JP2010538405A - 漏洩が低減されたワード・ライン・ドライバ回路 - Google Patents

漏洩が低減されたワード・ライン・ドライバ回路 Download PDF

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Abstract

複数のメモリ・セルと、これらメモリ・セルに選択的にアクセスするようにメモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイ内で使用するためのワード・ライン・ドライバ回路が、ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成するように適合されたドライバを含む。この回路はさらに、複数のワード・ラインのそれぞれ1つに接続された複数の出力ノードと、ドライバの出力端子に接続されワード・ライン信号を受け取るように適合された入力ノードとを有するスイッチング回路を含む。このスイッチング回路は、メモリ・アクセス中にワード・ライン信号を少なくとも1つの制御信号の関数としてワード・ラインのうちの選択されたものまで導くように動作する。所与の1対のメモリ・アクセスの間では、スイッチング回路の出力ノードおよび入力ノードが所定の同じ電圧レベルに保持され、それによってスイッチング回路内の漏洩電流経路が実質的になくなる。

Description

本発明は、一般に電子回路に関し、より詳細にはワード・ライン・ドライバ回路に関する。
メモリ・デバイスの消費電力を低減することは、それらの使用がモバイルの応用分野で増えていることを特に考慮すると、より重要になってきている。さらに、半導体デバイスの形状が小さくなるにつれ、これらのデバイス内の漏洩電流が増加し、それによってこの問題が悪化する。例えば、メモリ・アレイ(例えばランダム・アクセス・メモリ(RAM))内の1つまたは複数のメモリ・セルに選択的にアクセスするために複数のビットラインおよびワード・ラインが含まれるメモリ・アレイでは、ワード・ライン列が、そこで使用されている多数のドライバ回路に少なくとも一部は起因して、大部分の漏洩電流の原因になっている。
メモリ・アレイは一般に、所与のワード・ラインに接続された対応するメモリ・セルの行に結合された読出しまたは書込みデバイスを選択的にイネーブルにするために、デコーダを使用する行デコード回路と、所与のワード・ラインを論理ハイ(例えば「1」)または論理ロー(例えば「0」)の電圧レベルに駆動するワード・ライン・ドライバとを含む。メモリ・アレイ内のメモリの各行には、その行内のすべてのメモリ・セルのアクセス・デバイスを駆動するためのワード・ライン・ドライバが必要である。したがって、中サイズのメモリ・アレイでさえも、ワード・ラインの負荷が非常に大きくなる可能性があり、そのため、妥当なメモリ・アクセス時間を実現するには大きなワード・ライン・ドライバが必要になる。残念ながら、ドライバ内の漏洩電流は一般的に、ドライバのサイズに伴って増加する。
ワード・ライン・ドライバ内の漏洩電流を低減させる1つの従来手法は、1対の積層PMOSデバイスをこれら2つのデバイス間の中間ノードで各ワード・ラインに接続して使用することである。詳細には、第1のpチャネル金属酸化膜半導体(PMOS)デバイスのソースがワード・ライン・ドライバの電圧電源に接続され、第1のデバイスのドレインが第2のPMOSデバイスのソースに中間ノードで接続され、第2のデバイスのドレインが回路の電圧帰路に接続され、これら2つのデバイスの各ゲートが1つまたは複数の制御信号に接続される。しかし、積層PMOSデバイスを使用する方法は、PMOSスタックの中間ノードの電圧を低くするのに閾値未満の漏洩電流に依拠している。そのため、ワード・ライン・アクセスの後に中間ノードが低電流状態と等しくなるにはかなりの時間がかかる。
したがって、大きな負荷を駆動することができるが、従来のワード・ライン・ドライバで呈示される1つまたは複数の上記の問題はない、改善されたワード・ライン・ドライバが必要とされている。
本発明は、その説明的な実施形態において、回路のサイズを著しく大きくせずに漏洩電流が低減されたワード・ライン・ドライバ回路を提供することによって、上記の必要に応じる。これを実現するために、本発明の説明的な一実施形態によるドライバ回路では、有利なことに複数の列のワード・ライン・ドライバを単一のドライバにひとまとめにし、スイッチング回路を使用して、所与の任意の時間にその群内のどのワード・ラインが駆動されるべきかを指示する。
本発明の一実施形態によれば、複数のメモリ・セルと、これらメモリ・セルに選択的にアクセスするようにメモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイ内で使用するためのワード・ライン・ドライバ回路は、ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成するように適合されたドライバを含む。この回路はさらに、複数のワード・ラインのそれぞれ1つに接続された複数の出力ノードと、ドライバの出力端子に接続されワード・ライン信号を受け取るように適合された入力ノードとを有するスイッチング回路を含む。このスイッチング回路は、メモリ・アクセス中にワード・ライン信号を少なくとも1つの制御信号の関数としてワード・ラインのうちの選択されたものまで導くように動作する。所与の1対のメモリ・アクセスの間では、スイッチング回路の出力ノードおよび入力ノードが所定の同じ電圧レベルに保持され、それによってスイッチング回路内の漏洩電流経路が実質的になくなる。
本発明の別の実施形態によれば、スイッチング回路は、複数のトランスミッション・ゲートであって、それぞれがその第1のノードで、ワード・ラインのうちの対応するものと接続された複数のトランスミッション・ゲートと、複数のスイッチ・デバイスとを含むことができる。これらスイッチ・デバイスのそれぞれは、トランスミッション・ゲートのうちの対応するものの第1のノードに接続し、ワード・ラインのうちの対応するものを、そこに接続されたトランスミッション・ゲートがディスエーブルされたときに、所定の電圧レベルに選択的に接続するように動作することができる。ドライバの出力端子は、複数のトランスミッション・ゲートのそれぞれの第2のノードに接続し、ワード・ラインのうちの選択されたものをトランスミッション・ゲートのうちの対応するものを介して活性化するために、アドレス信号の第1の組を受け取るように適合させることができる。ワード・ライン・ドライバ回路はさらに、複数の制御信号を生成するように動作する制御回路を含み、これら制御信号のそれぞれがトランスミッション・ゲートのそれぞれ1つを選択的にイネーブルすることができる。制御回路は、アドレス信号の第2の組を受け取り、その関数として制御信号を生成するように動作する。
本発明の別の実施形態によれば、漏洩電流が低減されたシステムが、複数のメモリ・セルと、これらメモリ・セルに選択的にアクセスするようにメモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイを含む。このシステムはさらに、メモリ・アレイに結合された少なくとも1つのワード・ライン・ドライバ回路を含む。このワード・ライン・ドライバ回路は、前記ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成するように適合されたドライバを含む。この回路はさらにスイッチング回路を含み、このスイッチング回路は、複数のワード・ラインのそれぞれ1つに接続された複数の出力ノードを有し、かつドライバの出力端子に接続されワード・ライン信号を受け取るように適合された入力ノードを有する。スイッチング回路は、メモリ・アクセス中にワード・ライン信号を少なくとも1つの制御信号の関数として、ワード・ラインのうちの選択されたものに導くように動作する。所与の1対のメモリ・アクセスの間では、スイッチング回路の出力ノードおよび入力ノードが所定の同じ電圧レベルに保持され、それによってスイッチング回路内の漏洩電流経路が実質的になくなる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は、その説明的な諸実施形態についての以下の詳細な説明を添付の図面と併せ読むことにより明らかになろう。
本発明の技法を実施するように改変できる説明的なワード・ライン・ドライバ回路の少なくとも一部分を示す概略図である。 本発明の一実施形態により形成された例示的なワード・ライン・ドライバ回路の少なくとも一部分を示す概略図である。 本発明の別の実施形態により形成された埋込みメモリおよびワード・ライン・ドライバ回路を含むシステムを示すブロック図である。
本明細書では本発明を、例えば複数のメモリ・セルと、これらメモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイ内でメモリ・セルに選択的にアクセスするために使用する説明的なワード・ライン・ドライバ回路について説明する。しかし、本発明は、これらの回路構成または他の特定の回路構成に限定されないことを理解されたい。むしろ本発明は、半導体メモリ設計においてワード・ライン・ドライバ漏洩電流を低減するための技法に対し、性能および面積に大きな影響を及ぼさずにより一般的に適用可能である。
本明細書で説明する本発明の実施は、相補形金属酸化膜半導体(CMOS)製造プロセスを使用して形成できるような、PMOSおよびnチャネル金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタ・デバイスを使用して実施することができるが、本発明は、このようなトランジスタ・デバイスおよび/またはこのような製造プロセスに限定されないこと、ならびに、当業者には理解されるように、例えばバイポーラ接合トランジスタ(BJT)など他の適切なデバイス、および/または製造プロセス(例えばバイポーラ、BiCMOSなど)も同様に使用できることを理解されたい。さらに、本発明の好ましい実施形態は、通常はシリコン・ウェハ内に製造されるが、本発明の実施形態では別法として、他の材料を含むウェハ内に製造することもでき、この材料には、それだけには限らないが、ヒ化ガリウム(GaAs)、リン化インジウム(InP)などが含まれる。
図1は、本発明の技法を実施するように改変することができる説明的なワード・ライン・ドライバ回路100の少なくとも一部分を示す概略図である。ドライバ回路100は、複数の3入力NANDゲート ND0[0]、ND0[1]、ND0[2]およびND0[3]を含む。NANDゲートへの入力は一般に、ワード・ライン・ドライバ列を垂直に通る、前にデコードされたアドレス信号から来る。より具体的には、NANDゲート ND0[0]、ND0[1]、ND0[2]およびND0[3]の第1の入力端子が好ましくは、対応するアドレス信号 WDECA[0]、WDECA[1]、WDECA[2]およびWDECA[3]をそれぞれ受け取り、NANDゲートのそれぞれの第2の入力端子がアドレス信号WDECBを受け取り、NANDゲートのそれぞれの第3の入力端子がアドレス信号WDECCを受け取る。アドレス信号WDECA[3:0]は、前にデコードされた2つのワード・アドレス・ビットから生成することができる。メモリ・アクセス中、WDECA信号のうち1つだけがハイになる。WDECBとWDECCの信号群もまた好ましくは、前にデコードされたワード・アドレス・ビットであり、それぞれ異なる組合せすべてでワード・ライン・デコードを構成する。
NANDゲート ND0[0]、ND0[1]、ND0[2]およびND0[3]のそれぞれの出力が、対応するインバータ IO[0]、IO[1]、IO[2]およびIO[3]の入力端子それぞれ、または別のドライバの入力端子を駆動する。次に、インバータ IO[0]、IO[1]、IO[2]およびIO[3]のそれぞれの出力は、対応するワード・ライン WL[0]、WL[1]、WL[2]およびWL[3]それぞれを駆動する。インバータ IO[0]、IO[1]、IO[2]およびIO[3]は、当業者に知られているように、回路100の電圧電源(例えばVDD)と電圧帰路(例えばグランド)の間で一緒に直列に接続されたPMOSデバイスおよびNMOSデバイスを含む従来の方法で実施することができる。ワード・ライン WL[0]、WL[1]、WL[2]およびWL[3]のそれぞれが通常、中サイズのメモリ・アレイでさえもかなり大きな容量性負荷を呈示するので、インバータ IO[0]、IO[1]、IO[2]およびIO[3]は、モデム・メモリ・システムに求められる妥当なメモリ・アクセス時間を実現するための十分な駆動能力を有するように大型である必要がある。したがって、ドライバ回路100内の最も大きな漏洩電流は、インバータ IO[0]、IO[1]、IO[2]およびIO[3]から主に発生し、この場合、その中のPMOSデバイスはオフになっているが、依然として全体の漏洩電流の一因となっている。
前述のように、ワード・ライン・ドライバ回路内の漏洩電流を低減する1つの手法は、1対の積層PMOSデバイスをこれら2つのデバイス間の中間ノードで各ワード・ラインに接続して使用することである。しかし、積層PMOSデバイスを使用する方法は、PMOSスタックの中間ノードの電圧を低くするのに閾値未満の漏洩電流に依拠している。そのため、ワード・ライン・アクセスの後に中間ノードが低電流状態と等しくなるにはかなりの時間がかかる。さらに、閾値未満の電流以外に、中間ノードは、アクセスの間は本質的に浮動状態であり、そのようなものとして、確実な電圧レベルにあるとみなせず、あるいは電圧電源バウンスおよびノイズと一致するとみなすことができない。少なくともこれらの理由で、積層PMOSデバイスの手法は望ましくない。
図2は、本発明の一実施形態により形成された例示的なワード・ライン・ドライバ回路200の少なくとも一部分を示す概略図である。ドライバ回路200は、主に回路内の個別ドライバの数を減らすことによって、漏洩電流を有利に低減する。これを実現するために、例示的なドライバ回路200では有利なことに、複数の列の、好ましくは連続したワード・ライン・ドライバを単一のドライバにひとまとめにし、複数の相補形トランスミッション・ゲートまたは別のスイッチング構成を使用して、所与の任意の時間にその群内のどのワード・ラインが駆動されるべきかを指示する。メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間で、またはそれ以外で所与のワード・ラインがディスエーブルされたとき、そのディスエーブルされたワード・ラインに対応する相補形トランスミッション・ゲートの両側が、0ボルト(例えばグランド)でもよい所定の電圧に保持される。このため、トランスミッション・ゲートは実質的に漏洩電流をもたらさない。例示的なドライバ回路200は、組み合わされ単一のドライバによって制御される4つのワード・ライン・ドライバを示すが、本発明は、ひとまとめにできるドライバがどんな特定の数にも限定されないことを理解されたい。むしろ、本発明の例示的な実施形態では、少数のワード・ライン・ドライバ(例えば2個)、または多数のワード・ライン・ドライバ(例えば8個、16個、32個など)をひとまとめにして異なる量の漏洩電流低減を実現できるように、容易に拡大縮小ができる。
より具体的には、ワード・ライン・ドライバ回路200は、スイッチング回路201と、このスイッチング回路に接続されたドライバ202とを含む。ドライバ202は、図示のように、例えばインバータI1を使用して実施することができるが、別のドライバ構成も考えられる。さらに、反転ドライバとして示されているが、非反転ドライバも同様に使用することができる。ドライバ202は、好ましくは、その入力端子(例えばノードN1)で、ワード・ライン・ドライバ回路200に供給されるアドレス信号WDECBとWDECCの第1の組の関数であるデコードされたアドレス信号を受け取り、ドライバの出力端子(例えばノードN2)に、アドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成する。デコードされるアドレス信号は、好ましくは、2入力NANDゲート ND1または別のデコーディング構成を含むことができるデコーダによって生成される。デコーダNAND ND1に与えられる信号WDECBおよびWDECCは、好ましくは、ワード・ライン・ドライバ回路200に供給される、前にデコードされたワード・アドレス・ビットであり、ワード・ライン・デコードを構成するそれぞれ異なる組合せすべてを有する。
例示的なワード・ライン・ドライバ回路200では、4つのワード・ライン・ドライバがドライバ202によってひとまとめにされ、したがって、駆動されるべき4つのワード・ラインをデコードするのにアドレス信号は2つだけでよいことを理解されたい。4つよりも多いワード・ラインをデコードするには、追加のアドレス信号が必要になる。例えば、単一のドライバによって8つのワード・ラインが駆動される場合には、当業者には明らかになるように、3つのアドレス信号が必要であり、NAND ND1の代わりに3入力NANDが使用されることがある。別のデコーディング構成が本発明で同様に考えられる。
スイッチング回路201は、ドライバ201の出力ノードN2に接続された入力ノードと、複数の出力ノードN7、N8、N9およびN10とを含み、各出力ノードは、駆動されるべきワード・ラインのWL[0]、WL[1]、WL[2]およびWL[3]のうちの対応するものにそれぞれ接続している。ワード・ライン WL[3]、WL[2]、WL[1]およびWL[0]は、本明細書ではまとめてWL[3:0]と呼ぶことがある。所与の任意の時間にワード・ラインのどれが駆動されるべきかを指示するために、スイッチング回路201は、好ましくは、複数のトランスミッション・ゲート204、205、206および207を含む。トランスミッション・ゲート204、205、206、207それぞれの第1のノードは、ドライバ202の出力端子にノードN2で接続される。トランスミッション・ゲート204、205、206および207それぞれの第2のノードは、ワード・ライン WL[3]、WL[2]、WL[1]およびWL[0]のうちの対応するものに、それぞれノードN10、N9、N8およびN7で接続ずる。トランスミッション・ゲート204、205、206、207のそれぞれは、そこに与えられた対応する制御信号によって活性化される。この制御信号は、ワード・ライン・ドライバ回路200によって内部で生成することができ(本明細書で後述するように)、あるいは外部からワード・ライン・ドライバ回路に供給することもできる。所与のメモリ・アクセス中にスイッチング回路201は、好ましくは、ドライバ202から受け取ったワード・ライン信号をワード・ラインWL[3:0]のうちの選択されたものまで、対応する活性化トランスミッション・ゲート204、205、206、207それぞれを介して導くように動作可能である。
トランスミッション・ゲート204、205、206、207のそれぞれは、好ましくは、一緒に並列に接続された1対の相補形金属酸化膜半導体(MOS)デバイスを含む。より具体的には、トランスミッション・ゲート207は、ノードN2でドライバ202の出力端子に接続されたソース(S)、対応するワード・ラインWL[0]に接続するドレイン(D)、および各制御信号のうち第1の制御信号を受け取るゲート(G)を有する第1のPMOSデバイス P0[0]と、デバイスP0[0]のソースに接続されたソース、P0[0]のドレインに接続されたドレイン、およびP0[0]のゲートに供給される第1の制御信号の論理補数を受け取るゲートを有する第1のNMOSデバイス N0[0]とを含む。同様に、トランスミッション・ゲート206は、ノードN2でドライバ202の出力端子に接続されたソース、対応するワード・ラインWL[1]に接続するドレイン、および各制御信号のうち第2の制御信号を受け取るゲートを有する第2のPMOSデバイス P0[1]と、P0[1]のソースに接続されたソース、P0[1]のドレインに接続されたドレイン、およびP0[1]のゲートに供給される第2の制御信号の論理補数を受け取るゲートを有するNMOSデバイス N0[1]とを含む。トランスミッション・ゲート205は、ノードN2でドライバ202の出力端子に接続されたソース、対応するワード・ラインWL[2]に接続するドレイン、および各制御信号のうち第3の制御信号を受け取るゲートを有する第3のPMOSデバイス P0[2]と、P0[2]のソースに接続されたソース、P0[2]のドレインに接続されたドレイン、およびP0[2]のゲートに供給される第3の制御信号の論理補数を受け取るゲートを有するNMOSデバイス N0[2]とを含む。トランスミッション・ゲート204は、ノードN2でドライバ202の出力端子に接続されたソース、対応するワード・ラインWL[3]に接続するドレイン、および各制御信号のうち第4の制御信号を受け取るゲートを有する第4のPMOSデバイス P0[3]と、P0[3]のソースに接続されたソース、P0[3]のドレインに接続されたドレイン、およびP0[3]のゲートに供給される第4の制御信号の論理補数を受け取るゲートを有するNMOSデバイス N0[3]とを含む。第1、第2、第3および第4の制御信号の論理補数は、例えば、インバータIO[0]、IO[1]IO[2]およびIO[3]それぞれによって生成することができ、あるいは制御信号と共に外部からスイッチング回路201に供給することもできる。
MOSデバイスは本質的に対称形であり、したがって双方向性であるので、MOSデバイスにおいてソースおよびドレインの呼称を割り当てることは実質的に任意であることを理解されたい。したがって、ソースおよびドレインは、本明細書ではおおまかにそれぞれ第1および第2のソース/ドレインと呼ぶことがあり、この場合「ソース/ドレイン」は、こうした意味合いでソースまたはドレインを指す。
スイッチング回路201はさらに、0ボルト(例えばグランド)でもよい所定の電圧レベルにワード・ラインWL[3:0]それぞれを設定するために、本明細書ではデバイスN1[3:0]と呼ぶこともある複数のNMOSプルダウン・デバイス N1[3]、N1[2]、N1[1]およびN1[0]を含むことができる。デバイスNI[3:0]は、好ましくは、トランスミッション・ゲート204〜207を活性化するために使用されたのと同じ制御信号によって活性化される。詳細には、デバイスN1[3]のドレインがワード・ラインWL[3]に接続し、N1[3]のソースがグランドまたは別の電圧源に接続し、N1[3]のゲートが、トランスミッション・ゲート204内のデバイスP0[3]のゲートに接続されて第4の制御信号を受け取るように適合される。デバイスN1[2]のドレインがワード・ラインWL[2]に接続し、N1[2]のソースがグランドまたは別の電圧源に接続し、N1[2]のゲートが、トランスミッション・ゲート205内のデバイスP0[2]のゲートに接続されて第3の制御信号を受け取るように適合される。デバイスN1[1]のドレインがワード・ラインWL[1]に接続し、N1[1]のソースがグランドまたは別の電圧源に接続し、N1[1]のゲートが、トランスミッション・ゲート206内のデバイスP0[1]のゲートに接続されて第2の制御信号を受け取るように適合される。デバイスN1[0]のドレインがワード・ラインWL[0]に接続し、N1[0]のソースがグランドまたは別の電圧源に接続し、N1[0]のゲートが、トランスミッション・ゲート207内のデバイスP0[0]のゲートに接続されて第1の制御信号を受け取るように適合される。一代替実施形態では、ノードN1におけるドライバ202への入力と、ノードN3、N4、N5およびN6におけるスイッチング回路201への制御入力との間の相対的タイミングに応じて、プルダウン・デバイスN1[3:0]を使用するのではなくドライバをまた使用して、メモリ・アクセスの後にワード・ラインをグランド電位に戻すことができる。
上述のように、スイッチング回路201は、所与のメモリ・アクセス時に、どのワード・ラインがトランスミッション・ゲートのうちの対応するものを介してドライバ202と接続されるべきかを選択的に制御するように動作可能である。メモリ・アクセス時、好ましくは各ワード・ラインのうち1つだけがドライバ202に接続され、したがって、その対応するトランスミッション・ゲートを介してアクセスされていないワード・ラインは、実質的に浮動状態になる。不定の電圧レベルにあるワード・ラインにより生じるおそれのある問題を防止するために、デバイスN1[3:0]が活性状態になり、それによって、それぞれのデバイスN1[3:0]に接続された対応するトランスミッション・ゲートが、メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間の場合のようにディスエーブルされると、それぞれのワード・ラインが所定の電圧レベル(例えば0ボルト)に設定される。メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間は、トランスミッション・ゲート204、205、206、207それぞれの両側が同じ電圧レベルに設定される。この結果、スイッチング回路201内の漏洩電流経路がなくなり、そのためスイッチング回路は、漏洩電流を実質的に消費しないようになる。
ワード・ライン・ドライバ回路200内の、複数のトランスミッション・ゲート204、205、206、207を駆動する単一のドライバ202は、依然として主要な漏洩電流の源になっている。しかし、ドライバの数が、少なくとも一緒にひとまとめにされるワード・ラインの数で除したものに低減されるので、全体の漏洩電流も実質的に同じ数で除したものに低減される。例えば、説明的なワード・ライン・ドライバ回路200のように、4つのワード・ラインが一緒にひとまとめにされて1つのドライバが4つのトランスミッション・ゲートを駆動する場合には、全体の漏洩電流は、ひとまとめにしないで4つ別々のドライバを使用した場合の漏洩電流の4分の1になり、それによって約75パーセントの漏洩電流低減が実現する。ワード・ライン・ドライバは通常、漏洩電流を低減するために最小よりも長いチャネル長を使用し、あるいは高閾値のインプラントを使用するので、最小チャネル長および最小閾値を利用できる直列トランスミッション・ゲートを駆動経路内に追加することで、この手法を使用することによる性能への影響が著しく低減する。さらに、トランスミッション・ゲートを追加することによる性能への影響の一部を補償するために、ドライバ202内のインバータI1のサイズを大きくしてもなお、その漏洩電流の全体的な低減を維持することができる。
トランスミッション・ゲート204、205、206および207を選択的に活性化するための制御信号は、好ましくは、ワード・ライン・ドライバ回路200に含まれる制御回路203によって、ワード・ライン・ドライバ回路に供給されるアドレス信号の第2の組の関数として生成される。アドレス信号の第2の組は、好ましくは、アドレス信号の第1の組、すなわち信号WDECBおよびWDECC、ならびにアドレス信号 WDECA[3]、WDECA[2]、WDECA[1]およびWDECA[0]を含み、それぞれが、選択されるアクセスすべきワード・ラインに一意に関連付けられている。本発明の代替実施形態では、アドレス信号の第1および第2の組は、互いに排他的な信号を含むことができる。アドレス信号 WDECA[3]、WDECA[2]、WDECA[1]およびWDECA[0]は、本明細書ではまとめてWDECA[3:0]と呼ぶこともあり、好ましくは、前にデコードされた2つのワード・アドレス・ビットによって生成される。所与のメモリ・アクセス中、組み合わされたワード・ラインの群と関連付けられた信号WDECA[3:0]のうち1つだけが活性状態(例えば論理ハイ「1」)になる。メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間は、信号WDECA[3:0]が、好ましくは不活性状態(例えば論理ロー「0」)である。
制御回路203は、複数の3入力NANDゲート ND0[3]、ND0[2]、ND0[1]およびND0[0]を含み、これらは本明細書ではまとめてND0[3:0]と呼ぶこともあるが、それぞれのNANDゲートが論理AND関数を与える。NANDゲート ND0[3:0]それぞれの第1の入力端子はアドレス信号WDECBを受け取り、NANDゲート ND0[3:0]それぞれの第2の入力端子はアドレス信号WDECCを受け取り、NANDゲート ND0[3:0]の第3の入力端子は、アドレス信号WDECA[3:0]のうちの対応するものをそれぞれ受け取るように適合されている。NANDゲート ND0[3:0]のそれぞれは、トランスミッション・ゲートのうちの対応するものを選択的に活性化させる制御信号のそれぞれ1つを生成するように動作する。詳細には、NAND ND0[0]は、トランスミッション・ゲート207を活性化する制御信号をノードN3で生成し、NAND ND0[1]は、トランスミッション・ゲート206を活性化する制御信号をノードN4で生成し、NAND ND0[2]は、トランスミッション・ゲート205を活性化する制御信号をノードN5で生成し、NAND ND0[3]は、トランスミッション・ゲート204を活性化する制御信号をノードN6で生成する。制御回路203は、より少ない数または多い数のワード・ラインが組み合わされた場合の制御信号を供給するように容易に変更できることを理解されたい。例えば、制御回路203は、上記の教示から当業者には明らかになるように、使用されるアドレス信号の数をWDECA[3:0]からWDECA[7:0]に拡張することによって、8つのワード・ラインをサポートするように変更することができる。
例としてのみ、また一般性を失わずに、アクセスでワード・ラインWL[2]を選択する際のワード・ライン・ドライバ回路200の動作を考える。メモリ・アクセス中、アドレス信号WDECA[2]は論理ハイ・レベル(例えば「1」)であり、アドレス信号WDECA[0]、WDECA[1]およびWDECA[3]は、それぞれ論理ロー・レベル(例えば「0」)である。WDECA[0]、WDECA[1]およびWDECA[3]がローであると、NANDゲート ND0[0]、ND0[1]およびND0[3]のそれぞれの出力は論理ハイ・レベルであり(信号WDECBおよびWDECCにかかわらず)、それによって、対応するトランスミッション・ゲート207、206および204がディスエーブルされ、プルダウン・デバイスN1[0]、N1[1]およびN1[3]がオンになる。デバイスN1[0]、N1[1]およびN1[3]が活性状態では、ワード・ラインWL[0]、WL[1]およびWL[3]はグランドに設定される(例えば0ボルト)。
アドレス信号WDECBおよびWDECCは、メモリ・アクセス中は論理ハイ・レベルである。この結果ドライバ202は、論理ハイのワード・ライン信号をノードN2に生成する。しかし、この活性ハイのワード・ライン信号は、ワード・ラインWL[0]、WL[1]およびWL[3]までは導かれない。というのは、それぞれに対応するトランスミッション・ゲート207、206および204がディスエーブルされているからである。信号WDECA[2]、WDECBおよびWDECCすべてが論理ハイ・レベルにあると、NAND ND0[2]は論理ロー・レベルをノードN5に生成し、それによって、対応するトランスミッション・ゲート205をイネーブルし、プルダウン・デバイスN1[2]をオフにする。トランスミッション・ゲート205が活性状態になると、ドライバ202で生成された活性ハイのワード・ライン信号は、ワード・ラインWL[2]まで導かれる。
メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間(例えば、メモリ・アクセスが完了した後)は、アドレス信号WDECA[3:0]、WDECBおよびWDECCは論理ロー・レベルに戻り、それによって、すべてのトランスミッション・ゲート204、205、206、207がディスエーブルされ、すべてのプルダウン・デバイスND1[3:0]が活性化される。同様に、ドライバ202は、論理ロー・レベルのワード・ライン信号をノードN2に生成する。上述のように、それぞれのトランスミッション・ゲートの両ノードが、メモリ・アクセスとメモリ・アクセスの間は同じ電圧レベルに保持されるので、スイッチング回路201を通り抜ける漏洩電流経路がなく、唯一の漏洩電流の源はドライバ202に帰することになる。
本発明の技法の少なくとも一部分は、集積回路内で実施することができる。集積回路の形成においては、一般に同一のダイが繰返しパターンの形で半導体ウェハの表面に製造される。各ダイは、本明細書に記載のデバイスを含むとともに、他の構造物および/または回路を含むことができる。個々のダイは、ウェハから切断すなわちダイシングされてから、集積回路としてパッケージされる。どのようにウェハをダイシングし、ダイをパッケージして集積回路を生産するかは、当業者には周知であろう。そのようにして製造された集積回路は、本発明の一部と考えられる。
図3は、本発明の別の実施形態により形成された、少なくとも1つの集積回路302を含む例示的なシステム300を示す。集積回路302は、埋込みメモリ・アレイ304と、このメモリ・アレイに接続されたワード・ライン・ドライバ回路306とを含む。ワード・ライン・ドライバ回路306は、例えば、図2に示し上記で説明したワード・ライン・ドライバ回路200を含むことができる。
本発明による集積回路は、埋め込まれたメモリまたは埋め込まれていないメモリを使用するどんな応用例および/または電子システムにおいても使用することができる。本発明の技法を実施するのに適したシステムには、それだけには限らないが、パーソナル・コンピュータ、通信ネットワーク、電子計測器(例えば自動試験装置(ATE))、インターフェース・ネットワークなどが含まれる。このような集積回路を組み込んだシステムは、本発明の一部と考えられる。本明細書で提示した本発明の教示を考えれば当業者なら、本発明の技法の他の実施および応用例を企図することができよう。
本発明の説明的な実施形態を添付の図面を参照して本明細書で説明してきたが、本発明が当のそれら実施形態に限定されないこと、ならびに当業者によればそれらに他の様々な変更および改変を添付の特許請求の範囲から逸脱せずに加えることができることを理解されたい。

Claims (20)

  1. 複数のメモリ・セルと、前記メモリ・セルに選択的にアクセスするように前記メモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイ内で使用するワード・ライン・ドライバ回路であって、
    前記ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成するように適合されたドライバと、
    前記複数のワード・ラインのそれぞれ1つに接続された複数の出力ノードを有し、かつ前記ドライバの出力端子に接続され前記ワード・ライン信号を受け取るように適合された入力ノードを有するスイッチング回路とを含み、前記スイッチング回路は、メモリ・アクセス中に前記ワード・ライン信号を少なくとも1つの制御信号の関数として前記ワード・ラインのうちの選択されたものまで導くように動作し、さらに、
    所与の1対のメモリ・アクセスの間では、前記スイッチング回路の前記出力ノードおよび前記入力ノードが所定の同じ電圧レベルに保持され、それによって前記スイッチング回路内の漏洩電流経路が実質的になくなる、ワード・ライン・ドライバ回路。
  2. 前記ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第2の組の関数として少なくとも1つの制御信号を生成するように動作する制御回路をさらに含む、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  3. 前記制御回路が複数の制御信号を生成するように動作し、前記制御回路は複数の論理AND関数要素を含み、前記AND関数要素のそれぞれが、アドレス信号の前記第2の組の少なくとも部分集合を受け取るように動作し、アドレス信号の前記第2の組の前記部分集合内の少なくとも1つのアドレス信号がそれぞれのAND関数要素のそれぞれに対して一意であり、そして、前記ワード・ラインのうちの対応するものを選択的に活性化するよう、前記AND関数要素のそれぞれが前記複数の制御信号のそれぞれ1つを生成する、請求項2に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  4. 前記制御回路が複数の制御信号を生成するように動作し、前記制御回路は複数の3入力論理NANDゲートを含み、前記NANDゲートそれぞれの第1の入力端子がアドレス信号の前記第2の組内の前記アドレス信号のうち第1のアドレス信号を受け取り、前記NANDゲートのそれぞれの第2の入力端子がアドレス信号の前記第2の組内の前記アドレス信号のうち第2のアドレス信号を受け取り、前記NANDゲートそれぞれの第3の入力端子がアドレス信号の前記第2の組内の前記アドレス信号のうち一意のアドレス信号を受け取り、そして、前記NANDゲートがその出力端子に前記複数の制御信号のそれぞれ1つを前記NANDゲートへのそれぞれの入力の関数として生成する、請求項2に記載のドライバ回路。
  5. 前記制御回路が複数の制御信号を生成するように動作し、前記スイッチング回路が複数のスイッチ要素を含み、前記スイッチ要素のそれぞれが、前記ワード・ラインのうちの対応するものに第1のノードで接続されて、前記ワード・ライン信号を第2のノードで受け取り、そして、前記スイッチ要素のそれぞれが前記制御信号のうちの対応するものによって選択的に活性化される、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  6. 前記スイッチ要素の少なくとも1つがトランスミッション・ゲートを含む、請求項5に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  7. 前記スイッチ要素の少なくとも1つが相補形パス・ゲートを含む、請求項5に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  8. 前記相補形パス・ゲートが、
    前記スイッチング回路の前記入力ノードに接続された第1のソース/ドレインと、前記スイッチング回路の出力ノードのうちの対応するものに接続された第2のソース/ドレインと、前記制御信号のうちの対応するものを受け取るゲートとを含むPMOSデバイス、及び、
    前記PMOSデバイスの前記第1のソース/ドレインに接続された第1のソース/ドレインと、前記PMOSデバイスの前記第2のソース/ドレインに接続された第2のソース/ドレインと、前記制御信号のうちの対応するものの論理補数を受け取るゲートとを含むNMOSデバイスを含む、請求項7に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  9. 前記スイッチング回路がさらに複数のトランジスタ・デバイスを含み、前記トランジスタ・デバイスのそれぞれが、前記ワード・ラインのうちの対応するものに接続され、前記ワード・ラインがアクセスされていないときに前記それぞれのワード・ラインを所定の電圧レベルに選択的に接続するように動作する、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  10. 前記トランジスタ・デバイスの少なくとも1つが、前記ワード・ラインのうちの対応するものに接続された第1のソース/ドレインと、所定の電圧レベルを有する電圧源に接続している第2のソース/ドレインと、複数の制御信号のうちの対応するものを受け取るゲートとを有する、請求項9に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  11. 前記所定の電圧レベルが実質的に0ボルトに等しい、請求項9に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  12. 前記ドライバが、
    アドレス信号の第1の組を受け取り、デコードされたアドレス信号をその関数として生成するように動作するデコーダ回路と、
    前記デコーダ回路に接続された入力端子と、前記デコードされたアドレス信号の関数として前記ワード・ライン信号を生成する出力端子とを有するインバータとを含む、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  13. 前記デコーダ回路が論理AND関数要素を含み、前記AND関数要素が、アドレス信号の前記第1の組の少なくとも一部分を受け取り、前記デコードされたアドレス信号をその関数として、前記ワード・ラインの所与の1つを選択するために生成する、請求項12に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  14. 前記デコーダ回路が2入力論理NANDゲートを含み、前記NANDゲートの第1の入力端子がアドレス信号の前記第1の組内の前記アドレス信号のうち第1のアドレス信号を受け取り、前記NANDゲートの第2の入力端子がアドレス信号の前記第1の組内の前記アドレス信号のうち第2のアドレス信号を受け取り、そして、前記NANDゲートの出力端子が、アドレス信号の前記第1の組内の前記アドレス信号の第1および第2のアドレス信号の関数として、前記デコードされたアドレス信号を生成する、請求項12に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  15. アドレス信号の前記第1および第2の組の少なくとも1つの前記信号の少なくとも一部分が前にデコードされたアドレス信号を含む、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  16. アドレス信号の第1の組内の前記アドレス信号の少なくとも1つが、アドレス信号の第2の組内の前記アドレス信号の1つと同じである、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  17. 前記スイッチング回路が、
    複数のトランスミッション・ゲートと複数のスイッチデバイスとを含み、前記複数のトランスミッション・ゲートの各々が、その第1のノードで、前記ワード・ラインのうちの対応するものと接続され、そして、前記複数のスイッチングデバイスの各々が、前記トランスミッション・ゲートのうちの対応するものの前記第1のノードに接続され、前記ワード・ラインのうちの対応するものを、そこに接続されたトランスミッション・ゲートがディスエーブルされたときに、所定の電圧レベルに選択的に接続するように動作するものであり、
    前記ドライバの前記出力端子が、前記複数のトランスミッション・ゲートのそれぞれの第2のノードに接続され、前記ワード・ラインのうちの選択されたものを前記トランスミッション・ゲートのうちの対応するものを介して活性化するために、アドレス信号の第1の組を受け取るように適合されており、
    前記ワード・ライン・ドライバ回路がさらに、複数の制御信号を生成するように動作する制御回路を含み、前記制御信号のそれぞれが前記トランスミッション・ゲートのそれぞれ1つを選択的にイネーブルし、前記制御回路が、アドレス信号の第2の組を受け取り、その関数として前記制御信号を生成するように動作する、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  18. 前記ワード・ライン・ドライバ回路に与えられるアドレス信号の第2の組の関数として前記複数の制御信号を生成するように動作する制御回路をさらに含む、請求項1に記載のワード・ライン・ドライバ回路。
  19. 請求項1による少なくとも1つのワード・ライン・ドライバ回路を含む集積回路。
  20. 漏洩電流が低減されたシステムであって、
    複数のメモリ・セルと、前記メモリ・セルに選択的にアクセスするように前記メモリ・セルに結合された複数のワード・ラインとを含むメモリ・アレイ、及び、
    前記メモリ・アレイに結合された少なくとも1つのワード・ライン・ドライバ回路を含み、前記ワード・ライン・ドライバ回路が、
    前記ワード・ライン・ドライバ回路で受け取られたアドレス信号の第1の組の関数としてワード・ライン信号を生成するように適合されたドライバと、
    前記複数のワード・ラインのそれぞれ1つに接続された複数の出力ノードを有し、かつ前記ドライバの出力端子に接続され前記ワード・ライン信号を受け取るように適合された入力ノードを有するスイッチング回路とを含み、前記スイッチング回路は、メモリ・アクセス中に前記ワード・ライン信号を少なくとも1つの制御信号の関数として、前記ワード・ラインのうちの選択されたものに導くように動作し、そして、
    所与の1対のメモリ・アクセスの間では、前記スイッチング回路の前記出力ノードおよび前記入力ノードが所定の同じ電圧レベルに保持され、それによって前記スイッチング回路内の漏洩電流経路が実質的になくなる、システム。
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