JP2010528217A - 電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法 - Google Patents

電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010528217A
JP2010528217A JP2010509767A JP2010509767A JP2010528217A JP 2010528217 A JP2010528217 A JP 2010528217A JP 2010509767 A JP2010509767 A JP 2010509767A JP 2010509767 A JP2010509767 A JP 2010509767A JP 2010528217 A JP2010528217 A JP 2010528217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
electrical component
signal line
time block
errors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010509767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010528217A5 (ja
JP5361873B2 (ja
Inventor
シュテファン ヴァルデマール
ヴィーネケ トーマス
レヒベルク ペーター
メルテンス ヨアヒム
シュトラウス ライナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pierburg GmbH
Original Assignee
Pierburg GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pierburg GmbH filed Critical Pierburg GmbH
Publication of JP2010528217A publication Critical patent/JP2010528217A/ja
Publication of JP2010528217A5 publication Critical patent/JP2010528217A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5361873B2 publication Critical patent/JP5361873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • F02D41/221Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of actuators or electrically driven elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/266Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the computer being backed-up or assisted by another circuit, e.g. analogue
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

エラー伝送のために、エンジン制御装置と電気コンポーネントの制御ユニットとの間の信号線路をアースに接続することは公知である。実際状態およびエラー診断を信号線路によって伝送することは公知ではない。本発明によれば、エンジン制御装置に至る信号線路のアース接続の持続時間は、エラー識別のために使用される。さらに、電気コンポーネントの実際値をフィードバックするためにも使用することができる。この際エラーは、該エラーの深刻度に応じて、種々異なるエラー8−11,13,15−18を備えるグループ7,12,14に区分され、エラーが深刻になればなるほどアース接続はより長く維持される。これによって、エラー診断および実際状態のフィードバックを最小の付加的コストで達成することができる。

Description

本発明は、電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法であって、前記電気コンポーネントの制御ユニットが使用され、前記電気コンポーネントは、エラーを検出する手段を有しており、かつ信号線路を介して前記エンジン制御装置と接続されており、かつ前記エンジン制御装置において形成されたPWM信号を受信し、前記制御ユニットは、前記電気コンポーネントのデータを前記制御装置にフィードバックするために前記信号線路をアースに接続する、形式の方法に関する。
車両技術分野においては近年、例えばポンプまたはアクチュエータ等のような電気コンポーネントが、該電気コンポーネントの状態をエンジン制御装置にフィードバックする能力を有するよう要求されることがますます増えてきている。通常これらのコンポーネントは、エンジン制御装置によってパルス幅変調により駆動制御される。この駆動制御は、単独に存在する信号線路によって行われる。この信号線路は、目標信号をエンジン制御装置からコンポーネントの制御ユニットにPWM符号化の形態で伝送するために使用され、またこれとは逆に、場合によっては起こり得るコンポーネントのエラー状態または実際状態をエンジン制御装置に送るためにも使用されるべきである。
このような診断のための状態のフィードバックは、何らかのエラーが存在する場合にコンポーネントが信号線路をアースに接続する、という点までは公知である。このことはエンジン制御装置によって認識される。なぜならエンジン制御装置はマスターとして機能するからである。同時にエンジン制御装置は信号線路における電圧を測定する。エンジン制御装置がハイレベルを出力したくてもアース接続のせいで線路がローレベルに留まる場合、このことは、コンポーネントが正常に機能していないかまたは線路が短絡しているというサインである。したがって従前は、電気コンポーネントによる信号線路のアースへの切換は、通常、エラーが発生したことをエンジン制御装置に通知するために使用されていた。
しかしながらこのような実施形態では、任意のエラーが発生した場合にのみエラーがエンジン制御装置にフィードバックされ、このエラーの正体を実際に突きとめることができない、つまりエラーを識別できないという欠点がある。さらには、電気コンポーネントの実際状態に関していかなるフィードバックも行われない。
したがって本発明の課題は、電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法を提供し、該方法において、前記電気コンポーネントにおいて発生したエラーが前記エンジン制御装置に伝送されるだけではなく、このエラーがエンジン制御装置において認識される、すなわち識別されるようにすることである。これに加えて、エラーの発生がなくても電気コンポーネントの実際状態に関する情報をエンジン制御装置に通知することができるようにすべきである。
この課題は、アース接続の持続時間をエラーの識別のために使用することによって解決される。これが意味するのはすなわち、信号線路がアースと接続している期間に応じてこの期間を正確に1つのエラーに割り当てることができ、これによってエンジン制御装置がエラーを識別することが可能となる、ということである。このような解決方法のために、使用される構成部材に関して最小限の適合しか必要ない。電気コンポーネントの制御装置においても外部のエンジン制御装置においても、最小限のリソースしか必要ない。なぜならエンジン制御装置に、送信された信号の長さに関する相応の比較コードが保存されてさえいればよいからである。
本発明の別の実施形態においては、アース接続の持続時間が、付加的に、電気コンポーネントの実際値のフィードバックのために使用される。電気コンポーネントのエラーまたは実際状態のフィードバックは、定義上、順次連続して行われる。したがってこのようなフィードバックを、電気コンポーネントの駆動制御が変化しない場合に規則的に実行することは意義深い。電気コンポーネントの実際値の符号化は例えば線形に実施することができ、したがって所定の最大時間(例えば1秒間)にわたるアース接続が100%の回転数に相当し、前記期間の半分は50%の回転数に相当するだろう。このことによって、これまで公知ではない、電気コンポーネントの実際値のエンジン制御装置へのフィードバックを、非常に簡単に実現できるだろう。
有利には、第1時間ブロックにおいて、信号線路が予め定められた時間のあいだアースに接続され、マスターとして機能する制御装置に、フィードバックが実施されることが通知される。このことは、障害の発生と、エラーないし実際状態の通知のためのプロトコルとを区別するために必要である。このような障害は、通常この同期化時間よりも格段に短い。
後続の第2時間ブロックにおいて、エラーが発生していない場合には、信号線路とアースとの接続の持続時間が電気コンポーネントの実際状態のための尺度として使用され、その後、前記接続がコンポーネントによって再び解除される。相応にしてエンジン制御装置には、前記第2時間ブロックにおけるアース接続の期間と、実際の回転数との間に正比例関係が存在するということを保存することができる。
付加的に、エラー発生の場合には、信号線路とアースとの接続は、エラーを識別している期間が過ぎ去るまで維持されたままである。このようにして電気コンポーネントの制御ユニットによって検出されたエラーは、エンジン制御装置にコードが相応に保存されている場合には、アース接続の持続時間に基づいて明確に識別することができる。したがって制御ユニットによって検出可能な個々のエラーには、それぞれちょうど1つの規定された期間が割り当てられている。このようにして、このようなエンジン制御装置によるエラー識別を非常に小さい電子的コストによって行うことができるのである。
これに加えて発展された実施形態においては、起こりうるエラーがクラス分けされ、かつ種々異なるグループに割り当てられ、そしてエラーの深刻度に応じて伝送時間が延長される。電気コンポーネントの機能に関して同様の結果を有するエラーは、有利にはこれらのグループに統合される。
相応にして、コンポーネントの制御ユニットの信号線路の接続が、最初に引き続く期間の間に解除される場合には、電気コンポーネントの低減された動作をもたらすエラーのグループからのエラーであると推測され、これに引き続く期間の間に解除される場合には、電気コンポーネントのエラーのグループからのエラーであると推測され、これに引き続く期間の間に解除される場合には、システムにおけるエラーであると推測される。ここでは信号線路のアースとの接続は、発生した最も長い識別期間を有するエラーに対して規定されている期間が終了するまで維持されたままである。これによって、実際に最も深刻なエラーがエンジン制御装置にフィードバックされ、相応の手段を講じることができることが保証される。
特に有利な実施形態は、電気コンポーネントが電気モータによって動作するポンプである場合である。この場合、ポンプの低減された動作をもたらすエラーのグループは、第1回転数限界値のための時間ブロックと、第2回転数限界値のための時間ブロックと、ドライラン検出のための時間ブロックと、出力限界値のための時間ブロックとに細分されている。これらの時間ブロックは、第1の、さほど深刻でないエラーグループとして機能する。
有利には、電気コンポーネントが電気モータによって動作するポンプである場合、電気コンポーネントのエラーのグループは、過電流によるポンプエラーのための少なくとも1つの時間ブロックを含む。したがってこのポンプエラーは第2エラーグループを形成し、該第2エラーグループは、より高い重要度に基づいて、最初に述べたエラーグループの後にチェックされる。
電気モータによって動作されるポンプを使用する場合に、システムにおけるエラーのグループが、少なくとも1つの、発生した過電圧のための時間ブロックと、ドライランスイッチオフのための時間ブロックと、温度スイッチオフのための時間ブロックとを含んでいると同様に有利である。このようなエラーによればシステムの機能性がこれ以上提供されなくなってしまうので、エンジン制御装置によって例えば乗用車の運転者に対して相応のフィードバックを行わなければならないだろう。
本発明の方法ならび発展形態による方法ステップによれば、電気コンポーネントの状態についてのエンジン制御装置へのフィードバックが簡単に保証される。送信されたエラーの相応の重要度によって、場合によって必要とされる対策手段の導入が可能となる。これまでに公知の実施形態に比べてこのようなフィードバックは、制御信号の変更が行われない限り、期間全体において、または、周期的に実施することができる。エンジン制御装置に、現実の実際状態を提供することも可能である。このために外部の制御装置におけるコストは非常に少ない。
以下、本発明の方法を、電気モータによって動作されるポンプの実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、ポンプの実施例における電気コンポーネントの状態をフィードバックするための本発明の典型的なプロトコルを示す。 図2は、エラー発生がなく、ポンプの名目回転数の50%の場合における本発明の方法の経過を示す。 図3は、ポンプにおいて過電流エラーが発生した場合におけるプロトコルを示す。 図4は、使用に応じて種々異なるモードが選択可能なフィードバックのための方法を示す。
内燃機関の制御装置における電気コンポーネントの状態をフィードバックするための図示の方法を、自動車に取り付けられた電気的冷却水ポンプの例において説明する。自動車にはエンジン制御装置が配置されており、このエンジン制御装置は信号線路を介して冷却水ポンプの制御ユニットと接続されている。この制御ユニットは、ポンプのエラーを検出するため、ないしは動作状態を測定するための種々異なる手段を含む。このような回路技術手段は公知である。例えばポンプの回転数は、非接触センサによって検出される。例えば過電流または過電圧等を検出するための相応の電気回路も公知である。
本発明の方法は、冷却水ポンプの制御ユニットとエンジン制御装置との間の信号線路を介してできるだけ多くの情報を交換する手段を提供する。
信号線路においては、エンジン制御装置によってただ2つの状態、すなわちハイ状態またはロー状態のみを測定することができる。通常、制御ユニットは、パルス幅変調されたエンジン制御装置の信号を受信し、この際信号線路は、ハイレベルないしローレベルを交互に有する。この時間の種々異なる持続時間が、ポンプの回転数制御のために使用される。しかしながら冷却水ポンプの制御ユニットは、相応の回路によって信号線路をアースに接続することが可能であり、これによってエンジン制御装置は、信号線路のアース接続が存在する間はずっとローレベルのみを受信する。
図1には、電気モータによって動作される冷却水ポンプのエンジン制御装置の典型的な制御1が示されている。これに関して制御ユニットには、エンジン制御装置の信号線路を介してPWM信号2が伝送される。制御ユニットがこのような信号を受信すると、ポンプは、場合によって変更されたPWM信号2が信号線路に介して伝送されるまで、前記信号から結果として生じる回転数によって作動される。ここで、制御ユニットが信号線路をアースに接続する可能性が存在する。このことは、固定的に定められている間隔をおいて行うことができる。この間隔を非常に小さく選択することも可能である。信号がアースに接続されている間の期間3は、状態をフィードバックするために使用され、これらのうちの1つが相応に拡大されて図示されている。
例えばPWM信号2の所定の期間が経過した後、ポンプの制御ユニットは信号線路をアースに接続する。図1の実施例によれば、フィードバックが実行されることをエンジン制御装置に通知するために、アース接続がまず100ms間保たれる。したがってこの時間スパンは、同期化時間ブロック4を形成する。この同期化時間ブロック4には、例えば長さ1秒間の、実際回転数のための時間ブロック5が後続する。これら2つの時間ブロック4および5は、実行すべきそれぞれのフィードバックの際に少なくとも部分的に出力されて、グループ6に統合され、このグループ6の後、エラーが発生していない場合には伝送が終了する。したがって、ただグループ6の伝送だけの場合には、ポンプは正常である。
このグループ6には、ポンプの低減された動作を識別するための第2グループ7が後続する。この第2グループ7は、本実施例においては、100ms持続する時間ブロック4つから構成されている。時間ブロック8は、第1回転数限界値を検出するために使用され、時間ブロック9は、第2回転数限界値を検出するために使用され、時間ブロック10は、ドライランを検出するために使用され、時間ブロック11は、ポンプの出力限界値を検出するために使用される。
前記第2グループ7にはグループ12が後続しており、このグループ12ではポンプエラーが統合される。本実施例においては、グループ12は、過電流ないし妥当性エラー(Plausibilitaetsfehler)13を検出するための時間ブロック13のみから構成されており、この時間ブロック13も同様に100msの長さである。
グループ12のエラー伝送に引き続き、グループ14のエラーが伝送され、このグループ14ではシステムエラーが順次処理される。ここでは、システムエラーの第1時間ブロック15として過電圧の識別が存在し、第2時間ブロック16としてドライランの遮断の検出が存在し、第3時間ブロック17として温度スイッチオフの検出が存在し、第4時間ブロック18として、不完全なリレー供給の識別が存在する。このようにして、時間ブロック4〜18からなるこれらの時間ブロックないしグループは、エンジン制御装置への冷却水ポンプの制御ユニットの状態のフィードバックが最大限に実施された経過を形成する。
このプログラムの経過後に、ポンプの制御ユニットは、再度フィードバックが行われるまで少なくとも0.5〜1秒間待機する。このことは、フィードバックの経過後に、エンジン制御装置とポンプの制御ユニットとの間において再び信号線路の通常の接続が形成されることを意味している。
図2は、ポンプが最大回転数に比べて50%の回転数によって作動される場合に、フィードバック経過がどのように実施されるかを詳細に説明している。信号線路がアースに接続された後、まず同期化時間ブロック4が伝送され、これによってエンジン制御装置は、フィードバックが行われることを認識する。さらに本実施例においては、アースとの接続が0.5秒間保持され、さらに再び切り換えられる。このことは、エンジン制御装置にとって、線形の相関関係が規定されている場合、以下のことを意味する。すなわち、実際回転数の時間ブロック5の信号が、1秒である可能な全長の半分の長さしかないので、回転数もまた最大回転数の50%にしかならないということを意味するのである。制御ユニットにおいてエラーが検出されていないので、この個所において信号線路のアースへの接続は終了し、信号線路を介して改めてPWM信号2がエンジン制御装置から冷却水ポンプの制御ユニットへと伝送される。
図3には別の説明のために、ポンプエラーのグループ12から、制御ユニットが時間ブロック13によって過電流を検出する場合に、プログラムがいかに経過するかを示す。この場合、信号線路のアースへの接続は、時間ブロック4、すなわち同期化時間ブロック、実際回転数のための時間ブロック5、第1回転数限界値のための時間ブロック8、第2回転数限界値のための時間ブロック9、ドライラン検出のための時間ブロック10、出力限界値のための時間ブロック11、そして最後に過電流のための時間ブロック13の間の期間が満了するまでずっと保持される。このことは、アースとの接続が1.6秒間維持されたままであることを意味している。エンジン制御装置はここで、エンジン制御装置と電気コンポーネントとの間の信号線路の通常の接続が1.6秒後に再び形成されることを認識し、そしてエンジン制御装置に保存された比較コードに基づいて、1.6秒間にわたるアース接続に相当する過電流エラーが存在するらしいということを確認することが可能である。
このことから、エラーが発生した場合、実際回転数を実際にはフィードバックすることができないことも明らかである。しかしながらエンジン制御装置が例えば相応のエラーメッセージを車両運転手に転送することは、依然として可能である。
このような方法が保存されている場合には、例えば種々異なる自動車または内燃機関においてどのモードでこのようなシステムを使用するべきかを自由に選択することももちろん可能である。図4に示されるように、第1エラーケース19においては、以下のようなモードが選択されている。すなわちポンプが正常である場合においても、グループ7においてエラーが発生した場合、つまり低減された動作の場合においても、グループ12,14でエラーが発生した場合、つまりポンプエラーまたはシステムエラーの場合においても、プロトコル伝送が実施されるというモードが選択されている。ライン20においては、ポンプエラーないしシステムエラーの場合にのみ、すなわちグループ12または14のいずれかによる比較的困難なエラーの場合にのみ伝送が実施されることが示されている。
これに続くライン21には第3モードが示されており、この第3モードにおいてはそれぞれのエラーケースにおいて、すなわち低減された動作を表すグループ7のエラーが発生した場合においても、ポンプエラーまたはシステムエラー、つまりグループ12または14からのエラーの場合においても、プロトコルの伝送が行われる。ライン22によれば、ハードまたはソフトウェアの変更を実施する必要のない、プロトコルの伝送の完全な非活性化も考えられる。これによって、種々異なるモード間において切換が可能となるので、種々異なるユーザの希望に対応することができる。
状態をフィードバックするためのこのような方法によれば、非常にフレキシブルな診断機能性が得られ、コンポーネントないし制御ユニットないしエンジン制御装置において、最小の付加的リソースしか必要ないことは明白である。実施例において示したこのようなプロトコルの伝送は、公知の従来技術に対する互換性は維持したままで、とりわけ実際値に関する付加的な情報を伝送することが可能である。プロトコル監視はもはや必要ない。さらには、エラーを相応にグループ分けすることによって、制御のブラインド時間が最小化されることが保証される。使用される電気コンポーネントに応じた適合、または起こりうるエラーの処理の際における別のグループ再分割、ないし、別の経過を選択できることは明白であろう。全ての規定すべき種々のグループをどの程度まで実際に使用するか、または付加的なグループまたは時間ブロックをどの程度まで規定するかは、それぞれのユーザの裁量に委ねられている。

Claims (10)

  1. 電気コンポーネントの状態を内燃機関のモータ制御装置にフィードバックするための方法であって、
    前記電気コンポーネントの制御ユニットが使用され、
    前記電気コンポーネントは、エラーを検出する手段を有しており、かつ信号線路を介して前記モータ制御装置と接続されており、かつ前記モータ制御装置において形成されたPWM信号を受信し、
    前記制御ユニットは、前記電気コンポーネントのデータを前記制御装置にフィードバックするために、前記信号線路をアースに接続する、
    形式の方法において、
    アース接続の持続時間が、エラーの識別のために使用される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記アース接続の持続時間は、付加的に、前記電気コンポーネントの実際値をフィードバックするために使用される、
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記フィードバックの第1時間ブロック(4)において、マスターとして機能する前記エンジン制御装置にフィードバックが実施されることを通知するために、前記信号線路が予め規定された時間のあいだアースに接続される、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 第2の可変的な時間ブロック(5)において、エラーが発生していない場合、信号線路とアースとの接続の持続時間が電気コンポーネントの実際状態のための尺度として使用され、
    その後、前記接続が前記電気コンポーネントの制御ユニットによって再び解除される、
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. エラー発生の場合、前記信号線路とアースとの接続は、前記エラーを識別している期間が過ぎ去るまで維持されたままである、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  6. 起こりうる前記エラーがクラス分けされ、種々異なるグループ(6,7,12,14)に割り当てられる、
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記電気コンポーネントの制御ユニットの信号線路の接続が、
    最初に引き続く期間の間に解除される場合には、電気コンポーネントの低減された動作をもたらすエラー(7)のグループからのエラーであると推測され、
    この後に続く期間の間に解除される場合には、電気コンポーネントのエラーのグループ(12)からのエラーであると推測され、
    この後に続く期間の間に解除される場合には、システムにおけるエラーのグループ(14)からのエラーであると推測され、
    前記信号線路のアースとの接続は、発生した、最も長い識別時間を有するエラーに対して規定されている期間が終了するまでずっと維持されたままである、
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記電気コンポーネントは、電気モータによって動作されるポンプであり、
    低減された動作をもたらすエラーのグループ(7)は、第1回転数限界値のための時間ブロック(8)と、第2回転数限界値のための時間ブロック(9)と、ドライラン検出のための時間ブロック(10)と、出力限界値のための時間ブロック(11)とに細分されている、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記電気コンポーネントは、電気モータによって動作されるポンプであり、
    電気コンポーネントのエラーのグループ(12)が、過電流によるポンプエラーのための少なくとも1つの時間ブロック(13)を含む、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 前記電気コンポーネントは、電気モータによって動作されるポンプであり、
    システムにおけるエラーのグループ(14)が、少なくとも1つの、発生した過電圧のための時間ブロック(15)と、ドライランスイッチオフのための時間ブロック(16)と、温度スイッチオフ(17)のための時間ブロックとを含む、
    ことを特徴とする請求項7記載の方法。
JP2010509767A 2007-05-25 2008-04-28 電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法およびシステム Active JP5361873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007024562.0 2007-05-25
DE102007024562 2007-05-25
DE102007026601.6 2007-06-08
DE102007026601A DE102007026601B3 (de) 2007-05-25 2007-06-08 Verfahren zur Rückmeldung von Zuständen einer elektrischen Komponente an ein Motorsteuergerät einer Verbrennungskraftmaschine
PCT/EP2008/055147 WO2008145469A1 (de) 2007-05-25 2008-04-28 Verfahren zur rückmeldung von zuständen einer elektrischen komponente an ein motorsteuergerät einer verbrennungskraftmaschine

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010528217A true JP2010528217A (ja) 2010-08-19
JP2010528217A5 JP2010528217A5 (ja) 2011-03-31
JP5361873B2 JP5361873B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=40031052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010509767A Active JP5361873B2 (ja) 2007-05-25 2008-04-28 電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法およびシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8392060B2 (ja)
EP (1) EP2148978B1 (ja)
JP (1) JP5361873B2 (ja)
DE (1) DE102007026601B3 (ja)
WO (1) WO2008145469A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014206277A1 (de) 2014-04-02 2015-10-08 BSH Hausgeräte GmbH Hausgerätevorrichtung
DE102017212630A1 (de) * 2017-07-24 2019-01-24 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft In zumindest zwei alternativen Betriebsarten betreibbares Signalkommunikationssystem für ein Kraftfahrzeug

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639678A (ja) * 1986-06-28 1988-01-16 Honda Motor Co Ltd 内燃機関制御装置の故障伝達装置
JPS6432593A (en) * 1987-07-28 1989-02-02 Isuzu Motors Ltd Common processing device for analog sensor
JPH0898284A (ja) * 1994-07-25 1996-04-12 Nippondenso Co Ltd データ受信装置,送信装置および通信装置
JPH1127300A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Hitachi Ltd 自動車制御システム
JPH11249732A (ja) * 1998-03-05 1999-09-17 Suzuki Motor Corp 制御装置の通信方法及び通信装置
JP2003148237A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2004362181A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Toyota Motor Corp 半導体リレー
JP2005307957A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Denso Corp 二次空気導入システム用駆動装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4125678C2 (de) * 1991-08-02 1994-09-22 Audi Ag Übertragungseinrichtung zum Informationsaustausch mit pulsweitenmodulierten Signalen zwischen elektronischen Geräten in Fahrzeugen
DE19852351A1 (de) * 1998-11-13 2000-05-18 Hella Kg Hueck & Co Diagnosesystem für eine LED-Leuchte in einem Kraftfahrzeug
US6273034B1 (en) * 2000-05-17 2001-08-14 Detroit Diesel Corporation Closed loop fan control using fan motor pressure feedback
DE10244094A1 (de) 2002-09-23 2004-04-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine
DE102004024954A1 (de) * 2004-05-21 2005-12-08 Robert Bosch Gmbh Sensor für eine Getriebesteuerung insbesondere eines Kraftfahrzeugs
DE102005060025A1 (de) 2005-12-15 2007-06-21 Siemens Ag Verfahren zur Informationsübermittlung mittels eingendiagnosefähiger Pulsweitenmodulation

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639678A (ja) * 1986-06-28 1988-01-16 Honda Motor Co Ltd 内燃機関制御装置の故障伝達装置
JPS6432593A (en) * 1987-07-28 1989-02-02 Isuzu Motors Ltd Common processing device for analog sensor
JPH0898284A (ja) * 1994-07-25 1996-04-12 Nippondenso Co Ltd データ受信装置,送信装置および通信装置
JPH1127300A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Hitachi Ltd 自動車制御システム
JPH11249732A (ja) * 1998-03-05 1999-09-17 Suzuki Motor Corp 制御装置の通信方法及び通信装置
JP2003148237A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2004362181A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Toyota Motor Corp 半導体リレー
JP2005307957A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Denso Corp 二次空気導入システム用駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8392060B2 (en) 2013-03-05
DE102007026601B3 (de) 2008-12-24
US20100174441A1 (en) 2010-07-08
WO2008145469A1 (de) 2008-12-04
EP2148978A1 (de) 2010-02-03
JP5361873B2 (ja) 2013-12-04
EP2148978B1 (de) 2015-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8452482B2 (en) Self testing systems and methods
US7445383B2 (en) Method and device for diagnosing an external temperature sensor
US20110160985A1 (en) In-vehicle control apparatus
JP4469886B2 (ja) 負荷駆動回路
JP2006226136A (ja) 大気圧センサの故障診断方法および装置
JP2006226158A (ja) マニホルド圧力センサの故障診断方法および装置
JP2006226135A (ja) マニホルド圧力センサの故障診断方法および装置
JP2008256703A (ja) 自動車における可変変数の測定方法および装置
JP4990361B2 (ja) 自動車の駆動装置用作動システム
US8779960B2 (en) Method for operating an electromechanical actuator
CN111963298B (zh) 电磁离合器水泵故障检测方法、装置、控制器及车辆
KR102031044B1 (ko) 전기식 디스크 브레이크 고장진단 시스템 및 그 방법
US11820444B2 (en) Control device for vehicle-mounted equipment
JP2008199253A (ja) 異常診断システム及び診断情報管理装置
JP5361873B2 (ja) 電気コンポーネントの状態を内燃機関のエンジン制御装置にフィードバックするための方法およびシステム
US9547569B2 (en) Electronic control unit for vehicle
KR20150145074A (ko) 모터 구동 제어장치 및 그의 제어방법
JP3636031B2 (ja) 電子制御装置内のマイクロコンピュータ監視方法
JP7254827B2 (ja) 電子制御装置
JP2005163706A (ja) アクチュエータ駆動系の異常診断装置
JP2007181330A (ja) モータ制御装置および制御方法
JP4958924B2 (ja) グロープラグ故障診断装置
KR100412881B1 (ko) 엔진제어장치의 엔진회전수 출력 자기진단 방법
JP2007151300A (ja) 駆動回路の制御装置及び制御方法
JP2009228464A (ja) 車両用電源制御装置及び車両用電源制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120314

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120712

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5361873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250