JP2010537408A - マイクロピクセル紫外発光ダイオード - Google Patents

マイクロピクセル紫外発光ダイオード Download PDF

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Abstract

紫外発光ダイオード(LED)アレイ12、及び安定したcw出力を呈するAlInGaN多重量子井戸活性領域500を用いて該紫外発光ダイオードアレイを製造する方法。LEDは、その上に紫外発光アレイ構造を有するテンプレート10を備える。テンプレートは、第1のバッファ層321、そして第1のバッファ層上に第2のバッファ421を備える。好ましくは双方のバッファ層内に歪み緩和層がある。次に、第1のタイプの導電率を有する半導体層500が存在し、続いて、190nm〜369nmの範囲の放射スペクトルを有する量子井戸領域600を提供する層が存在する。次に、第2のタイプの導電率を有する別の半導体層800が適用される。第1の金属コンタクト980は、第1の層と電気的に接触する電荷拡散層であり、LEDアレイの間にある。第2のコンタクト990が第2のタイプの導電率を有する半導体層に適用され、LEDが完成する。
【選択図】図4

Description

本発明は包括的には、紫外発光素子、及び発光素子の製造方法に関する。
本出願は、2007年10月7日付けで出願された、国際出願PCT/US07/81625号の優先権を主張し、該国際出願PCT/US07/81625号は、2006年10月18日付けで出願された、失効した米国仮特許出願第60/852,673の利益を主張する。これらの特許出願の双方が参照により本明細書に援用される。本出願は、2007年8月14日付けで出願された、係属中の米国仮特許出願第60/935,491号の利益も主張し、該特許出願は参照により本明細書に援用される。
たとえば窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化インジウム(InN)等のIII族窒化物化合物半導体(以下、「III族窒化物半導体」又は「III窒化物」とも呼ぶ)は、緑色光、青色光又は紫外光を放出する半導体素子用の材料として注目を集めてきた。青色光を放出する発光ダイオード又はレーザダイオードは、ディスプレイ、照明及び高密度光ディスクデバイスに使用され得る。紫外放射を放出する発光素子(頭字語LEDと共に、本明細書において使用する場合、便宜上、特に指定がない限り、発光ダイオード及びレーザダイオードの双方を指す)は、紫外硬化、光線療法、水及び空気浄化、生物検知及び殺菌処理の分野で応用されることが期待されている。電磁スペクトルの紫外部分は多くの場合、波長により、UVA(315nm〜380nm)、UVB(280nm〜315nm)及びUVC(280nm未満)に細分化される。
予期された紫外LEDの普及に起因して、LEDの光度を増強すると共にLEDの利用可能なサイズを増加させるという継続的な要望が存在している。水、空気、及び食料の浄化(purification)等の多くの用途において、多数の高強度LED発光体を有するLEDアレイを提供するという継続的な要望が存在する。そのようなアレイを達成する1つの方法は、個々の別個のLEDを1つのアレイに組み合わせることである。この方法は、接続が多数にのぼること及び組立関連コストに起因して非常に望ましくない。
好ましい手法は、多数のLEDが一体化した基板を提供することである。本発明は、従来利用可能でなかったこのような素子、及び該素子の製造方法を対象とする。
Jiang他による特許文献1は、LEDアレイの形成を記述しており、ここではLEDが基板上に形成される。図1Aに示すように、nコンタクトがn型層と電気的に接触し、pコンタクトがp型層と電気的に接触している。当業者は理解するように、nコンタクト及びpコンタクトはLEDの電気的活性化のための主要な電気コンタクト(electrical contact)を形成する。
特許文献1に記載される構成は、高導電率のn型層を備えるLEDに適している。該特許文献における記述から容易に認識されるように、電流は、nコンタクトからn型層を通じて、量子井戸層及びp型層を備えるピラーへと流れなくてはならない。この用途は、層の抵抗が約20Ω/□であるGaNベースLEDに適している。AlGa1ーxN等においてアルミニウム含量が増加すると、層内の抵抗が増加し、それによって構造が不十分になる。約5モル%〜約10モル%のアルミニウム等の低レベルのAlの場合、抵抗は約60Ω/□である。アルミニウムのパーセンテージが、約55モル分率〜60モル分率のアルミニウム等まで増加すると、抵抗は約250Ω/□を超えて増加する。アルミニウムがない場合であっても、n型層内の抵抗によって電流のための経路長が広範囲に及ぶことができないため、アレイのサイズは制限される。
III族窒化物LEDは、多くの理由で製造が困難である。たとえば、III族窒化物系半導体層とそれらが上に構成されるサファイア、炭化ケイ素又はケイ素等の基板との間の格子不整合及び熱的不整合から欠陥が発生する。さらに、不純物及び傾斜境界の結果として、結晶欠陥が形成される。これらの欠陥は、これらの材料から製作されるLED及びLDの効率及び寿命を低減することが分った。これらの欠陥は、有機金属化学気相成長法(MOCVD)、分子ビームエピタキシ法(MBE)、水素化物気相エピタキシ法(HVPE)及びいくつかの他のそれほど一般的ではない成長技法を介して成長する膜に関し、典型的な転位密度が10cm−2〜1010cm−2の範囲である上述した基板上に、ヘテロエピタキシャル成長したIII窒化物膜の場合に観察された。したがって、転位密度を低減することが重要な目的となっている。
転位密度を低減する1つの方法は、従来技術において既知の技法であるエピタキシャル横方向成長(epitaxial lateral overgrowth)(ELOG)の使用に基づく。この方法により、転位密度を10cm−2〜10cm−2まで低減することができる。しかしながら、この方法は、アルミニウムがマスク材料に付着し横方向成長を阻害する傾向があるため、アルミニウム含有III窒化物系半導体の成長には有効でないことが分った。PENDEOエピタキシ及びFACELO成長を含むこの手法のいくつかの変形もまた実証されている。これらの技法のすべては、アルミニウム含有III窒化物材料の場合のELOG法と同じ制限を受ける。
さらに、カンチレバーエピタキシ(cantilever epitaxy)と呼ばれる技法は、たとえばマスキングとは対照的にエッチングによって画定されるピラーからの成長を含む。
歪みを緩和するために基板と半導体層との間に中間層を挿入して、表面ファセット形成を制御すること又はバッファ層と活性層との間に非特許文献1に記載されているようにIII族窒化物超格子層を挿入することにより、転位を互いに屈曲させることによって転位を除去することを含む、選択領域成長を含まない、転位低減に対するいくつかの他の手法が報告されている。
UVA領域、UVB領域、及びUVC領域に対し、AlGaN多重量子井戸(MQW)活性領域を有するサファイア基板上のミリワット出力DUV LEDが以前に報告されている。従来技術において使用されるLED設計は、いくつかの重要な革新から利益を得ている。すなわち、(1)バッファAlN層の品質を向上させるためのパルス原子層エピタキシ法(PALE)の使用、(2)薄膜応力を制御しエピ層クラッキングを軽減するための、バッファAlNとnコンタクトAlGaN層との間のPALE堆積AlN/AlGa1−xNの短時間の超格子層挿入の使用、及び(3)ホール注入を改善するためのp−GaN/p−AlGaNヘテロ接合コンタクト層である。
今日まで、20mAのcwポンプ電流の下では、最先端技術によるUVC LEDの平均出力は約1mWである。これらのLEDは、通常、実効面積がおよそ200μm×200μm〜300μm×300μmの範囲であり、様々な幾何学的形状が実証されている。サファイア基板の熱伝導率が不十分であるため、出力は、およそ40mA〜50mAポンプ電流で急速に飽和する。20mAポンプ電流では、素子寿命(50%出力低減)は、ヒートシンクにフリップチップされるパッケージ化素子の場合、およそ1000時間である。理論によって制約されることなしに、この出力/寿命制限の重要な理由は、活性領域における転位と、多数の素子が直列になること(high device series)及びサファイアの熱伝導率が不十分であることに起因する過度な加熱とである。不都合なことに、多くの商用用途では、出力及び寿命が今日まで報告された最良値よりも大幅に優れていることが必要である。
現在、いくつかの研究グループは、深UV LEDの出力−寿命性能を向上させるために、低欠陥密度AlN基板を積極的に開発している。DUV LEDに対するテンプレートとして、SiC基板上に12μm厚さの高品質AlN層を堆積する、新しいエアブリッジによる高温(1500℃)横方向エピタキシ手法に関する報告がなされている。底面サファイア基板上に15μm〜20μm厚さのAlGa1−xNを堆積する手法として、AlGa1−xNのパルス横方向成長(pulsed lateral overgrowth)(PLOG)が既に実証されている。高温手法の代りに、1150℃でのパルス成長モードを使用して、成長面上のAl前駆体の移動性を向上させた。これらのパルス横方向成長(PLOG)したAlGa1−xN層は、横方向成長領域における貫通転位の数の大幅な低減を示し(〜10cm−2)、それにより214nmでの光励起レーザ発振の実証が可能となった。以前の報告では、PLOG AlGa1−xNは、浅い(〜0.3μm)トレンチ形成サファイアからか又は薄いAlNエッチングテンプレート(〜0.3μm)から成長した。
活性領域内のIII族窒化物量子井戸を使用する、サファイア基板、SiC基板、又はバルクGaN基板上の深紫外発光ダイオード及び可視発光ダイオードの多数の報告が存在する。導電のSiC基板及び導電HVPE GaN基板は、熱伝導率が良好であり、垂直導通形状を可能にするという利点を有する。不都合なことに、これらの基板は深UVにおいて吸収性が高い。サファイアは、光抽出効率が改善することに起因してUV LEDのための好ましい基板であるが、DC動作下において、基板の作動電圧が比較的高く熱伝導率が不十分であることに起因して、サファイアは過度の自己加熱を受ける。当該技術分野において、特に熱管理に関する欠陥を克服することが強く望まれている。
米国特許第6,410,940号明細書
Applied Physics Letters, July 22, 2002; Volume 81, Issue 4, pp.604-606
しかしながら、より高品質であり、より信頼性が高く、より頑強な深UV発光ダイオード及びレーザダイオードアレイが依然として必要とされている。
本発明は、紫外発光アレイ、及び紫外発光アレイを製造する方法を提供する。
好ましい実施の形態では、本発明は、テンプレートの上に、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)の量子井戸活性領域を有する、深紫外発光アレイ(λpeak=200nm〜369nm)である。
本発明は、パターン化テンプレートと共にIII族窒化物エピタキシャル層が使用され、テンプレートが、サファイア等の基板と、トレンチ内にエッチングされるIII窒化物半導体層の単層又は多層の第1のバッファとを備える場合に、欠陥密度の低減を提供する。低欠陥密度III窒化物の第2のバッファ層は、パルス横方向成長III窒化物層を使用することによってその上に形成される。
本方法は、基板の上に単層又は多層バッファを堆積するステップと、バッファ層にトレンチ形成するステップと、パルス横方向成長技法を使用してトレンチ形成されたバッファにAlInGaNの第2のバッファ層を適用してテンプレートを形成するステップとを含む。次に、テンプレートの上に深紫外(DUV)発光構造(190nm〜369nm)が適用される。
本発明の特徴は、本発明のバッファ層が、AlNに対して薄くない(0.1μmよりも大きい厚さの)単一III窒化物層であってもよく、又はAlInGaNから作製されることが好ましく、且つ歪み緩和及び光透過性の双方に対して最適化された設計を有する、III窒化物の三元(AlGaN、AlInN)、四元(AlInGaN)又は多層を備えるということである。従来技術では、バッファ層は、単層の薄いAlNを備える。別の特徴は、欠陥を低減し且つ歪みを緩和する超格子の使用である。超格子は、下位層から上位層までの変換素子としての役割を果たす交互の組成の一続きの薄い層であり、応力を緩和し、格子内形状を第1の層から第2の層にシフトさせる。
本発明の別の特徴は、PLOG成長を行う前に深いトレンチ(深さ0.4μm以上)を形成することである。エッチ深さは、従来技術では0.1μmであり、この浅いエッチ深さにより、成長がトレンチでも発生するため、正常に行うことができる横方向成長の量が制限されていた。従来技術はまた、AlNか又はエッチングされたサファイアのいずれかであるピラーも含んでいた。本発明では、ピラーは、エッチ深さが0.3μm以上であり、基板内に発生するいかなるエッチングも含む、単一のAlInGaN層又は複数のAlInGaN層を備えることができる。
上述したように、従来技術では、カンチレバーエピタキシと呼ばれる技法が教示されているが、この技法は、横方向成長を強化する著しい利益を提供する成長種のパルス化を含まず、エッチングされたピラー内に歪み緩和構造を組込むことを含まず、且つ欠陥低減材料上への電気的に注入された発光構造を達成する形成方法を述べていない点で、本発明とは異なる。
本発明のさらに別の特徴は、PLOGバッファの上部であるが発光ダイオードAlInGaN:Si nコンタクト層の下方に、厚いドープAlInGaN層又は厚い非ドープAlInGaN層を、その厚さが1μm以上であるように成長させることである。
他の特徴及びそれらの利点は、半導体設計及び発光ダイオードの技術分野における当業者には、特に、以下の図面が添付された、以下の発明を実施するための形態を注意深く読むことにより明らかとなろう。
本発明の好ましい実施形態による、単一のIII窒化物バッファ層を有する発光ダイオードの一部のエピ層構造の概略図である。 本発明の好ましい実施形態による、複数のIII窒化物バッファ層を有する発光ダイオードの一部のエピ層構造の概略図である。 本発明の別の好ましい実施形態による、複数のIII窒化物バッファ層を有する発光ダイオードの一部のエピ層構造の概略図である。 本発明の別の好ましい実施形態による、複数のIII窒化物バッファ層を有する発光ダイオードの一部のエピ層構造の概略図である。 図4の発光ダイオードのエピ層構造の一部の概略図であり、ここでは好ましい実施形態によるトレンチが形成されている第1のバッファの一部と、好ましい実施形態による横方向に成長したPLOGバッファとを有するように示されている。 図4の発光ダイオードのエピ層構造の一部の概略図であり、ここでは好ましい実施形態によるトレンチが形成されている第1のバッファの一部と、好ましい実施形態による横方向に成長したPLOGバッファとを有するように示されている。 図4の発光ダイオードのエピ層構造の一部の概略図であり、ここでは好ましい実施形態によるトレンチが形成されている第1のバッファの一部と、好ましい実施形態による横方向に成長したPLOGバッファとを有するように示されている。 本発明の好ましい実施形態による、1つのアレイの単一の発光ダイオードのエピ層構造の概略図である。 本発明の一実施形態の部分概略図の上面斜視図である。 本発明の一実施形態の概略図の側面図である。 本発明の一実施形態の概略図の側面図である。 特に好ましい一実施形態を示す図である。 本発明の様々な実施形態を示す図である。
本発明は、発光素子(LED)アレイ、及びLEDアレイ、特に深紫外光を放出するLEDアレイを作製する方法である。特に、図4に示すように、紫外発光構造12のアレイのためのプラットフォームとしての役割を果たすテンプレート10が提供される。簡単に、テンプレート10は、基板と、LEDウェハを形成する際の第1のステップとして基板上に追加される第1のバッファ層とを備える。
テンプレートは、基板を含んでもよいが、2つのバッファ層を有し、そのうちの1つはトレンチ形成されており、2つ目は、好ましくは、第1のバッファ層の上に合体(coalesced)平面層を形成する。合体には、深いトレンチ(AlNの場合、高さ0.4μm以上)の上に、又はピラーが2つ以上のIII族種又は複数の層の組合せを含む場合は、浅いトレンチか若しくは深いトレンチの上に、PLOGを行うことが含まれる。ピラーは、アレイ内に、AlNを含むIII窒化物系半導体の多層積層体と歪み緩和超格子とを備えることができる。実施形態によっては、ピラーの超格子の上部に、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)を含む追加の層、及び第1の超格子とは平均組成が異なる追加の超格子が含まれる。AlN又はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)の第2のバッファ層は、PLOG技法により、エッチングされたピラーの上に、好ましくは合体して平面を形成するまで成長する。テンプレートの上の平面の上部に堆積される紫外発光構造は、PALE又は従来のMOCVDによって堆積されたAlNから成り、実施形態によっては、AlNの上に追加の歪み緩和超格子が堆積される。次に、厚い(厚さ1.5μm以上)非ドープ又はn型AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)層が堆積される。AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)が非ドープである場合、追加のn型AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、及び0≦y≦1)層が堆積される。これに続き、発光素子の上部電極を形成する、量子井戸活性領域材料及びp型AlInGa1−x−yN(式中、0≦x≦1、0≦y≦1、及び0≦x+y≦1)材料が堆積される。理論に拘束されることを望まないが、本発光ダイオードの優れた性能は、厚いPLOG成長AlN又はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)材料からの熱インピーダンスの低減と、横方向成長AlN又はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)バッファにおける全欠陥密度の低減との組合せに起因する。電流拡散層がn型層に適用され、該電流拡散層は、n型層の最も遠い内向限界(inward extent)から電流拡散長以下だけ離隔されている。
次いで、第1のバッファ層がエッチングされることにより、エッチ深さが、バッファがAlNであり且つ基板がサファイアである場合は0.4μm以上であり、又は第1のバッファ層が1つ又は複数のAlInGaN層から成る場合は0.1μm以上のトレンチのパターンが形成される。ウェハをパターン化した後、第1のバッファに第2のバッファが適用される。一実施形態では、第2のバッファ層が、エッチングされた部分の上に合体する。次に、テンプレート10に紫外発光構造12が適用される。まず、第1のタイプの導電率を有する半導体層が施され、次いで、発光スペクトルが190nm〜369nmの範囲である量子井戸領域を形成するいくつかの層が適用される。次に、第2のタイプの導電率を有する、別の半導体層、又は場合によっては2つ以上の半導体層が適用される。この構造に2つの金属コンタクトが適用される。第1のタイプの導電率を有する半導体層にリーク抑制層980が施され、第2のタイプの導電率を有する他方の半導体層に金属コンタクト990が適用されることにより、LEDが完成する。これらの層のそれぞれについては後に詳細に説明する。電荷拡散層は、LEDの最も遠い内向限界から電流拡散長以下の距離981だけ離隔されている。
層及びバッファ層のいくつかは、パルス原子層エピタキシ(PALE)成長技法を使用して適用され、パターン化ウェハ上に成長する層は、パルス横方向成長技法を使用して成長する。サファイアであることが好ましい基板以外の各層は、III族窒化物、好ましくはAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される。パルス横方向成長技法を採用する際、前駆体ソースは、有機金属ソース(好ましくは、トリメチルアルミニウム、トリメチルガリウム、トリエチルガリウム、トリメチルインジウム)、アンモニア、キャリアガス(水素及び/又は窒素等)、並びにオプションで、シラン及び/又はビスシクロペンタジエニルマグネシウム等のドーピングソースを含む。
図1〜図3は、構築中の本LEDのテンプレート10の様々な実施形態を示す。図1に示すように、基板100の上に、第1のバッファ層301を成長させる。サファイアが好ましい基板である。第1のバッファ層301は、III族窒化物材料、好ましくはAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される。代替的に、図2A〜図2Cに示すように、第1のバッファ層321は、実際には複数の下位層から成ってもよい。図2A、図2B、及び図2Cは、それぞれIII族窒化物材料、好ましくはAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)の下位層301、302、303、304を使用する、第1のバッファ層321、321’、及び321’’の3つの異なる実施態様を示している。下位層301は、好ましくはAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される。下位層302は、好ましくはAlInGaN/AlInGaN超格子である。下位層303は、好ましくは非ドープAlInGaNであり、下位層304はケイ素でドープされたAlInGaNである。図2Aのバッファ層321は、下位層301及び302を備える。図2Bのバッファ層321’は、下位層301、302、及び303を備える。図2Cのバッファ層321’’は下位層301、302、303、及び304を備える。
第1のIII窒化物バッファ層321を、使用される層の組成及び順序に応じて、パルス原子層エピタキシ(PALE)技法及び従来の有機金属化学気相成長法(MOCVD)の組合せを使用して、基板100上におよそ0.1μm〜5μm厚さまで成長させる。第1のバッファ層321は、AlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から成る少なくとも1つの下位層から形成されることが好ましい。
次に、最終的なLEDエピ層の一部にトレンチ形成する。トレンチ形成は、第1のバッファ層321で行われ、基板100内に延在してもよい。トレンチ形成工程を、従来技術において十分に確立されている湿式エッチング工程又は乾式エッチング工程のいずれかと組み合わせて標準フォトリソグラフィック技法を使用して行う。しかしながら、トレンチは、従来技術よりもはるかに深くてもよい。特に、トレンチは、第1のバッファ層がAlNから作製される場合、少なくとも0.4μm深さであり、第1のバッファ層321、321’、又は321’’が使用される場合、少なくとも0.1μm深さである。
トレンチ形成は、図3A〜図3Cにおいて分かるように残っている材料の狭いストリップすなわちピラーを残して材料を選択的に除去することである。これらの狭いストリップは直線状でも湾曲していてもよいが、好ましくは平行であり、最も好ましくは、たとえばストライプ、円形、六角形、正方形、又は矩形等でパターン化されている。
パターン化の後、パルス横方向成長技法により第1のバッファに層401を適用し、それによりそれが横方向に成長する。合体するまで横方向成長が継続し、それによって、図3A〜図3Cに示すようにストライプ間の橋渡しをする(bridging the gaps)ことが好ましい。層401は好ましくは、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される。層401が完成すると、図3A〜図3Cに示す3つの実施形態のそれぞれに対して示すように、追加の層を堆積することにより、第2のバッファ層421、421’、及び421’’の代替的な好ましい実施形態を完成させてもよい。
図3Aは、第1のバッファ層321’’にトレンチ形成してピラー322を形成した後の、図2Cに示すエピ層構造の上部の第2のバッファ421の一実施態様を示す。いずれの第1のバッファ層321、321’、又は321’’を使用することも可能であるが、図面を簡略化するために、図3A〜図3Cには、図2Cのエピ層、すなわち第1のバッファ層321’’を有するエピ層のみを示すことに留意されたい。図3B及び図3Cは、第2のバッファ421のさらなる実施態様、すなわちそれぞれ図3B及び図3Cにおける421’及び421’’を示し、図3A〜図3Cのそれぞれでは下位層401、402、403、及び404が特定の組合せで示されている。図3Aは、第2のバッファ層421が下位層401及び下位層402を有することを示している。図3Bは、下位層401、402、及び403を備える第2のバッファ層421’を示している。図3Cは、下位層401、402、403、及び404を備える第2のバッファ層421’’を示している。
図4は、図3Cのテンプレート10を、ここでは、後述するように、その上の層状のUV発光構造12(UV発光構造は層500、600、700、800、及び900を備える)と、金属コンタクト980及び990と共に示している。金属コンタクト990及び980並びに基板100を除いて、すべての層がIII窒化物材料から作製される。
次いで、バッファ層321及び場合によっては基板100にトレンチ形成する。トレンチ形成後、バッファ層の上にPLOG層401を成長させることにより、好ましくは、形成されたトレンチの上でウェハ面を合体させる(図3A、図3B、図3C、及び図4参照)。垂直成長率に対して横方向成長率を増大させるように少なくとも1つの前駆体ソースをパルス化することにより、III族窒化物PLOG層401が十分な厚さとなり、より好ましくは完全に合体し、転位密度がバッファ層321の転位密度よりも小さい領域を有するまで、PLOG層401を成長させる。
一実施形態では、バッファ層を合体させずに各ピラー上に成長させ、それによって共通基板上に分離したLEDを形成する。この実施形態では、本明細書において参照される後続の各層は別個の層であり、隣接するピラー上の同一の層とは物理的に別個である。
その後、401と共に第2のバッファ421を形成する、追加のAlInGaN層を堆積させる。これらの層を、図3A、図3B、及び図3Cにおいて402、403、及び404として示す。これらの層は、エピタキシャル層の全体的な歪みを最小限にするのに役立ち、且つ発光素子活性領域に対して有益な効果を有するエピタキシャル平坦化にも役立つ。
次いで、図4に示すように、第2のバッファ421の上に直接適用される、第1のタイプの導電率を有する別のIII窒化物層500で開始して、エピ層にLED構造を追加し、好ましくは、AlIn1−xGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製されるn+層を、量子井戸活性領域から放出される光に対して透過性であるように形成する。次いで、1つ又は複数の障壁下位層及び1つ又は複数の井戸下位層を備える別のIII窒化物超格子層600を形成し、障壁層及び井戸層は、障壁層のバンドギャップが井戸層のバンドギャップよりも大きいように、それぞれ異なる組成を有する。障壁層及び井戸層の厚さは、1Å〜200Åの間であるべきである。この井戸下位層は特定のバンドギャップを有し、優れた量子閉じ込めを有する領域を提供するように設計されており、そこでは、電子及びホールが、好ましくは放射性及び非放射性再結合で(しかしながら放射性再結合の方が非放射性再結合よりも優位である)、容易に結合する。量子井戸下位層は、190nm〜369nmの範囲の光を放出する。両層500及び600には、ケイ素を使用して第1のタイプの導電率が与えられるか、又はケイ素、酸素、及び/又はインジウムの組合せを使用して共ドープされる。層500は、バンドギャップが、PLOG層401よりも低いが量子井戸下位層及び障壁下位層600よりも高い。実施態様によっては、井戸下位層は非ドープである。
活性領域層600の上部に、p型AlInGaN電子障壁層700を直接組み込み、700のバンドギャップが障壁下位層600のバンドギャップよりも大きいようにする。p型ドーパントとしてマグネシウムを使用する。700の上部に2つの追加のp型AlInGaN層800及び900を形成し、それらの層のバンドギャップが各後続する層に対して低減するようにする。層800は、1つの単一AlInGaN層であってもよく、又は組成傾斜層、一続きの組成減少超格子(decreasing composition superlattices)、又はバンドギャップが低減するいくつかの別個の層から成ってもよい。
次いで、底部n+層にアクセスするために反応性イオンエッチング(RIE)を使用して、メサ型LED、すなわち図4に示すタイプを製造してもよい。このタイプの素子の形状により、結果として活性領域の一部のみが低欠陥密度横方向成長「翼(wing)」領域を含むことに留意されたい。最後に、n+層及びp+層の双方それぞれの上にプローブ金属導電パッド980、990を堆積する。nコンタクト及びpコンタクトそれぞれに対する金属コンタクトとして、Ti/Al/Ti/Au及びNi/Auを使用するが、n金属コンタクトは、Ti、Al、Ni、Au、Mo、Ta、又はこれらの金属の任意の組合せから作製されてもよい。第2のコンタクト、p+層コンタクトは、Pd、Ni、Ag、Au、ITO、NiO、PdO、又は上述した金属の任意の組合せから作製されてもよい。これらのコンタクトを、空気、フォーミングガス、窒素、又はそれらの任意の組合せにおいてアニールしてもよい。一実施形態では、アニール温度サイクルは、温度範囲が650℃〜950℃である単一ステップである。別の実施形態では、アニーリングサイクルは多重ステップによるアニーリングを含んでもよい。個々のピラーの上部の第2の金属電極は、追加のチタン層及び金層を堆積することによって厚くされる。該第2の金属電極のアニーリングは窒素雰囲気内で行われる。別の実施形態では、アニーリングは、空気、酸素雰囲気においても行うことができる。
好ましいメサエッチングは、eビーム蒸着、スパッタリング等によって堆積することができる、チタン、ニッケル、及びプラチナを含むマスクを利用する。三塩化ホウ素ガス、塩素ガス、及びアルゴンガスはエッチングチャンバ内の好ましい材料を表す。反応性イオンエッチング又は乾式エッチングは、好ましくは誘導結合プラズマ又は反応性イオンプラズマを含む。この乾式エッチングは、塩素ガス、塩化ホウ素ガス、四塩化炭素ガス、メタンガス、フッ素ガス、アルゴンガス、又はこのようなガスの組み合わせを用いた多重ステップRF出力変調を含む。
代替的な実施形態では、エッチングは、乾式エッチング、続いて湿式化学エッチングによって行うことができる。湿式化学エッチングの場合、素子を浸漬することができ、半導体層を、アセトン、トルエン、又はイソプロパノール等の有機溶液において煮沸することができる。半導体層は、王水、緩衝HF、HF、HCl等の酸性溶液に浸漬することもできる。
代替的な構成では、構築後、研磨、エッチング、又はレーザを使用するリフトオフにより、基板を除去してもよく、次いで、n層500の裏面に金属コンタクト層を適用してもよい。この構成では、コンタクト980は、500の上側ではなく裏面に位置し、pコンタクト990の下方に垂直に位置することができる。
本発明の、第2の電気コンタクトを形成する前の一実施形態を、図5において上面図で、図6において断面図で概略的に示す。上述した基板10は、該基板10に適用された第1の導電率の層6000を備える。第1の導電率の層はn型層であることが好ましい。第1の導電率の層は共通組成のメサ6001を有する。メサは層形成中に形成してもよく、メサ間のエリアをエッチングしてもよい。各メサの表面上に量子井戸6003が存在する。量子井戸の表面上に第2の導電率の層6005が存在する。認識されるように、第2の導電率の層は、第1の導電率の層の導電率と異なる導電率を有する。第1の導電率の層、量子井戸、及び第2の導電率の層を併せてLEDを形成し、各層は、本明細書においてさらに説明するように複数の下位層を備えることができる。第2の導体6007は、第2の導電率の層と電気的に接触している。電荷拡散層6009は、第1の導電率の層に適用される。電荷拡散層は、間隙6011によってメサから離隔していることが好ましい。間隙6011は、非導電性材料を中に有してもよい。メサと電荷拡散層との間の離隔によって、製造中に電荷拡散層と量子井戸及び/又は第2の導電層との間の電気的接触が発生しないことが保証される。電荷拡散層と所与のLEDの第2の導電層との間の電流は、該LEDを発光させることが明らかである。
メサの相当直径(マイクロピラーとも呼ばれる)は、好ましくは約500μm以下である。相当直径は、測定されている形状の表面積に相当する表面積を有する円の直径である。
図7は、本発明の別の実施形態の概略断面図である。図7において、メサ間のエリアは不動態化材料(passivation material)6013を含み、該不動態化材料はリーク電流抑制層を形成する。素子は、リーク抑制層及び導電層が単一平面を形成するように平坦化され、第3の導電層6015が第2の導体6007と接触するように適用される。第3の導電層は、電流が印加されると全てのLEDが一斉に発光するように、連続した層とすることができる。代替的に、第3の導電層は選択されたLEDと電気的に接触してもよく、それによってLEDが個々に照明するか、又は選択された組合せで照明することが可能になる。第1の導体及び第2の導体が共通面において終端するように導電性ピラー6019が形成されることによって、さらに詳細に説明するようにフリップチップの実装が容易になる。
図8に特に好ましい実施形態が示される。図8において、図7の実施形態が熱キャリア(導電性基板7000とも呼ばれる)上に実装された状態で示される。これはフリップチップ実装と呼ばれる。導電性基板7000は、これに組み合わされる、電流をLEDに提供するためのコンタクト7001、及び7002を有する。導電性基板は2つの主要な機能を提供する。導体はヒートシンクとして機能し、それによって熱がLEDから消散することを可能にする。このことは当該技術分野において理解されるように多くの利点を有する。LEDが導電性基板上に搭載されると、LEDの形成のために使用された基板10を線7003に沿って除去し、それによって優れた発光特性を有するLEDを形成することができる。特に好ましい熱キャリアは、AlN、SiC、Cu、CuW、又は銅合金を含む。好ましい一実施形態では、Cu−W、Cu−Mo、又はCu自体等の新規な金属基板が使用される。これは、そのような横方向導電LEDに金属基板を使用する独自の方法である。フリップチップ実装は、金−スズ共晶はんだ結合及び金−金熱圧着を用いることが好ましい標準技法によって行うことができる。
不動態化材料は、2つの主要な利点を提供する。1つの利点は導体間の絶縁体としてのものである。第2の利点は、任意のボイドを充填することによって、平坦化後の面にわたる平滑な表面を可能にすることである。不動態化材料は、好ましくはポリマー、より好ましくは非導電性ポリマー、及び誘電体から選択される材料である。特に好ましいポリマーは、SU−8及びBCBを含む。特に好ましい誘電不動態化材料は、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、及び酸窒化ケイ素を含む。不動態化材料は、プラズマエンハンスト化学気相成長法(PECVD)又は化学気相成長法(CVD)によって適切に堆積することができる。本明細書において、不動態化及び平坦化層は、リーク抑制層とも呼ばれる。
電流集中を回避するために、電荷拡散層は、LEDの最も遠い内向限界の電荷拡散距離内に存在しなくてはならない。最も遠い内向限界は、電荷拡散層と、該電荷拡散層平面内のLEDとの間の、任意の方向における最も遠い距離である。一般的に、これはLEDの真中部分となる。最も遠い内向限界は、電荷拡散層の複数のエリア間で等距離となることが最も好ましい。例として、LEDの周りに円配向の電荷拡散層を有する円形LEDは、LED内に中心点を有し、電荷拡散層から成る周囲円全体が該中心点から等距離にある。正方形LEDの場合、電荷拡散層の4つの点間で等距離である中心点が存在する。電荷拡散層内のボイドの外形がLEDと同じ形状であることが最も有利である。
図9a〜図9fにおいて、LEDの様々な構成が示されている。LED形状は、円形、楕円形、長円形、矩形、三角形、多角形、又はそれらの組み合わせとすることができる。LEDは、そこからローブが延在する中心構造も備えることができる。たとえば、LEDは、円形又は弓形の延長部を有する中心部分を有することができる。形状は、本明細書においてより詳細に説明されるように、LEDの任意の部分が電荷拡散長よりも遠くなる事象の発生を最小限にするように選択される。さらに、LED形状は、LED間の最小距離を達成することができるか、又は所与のエリア内に最大数のLEDを含むことができるように選択される。LEDは、好ましくはオーム抵抗を回避するのに十分な距離だけ離隔される。
電流拡散長Lは、L=(R/Rsh1/2として定義され、式中、Rは、単位面積あたりの、コンタクト及び最上p層の拡散成分を含む総「垂直」抵抗であり、Rshは、ボトムn層のシート抵抗である。標準的な280nmLEDの場合、R≒1.35×10−3Ωcm及びRsh=105Ω/cmである。したがって、Lは高作動電流において30μm〜40μmにしかならない。
ボトムn−AlGaNは、好ましくは塩素プラズマを使用した反応性イオンエッチングによってアクセスされる。nオームコンタクトは、好ましくは、リフトオフ技法を使用してパターン化及び堆積されたTi/Al/Ti/Auを含む。nオームコンタクトは、各ピクセル間の領域に存在し、電流集中を回避する。
基板は、好ましくはサファイアから作製されるが、炭化ケイ素、GaN、AlN、AlGaN、InN、InGaN、AlInGaN、ケイ素、GaAs、LiAlO、LiGaO、ZnO、又は金属から作製されてもよい。基板は、好ましくは、C平面、A平面、M平面、又はR平面に沿った結晶配向を有すると共に、その軸からの0.0度〜10度の範囲の配向ずれを有する。
平坦化は、ピラー間の充填された空間を用いた標準的なスピン・オン・ガラスプロセスによって達成することができる。このステップには、標準的なeビーム(電子ビーム)蒸着を使用して各ピクセルのp型GaN表面へのオームコンタクトメタライゼーションを堆積すること、及びNi/Auを金属として利用することが続く。Ti/Auを使用して、表面上に相互接続プローブブリッジコンタクトのアレイを堆積する。
本発明を用いて、外周の長いLEDの全てピクセルが均一に照明される。このことは電流集中が存在していないことを示す。
深UV LEDの高作動電圧及び高直列抵抗は、そのような短波長発光に必要とされる高アルミニウム含有エピ層のドープ効率が不十分であること又は低いことに起因する。直列抵抗は、ジュール加熱による活性接合の温度上昇をさらに増大させ、次いで、その結果として素子性能を劣化させる。発光波長が小さくなり、素子面積が増大するにつれ、問題は重大になる。素子活性面積の増大は、高アルミニウム含有層内の重大な集中に起因して悪影響を有する。本発明はこの問題を解決する。
本発明は、直列抵抗を低減し、その結果ジュール加熱が減少する。マイクロピラー設計において、直径は電荷拡散長以内である。たとえば、280nmUV LEDの場合、メサ直径は、好ましくは約25μm〜30μmであり、これは推定される電流拡散長40μmよりも小さい。さらに、マイクロピラーはn型電極に包囲され、ピラーエッジとn型電極エッジとの間は短い距離だけ離隔される。これらのマイクロピラーはn型電極のプールに浸され、直径は電流拡散長未満であるため、電流集中問題は排除される。さらに、新規の平坦な電極を有する各ピラーをリーク抑制層の上で相互接続することによって、総素子面積を増大させることができ、それによって素子抵抗及び作動電圧を低減させる。この低減の結果として、素子は従来のUV LEDよりもはるかに低温であり、このことは、これらのUV LEDをはるかに高い駆動電流に対しバイアスする際に役立つ。
紫外発光ダイオード及びレーザダイオードの技術分野における当業者には、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書で説明した好ましい実施形態に対して多くの変更及び置換を行うことができることが明らかであろう。

Claims (48)

  1. 紫外発光素子であって、
    トレンチ形成されている第1のバッファ層と、前記第1のバッファ層の上に合体されている第2のバッファ層(前記第2のバッファ層はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含む)とを備えるテンプレートと、
    前記テンプレート上の第1の導電率を有する第1の層(ここで、前記第1の層は複数のメサから成るアレイを備える)と、
    前記複数のメサの各メサ上の発光量子井戸領域と、
    前記量子井戸領域の各量子井戸領域上の第2の導電率を有する第2の層と、
    前記第1の層と電気的に接続している第1の電気コンタクトと、
    前記第1の電気コンタクトと電気的に接続している電流拡散層(ここで、該電流拡散層は前記第1の層の任意の部分の電流拡散長よりも遠くない)と、
    各前記第2の層に電気的に接続している第2の電気コンタクトと、
    前記複数のメサの各前記メサ間のリーク抑制層と、
    前記複数のメサの前記各メサ上の前記第2の電気コンタクトと電気的に接続している第3の電気コンタクトと、
    を備え、それによって、前記第1の電気コンタクト及び前記第3の電気コンタクトに電位が印加されると、該素子が紫外光を発光する、紫外発光素子。
  2. 前記第1のバッファ層は、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される、請求項1に記載の紫外発光素子。
  3. 前記第1のバッファ層は、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)の複数の層を有する少なくとも1つの超格子下位層から作製される、請求項1に記載の紫外発光素子。
  4. 前記第1のバッファ層は、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される第1の下位層を備え、該第1の下位層は非ドープである、請求項1に記載の紫外発光素子。
  5. 前記第1のバッファ層は、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)から作製される第2の下位層を備え、該第2の下位層はケイ素及びインジウムから選択される少なくとも1つの材料を用いてドープされる、請求項4に記載の紫外発光素子。
  6. 前記第1のバッファ層は、
    AlInGa1−x−yNから作製される第1の下位層(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1、並びに、該第1の下位層は非ドープである)と、
    AlInGa1−x−yNの複数の層を有する少なくとも1つの超格子下位層(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)と、
    AlInGa1−x−yNから作製される第2の下位層(式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1、並びに、該第2の下位層はケイ素及びインジウムから選択される少なくとも1つの材料を用いてドープされる)と、
    を備える、請求項1に記載の紫外発光素子。
  7. 前記第1のバッファ層は、AlInGa1−x−yNから作製される第3の下位層 (式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1、並びに該第3の下位層は非ドープである) をさらに備える、請求項6に記載の紫外発光素子。
  8. 前記第1のバッファ層はA1InGa1−X−YN(式中、)を含み、ただし、0.01<x≦1、0.02≦y≦1、0.01<x+y≦1である、請求項1に記載の紫外発光素子。
  9. 前記第1のバッファ層及び前記第2のバッファ層は、III族材料及びV族材料がパルス成長法を介して注入されるように堆積され、該III族材料及び該V族材料は、定常流を有するのではなく、連続的にパルス化されるか、又はIII族ソースパルスがV族ソースパルスがない状態で部分的にオンになるか若しくはV族ソースパルスと部分的に融合するようにパルス化される、請求項1に記載の紫外発光素子。
  10. 前記第2のバッファ層は、
    前記第1のバッファ層の上に合体されて第1の平面層を形成する第1の下位層と、
    前記第1の下位層に適用される第2の下位層と、
    をさらに備える、請求項1に記載の紫外発光素子。
  11. 前記第2の下位層は超格子層である、請求項10に記載の紫外発光素子。
  12. 第3の下位層をさらに備え、該第3の下位層は超格子層である、請求項11に記載の紫外発光素子。
  13. 第4の下位層をさらに備える、請求項11に記載の紫外発光素子。
  14. 前記第1の電気コンタクトは、第1の導電率を有する前記第1のバッファ層によって支持される、請求項1に記載の紫外発光素子。
  15. 前記第1の電気コンタクトは、第1の導電率を有する前記第1の層によって支持され、前記テンプレートは基板をさらに備え、前記第1のバッファ層は該基板と前記第2のバッファ層との間にある、請求項1に記載の紫外発光素子。
  16. 前記基板は、C平面、A平面、M平面、又はR平面に沿った結晶配向を有する、請求項15に記載の紫外発光素子。
  17. 前記第1のバッファ層はAlNから作製され、少なくとも0.1μmの深さまで選択的にトレンチ形成される、請求項1に記載の紫外発光素子。
  18. 前記発光構造は、量子井戸領域であって、
    A1InGa1−X−YNを含む量子井戸であって、式中、0≦x≦1、0≦y≦1、及び0≦x+y≦1であり、表面及びバンドギャップを有する、量子井戸と、
    前記量子井戸の前記表面上の障壁層であって、前記量子井戸の前記バンドギャップよりも大きいバンドギャップを有し、A1InGa1−X−YNを含み、式中、0<x≦1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1であり、前記量子井戸領域は該障壁層と共に開始及び終了する、障壁層と、
    の交互の層を含む、量子井戸領域を備える、請求項1に記載の紫外発光素子。
  19. 前記量子井戸領域は、単一量子井戸又は多重量子層を備える、請求項18に記載の紫外発光素子。
  20. 前記量子井戸及び前記障壁層は、異なるAlInGa1−x−yN(式中、0<x<1、0≦y≦1、及び0<x+y≦1)組成を有する、請求項18に記載の紫外発光素子。
  21. 前記量子井戸領域は紫外光子を生成する、請求項18に記載の紫外発光素子。
  22. 前記メサは、円形、長円形、楕円形、三角形、及び多角形から選択される形状を有する、請求項1に記載の紫外発光素子。
  23. 前記メサは10μm〜1mmの相当直径を有する、請求項1に記載の紫外発光素子。
  24. 紫外発光素子を作製する方法であって、
    基板に、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含む第1のバッファ層を適用するステップと、
    前記第1のバッファ層内にトレンチを形成するステップと、
    パルス横方向成長技法を使用して前記第1のバッファ層に第2のバッファ層を適用して平面層を形成するステップ(該第2のバッファ層はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含む)と、
    前記第2のバッファ層上に超格子層を適用するステップ(該超格子層はAlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含み、テンプレートを形成する)と、
    前記テンプレート上に第1の導電率を有する第1の層を形成するステップと、
    前記第1の層上に量子井戸を形成するステップと、
    各前記量子井戸上に第2の導電率を有する第2の層を形成するステップと、
    前記第1の層の上に電荷拡散層を形成するステップ(ここで、該電荷拡散層はボイドを有し、該ボイドを前記メサが貫通しており、該電荷拡散層は、各メサの最も遠い範囲から電流拡散長以下である距離だけ離隔している)と、
    各前記第2の層に接触する導電層を形成するステップと、
    を含む、方法。
  25. 前記第1のバッファ層内の前記トレンチは少なくとも0.1μm深さである、請求項24に記載の紫外発光素子を作製する方法。
  26. 前記第2のバッファ層は合体する、請求項24に記載の紫外発光素子を作製する方法。
  27. 前記第1のバッファ層はAlNから作製され、少なくとも0.1μmの深さまでトレンチ形成される、請求項24に記載の紫外発光素子を作製する方法。
  28. 前記トレンチは、少なくとも4μm以上700μm以下の幅を有する、請求項24に記載の紫外発光素子を作製する方法。
  29. 前記トレンチ間の距離は、少なくとも2μm以上1mm以下である、請求項24に記載の紫外発光素子を作製する方法。
  30. 紫外発光素子であって、
    トレンチ形成されている第1のバッファ層と、前記第1のバッファの上の第2のバッファ層(前記第2のバッファ層は、AlInGa1−x−yN(式中、0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含む)とを備えるテンプレートと、
    前記テンプレート上の第1の導電率を有する第1の層(ここで、前記第1の層は、複数のメサから成るアレイを備える)と、
    前記複数のメサの各メサ上の発光量子井戸領域と、
    前記量子井戸領域の各量子井戸領域上の第2の導電率を有する第2の層と、
    前記第1の層と電気的に接触している第1の電気コンタクトと、
    前記第1の電気コンタクトと電気的に接続している電流拡散層(ここで、該電流拡散層は前記第1の層の任意の部分の電流拡散長よりも遠くない)と、
    各前記第2の層に電気的に接続している第2の電気コンタクトと、
    前記複数のメサの各前記メサ間のリーク抑制層と、
    前記複数のメサの各前記メサ上の前記第2の電気コンタクトと電気的に接続している第3の電気コンタクトと、
    を備え、それによって、前記第1の電気コンタクト及び前記第2の電気コンタクトに電位が印加されると、該素子が紫外光を発光する、紫外発光素子。
  31. 紫外放射素子であって、
    第1の表面及び第2の表面を備える支持構造と、
    前記支持構造から突出している複数のマイクロピラー(ここで、該複数のマイクロピラーの各マイクロピラーは、前記支持構造から突出する第1の表面を備える)と、
    各前記マイクロピラーは紫外発光量子井戸領域を備え、該紫外発光量子井戸領域は、n型導電率を有する第1のAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)層と、p型導電率を有する第2のAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)層との間に堆積され、前記第1のAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)層は、AlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)を含むバッファ層上に成長され、
    前記第1のAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)に電気的に接続し、且つ第2の金属電極は前記第2のAlInGa1−x−yN(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)層に電気的に接続している第1の金属電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間のリーク抑制層と、
    前記第2の電極と電気的に接触し、前記リーク抑制層の最上部に堆積される第3の平坦金属電極と
    を備え、
    それによって、前記第1の金属電極及び前記第3の金属電極に電位が印加されると、該素子が紫外光を発光する、紫外発光素子。
  32. 前記マイクロピラーは500μm以下の直径を有する、請求項31に記載の紫外放射素子。
  33. チタン、ニッケル、プラチナ、モリブデン、タングステン、パラジウム、及び金から成る群から選択される、少なくとも1つの元素又は元素の合金を含む金属マスクを形成することによって、メサエッチングを形成することを含む、請求項31に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  34. 反応性エッチング、誘導結合プラズマ、湿式化学エッチング、又はそれらの組み合わせによってメサエッチングすることを含む、請求項31に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  35. メサの形成は、塩素ガス、塩化ホウ素ガス、四塩化炭素ガス、メタンガス、フッ素ガス、アルゴンガス、又はそれらの組み合わせを用いた多重ステップRF出力変調を含む、請求項31に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  36. 前記湿式化学エッチングは、有機溶液、酸性溶液、又はそれらの組み合わせによって行われる、請求項35に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  37. 前記有機溶液は、アセトン、トルエン、イソプロパノール、及びメタノールから選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項36に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  38. 前記酸性溶液は、王水、緩衝フッ化水素酸、塩酸、酢酸、硫酸、及び硝酸から選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項36に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  39. 前記第1の金属電極は、チタン、アルミニウム、ニッケル、金、パラジウム、プラチナ、バナジウム、モリブデン、及び窒化チタンから選択される少なくとも1つの材料の少なくとも1つの層を備える、請求項31に記載の紫外放射素子。
  40. 前記金属層は、単一ステップアニーリング又は多重ステップアニーリングを受ける、請求項31に記載の紫外放射素子を作製する方法。
  41. 前記第2の金属電極は、ニッケル、プラチナ、金、パラジウム、酸化インジウム、酸化インジウムスズ、酸化ニッケル、酸化パラジウム、酸化亜鉛、及び酸化ジルコニウムから選択される少なくとも1つの材料を含む少なくとも1つの層を備える、請求項31に記載の紫外放射素子。
  42. 前記リーク抑制層は、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、SU−8、BCB、及び絶縁ポリマーから選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項31に記載の紫外放射素子。
  43. 前記第3の電極は、前記リーク抑制層上に堆積され、各前記マイクロピラーを接続する、請求項31に記載の紫外放射素子。
  44. 前記第3の平坦金属電極は、チタン、タングステン、銅、ニッケル、金、パラジウム、プラチナ、バナジウム、モリブデン、及びチタン窒化物から選択される少なくとも1つの材料を含む少なくとも1つの層を備える、請求項43に記載の紫外放射素子。
  45. 前記紫外素子はフリップチップパッケージ素子である、請求項31に記載の紫外放射素子。
  46. 前記フリップチップパッケージは、AlN、SiC、Cu、CuW、Mo、又は銅合金から選択される熱キャリア又はサブマウントを備える、請求項45に記載の紫外放射素子。
  47. 前記支持構造は、基板、第1のバッファ層、第1のAlInGa1−x−y(0<x≦1、0≦y≦1、0<x+y≦1)層をさらに備え、前記第1のバッファ層は前記基板と前記第1のAlInGa1−x−y層との間にある、請求項31に記載の紫外放射素子。
  48. 前記基板は、レーザを利用したリフトオフ、ラッピング、及び研磨、湿式化学エッチング、並びにイオンミリングから選択される少なくとも1つの方法によって除去される、請求項31に記載の紫外放射素子。
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