JP2010531897A - ヒドロフルオロオレフィンを製造する2段階法 - Google Patents

ヒドロフルオロオレフィンを製造する2段階法 Download PDF

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Abstract

本発明では、ヒドロフルオロオレフィン(HFO)の合成方法を開示する。この方法は、以下の2段階:ヒドロクロロプロパンをヒドロフルオロプロパン(HFP)へと液相フッ素化する段階、続いてヒドロフルオロプロパン(HFP)をヒドロフルオロオレフィン(HFO)へと脱フッ化水素化する段階に基づく。

Description

本発明は、ヒドロフルオロオレフィンを製造する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、2段階法においてヒドロフルオロプロペンを製造する方法に関する。この二段階法は、ヒドロクロロプロパンをヒドロフルオロプロパンへとフッ素化し、続いて、後者の化合物を脱フッ化水素化してヒドロフルオロプロペンを形成することを含む。
オゾン層保護のためのモントリオール議定書では、クロロフルオロカーボン(CFC)の使用廃止が規定された。ヒドロフルオロカーボン(HFC)、例えばHFC−134aなどのオゾン層により「優しい」材料がクロロフルオロカーボンに取って代わった。後者の化合物は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスであることが判明しており、気候変動に関する京都議定書によって規制された。新たに出現しつつある代替材料、ヒドロフルオロプロペンは、環境上許容できる、すなわちオゾン層破壊係数(ODP)ゼロおよび許容可能な低い地球温暖化係数(GWP)を有することが示された。本発明では、ヒドロフルオロプロペンを製造する方法が記載される。
本発明は、式C3(a+x-1)7-(a+x)(式中、a=0、1、2、3または4であり、x=0、1であり、a+xは1以上である)のヒドロフルオロプロペンなどのヒドロフルオロオレフィンを製造する方法であって:
a)ヒドロクロロプロパンをHFでフッ素化して、式C3a+x8-(a+x)のヒドロフルオロプロパンを形成する段階;
b)ヒドロフルオロプロパンを脱フッ化水素化して、式C3(a+x-1)7-(a+x)のヒドロフルオロプロペンを形成する段階;
を含む方法を提供する。
本発明の方法の第1段階は、ヒドロクロロプロパンの、ヒドロフルオロプロパンへの触媒液相フッ素化を含む。ヒドロクロロプロパン出発原料は、当技術分野で公知の製造方法によって製造することができる。例えば、適切な触媒存在下において、CCl2=CCl2(パークロロエチレン)またはCH2=CCl2(ジクロロエチレン)などのオレフィンでテロマー化されたCH3Cl(塩化メチル)またはCCl4(四塩化炭素)など、塩素置換基1〜4個を有する単一炭素基をテロマー化することによる、ヒドロクロロカーボンの形成。
本発明の第1段階、ヒドロクロロプロパン(HCP)をフッ素化してヒドロフルオロプロパン(HFP)を形成する段階は、式1により進行する。
3a+xCl8-(a+x)+8−(a+x)HF→C3a+x8-(a+x)+8−(a+x)HCl 式1
代表的な反応を表1に示す:
Figure 2010531897
第1段階は、フッ素化剤としてHFを使用する液体フッ素化プロセスであり、Cl−F交換を介して進行する。必要なエネルギーレベルがかなり低いことと併せて目的の生成物に対する選択性が優れているため、気相フッ素化プロセスに対して、液相フッ素化プロセスには利点がある。しかしながら、C2およびC3化合物に関しては、液相フッ素化では通常、一部のCl交換しか達成されず、完全なCl置換を達成するための第2段階が必要とされる場合が多い。本発明の発明者らは、元素周期表(IUPAC 1988)の第3、4、5、13、14および15族の金属およびそれらの混合物(以前は、IIIA、IVa、IVb、Va、VbおよびVIbと呼ばれた元素周期表の族)の誘導体から有利に選択される触媒の存在下にて、出発ヒドロクロロプロパンのClの完全置換が液相プロセスにおいて達成されることを見出した。金属の誘導体は、これらの金属の水酸化物、酸化物および有機または無機塩、ならびにそれらの混合物を意味することが意図される。チタン、タンタル、モリブデン、ホウ素、スズおよびアンチモン誘導体が特に採用される。触媒は好ましくは、元素周期表の第14(IVa)および15(Va)族の金属の誘導体から選択され、さらに詳しくはスズおよびアンチモン誘導体から選択される。本発明による方法において、好ましい金属の誘導体は塩であり、これらは好ましくは、ハロゲン化物から選択され、さらに詳しくは塩化物、フッ化物および塩素フッ化物から選択される。本発明による特に好ましいフッ素化触媒は、塩化、フッ化、塩素フッ化スズおよびアンチモンであり、特に四塩化スズおよび五塩化アンチモンである。五塩化アンチモンが特に望ましい。上記のルイス酸触媒に加えて、アンチモン、チタン、ニオブおよびタンタルから誘導されるイオン性液体が、液相フッ素化プロセスに適している。これらの触媒の製造法の説明は、参照により本明細書に援用される米国特許第6,881,698号明細書に開示されている。
触媒が金属フッ化物および塩素フッ化物から選択される場合には、これらは、塩化物から得られ、少なくとも部分的なフッ素化にかけられる。このフッ素化は、例えば、触媒をヒドロクロロプロパンと接触させる前に、フッ化水素を使用して行われる。代替形態において、ヒドロクロロプロパンをフッ化水素と反応させる間に、その場で行うことができる。
使用する触媒の量は、広い限度内で様々である。一般に、ヒドロクロロカーボン1モルにつき触媒が少なくとも0.001モルである。好ましくは、ヒドロクロロプロパン1モルにつき触媒が少なくとも0.01モルである。原則的に、使用する触媒の量に対する上限はない。例えば、液相において連続的に行われるプロセスにおいて、触媒とヒドロクロロプロパンのモル比は1000に達し得る。しかしながら、実際には、ヒドロクロロプロパン1モルにつき最高で約5モルの触媒が、一般に使用される。好ましくは、約1モルを超えない。特に好ましい手法では、一般に、ヒドロクロロプロパン1モルにつき触媒約0.5モルを超えない。
使用するフッ化水素とヒドロクロロプロパンのモル比は一般に、少なくとも5である。この作業は好ましくは、少なくとも8のモル比で行われる。使用するフッ化水素とヒドロクロロプロパンのモル比は一般に、100を超えるべきではなく、好ましくは50を超えない。
フッ化水素化が行われる温度は一般に、少なくとも50℃、好ましくは少なくとも80℃である。この温度は一般に、150℃を超えるべきではなく、好ましくは130℃を超えない。触媒として五塩化アンチモンを用いて、温度約100〜120℃で良好な結果が得られる。この触媒は、活性化触媒が一般式SbFxCly(x+y=5)を有するようにHFで活性化される。活性化プロセスは、反応物を反応容器に入れる前に行われる。
本発明による方法の第1段階は液相において行われる。圧力は、反応混合物が液状に維持されるように選択される。用いられる圧力は、反応混合物の温度の関数として変化する。一般には2〜40バールである。この作業は好ましくは、生成されたヒドロフルオロプロパンがさらに、少なくとも一部ガス状であり、反応混合物からそれを容易に単離することが可能となる、温度および圧力で行われる。
本発明による方法は、連続式またはバッチ式で行われる。非連続式方法では、使用する触媒の量は、使用するヒドロクロロプロパンの初期量に関して表され、連続式方法では、液相に存在するヒドロクロロプロパンの固定量に関して表されることを理解されたい。
反応器における反応物の滞留時間は、ヒドロクロロプロパンとフッ化水素との反応を許容可能な収率で行うのに十分でなければならない。それは、採用される作業条件の関数として、容易に決定することができる。
本発明による方法は、HFおよび触媒のどちらにも耐性のフルオロポリマーでコーティングされている反応器など、耐食性反応器で行わなければならない。反応混合物からヒドロフルオロプロパンおよび塩化水素をそれらが形成するにしたがって分離し、未転化反応物ならびに供給原料ヒドロクロロプロパンの不完全なフッ素化により形成する可能性があるヒドロクロロフルオロプロパンを反応器内に保持する、または反応器内に戻すことが有利である。このために、本発明による方法は、ガス流を流し出す装置を備えた反応器で有利に行われ、この装置は、例えば蒸留カラムおよび反応器の上に取り付けられた還流冷却器からなる。適切な制御によって、この装置は、反応器内に液体状態で保持されながら製造される、ヒドロフルオロプロパンおよび塩化水素、未転化ヒドロクロロプロパンおよびフッ化水素の大部分、ならびに、必要に応じてヒドロクロロプロパンの部分フッ素化から得られる副生成物の大部分を気相で流し出すことを可能にする。
第1段階で生成されたヒドロフルオロプロパンの脱フッ化水素化の第2段階は、気相で行われる。一般的な脱フッ化水素化触媒を使用して、ヒドロフルオロプロパンの気相脱フッ化水素化が行われる。一般に、本発明の脱フッ化水素化は、当技術分野で公知の脱フッ化水素化触媒を使用して行うことができる。これらの触媒としては、限定されないが、フッ化アルミニウム;フッ化アルミナ;フッ化アルミニウム担持金属;フッ化アルミナ担持金属;マグネシウム、亜鉛、ならびにマグネシウムおよび亜鉛および/またはアルミニウムの混合物の酸化物、フッ化物、およびオキシフッ化物;酸化ランタンおよびフッ化酸化ランタン;酸化クロム、フッ化酸化クロム、および三フッ化クロム;炭素、酸洗浄炭素、活性炭、立体マトリックス炭質材料;および炭素担持金属化合物;が挙げられる。金属化合物は、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、クロム、鉄、コバルト、ロジウム、ニッケル、銅、亜鉛、およびそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種類の金属の酸化物、フッ化物およびオキシフッ化物である。
ヒドロフルオロプロパンを脱フッ化水素化してヒドロフルオロオレフィンHFOを形成する、本発明の第2段階は、式2
3a+x8-(a+x)→C3(a+x-1)7-(a+x)+HF 式2
により進行する。
代表的な反応を表2に示す:
Figure 2010531897
脱フッ化水素化触媒としては、参照により本明細書に援用される欧州特許第406748 B1号明細書に開示される、フッ化アルミニウム、フッ化アルミナ、フッ化アルミニウム担持金属、およびフッ化アルミナ担持金属が挙げられる。適切な金属としては、クロム、マグネシウム(例えば、フッ化マグネシウム)、第VIIB族金属(例えば、マンガン)、第IIIB族金属(例えば、ランタン)、および亜鉛が挙げられる。使用時には、かかる金属は通常、ハロゲン化物(例えば、フッ化物)、酸化物、および/またはオキシハロゲン化物として存在する。フッ化アルミニウム担持金属およびフッ化アルミナ担持金属は、参照により本明細書に援用される米国特許第5,731,481号明細書に記載の手順によって製造することができる。一実施形態において、担持金属が使用される場合、触媒の金属総含有率は、約0.1〜20重量%、一般に約0.1〜10重量%である。好ましい触媒としては、フッ化アルミニウムおよび/またはフッ化アルミナから本質的になる触媒が挙げられる。
さらに、脱フッ化水素化触媒としては、マグネシウム、亜鉛、ならびにマグネシウムおよび亜鉛および/またはアルミニウムの混合物の酸化物、フッ化物、およびオキシフッ化物が挙げられる。例えば、本質的にすべての水が除去されるまで、酸化マグネシウムを約100℃で約18時間乾燥させることによって、適切な触媒を製造することができる。次いで、その乾燥した材料を使用する反応器に移す。次いで、酸化マグネシウムおよび反応器から残存する微量の水分を除去するために、反応器を通る窒素流を維持しながら、温度を徐々に約400℃まで上げる。次いで、温度を約200℃に下げ、窒素などの不活性ガスで任意に希釈された、HFなどのフッ素化剤、またはSF4、CCl3F、CClF3、CHF3、CHClF2、CF3CH2F、CF3CHF2等の他の気化性フッ素含有化合物を反応器に通す。HFのみまたは他の気化性フッ素含有化合物を反応器に通すまで、不活性ガスまたは窒素は徐々に低減される。この時点で、温度は約450℃まで上げられ、その温度で維持され、フッ化剤流量および触媒体積に応じて、酸化マグネシウムが少なくとも40重量%に相当するフッ化物含有率へと、例えば15〜300分間転化される。このフッ化物は、フッ化マグネシウムまたはオキシフッ化マグネシウムの形態をとり;残りの触媒は酸化マグネシウムである。時間および温度などのフッ化条件を調節して、40重量%を超えるフッ化物を含有する材料を提供することができることを理解されたい。
さらに、脱フッ化水素化触媒としては、酸化クロム、フッ化酸化クロム、および三フッ化クロムが挙げられる。三フッ化クロムは、空気または不活性雰囲気(例えば、窒素またはアルゴン)中で温度約350〜約400℃にて3〜12時間、好ましくは3〜6時間加熱することによって、CrF3XH2O(Xは3〜9、好ましくは4である)から製造することができる。
三フッ化クロムはそれ自体で、あるいは脱フッ化水素化触媒としての他のクロム化合物と併せても有用である。三フッ化クロムの製造は、参照により本明細書に援用される米国特許第6,031,141号明細書に記載されている。クロムの少なくとも10重量%が三フッ化クロムの形をとるクロムを含む触媒組成物、特にクロムの少なくとも25%が三フッ化クロムの形をとる触媒組成物、特にクロムの少なくとも60%が三フッ化クロムの形をとる触媒組成物が注目される。三フッ化クロムを含むクロムは、炭素、フッ化アルミニウム、フッ化アルミナ、フッ化ランタン、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛等の材料に担持し、かつ/またはその材料と物理的に混合することができる。フッ化マグネシウムおよび/またはフッ化亜鉛と併せた三フッ化クロムなどの組み合わせが好ましい。
さらに、脱フッ化水素化触媒としては、活性炭、または参照により本明細書に援用される米国特許第6,369,284号明細書に開示されている立体マトリックス炭質材料;あるいは炭素、または参照により本明細書に援用される米国特許第5,268,122号明細書に開示されている、炭素に担持された、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、クロム、鉄、コバルト、ロジウム、ニッケル、銅、亜鉛、およびそれらの混合物などの金属が挙げられる。以下の供給源:木、ピート、石炭、ココナツの殻、骨、亜炭、石油ベース残留物および糖のいずれから得られる炭素も、本発明の方法に有用である。使用することができる市販の炭素としては、以下の商標で販売されているもの:Barneby & Sutcliffe(商標)、Darco(商標)、Nucharm、Columbia JXN(商標)、Columbia LCK(商標)、Calgon PCB、Calgon BPL(商標)、Westvaco(商標)、Norit(商標)、およびBarnaby Cheny NBが挙げられる。
炭素は、酸洗浄炭素(例えば、塩酸で処理された、または塩酸に続いてフッ化水素酸で処理された炭素)を含む。酸処理は一般に、灰1000ppm未満を含有する炭素を提供するのに十分である。炭素の適切な酸処理は、参照により本明細書に援用される米国特許第5,136,113号明細書に記載されている。炭素は、立体マトリックス多孔質炭質材料も含む。その例は、参照により本明細書に援用される米国特許第4,978,649号明細書に記載されている。気体状または蒸気状炭素含有化合物(例えば、炭化水素)を大量の炭質材料(例えば、カーボンブラック)顆粒中に導入し;その炭素含有化合物を分解して、顆粒表面上に炭素を付着させ;蒸気を含む活性化剤ガスで得られた材料を処理して、多孔質炭質材料を得ること;によって得られる立体マトリックス炭質材料が注目される。このように、炭素−炭素複合材料が形成される。
触媒脱フッ化水素化は、範囲約200〜約500℃の温度にて、他の実施形態では範囲約300〜約450℃の温度にて適切に行われる。接触時間は通常、約1〜約450秒であり、他の実施形態では約10〜約120秒である。
反応圧力は、準大気圧、大気圧または過大気圧である。一般に、気圧付近が好ましい。しかしながら、脱フッ化水素化は、減圧(すなわち、1気圧未満の圧力)下にて有益に行うことができる。
触媒脱フッ化水素化は任意に、窒素、ヘリウム、またはアルゴンなどの不活性ガスの存在下で行われる。不活性ガスを添加して、脱フッ化水素化の程度を高めることができる。脱フッ化水素化を受ける、不活性ガスとヒドロフルオロカーボンのモル比が約5:1〜約1:1であるプロセスが注目される。窒素が好ましい不活性ガスである。
脱フッ化水素化の好ましい実施形態において、ヒドロフルオロカーボンの脱フッ化水素化は、CF3CH2CF3をCF2=CHCF3およびHFへと熱分解するために、以下の説明に記載のように、反応域内で高温で触媒の存在下にて行われる。適切な温度は、約350℃〜約900℃、好ましくは約450℃〜約900℃である。反応域内のガスの滞留時間は一般に、約0.5〜約60秒、好ましくは約2〜約20秒である。触媒脱フッ化水素化は、酸素または空気もしくは二酸化炭素などの酸素含有剤など、低レベルの酸化剤の非存在下または存在下にて行うことができる。低レベルの塩素ガスも使用することができる。プロセスが酸化剤の同時供給の非存在下で行われる場合、脱フッ化水素化触媒は、数時間または数日間使用した後、失活する。これが起こった場合には、プロセスを停止し、触媒を再生サイクルにかけなければならない。再生温度は理想的には、300〜400℃である。空気流は、375〜400℃を超えないように、徐々に反応器に導入される。暴走反応の場合には、反応温度が375〜400℃に回復するまで、プロセスの空気供給を停止しなければならない。理想的な接触時間は1〜100秒である。CO2発生に関して、再生サイクルを連続的にモニターし、それ以上のCO2発生が確認されなくなったら終了する。CO2発生は、ラインGCを使用することによって最も好都合にモニターされる。あるいは、空気またはCO2などの酸素含有ガスを使用して、脱フッ化水素化プロセスを行うことができる。理想的な空気供給は、酸素として0.1〜1%と計算される。活性空気ガスが同時供給される場合、通常の停止の必要なく、触媒を長時間使用することができる。
あるいは、本発明の第2段階は、反応域において高温にて触媒の非存在下でヒドロフルオロプロパンを脱フッ化水素化することによる、ヒドロフルオロプロペンの製造を含み得る。例えば、CF3CHFCHF2の熱分解によるCF3CF=CHFの製造。このプロセスは、CF3CHFCHF2+Δ→CF3CF=CHF+HF(式中、Δは熱を表し、HFはフッ化水素である)と示される。本明細書で使用される用語としての熱分解は、触媒の存在下での加熱によって起こされる化学変化を意味する。熱分解反応器は一般に、3つの区域:a)反応物が反応温度付近の温度にされる、予熱域;b)反応物が反応温度に達し、少なくとも部分的に熱分解され、生成物および副生成物が形成する、反応域;c)ストリームが存在する反応域が冷却されて、熱分解反応が停止される、停止域;を含む。実験室規模の反応器は反応域を有するが、予熱および急冷域を省いてもよい。
高温での、触媒の非存在下での脱フッ化水素化反応の反応圧力は、準大気圧、大気圧または過大気圧である。一般に、気圧付近が好ましい。しかしながら、脱フッ化水素化は、減圧(すなわち、1気圧未満の圧力)下にて有益に行うことができる。
高温での、触媒の非存在下での脱フッ化水素化は任意に、窒素、ヘリウムまたはアルゴンなどの不活性ガスの存在下にて行われる。不活性ガスを添加して、脱フッ化水素化の程度を高めることができる。脱フッ化水素化を受ける、不活性ガスとヒドロフルオロカーボンのモル比が約5:1〜約1:1であるプロセスが注目される。窒素が好ましい不活性ガスである。
触媒または無触媒脱フッ化水素化の反応域は、参照により本明細書に援用される米国特許第6,540,933号明細書に記載のようにニッケル、鉄、チタンまたはその合金から作製された反応容器であることができる。適切な形態の金属で任意に充填されたこれらの材料の反応容器(例えば、金属管)も使用することができる。合金が言及される場合、ニッケル約1〜約99.9重量%を含有するニッケル合金、鉄約0.2〜約99.8重量%を含有する鉄合金、およびチタン約72〜約99.8重量%を含有するチタン合金を意味する。ニッケルで、またはニッケル約40重量%〜約80重量%を含有するニッケル合金、例えば、Inconel(商標)600ニッケル合金、Hastelloy(商標)C617ニッケル合金またはHastelloy(商標)C276ニッケル合金などのニッケル合金で作製された空の(未充填)反応容器の使用が注目される。
本発明のヒドロフルオロオレフィンは、異なる異性体または立体異性体として存在し得る。すべての単一配置異性体、単一立体異性体、またはそのいずれかの組み合わせが含まれる。例えば、HFC−1234ze(CF3CH=CHF)は、E−異性体、Z−異性体、または両方の異性体の任意の比の混合物を意味する。
ヒドロフルオロプロパンのヒドロフルオロプロペンへの無触媒熱分解において、反応器は、プロセスと一致する任意の形状をとり得るが、直線状またはコイル状の円筒形管が好ましい。重要ではないが、かかる反応器は一般に、内径約1.3〜約5.1cm(約0.5〜約2インチ)、長さ5〜約8cm(約6〜20インチ)を有する。熱は管の外側にかけられ、化学反応は管の内側で起こる。少なくとも、反応物および生成物にさらされるフッ化水素耐性材料の面に関しては、反応器およびそれに付随する供給ライン、流出液ラインおよび付随するユニットが構成される必要がある。フッ素化分野で公知の一般的な構成材料としては、特にオーステナイト系のステンレス鋼、公知の高ニッケル合金、例えばMonel(登録商標)ニッケル−銅合金、Hastelloyベースの合金およびInconel(登録商標)ニッケル−クロム合金および銅覆鋼が挙げられる。反応器が高温にさらされる場合には、反応器は、複数種の材料で構成され得る。例えば、反応器の外面層は、構造完全性を維持し、かつ熱分解温度での腐食に耐える能力に関して選択され、反応器の内面層は、反応物および生成物による腐食に対して耐性、すなわち反応物および生成物に対して不活性な材料の層が選択される必要がある。本発明の方法の場合には、フッ化水素生成物は、特定の材料に対して腐食性であり、すなわち、反応器は、高温での物理的強度を得るために選択される外部材料と、熱分解温度での反応物および生成物による腐食に対する耐性を得るために選択される内部材料とで構成され得る。
本発明の方法の第2段階については、反応器の内部表面層は、高ニッケル合金、すなわち、Nickel200として公知の商用銘柄などの、ニッケルを少なくとも約50重量%含有する合金、好ましくはニッケルを少なくとも約75重量%有するニッケル合金、さらに好ましくはクロム約8重量%未満を有するニッケル合金、またさらに好ましくはニッケルを少なくとも約98重量%含有するニッケル合金、最も好ましくは実質的に純粋なニッケルで製造されていることが好ましい。反応器の内部表面層の材料は、ニッケルまたはその合金よりも金がさらに好ましい。内部表面層の厚さは、熱分解には実質的に影響せず、内部表面層の完全性がそのままである限り、重要ではない。内部表面層の厚さは一般に、約10〜約100ミル(0.25〜2.5mm)である。内部表面層の厚さは、製造方法、材料の費用、および所望の反応器寿命によって決定され得る。
反応器の外部表面層は、酸化または他の腐食に対して耐性であり、かつ反応容器が変形しないように、反応温度にて十分な強度を維持する。この層は好ましくは、Inconel(登録商標)合金、さらに好ましくはInconel(登録商標)600である。
本発明の方法を行うのに有用な反応器は、前述の構成材料を含む管である。反応器は、その反応器を通るガスの流れが部分的に遮断され、逆混合、すなわち乱流が起こり、それによって、気体の混合および良好な熱伝達が促進される反応器を含む。この部分的な遮断は好都合にも、反応器の内部にパッキング(packing)を配置し、その断面を充填し、または多孔バッフルを使用することによって得られる。反応器パッキングは、粒状または繊維状であり、好ましくは挿入および取り出しを容易にするためにカートリッジ配置であり、コークスの蓄積を防ぐため、かつ圧力低下を最小限に抑えるため、かつガスの自由な流れを可能にするために、ラシヒリングまたは高い自由体積を有する他のパッキングなどの開放構造を有する。好ましくは、かかる反応器のパッキングの外部表面は、反応器内部表面層の材料と同一な材料、ヒドロフルオロカーボンの脱フッ化水素化を触媒せず、かつフッ化水素に対して耐性である材料を含む。自由体積は、反応器区域の体積から反応器のパッキングを構成する材料の体積を引いたものである。自由体積は、少なくとも約80%、好ましくは少なくとも約90%、さらに好ましくは約95%である。
CF3CH2CF3のCF2=CHCF3への転化を達成する熱分解は適切には、少なくとも約700℃、好ましくは少なくとも約750℃、さらに好ましくは少なくとも約800℃の温度で行われる。最高温度は、約1,000℃以下、好ましくは約950℃以下、さらに好ましくは約900℃以下である。熱分解温度は、反応区域のおよその中点での内部のガス温度である。
反応区域内のガスの滞留時間は一般に、温度約700〜約900℃および気圧にて、約0.5〜約60秒、さらに好ましくは約2〜約20秒である。滞留時間は、所定の反応温度および圧力での反応区域の純体積および反応器への気体供給の供給体積量から決定され、一定体積のガスが反応域に残っている、時間の平均量を意味する。
熱分解は好ましくは、CF3CH2CF3を少なくとも約25%、さらに好ましくは少なくとも約35%、最も好ましくは少なくとも約45%転化するように行われる。転化率とは、反応器を1回通過する間に消費される反応物の割合を意味する。熱分解は好ましくは、少なくとも約50%、さらに好ましくは少なくとも約60%、最も好ましくは少なくとも約75%のCF3CH=CF2収率が得られるように行われる。収率とは、消費されるCF3CH2CF21モルにつき生成されるCF3CH=CF2のモル数を意味する。
反応は好ましくは、準大気圧、または全大気圧で行われる。すなわち、反応物+他の成分が、準大気圧または気圧である。不活性ガスが以下に記述されるように他の成分として存在する場合、反応物+かかる成分の分圧の合計が準大気圧または大気圧である。全大気圧付近がさらに好ましい。この反応は、全減圧(すなわち、1気圧未満の全圧)下にて有益に行われ得る。
HFの除去および添加は可逆プロセスである。したがって、第2段階において、同時生成したHFをフッ素化プロペンから分離して、逆反応を最小限にしなければならない。この分離は、スクラビング、吸着または膜分離など当技術分野で公知の方法によって達成されることが好ましい。
実施例1:245cbへの240cbの液相フッ素化
CCl3CCl2CH3+HF→CF3CF2CH3
背圧100psigの調整器、5℃で維持される冷却凝縮器を備えた1Lオートクレーブ内で無水HFガス(120g、6モル)を凝縮し、乾燥窒素雰囲気下にてオートクレーブに無水SbCl5(5g、0.017モル)を入れることによって、触媒が活性化される。副生成物HClガスは、スクラバーに排出される。続いて、240cb 120g、0.55モルをオートクレーブに添加し、混合物を100℃で2時間連続して攪拌する。HClガス副生成物を連続して排出し、得られた有機生成物を窒素流20ccmと共に移し、0℃で回収する。得られた生成物は、245cb(CF3CF2CH3)60gであると見込まれる。転化率100%での選択率90%が見込まれる。
実施例2:1234yfへの245cbの脱フッ化水素化
CF3CF2CH3→CF3CF=CH2
AlF3に担持されたNI6%−Cr6%触媒を収容する固定層反応器に245cbを供給した。高温にてHFで触媒を活性化した。反応器を350℃で維持し、接触時間は89秒であった。1234yfに対する選択率85%と共に転化率70%が得られた。
実施例3:245ebへの240dbの触媒液相フッ素化
CCl3CHClCH2Cl+HF→CF3CHFCH2
背圧100psigの調整器、5℃で維持される冷却凝縮器を備えた1Lオートクレーブ内で無水HFガス(120g、6モル)を凝縮した。触媒を活性化した後、乾燥窒素雰囲気下にてオートクレーブに無水SbCl5(5g、0.017モル)を入れた。副生成物、HClガスが排出された。続いて、240db(120g、0.55モル)をオートクレーブに添加し、混合物を100℃で2時間連続して攪拌した。HClガス副生成物を連続して排出し、得られた有機生成物を窒素流(20cc/m)と共に移し、0℃で回収した。得られたと見込まれる生成物は240eb(CF3CHFCH2F)60gであると考えられる。転化率100%での選択率90%が見込まれる。
実施例4:1234yfへの245ebの脱フッ化水素化
CF3CHFCH2F→CF3CF=CH2
実施例5で使用される触媒を用いて、245ebを脱フッ化水素化した。245ebを340℃にて20cc/mで実施例5に記載の反応器に供給した。HF副生成物をスクラビングし、目的の有機生成物を乾燥させた後、1234yfが生成された。転化率85%での選択率70%が達成された。
実施例5:245faへの240faの液相フッ素化
CCl3CH2CHCl2+HF→CF3CH2CHF2
背圧100psigの調整器、5℃で維持される冷却凝縮器を備えた1Lオートクレーブ内で無水HFガス(120g、6モル)を凝縮した。触媒を活性化した後、乾燥窒素雰囲気下にてオートクレーブに無水SbCl5(5g、0.017モル)を入れた。副生成物、HClガスをスクラバーに排出した。続いて、240fa(120g、0.55モル)をオートクレーブに添加し、混合物を100℃で2時間連続して攪拌した。HClガス副生成物を連続して排出し、得られた有機生成物を窒素流(20cc/m)を介して移し、0℃で回収した。得られた生成物は245fa(CF3CF2CH3)60gを含む。転化率100%での選択率90%。
実施例6:1234zeへの245faの触媒脱フッ化水素化
このプロセスは、固定層触媒反応器を使用して行った。2種類の触媒を用いた。使用される触媒の一覧および処理条件を表3に示す。
Figure 2010531897
実施例7:KOH水溶液を使用した、1234zeへの245faの脱フッ化水素化
KOH溶液3000ml(2.7モル)中に245faを室温にて10cc/mで供給した結果、トランス−1234ze74重量%およびシス−1234ze23.9重量%への転化率26%が得られた。
実施例8:KOH水溶液を使用した、1234yfへの245ebの脱フッ化水素化
140℃で20%KOH中に245ebを供給した結果、6時間後に選択率90%と併せて1234yfへの転化率95%が得られた。
実施例9:パークロロエチレンへの塩化メチルの添加
CH3Cl+CCl2=CCl2→CCl3CCl2CH3
パークロロエチレン1モル、無水AlCl30.01モルの混合物を共に0℃で攪拌した。続いて、塩化メチルガス(20cc/m)を溶液に通気した。混合物を室温まで徐々に温めた。得られると見込まれる生成物は、主に高分子量材料であり、生成物の約10%が240cb(ペンタクロロプロパン)と同定された。
本発明はその特定の実施形態に関して記載されているが、本発明の多くの他の形態および修正形態は当業者には理解されることは明らかである。添付の特許請求の範囲および本発明は一般に、本発明の真の趣旨および範囲内にある、かかるすべての明らかな形態および修正形態を包含すると解釈されるべきである。

Claims (24)

  1. 式C3(a+x-1)7-(a+x)(式中、a=0、1、2、3または4であり、x=0、1、2または3であり、a+xは1以上である)のヒドロフルオロオレフィンを製造する方法であって、
    a)式C3a+xCl8-(a+x)のヒドロクロロカーボンをHFでフッ素化して、式C3a+x8-(a+x)のヒドロフルオロプロパンを形成する段階;
    b)前記ヒドロフルオロプロパンを脱フッ化水素化して、式C3(a+x-1)7-(a+x)のヒドロフルオロオレフィンを形成する段階;
    を含む方法。
  2. 前記フッ素化が、フッ素化触媒の存在下にて液相中で行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フッ素化触媒が、アンチモン、チタン、スズまたはイオン性液体から選択される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記触媒が、ヒドロクロロカーボン1モルにつき少なくとも0.001モルの量で存在する、請求項2に記載の方法。
  5. 前記触媒が、ヒドロクロロカーボン1モルにつき約0.5〜1モルの量で存在する、請求項2に記載の方法。
  6. ヒドロクロロカーボンとHFのモル比が約5:1〜50:1である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記フッ素化が、温度約50〜130℃で行われる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記フッ素化が、圧力約2〜40バールで行われる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記脱フッ化水素化が、脱フッ化水素化触媒の存在下にて行われる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記脱フッ化水素化触媒が、担持または非担持クロムベース触媒である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記触媒が、亜鉛、ニッケルまたはマンガンから選択される共触媒をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記担体が、フッ素化アルミナ、フッ素化クロミア、フッ素化マグネシアまたはカーボングラファイトから選択される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記脱フッ化水素化が、温度約200〜900℃で行われる、請求項1に記載の方法。
  14. 前記脱フッ化水素化の接触時間が、約1〜450秒の範囲である、請求項1に記載の方法。
  15. 前記脱フッ化水素化が、準大気圧から過大気圧の圧力で行われる、請求項1に記載の方法。
  16. 前記脱フッ化水素化が、酸素、酸素含有ガス、塩素またはそれらの混合物から選択されるガスを供給することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記脱フッ化水素化が熱分解反応である、請求項1に記載の方法。
  18. 前記脱フッ化水素化が、酸素、酸素含有ガス、塩素またはそれらの混合物から選択されるガスを供給することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. c)未反応ヒドロフルオロプロパンおよび部分脱フッ化水素化材料から前記ヒドロフルオロオレフィンを分離する段階;
    d)前記未反応ヒドロフルオロプロパンおよび部分脱フッ化水素化材料を前記脱フッ化水素化段階b)に再循環させる段階;
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. それが生成するにしたがって、ヒドロフルオロオレフィンからHFを除去する段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記除去が、スクラビング、吸着または膜分離によって達成される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記ヒドロフルオロプロパンが、CF3CH2CHF2(245fa)、CF3CF2CH3(245cb)、CF3CF2CH3(254fb)またはそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の方法。
  23. 前記ヒドロフルオロオレフィンが、CF3CH=CHF(1234ze)、CF3CF=CH2(1234yf)、CF3CH=CH2(1243zf)またはそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の方法。
  24. 前記ヒドロクロロカーボンが、式CHxCl4-xの塩素含有基を式C2aCl4-aの二炭素基でテロマー化し、式C3a+xCl8-(a+x)の前記ヒドロクロロカーボンを形成することによって形成される、請求項1に記載の方法。
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