JP2010537741A - 使い捨て式歯科ハンドピース - Google Patents

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Abstract

無菌で、実質的にメンテナンスフリーな使い捨て式ハンドピースは二つのシェルおよびセンターコアから構成され、センターコアは一端に流動デフレクターを有する。シェル半体、係合突起および/またはテーパー状壁によってコアの周囲で接合されて、ハンドピースの本体およびヘッドを形成する。ベースはセンターコアと一体で形成される。ベースは管路を有するが、これは本体内への光および加圧空気および/または水の導入を可能とする。ヘッドは、本体におけるベースとは反対側の端部に、インペラシャフトを有するインペラアセンブリを回転可能に備える。インペラシャフトは、加圧空気によって駆動されるブレードを備える。このブレードは重量を減らすために空洞を有していてもよい。

Description

本発明は概して歯科処置のためのハンドピースに関し、さらに詳しくは、歯科ドリリングのための使い捨て式手持ち型器具に関する。
本願は、2007年8月30日付けで提出された米国仮特許出願第60/969,094号(これは、この引用によってその全体が本明細書に組み込まれる)の非仮出願であり、かつ、35U.S.C.セクション119(e)のもとそれに対する利益を主張するものである。
通常の歯科処置は、歯の上あるいはその付近の口の領域における作業を実施するのに先立って、歯の少なくとも一部を削り取るためにドリルの使用を伴なう。ある場合には、損傷したエナメルが硬い代替物による置き換えに先立って、歯から除去される。ある場合には、歯の一部または全部は、ガムライン(gum line)下での作業に先立って歯科ドリルを用いて除去される。
そうした作業に使用される一般的なドリルは、いくつかのコンポーネントを有する。まず、(通常は、ステンレススチールあるいは合金鋼から構成される)ハンドピースが使用される。適切なビットが、実施される作業のために選択される。いくつかのビットは、作業特性に影響を与える長さおよび表面特性を有する。ビットは、続いて、ハンドピースの回転部分に挿入され、そしてそれに対してしっかりと固定される。最後に、加圧空気源がハンドピースに接続され、その流れはタービンを回転させるためにハンドピース内に導かれ、これが今度は、穿孔に有効な速度でビットを回転させる。
ハンドピースが患者への処置を実施するために使用された後、このハンドピースは、通常、タービンおよび/または空気および水チャネルに入り込んだ物質を排除するために、概ね20ないし30秒間、空気または水を用いて洗浄される。ハンドピースは、続いて、空気源から切り離され、そしてビットが取り外される。以前は、ビットおよびハンドピースは、たいてい、オートクレーブ内で蒸気あるいは化学薬品を用いて殺菌されていたが、これは、処置と処置の間に時間が必要となり、あるいは、忙しい医院では、殺菌中の継続使用を可能とするために多数のハンドピースおよびビットを購入する必要がある。
ハンドピースのコストは、個々に高いものとなる。さらに、ベアリングあるいは光源といった、ある機構の性能が低下したとき、再使用可能なハンドピースを再生するためのコストは高く付く。さらに、ハンドピースは使用後に完全に殺菌されないことがあり、あるいは殺菌されたハンドピースは適切に殺菌されていないか、あるいは次の患者において使用するのに先立つ洗浄後に滅菌コンテナ内で適切に保管されないことがあり、これによって潜在的に汚染された環境への露出が増える。ある種の使い捨て式ハンドピースが存在するが、それらはたいてい無菌パッケージ内に収められておらず、通常、再使用可能なハンドピースに対して劣る性能特性しか持たない。したがって、単一の患者において使用するための無菌状態を保証できる、十分にパワフルで、低コストなハンドピースが求められている。
本明細書に開示された実施形態の少なくとも一つの態様は、歯科ハンドピースは空気で作動させることができ、かつ、効果的かつ高速様式でハンドピースのタービンブレードに空気を供給する構造を備えるのが有利であるという認識に基づく。
それゆえ、ある実施形態によれば、圧縮空気によって駆動される使い捨て式歯科器具は、長尺な本体であって、第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体を具備してなる。歯科器具はさらに、ベースであって、複数の管路を具備してなり、ベースは管路を経て光および流体の外部源とつながっており、管路は長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、このベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトとを具備してなる。歯科器具はさらに、タービンインペラであって、このタービンインペラはタービンシャフトに対して結合され、タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているタービンインペラと、歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、歯科器具から出て行く光を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口とを具備してなり、かつ、空気ノズルは、タービンブレードの断面と概ね一致する空気流を発生させるための横断面形状を有している。
本明細書に開示された実施形態の少なくとも一つの他の態様は、光、空気および/または水用の、さまざまな管路あるいは通路を形成するために二つのシェル半体およびコアを一緒にシールするのは困難であることがあり、かつ、アセンブリに欠陥を引き起こすことがあるという認識に基づくものである。コアおよび左側シェル半体にテーパー状の係合部を設けることによって溶着のためにコアの表面から徐々に変化する距離を実現でき、これによって、音波溶着アセンブリにおける欠陥を生じるのに十分なほど急激に形状が変化するのが低減されるかあるいは排除される。
それゆえ、ある実施形態によれば、圧縮空気によって駆動される歯科器具は、長尺な本体であって、第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体を具備してなる。歯科器具はさらに、ベースであって、複数の管路を具備してなり、ベースは管路を経て光および流体の外部源とつながっており、管路は長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースを具備してなる。歯科器具はさらに、ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、タービンインペラはタービンシャフトに対して結合され、タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドを具備してなる。歯科器具は、この歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、歯科器具から出て行く光を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口とを具備してなる。コアは、このコアの中央面から離れるように延在するフランジと、このフランジの縁部に沿って配置されたシームとを具備してなり、かつ、第1のシェル半体は、コアの中央面に向かって延在する壁を具備してなり、壁はテーパー状部分を有し、テーパー状部分は、フランジと係合するようなサイズおよび形状となっている。
本明細書に開示された実施形態の少なくとも一つの他の態様は、いかなる作業がなされているかをよりよく認識できるように、患者の歯あるいは作用領域に光を導くことが歯科器具にとって有利であるという認識に基づくものである。したがって、ハンドピースから光を提供するために、歯科ハンドピースに対してかつその中に取り付けられた信頼性の高い、安定した光源を有することが好ましい。
それゆえ、ある実施形態によれば、圧縮空気によって駆動される歯科器具は、長尺な本体であって、第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体を具備してなる。歯科器具はさらに、ベースであって、複数の管路を具備してなり、ベースは管路を経て光および流体の外部源とつながっており、管路は長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースを具備してなる。歯科器具はさらに、ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、タービンインペラはタービンシャフトに対して結合され、タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドを具備してなる。歯科器具はさらに、この歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、歯科器具から出て行く光を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口とを具備してなる。歯科器具はさらに、開口の一つに光を供給するよう構成された光ロッドであって、この光ロッドの本体から延在するタブを具備してなる光ロッドを具備してなり、かつ、センターコアは、光ロッドタブと係合すると共に、少なくとも一つの方向に光ロッドの移動を阻止するよう構成された少なくとも一つのモールデッド突起を具備してなる。
本明細書に開示された実施形態の少なくとも一つの他の態様は、歯科器具内のタービンに空気を導くことは、流動デフレクターの使用によって、さらなる効率化が図れるという認識に基づくものである。流動デフレクターのジオメトリーは、空気速度を高め、ノイズを低減し、そしてハンドピースのタービン領域内で特殊な様式で空気流を案内できる。
それゆえ、ある実施形態によれば、圧縮空気によって駆動される歯科器具は、長尺な本体であって、第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体を具備してなる。歯科器具はさらに、ベースであって、複数の管路を具備してなり、ベースは管路を経て光および流体の外部源とつながっており、管路は長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースを具備してなる。歯科器具はさらに、ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、タービンインペラはタービンシャフトに対して結合され、タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドを具備してなる。歯科器具はさらに、この歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、歯科器具から出て行く光を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口とを具備してなる。コアは、ヘッドの最も近くのコアの端部に配置された流動デフレクターを具備してなり、流動デフレクターは第2のシェル半体に向かうよりも、第1のシェル半体に向かってさらに突出しており、流動デフレクターの縁部は空気ノズルの一部を形成している。
本明細書に開示された実施形態の少なくとも一つの他の態様は、歯科ハンドピースの重量を軽減するによって、ハンドピースの輸送および使用がより容易なものとなるだけでなく、コストを抑えることができるという認識に基づくものである。
それゆえ、ある実施形態によれば、圧搾空気によって駆動される使い捨て式歯科器具は、長尺な本体であって、第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体を具備してなる。歯科器具はさらに、ベースであって、複数の管路を具備してなり、ベースは管路を経て光および流体の外部源とつながっており、管路は長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースを具備してなる。歯科器具はさらに、ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、タービンインペラはタービンシャフトに対して結合され、タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドを具備してなる。歯科器具はさらに、この歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、歯科器具から出て行く光を供給するよう構成されたヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口とを具備してなる。タービンシャフトはさらにブレードを具備してなり、このタービンシャフトは、ブレードの外側境界域内に形成されたキャビティを有する。
本実施形態の上記およびその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および本実施形態に関する図面から明らかとなるであろう。
歯科器具の実施形態の正面、上面および右側からの斜視図である。 歯科器具の実施形態の底面図である。 歯科器具の実施形態の分解斜視図である。 歯科器具の右側シェルコンポーネントの実施形態の右側側面図である。 図2Bの実施形態の断面図である。 歯科器具のセンターコアの実施形態の正面、上面および左側からの斜視図である。 歯科器具のセンターコアの実施形態の左側からの斜視図である。 歯科器具のセンターコアの実施形態の上面図である。 歯科器具のセンターコアの実施形態の部分的左側斜視図である。 図3Bの実施形態の断面図である。 左側シェル半体を取り外した状態での、歯科器具の実施形態の正面、上面および左側からの斜視図である。 右側シェル半体を取り外した状態での、歯科器具の実施形態の正面、上面および右側からの斜視図である。 左側シェル半体を取り外した状態での、歯科器具の実施形態の部分的左側側面図である。 右側シェル半体を取り外した状態での、歯科器具の実施形態の部分的右側側面図である。 右側シェル半体およびインペラアセンブリを取り外した状態での、歯科器具の実施形態の部分的右側側面図である。 図8Bの実施形態の断面図である。 図8Aの実施形態の断面図である。 図8Aの実施形態の他の断面図である。 右側シェル半体を取り外した状態での、歯科器具の実施形態の右側側面図である。 図11の実施形態の断面図である。 歯科器具のヘッドの実施形態の断面図である。 歯科器具の実施形態の分解斜視図である。 歯科器具のタービンインペラコンポーネントの実施形態の正面および上面からの斜視図である。 図15Aの実施形態の断面図である。 歯科器具のタービンインペラコンポーネントの実施形態の正面および上面からの斜視図である。 歯科器具において使用されるグロメットの実施形態の正面および上面からの斜視図である。 図16Aの実施形態の断面図である。 歯科器具において使用されるグロメットの実施形態の正面および上面からの斜視図である。 図17Aの実施形態の断面図である。 歯科器具において使用されるグロメットの実施形態の正面および上面からの斜視図である。 図18Aの実施形態の断面図である。
図1Aを参照すると、ハンドピース10は、概して、ベース11と、本体50と、ヘッド90とを含む。ハンドピース10は、有利なことに、人の手にぴったりと収まるサイズとされる。ハンドピース10は、これに限定されるものではないが空気および水を含む圧力下のさまざまな流体源に接続可能である。ハンドピース10に対しては光源を接続することもできる。光源からの光は、患者の歯の上のあるいはその付近のインターアクション領域を照らすために、ライトパイプによって導くことができる。使用中、オペレーターは、ヘッド90内のタービンに空気を導くような形状とされた、ハンドピース10の第1の部分内に加圧空気を任意に導入できる。(インペラブレードおよびドリルビットに連結されたシャフトの両方を有する)タービンは加圧空気によって回転させられ、ドリルビットを高速度で回転させる。好ましくは、ドリル速度は、歯科処置のために有用なものである。ハンドピース10への加圧空気の供給を制御することによって、オペレーターはドリルの速度を変化させることができる。加圧空気はヘッドを離れ、ハンドピース10の第2の部分を通過して外に出ることができるが、この第2の部分は排気管路とつながっている。加圧空気および/または冷却水もまた、ハンドピースの第3の部分に供給できるが、これは、ドリルビットの作用領域から破砕屑を除去するために、ヘッド付近で外に出るよう案内される。ある実施形態では、第3の部分において加圧水が空気の変わりに使用される。
図1Aおよび図1Bを参照すると、ベース11は略円筒形状を有する。他の形状とすることも可能である。外ネジ12は、ベース11を流体源(図示せず)に対して接続するよう構成されている。ベース11は、付加的工具を用いることなく、人手で相互に係合および非係合可能である。ベース11内の複数の管路14は、ハンドピース10の内部への、その源からの流体の移動を可能とする。管路14の数およびサイズは、歯科器具と共に使用される、いかなる標準的な流体源にも対応可能である。
図1Aおよび図1Bを参照すると、本体部50は外面52を有する。面52は、オペレーターによる把持を助けるために、さまざまなテキスチャーおよび素材から形成可能である。これらは、とりわけ、凹みあるいは突起、ザラザラした表面、および/またはヒダ付きまたはゴム引き部材の付加を伴っていてもよい。たとえば、そして図1Aおよび図1Bを参照すると、本体50はモールデッドインサート部(あるいはその群)55を備えていてもよい。モールデッドインサート55は、ゴム引き部材用の部位として使用できる。ゴム引き部材は、本体50の美的外観を向上させ、そしてさらに歯科器具の把持を助けることができる。
図1A、図1Bおよび図6を参照すると、ヘッド90は、インペラアセンブリ110を取り囲む略円筒形状を有し、かつ、ドリルビット92を受け、それと係合し、かつそれを回転させるよう構成されている。ある実施形態では、円形ビット92は非円形状受け部によって受けることができる。たとえば、ある実施形態では、六角形状受け部、あるいはチャックが、ヘッド90内で使用できる。六角形状受け部を円形ビット92と共に使用することで、有利なことに、騒音および振動の低減を促進できることが判明している。
ヘッド90は、図示のように、本体50と一体的に形成される。ある実施形態では、ヘッド90は、概して、その内部に空気流を保持し、周囲環境への空気の漏れを阻止するが、これはパワーロスを最小限に抑え、かつ、騒音レベルを低減するのに役立つ。
図2A〜図2Cを参照すると、ハンドピース10は、いくつかの別個のコンポーネントから構成される。図示する実施形態では、右側シェル54と左側シェル56とが、本体50を形成するために、センターコア16の周りで結合可能である。ある実施形態では、左側シェル56は突出壁部58を備えていてもよく、これは、図2Bおよび図2Cに示すようにテーパー状部60を有する。
引き続き図2A〜図2Cを参照すると、センターコア16はベース11と一体的に形成されており、かつ、ハンドピース10の本体50に沿ってヘッド90向かって延在している。センターコア16は、有利なことには、略平面内で本体50の長さに沿って延在し、かつ、右側シェル54と係合するために、その右側面に沿った略平坦面および係合領域19を備えることができる。コア16はハンドピース10のベースから前部に延在すると共に、本体50の内部を少なくとも二つのセグメントへと分割する。図示する実施形態では、右側シェル54の内部に向かって配置された面から左側シェル56の内部に向かって配置された側へとコア16の間であるいはその周りで流体が移動するのを阻止し、逆もまた同様である。したがって、センターコア16の一方側を移動するよう加圧された空気あるいはその他の流体はセンターコア16によって保持され、そしてハンドピース10のもう一方の側に漏れることはない。
図2Aを参照すると、溝17は、右側面に沿ってセンターコア16の少なくとも一部に沿って延在している。溝17は、本体50内の適所にて、光ロッド18あるいはその他の類似の構造体の一部分あるいは部分群を保持するために使用可能である。
図3A〜図3Cを参照すると、センターコア16の左側面は窪み34を有するが、ここにはセンターコア16の他面側で溝17が対応付けられている。ハンドピース10の組み立てのために使用されるシーム33はセンターコア16の側面に沿って延在する。シーム33は断面で見たときに三角形状の頂端を有するが、他の形状を採用することもできる。さらに、センターコア16は、このセンターコア16の表面31から外側に延在するフランジ32を有する。シーム33はフランジ32の縁部に沿って配置されている。窪み34は図示する実施形態ではセンターコア16の左側に、そしてフランジ32は右側に存在するが、ある実施形態では、それらは異なるポジションあるいは位置に存在してもよい。
図2〜図4を参照すると、フランジ32は、ヘッド90に向かってテーパー状となった三角形状を有する。左側シェル56は、テーパー部60を備えた、対応する形状の水平壁58を有していてもよい。少なくともある実施形態では、壁58は、センターコア16の表面31に対して概ね垂直に延在する。壁58のテーパー部60はフランジ32を補完するようなサイズおよび形状であってもよく、これによって、壁58が完全なものとなり、かつ、テーパー部60の欠けているセクションが充足される。ある実施形態では、壁58は、シーム33に沿って左側シェル56をセンターコア16に接合するために、超音波溶着などの音波溶着のための部位であってもよい。ある実施形態では、テーパー部60は、シーム33の外側縁部に沿って、頂端36を受けるための凹状断面を有していてもよい。尖頭および受容形状は、音波溶着の間、部位を固定するのを助けることができる。その他の形状および形態とすることも可能である。テーパー60はまた、センターコア16の表面31からの徐々に変化する距離を実現し、これによって、音波溶着アセンブリに欠陥を生じるのに十分なほど急激に形状が変化するのが低減されるかあるいは排除される。
図2〜図5を参照すると、センターコア16は、表面31の接合縁部に沿って、さらなるシームあるいは突起38を備えていてもよい。突起38は、シーム33に類似の、三角形状断面を有する。ある実施形態では、突起38は0.015''〜0.019''の高さを有することができる。突起に関する、その他の形状および形態も可能であるのと同様、その他の範囲とすることも可能である。突起38は、表面31の全接合縁部に沿って延在する。
引き続き図2Aおよび図2Bを参照すると、左側シェル56は、その接合縁部に沿って、平坦な係合面61を備える。係合面61は、左側シェル56の縁部に沿った凹状領域の形態である。その他の実施形態では、平坦な係合面は異なる位置に存在してもよく、かつ/または左側シェル56の縁部から窪んでいなくてもよい。ハンドピース10が、たとえば音波溶着によって組み立てられたとき、突起38は係合表面61と係合し、かつ、シーム33は、コア16を左側シェル56と接合するために壁58と係合する。
引き続き図2〜図5を参照すると、シーム33および突起38は、実質的に、ヘッド90付近の空気、水および光開口の少なくともいくつかを取り囲んでおり、これら管路および開口を分離させ、かつ、ハンドピース10内での空気および/または水の好ましくない漏れを阻止するのを助ける。
図2A、図5、図7および図8Aを参照すると、右側シェル54はまた、この右側シェル54の接合縁部に沿って配置された、突起70を備える。突起70は、シーム33および突起38と類似の、三角形状断面を有する。ある実施形態では、突起70は0.015''〜0.019''の高さを有することができる。突起に関する、その他の形状および形態が可能であるのと同様、その他の範囲とすることも可能である。突起70は右側シェル54の全接合縁部に沿って延在する。引き続き図2Aを参照すると、コア16は、上述したように、平坦面および係合領域19を備える。さらに、そして引き続き図8を参照すると、左側シェル56は、シェルのヘッド部の接合縁部に沿って平坦な係合面95を備える。ハンドピース10が、たとえば音波溶着によって組み立てられたとき、右側シェル54上の突起70は高周波によって溶融し、コア16および左側シェル56の係合面19および95と係合し、シールを形成する。上述した突起38およびシーム33と同様、突起70は、実質的に、ヘッド90付近の空気、水および/または光開口の少なくともいくつかを取り囲むことができ、これら管路および開口を分離させ、かつ、空気および/または水の好ましくない漏れを阻止するのを助ける。さらに、そして図10を参照すると、突起70の頂端160は、シェル54,56が互いに接合された際に、ヘッド領域における音波溶着を助けるよう形成できる。
図2A、図3A〜3D、図7および図8を参照すると、センターコア16は、ヘッド90付近に配置された流動デフレクター30を有する。流動デフレクター30は、センターコア16の一方において他方よりも、さらに突出していてもよく、あるいは同程度に突出していてもよい。引き続き図3Dを参照すると、ある実施形態では、センターコア16は流動デフレクター30の上側および下側部分の両方に突起39を備えていてもよい。突起39は、シーム33、突起38および突起70と類似の、三角形状断面を有する。ある実施形態では、突起39は0.005''〜0.010''の高さを有することができる。その他の形状および形態も可能であるのと同様、その他の範囲とすることも可能である。突起39は、流動デフレクター30およびコア16を左側シェル56と係合させるのに使用され、かつ、さらに、ハンドピース10のある領域から他の領域への空気および/または水の好ましくない漏れを阻止する。
図2A、図3A、図3Bおよび図4を参照すると、ベース11を通る管路14の少なくとも一つは流体ポートであってもよい。たとえば、ポート64は、左側シェル56の壁58の上で、センターコア16と左側シェル56との間の通路を経て圧縮空気を導くために使用できる。他の流体管路を左側シェル56の壁58の下方に配置でき、これによって、壁58の上方の空間から、そして圧縮空気から、それが流体的に分離させられる。一つ以上の管路14がベース11を貫通して本体50の左側に進入できるが、ハンドピース10の左側はコア16の左側面と左側シェル56の内部との間の部分である。同様に、一つ以上の管路14がベース11を貫通して右側へと延在できるが、ハンドピース10の右側は、コア16の右側面と右側シェル54の内部との間の部分である。ある実施形態では、周囲環境へのベントが、少なくとも一つの管路14の代わりに使用できる。
引き続き図2A、図3A、図3Bおよび図4を参照すると、ある実施形態では、管路14は、壁58の下方の空間に水を供給できる。流体源からの加圧下にある水は、本体50を通って移動し、そしてヘッド90の下方でハンドピースの端部に配置されたポート92を通って外に出ることができる。ある実施形態では、その他の流体が使用できる。たとえば、加圧空気を壁58の下方で本体50内に導入でき、これによって水の代わりに流体ポート62を経て空気が放出される。ハンドピース10は両方の流体に適応するよう設計でき、したがって両方を供給する流体源とつながるよう構成できる。
図2A、図3C、図4および図6を参照すると、センターコア16は光パイプ18とつながるよう構成できる。光パイプ18は光ファーバー要素から製造でき、かつ、ベース11内の管路14の少なくとも一つ内にフィットするようなサイズとすることができる。好ましくは光パイプ18は、端部から端部までの光伝送を助けるために、その長さに沿って研磨される。ある実施形態では、光パイプ18は、センターコア16の複数のモールデッド突起22の少なくとも一つと係合するようなサイズおよび形状とされたタブ20とセンターコア16を係合させるよう形成できる。したがって、光パイプ18の近位端部28が管路14の一つ内に配置されたとき、光パイプ18はセンターコア16の一面側の溝17内に存在することができる。光パイプ18のタブ20は続いてモールデッド突起22の一つに当接して存在するよう配置でき、これは光パイプ18の動きを阻止する。光パイプ18の遠位端部24は、ハンドピース10のヘッド90付近の光出口ポート26付近に配置できる。光出口ポート26は、突出ビット92の先端と一致するように曲げることができる。したがって、光パイプ18を収容する管路14内にベース11を経て光が導入されたとき、光は光パイプ18を通り、そして穿孔されている領域上に投射できる。光は、ハンドピース10とつながるための、いかなる標準的な形態の外部源からでも供給できる。
図5および図6を参照すると、ヘッド90は、右側シェル54および左側シェル56の一部によって形成できる。図示するように、シェル54,56はそれぞれヘッド部90の概ね半分を形成できる。したがって、本体部50を組み立てるために接合された際に、ヘッド部90もまた、好ましくはインペラアセンブリ110を含んで形成される。
ベース11およびセンターコア16のそれぞれ、およびシェル54,56は、好ましくは、製造コストを低減するために、同一の素材から形成される。好適な素材としてはプラスチックが挙げられる。ある実施形態では、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)を使用できる。コンポーネントは射出成形できる。ある実施形態では、光パイプ18はアクリル樹脂すなわちルサイト(商標)から形成できる。だが、光ファイバー(fiber-optic)特性を備えた他のプラスチックおよび素材もまた使用できる。素材の選択は、製造後に十分な剛性を保証するように行える。好ましくは、選択された素材は容易には変形しないものであり、これは可動部品を許容値内に維持するのを助ける。
図7〜図10は、ハンドピース10のヘッド90の細部を示している。図7を参照すると、左側シェル半体56がインペラアセンブリ110の目視を可能とするために取り除かれている。図8Aは、アセンブリ110のもう一方の側の目視を可能とするために右側シェル54が取り除かれた状態で、ある実施形態を示している。図8Bは、センターコア16および左側シェル56のみを残して、右側シェル54およびインペラアセンブリの両方が取り除かれた状態で、ある実施形態を示している。図8Cは、図8Bの断面を示している。図9および図10は、図8Aに示す軸線に沿って取ったヘッド90の断面図を示している。
図7および図8Aを参照すると、インペラアセンブリ100は、インペラシャフト100を取り囲むと共にそれを支持するベアリングを具備してなる。図示する実施形態では、ブッシュベアリング98を使用しているが、ボールベアリングを使用することもできる。ベアリング98はプラスチックから構成でき、そして有利なことには自己潤滑される。ある実施形態では、本体50内のキャビティからの水またはその他の流体が、潤滑を実現するためにベアリング98に対して供給できる。
図7および図8Aを参照すると、グロメット122が、ベアリング98を少なくとも部分的に取り囲むために取り付けることができる。グロメット122はシリコーンゴムから構成できる。だが、これに限定されるわけではないが、エチレン・プロピレン・ジエン・モノマー(EPDM)ゴム、ニトリル、あるいは熱可塑性エラストマー、たとえば熱可塑性加硫物を含む、その他の素材を使用することもできる。グロメット122は直線状の側面を有することができ、しかも、ヘッド90のハウジング内にいったん収容されると変形する、一つ、二つ、あるいはその以外の数のリブを有することができる。グロメット122は、インペラアセンブリ110のためにヘッド90に対する確実な結合を実現でき、これによって回転中のビット92の軸外し(off-axis)動作が阻止される。ベアリング98は、圧入、特殊ファスナー、接着剤、あるいはエポキシによって、グロメット122に対して取り付けることができる。グロメット122はベアリング設置を簡素化し、騒音および振動を低減し、そして、作業中のフェードバック触感を歯科医が感じ取ることを可能とするクッション効果を提供することができる。ある実施形態では、グロメットが省略され、そしてその代わりに、クラッシュリブ(crush-rib)機構が使用される。クラッシュリブ機構においては、インペラアセンブリ110に結合されたブッシュベアリング98あるいはボールベアリングは、ヘッド90内で複数のプラスチックリブが塑性的に変形するようヘッド90内に挿入され、これによって締まり嵌めが実現される。変形したリブはブッシュベアリング98あるいはボールベアリングをヘッド90内の適所に固定し、グロメット122の代わりとなる。
図7〜図12を参照すると、インペラシャフト100は、複数のインペラブレード96を有する外側に延在する部分を有することができる。インペラブレード96は、通常はビット92の中心と一致する、中心軸線の周りを回転するが、それはベアリング98によって支持されると共にシャフト100内に配置される。ブレード96は、好ましくは、平坦な表面114と傾斜部118とを有する。図示する実施形態では、インペラは、その周りに等間隔で配置された12枚のブレードを有する。だが、より多くのあるいはより少ないブレードを使用することができる。だが、12枚のブレードを使用するのが有利である。というのは、ブレード数がそれよりも多いかあるいは少ない場合には、動作中のノイズが増大することがあるからである。ある実施形態では、ブレードは、平坦な表面114の代わりに湾曲した表面を有していてもよい。さらに、シャフト100の内部は、締まり嵌めあるいは調整可能な把持機構によって、ビット92と係合できる。
図9および図10を参照すると、ブレード96縁部の先端とヘッド90の内壁との間の距離は、ヘッド90の最大必要サイズを低減するために減少させることができる。好ましくは、この距離は0.010''程度の僅かなものであってもよい。だが、これよりも大きなあるいは小さな距離とすることも可能である。
引き続き図7〜図12を参照すると、インペラアセンブリ110は、ベアリング98の外径が概ねインペラブレード96のそれと等しいような、概して円筒形であってもよく、これによって全アセンブリ110を取り囲むのに必要なヘッド90のサイズを最小化される。これは有利である。なぜなら、より小さなヘッド90のサイズによって、患者の口内での、より快適な収まりが実現されるからである。インペラアセンブリ110を収めるキャビティはインペラチャンバー120と呼ぶことができ、それは、インペラアセンブリ110の周りの空間を含むが、その中に空気を導入することができる。
引き続き図8B、図8Cおよび図10を参照すると、流動デフレクター30の少なくとも一つの縁部は、組み立てられた際に、本体50を経て移動する流体のための本体50からヘッド90内への斜めノズル導入領域112の一部を形成する。たとえば、そして図8Bおよび図8Cに示すように、流動デフレクター30は、左側シェル56内にぴったりと収まることができる。流動デフレクター30の端部は、左側シェル56のヘッド部90の側面に沿ってノズル導入領域112の一部を形成できる。図8Cを参照すると、ノズル導入領域112は三角形断面を有することができる。このノズル形状は、タービンブレード96の三角形断面と密接に合致する空気流を形成すると共に、三角形状タービンブレード96上で、入ってくる空気流を一様に受けることを可能とし、これによってパワー、トルクおよび切削効率が高められる。特殊な例として、ある実施形態では、三角形ノズルは、0.035''の高さで、0.080''の幅のサイズとされる。この三角形の長い辺は、タービンブレード96の三角形断面の長い辺と一致する。ノズルのサイズおよび形状は、パワーおよびトルクを調整するために、こうした寸法から外れて変更できる。たとえば、ある実施形態では、ノズル形状は正方形であってもよく、あるいはその他の形状およびサイズを有していてもよい。
引き続き図10を参照すると、流動デフレクター30によって空気流はノズル導入領域112を経て流入させられる。ノズル導入領域112は、空気流路におけるそれに先行する領域よりも狭く、そして、入ってくる流体150を斜め角度でヘッド90に流入するよう案内する。ある実施形態では、デフレクター30によって、流体は、インペラシャフト10に概ね接する角度で、インペラチャンバー120内に送り込まれる。したがって、流体がチャンバー120内に入るとき、チャンバー120の周囲をめぐる方向変換に起因して失われる運動量の大きさが低減される。したがって、デフレクター30によって生じる曲がりは、インペラアセンブリ110に対する運動量移送の増加を実現できる。さらに、ノズル導入領域112は、矢印150,152で示す空気経路に沿った直ぐ前後の空間よりも狭いものとすることができる。したがって、導入口112はベンチュリを形成でき、これは、空気がノズル導入領域112を通過する際に空気速度を増加させる。空気はヘッド90回りを循環し、出て行く流体152として、排気口116から外に出て、本体50内に戻る。好ましくは、排気口116は、背圧を抑制するためにノズル導入領域112よりも幅広である。
図11および図12はハンドピース10の実施形態をしめしているが、ここではビット92は取り除かれている。図11および図12を参照すると、ユーザーは、ビット92を取り外し、それを異なるサイズおよび形状のビットと交換でき、あるいは単に損耗したビットを取り替えることができる。たとえば、図1および図5を参照すると、ヘッド90の上端の開口94がビット取り外しのために使用できる。ある物体あるいはデバイスが、開口94を経てビットを押しやり、それを器具から押し出すために使用できる。好ましくは、ビット92を保持する締り嵌めは、劣化前に3−4交換に対応できる。ある実施形態では、さらに多くの交換に対応でき、交換回数は締り嵌めの締着によってのみ制限される。
図13は、図10に示す空気流の代替実施形態を示している。プライム記号(')はコンポーネント数字に対して付加している。図13を参照すると、ノズル導入領域112'(やはりベンチュリを形成している)は幅広形状を有し、外壁180は薄くされており、これによって、ノズル導入領域112'の直前で、入ってくる流体150'がそれを経て移動する幅広セグメントが実現されている。幅広セグメントはデフレクター30'の形状を変更することなく形成されている。他の実施形態では、幅広なあるいは幅狭な導入口を採用できる。
ノズル導入領域112'は拡幅されているが、インペラブレード96'に衝突する空気は、同じ角度でブレード96'の表面114'に到達できる。したがって、空気の実質的接線流は、幅広ノズル導入領域112'によって変化を受けない。他の実施形態では、その上、導入口の形状は、実質的に接線コースから離れるように空気流の方向を変えるのに十分な程度まで変更可能であり、これはインペラアセンブリの中心に向かうさらなる内向きを、あるいはアセンブリの中心から離れるよう内壁の方を指向することを含む。
図14、図15Aおよび図15Bは、ハンドピース10の実施形態を示しているが、このものでは、数字にダブルプライム記号('')を付加したことを除いて、コンポーネントハンドピース図2および図13に示したものと実質的に同じである。図14はハンドピースの分解実施形態のヘッドの詳細を示している。図15Aはタービンの詳細を示しており、一方、図15Bはタービンの断面を示している。図14、図15Aおよび図15Bを参照すると、タービンシャフト100''は、インペラブレード96''を形成するために、半径方向外側に延在できる。図2に示すもののような、ある実施形態では、ブレード96はシャフトを形成する材の中実部分であってもよい。対照的に、そして図14、図15Aおよび図15Bを参照すると、キャビティ200はブレード96''の外側境界部内に形成でき、これはタービンシャフト/ブレードユニット96'',100''の重量を低減する。重量低減はコストを低減することができ、しかもハンドピース10の輸送および取り扱いを容易なものとする。さらに、六つのキャビティを示しているが、より多くてもあるいはより少なくてもよく、そしてそれらは、これに限定されるものではないが円筒形あるいは矩形プリズムを含む異なる形状を有していてもよい。ある実施形態では、キャビティ200はより多くのあるいはより少ない空間を占有でき、これによって、たとえば概ね完全な中実シャフト100''が、あるいは、シャフト100''の強度を低下させることなくシャフト材の大部分を除去する複数の空洞を有するシャフトが実現される。
図15Cは、数字にトリプルプライム記号(''')を付加したことを除いて、図2、図13、図14、図15Aおよび図15Bに示したもの実質的に同じコンポーネントを備えたタービンの他の実施形態を示している。上述したように、キャビティ200'''は、さまざまな形状を有するブレード96'''の外側境界部内に形成できる。図15Cを参照すると、キャビティ200'''は、タービンシャフト100'''の一部から欠落した材として存在する。いくらかの材はキャビティ200'''間に残っているが、それらの間の境界を形成している。キャビティ構造、サイズおよび形状のその他の変更もまた可能である。
図16Aおよび図16Bを参照すると、他のタイプのグロメットあるいは変形グロメットがハンドピース内で使用できる。たとえば、そして図16Aおよび図16Bを参照すると、グロメット122''は、その外面324上に突出リングあるいはリブ326を有する。リブ326は図示するように外面324の一部から延在でき、あるいは、異なる幅のものであってもよく、面324からより大きなあるいはより小さな距離だけ突出していてもよい。リブ326はインターフェース面を提供するが、これはグロメット122''とハンドピース10の内面との間の摩擦を増大させ、これはグロメット122''がその本来の位置に留まるのを助ける。
図17Aおよび図17Bは、ハンドピース10と共に使用可能なグロメット422のさらに他の実施形態を示している。図17Aおよび図17Bを参照すると、グロメット422は、外面424に沿ってリブを持たない。
図18Aおよび図18Bは、ハンドピース10と共に使用可能なグロメット522のさらに他の実施形態を示している。図18Aおよび図18Bを参照すると、グロメット522は、外面524に沿って二つのリブ526を有している。グロメットに第2のリブを付加することによって、ハンドピース10からの可聴ノイズを低減するのを助けることができる。より多くのリブを採用することもできる。リブの外面は、図16Aおよび図16Bに示すように平坦かつ滑らかであっても、図18Aおよび図18Bに示すように丸みを帯びていてもよく、あるいはグロメットの位置を保持するのを助けるために、スコーリングあるいは粘着材といった表面特性を有していてもよい。これに限定されるわけではないが三角形状あるいは鋸歯状を含む、その他の断面形状を採用することもできる。
[組み立て]
組み立てに先立って、セントラルコア16およびベース部11、ならびに右側および左側シェル54,56は単一ゲート射出成形によって製造できる。光パイプ18、およびインペラブレード/シャフトタービン96,100は、同様に、射出成形によって形成できる。好ましくは、インペラブレード/シャフトタービン96,100は、平衡状態のタービンを製造するために、マルチゲート成形によって形成できる。インペラブレード/シャフトタービン96,100を射出成形するためのゲートの数は一つであってもよいが、好ましくはそれ以上である。これに限定されるわけではないが、2、4、8、12あるいはそれ以上の数を含む、いかなる数のゲートでも採用可能である。シェル54,56、センターコア16およびベース11、ならびにタービン96,100に関して、好ましくは、製造を簡素化するためにABSが使用されるが、他のプラスチックを使用することも可能である。
超音波溶着を容易なものとするために、ある実施形態ではABSが使用されるが、コンポーネントを形成するために、他の組み立て方法(これに限定されるわけではないが、接着剤、熱シール、熱溶着、その他の音波溶着、あるいはネジなどの機械的な固定具を含む)もまた使用できる。したがって、素材およびコスト要件にとって適切である限り、他のプラスチックが使用できる。あるそうした例は、ポリエーテルイミド熱可塑性樹脂であり、これは市販化合物Ultem(商標)を含んでいてもよい。
インペラアセンブリの組み立て中、センターコア16および結合ベース11は、好ましくは、左側シェル56の上に配置でき、好ましくはシーム33をテーパー部60と、そして突起38を係合面61と整列させかつ結合する。センターコア16は続いて左側シェル56に対して溶着できる。光パイプ16は続いてベース11の管路14の一方内に配置でき、そして第2の端部24が光出口ポート26にあるいはその近位配置された状態でモールデッド突起22と係合できる。インペラアセンブリ110は続いて組み立てることができる。ベアリング98はタービン96,100の周りに配置でき、かつ、それに対して結合できる。ベアリング98がタービンに対して押し付けられた後、グロメット122がベアリングに対して設置される。インペラ110は続いてヘッド90内に配置できる。その後、右側シェル54の突起70は、ヘッド領域の平坦な係合面95と同様、コア16に沿って、平坦面および係合領域19と整列させることができ、そして左側シェル54はコア16に対して溶着でき、これによって本体50が閉塞される。
組み立てに続いて、包装されたハンドピース10は、エチレン酸化物(EtO)ガス、ガンマ線、あるいは電子銃からの電子に曝すことによって殺菌できる。EtOガスは有利なことにプラスチックを変色させず、好ましい(ただし、それに限定されない)殺菌方法である。ハンドピース10のある実施形態はガス透過性素材で包装されるが、これはこの素材を経て病原菌が侵入するのを阻止する。包装後、パッケージはEtOガスに曝すことができるが、これはパッケージ内のハンドピースおよびパッケージの表面を同時に殺菌できる。ハンドピース10は、その後、輸送し保管できる、
[作用]
ハンドピース10は、通常、管路14に、空気、水および光を供給する流体源と接続される。さらに詳しく言うと、加圧空気は64で示す管路に供給でき、光は68で示す管路に供給でき、66で示す管路にはベントを接続でき、そして、水あるいは加圧水を供給する源は壁58の下方に配置された管路に対して接続できる。したがって、使用中、光は、ビット92に沿ったあるいはその付近のポイントに、光パイプ18を経て供給できる。同様に、水は、ビット92に沿ったあるいはその付近のポイントに、壁58の下方で本体50の一部を経て、そして流体ポート62から選択的に供給できる。ある実施形態では、空気が、水に代えて供給される。両者は、穿孔されている歯の一部およびドリルビットを冷却するだけでなく、歯をきれいにし、かつ、ビット92の作業領域からその他の破砕屑を除去するために使用できる。水、空気および光の使用を制御するために、オペレーターは流体現に対する制御を実施できる。
ハンドピース10の使用中、加圧空気が流体源から管路64に供給される。この空気は、有利なことには摩擦を低減するために滑らかである内面を有する本体50の一方側を経て移動する。空気は、続いて、インペラアセンブリ110、特に、インペラブレード96によって形成される円形状と実質的に接する方向に、流動デフレクター30によって案内される。したがって、空気がノズル導入領域112を経て移動するとき、それは、ブレード96の少なくとも一つの作用面に衝撃を与えるよう案内される。空気は、図10に示すように、平坦面114がヘッドの外部に向かって回転軸線の中心から半径方向に延在するラインに沿った向きとなったとき、インペラブレード96の平坦面114に好ましくは衝撃を与えるように曲がることができる。有利なことに、インペラブレード96は空気流の方向に回転し、シャフト100および結合ビット92を回転させる。好ましくは、ベアリング98はシャフト100がスムーズに、安定ポジションで、そして高速で静かに回転することを可能とする。
最大パワーは、通常、ハンドピース10の自由運転rpmの概ね50%で達成される。ハンドピース10は、概ね35ないし40p.s.i.の加圧空気が供給されたとき、280,000ないし400,000rpmという高い回転速度に達することができる。好ましくは、加圧空気は、概ね40p.s.i.で供給できるが、たとえば15p.s.i.程度の低い、あるいは45p.s.i.程度の高い、その他の圧力も使用可能である。好ましくは、ハンドピース10は、加圧空気および光のISO‐準拠源と接続されたとき、少なくとも160,000rpmの速度で作動する。ある実施形態では、(本実施形態が基準とする)主要な金属製再利用可能ハンドピースのいくつと同等あるいはそれ以上のパワーを有していてもよいことが判明している。ピークパワーが生じる速度は自由運転rpmの概ね半分であるが、作動状況およびハンドピースに対する変更に依存して、それ以上でも、それ以下でもよい。好ましくは、ハンドピース10は可能か限り低い騒音レベルを生じるよう作動させられる。具体例として、騒音レベル範囲は、通常、55ないし65デシベルである。53デシベル程度の低い騒音レベルが観測された。ある実施形態では、騒音レベルは65デシベルよりも大きなものとなることがある。
単一の患者において使用した後、使い捨て式歯科ハンドピース10は処分できるが、これによって次の患者のために、それを再殺菌する必要がなくなる。上記説明は、ある特徴、態様および利点を有する好ましい構成に関するものである。だが、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、上記構造物に対して変更を施すことが可能である。一例として、四ゲート射出成形によって製造された12個の直線状ブレードを有する中空タービンをある実施形態では使用でき、一方、二ゲート射出成形によって製造された8個の湾曲ブレードを有する中実タービンを他の実施形態では使用できる。他の実施形態では、タービンは、図10に示すようなノズル入口を有するハンドピース内に配置でき、あるいはタービンは図13に示すようなノズル入口を有するハンドピース内に配置できる。上記特徴のその他の組み合わせおよび交換も同様に可能である。
ある好ましい実施形態および実施例のコンテクストの中で本発明を説明してきたが、当業者にとって、本発明は具体的に説明した実施形態を超えてその他の代替実施形態および/または本発明の使用法および明白な変更およびその等価物にまで及ぶことは明らかである。さらに、本発明のいくつかの変形例を図示しかつ詳しく説明してきたが、他の変形例(これは本発明の範囲内のものである)は、当業者にとって、本明細書から明白であろう。実施形態の特定の特徴および態様のさまざまな組み合わせあるいは副次的組み合わせが可能であり、それも本発明の範疇に含まれることは明らかである。上記実施形態のさまざまな特徴および態様は、開示された発明のさまざまな形態を実現するために互いに組み合わせ、あるいは置き換えることが可能である。したがって、本明細書に開示された本発明の少なくともいくつかのものの範囲は上記の具体的に説明した実施形態によって限定されない。
10 ハンドピース
11 ベース
12 外ネジ
14 管路
16 センターコア
17 溝
18 光ロッド
19 係合面
20 タブ
22 モールデッド突起
24 遠位端部
26 光出口ポート
28 近位端部
30 流動デフレクター
31 表面
32 フランジ
33 シーム
34 窪み
36 頂端
38 突起
39 突起
50 本体
52 外面
54 右側シェル
55 モールデッドインサート部
56 左側シェル
58 水平壁
60 テーパー部
61 係合面
62 流体ポート
70 突起
90 ヘッド
92 ドリルビット
94 開口
95 係合面
96 インペラブレード
98 ブッシュベアリング
100 インペラシャフト
110 インペラアセンブリ
112 斜めノズル導入領域
114 平坦な表面
116 排気口
118 傾斜部
122 グロメット
150,152 流体
160 頂端

Claims (32)

  1. 圧縮空気によって駆動される歯科器具であって、
    長尺な本体であって、
    第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、前記シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、前記シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体と、
    ベースであって、
    複数の管路を具備してなり、前記ベースは前記管路を経て光および流体の外部源とつながっており、前記管路は前記長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、
    前記ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、
    このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、前記タービンインペラは前記タービンシャフトに対して結合され、前記タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドと、
    前記歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記歯科器具から出て行く光を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    を具備してなり、
    前記空気ノズルは、タービンブレードの断面と概ね一致する空気流を発生させるための横断面形状を有していることを特徴とする歯科器具。
  2. 前記空気ノズルは、前記歯科器具の前記ヘッド内でベンチュリを形成するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  3. 前記空気ノズルは、前記タービンブレードの矩形断面に適合するよう矩形状であることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  4. 前記歯科器具から出て行く前記流体は水であることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  5. 前記ヘッドはさらに、二重リブを備えたグロメットを具備してなり、前記グロメットは、前記タービンシャフトが回転することを可能とするベアリングを取り囲んでいることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  6. 前記ヘッドはさらに、歯科ビット取り付けシステムおよび歯科ビット分離システムを具備してなり、前記歯科ビット分離システムは、物体が、前記タービンシャフトから前記歯科ビットを押し出すことを可能とするためのアクセスホールを有することを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  7. 前記歯科ビットは、円形断面を有し、かつ、前記タービンシャフトの六角形受け部によって適所で保持されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  8. 前記歯科器具は、使い捨て式であり、使用前には無菌状態であり、かつ、実質的にメンテナンスフリーであることを特徴とする請求項1に記載の歯科器具。
  9. 圧縮空気によって駆動される歯科器具であって、
    長尺な本体であって、
    第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、前記シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、前記シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体と、
    ベースであって、
    複数の管路を具備してなり、前記ベースは前記管路を経て光および流体の外部源とつながっており、前記管路は前記長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、
    前記ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、
    このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、前記タービンインペラは前記タービンシャフトに対して結合され、前記タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドと、
    前記歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記歯科器具から出て行く光を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    を具備してなり、
    前記コアは、このコアの中央面から離れるように延在するフランジと、このフランジの縁部に沿って配置されたシームと、を具備してなり、かつ、
    前記第1のシェル半体は、前記コアの前記中央面に向かって延在する壁を具備してなり、前記壁はテーパー状部分を有し、前記テーパー状部分は前記フランジと係合するようなサイズおよび形状となっていることを特徴とする歯科器具。
  10. 前記壁は、前記コアの前記中央面に対して概ね垂直であることを特徴とする請求項9に記載の使い捨て式歯科器具。
  11. 前記壁の前記テーパー状部分は、前記歯科器具の前記ベース付近で前記コアの中央面から離れるようにテーパー状となっていることを特徴とする請求項9に記載の使い捨て式歯科器具。
  12. 前記シームは、前記コアおよび第1のシェル半体を一緒にシールすると共に、前記キャビティ内に別個の流体管路を形成するために、前記壁の縁部と係合するよう構成されていることを特徴とする請求項9に記載の使い捨て式歯科器具。
  13. 前記シームは頂端を含むことを特徴とする請求項9に記載の使い捨て式歯科器具。
  14. 前記壁は、前記シームの頂端を受けるための凹部を含むことを特徴とする請求項9に記載の使い捨て式歯科器具。
  15. 前記歯科器具は、使い捨て式であり、使用前には無菌状態であり、かつ、実質的にメンテナンスフリーであることを特徴とする請求項9に記載の歯科器具。
  16. 圧縮空気によって駆動される歯科器具であって、
    長尺な本体であって、
    第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、前記シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、前記シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体と、
    ベースであって、
    複数の管路を具備してなり、前記ベースは前記管路を経て光および流体の外部源とつながっており、前記管路は前記長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、
    前記ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、
    このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、前記タービンインペラは前記タービンシャフトに対して結合され、前記タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドと、
    前記歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記歯科器具から出て行く光を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記開口の一つに光を供給するよう構成された光ロッドであって、この光ロッドの本体から延在するタブを具備してなる光ロッドと、
    を具備してなり、
    前記センターコアは、前記光ロッドタブと係合すると共に、少なくとも一つの方向に前記光ロッドの移動を阻止するよう構成された少なくとも一つのモールデッド突起を具備してなることを特徴とする歯科器具。
  17. 圧縮空気によって駆動される歯科器具であって、
    長尺な本体であって、
    第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、前記シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、前記シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体と、
    ベースであって、
    複数の管路を具備してなり、前記ベースは前記管路を経て光および流体の外部源とつながっており、前記管路は前記長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、
    前記ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、
    このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、前記タービンインペラは前記タービンシャフトに対して結合され、前記タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドと、
    前記歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記歯科器具から出て行く光を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    を具備してなり、
    前記コアは、前記ヘッドの最も近くの前記コアの端部に配置された流動デフレクターを具備してなり、前記流動デフレクターは、前記第2のシェル半体に向かうよりも前記第1のシェル半体に向かってさらに突出しており、前記流動デフレクターの縁部は前記ノズルの一部を形成していることを特徴とする歯科器具。
  18. 前記流動デフレクターの形状によって、入ってくる流体は、斜め角度で、前記ハンドピースの前記ヘッドに流入するようになっていることを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  19. 前記流動デフレクターによって、流体は、前記タービンシャフトに概ね接する角度で前記ノズルに流入するようになっていることを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  20. 前記ノズルを経て前記ヘッド内への空気の導入口は、前記ハンドピースを通る空気通路に沿った直ぐ前後の空間よりも狭いことを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  21. 前記流動デフレクターおよびノズルは、空気が前記ヘッドを通過させられる際に前記空気速度を増加させるベンチュリを形成することを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  22. 前記歯科器具は、使い捨て式であり、使用前には無菌状態であり、かつ、実質的にメンテナンスフリーであることを特徴とする請求項17に記載の歯科器具。
  23. 空気が、前記本体内に戻る、出て行く流体として、前記ヘッド周りを循環しかつ前記排気領域を経て外に出る空気経路を具備してなることを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  24. 前記排気領域は、前記ノズルの前記領域よりも大きなものであることを特徴とする請求項23に記載の使い捨て式ハンドピース。
  25. 前記流動デフレクターは、この流動デフレクターの上側および下側部分に三角形状エネルギー誘導体を具備してなり、前記エネルギー誘導体は、前記流動デフレクターおよびコアを前記第1のシェル半体に対して係合させるよう構成されていることを特徴とする請求項17に記載の使い捨て式ハンドピース。
  26. 圧搾空気によって駆動される使い捨て式歯科器具であって、
    長尺な本体であって、
    第1のシェル半体、第2のシェル半体およびコアを具備してなり、前記シェル半体は手動操作のための外面を形成するよう接合されており、前記シェル半体はさらにキャビティを形成し、このキャビティは流体管路としての複数の通路を有している長尺な本体と、
    ベースであって、
    複数の管路を具備してなり、前記ベースは前記管路を経て光および流体の外部源とつながっており、前記管路は前記長尺な本体によって形成された通路とつながっているベースと、
    前記ベースと反対側の端部に配置されたヘッドであって、
    このヘッド内に回転可能に配置されたタービンシャフトと、タービンインペラと、を具備してなり、前記タービンインペラは前記タービンシャフトに対して結合され、前記タービンインペラは、歯科ビットを回転させるために、空気ノズルを介して、空気の外部源によって駆動されるようになっているヘッドと、
    前記歯科器具から出て行く流体を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    前記歯科器具から出て行く光を供給するよう構成された前記ヘッドの下方に配置された少なくとも一つの開口と、
    を具備してなり、
    前記タービンシャフトはブレードを具備してなり、前記タービンシャフトは、前記ブレードの外側境界域内に形成されたキャビティを有することを特徴とする歯科器具。
  27. 前記タービンシャフトは、このタービンシャフトの上端部分の上側空隙と、前記タービンシャフトの下側部分の下側空隙と、を具備してなり、前記上側および下側空隙は、前記タービンシャフトに対して概ね直交する方向に前記タービンシャフトから延在する材の少なくとも一つの壁によって分離させられていることを特徴とする請求項26に記載の使い捨て式歯科器具。
  28. 前記タービンシャフトは六つの空隙を有することを特徴とする請求項26に記載の使い捨て式歯科器具。
  29. さらにグロメットを具備してなると共に、前記タービンシャフトは、前記グロメットを用いて、前記ヘッド内に配置されていることを特徴とする請求項26に記載の使い捨て式歯科器具。
  30. 前記グロメットは、その外面に沿って、少なくとも一つの周方向リブを備えることを特徴とする請求項29に記載の使い捨て式歯科器具。
  31. 前記グロメットは一組のベアリングを取り囲むことを特徴とする請求項26に記載の使い捨て式歯科器具。
  32. 前記歯科器具は、使い捨て式であり、使用前には無菌状態であり、かつ、実質的にメンテナンスフリーであることを特徴とする請求項26に記載の歯科器具。
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