JP2010533160A - mTORキナーゼおよび/またはP13Kに関連する病気に用いられるモルホリノピリミジン誘導体 - Google Patents
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Abstract
Description
国際特許出願WO2004/048365は、PI3K酵素の阻害活性を有し、癌治療において有用な化合物を開示している。これらの化合物は、アリールアミノおよびヘテロアリールアミノが置換されたピリミジンであり、これらはそれらのアリールアミノおよびヘテロアリールアミノの置換基の点で本発明の化合物とは異なる。さらにWO2004/048365は、本発明の−XR1個の置換基を有する化合物を開示していない。また欧州特許出願第1277738号でも癌治療において有用なPI3K活性の阻害剤が開示されており、ここでは4−モルホリノが置換された二環式ヘテロアリール化合物、例えばキナゾリンおよびピリド[3,2−d]ピリミジン誘導体、および、4−モルホリノが置換された三環式ヘテロアリール化合物が述べられているが、単環式ピリミジン誘導体は述べられていない。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−R13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−O2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−R13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択される;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−O2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−R13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−O2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−CR6R7OHであり;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−R13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
a)Design of Prodrugs,edited by H.Bundgaard,(Elsevier,1985)and Methods in Enzymology,Vol.42,p.309−396,edited by K.Widder,et al.(Academic Press,1985);
b)A Textbook of Drug Design and Development,edited by Krogsgaard−Larsen and H.Bundgaard,Chapter 5「Design and Application of Prodrugs”,by H.Bundgaard p.113−191(1991);
c)H.Bundgaard,Advanced Drug Delivery Reviews,8,1−38(1992);
d)H.Bundgaard,et al.,Journal of Pharmaceutical Sciences,77,285(1988);and
e)N.Kakeya,et al.,Chem Pharm Bull,32,692(1984)。
Cp〜qアルカノイルという用語は、−C(O)アルキル基を含む。
ハロという用語は、フルオロ、クロロ、ブロモ、および、ヨードを含む。
「Cp〜qシクロアルケニル」は、少なくとも1個のC=C結合を含む不飽和の、または部分的に飽和した単環式、二環式または三環式のカルボシクリル環系であり、ここで環のCH2基はC=O基で置換されていてもよい。
「ヘテロシクリル」は、3〜14個の環原子を含む飽和した、不飽和の、または部分的に飽和した単環式、二環式または三環式の環系であり、ここで環の1、2、3または4個の環原子は窒素、硫黄または酸素から選択され、該環は、炭素または窒素と連結していてもよく、環の窒素または硫黄原子は酸化されていてもよく、環のCH2基はC=O基で置換されていてもよい。「ヘテロシクリル」は、「ヘテロアリール」、「シクロヘテロアルキル」および「シクロへテロアルケニル」を含む。
「増殖性疾患」は、癌のような悪性疾患、加えて、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、免疫疾患または心臓血管疾患のような非悪性疾患を含む。
C1〜4アルキルの場合:メチル、エチル、プロピル、ブチル、2−メチルプロピル、および、tert−ブチル;
C1〜6アルキルの場合:C1〜4アルキル、ペンチル、2,2−ジメチルプロピル、3−メチルブチル、および、ヘキシル;
C3〜6シクロアルキルの場合:シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、および、シクロヘキシル;
C3〜6シクロアルキルC1〜4アルキルの場合:シクロプロピルメチル、シクロプロピルエチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、および、シクロヘキシルメチル;
アリールの場合:フェニル、および、ナフチル;
アリールC1〜4アルキルの場合:ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル、および、ナフチルエチル;
カルボシクリルの場合:アリール、シクロヘキセニル、および、C3〜6シクロアルキル;
ハロの場合:フルオロ、クロロ、ブロモ、および、ヨード;
C1〜4アルコキシの場合:メトキシ、エトキシ、プロポキシ、および、イソプロポキシ;
C1〜6アルコキシの場合:C1〜4アルコキシ、ペンチルオキシ、1−エチルプロポキシ、および、ヘキシルオキシ;
C1〜6アルカノイルの場合:アセチル、プロパノイル、および、2−メチルプロパノイル;
ヘテロアリールの場合:ピリジル、イミダゾリル、キノリニル、シンノリル、ピリミジニル、チエニル、ピロリル、ピラゾリル、チアゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、フラニル、ピリダジニル、ピラジニル、インドリル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、および、ベンゾチエニル;
ヘテロアリールC1〜4アルキルの場合:ピロリルメチル、ピロリルエチル、イミダゾリルメチル、イミダゾリルエチル、ピラゾリルメチル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、フラニルエチル、チエニルメチル、チエニルエチル、ピリジルメチル、ピリジルエチル、ピラジニルメチル、ピラジニルエチル、ピリミジニルメチル、ピリミジニルエチル、ピリミジニルプロピル、ピリミジニルブチル、イミダゾリルプロピル、イミダゾリルブチル、キノリニルプロピル、1,3,4−トリアゾリルプロピル、および、オキサゾリルメチル;
ヘテロシクリルの場合:ヘテロアリール、ピロリジニル、イソキノリニル、キノキサリニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、アゼチジニル、モルホリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、インドリニル、ジヒドロ−2H−ピラニル、および、テトラヒドロフラニル。
m、X、1YおよびY2、X、R1、X−R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R17、R18およびR19の具体的な値は、以下の通りである。このような値は、それぞれ個々に用いてもよいし、または、必要に応じて、本発明のあらゆる形態またはそれらの一部と組み合わせて用いてもよいし、本明細書において定義された定義、請求項または実施態様のいずれかと組み合わせて用いてもよい。
本発明の一形態において、mは、0、1、2または3である。
その他の形態において、mは、0、1または2である。
さらにその他の形態において、mは、0である(すなわちR3が存在しない)。
さらにその他の形態において、mは、1であり、R3は、メチルである。
本発明の一形態において、1Yは、Nであり、Y2は、CR8である。
その他の形態において、1Yは、Nであり、Y2は、CHである。
さらなる形態において、1Yは、CHまたはCFであり、Y2は、Nである。
さらにその他の形態において、1Yは、CHであり、Y2は、Nである。
本発明の一形態において、Xは、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−NR4C(O)−、−C(O)NR4−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基である。
その他の形態において、Xは、−NR4CH2−、−OCH2−、−OCH(CH3)−、−OC(CH3)2−、−SCH2−、−SCH(CH3)−、−SC(CH3)2−、−S(O)CH2−、−S(O)CH(CH3)−、−S(O)C(CH3)2−、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−、−S(O)2C(CH3)2−、−C(O)NR4−および−NR4C(O)−から選択されるリンカー基である。
さらなる形態において、Xは、−NHCH2−、−N(CH3)CH2−、−OCH2−、−OCH(CH3)−、−OC(CH3)2−、−SCH2−、−SCH(CH3)−、−SC(CH3)2−、−S(O)CH2−、−S(O)CH(CH3)−、−S(O)C(CH3)2−、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−、−S(O)2C(CH3)2−、−C(O)NH−、−C(O)N(CH3)−、−NHC(O)−および−N(CH3)C(O)−から選択されるリンカー基である。
その他の形態において、Xは、−SCH2−または−S(O)2CH2−である。
その他の形態において、Xは、−S(O)CH2−、−S(O)CH(CH3)−または−S(O)C(CH3)2−である。
その他の形態において、Xは、−S(O)2CH2−である。
R 1
本発明の一形態において、R1は、C1〜4アルキル、C3〜10シクロアルキル、アリール、C3〜10シクロアルキルC1〜4アルキル、アリールC1〜4アルキル、シクロヘテロアルキル、ヘテロアリール、シクロヘテロアルキルC1〜4アルキル、ヘテロアリールC1〜4アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−COR9、−CONR9R10、−NR9R10、および、−NR9COR10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
さらにその他の形態において、R1は、メチル、および、フェニルから選択される基である。
さらにその他の形態において、R1は、−CH2CH2OHである。
さらにその他の形態において、R1は、フェニルである。
一実施態様において、X−R1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHである。
一実施態様において、X−R1は、−C(CH3)2OHである。
R 2
本発明の一形態において、R2は、カルボシクリルまたはヘテロシクリルから選択され、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよい。
その他の形態において、R2は、フェニルまたはピリジルであり、該フェニルまたはピリジルは、任意に、−NHCSNR18R19で置換されていてもよい。
その他の形態において、R2は、以下に示す通りであり:
その他の形態において、R2は、以下に示す通りであり:
その他の形態において、R2は、以下に示す通りであり:
その他の形態において、R2は、以下に示す通りであり:
R 4
本発明の一形態において、R4は、水素またはメチルである。
R 4 およびR 1
本発明のその他の形態において、Xが、−NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−または−NR4S(O)2−である場合、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
本発明の一形態において、R5は、水素またはメチルである。
その他の形態において、R5は、水素である。
R 6
本発明の一形態において、R6は、水素またはメチルである。
その他の形態において、R6は、メチルである。
R 7
本発明の一形態において、R7は、水素またはメチルである。
その他の形態において、R7は、メチルである。
R 8
本発明の一形態において、R8は、水素またはハロである。
さらなる形態において、R8は、水素である。
R 9
本発明の一形態において、R9は、水素、または、C1〜4アルキルであり、ここで該C1〜4アルキルは、任意に、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜4アルコキシ、アミノ、C1〜4アルキルアミノ、および、ビス(C1〜4アルキル)アミノから選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよい。
さらなる形態において、R9は、水素、メチル、または、トリフルオロメチルである。
本発明の一形態において、R10は、水素である。
R 11
本発明の一形態において、R11は、水素、または、C1〜4アルキル、アリール、および、シクロヘテロアルキルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、ハロ、ヒドロキシおよびシアノから選択される1、2または3個の基で置換されていてもよい。
その他の形態において、R11は、水素またはメチルである。
本発明の一形態において、R12は、水素またはメチルである。
R 17
本発明の一形態において、R17は、水素、または、C1〜4アルキル、アリール、および、シクロヘテロアルキルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、ハロ、ヒドロキシおよびシアノから選択される1、2または3個の基で置換されていてもよい。
その他の形態において、R17は、水素またはメチルである。
R 18
本発明の一形態において、R18は、水素またはメチルである。
R 19
本発明の一形態において、R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
本発明の一形態において、R19は、−CH2CH2OHである。
本発明の一形態において、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
本発明の一形態において、式(I)で示される化合物の部分集合またはそれらの製薬上許容できる塩が提供される;
mは、0、1または2であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−NR4C(O)−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−COR9、−CONR9R10、−NR9R10、および、−NR9COR10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、メチルであり;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、Xが、−NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4C(O)−または−NR4S(O)2−である場合、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、5、6または7員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0、1または2であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−NR4CH2−、−OCH2−、−OCH(CH3)−、−OC(CH3)2−、−SCH2−、−SCH(CH3)−、−SC(CH3)2−、−S(O)CH2−、−S(O)CH(CH3)−、−S(O)C(CH3)2−、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−、−S(O)2C(CH3)2−、−C(O)NR4−および−NR4C(O)−から選択されるリンカー基であり;
R1は、アダマンチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピロリジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロリジニルメチル、ピロリジニルエチル、ピロリルメチル、ピロリルエチル、イミダゾリルメチル、イミダゾリルエチル、ピラゾリルメチル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、フラニルエチル、チエニルメチル、チエニルエチル、ピリジニルメチル、ピリジニルエチル、ピリミジニルメチル、ピリミジニルエチル、ピラジニルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−COR9、−CONR9R10、−NR9R10、および、−NR9COR10から選択される1、2または3個の置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、5または6員環のアリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで該基は、−NHCSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、メチルであり;
R4は、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、Xが、−NR4CH2−または−NR4C(O)−である場合、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、5または6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、0または1であり;
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NHCOCH3、−CONH2、および、−CONHCH3から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
または、−XR1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、フェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チアゾリルから選択され、ここで該基は、−NHCSNHR19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、存在する場合、メチルであり;
R11、R12およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、1であり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NHCOCH3、−CONH2、および、−CONHCH3から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
R2は、−NHCSNHR19で置換されたフェニルまたはピリジルであり、任意に、独立して、フルオロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシメチル、シアノメチル、−CONH2、−CONHCH3、および、−CON(CH3)2から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、メチルであり;および、
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、チエニル、イミダゾリルメチル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、および、ピリミジニルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
mは、1であり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;
1Yは、CHであり、Y2は、Nである。
R1は、メチル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロヘキシル、−CH2CH2OH、−、−CH2CH2NC(O)CH3、−CH2CONH2、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−アミノフェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソピロリジン−3−イル、チアゾール−2−イル、4−メチルチアゾール−2−イル、および、3−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イルから選択される基であり;
R2は:
式中、A1およびA2は、CHまたはNから選択されるが、A1またはA2の少なくとも一方がCHであり;
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、−CH2(シクロプロピル)、−CH2CH2NMe2、−CH(CH3)CH2OH、−C(CH3)2CH2OH、−CH2CH2OH、−CH2CH2CH2OH、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、チエン−2−イル、−CH2(イミダゾール−2−イル)、−CH2(イミダゾール−3−イル)、イソオキサゾリル−3−イル、6−オキソ−1H−ピリジン−2−イル、5−メチルイソキサゾール−3−イル、1−メチルピラゾール−4−イル、−CH2(1−メチルピラゾール−4−イル)、6−メトキシピリジン−3−イル、5−フルオロピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、および、1H−ピラゾール−3−イルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
Xは、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−NR4C(O)−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−COR9、−CONR9R10、−NR9R10、および、−NR9COR10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、X−R1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、アリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、メチルであり;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであるか、
または、Xが、−NR4CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4C(O)−または−NR4S(O)2−である場合、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、5、6または7員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
Xは、−NR4CH2−、−OCH2−、−OCH(CH3)−、−OC(CH3)2−、−SCH2−、−SCH(CH3)−、−SC(CH3)2−、−S(O)CH2−、−S(O)CH(CH3)−、−S(O)C(CH3)2−、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−、−S(O)2C(CH3)2−、−C(O)NR4−および−NR4C(O)−から選択されるリンカー基であり;
R1は、アダマンチル、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピロリジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロリジニルメチル、ピロリジニルエチル、ピロリルメチル、ピロリルエチル、イミダゾリルメチル、イミダゾリルエチル、ピラゾリルメチル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、フラニルエチル、チエニルメチル、チエニルエチル、ピリジニルメチル、ピリジニルエチル、ピリミジニルメチル、ピリミジニルエチル、ピラジニルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、で任意に、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−COR9、−CONR9R10、−NR9R10、および、−NR9COR10から選択される1、2または3個の置換基で置換されていてもよく;
または、X−R1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、5または6員環のアリールおよびヘテロアリールから選択され、ここで該基は、−NHCSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、メチルであり;
R4は、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、Xが、−NR4CH2−または−NR4C(O)−である場合、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、5または6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、6員環の複素環を形成し、ここで1個の環の炭素原子は、任意に、NまたはOで置換されていてもよく、ここで該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NHCOCH3、−CONH2、および、−CONHCH3から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
または、−XR1は、−C(CH3)2OH、または、−CH2OHであり;
R2は、フェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チアゾリルから選択され、ここで該基は、−NHCSNHR19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−COR11、−CONR11R12、−NR11R12、および、−NR11COR12から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、メチルであり;
R11、R12およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、および、ビス(C1〜6アルキル)アミノから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;および、
R19は、水素、または、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1〜6アルキル、および、ヘテロアリールC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NHCOCH3、−CONH2、および、−CONHCH3から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
R2は、−NHCSNHR19で置換されたフェニルまたはピリジルであり、任意に、独立して、フルオロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシメチル、シアノメチル、−CONH2、−CONHCH3、および、−CON(CH3)2から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
R3は、メチルであり;および、
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、チエニル、イミダゾリルメチル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、および、ピリミジニルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい。
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
R1は、メチル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロヘキシル、−CH2CH2OH、−CH2CH2NC(O)CH3、−CH2CONH2、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−アミノフェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソピロリジン−3−イル、チアゾール−2−イル、4−メチルチアゾール−2−イル、および、3−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イルから選択される基であり;
R2は、
式中、A1およびA2は、CHまたはNから選択されるが、A1またはA2の少なくとも一方がCHであり;
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、−CH2(シクロプロピル)、−CH2CH2NMe2、−CH(CH3)CH2OH、−C(CH3)2CH2OH、−CH2CH2OH、−CH2CH2CH2OH、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、チエン−2−イル、−CH2(イミダゾール−2−イル)、−CH2(イミダゾール−3−イル)、イソオキサゾリル−3−イル、6−オキソ−1H−ピリジン−2−イル、5−メチルイソキサゾール−3−イル、1−メチルピラゾール−4−イル、−CH2(1−メチルピラゾール−4−イル)、6−メトキシピリジン−3−イル、5−フルオロピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、および、1H−ピラゾール−3−イルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;および、
R1は、メチル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロヘキシル、−CH2CH2OH、−CH2CH2NC(O)CH3、−CH2CONH2、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−アミノフェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソピロリジン−3−イル、チアゾール−2−イル、4−メチルチアゾール−2−イル、および、3−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イルから選択される基であり;または、
−XR1は、C(CH3)2OHであり;
R2は、
式中、A1およびA2は、CHまたはNから選択されるが、A1またはA2の少なくとも一方がCHであり;
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、−CH2(シクロプロピル)、−CH2CH2NMe2、−CH(CH3)CH2OH、−C(CH3)2CH2OH、−CH2CH2OH、−CH2CH2CH2OH、フェニル、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、チエン−2−イル、−CH2(イミダゾール−2−イル)、−CH2(イミダゾール−3−イル)、イソオキサゾリル−3−イル、6−オキソ−1H−ピリジン−2−イル、5−メチルイソキサゾール−3−イル、1−メチルピラゾール−4−イル、−CH2(1−メチルピラゾール−4−イル)、6−メトキシピリジン−3−イル、5−フルオロピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、および、1H−ピラゾール−3−イルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;および、
R1は、メチル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロヘキシル、−CH2CH2OH、−CH2CH2NC(O)CH3、−CH2CONH2、フェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−アミノフェニル、ピリジン−4−イル、ピリジン−2−イル、2−オキソピロリジン−3−イル、チアゾール−2−イル、4−メチルチアゾール−2−イル、および、3−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イルから選択される基であり;または、
−XR1は、C(CH3)2OHであり;
R2は、
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、−CH2(シクロプロピル)、−CH2CH2NMe2、−CH(CH3)CH2OH、−C(CH3)2CH2OH、−CH2CH2OH、−CH2CH2CH2OH、フェニル、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、チエン−2−イル、−CH2(イミダゾール−2−イル)、−CH2(イミダゾール−3−イル)、イソオキサゾリル−3−イル、6−オキソ−1H−ピリジン−2−イル、5−メチルイソキサゾール−3−イル、1−メチルピラゾール−4−イル、−CH2(1−メチルピラゾール−4−イル)、6−メトキシピリジン−3−イル、5−フルオロピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、および、1H−ピラゾール−3−イルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;および、
R1は、メチル、−CH2CH2OH、および、フェニルから選択される基であり;または、
−XR1は、C(CH3)2OHであり;
R2は、
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、メチル、エチル、シクロプロピル、−CH2CH2NMe2、−CH2CH2OH、フェニル、4−フルオロフェニル、および、4−メトキシフェニルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−および−S(O)2C(CH3)2−から選択されるリンカー基であり;および、
R1は、メチル、−CH2CH2OH、および、フェニルから選択される基であり;または、
−XR1は、C(CH3)2OHであり;
R2は、
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、メチル、エチル、シクロプロピル、−CH2CH2NMe2、−CH2CH2OH、フェニル、4−フルオロフェニル、および、4−メトキシフェニルから選択される基であり;
および、R3は、メチルである。
1Yは、CHであり、Y2は、Nであり;
Xは、リンカー基−S(O)2C(CH3)2−であり;および、
R1は、メチル、および、フェニルから選択される基であり;または、
−XR1は、−C(CH3)2OHであり;
R2は、
R17は、水素であり;
R18は、水素であり;および、
R19は、−CH2CH2OHであり;
および、R3は、メチルである。
本発明のその他の形態は、以下から選択される化合物または化合物の組み合わせ、または、それらの製薬上許容できる塩を提供する:
3−エチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(4−フルオロフェニル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−フェニル−チオ尿素、
3−(4−メトキシフェニル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−メチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−エチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ジメチルアミノエチル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−シクロプロピルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−エチルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−エチル−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、および、
3−エチル−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素。
式(I)で示される化合物は、X=−S(O)2CR6R7−の場合、例えば、室温で、水およびエタノールの混合溶媒系中でオキソン(Oxone(登録商標))を用いることによって、XはSCR6R7−である式(I)で示される化合物を酸化させることによって製造してもよい。
本明細書において定義された中間体の多くは新規であり、これらは本発明のさらなる特徴として提供される。
mTORキナーゼ阻害剤としての、PI3キナーゼ阻害剤としての、インビトロにおけるPI3キナーゼのシグナル伝達経路活性化阻害剤としての、および、インビトロにおけるMDA−MB−468ヒト乳腺癌細胞の増殖の阻害剤としての本発明の化合物の作用を測定するために以下の分析を用いることができる。
この分析では、試験化合物の、組換えmTORによるリン酸化を阻害する能力を決定するために、アルファスクリーン(Alphascreen)技術(Gray et al.,Analytical Biochemistry,2003,313:234−245)を使用した。
(a)(ii)インビトロでのmTORキナーゼ分析(Echo)
この分析では、試験化合物の、組換えmTORによってリン酸化を阻害する能力を決定するために、アルファスクリーン技術を使用した(Gray et al.,Analytical Biochemistry,2003,313:234−245)。
(b)(i)インビトロでのPI3K酵素分析
この分析では、試験化合物のリン酸化を阻害する能力を脂質PI(4,5)P2の組換えI型PI3K酵素によって決定するために、アルファスクリーン技術を使用した(Gray et al.,Analytical Biochemistry,2003,313:234−245)。
(b)(ii)インビトロでのPI3K酵素分析(Echo)
この分析では、試験化合物のリン酸化を阻害する能力を脂質PI(4,5)P2の組換えI型PI3K酵素によって決定するために、アルファスクリーン技術を使用した(Gray et al.,Analytical Biochemistry,2003,313:234−245)。
(c)インビトロでのホスホ−Ser473Akt分析
この分析は、試験化合物の、Akt中のセリン473のリン酸化を阻害する能力を決定するものであり、これは、アキュメン(Acumen)のエキスプローラー(Explorer)技術(アキュメン・バイオサイエンス社(Acumen Bioscience Limited))、レーザー走査によって得られた画像の特徴を迅速に定量するのに用いることができるプレートリーダーを用いて評価される。
(d)インビトロでのMDA−MB−468ヒト乳腺癌増殖分析
この分析は、試験化合物の細胞増殖を阻害する能力を決定するものであり、セロミクス・アレイスキャン(Cellomics Arrayscan)技術を用いて評価される。本明細書の生物学的分析(b)で説明されているようにして、MDA−MB−468ヒト乳腺癌細胞系(LGCプロモケム(LGC Promochem),カタログ番号HTB−132)を慣例的手順で維持した。
式(I)で示される化合物の薬理学的特性は構造変化に応じて様々であると予想されるが、一般的には、上記の試験(a)〜(d)の1種またはそれより多くにおいて、式(I)で示される化合物が有する活性は以下の濃度または用量で実証されると考えられる:−
試験(a)(i):−多くの化合物に関して、mTORキナーゼに対するIC50は、10μM未満(具体的には0.001〜0.5μM)であり;
IC50が測定された実施例1bに関して、その値は0.55μMであった。
IC50が3回測定された実施例1bに関して、その値は、39.75、11.74、および、3.20μMであった。
IC50が2回測定された実施例1bに関して、その値は、1.93、および、1.74μMであった;
試験(d):−IC50は20μM未満である。
(i)臨床腫瘍学で用いられるような抗増殖性/抗新生物薬、およびそれらの組み合わせ、例えばアルキル化剤(例えば、シスプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、ナイトロジェンマスタード、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、および、ニトロソウレア類);代謝拮抗物質(例えば、抗葉酸剤、例えばフルオロピリミジン、例えば5−フルオロウラシルおよびテガフール、ラルチトレキセド、メトトレキセート、シトシンアラビノシド、ヒドロキシ尿素、および、ゲムシタビン);抗腫瘍抗生物質(例えば、アントラサイクリン、例えばアドリアマイシン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン−C、ダクチノマイシン、および、ミトラマイシン);細胞分裂抑制薬(例えば、ビンカアルカロイド、例えばビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシンおよびビノレルビン、ならびに、タキソイド、例えばパクリタキセル、および、タキソテール);および、トポイソメラーゼ阻害剤(例えば、エピポドフィロトキシン、例えばエトポシドおよびテニポシド、アムサクリン、トポテカン、および、カンプトテシン);
(ii)細胞増殖抑制性剤、例えば抗エストロゲン剤(例えば、タモキシフェン、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、および、ヨードキシフェン)、エストロゲン受容体のダウンレギュレーター(例えば、フルベストラント)、抗アンドロゲン剤(例えば、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド、および、酢酸シプロテロン)、LHRHアンタゴニスト、または、LHRHアゴニスト(例えば、ゴセレリン、リュープロレリン、および、ブセレリン)、プロゲストーゲン(例えば、酢酸メゲストロール)、アロマターゼ阻害剤(例えば、アナストロゾール、レトロゾール、ボラゾール(vorazole)、および、エキセメスタン)、および、5α−レダクターゼの阻害剤、例えばフィナステリド;
(iii)抗浸潤剤(例えば、c−Srcキナーゼファミリーの阻害剤、例えば4−(6−クロロ−2,3−メチレンジオキシアニリノ)−7−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]−5−テトラヒドロピラン−4−イルオキシキナゾリン(AZD0530;国際特許出願WO01/94341)、および、N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−2−{6−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ}チアゾール−5−カルボキサミド(ダサチニブ、BMS−354825;J.Med.Chem.,2004,47,6658−6661)、および、メタロプロテイナーゼ阻害剤、例えばマリマスタット、および、ウロキナーゼ型プラスミノゲン活性化因子受容体の機能の阻害剤);
(iv)増殖因子の機能の阻害剤:例えば、増殖因子抗体、および、増殖因子受容体抗体などの阻害剤(例えば、抗erbB2抗体トラスツズマブ[ハーセプチンTM]、および、抗erbB1抗体セツキシマブ[C225]);このような阻害剤としては、例えば、チロシンキナーゼ阻害剤、例えば上皮増殖因子ファミリーの阻害剤(例えば、EGFRファミリーのチロシンキナーゼ阻害剤、例えばN−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−6−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(ゲフィチニブ、ZD1839)、N−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミン(エルロチニブ、OSI−774)、および、6−アクリルアミド−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(CI1033)、および、erbB2チロシンキナーゼ阻害剤、例えばラパチニブ)、肝細胞増殖因子ファミリーの阻害剤、血小板由来増殖因子ファミリーの阻害剤、例えばイマチニブ、セリン/スレオニンキナーゼの阻害剤(例えば、Ras/Rafシグナル伝達阻害剤、例えばファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、例えばソラフェニブ(BAY43−9006))、および、MEKおよび/またはAktキナーゼを介した細胞シグナル伝達の阻害剤も挙げられる;
(v)抗血管新生剤、例えば、血管内皮増殖因子の作用を阻害するもの[例えば、抗血管内皮細胞増殖因子抗体ベバシズマブ(アバスチンTM)、および、VEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤、例えば4−(4−ブロモ−2−フルオロアニリノ)−6−メトキシ−7−(1−メチルピペリジン−4−イルメトキシ)キナゾリン(ZD6474;WO01/32651に記載の実施例2)、4−(4−フルオロ−2−メチルインドール−5−イルオキシ)−6−メトキシ−7−(3−ピロリジン−1−イルプロポキシ)キナゾリン(AZD2171;WO00/47212に記載の実施例240)、バタラニブ(Vatalanib)(PTK787;WO98/35985)、および、SU11248(スニチニブ;WO01/60814)、および、その他のメカニズムで作用する化合物(例えば、リノマイド(linomide)、インテグリンαvβ3の機能の阻害剤、および、アンギオスタチン)];
(vi)血管に障害を与える物質、例えばコンブレタスタチンA4、および、国際特許出願WO99/02166、WO00/40529、WO00/41669、WO01/92224、WO02/04434、および、WO02/08213で開示された化合物;
(vii)アンチセンス療法、例えば上記で列挙した標的に向けられたアンチセンス療法であり、例えばISIS2503、抗rasアンチセンス剤;
(viii)遺伝子治療アプローチ、例えば異常なp53または異常なBRCA1またはBRCA2のような異常な遺伝子を交換するアプローチ、GDEPT(遺伝子指向性酵素プロドラッグ療法)アプローチ、例えばシトシンデアミナーゼ、チミジンキナーゼ、または、細菌のニトロレダクターゼ酵素を用いたアプローチ、および、多剤耐性遺伝子治療のような化学療法または放射線治療に対する患者の耐性を増加させるアプローチ;および、
(ix)免疫療法アプローチ、例えば、患者の腫瘍細胞の免疫原性を増加させるためのエクスビボおよびインビボでのアプローチ、例えばインターロイキン2、インターロイキン4、または、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子のようなサイトカインとのトランスフェクション、T細胞のアネルギーを減少させるアプローチ、トランスフェクションされた免疫細胞を用いたアプローチ、例えばサイトカインでトランスフェクションされた樹状細胞、サイトカインでトランスフェクションされた腫瘍細胞系を用いたアプローチ、および、抗イディオタイプ抗体を用いたアプローチ。
特に他の指定がない限り、出発原料は市販のものを用いた。全ての溶媒および市販の試薬は実験用グレードを有し、入手した状態のままで用いた。
HPLC:アジレント(Agilent)1100、または、ウォーターズ(Waters)のアライアンス(Alliance)HT(2790および2795)
マススペクトロメーター:ウォーターズのZQESCi。
用いられる標準的なHPLCカラムは、フェノメネックス(Phemonenex)のジェミニ(Gemini)C18(5μm,50×2mm)である。
用いられる移動相は、以下の通りである:
移動相A:水、
移動相B:アセトニトリル、
移動相C:50:50の水:MeCN(v/v)中の1%のギ酸。
4種の一般的なHPLC方法が利用可能である:
場合によっては、標準的な酸を用いる方法は、必要とされる化合物のイオン化またはクロマトグラフィーでの分離のいずれかにとって不適切な場合がある。このようなケースにおいて、4種の類似した塩基を用いるHPLC方法を用いてもよい。
移動相A:水、
移動相B:アセトニトリル、
移動相D:アセトニトリル中の0.1%の880アンモニア。
機器:アジレント1100;カラム:ウォーターズの「シンメトリー(Symmetry)」2.1×30mm;マススペクトル解析では、化学イオン化(APCI)を使用;流速:0.7mL/分;吸収波長:254nm;
溶媒A:水+0.1%のTFA;
溶媒B:アセトニトリル+0.1%のTFA ;
溶媒の濃度勾配:15〜95%の溶媒B(2.7分間)、続いて95%の溶媒B(0.3分間)。
方法A:−
機器:アジレント1100;カラム:クロマシルC18逆相シリカ、100×3mm、粒度5μm;溶媒A:0.1%のTFA/水、溶媒B:0.08%のTFA/アセトニトリル;流速:1mL/分;溶媒の濃度勾配:10〜100%の溶媒B(20分間)、続いて100%の溶媒B(1分間);吸収波長:220、254および280nm。一般的に、生成物の保持時間を記録した。
機器:アジレント1100;カラム:ウォーターズの「Xテラ(Xterra)」C8逆相シリカ、100×3mm、粒度5μm;溶媒A:0.015Mアンモニア水溶液、溶媒B:アセトニトリル;流速:1ml/分、溶媒の濃度勾配:10〜100%の溶媒B(20分間)、続いて100%の溶媒B(1分間);吸収波長:220、254および280nm。一般的に、生成物の保持時間を記録した。
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
HBTU O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N¢,N¢−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩;
HATU O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N¢,N¢−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩;
HOBT 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール;
HOAT 1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール;
NMP N−メチルピロリジン−2−オン;
DMSO ジメチルスルホキシド;
DMF N,N−ジメチルホルムアミド;
DMA N,N−ジメチルアセトアミド;
THF テトラヒドロフラン;
DME 1,2−ジメトキシエタン;
DCCI ジシクロヘキシルカルボジイミド;
MeOH メタノール;
MeCN アセトニトリル;
DCM ジクロロメタン;
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン;
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン;
RT 室温(約17〜25oC);
tR 保持時間;
m/z 質量/電荷比。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ 0.58 -0.62 (2H, m), 0.74 -0.79 (2H, m), 1.25 (3H, d), 3.21 (3H, s), 3.23-3.28 (1H, m), 3.48 -3.54 (1H, m), 3.64 -3.68 (1H, m), 3.78 (2H, d), 3.97 -4.01 (2H, m), 4.18 (1H, d), 4.51 (2H, s), 6.83 (1H, s), 7.62 -7.65 (2H, m), 8.25 -8.29 (2H, m), 9.52 (1H, s)
LCMSスペクトル:MH+462,保持時間1.65分,酸をモニターする方法を使用。
4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]アニリン
NMRスペクトル: 1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.23 (3H, d), 3.31 (3H, s), 3.5 (1H, m), 3.64 (1H, m), 3.78 (1H, m), 4.13 (1H, m), 4.49 (2H, m), 5.57 (2H, s), 6.61 (2H, d), 6.68 (1H, s), 8.08 (1H, d)
LCMSスペクトル:MH+363,保持時間1.02分,酸を5分用いる方法。
LCMSスペクトル:MH+463,保持時間2.23分間,酸を5分用いる方法。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ1.21 -1.23 (m, 3H), 3.11 (s, 3H), 3.19 -3.26 (m, 1H), 3.42 -3.49 (m, 1H), 3.58 -3.62 (1H, m), 3.73 (d, 1H), 3.92 -3.96 (m, 2H), 4.27 -4.31 (m, 1H), 4.45 (s, 2H), 6.92 (s, 1H)
LCMSスペクトル:MH+306,保持時間1.42分,酸を5分用いる方法。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ3.13 (s, 3H), 4.79 (s, 2H), 7.87 (s, 1H)
LCMSスペクトル:MH+239,保持時間1.21分,酸を5分用いる方法。
2−クロロ−4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジンはまた、以下で説明する方法で製造することもできる。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO) δ 1.19 -1.25 (3H, m), 3.18 -3.22 (1H, m), 3.40 -3.47 (1H, m), 3.57 -3.60 (1H, m), 3.71 (1H, d), 3.90 -3.94 (1H, m), 3.96 -3.98 (1H, m), 4.28 -4.32 (3H, m), 6.94 (1H, s)。
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=354;HPLC保持時間=2.10分。
[2−クロロ−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]メタノール
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO) δ 1.20 -1.21 (3H, m), 3.18 -3.22 (1H, m), 3.40 -3.47 (1H, m), 3.56 -3.60 (1H, m), 3.71 (1H, d), 3.91 -3.94 (1H, m), 3.98 (1H, d), 4.35 (3H, d), 5.51 (1H, t), 6.74 (1H, s)。
マススペクトル;M+H+244。
[2−クロロ−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]メタノールはまた、水素化ホウ素リチウム(THF中の2M)(454mL,908.17mmol)を、15分にわたり0℃で、THF(4701mL)中のメチル2−クロロ−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−カルボキシレート(235g,864.92mmol)の溶液に一滴ずつ添加することによっても製造できる。この混合物を室温で2時間撹拌し、続いて水(1500mL)をゆっくり添加した。形成された白色の固体をデカントして除去し、THFを真空中で除去した。残留物に追加の水(500mL)を添加し、酢酸エチル(3×700mL)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮し、白色の固体を得た(これは、前述のサンプルと同一であった)。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO) δ 1.22 -1.24 (3H, m), 3.25 (1H, d), 3.41 -3.48 (1H, m), 3.57 -3.61 (1H, m), 3.71 (1H, d), 3.87 (3H, s), 3.91 -3.95 (1H, m), 4.25 (1H, s), 4.45 (1H, s), 7.29 (1H, s)。
マススペクトル;M+H+272。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ 0.59 -0.62 (2H, m), 0.74 -0.79 (2H, m), 1.24 (3H, d), 1.78 (6H, s), 2.90 -2.95 (1H, m), 3.04 (3H, s), 3.19 -3.25 (1H, m), 3.47 -3.54 (1H, m), 3.64 -3.67 (1H, m), 3.78 (1H, d), 3.96 -4.00 (1H, m), 4.22 -4.26 (1H, m), 4.59 -4.66 (1H, m), 6.78 (1H, s), 7.62 (2H, d), 8.14 (1H, s), 8.29 (2H, d), 9.51 (1H, s)。
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=490;HPLC保持時間=2.08分。
4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]アニリン
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ 1.33 (3H, d), 1.87 (6H, s), 2.93 (3H, s), 3.28 -3.35 (1H, m), 3.56 -3.63 (1H, m), 3.72 -3.76 (1H, m), 3.82 (1H, d), 3.90 (2H, s), 4.01 -4.05 (1H, m), 4.11 -4.15 (1H, m), 4.46 -4.53 (1H, m), 6.55 (1H, s), 6.71 (2H, d), 8.21 (2H, d)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=391;HPLC保持時間=2.05分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.13 MHz, DMSO-d6) δ 1.26 (3H, d), 1.72 (6H, s), 2.87 (3H, s), 3.19 -3.27 (1H, m), 3.44 -3.51 (1H, m), 3.60 -3.63 (1H, m), 3.72 (1H, d), 3.92 -3.96 (2H, m), 4.23 -4.32 (1H, m), 6.53 (1H, s)。
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=334;HPLC保持時間=1.95分。
実施例3:1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素
NMRスペクトル: 1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 1.20 (3H, d), 1.77 (3H, s), 1.78 (3H, s), 2.93 (3H, d), 3.11 -3.20 (1H, m), 3.45 -3.52 (1H, m), 3.61 -3.66 (1H, m), 3.76 (1H, d), 3.94 -3.98 (1H, m), 4.14 (1H, d), 4.50 -4.59 (1H, m), 6.69 (1H, s), 7.40 (2H, d), 7.46 -7.53 (4H, m), 7.61 -7.68 (1H, m), 7.78 -7.88 (3H, m), 9.73 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+526,HPLC保持時間=2.41分。
4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]アニリン
NMRスペクトル: 1H NMR (300.13 MHz, CDCl3) δ 1.33 (3H, d), 1.85 (3H, s), 1.85 (3H, s), 3.25 -3.35 (1H, m), 3.58 -3.67 (1H, m), 3.74 -3.85 (4H, m), 4.02 -4.07 (1H, m), 4.10 -4.15 (1H, m), 4.47 -4.50 (1H, m), 6.55 -6.59 (2H, m), 6.63 (1H, s), 7.30 -7.36 (2H, m), 7.45 -7.51 (1H, m), 7.53 -7.57 (2H, m), 7.74 -7.78 (2H, m)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=453;HPLC保持時間=2.22分。
NMRスペクトル: 1H NMR (300.13 MHz, CDCl3) δ 1.34 (3H, d), 1.75 (3H, s), 1.75 (3H, s), 3.26 -3.35 (1H, m), 3.53 -3.62 (1H, m), 3.69 -3.74 (1H, m), 3.79 -3.83 (1H, m), 4.00 -4.05 (2H, m), 4.34 (1H, d), 6.76 (1H, s), 7.45 -7.50 (2H, m), 7.56 -7.65 (3H, m)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=396;HPLC保持時間=2.46分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO-d6) δ 1.15-1.16 (3H, d), 3.11-3.18 (1H, td), 3.38-3.45 (1H, td), 3.55-3.58 (1H, dd), 3.70-3.73 (1H, d), 3.85-3.94 (2H, m), 4.15 (1H, bs), 4.64 (2H, s), 6.67 (1H, s), 7.63-7.66 (2H, m), 7.74-7.80 (3H, m)。
LCMSスペクトル:m/z(ES+)(M+H)+=368;HPLC保持時間=2.05分間。
実施例4:3−シクロプロピル−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO-d6) δ 0.57 -0.65 (2H, m), 0.72 -0.82 (2H, m), 1.24 (3H, d), 1.72 -1.85 (8H, m), 3.21 -3.35 (4H, m), 3.41 -3.54 (3H, m), 3.65 (1H, d), 3.77 (1H, d), 3.98 (1H, d), 4.24 (1H, d), 4.56 -4.66 (2H, m), 6.79 (1H, s), 7.62 (2H, d), 8.16 (1H, s), 8.29 (2H, d), 9.51 (1H, s)。
LCMSスペクトル:m/z(ES+)(M+H)+=534;HPLC保持時間=1.94分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO-d6) δ 1.21 (3H, d), 1.72 -1.81 (8H, m), 3.14 -3.22 (1H, m), 3.26 -3.35 (3H, m), 3.41 -3.52 (3H, m), 3.64 (1H, d), 3.76 (1H, d), 3.97 (1H, d), 4.19 (1H, d), 4.50 -4.60 (2H, m), 5.54 (2H, d), 6.58 -6.69 (3H, m), 8.06 (2H, d)
LCMSスペクトル:なし。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, DMSO-d6) δ 0.96 -1.04 (21H, m), 1.20 (3H, d), 1.79 -1.89 (2H, m), 3.12 -3.22 (3H, m), 3.39 -3.48 (1H, m), 3.58 (1H, d), 3.69 -3.78 (3H, m), 3.94 (1H, d), 4.08 (1H, s), 6.88 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ES+)(M+H)+=534;HPLC保持時間=3.98分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, CDCl3) δ 0.99 -1.07 (21H, m), 1.33 (3H, d), 2.06 -2.13 (2H, m), 3.20 -3.24 (2H, m), 3.26 -3.34 (1H, m), 3.50 -3.57 (1H, m), 3.66 -3.70 (1H, m), 3.77 -3.83 (3H, m), 3.99 -4.03 (2H, m), 4.16 (2H, s), 4.25 -4.37 (1H, m), 6.54 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=506;HPLC保持時間=3.42分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, CDCl3) δ 1.34 (3H, d), 2.12 -2.18 (2H, m), 3.27 (2H, t), 3.31 -3.35 (1H, m), 3.51 -3.57 (1H, m), 3.67 -3.70 (1H, m), 3.77 -3.82 (3H, m), 3.99 -4.03 (1H, m), 4.18 (2H, s), 4.26 -4.37 (1H, m), 6.51 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=350;HPLC保持時間=1.30分。
NMRスペクトル: 1H NMR (400.132 MHz, CDCl3) δ 1.32 (3H, d), 1.84 -1.90 (2H, m), 1.94 (1H, s), 2.69 (2H, t), 3.24 -3.32 (1H, m), 3.51 -3.58 (1H, m), 3.61 (2H, s), 3.67 -3.71 (1H, m), 3.73 -3.80 (3H, m), 3.98 -4.04 (2H, m), 4.28 -4.34 (1H, m), 6.45 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=318;HPLC保持時間=1.55分。
実施例5:3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素
NMRスペクトル: 1H NMR (399.902 MHz, DMSO) δ 1.23 (3H, d), 1.46 (6H, s), 3.20 (1H, m), 3.50 (1H, m), 3.57 (4H, m), 3.64 (1H, m), 3.77 (1H, m), 3.98 (1H, m), 4.16 (1H, m), 4.54 (1H, m), 4.84 (1H, m), 5.24 (1H, s), 6.84 (1H, s), 7.59 (2H, d), 7.85 (1H, s), 8.29 (2H, d), 9.81 (1H, s)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=432;HPLC保持時間=1.76分。
2−[2−(4−アミノフェニル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]プロパン−2−オール
NMRスペクトル: 1H NMR (399.902 MHz, DMSO) δ 1.21 (3H, d), 1.43 (6H, s), 3.17 (1H, m), 3.47 (1H, m), 3.63 (1H, m), 3.76 (1H, m), 3.97 (1H, m), 4.13 (1H, m), 4.48 (1H, m), 5.18 (1H, s), 5.50 (2H, m), 6.59 (2H, d), 6.71 (1H, s), 8.07 (2H, d)
LCMSスペクトル:m/z(ESI+)(M+H)+=329;HPLC保持時間=1.95分。
NMRスペクトル: (400.13 MHz, DMSO-d6) δ 1.16 -1.23 (3H, m), 1.36 (6H, s), 3.15 -3.23 (1H, m), 3.40 -3.47 (1H, m), 3.56 -3.60 (1H, m), 3.71 (1H, d), 3.91 -3.94 (2H, m), 4.34 (1H, s), 5.28 (1H, s), 6.87 (1H, s)。
マススペクトル; M+H+ 272。
Claims (17)
- 式(I):
で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩であって;
式中、
mは、0、1、2、3または4であり;
1YおよびY2は、独立して、NまたはCR8であり、ただし1YおよびY2の一方がNであり、他方がCR8であり;
Xは、−CR4=CR5−、−CR4=CR5CR6R7−、−CR6R7CR5=CR4−、−CoC−、−CoCCR6R7−、−CR6R7CoC−、−NR4CR6R7−、−OCR6R7−、−SCR6R7−、−S(O)CR6R7−、−S(O)2CR6R7−、−C(O)NR4CR6R7−、−NR4C(O)CR6R7−、−NR4C(O)NR5CR6R7−、−NR4S(O)2CR6R7−、−S(O)2NR4CR6R7−、−C(O)NR4−、−NR4C(O)−、−NR4C(O)NR5−、−S(O)2NR4−および−NR4S(O)2−から選択されるリンカー基であり;
R1は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R9、−OR9、−SR9、−SOR9、−SO2R9、−COR9、−CO2R9、−CONR9R10、−NR9R10、−NR9COR10、−NR9CO2R10、−NR9CONR10R15、−NR9COCONR10R15、および、−NR9SO2R10から選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R2は、C1〜6アルキル、カルボシクリル、および、ヘテロシクリルから選択される基であり、ここで該基は、−NR17CSNR18R19で置換されており、任意に、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO2R11、−COR11、−CO2R11、−CONR11R12、−NR11R12、−NR11COR12、および、−NR11COCONR12R16から選択される1個またはそれより多くの置換基で置換されていてもよく;
各R3は、存在する場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO2R13、−COR13、−CO2R13、−CONR13R14、−NR13R14、−NR13COR14、−NR13CO2R14、および、−NR13SO2R14から選択され;
R4およびR5は、独立して、水素、または、C1〜6アルキルであり;
または、R1およびR4は、それらが結合している原子または原子群と共に、4〜10員環の炭素環または複素環を形成し、ここで1、2または3個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R6およびR7は、独立して、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R8は、水素、ハロ、シアノ、および、C1〜6アルキルから選択され;
R9およびR10は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R11、R12、R17およびR18は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
R13、R14、R15、R16およびR19は、独立して、水素、または、C1〜6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1〜6アルキル、ヘテロシクリル、および、ヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよく;
または、R18およびR19は、それらが結合している窒素原子と共に、3〜10員環の複素環を形成し、ここで1または2個の環の炭素原子は、任意に、N、OまたはSで置換されていてもよく、さらに該環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい、上記化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。 - 1YがCHであり、Y2がNである、請求項1に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
- −X−R1が、−C(CH3)2OHであるか、または
Xが、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−または−S(O)2C(CH3)2−であり;および、
R1が、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、フェネチル、ピリジニル、ピラゾリルエチル、フラニルメチル、チエニルメチル、チアゾリルメチル、チアジアゾリルメチル、および、ピラジニルエチルから選択される基であり、ここで該基は、任意に、アミノ、ハロ、シアノ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NHCOCH3、−CONH2、および、−CONHCH3から選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、請求項1または2に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。 - −X−R1が、−C(CH3)2OHであるか、または、
Xが、−S(O)2CH2−、−S(O)2CH(CH3)−または−S(O)2C(CH3)2−であり;および、
R1が、メチル、−CH2CH2OH、および、フェニルから選択される基である、請求項3に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。 - A1およびA2が、CHである、請求項5に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
- R19が、水素、または、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、チエニル、イミダゾリルメチル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、および、ピリミジニルから選択される基であり、ここで該基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロC1〜6アルキル、ハロC1〜6アルコキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、ヒドロキシC1〜6アルコキシ、C1〜6アルコキシC1〜6アルキル、C1〜6アルコキシC1〜6アルコキシ、アミノ、C1〜6アルキルアミノ、ビス(C1〜6アルキル)アミノ、アミノC1〜6アルキル、(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、ビス(C1〜6アルキル)アミノC1〜6アルキル、シアノC1〜6アルキル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルスルホニルアミノ、C1〜6アルキルスルホニル(C1〜6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1〜6アルキルスルファモイル、ビス(C1〜6アルキル)スルファモイル、C1〜6アルカノイルアミノ、C1〜6アルカノイル(C1〜6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1〜6アルキルカルバモイル、および、ビス(C1〜6アルキル)カルバモイルから選択される1個またはそれより多くの置換基で任意に置換されていてもよい、請求項5または6に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
- R19が、メチル、エチル、シクロプロピル、−CH2CH2NMe2、−CH2CH2OH、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、および、フェニルから選択される基である、請求項7に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
- 以下のいずれか一つから選択される、請求項1に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩:
3−エチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(4−フルオロフェニル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−フェニル−チオ尿素、
3−(4−メトキシフェニル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−メチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−エチル−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ジメチルアミノエチル)−1−[4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−シクロプロピルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−エチルチオ尿素、
1−[4−[4−[2−(ベンゼンスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−エチル−1−[4−[4−[2−(3−ヒドロキシプロピルスルホニル)プロパン−2−イル]−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
3−(2−ヒドロキシエチル)−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、
1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]−3−メチルチオ尿素、
3−シクロプロピル−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、および、
3−エチル−1−[4−[4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]フェニル]チオ尿素、または、それらの製薬上許容できる塩。 - 増殖性疾患の治療における医薬品として使用するための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
- 増殖性疾患の治療に使用する医薬品の製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩の使用。
- 温血動物(例えばヒト)において増殖抑制効果を生じさせるための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩の使用。
- 温血動物(例えばヒト)において増殖抑制効果を生じさせるのに使用する医薬品の製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩の使用。
- 治療が必要な温血動物(例えばヒト)において増殖抑制効果を生じさせる方法であって、該方法は、前記動物に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩の有効量を投与することを含む、上記方法。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩の有効量を投与することを含む、治療が必要な温血動物(例えばヒト)における癌、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、免疫疾患または心臓血管疾患の治療方法。
- 製薬上許容できる希釈剤またはキャリアーと共に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩を含む医薬組成物。
- 医薬品として使用するための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩。
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