯蔵され、その時間にて冷却調合剤として使用される。
冷蔵された調合剤は更に2℃〜8℃の冷蔵庫に入れられる。約12時間以内で同様の成形性を有し透明なゲル−氷構造が想定され、それは次の24時間以内で冷却調合剤として使用される。
ゼラチンはコラーゲンタンパク質である。動物の体内に生産されるコラーゲンは、ゼラチンとは反対に水溶性ではない。コラーゲンは、コラーゲンタンパク質の三重らせんから構成され、それはコラーゲン線維として集合し、骨、軟骨及び血管等を形成する。ゼラチンは通常は動物のコラーゲン、しばしば豚皮、から得られるが、自然のコラーゲンからの全てのゼラチンが本発明に適している。ゼラチンの生産において、最初はコラーゲンは分解され三重らせんが破壊される。このようにしてコラーゲンタンパク質は水溶性形態に変換される。溶液中の高いゼラチン濃度にて、コラーゲンタンパク質は低温で架橋し、ゲル状の硬さを形成する。ゼラチンの生来の性質は、ゼラチンの架橋の性質を変化させる試薬をゼラチンに加えることにより変化される。尿素又はコハク酸又はその塩のような架橋試薬を加えることにより、ゼラチン誘導体が得られる。
医学上の溶液中のゼラチン又はゼラチン誘導体の使用は、通常使用される血漿又は血液量増量剤から知られている。これらの溶液は、スクシニルゼラチン、オキシポリゼラチン又は尿素架橋ゼラチン溶液のようなゼラチン誘導体を含有するが、ゼラチン誘導体の濃度範囲が小さいので本発明に係る調合剤とは異なる。
本発明は、当業者により、生理学的に許容される各々の架橋試薬のパラメータを変化させて実施される。しかしながら、驚くべきことに、自然のゼラチンと比較してスクシニルゼラチン、尿素架橋ゼラチン又はオキシポリゼラチンは、機械的に十分なゲルを形成するのに特に有益である。他のゼラチン又はゼラチン誘導体の冷却調合剤と比較して、スクシニルゼラチンに基づく冷却調合剤は、臓器冷却の目的のため成形性と機械的安定性との間の理想的妥協を得るゲル状条件での特に広い関連温度範囲を有している。
−5℃〜+5℃の関連温度範囲において、スクシニルゼラチンに基づく冷却ゲルは素晴らしい冷却容量をも有する。スクシニルゼラチンという言葉は、コハク酸又はその塩又は無水コハク酸で架橋されたゼラチン誘導体を意味し、そしてコハク酸エステルゼラチンもまた同義語として使用される。
本発明に係る調合剤は、理想的には室温では液体であり、それゆえ冷却された生体領域から簡単に取り除くことができる。加えて、液相は室温において溶液が簡単に充填又は製造されるという利点を有する。
血漿量増量剤として使用される市販のゼラチン輸液のように、3%以下のゼラチン濃度は、凍結させても望ましい機械的安定性を有するゲルに到達せず、そして化学構造に依存するものの、ようやく部分的にゲルを形成する。十分な安定性を有しないが高い成形性、機械性を有する状態から、成形性を有しないが機械的に高い安定性を有する状態へ、わずかな小さい温度範囲内にて、そのような調合剤はあまりにも早く通りすぎる。
血液等張条件を得るための電解質の同時の添加により、氷の結晶化温度は低下し、そして氷の結晶化の始まりによりゲル内側が透過性を有し固くなるから、生理学的条件の生産は好ましい効果である。
末梢静脈に注入される輸液として濃度範囲が依然として許容されるため、電解質の添加により、オスモル濃度が650mOsmol/kgまで調整される。280〜600の範囲のオスモル濃度が好ましく、400〜550mOsmol/kgの範囲が特に好ましい。同時に氷の結晶化が対応して調整される。
3%以上の濃度のコハク酸エステルゼラチンを有するゼラチン調合剤は、特に好ましい。このゼラチン誘導体は、オキシポリゼラチン誘導体及び尿素架橋ゼラチン調合剤と比較して、相対的に低濃度にて、機械的に十分安定性を有するゲルを形成する。
3mmol/Lまでのマグネシウム又はカルシウムの生理学的添加により、ゼラチン調合剤の強度は上昇する。全ての自然のゼラチン及びその誘導体が使用されうるが、好ましい溶液は感光性ゼラチンから準備される。平均分子量25〜45kDのゼラチン又はゼラチン誘導体が好ましい。同じものが、注射のために水中に溶解され、熱により分解し、無水コハク酸により架橋又は誘導化される。
溶液は過酸化水素により脱ピロゲン化される。等張条件を得るための電解質又はカルシウム又はマグネシウムの添加の後、溶液は理想的には無菌フィルター化され、プラスチック容器に充填され、及び/又は熱無菌化される。
(実施例1)
150mmol/Lのナトリウム、5mmol/Lのカリウム、1.5mmol/Lのマグネシウム、100mmol/Lの塩素、及び、30mmol/Lの乳酸塩を含む500mLの3%コハク酸エステルゼラチン溶液が、冷凍庫に入れられて−18℃に調整された。2.5時間後、スクシニルゼラチンを含有する溶液は、透明性を有するゲルに変換された。このスクシニルゼラチンから得られたゲルは、高い成形性を有し、低い機械的安定性を有していた。結果物としてのゲルは依然としてわずかな流動性を有していた。冷凍庫にて貯蔵を継続することにより、機械的安定性は僅かに増大した。
(実施例2)
300mmol/Lのナトリウム、10mmol/Lのカリウム、3mmol/Lのマグネシウム、200mmol/Lの塩素、及び、60mmol/Lの乳酸塩を含む6%及び9%の両方のスクシニルゼラチン水溶性の溶液が、−18℃の冷凍庫に入れられ、時間の経過によりゲルの形状が観測された。
6%溶液は2時間後にゲル状になったが、9%溶液は約1時間後にゲル状になった。2.5時間後には双方のゲルは冷凍庫から取り除かれ、下記の結果に示すように時の経過に伴って温度が観測された。
Figure 2010540478
双方のゲルは機械的に安定であり、流動性をほとんど有しなかった。

Claims (11)

  1. 生理的に許容される電解質を含有し、280〜650mOsmol/kgのオスモル濃度である3%〜20%のゼラチン又はゼラチン誘導体を含有するゲル状冷却調合剤を製造するための水溶性の溶液。
  2. 前記ゼラチン又はゼラチン誘導体は、尿素架橋ゼラチン、オキシポリゼラチン又はスクシニルゼラチンであることを特徴とする請求項1に記載の溶液。
  3. 前記ゼラチン又はゼラチン誘導体は、平均分子量が25〜45kDであり、好ましくは30〜40kDであることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶液。
  4. 前記溶液は、5%〜15%、好ましくは6%〜9%のゼラチン又はゼラチン誘導体を含有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の溶液。
  5. 前記溶液は、
    150〜300mmol/Lのナトリウム、
    5〜10mmol/Lのカリウム、
    1.5〜3mmol/Lのマグネシウム、
    1.5〜3mmol/Lのカルシウム、
    100〜200mmol/Lの塩素、
    30〜60mmol/Lの乳酸塩、
    を含有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の溶液。
  6. 前記溶液は、無菌かつ無ピロゲンであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の溶液。
  7. 請求項1乃至5の何れかに記載された溶液を、前記水溶性の溶液が機械的に安定でゲル状態を形成するまで、−1℃以下の温度にて冷却することによる冷却ゲルの製造方法。
  8. 請求項1乃至5の何れかに記載された溶液を−30℃〜10℃の温度にて凍結させ、その後、凍結した溶液が機械的に安定でゲル状態を形成するまで、−5℃以上の温度にて調合剤を加熱することにより、前記溶液を冷却する冷却ゲルの製造方法。
  9. 先行する付加工程として、前記溶液の無菌フィルター工程及び/又は前記溶液の滅菌工程を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の冷却ゲルの製造方法。
  10. 請求項7乃至9の何れかに記載の方法により製造される冷却ゲル。
  11. 3%〜20%のゼラチン又はゼラチン誘導体を含有する冷却ゲルに、直に臓器を接触させることにより、移植の前又は最中に臓器を冷却する方法。
JP2010526197A 2007-10-01 2008-09-17 透明な冷却ゲル Pending JP2010540478A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007047040A DE102007047040A1 (de) 2007-10-01 2007-10-01 Transparentes Kältegel
PCT/EP2008/007789 WO2009046820A2 (de) 2007-10-01 2008-09-17 Transparentes kältegel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010540478A true JP2010540478A (ja) 2010-12-24
JP2010540478A5 JP2010540478A5 (ja) 2013-08-01

Family

ID=40435239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010526197A Pending JP2010540478A (ja) 2007-10-01 2008-09-17 透明な冷却ゲル

Country Status (6)

Country Link
US (2) US20100297599A1 (ja)
EP (2) EP3123861A1 (ja)
JP (1) JP2010540478A (ja)
CN (1) CN101808510A (ja)
DE (1) DE102007047040A1 (ja)
WO (1) WO2009046820A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI670371B (zh) 2016-10-04 2019-09-01 全崴生技股份有限公司 用於細胞冷凍保存的組成物和方法
CN108338160B (zh) * 2018-04-27 2021-08-27 张长水 一种毛囊保存液及其制备方法
CN108849855B (zh) * 2018-07-19 2021-05-11 成都清科生物科技有限公司 一种脂肪组织离体保存液及其制备方法
KR102182077B1 (ko) * 2020-04-29 2020-11-23 (주)바이오다인 세포 고정용 알코올계 젤리 조성물
CN116458493A (zh) * 2023-04-17 2023-07-21 上海利康瑞生物工程有限公司 一种无dmso的干细胞保存液及其制备方法和使用方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925873A (ja) * 1982-08-04 1984-02-09 Nippon Oil Co Ltd 保冷用ゲルの製造法
JPS6127901A (ja) * 1984-07-16 1986-02-07 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 生体を保存する方法
JPH089966A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 動物細胞の輸送方法
JPH089961A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 培養器およびその製造方法
JP2000107219A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Daiya Seiyaku Kk 保冷・保湿用ゲル及び保冷・保湿用ゲル積層体
JP2000514780A (ja) * 1995-12-15 2000-11-07 スティフテルセン ファクトホル 保存溶液
JP2002528469A (ja) * 1998-10-30 2002-09-03 ハイパーベイリック システムズ 生物学的物質の保存法および装置
JP2002538185A (ja) * 1999-03-11 2002-11-12 ハイパーベイリック システムズ 血小板を保存するための組成物及び方法
JP2004513955A (ja) * 2000-11-22 2004-05-13 リーズ大学 フラッシュ保存溶液(FlushPreservationSolution)

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2827419A (en) * 1954-09-24 1958-03-18 Charles B Knox Gelatine Co Inc Acylated gelatins and their preparations
ZA702706B (en) * 1969-04-28 1971-12-29 Knox Gelatine Inc Blood plasma substitute
DE2532183C3 (de) * 1975-07-18 1982-03-04 Behringwerke Ag, 3550 Marburg Polyionische isotonische Salzlösung zur Konservierung von Erythrozyten oder zur Perfusion und zur Konservierung von zur Transplantion bestimmter Organen
US4604379A (en) * 1984-06-18 1986-08-05 Curators Of The University Of Missouri Dialysis solutions containing cross-linked gelatin
DE3500268A1 (de) * 1985-01-05 1986-07-10 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Praeparate mit verzoegerter wirkung, verfahren zu deren herstellung sowie entsprechende mittel zur human- bzw. veterinaermedizinischen anwendung
US6352707B1 (en) * 1992-02-24 2002-03-05 Anton-Lewis Usala Transplant encapsulation in a hydrogel matrix to obscure immune recognition
DE19735460A1 (de) * 1997-08-16 1999-02-18 Rolf Prof Dr Med Zander Spül- oder Lagerungsflüssigkeit für Blutzellen
CN1068778C (zh) * 1998-05-15 2001-07-25 赵超英 救治用的药物组合物及其制备方法
US6335088B1 (en) 1998-07-06 2002-01-01 Daiya Pharmaceutical Co., Ltd. Moisture-retentive cooling gel, moisture-retentive cooling gel laminate, and moisture-retentive cooling plaster
DE19907257A1 (de) * 1999-02-21 2000-09-14 Bernd Horst Meier Mittel zur Steuerung der Diffusion von Injektionslösungen
CN1293958A (zh) * 1999-10-29 2001-05-09 陈蓁 保存生物材料的方法和设备
US6632666B2 (en) * 2000-01-14 2003-10-14 Biolife Solutions, Inc. Normothermic, hypothermic and cryopreservation maintenance and storage of cells, tissues and organs in gel-based media
GB0031065D0 (en) * 2000-12-20 2001-01-31 Univ Cardiff Preservation of cells
EP1238675A1 (en) * 2001-03-06 2002-09-11 Fuji Photo Film B.V. Recombinant gelatin-like proteins for use as plasma expanders
US20060122669A1 (en) 2004-10-25 2006-06-08 Kansoul Hassan A Method and apparatus for insulating body organs during transplantation

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925873A (ja) * 1982-08-04 1984-02-09 Nippon Oil Co Ltd 保冷用ゲルの製造法
JPS6127901A (ja) * 1984-07-16 1986-02-07 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 生体を保存する方法
JPH089966A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 動物細胞の輸送方法
JPH089961A (ja) * 1994-06-30 1996-01-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 培養器およびその製造方法
JP2000514780A (ja) * 1995-12-15 2000-11-07 スティフテルセン ファクトホル 保存溶液
JP2000107219A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Daiya Seiyaku Kk 保冷・保湿用ゲル及び保冷・保湿用ゲル積層体
JP2002528469A (ja) * 1998-10-30 2002-09-03 ハイパーベイリック システムズ 生物学的物質の保存法および装置
JP2002538185A (ja) * 1999-03-11 2002-11-12 ハイパーベイリック システムズ 血小板を保存するための組成物及び方法
JP2004513955A (ja) * 2000-11-22 2004-05-13 リーズ大学 フラッシュ保存溶液(FlushPreservationSolution)

Also Published As

Publication number Publication date
US8865397B2 (en) 2014-10-21
EP3123861A1 (de) 2017-02-01
US20140093863A1 (en) 2014-04-03
US20100297599A1 (en) 2010-11-25
EP2205066B1 (de) 2016-04-06
EP2205066A2 (de) 2010-07-14
WO2009046820A3 (de) 2009-12-30
WO2009046820A2 (de) 2009-04-16
DE102007047040A1 (de) 2009-04-16
CN101808510A (zh) 2010-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5180912B2 (ja) 灌流の応用における使用のための方法および組成物
US6576249B1 (en) Bone putty and method
US8865397B2 (en) Method for cooling an organ with a transparent cooling gel
JP2009247276A (ja) 生体供給用、生体移植用、生体添加用、生体投与用の解凍器官若しくは組織または解凍細胞群とその製造方法及びそれらに用いる過冷却液並びに製造装置
JPH01246201A (ja) 臓器保存用溶液
US20220273560A1 (en) Systems and methods for preparing and transporting an injectable slurry
CN110215542A (zh) 一种形成血管临时阻塞物的方法
JP2016517737A (ja) ヒアルロン酸ならびにビタミンcの遊離型および/またはその塩の安定ゲルを取得するための方法
JPH02115128A (ja) 組織洗浄溶液
ES2325313T3 (es) Composicion gelificable, biocompatible e implantable.
Stewart et al. Perspective: Nanoparticle-Mediated Delivery of Cryoprotectants For Cryopreservation
ES2221770A1 (es) Metodo de preparacion de un compuesto para la regeneracion de tejidos.
JP6877360B2 (ja) 止血組成物
WO2023013596A1 (ja) 幹細胞を非凍結で保存または輸送するための方法
JPH0617312B2 (ja) 血管閉塞剤
CN111643499B (zh) 一种缓释布洛芬和甲硝唑的交联胶原蛋白海绵及其制备方法
KR100356905B1 (ko) 돼지 혹은 소의 골로부터 추출된 수산화인회석을 이용한골손상부위 치료 및 골융합용 생체활성 조성물 및 이의제조 방법
CN1218632C (zh) 用于治疗性克隆的人体细胞组织器官保存方法
RU2582985C1 (ru) Способ получения биологического контейнера
CN118108958A (zh) 一种调控聚乙烯醇材料力学性能的方法
RU2076890C1 (ru) Холодоаккумулирующий материал медицинского назначения
KR880001807B1 (ko) 포유류 생세포를 함유하는 생물 조직을 보존하기 위한 보존용 제품
UA14548U (en) Method for obtaining preparation from smooth chorion
Fahy et al. Application of Farrant's principle to preservation of mammalian kidney cortical slices
CN1040815A (zh) H速冻液及玻璃化储存皮肤的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130226

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130305

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130325

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20130610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140716