JP2010540121A - 膀胱にアクセスする方法及びそのための関連器具 - Google Patents

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Abstract

膀胱アクセス器具と、それを用いて腹壁を貫いて膀胱内へのアクセスを提供する方法が提供されている。本器具は、互いに反対側の端部の間を伸びていて、同両端部の間を貫通通路が伸びている本体を有している。本体の一方の端部には、管状シースが貫通通路と同軸に整列して取り付けられている。シースは、第1直径から大径の第2直径へ拡張することができる。本器具は、シースに受け入れられるサイズのロッドを備えた細長いスタイレットを有している。ロッドは、長さが管状シースより長く、直径がシースの第1直径と実質的に同じである。本器具は、シースの第2直径に実質的に一致した外径を持つ剛性を有する管状本体と、管状本体に滑動式に受け入れられるサイズの剛性を有する円筒形部材を含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、概括的には、外科的開口を形成するための方法及び器具に、より具体的には、膀胱へのアクセスを提供するための膀胱内への開口の形成、関連の泌尿器科処置、及び他の外科処置のための方法及び装置に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2007年9月27日出願の米国仮特許出願第60/975,548号、及び2008年3月21日出願の米国仮特許出願第61/038,457号の恩典を主張し、それら両出願をそっくりそのまま参考文献としてここに援用する。
膀胱結石(Bladdar calculi又はstone)は、人々の間でよく見かけられ、現在は腹部を貫く観血的手術によるか或いは経尿道的に膀胱鏡や各種破砕装置を活用するかの何れかで治療されている。腎臓結石の低侵襲的外科療法は三十年ほど前に開始されており、これらの技法を改造したものがつい十年前に膀胱結石手術に適用された。腎臓結石を治療するのに使用されるのと同じ器具が膀胱結石でも非常に有効に機能する。外科的課題は、いつの時も、膀胱へのアクセスを低侵襲的技法を使用して得ることと、尿道の外傷及び後日の尿道狭窄(瘢痕組織)の形成を防ぐことであった。
経皮的膀胱アクセスを作り出すための広く認められている2通りの技法は機械的拡張を伴い、最も普及しているのが「Amplatz」拡張器及びシースである。2つ目の技法は、開口を広げることができるバルーンを備えた専用カテーテルを経皮的に腹部及び膀胱壁を貫いて使用するやり方である。何れも泌尿器科医が、経尿道的に膀胱鏡を介して、膀胱に入ってゆく装置を観察しながら、確実に、1つめの技法の場合はAmplatz器具が直腸又は膣に孔を開けることのないように、2つめの技法の場合はカテーテルが実際に膀胱の外ではなく内に位置するように行われる。
米国仮特許出願第60/975,548号 米国仮特許出願第61/038,457号
経尿道的膀胱結石治療は、観血的手術に比べ侵襲性は低いが、患者には危険性が付きまとう。処置中に尿道の中で器具を繰り返し操縦することによって重大な外傷が生じかねない。また、経尿道的膀胱結石治療は、石を尿道を通過できる程度に砕くのに要する時間が長いため、医師の立場から見ると高価であるともいえる。Holmium:YAGレーザーの例に見られるように、石を経尿道的に砕くのに必要な機材も高価であるといえる。
膀胱アクセス器具は、互いに反対側の端部の間を伸びていて、同両端部の間を貫通通路が伸びている本体を有している。本体は、長さ方向に両端部の間を伸びる一対の直径方向に互いに反対側のスロットを有している。本器具は、環状本体の一方の端部から一対の自由端まで伸びる一対の管状壁を更に含んでいる。管状壁のそれぞれは、スロットの各一方と整列させた中空チャネルを有し、自由端の各々に隣接して互いに背く方向を向く細長い開口部が壁を貫通して伸びている。更に、中空チャネルのそれぞれには細長い弾性を有する条片が滑動可能に受け入れられており、それら条片の一方の端部には把持部材が動作的に取り付けられている。把持部材のそれぞれは、スロットに沿って係止位置と係止解除位置の間を滑走運動できるように一方のスロットから外向きに伸びており、それら条片のもう一方の端部は、それら窓の各々を越えて伸びている。各条片の一部は、把持部材が係止位置に向けて動かされるとそれら窓の各々から外向きに張り出し、把持部材が係止解除位置に向けて動かされると各々の窓の中へ引っ込む。拡張可能な管状シースが、本体に取り付けられていて、両管状壁の間を伸びている。本器具は、シースを拡張させるべく管状シースに受け入れられるように作られている剛性を有する管状本体と、管状本体に滑動式に受け入れられるサイズの剛性を有する円筒形部材を更に含んでいる。
本発明のもう1つの態様によれば、互いに反対側の端部の間を伸びる環状本体を有し、両端部の間を貫通通路が伸び、本体の一方には管状シースが貫通通路と同軸に整列して取り付けられている膀胱アクセス器具が提供されている。シースは、第1直径を有し、大径の第2直径へ拡張することができる。本器具は、シースに受け入れられるサイズのロッドを有する細長いスタイレットを更に含んでいる。ロッドは、長さが管状シースより長く、直径はシースの第1直径と実質的に同じである。更に、本器具は、シースの第2直径に実質的に一致した外径を持つ剛性を有する管状本体と、管状本体に滑動式に受け入れられるサイズの剛性を有する円筒形部材を含んでいる。
本発明のもう1つの態様によれば、腹壁を貫いて膀胱内へのアクセスを提供する方法が提供されている。本方法は、経尿道的恥骨上器具を用いて膀胱及び腹壁を貫いて開口を形成する段階と、経尿道的恥骨上器具の端部を腹壁から外に向けて伸ばす段階を含んでいる。更に、拡張可能なシースが外挿されたロッドを提供する段階と、ロッドの端部を経尿道的恥骨上器具の端部に取り付ける段階と、次いで、経尿道的恥骨上器具の一部を尿道から外に向けて抜き出すことによってロッド及びシースを膀胱の中へ引き入れる段階を含んでいる。次に、接続された両端部が膀胱内にある間に、ロッドの端部を経尿道的恥骨上器具の端部から切り離す段階を含んでいる。更に、ロッドをシースから引き出す段階と、剛性を有する管状本体をシースに押し通し、同管状本体の一方の端部が腹壁の外に留まり反対側の端部が膀胱の中に受け入れられている状態でシースを拡張する段階を含んでいる。
従って、以下に説明され図面に示されている、採用された技法及び器具は、現在の管道作成法のどれよりも遥かに迅速で遥かに信頼性に優れている。更に、実施のシースは約36〜40フレンチ(12mm)になり、これは目下利用できるなかで最大である。処置は本発明に従って施行すれば最大70%も短縮でき、また入院期間も短くなると推測される。
本発明の上記及び他の態様、特徴、及び利点は、現時点で好適な実施形態及び最良の形態に関する以下の詳細な説明、付随の特許請求の範囲の各請求項、及び添付図面に関連付けて考察すると更に理解し易くなるであろう。
本発明の1つの現時点で好適な実施形態に従って構成された経尿道的恥骨上膀胱瘻造設器具の斜視図である。 図1の器具の側面断面図である。 図1の器具の後方ハンドルの拡大側面断面図である。 図1の器具の後方ハンドルの拡大部分斜視図である。 係止位置にある前方ハンドルを示している拡大側面断面図である。 係止解除位置にある前方ハンドルを示している拡大側面断面図である。 図1の器具の前進部材のコレットに取り付けられている切削チップの拡大側面図である。 患者の尿道と膀胱の側面図であり、器具のゾンデが挿入されている状態を示している。 腹壁の上方に位置付けられた器具の整列ガイドアーム及び捕捉カップを示している、図8と同様の図である。 捕捉カップが下ろされ腹壁に接触した状態を示している側面図である。 器具の穿通深さマーカーが動かされ尿道口に隣接した状態を示している側面図である。 切削チップが膀胱と腹壁を穿通しているところを示している側面図である。 切削チップが膀胱と腹壁を完全に穿通し、捕捉カップの中に受け入れられた状態を示している破断側面図である。 捕捉カップの拡大断面図であり、前進ロッドに取り付けられていて捕捉カップの中に捕捉されている切削チップを示している。 捕捉カップの拡大断面図であり、捕捉カップと、前進ロッドから取り外され捕捉カップの中に捕捉されている切削チップを示している。 拡張器アッセンブリの斜視図である。 拡張器アッセンブリの断面図である。 拡張器アッセンブリのハウジングの拡大断面図である。 図16の16A−16A線に概ね沿った断面図である。 図16のハウジングの後方斜視図である。 拡張器アームアッセンブリ拡張器アッセンブリの斜視図である。 拡張器アッセンブリのスタイレットの斜視図である。 図19のスタイレットの拡大部分断面図であり、スタイレットハンドルがスタイレットロッドに取り付けられた状態を示している。 スタイレットが取り去られた拡張器アッセンブリの側面図であり、一対の拡張タブが配備された状態を示し、更に栓塞子カニューレアッセンブリが内挿された状態を示している。 栓塞子カニューレアッセンブリの分解斜視図である。 拡張器アッセンブリのスタイレットロッドの端部が腹壁の外で前進部材のコレットに取り付けられた状態を示している側面図である。 スタイレットロッドの端部と拡張器アッセンブリが腹壁を通して膀胱の中へ引き入れられてゆく状態を示している、図23と同様の図である。 スタイレットロッドが膀胱の更に奥へと引き入れられ、拡張タブが膀胱内に配備された状態を示している、図24と同様の図である。 スタイレットハンドルを回してスタイレットの端部を前進部材のコレットから切り離そうとしている状態を示す、図25と同様の図である。 経尿道的恥骨上膀胱瘻造設器具が拡張器アッセンブリから切り離され、患者から取り去られた状態を示している側面図である。 スタイレットが拡張器アッセンブリのシースから取り出されてゆく状態を示している、図27と同様の図である。 スタイレットがシースから取り去られた状態を示している、図28と同様の図である。 栓塞子カニューレアッセンブリが拡張器アッセンブリのシースの中へ挿入されてゆく状態を示している側面図である。 栓塞子カニューレアッセンブリにシースを完全に挿通させた状態を示している、図30と同様の図である。 図31の31A−31A線に概ね沿った断面図である。 カニューレがシースに内挿されたままの状態で栓塞子がカニューレから取り出されてゆく状態を示している、図31と同様の図である。 手術器具がカニューレを通り膀胱の中まで挿通された状態を示している図である。
図面を更に詳しく参照すると、図1と図2は、本発明の1つの態様に従って構成された恥骨上経尿道的膀胱瘻造設器具10を示しており、一方、図14と図22は、本発明のもう1つの態様に従って構成された拡張器アッセンブリ11と栓塞子カニューレアッセンブリ13を含む、膀胱アクセス器具又はアッセンブリの構成要素を示している。概ね同様のやり方で同様の機能を果たす他の実施形態は本発明の範囲に包含されると考えられるものと認識頂きたい。例えば、器具10及びそれに関係付けられている個別の構成要素、及びアッセンブリ11、13は、概ね同様の構成を持たせながらも修正することができ、肥満及び病的肥満患者を含め、男性か女性、成人か小児かを問わず、あらゆるサイズの患者に適合させるべく更に修正を加えることができる。無論、当業者には認識されるであろうが、女性器と男性器、特に尿道は、異なる形状をしており長さ及び直径も異なるので、器具10の構成は、それらの差異に適合するよう変えることができる。器具10は、一般にゾンデ12と呼ばれている細長い中空の管状本体と、ゾンデ12に対して所定位置で同ゾンデ12に動作的に取り付けられるようになっている、細長い整列ガイドアーム14を含んでいる。ゾンデ12は、尿道16(図8−図18)を通して膀胱18の中へ挿入されるように作られており、一方、整列ガイドアーム14は、ゾンデ12から患者の腹壁22を通って伸びる、以下、切削チップ20と呼ぶ、トロカールの正確な出口場所を表示させるために患者の外に置かれたままである。整列ガイドアーム14は、腹壁22に通される切削チップ20の正確な出口場所を指し示すことに加え、同アームを腹壁22に当接させて位置付け腹壁22に対する押さえの働きをさせることもでき、その結果、器具を所定位置に保持して、患者の表面の皮膚の引張補強を提供することで、切削チップ20に腹部を貫いて外に伸びてゆく際に皮膚を引っ掻いたり又は裂いたりすることなく皮膚をきれいに穿刺させることができるようになる。よって、整列ガイドアーム14は、切削チップ20が膀胱18内の目で見えない場所にあっても、外科医にその正確な場所を容易に識別させることができ、それにより、外科医は、膀胱18及び腹壁22の正確な意図された場所を貫いて、以下、開口24と呼ぶ、外科的進路を穿つことができるようになる。従って、外科医は、切削チップ20により形成される開口24が所望場所に裂けることなくきれいに形成されることに信頼を深め、また腸の様な内部臓器への偶発的な損傷が回避されることに確信を持てるようになる。開口24が形成されると、拡張器アッセンブリ11の一部(図23−図29)を、器具10の誘導制御下に、開口24を通して膀胱18の中へ挿入することができ、すると次に、膀胱の内部へのアクセスを必要とする外科処置の施行がやり易くなるように、栓塞子カニューレアッセンブリ13を拡張器アッセンブリ11に挿通することができる(図30−図33)。
図1と図2に最も分かり易く示されている様に、ゾンデ12は近位部分28と遠位部分30を有しており、遠位部分30は尿道16を通して膀胱18に挿入される(例えば、図8)ように作られている。近位部分24と遠位部分26は、各自の直線区間を有しており、両直線区間は、互いに対して、使用時にそれら直線区間の間の角度が概ね固定されるような所定の且つ概ね一定の鈍い角度32で傾斜している。近位部分28には、外科医に、ゾンデ12の尿道16の中への挿入の深さを示す測定インジケータマーク33を設けることができる。加えて、処置中に膀胱18内のゾンデ12の深さと場所を容易に識別するのを支援するのに、インジケータスライド35とも呼ばれる穿通深さマーカーを近位部分28に配置することもできる。ゾンデ12は、限定するわけではないが一例としてステンレス鋼の様な容易に滅菌を施すことができる材料から形成されている。例えばプラスチック材料を含め、容易に滅菌を施すことができる他の材料も考えられ、それらはここでは本発明の範囲に併合されるものと認識頂きたい。ゾンデ12は、滅菌を施すことが可能な材料から形成されているとはいえ、廃棄可能な一回限定使用器具として形成されているのが望ましい。
近位部分28は、ゾンデ12から後方に向けて遠ざかる方向に端部38まで伸びている真っ直ぐな管状本体36を有する前方ハンドル34に固定接続されている。前方ハンドル34は、ゾンデ12を把持及び操縦するのに信頼でき手に馴染み易い場所を提供している。前方ハンドル34は、外科医の要件に応じ、任意の適した形状と構成を持たせたものを提供することができると考えられる。例えば、前方ハンドル34は、左利き及び右利きの医師に合わせて人間工学的に設計することができ、ゾンデ12を最適に操縦、制御、及び方向付けできるように、そして更に濡れているとき及び手術用手袋で触れているときに手が滑らないように、設計することができる。従って、前方ハンドル34は、所望に応じ異なる形状と輪郭を持たせたものを提供することができる。前方ハンドル34と管状本体36は、単一部品の半部体としてモールド成形し、次いでそれら半部体を、例えば、締結具、接着剤を介し又は溶接によって接合するようにしてもよい。無論、前方ハンドル34と管状本体36は、任意の適した材料とプロセスを使用して形成することができる。
前方ハンドル34は、以下、取付スリーブ40と呼ぶ、直立したハウジングを有しており、同ハウジングは、以下、マスト42と呼ぶ、真っ直ぐなスライドアームが解放可能に取り付けられるように作られている。図2に最も分かり易く示されている様に、取付スリーブ40は、マスト42の一方の端部46を密接に受け入れるサイズのポケット44を有している。マストの端部46をポケット44内に固定し易くするために、取付スリーブ40は、限定するわけではないが一例としてここではオーバーセンター・カムラッチレバー50として表されている解除可能なマスト係止機構48を有している。カムラッチレバー50は、レバー50を押し下げて係止位置に入れるとマスト42に摩擦係合し、それによりマスト42をポケット44内の定位置に維持するカム面52を有している。そうではなくレバー50を回して引き起こした係止解除位置に入れると、カム面52がマスト42との係合状態を脱し、それによりマスト42をポケット44から取り出せるようになる。ポケット44は、直線軸54に沿って伸びるように作られており、そのためマスト42もポケット44内に係止されると、軸54に沿って伸びる。軸54は、ゾンデ12の遠位部分30に実質的に平行に伸びるように方向付けられている。従って、マスト42が取付スリーブ40内に固定されると、マスト42とゾンデ12の遠位部分30は互いに平行又は実質的に平行に伸びる。前方ハンドル34から伸びているマスト42の角度は、整列ガイドアーム14と捕捉カップアッセンブリ96を、切削チップ20を受け取るための正しい位置に正しく整列させるように設定されている。これは、外科医にとっては大きな支援であり、そうでなければ外科医は切削チップ20が膀胱18の内部にあるときにその位置を見定めることはできないであろう。
前方ハンドル34は、更に、限定するわけではないが一例としてここでは回転可能なブレーキノブ又はホイール58を有するものとして表されている切削チップ係止機構56と、ホイールと一体に回転するためにホイールと共に単一の材料部品として形成するなどによりホイール58に固定されているカム部材60と、以下、ブレーキばね62と呼ぶ、ばね部材を含んでいる。ホイール58を係止位置まで回すと、切削チップ20がゾンデ12との相対運動に抗して固定され、係止解除位置まで回すと、切削チップ20がゾンデ12に対して動けるようになるが、それについては下で更に詳しく論じる。
管状本体36は、前方ハンドル34から後方に向けて、切削チップ20の所望の運動範囲を提供できるだけの所定距離を伸びている。切削チップ20の所要運動範囲については、一般に、普通サイズの患者の場合は肥満又は病的肥満患者の場合より小さく、また、切削チップ20の運動範囲は何れのサイズの患者にも適応するように提供することができるものと認識頂きたい。管状本体36は、その長さに沿って伸びている細長いスロット64を備えた管状壁を有しており、スロット64の長さは、少なくとも、切削チップ20の所望の移動距離に対応している。スロット64は、ここでは、管状本体36の全長をその下面に沿って伸びているものとして表されている。更に、管状本体36の壁は、限定するわけではないが一例として、直径方向にスロット64と反対側の壁の上面に沿って伸張する直立リブ66を有するものとして表されている。管状壁の上面は、下で更に詳しく論じるが、外科医に切削チップ20が伸ばされた距離を指し示す測定スケールマーク67を有しているのが望ましい。
器具10は、ここでは可撓性のコイルロッド又はばね部材として表されている前進部材68を更に含んでおり、その遠位端70は切削チップ20に動作的に取り付けられ、その近位端72は器具10の後方ハンドル74に取り付けられている。遠位端70は、ここでは切削チップ20を選択的解除可能に取り付けられるようにするためのコネクタ71を有するものとして表されている。コネクタ71は、例えば、凹んだ係止戻り止めで終端する少なくとも1つの傾斜路付き螺旋形進入スロット73を有する修正されたバイオネット式コネクタである。近位端72は、スロット64の中を滑動するサイズの全体的に細いコネクタプレート78などによって後方ハンドル74に固定されている。コネクタプレート78は、前進部材68には例えば溶接継手などによって、後方ハンドル74には例えば締結具80を介して、固定することができる。前進部材68は、ゾンデ12の近位部分28と遠位部分30の間の曲がりを通過できるだけの可撓性を有し、一方で膀胱18と腹壁22を貫く真っ直ぐな切削進路を維持できるだけの剛性を有する、例えば、ステンレス鋼又はばね鋼の様な任意の適した材料の部材を提供することができる。前進部材68は、更に、単一の材料部品として提供することもできるし、複数の材料部品を互いに接合したものを提供することもできる。前進部材は、ブレーキばね62と動作的に係止係合させるために、その近位又は後方部分に沿って軸方向に互いから均一に間隔を空けて配置されている複数の円周方向ノッチ76を有している。ノッチ76は、切削チップ係止機構56の下を横走する部分全体に亘って設けられ、それにより切削チップ20を、一杯まで後退させた位置と一杯まで伸ばした位置だけでなく、一杯まで後退させた位置と伸ばした位置の両位置の間の複数の箇所にも係止させられるようになっているのが望ましい。
後方ハンドル74は、任意の適した形状と構成を有するものを提供することができる。例えば、後方ハンドル74は、左利き及び右利きの医師に合わせて人間工学的に設計することができ、前進部材68と切削チップ20を最適に操縦、制御、及び方向付けできるように、そして更に濡れているとき及び手術用手袋で触れているときに手が滑らないように、設計することができる。後方ハンドル74は、単一部品の半部体としてモールド成形し、次いでそれら半部体を、例えば、締結具、接着剤を介し又は溶接によって接合するようにしてもよく、後方ハンドルは、任意の適した材料とプロセスを使用して形成することができる。後方ハンドル74は、管状本体36を密接に滑動式に受け入れるサイズの貫通通路82を備えて形成されている。通路82は、その中に直立リブ66を滑動式に受け入れるサイズの凹ノッチ84を設け、それにより、後方ハンドル74が管状本体36周りに回転するのを防止するようにすることができる。これは、切削チップ20の組織を貫いて開口を形成している最中の望まれない回転を防止する。
マスト42は、前方ハンドル34のポケット44に受け入れられている端部46と、反対側の端部88の間に伸びる真っ直ぐで細長い本体86を有している。本体86は、切削チップ20が腹部を貫いて伸びる距離範囲を外科医に指し示すことを容易にする、測定スケールマーク88を有しているのが望ましい。本体86は、例えば、押出成形の様な任意の所望のプロセスを使用して中実体又は中空体として形成することができ、所望に応じポリマー又は金属材料で形成することができる。本体86は、ここでは、横断面が概ね矩形であるものとして表されているが、任意の断面形状を使用することができるであろう。本体86は、任意の適した長さのものを提供することができ、約15〜20インチの間の長さを有しているのが望ましく、それにより病的肥満患者に対して整列ガイドアーム14の適切な調整を行えるようになる。
整列ガイドアーム14は、マスト42に沿って滑動式に受け入れられるように作られている第1端部90と、捕捉カップ96に取り付けられるように作られている反対側の第2端部94の間を伸びる本体90を有している。その様な構成のため、第1端部90は、マスト本体90を密接して滑動式に受け入れるように作られた貫通孔98を有している。従って、貫通孔は、マスト本体90と同様の断面形状を有する形状であるが、マスト本体90よりも僅かに大きくなっている。整列ガイドアーム14をマスト42に沿う所望の定位置に解除可能に係止し易くするために、第1端部90は、限定するわけではないが一例としてここではオーバーセンター・カムラッチレバー102として表されている解除可能なアーム係止機構100を有している。カムラッチレバー102は、レバー102を押し下げた係止位置に入れるとマスト42に摩擦係合し、それにより整列ガイドアーム14を所望位置でマスト本体86に沿った定位置に維持するカム面104を有している。そうではなく、レバー102を回して引き起こした係止解除位置に入れると、カム面104は、マスト本体86との係合状態を脱し、それによりマスト42をマスト本体86の長さに沿って滑動させることができるようになる。
第2端部94は、整列ガイドアームがマスト42に取り付けられているとき、ゾンデ12の遠位部分30と同軸である軸110に沿って伸びる所定の直径の貫通通路108を提供する半環状又は環状のハウジング106を有している。ハウジング106は、更に、限定するわけではないが一例として、ここでは捕捉カップ96を解放可能に受け入れるように作られている1つ又はそれ以上の横スロット112を備えた上面を有するものとして表されている。切削チップ20を捕捉カップ96の中に案内し易くするために、ハウジング106の下面に隣接して位置する大径部114と、ハウジング106の上面に隣接して位置する小径部116を備えた漏斗形状を有する、ハウジング106の貫通通路108を提供することができる。
捕捉カップ96は、簡単に掴んで回せるように作られている閉じた上部分118を有しており、限定するわけではないが一例としてここでは親指と人差し指の間に簡単に掴めるようになっている互いに反対側の面を備えた概ね矩形の壁を有するものとして表されている。上部分118からは概ね円筒形の環状壁120が垂れており、環状壁120は、整列ガイドアーム14のハウジング106に密接して滑動式に受け入れられるサイズに作られている。更に、捕捉カップ96は、ハウジング106のスロット112に滑動式に受け入れられるように横方向に外向きに伸びている1つ又はそれ以上のフィンガ122を有している。フィンガ122は、ハウジング106の上面に係合するように外向きに伸びており、捕捉カップ96をハウジング106に対して回すことによってスロット112に受け入れられる。従って、捕捉カップ96を一方向に回すと、フィンガ122がスロット112を滑ってスロットの下面に係合し、そこで捕捉カップはハウジング106に解除可能に係止され、捕捉カップ96を反対方向に回すと、フィンガ122はスロット112を出るので、そこで捕捉カップ96がハウジングから取り外せるようになる。
切削チップ20を捕捉カップ96の中に捕捉し易くするために、捕捉カップ96の内腔又は空洞に、例えばシリコンチュービングの様な環状のゴム弾性を有する壁又はスリーブ124を設けることができ、その場合、同スリーブ124に切削チップ20の外周囲より僅かに小さい直径を持たせ、切削チップ20を挿入する際に切削チップにスリーブ124の中へ切り込ませるようにすれば、手を使う必要なしに廃棄できように捕捉カップ96内に捕えることができる。切削チップ20が捕捉カップ96の中に完全に挿入されているという確信を与えるために、切削チップ20に当接し、それにより切削チップ20を捕捉カップ96の中へ挿入させることのできる距離を制限する能動ストッパの役目を果たすストッパ面125を設けることができる。捕捉カップ96は、スロット112に解放可能に受け入れられるフィンガ122を有するものとして示されているが、ここでは、螺合取付の様な他の取付機構も考えられるし、捕捉カップを整列ガイドアーム14との単一の材料部品として形成することもできるであろう。切削チップ20の解放を更にやり易くするために、スリーブ124の内面から半径方向内向きに複数のリブを伸ばし、捕捉カップ96を回しているときの「ストッパ」として平たい切削刃に押し当てられる支承面とすることもできる。これにより、捕捉カップ96を回した際に切削チップ20が捕捉カップ96と一体的に回ることにより深く確信が持てるようになる。
切削チップ20は、金属の切削部材126と、そこから垂れるコネクタ128を有する構成である。切削部材126は、切削部材126のコネクタ128への取り付けをやり易くする1つ又はそれ以上の孔130を有するものとして示されている。コネクタ128は、ポリマー材料で形成することができ、また、例えば射出成形プロセスなどで切削部材126にモールド成形することができる。コネクタ128は、コネクタ71の傾斜路付きスロット73に滑動式に受け入れられるように横方向外向きに伸びている、対応する数のバイオネット又はフィンガ132を有している。フィンガ132は、撓んで傾斜路付きスロット73の端部の凹んだ戻り止めの中に入り込むことによってスロット73に解除可能に係止し、捕捉カップ96の回転を介して切削部材126に適度なトルクが加えられると撓んで戻り止めから出るように作られている。切削チップ20は、最初は、柔らかいポリマー材料、例えば、ゴム又はシリコンなどの比較的柔らかいシースで、以下、先端部134と呼ぶシースに閉じ込められるか又は覆われて、切削部材126の切削ブレードを保護し、ゾンデ12を尿道16に挿通する際に組織が偶発的に切られないようにしている。切削チップ20をゾンデ12から軸方向に外へ向けて動かすと、切削チップ20は比較的柔らかいシースを容易に突き抜け、切削端20を露出させ膀胱18を穿通して腹壁22から出すことができる。
図14に示されている様に、拡張器アッセンブリ11は、スタイレット136(図19)と、拡張器ハウジングアッセンブリ138を含んでいる。スタイレット136は、限定するわけではないが一例として、ここでは、以下、ハンドル140と呼ぶ、スタイレットロッドハンドルと、以下、ロッド142と呼ぶ、スタイレットロッドを含む2部品構成を有するものとして表されている。ハンドル140とロッド142は、任意の適した剛性プラスチック、金属、又は材料組成で形成することができる。例えば、ハンドル140はプラスチック材料からモールド成形し、ロッド142はポリカーボネート材料から形成することができる。ハンドル140とロッド142は、互いに取り付けられると、相対回転が妨げられる。相対回転の防止をやり易くするために、ロッドの一方の端部144に、例えば矩形形状の様な非円形の横断面形状を持たせ、他方、ハンドル140には、実質的に同じ形状の断面を有するポケット146を設け、それにより、端部144とポケット146の間に密なプレス嵌合又は線対線嵌合が提供されるようにすることができる。ハンドル140とロッド142の間の相対軸方向運動を防ぐために、ハンドル140とロッド142の間にスナップ嵌合を設けることもできる。スナップ嵌合は、ここでは一例としてポケット146側にあるものとして示されているがポケット146とロッド142のどちらか一方の環状凹部148と、ここでは一例としてロッド142側にあるものとして示されているがポケット146とロッド142のどちらか他方の環状リブ150の間のスナップ相互作用により提供することができる。
ロッド142は、ハンドル140から自由端152まで伸びる真っ直ぐな本体を有している。自由端152は、前進部材68のコネクタ71を介して、ゾンデ12に動作的に取り付けられるように作られている。自由端152は、切削チップ20のコネクタ128と同じに作られたバイオネット式コネクタ154を有している。従って、自由端152は、コネクタ71とコネクタ154の間の相対回転を介して前進部材68に取り付けることができ、コネクタ71とコネクタ154の間の相対回転を介して前進部材68から分離することができる。ロッド142の自由端152と前進部材68の端部70の間に選択的解除可能な取り付けを実現する他の機構は本発明の範囲に包含されると考えられるものと認識頂きたい。
ハンドル140は、所定の直径の環状基部158が垂れ下がる直立した把持ノブ156を有している。把持ノブ156は、外科医がハンドル140の把持、回転、牽引を行うのがやり易くなるように望ましい形状に作ることができる。把持ノブ156は、限定するわけではないが、ここでは、親指と人差し指の間に把持するのに適した互いに反対側の面を備えた概ね矩形の壁を有するものとして示されている。基部158は、拡張器ハウジングアッセンブリ138に解除可能に取り付けられるように作られており、これによりスタイレット136と拡張器ハウジングアッセンブリ138が、外科処置中の選択された時点などにおいてスタイレット136を拡張器ハウジングアッセンブリ138から取り外すことが望ましい状況になるまで、互いに係止関係に維持されるようにしている。解除可能な係止をやり易くするために、基部158は、ここでは直径方向に互いに反対側に位置し環状基部158の外面から半径方向に外向きに伸びている一対の係止タブ160を有するものとして表されている。係止タブ160は、環状基部158の平坦な下面162から所定の距離だけ離間されており、それにより、拡張器ハウジングアッセンブリ138との正しい相互係止作用が確保される。
拡張器ハウジングアッセンブリ138は、拡張器ハウジング164と、一対の拡張器アームアッセンブリ166、168と、拡張可能なシース170を有している。拡張器ハウジング164は、或る直径の第1端部174と、反対側の第1端部174より小さいもう一つの直径の第2端部176の間を伸びる円錐台形の環状本体172を有している。一対のハンドル178が、第1端部174から半径方向外向きに、直径方向に互いから遠ざかる方向に伸びている。ハンドルは、使用中の拡張器ハウジングアッセンブリ138の操縦をやり易くしており、必要に応じ図示されているもの以外の形状を持たせることもできる。本体172は、第1端174と第2端部176の間を長さ方向に伸びる一対の真っ直ぐな細長い貫通スロット180を有している。スロット180は、直径方向に互いに反対側に配置され、両ハンドル178の間に位置している。
図15と図16に最も分かり易く示されている様に、拡張器ハウジング164は、第1端部174と第2端部176の間を伸びる概ね円筒形の貫通通路182を有している。ここでは環状リブ184として表されているストッパ面が、貫通通路182から半径方向外向きに設けられている。ストッパ面184は、係止タブ160をスタイレット136のハンドル140に当接させることによってスタイレット136の拡張器ハウジング164への挿通を調整できように、第1端部174に隣接して設けられている。スタイレット136の拡張器ハウジング164に対する固定をやり易くするために、ハウジング164は、ハンドル178と単一の材料部品として、但し本体172とは別体の材料部品として構成されている端部カバー186を有している。端部カバー186は、様々な方法で本体172に取り付けることができ、ここでは、スナップ嵌合構造を使用して取り付けられているものとして示されている。
図16に示されている様に、拡張器ハウジング164は、限定するわけではないが一例として、円錐形の内側ハウジング部材187が円錐形の外側ハウジング部材189に取り付けられ、外側ハウジング部材189に端部カバー186がスナップ式に嵌め合わされている構造になっている。内側ハウジング部材187は、外側ハウジング部材189の半径方向内側を向いている環状の肩部191をスナップ式に受け入れるように作られている凹んだ環状溝192を提供するように、環状の端フランジ190から間隔を空けて配置されている環状の傾斜リブ188を有している。外側ハウジング部材189は、端部カバー186の半径方向内向きに伸びるタブ195をスナップ式に受け入れるサイズの円周方向に伸びるスロット193を有している。従って、拡張器ハウジング164と端部カバー186は、接着剤又は他の取付機構の必要なしにスナップ嵌合を介して組み付けることができる。
端部カバー186は、スタイレットハンドル140の環状基部158を密接に受け入れることができる所定の直径サイズの端部開口部194を有している。従って、環状基部158の直径は、端部カバー186の端部開口部194の直径より極僅かに小さくなっている。スタイレット136を拡張器ハウジング164に解除可能に係止させるため、一対のノッチ196が端部開口部194から半径方向外向きに伸びており、ノッチ196は、係止タブ160を密接に通して受け入れることができるように直径方向に互いに反対側に配置されている。従って、ノッチ196は、係止タブ160より極僅かに大きくなっている。図16と図17に示されている様に、スタイレット136を拡張器ハウジングアッセンブリ138に係止させると同時に係止タブ160に対する能動ストッパ面を提供するために、一対のリップ部198が端部開口部194から同開口部194の所定部分に亘って垂れ下がり一対のストッパ肩部200を提供している。ストッパ肩部200は、スタイレット136を係止タブ160と係合させる前に所定角度数だけ回せるように設けられており、ストッパ肩部200は、ここではスタイレット136を一杯に係止された位置に到らせる前に約90度回せるようになっているものとして示されている。ハンドル140のための係止機構は、拡張器ハウジングアッセンブリ側の互いに反対側の隆起輪郭(図示せず)によって提供されており、これによりハンドル140を解放する時の様な望ましい時点まではタブ160とハンドル140が回転して所定位置から脱することが防止され、その時点になってハンドル160を反時計回りに回せばタブ160は互いに反対側の隆起を滑り越えることができる。無論、スタイレット136を係止解除するには、ハンドルを逆の反時計回りの方向に、係止タブ160がノッチ196と位置が合うまで回すだけでよく、位置の合ったところでスタイレット136を拡張器ハウジング164から外に向けて真っすぐに引き出せばよい。
図16に示されている様に、拡張器ハウジング164の第2端部176には、拡張器ハウジング164の貫通通路182と同軸に整列させた状態でシース170が取り付けられている。シース170は、ここでは環状リング202の外面と拡張器ハウジング164の内面の間にプレス嵌合によって取り付けられているものとして表されている。シースの拡張器ハウジング164への固定取り付け状態が維持し易くなるように、密な嵌合による圧迫とは別に接着剤及び/又は溶接継手を使用することもできる。
シース170は、環状リング202と拡張器ハウジング164の間に捕捉される大径端部204と、拡張器アームアッセンブリ166と168の間を伸びる小径の円筒形部分206を有している。その様な構成のため、大径端部204と小径部分206の間には円錐部分208が伸びている。小径部分206は拡張することができ、それにより直径の大きな栓塞子カニューレアッセンブリ13を中に通して受け入れることができるようになっている。図16Aに最も分かり易く示されている様に、小径部分206の拡張能力は、シース170の軸方向長さに沿って伸びている、以下、プリーツ210と呼ぶ、折返し領域を有するポリマー材料によって提供されるのが望ましい。折返しプリーツ210は、概ねZ字形状の横断面を有するように形成されており、必要に応じRFタック溶接及び/又は接着剤によって、折り畳まれた形状に維持されるようにしてもよい。折返し領域を「折り畳まれた」形状に維持するのに使用される機構には関係なく、図31Aに最も分かり易く示されている様に、栓塞子カニューレアッセンブリ13をシース170に挿通させてゆくと、折返しプリーツ210が容易に展開され、それによりシース170はその最大直径に達することができる。シース170の最大直径は、栓塞子カニューレアッセンブリ13と線対線か又はその直径より僅かに大きくなるように選択されるのが望ましい。従って、栓塞子カニューレアッセンブリ13を押してシース170に通すのに要する力は、折返し領域を拡張又は展開するのに要する力であり、それは、タック溶接又は接着されている場合は、溶接継手を割る及び/又は接着継手を割るのに要する力によってほとんど確定するが、弾力性のあるメッシュの布張りを拡張するのに要する力より小さいと考えられる。
拡張器アームアッセンブリ166、168は、それぞれ、拡張器アーム212を有している。拡張器アーム212は、ポリカーボネートの様な弾性を有する剛性ポリマー材料から、例えば押出成形プロセスにより形成されている。図16に最も分かり易く示されている様に、各拡張器アーム212は、拡張器ハウジング164に取り付けられている一方の端部216から、スロット180と整列し且つ同スロットに対して開口している状態で、拡張器ハウジング164から遠ざかる方向に伸びた反対側の端部218(図15)まで伸びる中空チャネル214を提供している管状壁を有する中空の概ね平坦な管状部材として形成されている。端部218は、それぞれ、以下、フィンガ220、222と呼ぶ、C字形状の保持クリップによって閉め切られている。フィンガ220、222は、同一の形状を有しているが、フィンガ220、222は、互いに干渉し合うのを回避するため軸方向に互いにオフセットしている。その様な構成のため、軸方向に最の外側のC字形フィンガ220によって形成されるC字形開口部224は、軸方向に最も内側のC字形フィンガ220によって形成されるC字形開口部226と、軸方向に自由に位置を合わせることができる。
拡張器アーム212のそれぞれは、各フィンガ220、222の極間近に隣接する半径方向外側を向いている、以下、窓228と呼ぶ、細長い開口部を有している。その様な構成のため、窓228は、直径方向に鏡像関係に互いに背き合う方向を向いている。窓228は、下で更に詳しく論じるが、中空チャネル214に滑動可能に受け入れられている、以下、拡張タブ230と呼ぶ、各拡張タブ部分を窓228から外に向けて配備できるようにする所定の幅と長さを有している。
図16に示されている様に、拡張タブ230は、拡張アーム212のチャネル214の全長を伸びる弾性ポリマー材料の細長い条片として形成されている。タブ230は、各フィンガ220、222に当接している一方の端部232と、軸方向外側へ拡張アーム212の端部216を越えて伸びる反対側の端部234を有している。端部234は、拡張タブ230の活動開始と活動停止をやり易くする、以下、把持部材又はボタン235と呼ばれ、限定するわけではないが一例としてここでは、1つの材料部品として一体に形成されている把持式拡張器配備部材に動作的に取り付けられている。ボタン235は、スロット180の外面に沿って滑走運動できるように、拡張器ハウジング164に外向きに受け入れられ維持されている。拡張タブ230は、各フィンガ220、222とスロット180の端部カバー186に隣接する遠端の間を伸びる距離に対応する長さを持たせた構成である。
図22に示されている様に、栓塞子カニューレアッセンブリ13は、以下、カニューレ236と呼ぶ、細長い管状部材と、以下、栓塞子238と呼ぶ、細長いロッド部材を含んでいる。カニューレ236は、自由端242から、大径の円筒形ハウジング246に取り付けられている反対側の端部244まで伸びる管状円筒形本体240を有している。本体240は、使用時に拡張器アーム212のフィンガ220、222を僅かに超えて伸ばせるだけの長さに亘っているのが望ましい。本体240は、膀胱18内への所望サイズの貫通通路を提供する内径範囲、例えば約15から40フレンチの間に相当するような内径を有する貫通通路241を備えるように構成することができる。管状本体240は、嵩張らないように十分に薄型、例えば約1/4〜1mmの間でありながらも、曲げや潰れに抵抗できるだけの剛性を有する壁を有している。ハウジング246は、使用時に端部カバー186と面一に当接するように作られている概ね平坦な基部248を有しており、その様に当接させたとき、上述のように、管状本体240の自由端242はフィンガ220、222を僅かに越えて伸びている。ハウジング246は、管状貫通通路から広がっている内側空洞部250を有しており、ハウジング246の内壁面254から半径方向内向きに、使用時に栓塞子238のストッパ面の役目を果たす複数のリブ252が伸びている。リブ252は、空洞部250の基底からハウジングの端部256と概ね面一関係になる地点まで伸びているものとして表されている
ハウジング246は、端部256に隣接して取り付けられているカバー258を有している。カバー258は、カニューレ236の貫通通路に直接アクセスできるようにする開位置とカニューレ236の貫通通路を閉じる閉位置それぞれの間で軸回転するよう操作することができる。カバー258は、ここでは、一体丁番260を介してハウジング246に取り付けられているものとして表されているが、ここでは他の丁番構成も考えられる。シールが組み込まれている場合、例えばOリングシール(図示せず)がハウジング246とカバー258の間に組み込まれていたなら、カバー258を閉じると、カバー258とハウジング246の間に密閉シールが確立される。
カバー258がその閉じてシールされた位置にあるときに器具を通せるようにするため、カバー258には、例えばシリコンの様な弾性ポリマー膜又は壁で構成し単数又は複数のスリット266を設けた上シール面264を設けることができる。スリット266は、ここではX字形のパターンであるものとして表されており、こうすれば器具をX字形のパターンの中心に通してカニューレ236の貫通通路の中へ容易に挿通することができる。外科器具をカバー258から抜き出したとき、弾性シール面は、望まれない異物がカニューレ236に侵入するのを防ぎ、及び/又は、生理食塩水又は膀胱からの尿の様な流体が出て行かないようにするシール能力を維持している。
栓塞子238は、先細で円錐形の自由端270と大径の押し出しノブ272の間を伸びる細長い真っ直ぐな円筒形の本体268を有している。円筒形本体268は、栓塞子238がカニューレ236内で自由に滑動できるように、カニューレ236の内径より僅かに小さい外径を有するものが提供されているのが望ましい。円筒形本体268は、カニューレ236に一杯まで挿通されると、広い押し出しノブ272がハウジング246のリブ252に当接し、同リブ252が能動ストッパの役目を果たしている状態で、円錐形の自由端270がカニューレ236の自由端242から外に向けて伸び、カニューレ236の本体240と栓塞子238の本体268の間に実質的に滑らかな移行がもたらされるような長さを持つ全体的に剛性を有する部材として提供されている。
図8に示されている様に、内側から外へ方式の恥骨上経尿道的処置は、ゾンデ12の遠位部分30を尿道16に挿通し膀胱18の中へ入れることから開始される。ゾンデ12を尿道16に挿通している間、偶発的な損傷が膀胱16に対して起こるのを防ぐために、切削チップ20は先端部134で覆われている。マスト42を取付スリーブ40に挿入して係止させ、整列ガイドアーム14を、捕捉カップ96がハウジング106に取り付けられた状態で、マスト42上で滑らせ、マスト係止機構48を介して所望の位置に一時的に係止させることができる。図9に示されている様に、遠位部分30の先端又は自由端を、通常は恥骨152より約指1〜2本分上で膀胱18の内部表面に押し当てて位置付け、膀胱18と腹壁22が軽く「テントを張った状態」にする。テントを張った状態にすると、腸をゾンデ12の遠位部分30から遠ざけ、従って切削チップ20から遠ざけ易くなる。肥満乃至病的肥満患者は例外として、テントを張った状態は、一般に外科医が外から観察することができる。
次に、図10に示されている様に、整列ガイドアーム14をマスト42上の係止位置から解放して下げてゆき腹壁22の外側皮膚表面と圧迫係合した状態に入れることができる。整列ガイドアーム14のハウジング106が腹壁22に押し当てられて正しく位置付けられた状態で、再度マスト係止機構48を係止させると、それにより器具10が所望位置に維持される。
次に、図11に示されている様に、整列ガイドアーム14が、腹壁22上の所望の場所に係止されると、穿通深さマーカー35を尿道16の口まで前進させて、ゾンデ12がそれ以上進められないようにする。医師は測定又はインジケータマーク33を注視する。
次に、図12に示されている様に、切削チップ20を前進させて、保護先端部134を穿通させ、次いで膀胱18そして腹壁22を穿通させることができる。これは、切削チップ係止機構56のホイール58を係止位置から係止解除位置へ回し、それによりブレーキばね62を付勢して前進部材68の各ノッチ76との係合から外すことによって果たされる。その結果、後方ハンドル74が押されると、前進部材68が管状本体36とゾンデ12内で自由に滑動する。外科医は、後方ハンドル74を押してゆきながら、管状本体36のスケールマーク67から、前進部材68、ひいては切削チップ20が、どれ程進んだかを目で確認することができる。加えて、外科医は、マストの測定マーク88を介せば容易に膀胱壁18の内側から腹壁22の外側までの距離の目安を求めることができ、こうして外科医には腹壁22を穿通させるのに切削チップ20をどれ程進めなければならないかが概ね分かるようになっている。前進部材68は、先端部134から外へ向けて、そしてゾンデ12から遠ざかるように外へ向けて進められている間、同部材が整列ガイドアーム14のハウジング106並びに捕捉カップ96と常に同軸に整列した状態にあるように制御されている実質的に真っ直ぐな進路で腹壁22を穿通できるように、ゾンデ12から遠ざかる方向に伸びている長さに沿って剛性が維持されている。
図13と図13Aに示されている様に、次いで切削チップ20が整列ガイドアーム14の捕捉カップ96の中へ進められ中に捕捉されると、そこで切削チップ20を、手を使う必要のないやり方で解放して廃棄することができる
図23に示されている様に、前進部材68のコネクタ71を腹壁22から外に露出させておいて、そこに拡張器ハウジングアッセンブリ138のロッド142のコネクタ154を取り付けることができる。この位置にある間は、スタイレット136は、拡張器ハウジングアッセンブリ138に係止されているのが望ましい。
図24に示されている様に、拡張器アッセンブリ11が前進部材68を介してゾンデ12に動作的に取り付けられると、前進部材68を開口24を通して膀胱18の中まで引き込む又は引き出すことによって処理が継続される。従って、ロッド142の自由端152は、拡張器アッセンブリ166、168の自由端及びシース170の自由端と共に、膀胱18の中へ引き出される。
図25に示されている様に、拡張器アッセンブリ166、168が膀胱18の中へ十分に引き出された状態で、拡張器アーム212のボタン235を、ハウジング本体164の外面に沿って本体164の第1端部174に隣接した位置から本体164の第2端部176に向かって滑動させる。ボタン235は、スロット180の側壁から内向きに伸ばされた一対の反対側の隆起輪郭によって所定の場所に係止されるが、これら隆起輪郭はボタン235の下側区間の相対する輪郭面(図示せず)と相互作用することで軽い抵抗力を提供しており、ボタン235が所定の場所に嵌め込まれるときにはこの抵抗力が打ち負かされるので、その結果、所定の場所に解除可能に係止させることができる。これにより、拡張タブ230が、拡張アーム212の窓228を通って再び配備されることが回避される。その様な構成のため、拡張タブ230が圧縮されて、拡張タブ230の端部232が各フィンガ220、222に当接すると、それにより、拡張タブ230の窓228の下方で窓に近接する部分が窓228から外向きに張り出すようになる。同部分は、窓228から半径方向に外向きに、半径方向外向きのV字状の形状に撓み、それにより、拡張器アーム212の外科的に形成された開口24への戻り進入に対するバリアを提供する。従って、拡張タブ230の概ねV字形の部分は、拡張器アーム212を膀胱の中に維持し、拡張器アーム212が開口24から外に向けて引っ張られるのを防ぐ働きをする。
次いで、拡張タブ230を拡張させた状態で、拡張器アッセンブリ11を前進部材68から分離又は切り離すことによって処置が継続される。前進部材68が拡張器アッセンブリ11に対して静止位置に維持されている状態で、スタイレット136のハンドル140の把持ノブ156を反時計回りの方向に捻ることにより、スタイレット136を静止している前進部材68に対して回転させる。スタイレット136のコネクタ154と前進部材68のコネクタ71の間の相対回転により、2つのコネクタ154、71は、膀胱18内に在る間に切り離され、それにより、前進部材68をスタイレット136から引き離せるようになり、そこで、図27に示されている様に、前進部材68を尿道16からゾンデ12と組み合わせた状態で抜去することによって処置が継続される。
図28と図29に示されている様に、前進部材68がスタイレット136から切り離されたら、拡張器アームアッセンブリ166、168とシース170が、少なくとも部分的には膀胱18の中に受け入れられて、所定の位置に配置された状態で、スタイレット136を拡張器アッセンブリ11から取り出すことによって処置が継続される。係止タブ160とスロット196の位置が合うまでハンドル140を回せば、スタイレット136を軸方向に拡張器ハウジングアッセンブリ138から引っ張ることができる。
次いで、図30と図31に示されている様に、軸方向向きの力を押し出しノブ272に加えることで栓塞子カニューレアッセンブリ13を拡張器ハウジングアッセンブリ138のシース170に挿通することによって処置が継続される。栓塞子カニューレアッセンブリ13は軸方向にシース170に通され、押し出しノブ272がハウジング本体172のリブ184に当接するまで差し込まれる。栓塞子カニューレアッセンブリ13をシース170に挿通している間、拡張器アーム212は、アッセンブリ13の直径が大きいせいで外向きに付勢されるが、この時、円錐形の自由端270は拡張器アーム212を撓ませ易い。一杯まで挿通させると、栓塞子本体268の円錐形の自由端270とカニューレ236の自由端242は、軸方向に拡張器アーム212のフィンガ220、222を越えて膀胱18の中まで伸びているのが望ましい。また、カニューレ236の自由端242は、シース170の端部と実質的に面一になっている。加えて、カニューレ236を一杯まで挿通させると、プリーツ210がその折り返された構造から展開されることによって、シース170はその小径の第1直径から大径の第2直径へと拡張する。次いで、図32に示されている様に、栓塞子238がカニューレ236から外に向けて取り出され、それにより、貫通通路241は膀胱18の内部へ簡単にアクセスできるように障害物のない状態に置かれる。異物が貫通通路241に浸入しないように、カバー258をハウジング246に被せて閉じることができる。カバー258にはスリット266が設けられているので、例えば、膀胱結石276をアブレーションするのに使用される様な器具274を、シールが保たれた関係で、スリット266を通し、貫通通路241を通し、膀胱18の中へ伸ばしてゆくことができる。別のやり方として、器具を膀胱18に挿入する間、図32に示されている様にカバー258を開いたままにしておくこともできる。
上記の教示に鑑みれば本発明の多くの修正及び変更が可能であることは明白である。従って、本発明は、特許請求の範囲の各請求項の範囲内であれば、具体的に記述されている以外のやり方で実践することができるものと理解頂きたい。
10 恥骨上経尿道的膀胱瘻造設器具
11 拡張器アッセンブリ
12 ゾンデ
13 栓塞子カニューレアッセンブリ
14 整列ガイドアーム
16 尿道
18 膀胱
20 切削チップ
22 腹壁
24 開口
26 カテーテル
28 ゾンデの近位部分
30 ゾンデの遠位部分
32 28と30の間の角度
33 測定インジケータマーク
34 前方ハンドル
35 穿通深さマーカー、インジケータスライド
36 管状本体
38 管状本体の端部
40 取付スリーブ
42 マスト
44 ポケット
46 マストの端部
48 マスト係止機構
50 オーバーセンター・カムラッチレバー
52 カム面
54 ポケットの軸
56 切削チップ係止機構
58 ブレーキノブ又はホイール
60 カム部材
62 ブレーキばね
64 スロット
66 直立リブ
67 測定スケールマーク
68 前進部材
70 前進部材の遠位端
71 コネクタ
72 前進部材の近位端
73 螺旋形進入スロット
74 後方ハンドル
76 円周方向ノッチ
78 コネクタプレート
80 締結具
82 貫通通路
84 凹ノッチ
86 マスト本体
87 マストの端部
88 測定スケールマーク
90 整列ガイドアームの本体
92 整列ガイドアームの第1端部
94 整列ガイドアームの第2端部
96 捕捉カップアッセンブリ
98 貫通孔
100 アーム係止機構
102 オーバーセンター・カムラッチレバー
104 カム面
106 ハウジング
108 貫通通路
110 軸
112 横スロット
114 ハウジングの大径部
116 ハウジングの小径部
118 捕捉カップの上部分
120 環状壁
122 フィンガ
124 スリーブ
125 ストッパ面
126 切削部材
128 コネクタ
130 孔
132 フィンガ
134 先端部
136 スタイレット
138 拡張器ハウジングアッセンブリ、ハンドル
140 スタイレットロッドハンドル、ロッド
142 スタイレットロッド
144 ロッドの端部
146 ポケット
148 環状凹部
150 環状リブ
152 ロッドの自由端
154 バイオネット式コネクタ
156 把持ノブ
158 環状基部
160 係止タブ
162 環状基部の下面
164 拡張器ハウジング
166、168 拡張器アームアッセンブリ
170 シース
172 環状本体
174、176 拡張器ハウジングの端部
178 ハンドル
180 貫通スロット
182 貫通通路
184 環状リブ(ストッパ面)
186 端部カバー
187 内側ハウジング部材
188 環状傾斜リブ
189 外側ハウジング部材
190 環状端部フランジ
191 環状肩部
192 環状溝
193 スロット
194 端部開口部
195 タブ
196 ノッチ
198 リップ部
200 ストッパ肩部
202 環状リング
204 シースの大径端部
206 シースの小径円筒形部分
208 シースの円錐部分
210 折返しプリーツ
212 拡張器アーム
214 中空チャネル
216、218 拡張器アームの端部
220、222 フィンガ
224、226C字形開口部
228 窓
230 拡張タブ
232、234 タブ端部
235 把持部材又はボタン
236 カニューレ
238 栓塞子
240 カニューレ本体
241 貫通通路
242、244 カニューレ本体の端部
246 ハウジング
248 基部
250 内側空洞部
252 リブ
254 内壁面
256 ハウジング端部
258 カバー
260 丁番
264 上シール面
266 スリット
268 栓塞子本体
270 栓塞子自由端
272 押し出しノブ
274 器具
276 膀胱結石

Claims (21)

  1. 膀胱アクセス器具において、
    互いに反対側の端部の間を伸びていて、前記両端部の間を貫通通路が伸びている環状本体であって、前記両端部の間を長手方向に伸びる一対の直径方向に互いに反対側のスロットを有している環状本体と、
    前記環状本体の前記端部のうちの一方の端部から、前記環状本体から間隔を空けて配置されている一対の自由端まで伸びる一対の管状壁であって、前記管状壁のそれぞれは、前記スロットの個々のスロットと整列させた中空チャネルを有し、前記自由端の各々に隣接して互いに背く方向を向く細長い開口部が前記壁のそれぞれを貫通して伸びている、一対の管状壁と、
    前記中空チャネルのそれぞれに滑動可能に受け入れられていて、一方の端部に把持部材が動作的に取り付けられている細長い弾性を有する条片であって、前記把持部材のそれぞれは、前記スロットに沿って係止位置と係止解除位置の間を滑走運動できるように前記スロットの個々のスロットから外向きに伸びており、前記条片のもう一方の端部は、前記窓を越えて伸びていて、前記条片の一部は、前記把持部材が前記係止位置に向けて動かされると前記窓の各々から外向きに張り出し、前記把持部材が前記係止解除位置に向けて動かされると前記窓から内向きに引っ込む、細長い弾性を有する条片と、
    第1直径を有し、大径の第2直径へ拡張することができる管状シースであって、前記本体に取り付けられ前記両管状壁の間を前記貫通通路と同軸に伸びるシースと、
    前記管状シースより長い長さと前記シースの前記第1直径と実質的に同じ直径を有する前記管状シースに受け入れられるサイズのロッドを有する細長いスタイレットと、
    直径が前記シースの前記第1直径より大きく、前記管状シースに受け入れられるように作られている剛性を有する管状本体と、
    前記管状本体に滑動式に受け入れられるサイズの剛性を有する円筒形部材と、を備えている器具。
  2. 前記ロッドは、一方の端部に前記本体に当接させるハンドルを、そしてもう一方の端部にコネクタを有しており、前記コネクタは、前記ハンドルが前記本体に当接したとき、もう1つの外科器具に取り付けられるように前記シースから外向きに伸びる、請求項1に記載の器具。
  3. 前記コネクタは、バイオネット式コネクタである、請求項2に記載の器具。
  4. 前記本体は、一対のスロットを備えた端部カバーを有し、前記ハンドルは、前記スロットに係止式に受け入れられるように作られている一対のタブを有している、請求項2に記載の器具。
  5. 前記剛性を有する管状本体は、前記シースの前記第2直径と実質的に同じ外径を有している、請求項1に記載の器具。
  6. 前記シースは、実質的に弾力性のないポリマー本体を有している、請求項5に記載の器具。
  7. 前記シースは、実質的にその長さに沿って伸びる少なくとも1つの折返しプリーツを有しており、前記プリーツがその折り返された形状にあるときは前記第1直径を有し、前記プリーツが展開された形状にあるときは前記第2直径を有している、請求項6に記載の器具。
  8. 一対のC字形フィンガを更に含んでおり、前記フィンガのそれぞれは、前記管状壁の前記自由端の個々の端部に取り付けられていて、前記両フィンガは、互いに軸方向にオフセット関係に向かい合い、前記ロッドを密接に受け入れることのできるサイズのC字形開口部を有しており、前記ロッドは、前記C字形開口部を通して受け入れられると前記フィンガに係止される、請求項1に記載の器具。
  9. 前記もう1つの外科器具は、互いに対して傾斜した近位部分と遠位部分を有する細長い管状本体であって、前記遠位部分は、軸に沿って、尿道に通して受け入れられるように作られている端部まで伸びている、細長い管状本体と、前記管状本体に通して滑動可能に受け入れられている細長い前進部材であって、前記ロッドの前記端部の前記コネクタに解放可能に取り付けられるようになっているコネクタを有している細長い前進部材と、を備えている、請求項2に記載の器具。
  10. 膀胱アクセス器具において、
    互いに反対側の端部の間を伸びていて、前記両端部の間を貫通通路が伸びている環状本体と、
    第1直径を有し、大径の第2直径へ拡張することができる管状シースであって、前記本体の一方の端部に前記貫通通路と同軸に整列して取り付けられている管状シースと、
    前記管状シースより長い長さと前記シースの前記第1直径と実質的に同じ直径を有する前記管状シースに受け入れられるサイズのロッドを有する細長いスタイレットと、
    前記シースの前記第2直径に実質的に一致した外径を持つ剛性を有する管状本体と、
    前記管状本体に滑動式に受け入れられるサイズの剛性を有する円筒形部材と、を備えている器具。
  11. 前記ロッドは、一方の端部に前記本体に当接させるハンドルを、そしてもう一方の端部にコネクタを有しており、前記コネクタは、前記ハンドルが前記本体に当接したとき、もう1つの外科器具に取り付けられるように前記シースから外向きに伸びる、請求項10に記載の器具。
  12. 前記本体は、一対のスロットを備えた端部カバーを有しており、前記ハンドルは、前記スロットに係止式に受け入れられるように作られた一対のタブを有している、請求項11に記載の器具。
  13. 前記もう1つの外科器具は、互いに対して傾斜した近位部分と遠位部分を有する細長い管状本体であって、前記遠位部分は、軸に沿って、尿道に通して受け入れられるように作られている端部まで伸びている、細長い管状本体と、前記管状本体に通して滑動可能に受け入れられている細長い前進部材であって、前記ロッドの前記端部の前記コネクタに解放可能に取り付けられるように作られたコネクタを有している細長い前進部材と、を備えている、請求項11に記載の器具。
  14. 前記本体は、前記両端部の間を長手方向に伸びている一対の直径方向に互いに反対側のスロットを備えた外側環状面を有しており、前記器具は、
    前記環状本体の前記端部のうちの一方の端部から、前記環状本体から間隔を空けて配置されている一対の自由端まで伸びる一対の管状壁であって、前記管状壁のそれぞれは、前記スロットの個々のスロットと整列させた中空チャネルを有し、前記自由端の各々に隣接して互いに背く方向を向く細長い開口部が前記壁のそれぞれを貫通して伸びている、一対の管状壁と、
    前記中空チャネルのそれぞれに滑動可能に受け入れられていて、一方の端部に把持部材が動作的に取り付けられている細長い弾性を有する条片であって、前記把持部材のそれぞれは、前記スロットに沿って係止位置と係止解除位置の間を滑走運動できるように前記スロットの個々のスロットから外向きに伸びており、前記条片のもう一方の端部は、前記窓を越えて伸びていて、前記条片の一部は、前記把持部材が前記係止位置に向けて動かされると前記窓の各々から外向きに張り出し、前記把持部材が前記係止解除位置に向けて動かされると前記窓から内向きに引っ込む、細長い弾性を有する条片と、を更に備えている、請求項10に記載の器具。
  15. 前記管状壁の前記自由端の個々の端部に取り付けられている一対のC字形フィンガを更に含んでおり、前記フィンガは、互いに軸方向にオフセット関係に向かい合い、前記ロッドを密接に受け入れることのできるサイズのC字形開口部を有しており、前記ロッドは、前記C字形開口部を通して受け入れられると前記フィンガに係止される、請求項14に記載の器具。
  16. 前記シースは、実質的にその長さに沿って伸びる少なくとも1つの折返しプリーツを有しており、前記プリーツがその折り返された形状にあるときは前記第1直径を有し、前記プリーツが展開された形状にあるときは前記第2直径を有している、請求項10に記載の器具。
  17. 腹壁を貫いて膀胱内へのアクセスを提供する方法において、
    経尿道的恥骨上器具を用いて膀胱及び腹壁を貫いて開口を形成する段階と、
    前記経尿道的恥骨上器具の端部を腹壁から外に向けて伸ばす段階と、
    拡張可能なシースが外挿されたロッドを提供する段階と、
    前記ロッドの端部を前記経尿道的恥骨上器具の前記端部に取り付ける段階と、
    前記経尿道的恥骨上器具の一部を尿道から外に向けて抜き出すことによって前記ロッド及びシースを膀胱の中へ引き入れる段階と、
    前記ロッドの前記端部を前記経尿道的恥骨上器具の前記端部から、前記両端部が膀胱内にある間に、切り離す段階と、
    前記ロッドを前記シースから引き出す段階と、
    前記剛性を有する管状本体をシースの中に押し通し、前記管状本体の一方の端部が腹壁の外に留まり反対側の端部が膀胱の中に受け入れられている状態で前記シースを拡張する段階と、を備えている方法。
  18. 実質的にその長さに沿って伸びている少なくとも1つの折返しプリーツを有し、前記プリーツがその折り返された形状にあるときは第1直径を有し、前記プリーツが展開された形状にあるときは大径の第2直径を有する前記シースを提供する段階を更に含んでいる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記剛性を有する管状本体を前記シースに挿通しながら、前記プリーツをそれらの折返し形状から展開させる段階を更に含んでいる、請求項18に記載の方法。
  20. 図示及び説明されている膀胱アクセス器具。
  21. 図示及び説明されている、膀胱にアクセスする方法。
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