JP5385905B2 - 恥骨上経尿道的膀胱瘻造設術並びに関連処置を行う方法及びそのための器具 - Google Patents

恥骨上経尿道的膀胱瘻造設術並びに関連処置を行う方法及びそのための器具 Download PDF

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Description

本発明は、概括的には、外科的開口を形成するとともに、器具の体内腔内部に在る間の誘導を外部の誘導器具を用いて提供するための方法及び器具に、より具体的には、経尿道的(内側から外へ方式の)恥骨上膀胱瘻造設術、関連の泌尿器科処置、及び他の外科処置を行うための方法及び器具に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2007年9月27日出願の米国仮特許出願第60/975,548号、及び2008年3月21日出願の米国仮特許出願第61/038,457号の恩典を主張し、それら両出願をそっくりそのまま参考文献としてここに援用する。
医療関係者の間では、多くの人が排尿の問題(尿閉又は尿失禁の何れか)を経験することはよく知られている。何れの病態も、重症の場合は、カテーテルを用いたドレナージが必要になる。膀胱出口部閉塞/尿閉(BOO)の発症に寄与する要因は、手術に起因する合併症、疾病、外傷、及び加齢など様々にある。一時的な解決法だけを必要とする病態もある一方、より永久的な解決法が必要になるかもしれない病態もある。現在、尿閉の問題を解消するのに使用されている既知の方法は、カテーテルを留置する観血手術の他に3つある。1つ目の方法は、清浄間欠自己導尿(CISC)として知られている。名称が示唆している様に、この方法は、患者によって、清潔ではあるが通常は無菌ではない技法を使用して一日に3〜4回施行される。患者は、一日のうちに規則的な間隔でカテーテルを尿道を通して自分の膀胱に挿入する。これは今のところ好適な方法であると考えられているが、痛みを伴い、扱い難く、プライバシー確保に左右され、それ以外に、特に慎み深い人や高齢者や活動能力を奪われた人にとっては難しいこともある。更に、尿道穿孔、膀胱穿孔、又は狭窄形成の様な合併症が特に男性に起こる場合があり、処置は概ね「清潔」であるが無菌というわけではないので、処置の施行により尿管感染症(UTI)が引き起こされることもしばしばある。
2つ目の方法であり、また最もよく使用されていると考えられる方法は、尿道フォーリーカテーテル法(UFC)として知られている。このプロセスでは、医師又は看護師がフォーリーカテーテルを尿道を通して膀胱の中へ挿入する。フォーリーカテーテルは、その先端付近に、カテーテルを膀胱内に維持するよう膨らまされる内バルーンを有している。この方法は、最もよく使用されているが、多くの潜在的な問題を抱えている。この方法を用いた場合、留置カテーテルが膀胱内に維持されていることに伴って概ね一日当たり3〜10パーセントの割合で尿管感染症が起こり、患者の約5パーセントに細菌性の血液感染症(菌血症)が発症している。
3つ目の方法は、恥骨上膀胱瘻造設術(SPC)として知られており、通常は病院介護下に、泌尿器科専門医によって、通常は静脈内(IV)鎮静法又は局部麻酔を採用して施行される2つの異なる様式の処置を含んでいる。これらの処置は、独立した処置として施行することもできるし、関連のない外科処置の別の処置と併せて施行することもできる。1つ目の処置は一般に経皮的又は「外側から内へ」方式のトロカール穿孔処置と呼ばれ、2つ目の処置は反対に経尿道的(「内側から外へ」方式)又は内的膀胱瘻造設術と呼ばれる。SPC法は、米国では長期ドレナージが望まれる場合に優勢的に使用されており、世界的には短期と長期の両ドレナージに使用されている。経皮的穿孔である「外側から内へ」方式の処置は、これら2つのうち遥かに普及が進んだ方式であり、同処置は大口径の中空針を腹部を貫いて膀胱の中へ挿入してゆく段階を伴う。この処置は、中空内腔針の挿入中に組織の抵抗力によって押し支える固い腹部を作り出すために膀胱を水で膨張又は拡張させる必要がある。中空針を腹部に押し通して膀胱に入れる経皮的穿孔法は盲目的処置であり、膀胱を安全に穿つことができるかは医師の感覚及び技量と経験に依存する。その後、より小さなカテーテルが中空針を通して膀胱の中へ挿入される。この方法の欠点として、カテーテルドレナージチューブが詰まったり捩じれたりする割合が高いせいでドレナージの信頼性が低いことが挙げられる。経皮的穿孔法では、安全に関する問題が増加しており、大抵は気付かずに腸を突き刺してしまうことが原因で2%近い高い罹患及び死亡率を有している。これらの2つの処置は、患者人口として増加中で、現在、同処置の対象患者人口の12パーセントを超えていると予想される病的肥満患者には安全に施行することができない。
米国仮特許出願第60/975,548号 米国仮特許出願第61/038,457号
現在の経尿道的(「内側から外へ」方式の)処置は、一般にゾンデと呼ばれる鈍先端を有する中空器具を、尿道を通して膀胱の中へ挿入することにより施行されている。ゾンデは、通常、膀胱及び腹壁を貫通して腹部の外へ伸びるように進められる先端を有している。外科医には、ゾンデの鈍先端を進ませて腹部を通し皮膚から出られるようにするために、通常、腹部及び筋膜に切開を入れることが求められる。ゾンデの先端が腹部の外に到達することができない場合、外科医は、カテーテルの取り付けができるように、ゾンデ先端が腹部内部に在る間にメスを用いてより大きな切開を腹部に入れなくてはならない。ゾンデを最終的に腹部の外に露出させた状態で、カテーテルがゾンデの端部に取り付けられ、抜去されるゾンデと共に膀胱の中へ引き戻され尿道を通って患者から出される。カテーテルは、引っ張られて尿道を通って患者から出ると、次にゾンデから分離されて膀胱の中へ引き戻され、引き戻された時点で、カテーテルが膀胱内の所望位置に維持されることを目的にカテーテルのバルーンが膨らまされる。この方法の欠点の幾つかとして、再利用可能な手術器具の費用が比較的高いこと、処置と処置の間に滅菌処置が必要になること、カテーテルはゾンデへの取り付けが難しく、一旦取り付けても処置中に切り離されてしまえば処置を繰り返す必要がでてくる恐れがあること、萎んだ状態のカテーテルバルーンの膀胱内での場所を、カテーテルバルーンを膨らます前に確定するのが難しい場合もあること、加えて、同方法は肥満及び病的肥満患者に処置を安全に施行するのに有効に使用できない場合が多いこと、が挙げられる。
恥骨上経尿道的膀胱瘻造設術器具は、互いに対して傾斜した近位部分と遠位部分を含んでいる或る長さを有する細長い管状本体を含んでいる。遠位部分は、軸に沿って、尿道に通して受け入れられるように作られた端部まで伸びている。器具は、更に、管状本体の近位部分に動作的に取り付けられている第1端部と、遠位部分の軸と同軸に整列させたインジケータを提供している第2端部と、を有する細長いアームを含んでいる。
本発明のもう1つの態様によれば、腹壁を貫いて膀胱の中へ伸びる外科的開口を形成する方法が提供されている。本方法は、近位部分と遠位部分を有する細長い管状本体を提供する段階と、遠位部分を、尿道を通して膀胱の中へ挿入する段階を含んでいる。更に、第1端部と、軸を確立するインジケータを有している第2端部と、を有する細長いアームを提供する段階と、アームの第1端部に管状本体の近位部分を動作的に取り付けて、インジケータを外から腹壁上に、その軸を管状本体の遠位部分と同軸に整列させた状態で位置付ける段階を含んでいる。次に、軸に沿って伸びる切削部材を用いて膀胱を貫き腹壁を貫いて開口を穿つ段階を含んでいる。
本発明の上記及び他の態様、特徴、及び利点は、現時点で好適な実施形態及び最良の形態に関する以下の詳細な説明、付随の特許請求の範囲の各請求項、及び添付図面に関連付けて考察すると更に理解し易くなるであろう。
本発明の1つの現時点で好適な実施形態に従って構成された経尿道的恥骨上膀胱瘻造設器具の斜視図である。 器具の側面断面図である。 図1の器具の後方ハンドルの拡大側面断面図である。 図1の器具の後方ハンドルの拡大部分斜視図である。 係止位置にある前方ハンドルを示している拡大側面断面図である。 係止解除位置にある前方ハンドルを示している拡大側面断面図である。 図1の器具の前進ロッドのコレットに取り付けられている切削チップの拡大側面図である。 尿道と膀胱の側面図であり、器具のゾンデが挿入されている状態を示している。 腹壁の上方に位置付けられた器具の整列ガイドアーム及び捕捉カップを示している、図8と同様の図である。 捕捉カップが下ろされ腹壁に接触した状態を示している側面図である。 器具の穿通深さマーカーが動かされ尿道口に隣接した状態を示している側面図である。 切削チップが膀胱と腹壁を穿通しているところを示している側面図である。 切削チップが膀胱と腹壁を完全に穿通し、捕捉カップの中に受け入れられた状態を示している破断側面図である。 捕捉カップの拡大断面図であり、前進ロッドに取り付けられていて捕捉カップの中に捕捉されている切削チップを示している。 捕捉カップの拡大断面図であり、捕捉カップと、前進ロッドから取り外され捕捉カップの中に捕捉されている切削チップを示している。 カテーテルが部分的に腹壁を通して引き出された状態で、カテーテルが前進ロッドのコレットを介してゾンデに取り付けられようとしている状態を示している側面図である。 取り外し用具が挿通されたカテーテルの斜視図である。 カテーテルの遠位端の拡大斜視図である。 シュラウドが取り外されたカテーテルの端部の拡大斜視図である。 カテーテルのドレナージ端部の拡大断面図である。 取り外し用具が端部に挿入されている、図14Dと同様の図である。 取り外し用具の斜視図である。 カテーテルが膀胱の中へ引き入れられ、整列ガイドアームがゾンデから取り外された状態を示している、図14と同様の図である。 カテーテルのバルーンが膨らまされた状態を示している、図15と同様の図である。 膨らまされたバルーンが引き戻され膀胱壁に当接した状態を示している、図16と同様の図である。 カテーテルが前進ロッドのコレットから分離され、ゾンデが尿道から抜去されてゆく状態を示している、図17と同様の図である。
図面を更に詳しく参照すると、図1と図2は、本発明の1つの態様に従って構成された恥骨上経尿道的膀胱瘻造設器具10を示している。概ね同様のやり方で同様の機能を果たす他の実施形態は本発明の範囲に包含されると考えられるものと認識頂きたい。例えば、器具10及びそれに関係付けられている個別の構成要素は、概ね同様の構成を持たせながらも修正することができ、肥満及び病的肥満患者を含め、男性か女性、成人か小児かを問わず、あらゆるサイズの患者に適合させるべく更に修正を加えることができる。無論、当業者には認識されるであろうが、女性器と男性器、特に尿道は、異なる形状をしており長さ及び直径も異なるので、器具10の構成は、それらの差異に適合するよう変えることができる。器具10は、一般にゾンデ12と呼ばれている細長い中空の管状本体と、ゾンデ12に対して所定位置で同ゾンデ12に動作的に取り付けられるようになっている、以下、整列ガイドアーム14と呼ぶ、細長い位置決め用アームを含んでいる。ゾンデ12は、尿道16を通して膀胱18の中へ挿入されるように作られており、一方、整列ガイドアーム14は、ゾンデ12から患者の腹壁22を通って伸びる、以下、切削チップ20と呼ぶ、トロカールの正確な出口場所を表示させるために患者の外に置かれたままである。整列ガイドアーム14は、腹壁22に通される切削チップ20の正確な出口場所を指し示すことに加え、同アームを腹壁22に当接させて位置付け腹壁22に対する押さえの働きをさせることもでき、その結果、器具を所定位置に保定して、患者の表面の皮膚の引張補強を提供することで、切削チップ20に腹部を貫いて外に伸びてゆく際に皮膚を引っ掻いたり又は裂いたりすることなく皮膚をきれいに穿刺させることができるようになる。よって、整列ガイドアーム14は、切削チップ20が膀胱18内の目で見えない場所にあっても、外科医にその正確な場所を容易に識別させることができ、それにより、外科医は、膀胱18及び腹壁22の正確な意図された場所を貫いて、以下、開口24と呼ぶ、外科的進路を穿つことができるようになる。従って、外科医は、切削チップ20により形成される開口24が所望場所に裂けることなくきれいに形成されることに信頼を深め、また腸の様な内部臓器への偶発的な損傷が回避されることに確信を持てるようになる。開口24が形成されると、施行される処置の性質に応じて、カテーテル26(図14)又は他の手術器具を、同開口24を通して膀胱18の中へ挿入することができる。更に、整列ガイドアーム14は、切削チップ20の正確な出口場所を提供するだけでなく、外側から内へ方式の切削を使用して開口24を形成する際に沿わせる正確な直線進路を確立するのに使用することもでき、そうすれば、例えば外部トロカール穿孔具を使用し、外部トロカールを整列ガイドアーム14によって確立された線に沿って伸ばすことにより開口を形成することができるが、これについては下で更に詳しく論じる。
図1と図2に最も分かり易く示されている様に、ゾンデ12は近位部分28と遠位部分30を有しており、遠位部分30は尿道16を通して膀胱18に挿入される(例えば、図8)ように作られている。近位部分28と遠位部分30は、各自の直線区間を有しており、両直線区間は、互いに対して、使用時にそれら直線区間の間の角度が概ね固定されるような所定の且つ概ね一定の鈍い角度32で傾斜している。近位部分28には、外科医に、ゾンデ12の尿道16の中への挿入の深さを示す測定インジケータマーク33を設けることができる。加えて、処置中に膀胱18内のゾンデ12の深さと場所を識別するのを支援するのに、インジケータスライド35とも呼ばれる穿通深さマーカーを近位部分28に配置することもできる。ゾンデ12は、限定するわけではないが一例としてステンレス鋼の様な容易に滅菌を施すことができる材料から形成されている。例えばプラスチック材料を含め、容易に滅菌を施すことができる他の材料も考えられ、それらはここでは本発明の範囲に併合されるものと認識頂きたい。ゾンデ12は、滅菌を施すことが可能な材料から形成されているとはいえ、廃棄可能な一回限定使用器具として形成されているのが望ましい。
近位部分28は、ゾンデ12から後方に向けて遠ざかる方向に端部38まで伸びている真っ直ぐな管状本体36を有する前方ハンドル34に固定接続されている。前方ハンドル34は、ゾンデ12を把持及び操縦するのに信頼でき手に馴染み易い場所を提供している。前方ハンドル34は、外科医の要件に応じ、任意の適した形状と構成を持たせたものを提供することができる。例えば、前方ハンドル34は、左利き及び右利きの医師に合わせて人間工学的に設計することができ、ゾンデ12を最適に操縦、制御、及び方向付けできるように、そして更に濡れているとき及び手術用手袋で触れているときに手が滑らないように、設計することができる。従って、前方ハンドル34は、所望に応じ異なる形状と輪郭を持たせたものを提供することができる。前方ハンドル34と管状本体36は、単一部品の半部体としてモールド成形し、次いでそれら半部体を、例えば、締結具、接着剤を介し又は溶接によって接合するようにしてもよい。無論、前方ハンドル34と管状本体36は、任意の適したプラスチック又は金属材料とプロセスを使用して形成することができる。
前方ハンドル34は、以下、取付スリーブ40と呼ぶ、直立したハウジングを有しており、同ハウジングは、以下、マスト42と呼ぶ、真っ直ぐなスライドアームが解放可能に取り付けられるように作られている。図2に最も分かり易く示されている様に、取付スリーブ40は、マスト42の一方の端部46を密接に受け入れるサイズのポケット44を有している。マストの端部46をポケット44内に固定し易くするために、取付スリーブ40は、限定するわけではないが一例としてここではオーバーセンター・カムラッチレバー50として表されている解除可能なマスト係止機構48を有している。カムラッチレバー50は、レバー50を押し下げて係止位置に入れるとマスト42に摩擦係合し、それによりマスト42をポケット44内の定位置に維持するカム面52を有している。そうではなくレバー50を回して引き起こした係止解除位置に入れると、カム面52がマスト42との係合状態を脱し、それによりマスト42をポケット44から取り出せるようになる。ポケット44は、直線軸54に沿って伸びるように作られており、そのためマスト42もポケット44内に係止されると、軸54に沿って伸びる。軸54は、ゾンデ12の遠位部分30に実質的に平行に伸びるように方向付けられている。従って、マスト42が取付スリーブ40内に固定されると、マスト42とゾンデ12の遠位部分30は互いに平行又は実質的に平行に伸びる。前方ハンドル34から伸びているマスト42の角度は、整列ガイドアーム14と捕捉カップアッセンブリ96を、切削チップ20を受け取るための正しい位置に正しく整列させるように設定されている。これは、外科医にとっては大きな支援であり、そうでなければ外科医は切削チップ20が膀胱18の内部にあるときにその位置を見定めることはできないであろう。
図5と図6に最も分かり易く示されている様に、前方ハンドル34は、更に、限定するわけではないが一例としてここでは回転可能なブレーキノブ又はホイール58を有するものとして表されている切削チップ係止機構56と、ホイールと一体に回転するためにホイールと共に単一の材料部品として形成するなどによりホイール58に固定されているカム部材60と、以下、ブレーキばね62と呼ぶ、ばね部材を含んでいる。ホイール58を係止位置まで回すと、切削チップ20がゾンデ12との相対運動に抗して固定され、係止解除位置まで回すと、切削チップ20がゾンデ12に対して動けるようになるが、それについては下で更に詳しく論じる。
管状本体36は、前方ハンドル34の後部から後方に向けて、切削チップ20の所望の運動範囲を提供できるだけの所定距離を伸びている。切削チップ20の運動範囲については、一般に、普通サイズの患者の場合は肥満又は病的肥満患者の場合より小さく、また、切削チップ20の運動範囲は何れのサイズの患者にも適応するように提供することができるものと認識頂きたい。管状本体36は、その長さに沿って伸びている細長いスロット64を備えた管状壁を有しており、スロット64の長さは、少なくとも、切削チップ20の所望の移動距離に対応している。スロット64は、ここでは、管状本体36の全長をその下面に沿って伸びているものとして表されている。更に、管状本体36の壁は、限定するわけではないが一例として、直径方向にスロット64と反対側の壁の上面に沿って伸張する直立リブ66を有するものとして表されている。管状壁の上面は、下で更に詳しく論じるが、外科医に切削チップ20が伸ばされた距離を指し示す測定スケールマーク67を有しているのが望ましい。
器具10は、ここでは可撓性のコイルロッド又は平坦なばね部材として表されている前進部材68を更に含んでおり、その遠位端70は切削チップ20に動作的に取り付けられ、その近位端72は器具10の後方ハンドル74に取り付けられている。遠位端70は、ここでは切削チップ20を選択的解除可能に取り付けられるようにするためのコネクタ71を有するものとして表されている。図7に最も分かり易く示されている様に、コネクタ71は、例えば、凹んだ係止戻り止めで終端する少なくとも1つの傾斜路付き螺旋形進入スロット73を有する修正されたバイオネット式コネクタである。近位端72は、スロット64の中を滑動するサイズの全体的に細いコネクタプレート78などによって後方ハンドル74に固定されている。コネクタプレート78は、前進部材68には例えば溶接継手などによって、後方ハンドル74には例えば締結具80を介して、固定することができる。その結果、後方ハンドル74を動かすと、コネクタプレート78と前進部材68が一体に動く。
前進部材68は、ゾンデ12の近位部分28と遠位部分30の間の曲がりを通過できるだけの可撓性を有し、一方で膀胱18と腹壁22を貫く真っ直ぐな切削進路を維持できるだけの剛性を有する、例えば、ステンレス鋼又はばね鋼の様な任意の適した材料の部材を提供することができる。前進部材68は、更に、単一の材料部品として提供することもできるし、複数の材料部品を互いに接合したものを提供することもできる。前進部材68は、ブレーキばね62と動作的に係止係合させるために、その近位又は後方部分に沿って軸方向に一様に互いから間隔を空けて配置されている複数の円周方向ノッチ76を有している。ノッチ76は、切削チップ係止機構56の下を横走する部分全体に亘って設けられ、それにより切削チップ20を、一杯まで後退させた位置と一杯まで延ばした位置だけでなく、一杯まで後退させた位置と伸ばした位置の両位置の間の複数の箇所にも係止させられるようになっているのが望ましい。
後方ハンドル74は、任意の適した形状と構成を有するものを提供することができる。例えば、後方ハンドル74は、左利き及び右利きの医師に合わせて人間工学的に設計することができ、前進部材68と切削チップ20を最適に操縦、制御、及び方向付けできるように、そして更に濡れているとき及び手術用手袋で触れているときに手が滑らないように、設計することができる。従って、後方ハンドル74は、単一部品の半部体としてモールド成形し、次いでそれら半部体を、例えば、締結具、接着剤を介し又は溶接によって接合するようにしてもよく、後方ハンドルは、任意の適したプラスチック又は金属材料とプロセスを使用して形成することができる。図2から図4に示されている様に、後方ハンドル74は、管状本体36を密接に滑動式に受け入れるサイズの貫通通路82を有するものとして形成されている。通路82は、その中に直立リブ66を滑動式に受け入れるサイズの凹ノッチ84を設け、それにより、後方ハンドル74が管状本体36周りに回転するのを防止するようにすることができる。これは、切削チップ20の組織を貫いて開口を形成している最中の望まれない回転を防止する。
マスト42は、前方ハンドル34のポケット44に受け入れられている端部46と、反対側の端部87の間に伸びる真っ直ぐで細長い本体86を有している。本体86は、概ねどれ程の距離を切削チップ20が腹部を貫いて伸びる必要があるかを外科医に指し示すことを容易にする、測定スケールマーク88を有しているのが望ましい。本体86は、例えば、押出成形の様な任意の所望のプロセスを使用して中実体又は中空体として形成することができ、所望に応じ任意の適したポリマー又は金属材料で形成することができる。本体86は、ここでは、横断面が概ね矩形であるものとして表されており、それはアーム14と位置付け用マスト42の間の望まれない相対軸回転を防止することによって整列ガイドアーム14をその正しい向きに維持することを支援する形状であるが、任意の断面形状を使用することができるであろう。本体86は、任意の適した長さのものを提供することができ、約15〜20インチの間の長さを有しているのが望ましく、それにより病的肥満患者に対して整列ガイドアーム14の適切な調整を行えるようになる。
整列ガイドアーム14は、第1端部92と第2端部94の間を伸びる本体90を有している。第1端部92は、ゾンデ12の近位部分28に動作的に取り付けられ、且つマスト42に沿って滑動式に受け入れられるように、作られている。第2端部94は、捕捉カップ96に取り付けられるように作られている。第1端部92は、マスト本体86に密接して滑動式に受け入れられるように作られた貫通孔98を有している。従って、貫通孔98は、マスト本体86と同様の断面形状を有する形状であるが、マスト本体86に沿った滑走運動がやり易くなるよう僅かに大きくなっている。整列ガイドアーム14をマスト本体86に沿う所望の定位置に解除可能に係止し易くするために、第1端部92は、限定するわけではないが一例としてここではオーバーセンター・カムラッチレバー102として表されている解除可能なアーム係止機構100を有している。カムラッチレバー102は、レバー102を押し下げた係止位置に入れるとマスト42に摩擦係合し、それにより整列ガイドアーム14を所望位置でマスト本体86に沿った定位置に維持するカム面104を有している。そうではなく、レバー102を回して引き起こした係止解除位置に入れると、カム面104は、マスト本体86との係合状態を脱し、それにより整列ガイドアーム14をマスト本体86の長さに沿って自由に滑動させることができるようになる。
整列ガイドアーム14の第2端部94は、整列ガイドアーム14がマスト42に取り付けられ、マスト42が取付スリーブ40内に受け入れられているとき、ゾンデ12の遠位部分30と同軸である軸110に沿って伸びる所定の直径の貫通通路108を提供する半環状又は環状のハウジング106を有している。ハウジング106は、更に、限定するわけではないが一例として、ここでは捕捉カップ96を解放可能に受け入れるように作られている1つ又はそれ以上の横スロット112を備えた上面を有するものとして表されている。図13Aに示されている様に、切削チップ20を捕捉カップ96の中に案内し易くするために、ハウジング106の下面に隣接して位置する大径部114と、ハウジング106の上面に隣接して位置する小径部116を備えた漏斗形状を有する、ハウジング106の貫通通路108を提供することができる。
捕捉カップ96は、簡単に掴んで回せるように作られている閉じた上部分118を有しており、限定するわけではないが一例としてここでは親指と人差し指の間に簡単に掴めるようになっている互いに反対側の面を備えた概ね矩形の壁を有するものとして表されている。図13Aと図13Bに最も分かり易く示されている様に、上部分118からは概ね円筒形の環状壁120が垂れており、環状壁120は、整列ガイドアーム14のハウジング106に密接して滑動式に受け入れられるサイズに作られている。更に、捕捉カップ96は、ハウジング106のスロット112に滑動式に受け入れられるように横方向に外向きに伸びている1つ又はそれ以上のフィンガ122を有している。フィンガ122は、ハウジング106の上面に係合するように外向きに伸びており、捕捉カップ96をハウジング106に対して回すことによってスロット112に受け入れられる。従って、捕捉カップ96を一方向に回すと、フィンガ122がスロット112を滑ってスロット112の下面に係合し、そこで捕捉カップ96はハウジング106に解除可能に係止され、捕捉カップ96を反対方向に回すと、フィンガ122はスロット112を出るので、そこで捕捉カップ96がハウジングから取り外せるようになる。
切削チップ20を捕捉カップ96の中に捕捉し易くするために、捕捉カップ96の内腔又は空洞に、例えばシリコンチュービングの様な環状のゴム弾性を有する壁又はスリーブ124を設けることができ、その場合、同スリーブ124に切削チップ20の外周囲より僅かに小さい直径を持たせ、切削チップ20を挿入する際に切削チップにスリーブ124の中へ切り込ませるようにすれば、手を使う必要なしに廃棄できように捕捉カップ96内に捕えることができる。切削チップ20が捕捉カップ96の中に完全に挿入されているという確信を与えるために、切削チップ20に当接し、それにより切削チップ20を捕捉カップ96の中へ挿入させることのできる距離を制限する能動ストッパの役目を果たすストッパ面125を設けることができる。捕捉カップ96は、スロット112に解放可能に受け入れられるフィンガ122を有するものとして示されているが、ここでは、螺合取付の様な他の取付機構も考えられるし、捕捉カップを整列ガイドアーム14との単一の材料部品として形成することもできるであろう。切削チップ20の解放を更にやり易くするために、スリーブ124の内面から半径方向内向きに複数のリブを伸ばし、捕捉カップ96を回しているときの「ストッパ」として平たい切削刃に押し当てられる支承面とすることもできる。これにより、捕捉カップ96を回した際に切削チップ20が捕捉カップ96と一体的に回ることにより深く確信が持てるようになる。
図7、図13A、及び図13Bに最も分かり易く示されている様に、切削チップ20は、金属の切削部材126と、そこから垂れるコネクタ128を有する構成である。切削部材126は、切削部材126のコネクタ128への取り付けをやり易くする1つ又はそれ以上の孔130を有するものとして示されている。コネクタ128は、ポリマー材料で形成することができ、また、例えば射出成形プロセスなどで切削部材126にモールド成形することができる。コネクタ128は、コネクタ71の傾斜路付きスロット73に滑動式に受け入れられるように横方向外向きに伸びている、対応する数のバイオネット又はフィンガ132を有している。フィンガ132は、撓んで傾斜路付きスロット73の端部の凹んだ戻り止めの中に入り込むことによってスロット73に解除可能に係止し、切削部材126に適度なトルクを加えられると撓んで戻り止めから出るように作られており、同トルクは、切削チップ20が捕捉カップ96の中に捕捉されているときに捕捉カップ96を回すことによって加えることができる。切削チップ20は、最初は、ゾンデ12の遠位端の座ぐり部133内に閉じ込められ、及び/又は、遠位端部分の小外径部分135に面一関係に取り付けられた柔らかいポリマー材料の様な比較的柔らかいシース134、例えばゴム又はシリコンで覆われて、切削部材126の切削ブレードを保護し、ゾンデ12を尿道16に挿通する際に組織が偶発的に切られないようにしている。切削チップ20をゾンデ12から軸方向に外へ向けて動かすと、切削チップ20は比較的柔らかいシースを容易に突き抜け、切削端20を露出させ膀胱18を穿通して腹壁22から出すことができる。
図14Aに示されている様に、カテーテル26は、前進部材68のコネクタ71を介してゾンデ12に動作的に取り付けられるように作られている第1端部136と、流体回収システムに動作的に取り付けられるように作られている第2端部138を有している。図14Cに最も分かり易く示されている様に、第1端部136は、切削チップ20のコネクタ128と概ね同じに作られ、それにより相対回転を介して取り付け及び取り外しが可能であるバイオネット式コネクタ140を有しているが、但し図14Dに示されている様に、コネクタ140の後部は、例えば方形ポケット141の様な非円形のポケットを有している。ポケット141は、ポケット141の形状に沿わせた適切な形状の取り外しロッド端部145(図14E)を有する取り外し用具143を介してのカテーテル26の前進部材68のコネクタ71からの取り外しをやり易くする。そのため、ロッド端部145は、ここでは、方形の断面形状を有している。コネクタ140による組織への偶発的な害を防ぐため、カテーテル26の端部136にはシュラウド142がコネクタ140に被さるように取り付けられ、コネクタ140の周りに実質的に滑らかで柔らかい外面を提供している。コネクタ140とシュラウド142の間には、前進部材68のコネクタ71をカテーテル26のコネクタ140へ取り付けるために受け入れられるようにする環状空間143が設けられている。カテーテル26は、カテーテル26を膀胱18内に選択的に維持するために膨らませることのできるバルーン144を第1端部136近くに有し、膀胱18内の流体をカテーテル26を通して排出するため流体がカテーテル26へ進入できるようにする、限定するわけではないがここでは楕円形として表されている少なくとも1つの孔146を、バルーン144と第1端部136の間に有している。更に、カテーテル26は、テザー148を解放可能に取り付けることができるようになっており、テザー148は、例えば、縫合材料のループとして提供することもできる。
図8に示されている様に、内側から外へ方式の恥骨上経尿道的処置は、ゾンデ12の遠位部分30を尿道16に挿通し膀胱18の中へ入れることから開始される。ゾンデ12を尿道16に挿通している間、偶発的な損傷が膀胱16に対して起こるのを防ぐために、切削チップ20はシース134で覆われている。マスト42を取付スリーブ40に挿入して係止させ、整列ガイドアーム14をマスト42上で滑らさせて、マスト係止機構48を介して所望の位置に一時的に係止させることができる。
整列ガイドアーム14が腹壁22の上に位置付けられた状態で、整列ガイドアーム14が膀胱18への直入進路を提供することを前提として、必要なら外側から内へ方式の処置を施行することもできるであろう。その場合、外部トロカール穿孔具を、ハウジング106によって指し示される軸110に沿って押し出し、腹壁22を貫いて膀胱18の中へ入れることができるであろう。そうではなく、内側から外へ方式の処置を施行する場合は、図9に示されている様に、捕捉カップ96をハウジング106に取り付け、遠位部分30の先端又は自由端を、通常は恥骨152より約指1〜2本分上で膀胱18の内部表面に押し当てて位置付け、膀胱18と腹壁22が軽く「テントを張った状態」にする。テントを張った状態にすると、腸をゾンデ12の遠位部分30から遠ざけ、従って切削チップ20から遠ざけ易くなる。肥満乃至病的肥満患者は例外として、テントを張った状態は、一般に外科医が外から観察することができる。
次に、図10に示されている様に、整列ガイドアーム14をマスト42上の係止位置から解放して下げてゆき腹壁22の外側皮膚表面と圧迫係合した状態に入れることができる。整列ガイドアーム14のハウジング106が腹壁22に押し当てられて正しく位置付けられた状態で、再度マスト係止機構48を係止させると、それにより器具10が所望位置に維持される。
次に、図11に示されている様に、整列ガイドアーム14が、腹壁22上の所望の場所に係止されると、穿通深さマーカー35を尿道16の口まで前進させて、ゾンデ12がそれ以上進められないようにする。医師は測定又はインジケータマーク33を注視する。
次に、図12に示されている様に、切削チップ20を前進させて、保護シース134を穿通させ、次いで膀胱18そして腹壁22を穿通させることができる。これは、切削チップ係止機構56のホイール58を係止位置から係止解除位置へ回し、それによりブレーキばね62を付勢して前進部材68の各ノッチ76との係合から外すことによって果たされる。その結果、後方ハンドル74が押されると、前進部材68が管状本体36とゾンデ12内で自由に滑動する。医師は、後方ハンドル74を押してゆきながら、管状本体36のスケールマーク67から、前進部材68、ひいては切削チップ20が、どれ程進んだかを目で確認することができる。加えて、外科医は、マストの測定マーク88を介せば容易に膀胱壁18の内側から腹壁22の外側までの距離の目安を求めることができ、こうして外科医には腹壁22を穿通させるのに切削チップ20をどれ程進めなければならないかが概ね分かるようになっている。前進部材68は、シース134から外へ向けて、そしてゾンデ12から遠ざかるように外へ向けて進められている間、同部材が整列ガイドアーム14のハウジング106並びに捕捉カップ96と常に同軸に整列した状態にあるように制御されている実質的に真っ直ぐな進路で腹壁22を穿通できるように、ゾンデ12から遠ざかる方向に伸びている長さに沿って剛性が維持されている。
図13及び図13Aに示されている様に、次いで切削チップ20が整列ガイドアーム14の捕捉カップ96の中へ進められ中に捕捉されると、そこで切削チップ20を、手を使う必要のないやり方で解放し、次いで捕捉カップ96内に捕捉されたまま廃棄することができる(図13B)。
図13Bに示されている様に、切削チップ20が容器96内に捕捉されゾンデ12から解放されると、次いで整列ガイドアーム14を取付スリーブ40から分離することができる。すると、図14に示されている様に、カテーテル26の端部136を前進部材68の端部のコネクタ71に取り付けることができる。図15に示されている様に、カテーテル26が前進部材68を介してゾンデ12に動作的に取り付けられた状態で、ゾンデ12を尿道16から抜き出すことによって及び/又は後方ハンドル74への牽引を介して前進部材68を抜き出すことによって、カテーテル26を膀胱の中へ引き入れることができる。尿道16の口に置かれたゾンデ12の深さマーカー35は、外科医が、バルーン144の膨張に先立ち、カテーテル26の端部136及びバルーン144が十分に膀胱18内に入った状態を確保するのにどの程度までゾンデ12を抜き出す必要があるかを識別するのを支援することができる。
図16に示されている様に、尿道口と穿通深さマーカー35の間の距離から察して、ゾンデ12及び/又は前進部材68が、カテーテル26が膀胱18の中に正しく受け入れられたことが裏付けられるだけの距離だけ尿道16から外へ向けて引き出された状態になったら、カテーテルのバルーン144が、カテーテル26の第2端部84に在るか又はそれに隣接するシリンジ88を介して流体で膨らまされる。
図17に示されている様に、膨らまされたバルーン144は、次に、カテーテル26を、それがなお前進部材68に取り付けられている間に、腹壁22から外へ向けて僅かに牽引するか又は別に引き戻すことによって、巧みに操作されて膀胱18の外科的に切削された開口に着座係合させられる。
次に、図18に示されている様に、外科医が、一旦、バルーン144が膀胱壁18の内面に押し当てられて正しく着座し、適度のドレナージ流がカテーテル26を流れていることを確認したら、カテーテル26が前進部材68から分離され、次いでゾンデ12が尿道16から静かに抜去される。上で論じられている様に、カテーテル26の前進部材68からの分離は、取り外し用具143の使用によりやり易くなる。取り外し用具143のロッドにカテーテル26の長さを挿通させ、適切に作られたロッド端部145をコネクタ140のポケット141に挿入すれば、取り外し用具143を反時計回りの方向に回転させて、コネクタ同士71、140の間に相対回転を与えることができ、それにより、両コネクタ71、140が膀胱18の中に在る間にカテーテルを前進部材から切り離せるようになる。一方で、ゾンデ12と前進部材68は尿道16を通して自由に取り出せる状態になるが、カテーテル26は、バルーン144を膀胱壁18の内面に着座係合させて膀胱18の中に部分的に配備されたままになる。
上記の教示に鑑みれば本発明の多くの修正及び変更が可能であることは明白である。従って、本発明は、特許請求の範囲の各請求項の範囲内であれば、具体的に記述されている以外のやり方で実践することができるものと理解頂きたい。
10 恥骨上経尿道的膀胱瘻造設器具
12 ゾンデ
14 整列ガイドアーム
16 尿道
18 膀胱
20 切削チップ
22 腹壁
24 開口
26 カテーテル
28 ゾンデの近位部分
30 ゾンデの遠位部分
32 28と30の間の角度
33 測定インジケータマーク
34 前方ハンドル
35 穿通深さマーカー、インジケータスライド
36 管状本体
38 管状本体の端部
40 取付スリーブ
42 マスト
44 ポケット
46 マストの端部
48 マスト係止機構
50 オーバーセンター・カムラッチレバー
52 カム面
54 ポケットの軸
56 切削チップ係止機構
58 ブレーキノブ又はホイール
60 カム部材
62 ブレーキばね
64 スロット
66 直立リブ
67 測定スケールマーク
68 前進部材
70 前進部材の遠位端
71 コネクタ
72 前進部材の近位端
73 螺旋形進入スロット
74 後方ハンドル
76 円周方向ノッチ
78 コネクタプレート
80 締結具
82 貫通通路
84 凹ノッチ
86 マスト本体
87 マストの端部
88 測定スケールマーク
90 整列ガイドアームの本体
92 整列ガイドアームの第1端部
94 整列ガイドアームの第2端部
96 捕捉カップアッセンブリ
98 貫通孔
100 アーム係止機構
102 オーバーセンター・カムラッチレバー
104 カム面
106 ハウジング
108 貫通通路
110 軸
112 横スロット
114 ハウジングの大径部
116 ハウジングの小径部
118 捕捉カップの上部分
120 環状壁
122 フィンガ
124 スリーブ
125 ストッパ面
126 切削部材
128 コネクタ
130 孔
132 フィンガ
133 座ぐり部
134 シース
135 小外径部分
136 カテーテルの第1端部
138 カテーテルの第2端部
140 コネクタ
141 ポケット
142 シュラウド
143 取り外し用具、環状空間
144 バルーン
145 取り外しロッドの端部
146 孔
148 テザー
152 恥骨

Claims (28)

  1. 膀胱から患者の腹部を通る外科的進路をつくるために使用される恥骨上経尿道的膀胱瘻造設の器具において、
    互いに対して傾斜した近位部分と遠位部分を含んでいる細長い中空の管状本体であって、前記遠位部分が尿道を通って前記膀胱内へ挿入されるように構成されており、前記近位部分が前記尿道の中であって前記膀胱内の前記遠位部分を操縦するために前記尿道の外側にとどまるように構成され、前記遠位部分が直線の軸に沿ってのびるとともに前記遠位部分の遠位端において終端する直線区間を含んでいる、管状本体と、
    前進運動及び後退運動のために前記管状本体内に配置された前進部材であって、前記前進部材は前記管状本体の前記遠位端及び近位端にそれぞれ配置された遠位端及び近位端を有し、前記前進部材の前記遠位端が、前記管状本体の前記遠位端から前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間の前記軸に沿う直線進路内にのびて、前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端が前記膀胱の壁に隣接して配置されている間、前記前進部材が十分に前進運動をして前記膀胱から前記腹部を通る前記外科的進路をつくる、前進部材と、
    前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間の前記軸を示すためのインジケータと、
    前記患者の外側に配置されるよう構成されるとともに前記管状本体の前記近位部分と前記インジケータとの間で動作可能に取り付けられた位置決め用の整列ガイド部であって、前記整列ガイド部は、前記インジケータを前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間の前記軸と同軸的に整列させた状態に位置決めするとともに、前記同軸的な整列を維持しながら、前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端に対して前記軸に沿う所定の範囲の距離に沿う前記インジケータの調節できる運動を許容する、整列ガイド部とを備えている器具。
  2. 前記前進部材の前記遠位端に取り付けられ、前記前進部材の前進運動の際に前記管状本体の前記遠位端からのびる切削チップを更に含んでいる、請求項1に記載の器具。
  3. 前記前進部材に前記前進運動及び前記後退運動を与えるために、前記管状本体の前記近位端において前記前進部材の前記近位端に取り付けられたハンドルを更に含んでいる、請求項2に記載の器具。
  4. 前記管状本体の前記近位部分に接続された係止機構であって、前記管状本体内における前記前進部材の前記前進運動及び前記後退運動を防止する係止位置と、前記管状本体内における前記前進部材の前記前進運動及び前記後退運動を許容する係止解除位置の間を動けるようになっている係止機構を更に含んでいる、請求項3に記載の器具。
  5. 前記前進部材は、前記前進部材に沿って互いから間隔を空けて配置された複数のノッチを有しており、前記係止機構は、前記係止位置にあるとき前記ノッチの中に入り、前記係止解除位置にあるとき前記ノッチから出ることができるばね部材を含んでいる、請求項4に記載の器具。
  6. 前記整列ガイド部は、
    前記管状本体の前記近位部分に動作的に取り付けられて前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間と概ね平行にのびている真っ直ぐなマストと、
    前記マストに沿って運動するように前記マストに接続された第1端部と、前記インジケータに接続された第2端部とを有する細長いアームとを含み、
    前記マストが前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間と平行に配置されたことと、前記細長いアームが前記マストに沿って運動することとによって、前記軸が所定の範囲の距離に沿う状態で前記インジケータの前記同軸的な整列を維持する、請求項1に記載の器具。
  7. 前記尿道及び前記膀胱内の前記管状本体の前記遠位部分を操縦するために前記管状本体の前記近位部分に取り付けられているハンドルであって、前記管状本体の前記遠位部分の前記直線区間と概ね平行にのびるように前記マストを受け入れるとともに配向する取付スリーブを有するハンドルを更に含んでいる、請求項6に記載の器具。
  8. 前記インジケータは、前記外科的進路をつくった後に前記前進部材が前進運動をする際に、前記切削チップをカップ内に受け入れるための、前記軸と同軸に整列させた空洞を有するカップを含んでいる、請求項2に記載の器具。
  9. 前記カップは、前記空洞を囲む弾性の壁を有しており、前記切削チップは、前記空洞内に前記切削チップが受け入れられる際に、前記壁内に切り込んでゆく、請求項8に記載の器具。
  10. 前記前進部材の前記遠位端及び前記切削チップは、前記切削チップを前記前進部材の前記遠位端に対して解放可能に接続するためのコネクタ構造の相補的なコネクタ部分を含んでいる、請求項2に記載の器具。
  11. 前記コネクタ構造の相補的なコネクタ部分を含む遠位端を有するカテーテルであって、前記相補的なコネクタ部分が、前記前進部材の前記遠位端において、前記カテーテルの前記遠位端を前記コネクタ構造の前記相補的なコネクタ部分に対して解放可能に接続するためのものである、カテーテルを組み合わせのために更に備えている、請求項10に記載の器具。
  12. 前記カテーテルの前記遠位端の前記コネクタ構造及び前記前進部材の前記遠位端の相補的な部分は、バイオネット式コネクタを構成している、請求項11に記載の器具。
  13. 前記カテーテル内へ挿入されて前記バイオネット式コネクタに接触するための用具を更に備えており、
    前記バイオネット式コネクタの前記相補的な部分はお互いに解放可能であり、これによって、前記バイオネット式コネクタが前記膀胱内に在る間に、前記カテーテルに通って挿入され前記バイオネット式コネクタに接触する前記用具を操作することによって、前記カテーテルの前記遠位端を前記前進部材の前記遠位端から切り離すことができる、請求項12に記載の器具。
  14. 前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端を横切るようにのびるとともに前記管状本体内の前記切削チップを囲むシースであって、前記切削チップを動かして前記外科的進路をつくるために前記前進部材が前進運動するときに前記切削チップによって貫かれる材料から形成されているシースを更に含む、請求項2に記載の器具。
  15. 前記前進部材は、可撓性のコイルを備えている、請求項5に記載の器具。
  16. 前記前進部材は、平坦なばね部材を備えている、請求項5に記載の器具。
  17. 前記インジケータが前記腹部の外側と接触し前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端が前記膀胱の壁と接触するとき、前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端と前記インジケータとの間の前記距離を示す、前記マストにおけるマークを更に含んでいる、請求項6に記載の器具。
  18. 前記外科的路をつくるために、前記管状本体の前記遠位部分の前記遠位端からの前記前進部材の前進運動の量を示す、前記管状本体の前記近位部分におけるマークを更に含んでいる、請求項17に記載の器具。
  19. 前記細長いアームの前記第1端部は、係止されたとき前記マストに対して前記細長いアームを定位置に維持し且つ係止解除されたとき前記マストに沿って運動できるように前記細長いアームを解放する係止機構を含んでいる、請求項6に記載の器具。
  20. 前記外科的路をつくる間、前記細長いアームは、前記細長いアームの前記第2端部が患者の外側の腹壁に対して押えの働きをして患者の外側の腹部皮膚に引張補強を加えることを許容する距離の範囲に亘って前記マストに沿って運動する、請求項6に記載の器具。
  21. 前記細長いアームの前記第1端部に形成された貫通孔であって、前記マストが内側の導管を通って滑動可能に受け入れられる前記内側の導管を画定する内側の面を有する貫通孔と、
    前記貫通孔に取り付けられたラッチ機構であって、前記マストを該貫通孔の前記内側の面に対して押し付けることによって前記細長いアームの前記第1の端部と前記マストとの間の相対的な運動を防止する係止位置を有するとともに、前記細長いアームの前記第1の端部と前記マストとの間の相対的な運動を防止しない係止解除位置を有するラッチ機構とを更に備えている、請求項6に記載の器具。
  22. 前記取付スリーブは、その中に前記マストを解放可能に受け入れるとともに、係止位置にあるとき前記取付スリーブ内の定位置に前記マストを維持し且つ係止解除位置にあるとき前記管状本体の前記近位部分から切り離すために前記マストを前記取付スリーブから解放する係止機構を更に含んでいる、請求項7に記載の器具。
  23. 前記インジケータは、ハウジングを更に含み、前記カップが該ハウジングに解放可能に取り付けられている、請求項8に記載の器具。
  24. 前記インジケータは、前記軸と同軸であり且つ前記軸に沿ってのびている環状の通路を画定するハウジングを更に含み、
    前記カップは、前記空洞が前記環状の通路と同軸的に整列した状態で、前記環状の通路において前記ハウジングに対して解放可能に取り付けることができる、請求項9に記載の器具。
  25. 前記カップは、回転運動によって、前記ハウジングに解放可能に取り付けたり該ハウジングから取り外したりすることができ、
    前記切削チップは、回転運動によって、前記前進部材の前記遠位端に解放可能に接続されたり該遠位端から切り離したりすることができ、
    前記切削チップは、前記弾性の壁内に切り込んだ際に前記切削チップが前記空洞内に受け入れられたとき、前記弾性の壁によって保持され、
    回転運動により前記カップを前記切削チップから解放することは同時に、同じ回転運動により前記切削チップを前記前進部材の前記遠位端から切り離すことになる、請求項24に記載の器具。
  26. 前記ハウジングの前記通路及び前記カップの前記弾性の壁は、該通路及び該カップの中に入って前進運動するとき、前記切削チップを前記軸に向ける漏斗形状を有している、請求項25に記載の器具。
  27. 前記管状本体の隣接する遠位部分及び近位部分に沿う前記管状本体のマークであって、前記膀胱内において前記コネクタ構造の位置決めをするために前記尿道から前記管状本体を抜き出すための距離を示す前記管状本体のマークを更に含んでいる、請求項11に記載の器具。
  28. 前記カテーテルの前記遠位端の周りに形成されたシュラウドであって、前記カテーテルの前記遠位端の前記コネクタ構造の前記相補的なコネクタ部分に被さるシュラウドを更に含んでいる、請求項11に記載の器具。
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