JP2010530931A5 - - Google Patents

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JP2010530931A5
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本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
刺激応答性ポリマー、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質を含む、ナノ繊維または被覆表面。
(項目2)
約1nm〜100ミクロンの範囲の直径を有する、項目1に記載のナノ繊維。
(項目3)
少なくとも10から少なくとも約100の範囲のアスペクト比を有する、項目1に記載のナノ繊維。
(項目4)
上記刺激応答性ポリマーが、応力、温度、水分、pH、印加電場もしくは磁場、イオン強度、または生体分子に応答するポリマーを含む、項目1に記載のナノ繊維。
(項目5)
上記刺激応答性ポリマーが、熱応答性ポリマーである、項目1に記載のナノ繊維。
(項目6)
上記熱応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目5に記載のナノ繊維。
(項目7)
上記熱応答性ポリマーが、第1の所定温度範囲で第1の物理的性質、および第2の所定温度範囲で第2の物理的性質を有する、項目5に記載のナノ繊維。
(項目8)
少なくとも1個の潜在反応性・活性化可能基を活性化したときに、基材の表面と共有結合するように適合されている、項目1に記載のナノ繊維。
(項目9)
刺激応答性ポリマーを、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質と組み合わせて、組合せを形成するステップ、ならびに該組合せから少なくとも1本のナノ繊維を形成するステップを含む、潜在反応性材料を生成する方法であって、該ナノ繊維が、1nm〜100ミクロンの範囲の直径、および少なくとも約10から少なくとも約100の範囲のアスペクト比を有する、方法。
(項目10)
上記刺激応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
基材の表面を処理する方法であって、
(a)刺激応答性ポリマー、および少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質と組み合わせて、組合せを形成するステップ、
(b)該組合せから少なくとも1本のナノ繊維を形成するステップであって、該ナノ繊維が、約1nm〜100ミクロンの範囲の直径、および少なくとも約10から少なくとも100の範囲のアスペクト比を有するステップ、
(c)該表面を該ナノ繊維と接触させるステップ、ならびに
(d)該ナノ繊維と該表面との間に結合を形成するステップ
を含む方法。
(項目12)
上記ナノ繊維と上記表面との間に上記結合を形成するステップが、上記潜在反応性・活性化可能基の少なくとも1個をエネルギー源で活性化して、上記ナノ繊維を上記表面に結合するステップを含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
上記潜在反応性・活性化可能基の少なくとも1個を活性化して、上記ナノ繊維を生物活性物質に結合するステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
上記ナノ繊維を上記表面に結合するために、第1の潜在反応性・活性化可能基を、そして上記ナノ繊維を生物活性物質に共有結合するために、第2の潜在反応性・活性化可能基を、同時に活性化するステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目15)
上記刺激応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目11に記載の方法。
(項目16)
生物活性物質を熱応答性ポリマーおよび上記架橋剤と組み合わせるステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目17)
生物活性物質を上記表面に付着させるステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目18)
熱を加えることによって、熱応答性ナノ繊維の物理的性質を、第1の所定温度範囲での第1の物理的性質から、第2の所定温度範囲での第2の物理的性質へ転移させるステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目19)
熱を除くことによって、熱応答性ナノ繊維の物理的性質を、第2の所定温度範囲での第2の物理的性質から、第1の所定温度範囲での第1の物理的性質へ転移させるステップを更に含む、項目11に記載の方法。
(項目20)
熱応答性ナノ繊維を含む表面被膜。
(項目21)
上記熱応答性ナノ繊維が、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質を更に含む、項目20に記載の表面被膜。
(項目22)
熱応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目20に記載の表面被膜。
(項目23)
熱応答性ナノ繊維を含む表面被膜を有する物品。
(項目24)
上記熱応答性ナノ繊維が、熱応答性ポリマー、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質で被覆されたナノ繊維を含む、項目23に記載の物品。
(項目25)
上記表面被膜の物理的性質が、上記物品の温度を変化させることにより変化する、項目23に記載の物品。
(項目26)
上記ナノ繊維が、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目23に記載の物品。
(項目27)
上記ナノ繊維が、上記物品の表面に共有結合している、項目23に記載の物品。
(項目28)
尿カテーテル、血管カテーテル、創傷排液チューブ、動脈移植片、軟組織用パッチ、手袋、シャント、ステント、気管カテーテル、ペースメーカー、除細動器、人工心臓代替弁、人工心臓または埋込型バイオセンサーである、項目23に記載の物品。
(項目29)
スライド、マルチウェルプレート、ペトリ皿、組織培養スライド、組織培養プレート、細胞培養器具、組織培養フラスコ、またはクロマトグラフィーおよびバイオリアクター用マトリックスである、項目23に記載の物品。
(項目30)
熱応答性ナノ繊維を含んだ表面被膜を含む細胞培養器具。
(項目31)
上記ナノ繊維が、熱応答性ポリマーおよび生物活性物質を含む、項目30に記載の細胞培養器具。
(項目32)
上記ナノ繊維が、熱応答性ポリマー、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤、および場合により生物活性物質を含む、項目30に記載の細胞培養器具。
(項目33)
熱応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のグラフトコポリマー、またはそれらの混合物を含む、項目30に記載の細胞培養器具。
(項目34)
上記熱応答性繊維が、第1の所定温度範囲で第1の物理的性質、および第2の所定温度範囲で第2の物理的性質を有する、項目30に記載の細胞培養器具。
(項目35)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式a〜f:
a)L−((D−T−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Dは、O、S、SO、SO 、NR またはCR であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
およびR 10 は、各々独立に水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)、
b)L−((T−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)、
c)L−((GTZR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) 、(−CH CH CH CH −O−) であるか、または結合を形成しており、Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
Zは、C=O、COO、またはTが(−CH −) である場合、CONHであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)、
d)L−((TGQR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) 、(−CH CH CH CH −O−) であり、または結合を形成しており、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
Qは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
pは、1から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)、
e)L−((−CH −) xx C(R )((G)R C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
各Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
各R およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、各R 10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、各Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
各qは、1から約7までの整数であり、
各rは、0から約3までの整数であり、
各sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
各tは、1から約10までの整数であり、
xxは、1から約10までの整数である)、ならびに
f)L−((−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目36)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((D−T−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Dは、O、S、SO、SO 、NR またはCR であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
およびR 10 は、各々独立に水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目37)
Lが、約2〜約10個の間の炭素原子を有する分岐または非分岐アルキル鎖である、項目36に記載の架橋剤。
(項目38)
Lが
Figure 2010530931

であり、DがOであり、Tが(−CH −) であり、R が水素原子であり、XがOであり、Pが水素原子であり、R が水素原子であり、GがOであり、R およびR がフェニル基であり、mが3であり、xが1である、項目36に記載の架橋剤。
(項目39)
Lが(−CH −) であり、DがOであり、Tが(−CH −) であり、R が水素原子であり、XがOであり、Pが水素原子であり、R が水素原子であり、GがOであり、R およびR がフェニル基であり、mが2であり、xが1であり、yが2から約6までの整数である、項目36に記載の光化学架橋剤。
(項目40)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((T−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目41)
項目40に記載の架橋剤であって、Lが、構造(I):
Figure 2010530931

(式中AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはBと共に環式環を形成し、但し、AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基またはアリール基である場合は、Bは存在しておらず、
Bは、NR 11 、Oまたは(−CH −) であり、
但し、A、BおよびJが環を形成する場合は、AおよびJが、(−CH −) またはC=Oであり、
11 は、水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはTとの結合を表しており、
各zは、独立に0から3までの整数であり、
但し、AまたはJのいずれかがC=Oである場合は、Bが、NR 11 、Oまたは(−CH −) であって、zは、少なくとも1でなければならない)
に従った式を有する架橋剤。
(項目42)
項目1から34のいずれか一項に記載の光化学架橋剤であって、次式:
L−((GTZR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) 、(−CH CH CH CH −O−) であり、または結合を形成しており、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
Zは、C=O、COO、またはTが(−CH −) である場合、CONHであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)
の化合物である光化学架橋剤。
(項目43)
項目42に記載の架橋剤であって、Lが、構造(I):
Figure 2010530931

(式中AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはBと共に環式環を形成し、但し、AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基またはアリール基である場合は、Bは存在しておらず、
Bは、NR 11 、Oまたは(−CH −) であり、
但し、A、BおよびJが環を形成する場合は、AおよびJが、(−CH −) またはC=Oであり、
11 は、水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはTとの結合を表しており、
各zは、独立に0から3までの整数であり、但し、AまたはJのいずれかがC=Oである場合は、Bが、NR 11 、Oまたは(−CH −) であって、zは、少なくとも1でなければならない)
に従った式を有する架橋剤。
(項目44)
項目42に記載の架橋剤であって、Lが、構造(II):
Figure 2010530931

(式中R 12 、R 13 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 が、各々独立に水素原子、アルキルもしくはアリール基であるか、またはTとの結合を表し、但し、R 12 、R 13 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 の少なくとも2つは、Tと結合しており、各Kが、独立にCHまたはNである)
に従った式を有する架橋剤。
(項目45)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((TGQR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
Tは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) 、(−CH CH CH CH −O−) であり、または結合を形成しており、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
Qは、(−CH −) 、(−CH CH −O−) 、(−CH CH CH −O−) または(−CH CH CH CH −O−) であり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
pは、1から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数であり、
xは、1から約500までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目46)
項目45に記載の架橋剤であって、Lが、構造(I):
Figure 2010530931

(式中AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはBと共に環式環を形成し、但し、AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基またはアリール基である場合は、Bは存在しておらず、
Bは、NR 11 、Oまたは(−CH −) であり、
但し、A、BおよびJが環を形成する場合は、AおよびJが、(−CH −) またはC=Oであり、
11 は、水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはTとの結合を表しており、
各zは、独立に0から3までの整数であり、
但し、AまたはJのいずれかがC=Oである場合は、Bが、NR 11 、Oまたは(−CH −) であって、zは、少なくとも1でなければならない)
に従った式を有する架橋剤。
(項目47)
項目45に記載の架橋剤であって、Lが、構造(II):
Figure 2010530931

(式中R 12 、R 13 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 が、各々独立に水素原子、アルキルもしくはアリール基であるか、またはTとの結合を表し、但し、R 12 、R 13 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 の少なくとも2つは、Tと結合しており、各Kが、独立にCHまたはNである)
に従った式を有する架橋剤。
(項目48)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((−CH −) xx C(R )((G)R C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
各Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
各R およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、各R 10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、各Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
各qは、1から約7までの整数であり、
各rは、0から約3までの整数であり、
各sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
各tは、1から約10までの整数であり、
xxは、1から約10までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目49)
項目48に記載の架橋剤であって、Lが、構造(I):
Figure 2010530931

(式中AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはBと共に環式環を形成し、但し、AおよびJが、各々独立に水素原子、アルキル基またはアリール基である場合は、Bは存在しておらず、
Bは、NR 11 、Oまたは(−CH −) であり、
但し、A、BおよびJが環を形成する場合は、AおよびJが、(−CH −) またはC=Oであり、
11 は、水素原子、アルキル基、アリール基であるか、またはTとの結合を表しており、
各zは、独立に0から3までの整数であり、
但し、AまたはJのいずれかがC=Oである場合は、Bが、NR 11 、Oまたは(−CH −) であって、zは、少なくとも1でなければならない)
に従った式を有する架橋剤。
(項目50)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((−C(R )(XP)CHR GR C(=O)R ))
(式中、Lは連結基であり、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Xは、O、SまたはNR であり、
Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNR であるときは、Pは存在せず、
は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
およびR は、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数である)
の化合物である架橋剤。
(項目51)
Lが
Figure 2010530931

であり、R 20 およびR 21 が、各々個別に水素原子、アルキル基またはアリール基である、項目50に記載の架橋剤。
(項目52)
項目1から34のいずれか一項に記載の架橋剤であって、次式:
L−((GR C(=O)R ))
(式中Lは連結基であり、
Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、またはR およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされており、
10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
qは、1から約7までの整数であり、
rは、0から約3までの整数であり、
sは、0から約3までの整数であり、
mは、2から約10までの整数であり、
tは、1から約10までの整数である)
の化合物である架橋剤。
一実施形態によれば、本発明は、刺激応答性ポリマーを含む刺激応答性ナノ繊維である。刺激応答性ナノ繊維の一例は、熱応答性ポリマーを含む熱応答性ナノ繊維である。こうした実施形態のいずれにおいても、刺激応答性ナノ繊維は、少なくとも2個の潜在反応性・活性化可能基を有する架橋剤を含み得る。使用時に、光化学的、電気化学的または熱的な潜在反応基は、エネルギー源に曝されると共有結合を形成することになろう。適切なエネルギー源には、放射線、電気および熱のエネルギーが挙げられる。幾つかの実施形態では、放射エネルギーは、可視光線、紫外線、赤外線、X線またはマイクロ波の電磁放射線である。

Claims (11)

  1. 表面および熱応答性ポリマーを含む細胞培養物品であって、該熱応答性ポリマーは、少なくとも2個の潜在反応性基を有する架橋剤を介して該表面に結合している、物品。
  2. 前記潜在反応性基のうちの少なくとも1つが、光化学反応基を含む、請求項1に記載の物品。
  3. 前記潜在反応性基のうちの少なくとも1つが、熱反応性基を含む、請求項1に記載の物品。
  4. 前記架橋剤がモノマー物質である、請求項1に記載の物品。
  5. 前記架橋剤が、(a)〜(g)
    a)L−D−T−C(R)(XP)CHRGRC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    Dは、Cであり、
    Tは、(−CH−)、(−CHCH−O−)、(−CHCHCH−O−)または(−CHCHCHCH−O−)であるか、あるいは結合を形成しており
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Xは、O、SまたはNRであり、
    Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNRであるときは、Pは存在せず、
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    およびRは、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    10、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    およびRは、各々独立に水素原子、アルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキル基であり、
    およびRは、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数であり、
    xは、1から約500までの整数である)、
    b)L−T−C(R)(XP)CHRGRC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    Tは、(−CH−)、(−CHCH−O−)、(−CHCHCH−O−)または(−CHCHCHCH−O−)であるか、あるいは結合を形成しており
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Xは、O、SまたはNRであり、
    Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNRであるときは、Pは存在せず、
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    およびRは、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    10は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    およびRは、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数であり、
    xは、1から約500までの整数である)、
    c)L−GTZRC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    Tは、(−CH−)、(−CHCH−O−)、(−CHCHCH−O−)、(−CHCHCHCH−O−)であるか、または結合を形成しており、
    Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    Zは、C=O、COO、またはTが(−CH−)である場合、CONHであり、
    およびRは、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    10は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数であり、
    xは、1から約500までの整数である)、
    d)L−TGQRC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    Tは、(−CH−)、(−CHCH−O−)、(−CHCHCH−O−)、(−CHCHCHCH−O−)であり、または結合を形成しており、
    Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    Qは、(−CH−)、(−CHCH−O−)、(−CHCHCH−O−)または(−CHCHCHCH−O−)であり、
    およびRは、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    10は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    pは、1から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数であり、
    xは、1から約500までの整数である)、
    e)L−−CH−)xxC(R)((G)RC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    各Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    各RおよびR、独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    各R10は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    各Rは、水素原子、またはアルキル基もしくはアリール基であり、
    各qは、1から約7までの整数であり、
    各rは、0から約3までの整数であり、
    各sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    各tは、1から約10までの整数であり、
    xxは、1から約10までの整数である)、ならびに
    f)L−−C(R)(XP)CHRGRC(=O)R
    (式中、Lは連結基であり、
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Xは、O、SまたはNRであり、
    Pは、水素原子または保護基であるが、但し、XがNRであるときは、Pは存在せず、
    は、水素原子、アルキル、アルキルオキシアルキル、アリール、アリールオキシアルキルまたはアリールオキシアリール基であり、
    Gは、O、S、SO、SO、NR10、(CH−O−またはC=Oであり、
    およびRは、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、およびRは、(−CH−)、(−CH−)C=O(−CH−)、(−CH−)S(−CH−)、(−CH−)S=O(−CH−)もしくは(−CH−)S(O)(−CH−)、(−CH−)NR(−CH−)を介して一緒に繋ぎ合わされ
    およびRは、各々独立に水素原子、アルキル、アリールまたはアリールアルキル基であり、
    10は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数である);ならびに
    (g)L−(GR C(=O)R
    (式中Lは連結基であり、
    Gは、O、S、SO、SO 、NR 10 、(CH −O−またはC=Oであり、
    およびR は、各々独立にアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリールもしくはヘテロアリールアルキル基であり、または必要に応じて、R およびR は、(−CH −) 、(−CH −) C=O(−CH −) 、(−CH −) S(−CH −) 、(−CH −) S=O(−CH −) もしくは(−CH −) S(O) (−CH −) 、(−CH −) NR(−CH −) を介して一緒に繋ぎ合わされ得、
    10 は、水素原子、またはアルキル、アリールもしくはアリールアルキル基であり、
    Rは、水素原子、アルキル基またはアリール基であり、
    qは、1から約7までの整数であり、
    rは、0から約3までの整数であり、
    sは、0から約3までの整数であり、
    mは、2から約10までの整数であり、
    tは、1から約10までの整数である)
    から選択される式を有する化合物である、請求項1に記載の物品。
  6. 前記架橋剤が、式:
    Figure 2010530931
    の化合物である、請求項5に記載の物品。
  7. 前記細胞培養物品がナノ繊維またはナノ繊維メッシュを備える、請求項1に記載の物品。
  8. 前記細胞培養物品が、スライド、マルチウェルプレート、ペトリ皿、組織培養プレート、組織培養フラスコ、またはカバーグラスから選択される、請求項に記載の物品。
  9. 前記熱応答性ポリマーが、ポリ(イソプロピルアクリルアミド)、ポリエチレングリコールおよびポリ(イソプロピルアクリルアミド)のコポリマー、またはそれらの混合物を含む、請求項に記載の物品
  10. 表面および刺激応答性ポリマーを含む細胞培養物品であって、該刺激応答性ポリマーは、外部刺激に曝されると物理変化または化学変化を起こし、該刺激応答性ポリマーは、少なくとも2個の潜在反応性基を有する架橋剤を介して該表面に結合している、物品。
  11. 細胞培養物品を調製するためのキットであって、該キットは、
    細胞培養に適した刺激応答性ポリマーであって、該刺激応答性ポリマーは、外部刺激に曝されると物理変化または化学変化を起こす、刺激応答性ポリマー;および
    少なくとも2個の潜在反応性基を有する架橋剤であって、該架橋剤は、該刺激応答性ポリマーを細胞培養物品の表面に結合させるために適合されている、架橋剤、
    を備える、キット。
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