JP5020006B2 - 小型回転駆動装置 - Google Patents
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Description
(2)溝部が、底面と両側面とで構成されており、両側面の間隔が、下流側端面側に行くに従って、小さくなっている。
(3)複数個の導入ノズル通路を有しており、各導入ノズル通路の下流側端面における開口の面積が、同じである。
(4)第1穴部と第2穴部との連結部が、拡張されて、流体溜まり部を構成している。
(5)上記(4)において、流体溜まり部と溝部との連結部分が、略C面取り及び/又は略R面取りされている。
(6)軸流タービンが、複数個のタービン翼車と、流体を絞ってタービン翼車に導入する導入ノズルと、タービン翼車から排出された流体を次のタービン翼車に案内する1個以上の案内ノズルと、を備えており、案内ノズルが、円柱状の案内ノズル本体部と、案内ノズル本体部に外嵌する円筒状の案内ノズルカラーと、からなっており、案内ノズル本体部が、上流側端面から下流側端面へ通じる流体通路を1個以上有しており、流体通路が、案内ノズル本体部の周面に沿って形成された溝部で構成されており、溝部が、案内ノズル本体部に外嵌した案内ノズルカラーによって塞がれることによって、案内ノズルを貫通した案内ノズル通路を構成している。
(1-1)全体
図1は医科歯科用ハンドピースの全体外観図、図2は図1のハンドピース1の断面図である。
ハンドピース1は、潤滑油供給機構を有している。潤滑油供給機構は、ボディ部32に設けられた潤滑油供給管439と、タービン回転軸55の中空内部と、伝達回転軸411の中空内部とで、構成されている。潤滑油供給管439の後端は、後部ハウジング43に開口した潤滑油供給口(図示せず)に連結している。潤滑油供給管439の前端は、タービン回転軸55の後端に接続している。タービン回転軸55の中空内部は、第1傘歯車81内に開いており、伝達回転軸411の中空内部は、第3傘歯車83内に開いている。
(1-3-1)全体
図4は軸流タービン5の拡大断面図、図5は軸流タービン5の分解断面図である。軸流タービン5は、本体部50と、本体部50に外嵌する円筒状のカラー500とで、構成されている。カラー500は、ここでは上流側カラー部501と下流側カラー部502とに分割されている。図6は上流側カラー部501の斜視図、図7は下流側カラー部502の斜視図である。
導入ノズル51は、3個の導入ノズル通路6を有している。導入ノズル通路6は、次のようにして、形成されている。
図13は案内ノズル53の側面図である。案内ノズル53は、円板状の案内ノズル本体部531と、案内ノズル本体部531に外嵌する円筒状のカラー部分(案内ノズルカラー)532と、からなっている。なお、カラー部分532は、上述したように、上流側カラー部501の下流側端部5011と下流側カラー部502の上流側端部5021とが重なって構成されている。そして、案内ノズル53は、6個の案内ノズル通路7を有している。案内ノズル通路7は、次のようにして、形成されている。
上流側カラー部501の下流側エッジ5012には、下流側カラー部502の周面に形成された凹部503に嵌合する突片504が形成されている。また、下流側カラー部502の上流側エッジ5022には、案内ノズル53の3個の凸部536に外嵌する3個の切欠き部505が形成されている。切欠き部505の深さH1は、凸部536の軸方向長さL1と同じである。
図17は、第3傘歯車83及び第4傘歯車84の拡大側面図である。第3傘歯車83の回転中心軸A1と第4傘歯車84の回転中心軸A2とは、略直交しており、且つ、点X1にて交わっている。
以下、上記構成のハンドピース1の作動及び効果について、説明する。
治療用工具91がヘッド部2に保持され、且つ、コネクタ92が把持部3の挿入孔431に連結された状態で、スイッチ(図示せず)がオンされると、給気管433によって空気流が軸流タービン5に向けて供給され、また、給水管434によって水が注水口437へ向けて供給され、また、光ガイド管435によって光が照射口438へ向けて案内される。
潤滑油供給口(図示せず)から潤滑油が供給されると、潤滑油は、潤滑油供給管439とタービン回転軸55の中空内部とを経て、第1傘歯車81及び第2傘歯車82に供給され、更に、伝達回転軸411の中空内部を経て、第3傘歯車83、第4傘歯車84、及びロータ24に供給される。これにより、第1〜第4傘歯車81〜84及びロータ24の潤滑を維持できる。
(2-3-1)導入ノズル51
給気管433を通って軸流タービン5の導入ノズル51に至った空気流は、導入ノズル通路6の第1穴部61へ流入して連結部(流体溜まり部)64に至り、連結部64から各第2穴部63に流入して各開口601、602、603から噴出する。
第1タービン翼車52から排出された空気流は、案内ノズル53の案内ノズル通路7へ流入し、案内ノズル通路7を通って第2タービン翼車54へ至る。
伝達回転軸411の回転は、第3傘歯車83及び第4傘歯車84を経て、ロータ24に伝達される。
(i)軸流タービン5は、前部ハウジング41又は中央部ハウジング42に設けてもよい。
(ii)導入ノズル51の導入ノズル通路6は、3個に限らず、1〜2個、又は4個以上でもよい。
(iii)案内ノズル53の案内ノズル通路7は、6個に限らず、1〜5個、又は7個以上でもよい。
(iv)第4傘歯車84の各歯840の両歯面841、842に関する上記構成を、第4傘歯車84に代えて、第3傘歯車83に持たせてもよい。この場合には、次のような効果を発揮できる。
Claims (7)
- 軸流タービンを有する回転駆動装置において、
軸流タービンが、タービン翼車と、流体を絞ってタービン翼車に導入する導入ノズルと、を備えており、
導入ノズルが、円柱状の導入ノズル本体部と、導入ノズル本体部に外嵌する円筒状の導入ノズルカラーと、からなっており、
導入ノズル本体部が、上流側端面から下流側端面へ通じる流体通路を1個以上有しており、
流体通路が、上流側端面側から形成された第1穴部と、下流側端面側から導入ノズル本体部の周面に沿って形成された溝部と、を連結して構成されており、
溝部が、軸方向に対して傾斜して形成されており、
溝部が、導入ノズル本体部に外嵌した導入ノズルカラーによって塞がれることによって、第2穴部を構成しており、
第1穴部及び第2穴部が、導入ノズルを貫通した導入ノズル通路を構成しており、
溝部が、底面と両側面とで構成されており、
底面が、下流側端面側に行くに従って、浅くなっていることを特徴とする小型回転駆動装置。 - 溝部が、底面と両側面とで構成されており、
両側面の間隔が、下流側端面側に行くに従って、小さくなっている、請求項1記載の小型回転駆動装置。 - 複数個の導入ノズル通路を有しており、
各導入ノズル通路の下流側端面における開口の面積が、同じである、請求項1又は2に記載の小型回転駆動装置。 - 第1穴部と第2穴部との連結部が、拡張されて、流体溜まり部を構成している、請求項1記載の小型回転駆動装置。
- 流体溜まり部と溝部との連結部分が、略C面取り及び/又は略R面取りされている、請求項4記載の小型回転駆動装置。
- 軸流タービンが、複数個のタービン翼車と、流体を絞ってタービン翼車に導入する導入ノズルと、タービン翼車から排出された流体を次のタービン翼車に案内する1個以上の案内ノズルと、を備えており、
案内ノズルが、円柱状の案内ノズル本体部と、案内ノズル本体部に外嵌する円筒状の案内ノズルカラーと、からなっており、
案内ノズル本体部が、上流側端面から下流側端面へ通じる流体通路を1個以上有しており、
流体通路が、案内ノズル本体部の周面に沿って形成された溝部で構成されており、
溝部が、案内ノズル本体部に外嵌した案内ノズルカラーによって塞がれることによって、案内ノズルを貫通した案内ノズル通路を構成している、請求項1記載の小型回転駆動装置。 - 軸流タービンのタービン翼車に、流体を絞って導入する、軸流タービン用導入ノズルにおいて、
円柱状の導入ノズル本体部と、導入ノズル本体部に外嵌する円筒状の導入ノズルカラーと、からなっており、
導入ノズル本体部が、上流側端面から下流側端面へ通じる流体通路を1個以上有しており、
流体通路が、上流側端面側から形成された第1穴部と、下流側端面側から導入ノズル本体部の周面に沿って形成された溝部と、を連結して構成されており、
溝部が、軸方向に対して傾斜して形成されており、
溝部が、導入ノズル本体部に外嵌した導入ノズルカラーによって塞がれることによって、第2穴部を構成しており、
第1穴部及び第2穴部が、導入ノズルを貫通した導入ノズル通路を構成しており、
溝部が、底面と両側面とで構成されており、
底面が、下流側端面側に行くに従って、浅くなっていることを特徴とする軸流タービン用導入ノズル。
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