JP2010531304A5 - - Google Patents

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JP2010531304A5
JP2010531304A5 JP2010513237A JP2010513237A JP2010531304A5 JP 2010531304 A5 JP2010531304 A5 JP 2010531304A5 JP 2010513237 A JP2010513237 A JP 2010513237A JP 2010513237 A JP2010513237 A JP 2010513237A JP 2010531304 A5 JP2010531304 A5 JP 2010531304A5
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Description

幾つかの実施態様において、該細胞は、哺乳動物細胞である。幾つかの実施態様において、該細胞はヒト細胞である。幾つかの実施態様において、該細胞は、癌細胞である。
幾つかの実施態様において、本明細書に開示した発明は、有効量のPFKFB3阻害剤から成る、治療を必要とする患者の癌を治療するための医薬組成物を提供する。幾つかの実施態様において、このPFKFB3阻害剤、化学式(II)で表わされる化合物又はこれらの医薬的に許可された塩である。幾つかの実施態様において、該化合物は化学式(IIIa)、(IIIb)、(IIIc)及び(IIId)の中の一つで表わされる化合物である。幾つかの実施態様において、該患者は、哺乳動物である。幾つかの実施態様において、該患者はヒトである。幾つかの実施態様において、該癌は、乳癌、肺癌、子宮頸癌、皮膚癌及び白血病からなる群から選択される。
幾つかの実施態様において、該医薬組成物は更に、1又は2以上の付加的な治療用化合物を含む。幾つかの実施態様において、1又は2以上の付加的治療用化合物は、抗癌治療薬である。幾つかの実施態様において、1又は2以上の付加的治療用化合物は、シスプラチン及びタキソールからなる群から選択される。



Claims (76)

  1. 6−ホスホフルクト−2−キナーゼ/フルクトース−2,6−ビスホスファターゼ3(PFKFB3)を阻害化合物と接触させることから成るPFKFB3を阻害する方法(但し、ヒトの治療方法を除く)
  2. 前記阻害化合物が化学式(I):
    Figure 2010531304
    (式中、XはC又はCHであり;
    は、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、但し式中、R、R、R、R及びRは、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群からそれぞれ独立して選択され、R及びRは、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群からそれぞれ独立して選択され;
    は、存在又は不存在であってもよく、存在する場合は、O、S、NR、アルキレン基及び置換アルキレン基からなる群から選択され、式中、Rは水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    は、存在又は不存在であってもよく、存在する場合は、O、S、NR、アルキレン基、置換アルキレン基及び三価の連結基からなる群から選択され、式中、Rは水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され、また三価の連結基は、Arに結合する第1の原子、Xに結合する第2の原子及びAr及びArからなる群の一つと結合する第3の原子からなり;及び
    Ar及びArはアリール基、置換アリール基、ヘテロアリール基及び置換ヘテロアリール基からなる群より独立に選択される。)
    で表わされる化合物である請求項1に記載の方法。
  3. Ar及びArの中の少なくとも一つがアザアリール基である請求項2に記載の方法。
  4. が不存在である請求項2に記載の方法。
  5. が存在し、LがCアルキレン基である請求項2に記載の方法。
  6. 前記化学式(I)で表わされる化合物が化学式(II)
    Figure 2010531304
    (式中、X、X及びXが、それぞれC又はCHであり;
    は、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、R、R、R、R及びRは、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群から、それぞれ独立に選択され、各R及びRは、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;
    10は、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    11は、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    ,A,A,A及びAは、それぞれ独立にN又はCR12であり、式中、各R12は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XはNR14であり、式中、R14は水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    は、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15は、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択され;
    又は、R10及び1個のR12は、一緒にアルキレン基を形成し;
    Arは、次の化学式:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択され、
    式中、各Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19は、N及びCR13からなる群から独立に選択され、式中、各R13は、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XはNR14であり、式中、R14は、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    はO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15は、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択され;
    又は式中、R10及び1個のR13は、一緒にアルキレン基を形成し;及び
    式中、A,A,A,A,A,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14、Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の少なくとも一つはNである。)で表わされる構造を有する化合物又はこれらの医薬的に許可された塩である請求項2に記載の方法。
  7. がOであり、XがCである請求項6に記載の方法。
  8. Arが:
    Figure 2010531304
    で表わされ;
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、かつ各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び、前記化学式(II)で表わされる化合物が化学式(III)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項6に記載の方法。
  9. 前記化学式(III)で表わされる化合物が以下の化合物:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択される請求項8に記載の方法。
  10. Arが:
    Figure 2010531304
    で表わされ、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    がO、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群より独立に選択され;及び化学式(II)で表わされる化合物が、化学式(IV)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項6に記載の方法。
  11. 前記化学式(IV)で表わされる化合物が、
    Figure 2010531304
    である請求項10に記載の方法。
  12. Arが:
    Figure 2010531304
    であり;
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び化学式(II)で表わされる化合物が化学式(V)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項6に記載の方法。
  13. 前記化学式(V)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項12に記載の方法。
  14. 細胞を有効量のPFKFB3阻害剤と接触させることから成る、細胞内の解糖フラックスを減少させる方法(但し、ヒトの治療方法を除く)
  15. 細胞を有効量の化学式(I):
    Figure 2010531304
    (式中、XがC又はCHであり;
    が、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、但し式中、R、R、R、R及びRが、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群からそれぞれ独立して選択され、R及びRが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群からそれぞれ独立して選択され;
    が、存在又は不存在であってもよく、存在する場合は、O、S、NR、アルキレン基及び置換アルキレン基からなる群から選択され、式中、Rが水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    が、存在又は不存在であってもよく、存在する場合は、O、S、NR、アルキレン基、置換アルキレン基及び三価の連結基からなる群から選択され、式中、Rが水素原子、アルキル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され、また三価の連結基が、Arに結合する第1の原子、Xに結合する第2の原子及びAr及びArからなる群の一つと結合する第3の原子からなり;及び
    Ar及びArが、アリール基、置換アリール基、ヘテロアリール基及び置換ヘテロアリール基からなる群から独立に選択される。)
    で表わされる化合物と接触させることから成る、細胞内の解糖フラックスを減少させる方法。
  16. Ar及びArの中の少なくとも一つがアザアリール基である請求項15に記載の方法。
  17. が不存在である請求項15に記載の方法。
  18. が存在し、LがCアルキレン基である請求項15に記載の方法。
  19. 化学式(I)で表わされる化合物が化学式(II)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    (式中、X、X及びXが、それぞれC又はCHであり;
    が、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、R、R、R、R及びRが、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群から、それぞれ独立に選択され、各R及びRが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;
    10が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    11が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    ,A,A,A及びAが、それぞれ独立にN又はCR12であり、式中、各R12が水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    が、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択され;
    又は、R10及び1個のR12が、一緒にアルキレン基を形成し;
    Arが、次の化学式:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択され、
    式中、各Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19が、N及びCR13からなる群から独立に選択され、式中、各R13が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    がO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択され;
    又は式中、R10及び1個のR13が、一緒にアルキレン基を形成し;及び
    式中、A,A,A,A,A,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14、Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の少なくとも一つが、Nである。)
    を有する化合物又はこれらの医薬的に許可された塩である請求項15に記載の方法。
  20. がOであり、XがCである請求項19に記載の方法。
  21. Arが:
    Figure 2010531304
    であり;
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基、からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び、化学式(II)で表わされる化合物が化学式(III)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項19に記載の方法。
  22. 前記化学式(III)で表わされる化合物が、以下の化合物:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択される請求項21に記載の方法。
  23. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され、化学式(II)で表わされる化合物が化学式(IV)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項19に記載の方法。
  24. 化学式(IV)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項23に記載の方法。
  25. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され、
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(V)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項19に記載の方法。
  26. 化学式(V)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項25に記載の方法。
  27. 細胞に有効量のPFKFB3阻害剤を接触させることから成る、細胞の増殖能を減少させる方法(但し、ヒトの治療方法を除く)
  28. 細胞に有効量の化学式(II)
    Figure 2010531304
    (式中、X、X及びXが、それぞれC又はCHであり;
    が、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、R、R、R、R及びRが、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群から、それぞれ独立に選択され、各R及びRが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;
    10が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    11が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    ,A,A,A及びAが、それぞれ独立にN又はCR12であり、式中、各R12が水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    が、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択され;
    又が、R10及び1個のR12が、一緒にアルキレン基を形成し;
    Arが、次の化学式:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択され、
    式中、各Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19が、N及びCR13からなる群から独立に選択され、式中、各R13が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    がO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択され;
    又は式中、R10及び1個のR13が、一緒にアルキレン基を形成し;及び
    式中、A,A,A,A,A,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14、Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の少なくとも一つが、Nである。)
    で表わされる化合物又はこれらの医薬的に許可された塩を接触させることから成る、細胞の増殖能を減少させる方法(但し、ヒトの治療方法を除く)
  29. 前記細胞が哺乳動物細胞である請求項28に記載の方法。
  30. 前記細胞が癌細胞である請求項28に記載の方法。
  31. ,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の中の少なくとも一つが、CR13であり、式中、R13が構造:
    Figure 2010531304
    (式中、XがNR14であり、式中、R14が水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    が、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択される。)
    を有する置換基である請求項28に記載の方法。
  32. がOであり、XがCである請求項28に記載の方法。
  33. Arが:
    Figure 2010531304
    であり;
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(III)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項28に記載の方法。
  34. ,Y,Y,Y及びYの中の少なくとも一つが、CR13であり、式中、R13が構造:
    Figure 2010531304
    (式中、XがNR14であり、式中、R14が水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    が、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択される。)
    を有する置換基である請求項33に記載の方法。
  35. がOであり、Xが水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される請求項34に記載の方法。
  36. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIa):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項33に記載の方法。
  37. がNである請求項36に記載の方法。
  38. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIb):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項33に記載の方法。
  39. 及びAの中の一つがNである請求項38に記載の方法。
  40. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIc):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項33に記載の方法。
  41. がNである請求項40に記載の方法。
  42. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIId):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項33に記載の方法。
  43. 化学式(III)で表わされる化合物が以下の化合物:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択される請求項33に記載の方法。
  44. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(IV)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項28に記載の方法。
  45. 及びAが、それぞれNである請求項44に記載の方法。
  46. 化学式(IV)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項45に記載の方法。
  47. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(V)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項28に記載の方法。
  48. がNである請求項47に記載の方法。
  49. 化学式(V)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項48に記載の方法。
  50. 効量のPFKFB3阻害剤から成る、治療を必要とする患者の癌を治療するための医薬組成物であって、該PFKFB3阻害剤が、化学式(II)
    Figure 2010531304
    (式中、X、X及びXが、それぞれC又はCHであり;
    が、O、S、NR、C(R、OR、SR、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、R、R、R、R及びRが、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基及びアシル基からなる群から、それぞれ独立に選択され、各R及びRが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;
    10が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    11が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、アリール基及びアラルキル基からなる群から選択され;
    ,A,A,A及びAが、それぞれ独立にN又はCR12であり、式中、各R12が水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され:
    が、O、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基から選択され;
    又は、R10及び1個のR12が、一緒にアルキレン基を形成し;
    Arが、次の化学式:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択され、
    式中、
    各Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19が、N及びCR13からなる群から独立に選択され、式中、各R13が、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、ジアルキルカルバモイル基、硫酸基及び次の化学構造:
    Figure 2010531304
    を有する置換基からなる群から独立に選択され、
    式中、XがNR14であり、式中、R14が、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    がO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択され;
    又は式中、R10及び1個のR13が、一緒にアルキレン基を形成し;及び
    式中、A,A,A,A,A,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14、Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の少なくとも一つが、Nである。)
    で表わされる化合物又はこれらの医薬的に許可された塩である医薬組成物
  51. ,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y,Y10,Y11,Y12,Y13,Y14,Y15,Y16,Y17,Y18及びY19の中の少なくとも一つが、CR13であり、式中、R13が、次の化学構造:
    Figure 2010531304
    (式中、XがNR14であり、式中、R14が、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    がO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択される。)
    で表わされる請求項50に記載の医薬組成物
  52. がOであり、XがCである請求項50に記載の医薬組成物
  53. Arが:
    Figure 2010531304
    であり;
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基、からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び、
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(III)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項50に記載の医薬組成物
  54. ,Y,Y,Y及びYの中の少なくとも一つが、CR13であり、式中、R13が、次の化学構造:
    Figure 2010531304
    (式中、XがNR14であり、式中、R14が、水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から選択され;
    がO、S、C(R15及びNR14からなる群から選択され、式中、各R15が、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基及びアリール基からなる群から独立に選択され;及び
    が、水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基及びアルコキシ基からなる群から選択される。)
    で表わされる請求項53に記載の医薬組成物
  55. がOであり、Xが水素原子、アルキル基、アラルキル基及びアリール基から選択される請求項54に記載の医薬組成物
  56. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIa):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項53に記載の医薬組成物
  57. ArがNである請求項56に記載の医薬組成物
  58. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIb):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項53に記載の医薬組成物
  59. 及びAの中の一つがNである請求項58に記載の医薬組成物
  60. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIIc):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項53に記載の医薬組成物
  61. がNである請求項60に記載の医薬組成物
  62. 化学式(III)で表わされる化合物が化学式(IIId):
    Figure 2010531304
    で表わされる化合物である請求項53に記載の医薬組成物
  63. 化学式(III)で表わされる化合物が以下の化合物:
    Figure 2010531304
    からなる群から選択される請求項53に記載の医薬組成物
  64. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(IV)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項50に記載の医薬組成物
  65. 及びAがそれぞれNである請求項64に記載の医薬組成物
  66. 化学式(IV)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項65に記載の医薬組成物
  67. Arが:
    Figure 2010531304
    であり、
    X、X及びXが、それぞれCであり;
    が、O、S、NR及びC(Rからなる群から選択され、式中、Rが、水素原子及びアルキル基からなる群から選択され、また各Rが、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基及びアルキル基からなる群から独立に選択され;及び
    化学式(II)で表わされる化合物が化学式(V)で表わされる構造:
    Figure 2010531304
    を有する請求項50に記載の医薬組成物
  68. がNである請求項67に記載の医薬組成物
  69. 化学式(V)で表わされる化合物が:
    Figure 2010531304
    である請求項68に記載の医薬組成物
  70. 前記患者が哺乳動物である請求項50に記載の医薬組成物
  71. 前記癌が乳癌、肺癌、子宮頸癌、皮膚癌及び白血病からなる群から選択される請求項50に記載の医薬組成物
  72. に1又は2以上の治療用化合物を含む請求項50に記載の医薬組成物
  73. 前記1又は2以上の治療用化合物がシスプラチン及びタキソールからなる群から選択される請求項72に記載の医薬組成物
  74. 6−ホスホフルクト−2−キナーゼ/フルクトース−2,6−ビスホスファターゼ(PFKFB3)を阻害する能力を有する化合物をスクリーニングする方法であって、(a)PFKFB3の3Dモデルを提供すること、但し該PFKFB3モデルはフルクトース−6−リン酸塩(F6P)結合ポケットを含む;(b)ある化合物の3Dモデルを提供すること;及び(c)この化合物が、該PFKFB3のF6P結合ポケット中の1又は2以上の溶媒接触部位に接触する能力を決定するために、PFKFB3のモデルに対してこの化合物をスクリーニングすること、から成る方法。
  75. 腫瘍増殖を阻害する能力を有する化合物をスクリーニングする方法であって、(a)PFKFB3の3Dモデルを提供すること、但し該PFKFB3モデルはフルクトース−6−リン酸塩(F6P)結合ポケットを含む;(b)ある化合物の3Dモデルを提供すること;及び(c)この化合物が、該PFKFB3のF6P結合ポケット中の1又は2以上の溶媒接触部位に接触する能力を決定するために、PFKFB3のモデルに対してこの化合物をスクリーニングすること、から成る方法。
  76. 化合物をスクリーニングすることが、PFKFB3のモデルに対して多くの化合物をスクリーニングして、それぞれの化合物が、該PFKFB3のF6P結合ポケット中の1又は2以上の溶媒接触部位に接触する能力を決定することから成る請求項75に記載の方法。
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