JP2008200333A - 医科歯科用ハンドピース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工具91を着脱自在に保持するロータ24を、回転自在に保持する、ヘッド部2と、ヘッド部2を前端に支持し、且つ、操作者によって把持される、把持部3と、からなり、把持部3が、ヘッド部2から延びた柄部31と、柄部31の後端から鈍角の方向に延びたボディ部32と、からなり、軸流タービン5が、ボディ部32に内蔵されており、軸流タービン5の回転を伝達して、ヘッド部2のロータ24を回転させる、回転伝達機構を、備えていることを特徴としている。
【選択図】図2
Description
(1)回転伝達機構が、軸流タービンの回転を、タービン回転軸、第1傘歯車、第2傘歯車、伝達回転軸、第3傘歯車、及び第4傘歯車を経て、ヘッド部の保持軸に伝達するよう、構成されており、第3傘歯車と第4傘歯車とが略直角に噛合している。
(2)上記(1)において、第3傘歯車の歯数が第4傘歯車の歯数の1.4倍以下である。
(3)上記(1)において、第3傘歯車の歯数が第4傘歯車の歯数の1.0倍以下である。
(4)上記(1)において、第1傘歯車の歯数が第2傘歯車の歯数と同じである。
(5)軸流タービンが、複数個のタービン翼車と、流体を絞ってタービン翼車に導入する導入ノズルと、タービン翼車から排出された流体を次のタービン翼車に案内する1個以上の案内ノズルと、を備えている。
(6)上記(1)において、把持部が、潤滑油供給機構を有しており、潤滑油供給機構が、ボディ部の後端部からタービン回転軸の後端まで延びた潤滑油供給管と、タービン回転軸の中空内部と、伝達回転軸の中空内部と、を通して、第1〜第4傘歯車及び保持軸に、潤滑油を供給するよう、構成されている。
(1-1)全体
図1は医科歯科用ハンドピースの全体外観図、図2は図1のハンドピース1の断面図である。
ハンドピース1は、潤滑油供給機構を有している。潤滑油供給機構は、ボディ部32に設けられた潤滑油供給管439と、タービン回転軸55の中空内部と、伝達回転軸411の中空内部とで、構成されている。潤滑油供給管439の後端は、後部ハウジング43に開口した潤滑油供給口(図示せず)に連結している。潤滑油供給管439の前端は、タービン回転軸55の後端に接続している。タービン回転軸55の中空内部は、第1傘歯車81内に開いており、伝達回転軸411の中空内部は、第3傘歯車83内に開いている。
(1-3-1)全体
図4は軸流タービン5の拡大断面図、図5は軸流タービン5の分解断面図である。
軸流タービン5は、本体部50と、本体部50に外嵌する円筒状のカラー500とで、構成されている。カラー500は、ここでは上流側カラー部501と下流側カラー部502とに分割されている。図6は上流側カラー部501の斜視図、図7は下流側カラー部502の斜視図である。
導入ノズル51は、3個の導入ノズル通路6を有している。導入ノズル通路6は、次のようにして、形成されている。
図13は案内ノズル53の側面図である。案内ノズル53は、円板状の案内ノズル本体部531と、案内ノズル本体部531に外嵌する円筒状のカラー部分(案内ノズルカラー)532と、からなっている。なお、カラー部分532は、上述したように、上流側カラー部501の下流側端部5011と下流側カラー部502の上流側端部5021とが重なって構成されている。そして、案内ノズル53は、6個の案内ノズル通路7を有している。案内ノズル通路7は、次のようにして、形成されている。
上流側カラー部501の下流側エッジ5012には、下流側カラー部502の周面に形成された凹部503に嵌合する突片504が形成されている。また、下流側カラー部502の上流側エッジ5022には、案内ノズル53の3個の凸部536に外嵌する3個の切欠き部505が形成されている。切欠き部505の深さH1は、凸部536の軸方向長さL1と同じである。
図17は、第3傘歯車83及び第4傘歯車84の拡大側面図である。第3傘歯車83の回転中心軸A1と第4傘歯車84の回転中心軸A2とは、略直交しており、且つ、点X1にて交わっている。
以下、上記構成のハンドピース1の作動及び効果について、説明する。
治療用工具91がヘッド部2に保持され、且つ、コネクタ92が把持部3の挿入孔431に連結された状態で、スイッチ(図示せず)がオンされると、給気管433によって空気流が軸流タービン5に向けて供給され、また、給水管434によって水が注水口437へ向けて供給され、また、光ガイド管435によって光が照射口438へ向けて案内される。
潤滑油供給口(図示せず)から潤滑油が供給されると、潤滑油は、潤滑油供給管439とタービン回転軸55の中空内部とを経て、第1傘歯車81及び第2傘歯車82に供給され、更に、伝達回転軸411の中空内部を経て、第3傘歯車83、第4傘歯車84、及びロータ24に供給される。これにより、第1〜第4傘歯車81〜84及びロータ24の潤滑を維持できる。
(2-3-1)導入ノズル51
給気管433を通って軸流タービン5の導入ノズル51に至った空気流は、導入ノズル通路6の第1穴部61へ流入して連結部(流体溜まり部)64に至り、連結部64から各第2穴部63に流入して各開口601、602、603から噴出する。
第1タービン翼車52から排出された空気流は、案内ノズル53の案内ノズル通路7へ流入し、案内ノズル通路7を通って第2タービン翼車54へ至る。
伝達回転軸411の回転は、第3傘歯車83及び第4傘歯車84を経て、ロータ24に伝達される。
(i)軸流タービン5は、前部ハウジング41又は中央部ハウジング42に設けてもよい。
(ii)導入ノズル51の導入ノズル通路6は、3個に限らず、1〜2個、又は4個以上でもよい。
(iii)案内ノズル53の案内ノズル通路7は、6個に限らず、1〜5個、又は7個以上でもよい。
(iv)第4傘歯車84の各歯840の両歯面841、842に関する上記構成を、第4傘歯車84に代えて、第3傘歯車83に持たせてもよい。この場合には、次のような効果を発揮できる。
Claims (7)
- 軸流タービンを有する医科歯科用ハンドピースにおいて、
工具を着脱自在に保持する保持軸を、回転自在に保持する、ヘッド部と、
ヘッド部を前端に支持し、且つ、操作者によって把持される、把持部と、からなり、
把持部が、ヘッド部から延びた柄部と、柄部の後端から鈍角の方向に延びたボディ部と、からなり、
軸流タービンが、把持部に内蔵されており、
軸流タービンの回転を伝達して、ヘッド部の保持軸を回転させる、回転伝達機構を、備えていることを特徴とする医科歯科用ハンドピース。 - 回転伝達機構が、軸流タービンの回転を、タービン回転軸、第1傘歯車、第2傘歯車、伝達回転軸、第3傘歯車、及び第4傘歯車を経て、ヘッド部の保持軸に伝達するよう、構成されており、
第3傘歯車と第4傘歯車とが略直角に噛合している、請求項1記載の医科歯科用ハンドピース。 - 第3傘歯車の歯数が第4傘歯車の歯数の1.4倍以下である、請求項2記載の医科歯科用ハンドピース。
- 第3傘歯車の歯数が第4傘歯車の歯数の1.0倍以下である、請求項2記載の医科歯科用ハンドピース。
- 第1傘歯車の歯数が第2傘歯車の歯数と同じである、請求項2記載の医科歯科用ハンドピース。
- 軸流タービンが、複数個のタービン翼車と、流体を絞ってタービン翼車に導入する導入ノズルと、タービン翼車から排出された流体を次のタービン翼車に案内する1個以上の案内ノズルと、を備えている、請求項1記載の医科歯科用ハンドピース。
- 把持部が、潤滑油供給機構を有しており、
潤滑油供給機構が、ボディ部の後端部からタービン回転軸の後端まで延びた潤滑油供給管と、タービン回転軸の中空内部と、伝達回転軸の中空内部と、を通して、第1〜第4傘歯車及び保持軸に、潤滑油を供給するよう、構成されている、請求項2記載の医科歯科用ハンドピース。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007040852A JP2008200333A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 医科歯科用ハンドピース |
US12/069,985 US20080213723A1 (en) | 2007-02-21 | 2008-02-14 | Medical/dental handpiece |
DE102008009301A DE102008009301A1 (de) | 2007-02-21 | 2008-02-15 | Medizinisches/zahnärztliches Handstück |
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Family
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JP2007040852A Pending JP2008200333A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 医科歯科用ハンドピース |
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-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007040852A patent/JP2008200333A/ja active Pending
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