JP2010524930A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2010524930A5
JP2010524930A5 JP2010504040A JP2010504040A JP2010524930A5 JP 2010524930 A5 JP2010524930 A5 JP 2010524930A5 JP 2010504040 A JP2010504040 A JP 2010504040A JP 2010504040 A JP2010504040 A JP 2010504040A JP 2010524930 A5 JP2010524930 A5 JP 2010524930A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrido
pyrimidin
dihydro
benzonitrile
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010504040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5498374B2 (ja
JP2010524930A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2008/004208 external-priority patent/WO2008130481A1/en
Publication of JP2010524930A publication Critical patent/JP2010524930A/ja
Publication of JP2010524930A5 publication Critical patent/JP2010524930A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5498374B2 publication Critical patent/JP5498374B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

さらなる局面において、本明細書中に記載される縮合複素環式化合物を合成するための方法が提供され、代表的な合成プロトコルおよび合成経路が以下に記載される。ある特定の実施形態において、不斉合成によって式1に記載の鏡像異性的に純粋な化合物を作製する方法が提供される。ある特定の実施形態において、キラル分割によって、式1に記載の鏡像異性的に純粋な化合物を作製する方法が提供される。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
式1に記載の化合物:
Figure 2010524930

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、ここで、
は、置換されていないか、または1つ以上のR 基で置換された、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は、H、置換または非置換の、C −C アルキルまたはシクロアルキルであり;
およびR の各々は、独立して、H、アルキル、アシル、アシルアミノ、アルキルアミノ、アルキルチオ、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、カルバモイル、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、ジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールからなる群から選択され;mは、1、2、3または4である;
化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
(項目2)
式2に記載の化合物:
Figure 2010524930

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
ここで、R 、R およびR は、項目1に記載の通りであり;R は、ハロ、置換または非置換の、C −C アルキルまたはシクロアルキルである;
化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
(項目3)
式3aまたは3bに記載の鏡像異性的に純粋な化合物:
Figure 2010524930

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
ここで、R 、R およびR は、項目1に記載の通りであり;R は、ハロ、置換または非置換の、C −C アルキルまたはシクロアルキルである;
鏡像異性的に純粋な化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
(項目4)
が、置換または非置換の、アリールまたはヘテロアリールである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目5)
が、置換または非置換の、ビシクロアリール、ビシクロアルキルまたはビシクロヘテロアリールである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
が、非置換の、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
が、非置換の、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目8)
が、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、CO Me、CH −N−モルホリノ、CH −N−(4−Me−ピペリジノ)、NH 、CONH 、CF 、CHF 、OCF 、OCHF 、t−Bu、SMe、CH=CH−CO H、SOMe、SO Me、SO CF 、SO NH 、SO H、SO Me、シクロプロピルで置換された、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目9)
が、
Figure 2010524930

であり、ここで、下付き文字n’は、1〜5から選択され、各R は、独立して、水素、置換または非置換のアルキル、置換または非置換のアシル、置換または非置換のアシルアミノ、置換または非置換のアルキルアミノ、置換または非置換のアルキルチオ、置換または非置換のアルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、置換または非置換のアルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、置換アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、置換アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、置換または非置換のカルバモイル、カルボキシル、シアノ、置換または非置換のシクロアルキル、置換または非置換のシクロヘテロアルキル、置換または非置換のジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、置換または非置換のヘテロアリール、置換または非置換のヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールから選択される、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目10)
下付き文字n’が、1、2または3である、項目9に記載の化合物。
(項目11)
下付き文字n’が、1または2である、項目9に記載の化合物。
(項目12)
各R が、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、CO Me、CH −N−モルホリノ、CH −N−(4−Me−ピペリジノ)、NH 、CONH 、CF 、CHF 、OCF 、OCHF 、t−Bu、SMe、CH=CH−CO H、SOMe、SO Me、SO CF 、SO NH 、SO H、SO Me、シクロプロピル、トリアゾリル、モルホリニルおよびピリジルから選択される、項目9〜11のいずれか1項に記載の化合物。
(項目13)
前記化合物が、式4a、4bまたは4c:
Figure 2010524930

に記載の通りであり、ここで、R は、項目1に記載の通りであり;R は、項目2に記載の通りであり;R は、項目9に記載の通りである、項目1に記載の化合物。
(項目14)
各R が、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、CN、OH、OMe、OEt、OPh、CF 、CHF 、OCF 、OCHF 、t−Bu、SO Me、SO CF およびSO Meから選択される、項目9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
(項目15)
が、H、Cl、F、Me、CF またはOMeである、項目9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
(項目16)
が、H、Me、Et、n−Pr、t−Bu、CF 、CH OH、CH CH OH、CH CH OAc、CH (CH OH、CH CH NHMe、CH NMe 、CH CH NMe 、CH CONH 、CH CONMe 、CH COOH、CH CH COOH、CH (CH COOH、CH OMeおよびCH CH OMeから選択される、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目17)
が、CH NR 2’ 2” 、CH CH NR 2’ 2” およびCH CH CH NR 2’ 2” から選択され;ここで、R 2’ およびR 2” は、一緒に結合して、複素環式環を形成し得る、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目18)
が、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロヘキシルから選択される、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目19)
が、Meである、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目20)
が、CH OHまたはCH CH OHである、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目21)
が、置換または非置換のアルキルである、項目1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
(項目22)
が、MeまたはCF である、項目1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
(項目23)
が、ハロである、項目1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
(項目24)
が、Clである、項目1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
(項目25)
前記化合物が、式5a、5bまたは5c:
Figure 2010524930

に記載の通りであり、ここで、R は、項目1に記載の通りであり;R は、項目9に記載の通りである、項目1に記載の化合物。
(項目26)
が、H、Me、Et、CH OHまたはCH CH OHである、項目25に記載の化合物。
(項目27)
が、H、Cl、F、Me、CF またはOMeである、項目25に記載の化合物。
(項目28)
以下:
5−メチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−シクロプロピル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−トリフルオロメチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−フルオロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−ジメチルアミノ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
(R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸tert−ブチルエステル;
(R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−メトキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−クロロ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;2−{4−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;5−メチル−2−{4−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(5−シクロプロピル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(4−アミノ−2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(3,5−ジクロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−エチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−シアノ−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(ベンゾオキサゾール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオンアミド;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−N,N−ジメチル−プロピオンアミド;
5−クロロ−2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−フルオロ−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−メチルスルファニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(4−アミノ−2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−ヨード−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(2−イソプロピル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−モルホリン−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(S)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;酢酸(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルエステル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノリン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(1H−インドール−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(1−ピラジン−2−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−((R)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−((S)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[1−(3−メタンスルホニル−4−メチル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノリン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−((R)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;および
5−メチル−2−[4−((S)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;からなる群から選択される、項目1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体、互変異性体もしくは同位体改変体。
(項目29)
薬学的に許容可能なキャリア、および薬学的に有効量の項目1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
(項目30)
前記キャリアが、非経口投与に適したものである、項目29に記載の薬学的組成物。
(項目31)
前記キャリアが、経口投与に適したものである、項目29に記載の薬学的組成物。
(項目32)
前記キャリアが、局所的投与に適したものである、項目29に記載の薬学的組成物。
(項目33)
疾患または状態を予防するかまたは処置する必要のある哺乳動物において、そのような予防または処置を行うための方法であって、該方法は、該哺乳動物に、疾患を処置するかまたは状態を処置するのに有効な量の項目29〜32のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
(項目34)
前記疾患または状態が:急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、アルツハイマー病および多発性硬化症;神経炎症、脳炎によって媒介されるか、またはそれらをもたらす、疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;神経性および神経変性の疾患および障害;癲癇および発作性障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大、ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、自己免疫疾患および自己免疫障害、そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;および腎障害から選択される、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記疾患または状態が、パーキンソン病である、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記疾患または状態が、アルツハイマー病である、項目34に記載の方法。
(項目37)
前記疾患または状態が、疼痛である、項目34に記載の方法。
(項目38)
前記疼痛が、乳房切除後疼痛症候群、断端痛、幻肢痛、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、歯痛、毒ヘビ咬傷、クモ咬傷、昆虫刺傷、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、反射性交感神経性ジストロフィ、三叉神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、ギランバレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔灼熱症候群、両側末梢神経障害、灼熱痛、坐骨神経炎、末梢神経炎、多発性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎(Gombault’s neuritis)、ニューロン炎、頚腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛(egniculate neuralgia)、舌咽神経痛、片頭痛性神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、顎関節神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶形口蓋(splenopalatine)神経痛、眼窩上神経痛、ビディアン(vidian)神経痛、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、分娩、出産、腸内ガス、月経、癌および外傷からなる群から選択される状態に関連している、項目37に記載の方法。
(項目39)
前記疾患または状態が、神経因性疼痛である、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記疾患または状態が、自己免疫疾患である、項目38に記載の方法。
(項目41)
前記疾患または状態が、炎症性の疾患または状態である、項目38に記載の方法。
(項目42)
前記疾患または状態が、神経性または神経変性の疾患または状態である、項目38に記載の方法。
(項目43)
インビボでのP2X レセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための、項目1に記載の化合物または項目29に記載の組成物。
(項目44)
インビボにおけるP2X レセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための、項目1〜28のいずれかに記載の化合物、または項目29〜32のいずれかに記載の組成物。
(項目45)
前記疾患または状態が、疼痛状態である、項目43に記載の化合物または組成物。
(項目46)
前記疾患または状態が、炎症性の疾患または状態である、項目43に記載の化合物または組成物。
(項目47)
医薬として使用するための、項目1〜28のいずれかに記載の化合物。
(項目48)
急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症;神経炎症、外傷性脳損傷、脳炎によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;癲癇および発作性障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大、ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、様々な自己免疫疾患および自己免疫障害、ブドウ膜炎、ならびにアテローム性動脈硬化症;そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;血圧;脊髄損傷;および腎障害から選択される疾患または状態の処置または予防において医薬として使用するための、項目1〜28のいずれかに記載の化合物。
(項目49)
前記疾患または状態が、関節リウマチである、項目48に記載の化合物。
(項目50)
前記疾患または状態が、外傷性脳損傷である、項目48に記載の化合物。
(項目51)
前記疾患または状態が、変形性関節症である、項目48に記載の化合物。
(項目52)
前記疾患または状態が、疼痛である、項目48に記載の化合物。
(項目53)
前記疾患または状態が、神経因性疼痛である、項目48に記載の化合物。
(項目54)
前記疼痛が、乳房切除後疼痛症候群、断端痛、幻肢痛、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、歯痛、毒ヘビ咬傷、クモ咬傷、昆虫刺傷、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、反射性交感神経性ジストロフィ、三叉神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、ギランバレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔灼熱症候群、両側末梢神経障害、灼熱痛、坐骨神経炎、末梢神経炎、多発性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎、ニューロン炎、頚腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛、舌咽神経痛、片頭痛性神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、顎関節神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶形口蓋神経痛、眼窩上神経痛、ビディアン神経痛、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、分娩、出産、腸内ガス、月経、癌および外傷からなる群から選択される状態に関連している、項目48に記載の化合物。
(項目55)
急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、および多発性硬化症;神経炎症、外傷性脳損傷および脳炎によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、様々な自己免疫疾患および自己免疫障害、ブドウ膜炎、ならびにアテローム性動脈硬化症;そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;血圧;免疫機能不全から生じるかまたは免疫機能不全に関係する脊髄損傷状態;および腎障害から選択される疾患または状態を処置するかまたは予防するための薬物の製造における、項目1〜28のいずれかに記載の化合物の使用。

Claims (43)

  1. 式1に記載の化合物:
    Figure 2010524930
    またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、ここで、
    は、置換されていないか、または1つ以上のR基で置換された、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
    は、H、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルであり;
    およびRの各々は、独立して、H、アルキル、アシル、アシルアミノ、アルキルアミノ、アルキルチオ、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、カルバモイル、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、ジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールからなる群から選択され;mは、1、2、3または4である;
    化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
  2. 式2に記載の化合物:
    Figure 2010524930
    またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
    ここで、R、RおよびRは、請求項1に記載の通りであり;Rは、ハロ、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルである;
    化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
  3. 式3aまたは3bに記載の鏡像異性的に純粋な化合物:
    Figure 2010524930
    またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
    ここで、R、RおよびRは、請求項1に記載の通りであり;Rは、ハロ、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルである;
    鏡像異性的に純粋な化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
  4. が、置換または非置換の、アリールまたはヘテロアリールである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. が、置換または非置換の、ビシクロアリール、ビシクロアルキルまたはビシクロヘテロアリールである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  6. が、非置換の、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  7. が、非置換の、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  8. が、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、COMe、CH−N−モルホリノ、CH−N−(4−Me−ピペリジノ)、NH、CONH、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SMe、CH=CH−COH、SOMe、SOMe、SOCF、SONH、SOH、SOMe、シクロプロピルで置換された、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  9. が、
    Figure 2010524930
    であり、ここで、下付き文字n’は、1〜5から選択され、各Rは、独立して、水素、置換または非置換のアルキル、置換または非置換のアシル、置換または非置換のアシルアミノ、置換または非置換のアルキルアミノ、置換または非置換のアルキルチオ、置換または非置換のアルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、置換または非置換のアルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、置換アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、置換アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、置換または非置換のカルバモイル、カルボキシル、シアノ、置換または非置換のシクロアルキル、置換または非置換のシクロヘテロアルキル、置換または非置換のジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、置換または非置換のヘテロアリール、置換または非置換のヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  10. 下付き文字n’が、1、2または3である、請求項9に記載の化合物。
  11. 下付き文字n’が、1または2である、請求項9に記載の化合物。
  12. 各Rが、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、COMe、CH−N−モルホリノ、CH−N−(4−Me−ピペリジノ)、NH、CONH、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SMe、CH=CH−COH、SOMe、SOMe、SOCF、SONH、SOH、SOMe、シクロプロピル、トリアゾリル、モルホリニルおよびピリジルから選択される、請求項9〜11のいずれか1項に記載の化合物。
  13. 前記化合物が、式4a、4bまたは4c:
    Figure 2010524930
    に記載の通りであり、ここで、Rは、請求項1に記載の通りであり;Rは、請求項2に記載の通りであり;Rは、請求項9に記載の通りである、請求項1に記載の化合物。
  14. 各Rが、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、CN、OH、OMe、OEt、OPh、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SOMe、SOCFおよびSOMeから選択される、請求項9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
  15. が、H、Cl、F、Me、CFまたはOMeである、請求項9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
  16. が、H、Me、Et、n−Pr、t−Bu、CF、CHOH、CHCHOH、CHCHOAc、CH(CHOH、CHCHNHMe、CHNMe、CHCHNMe、CHCONH、CHCONMe、CHCOOH、CHCHCOOH、CH(CHCOOH、CHOMeおよびCHCHOMeから選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  17. が、CHNR2’2”、CHCHNR2’2”およびCHCHCHNR2’2”から選択され;ここで、R2’およびR2”は、一緒に結合して、複素環式環を形成し得る、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  18. が、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロヘキシルから選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  19. が、Meである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  20. が、CHOHまたはCHCHOHである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  21. が、置換または非置換のアルキルである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
  22. が、MeまたはCFである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
  23. が、ハロである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
  24. が、Clである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
  25. 前記化合物が、式5a、5bまたは5c:
    Figure 2010524930
    に記載の通りであり、ここで、Rは、請求項1に記載の通りであり;Rは、請求項9に記載の通りである、請求項1に記載の化合物。
  26. が、H、Me、Et、CHOHまたはCHCHOHである、請求項25に記載の化合物。
  27. が、H、Cl、F、Me、CFまたはOMeである、請求項25に記載の化合物。
  28. 以下:
    5−メチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−ブロモ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−シクロプロピル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−トリフルオロメチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−ブロモ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−フルオロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(6−ジメチルアミノ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−ブロモ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    (R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸tert−ブチルエステル;
    (R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
    5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−2−メトキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(6−クロロ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;2−{4−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;5−メチル−2−{4−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(5−シクロプロピル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(4−アミノ−2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(3,5−ジクロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(6−エチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−[4−(3−シアノ−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(ベンゾオキサゾール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    (R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
    (R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオンアミド;
    (R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−N,N−ジメチル−プロピオンアミド;
    5−クロロ−2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−[4−(3−フルオロ−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−メチルスルファニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(4−アミノ−2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−(3−ヨード−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(2−イソプロピル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−モルホリン−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(S)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;5−クロロ−2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;酢酸(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルエステル;
    5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(キノリン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(1H−インドール−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−(1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−クロロ−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(1−ピラジン−2−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−(1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−((R)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−[4−((S)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[1−(3−メタンスルホニル−4−メチル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−{4−[(キノリン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(R)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    2−{4−[(S)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
    5−メチル−2−[4−((R)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;および
    5−メチル−2−[4−((S)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体、互変異性体もしくは同位体改変体。
  29. 薬学的に許容可能なキャリア、および薬学的に有効量の請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
  30. 前記キャリアが、非経口投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
  31. 前記キャリアが、経口投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
  32. 前記キャリアが、局所的投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
  33. インビボでのP2Xレセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための組成物であって、請求項1〜28のいずれか一項に記載の化合物を含む、組成物。
  34. インビボにおけるP2Xレセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための組成物であって、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物を含む、組成物。
  35. 前記疾患または状態が、疼痛状態である、請求項3に記載の組成物。
  36. 前記疾患または状態が、炎症性の疾患または状態である、請求項3に記載の組成物。
  37. 急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症;神経炎症、外傷性脳損傷、脳炎によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;癲癇および発作性障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大、ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、様々な自己免疫疾患および自己免疫障害、ブドウ膜炎、ならびにアテローム性動脈硬化症;そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;血圧;脊髄損傷;および腎障害から選択される疾患または状態の処置または予防のための組成物であって、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物を含む、組成物
  38. 前記疾患または状態が、関節リウマチである、請求項37に記載の組成物
  39. 前記疾患または状態が、外傷性脳損傷である、請求項37に記載の組成物
  40. 前記疾患または状態が、変形性関節症である、請求項37に記載の組成物
  41. 前記疾患または状態が、疼痛である、請求項37に記載の組成物
  42. 前記疾患または状態が、神経因性疼痛である、請求項37に記載の組成物
  43. 前記疼痛が、乳房切除後疼痛症候群、断端痛、幻肢痛、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、歯痛、毒ヘビ咬傷、クモ咬傷、昆虫刺傷、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、反射性交感神経性ジストロフィ、三叉神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、ギランバレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔灼熱症候群、両側末梢神経障害、灼熱痛、坐骨神経炎、末梢神経炎、多発性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎、ニューロン炎、頚腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛、舌咽神経痛、片頭痛性神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、顎関節神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶形口蓋神経痛、眼窩上神経痛、ビディアン神経痛、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、分娩、出産、腸内ガス、月経、癌および外傷からなる群から選択される状態に関連している、請求項37に記載の組成物
JP2010504040A 2007-04-17 2008-03-31 2−シアノフェニル縮合複素環式化合物および組成物、ならびにその使用 Expired - Fee Related JP5498374B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US92510907P 2007-04-17 2007-04-17
US60/925,109 2007-04-17
US1051208P 2008-01-08 2008-01-08
US61/010,512 2008-01-08
PCT/US2008/004208 WO2008130481A1 (en) 2007-04-17 2008-03-31 2-cyanophenyl fused heterocyclic compounds, and compositions and uses thereof

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010524930A JP2010524930A (ja) 2010-07-22
JP2010524930A5 true JP2010524930A5 (ja) 2011-04-07
JP5498374B2 JP5498374B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=39875785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010504040A Expired - Fee Related JP5498374B2 (ja) 2007-04-17 2008-03-31 2−シアノフェニル縮合複素環式化合物および組成物、ならびにその使用

Country Status (12)

Country Link
US (2) US8076345B2 (ja)
EP (1) EP2139334B1 (ja)
JP (1) JP5498374B2 (ja)
CN (1) CN101677569B (ja)
CA (1) CA2682692A1 (ja)
CY (1) CY1114382T1 (ja)
DK (1) DK2139334T3 (ja)
ES (1) ES2427999T3 (ja)
HR (1) HRP20130867T1 (ja)
PL (1) PL2139334T3 (ja)
PT (1) PT2139334E (ja)
WO (1) WO2008130481A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5539235B2 (ja) 2008-02-29 2014-07-02 エボテック・アーゲー アミド化合物、組成物およびそれらの使用
WO2010066629A2 (en) * 2008-12-09 2010-06-17 F. Hoffmann-La Roche Ag Novel azaindoles
UA112517C2 (uk) * 2010-07-06 2016-09-26 Новартіс Аг Тетрагідропіридопіримідинові похідні
AU2014253493B2 (en) * 2010-07-06 2016-04-14 Novartis Ag Tetrahydro-pyrido-pyrimidine derivatives
MX2013015001A (es) * 2011-06-27 2014-03-31 Novartis Ag Formas solidas y sales de derivados de tetrahidro-pirido-pirimidin a.
US9949979B2 (en) 2011-12-15 2018-04-24 Novartis Ag Use of inhibitors of the activity or function of PI3K
CN103497149A (zh) * 2013-10-08 2014-01-08 南京复兴生物科技有限公司 一种5-氨甲基吡啶衍生物的制备方法
PT3230281T (pt) 2014-12-09 2021-08-19 Bayer Ag Benzamidas substituídas por 1,3-tiazol-2-ilo
US10183937B2 (en) 2014-12-09 2019-01-22 Bayer Aktiengesellschaft 1,3-thiazol-2-yl substituted benzamides
WO2017049498A1 (zh) * 2015-09-23 2017-03-30 前湾医药科技(深圳)有限公司 一种咪唑并吡啶类化合物与在制备pi3k抑制剂中的应用
AU2020232616A1 (en) * 2019-03-01 2021-09-09 Revolution Medicines, Inc. Bicyclic heterocyclyl compounds and uses thereof
CA3139019A1 (en) 2019-05-31 2020-12-03 Chiesi Farmaceutici S.P.A. Amino quinazoline derivatives as p2x3 inhibitors
MX2021014116A (es) 2019-05-31 2021-12-10 Chiesi Farm Spa Derivados de piridopirimidinas como inhibidores del purinoreceptor 3 de p2x (p2x3).
WO2022028506A1 (zh) * 2020-08-06 2022-02-10 北京泰德制药股份有限公司 Sos1抑制剂、包含其的药物组合物及其用途
CA3196335A1 (en) 2020-11-27 2022-06-02 Chiesi Farmaceutici S.P.A. Phthalazine derivatives as p2x3 inhibitors
JP2023550840A (ja) 2020-11-27 2023-12-05 キエシ・フアルマチエウテイチ・ソチエタ・ペル・アチオニ P2x3阻害剤としてのアミノキナゾリン誘導体
EP4251617A1 (en) 2020-11-27 2023-10-04 Chiesi Farmaceutici S.p.A. (aza)quinoline 4-amines derivatives as p2x3 inhibitors
US11993580B1 (en) 2022-12-02 2024-05-28 Neumora Therapeutics, Inc. Methods of treating neurological disorders

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3424760A (en) 1966-03-07 1969-01-28 Robins Co Inc A H 3-ureidopyrrolidines
US3424761A (en) 1966-03-07 1969-01-28 Robins Co Inc A H 3-ureidopyrrolidines
DE2502588A1 (de) 1975-01-23 1976-07-29 Troponwerke Dinklage & Co Basisch substituierte derivate des 7-amino-2-chinolons, verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung als arzneimittel
DE60023128T2 (de) 1999-05-12 2006-07-06 Ortho-Mcneil Pharmaceutical, Inc. Pyrazolcarboxamide zur behandlung von fettleibigkeit und anderen erkrankungen
ATE336492T1 (de) * 2000-01-14 2006-09-15 Us Gov Health & Human Serv Methonocarbacycloalkylanaloga von nucleosiden
US6531478B2 (en) 2000-02-24 2003-03-11 Cheryl P. Kordik Amino pyrazole derivatives useful for the treatment of obesity and other disorders
KR20030024799A (ko) 2000-07-20 2003-03-26 뉴로젠 코포레이션 캡사이신 수용체 리간드
CN1237060C (zh) 2001-01-02 2006-01-18 弗·哈夫曼-拉罗切有限公司 用作α1A/B肾上腺素能受体拮抗剂的喹唑酮衍生物
WO2002088079A2 (en) 2001-05-01 2002-11-07 Bristol-Myers Squibb Company Dual inhibitors of pde 7 and pde 4
GB0206033D0 (en) 2002-03-14 2002-04-24 Pfizer Ltd Compounds useful in therapy
EP1552842A1 (en) 2002-06-07 2005-07-13 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Bicyclic pyrimidine derivatives
GB0225908D0 (en) 2002-11-06 2002-12-11 Pfizer Ltd Treatment of female sexual dysfunction
AU2003299797A1 (en) 2002-12-19 2004-07-14 Neurogen Corporation Substituted biphenyl-4-carboxylic acid arylamide analogues as capsaicin receptor modulators
TW200530235A (en) * 2003-12-24 2005-09-16 Renovis Inc Bicycloheteroarylamine compounds as ion channel ligands and uses thereof
US7402596B2 (en) * 2005-03-24 2008-07-22 Renovis, Inc. Bicycloheteroaryl compounds as P2X7 modulators and uses thereof
US7745451B2 (en) 2005-05-04 2010-06-29 Renovis, Inc. Tetrahydronaphthyridine and tetrahydropyrido[4,3-d]pyrimidine compounds and compositions thereof useful in the treatment of conditions associated with neurological and inflammatory disorders and dysfunctions
EP2136639B1 (en) * 2007-04-02 2016-03-09 Evotec AG Pyrid-2-yl fused heterocyclic compounds, and compositions and uses thereof
US8546388B2 (en) * 2008-10-24 2013-10-01 Purdue Pharma L.P. Heterocyclic TRPV1 receptor ligands

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010524930A5 (ja)
US20190040025A1 (en) Indoleamine 2,3-dioxygenase inhibitor, preparation method therefor, and application
JP2010523562A5 (ja)
AU2016201584B2 (en) Phosphatidylinositol 3-kinase inhibitors
JP2008546639A5 (ja)
JP2012502986A5 (ja)
AU2013234009B2 (en) Heterocyclyl compounds as MEK inhibitors
JP5066175B2 (ja) ヒスタミンh4受容体のモジュレーターとしてのベンゾイミダゾール−2−イルピリミジンおよびピラジン
CN103200822B (zh) 2-取代-8-烷基-7-氧代-7,8-二氢吡啶并[2,3-d]嘧啶-6-腈和其应用
JP2011514894A5 (ja)
CN106866571B (zh) 杂环脲类化合物及其药物组合物和应用
US8076345B2 (en) 2-cyanophenyl-7,8-dihydro-5H-pyrido[4,3-d]pyrimidine compounds, compositions and uses thereof
JP2009530302A5 (ja)
WO2017223275A1 (en) Pyrrolobenzodiazepines and conjugates thereof
JP5204091B2 (ja) 新規なベンジル(ヘテロサイクリックメチル)アミン構造を有するピリミジン化合物及びこれを含有する医薬
ES2664810T3 (es) Derivados de imidazopiridazina como moduladores de la actividad del receptor GABAA
WO2017101884A1 (zh) 吲哚胺2,3-双加氧酶抑制剂及其制备方法与应用
AU2015335783B2 (en) Tricyclic atropisomer compounds
JP2008514643A5 (ja)
TW201107318A (en) Furazanobenzimidazoles
JP2018529770A (ja) Jakを阻害するための化合物及び方法
JP2007509043A5 (ja)
AU2014302550A1 (en) Carbazole carboxamide compounds useful as kinase inhibitors
JP2019510801A5 (ja)
JP2011526911A (ja) ベンゾイミダゾール−2−イルピリミジン誘導体を製造する方法