JP2010524030A - カラーフィルタの製造方法およびこれによって製造されたカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタの製造方法およびこれによって製造されたカラーフィルタ Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】本発明は、カラーフィルタの製造方法およびこの方法によって製造されたカラーフィルタに関し、より詳細には、基板上に形成されたブラックマトリックスパターンをプラズマ処理し、ブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性差を大きくすることを特徴とするカラーフィルタの製造方法およびこの方法によって製造されたカラーフィルタに関する。
本発明の製造方法を用いれば、インクジェット方法によるインク吐出時に画素部内あるいは画素部間に混色がなく、未充填による色抜けがなく、表面が均一でありながら画素部内あるいは画素部間の段差が少ないカラーフィルタを提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラーフィルタの製造方法およびこの方法によって製造されたカラーフィルタに関し、より詳しくは、基板上に形成されたブラックマトリックス(Black Matrix:BM)パターンをプラズマ処理し、ブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差を大きくすることを特徴とするカラーフィルタの製造方法およびこの方法によって製造されたカラーフィルタに関する。
本出願は、2007年4月5日に韓国特許庁に提出された韓国特許出願第10−2007−033671号の出願日の利益を主張し、その内容の全ては本明細書に含まれる。
一般的に、半導体回路素子およびLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置に用いられる微細パターンは、フォトレジスト(Photoresist)を用いたフォトリソグラフィ(Photolithography)によって形成されるが、一般的に、フォトレジストを基板上にコーティングした後、露光、現像、洗浄、および硬化するステップを経て製造される。
しかしながら、フォトリソグラフィは、所望するパターンを精密に得ることができるという長所があるにもかかわらず、多くのステップの工程を経なければならないこと、フォトレジストの効果を極大化するために多種類の材料が用いられるという点、さらにコーティングなどの工程で多量のフォトレジストを消耗するという短所がある。
最近では、このようなフォトリソグラフィの短所を克服するために、インクジェット印刷方式によって微細パターンを得るという技術が提案されている。
インクジェット印刷によるカラーフィルタの製作は、既存のフォトリソグラフィ方式によって遮光部であるブラックマトリックスパターンを形成し、このブラックマトリックスパターンを隔壁とし、ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部に赤色、緑色、青色(以下、赤色をR、緑色をB、青色をBとする)のインクを噴射することによって可能となる。
このとき、隔壁として用いられるブラックマトリックスパターンがインクに対して撥インク性を有することができなければ、ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部に噴射されたインクがブラックマトリックスパターンである遮光部を越えて隣接した画素部に流れていくようになり、同種または異種カラー間の混色が発生する恐れがある。
したがって、インクジェット印刷において隔壁の役割をするブラックマトリックスパターンは、インクに対する撥インク性が相当に大きくなければならない。これとは反対に、ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部の基板表面は、インクに対する撥インク性が低いことによって噴射されたインクが画素部内で均一に広がり、画素部内の未充填による漏光現象を防ぎ、画素部内またはピクセル間の段差を減らすことができる。
しかしながら、一般的に、撥インク性が強いブラックマトリックス材料を用いてブラックマトリックスパターンを形成するようになれば、ポストベーク過程中にブラックマトリックス材料の撥インク性物質が迅速な速度で輝発する過程で横に位置した画素部に吸着し、画素部はブラックマトリックス表面と類似した程度の撥インク性に表面が改質される。
これにより、インクをジェッティングしても画素部内部でよく広がらずに未充填が発生し、画素部内または画素部間の段差が甚だしく発生するようになる。
表1には、ブラックマトリックスパターンに撥インク性を付与するために添加された界面活性剤の種類によるプラズマ処理前のブラックマトリックスパターンの表面張力値を示し、表2には、インクジェット方法によって噴射されたカラーインクの界面活性剤種類による表面張力値を示している。図1と表3は、表面張力が異なるブラックマトリックスパターンが形成された基板上にプラズマ処理を行わず、表面張力が互いに異なるカラーインクをジェッティングした結果を示している。
ブラックマトリックスパターン表面の表面張力が36〜45.4mN/mと高いブラックマトリックス(BM1、BM4、BM6)においては、表面張力が相対的に高いインク1(26.4mN/m)と相対的に低いインク2(24.3mN/m)を5滴だけジェッティングしても画素部すべてを充填することができるが、隣接した画素部へのオーバーフロー(overflow)が観察される。これに反し、表面張力が29〜30mN/mと中間程度の値を有するブラックマトリックス(BM2、BM5)では、インク1とインク2に対して20滴で画素部が充填されるが、これと同時にオーバーフローが発生する。しかしながら、表面張力が25.3mN/mよりも低いブラックマトリックス(BM3、BM7)に対しては、インク1とインク2に対して20滴以上でも未充填となり、隣接した画素部へのオーバーフローが発生する。
以上のように、ブラックマトリックス基板の画素部にカラーインクを噴射するときに、インクが隣接画素部にオーバーフローしないようにするためには、ブラックマトリックスパターンが撥インク性を有さなければならないが、このためにブラックマトリックスパターンの表面張力を極めて低くすれば、画素部も同時に撥インク特性を有するようになり、基板上に接触しているブラックマトリックス下部の隈までインクが十分に浸透せずに未充填が発生するようになり、噴射するインクの量(滴数)を増やしても未充填が発生しながらオーバーフローが発生するようになる。
このような問題を解決するために、ブラックマトリックスパターン表面の表面張力を低くして撥インク性を大きくした後、O2条件下でプラズマ処理して部分的に親水化させたり、表面張力が相対的に高いブラックマトリックスパターンにCF4条件下でプラズマ処理して部分的に疎水化させたりする方法などを用いることができるが、この場合にはプラズマ処理時にブラックマトリックスパターン表面と画素部が全体的に親水化または疎水化するようになるため、ブラックマトリックスパターン表面と画素部間のインクの開張性あるいは撥インク性の差を大きくすることが困難である。
また、前記の問題を解決するために、日本特許公開公報第1997−203803号(特許文献1)では、凹部を親インク処理剤によって表面処理し、凸部分を撥インク処理剤で表面処理する方法が提示されている。しかしながら、この方法は、親インク処理剤を処理しながら撥インク処理部分が影響を受けないようにしたり、親インク処理と撥インク処理の2回の処理を別途で行わなければならないという問題点があった。
さらに他の方法として、大韓民国特許公開公報第2000−0047958号(特許文献2)では、湿潤性を変化させることができる湿潤性可変層を有するカラーフィルタを提示している。しかしながら、この方法は、遮光部である隔壁層と開口部であるインク層の他に湿潤性可変層という別途の層が構成され、製造工程が複雑になるという短所がある。さらに、日本特許公開公報第2000−258622号(特許文献3)においては、感光層をパターン露光し、露光部分を親水性領域に変化させる方法が紹介されている。しかしながら、この方法も、別途の感光層を形成しなければならないという追加的な工程が必要となる。
特開1997−203803号公報 大韓民国特許公開公報第2000−0047958号 特開2000−258622号公報
本発明では、インクジェット印刷方式によってカラーフィルタを製造することにおいて、別途の追加工程を行うことなくプラズマ処理によってブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差を大きくし、画素部内あるいは画素部間の混色がなく、未充填による色抜けがなく、表面が均一でありながら画素部内あるいは画素部間の段差が少ないカラーフィルタの製造方法およびこの方法によって製造されたカラーフィルタを提供することを目的とする。
本発明は、(a)基板上に26〜45mN/mの表面張力を有するブラックマトリックスパターンを形成するステップと、(b)前記ブラックマトリックスパターンが形成された基板をプラズマ処理するステップと、(c)前記ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部にインクを用いて充填するステップとを含むカラーフィルタの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記カラーフィルタの製造方法によって製造されたカラーフィルタを提供する。
さらに、本発明は、前記カラーフィルタを含む表示装置を提供する。
本発明では、インクジェット印刷方式によってカラーフィルタを製造することにおいて、隔壁役割をするブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差を大きくし、画素部内におけるインクの開張性を向上させながらも画素部内あるいは画素部間の混色がなく、未充填による色抜けがなく、表面が均一でありながら画素部内あるいは画素部間の段差が少ないカラーフィルタを製造することができる。
本発明において、プラズマ処理をしないブラックマトリックスを用いて製造したカラーフィルタのCCD(Charge−Coupled Device)カメラ(×50)写真である。 本発明の実施例1〜5に係るカラーフィルタのCCDカメラ(×50)写真である。 本発明の比較例1〜5に係るカラーフィルタのCCDカメラ(×50)写真である。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明は、インクジェット印刷方式によってカラーフィルタを製造するものであって、隔壁役割をするブラックマトリックスパターンは、基板上にブラックマトリックス形成用感光性樹脂組成物をコーティング、プリベーク、露光、現像、およびポストベーク過程によって形成し、前記形成されたブラックマトリックスパターンにプラズマによる疎水化表面処理を実行する。
このとき、ブラックマトリックスパターンは、撥インク性を付与するために添加される界面活性剤の種類および含量によって26〜45mN/mの表面張力を有することが好ましく、プラズマによる疎水化表面を処理時にブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差を大きくすることができる。
前記ブラックマトリックスパターンの表面張力が26mN/m未満である場合には、プラズマによる疎水化表面処理後のブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差が少なくなる。さらに、前記表面張力が45mN/mを超えるブラックマトリックスパターンは、特別に表面張力を低くするための界面活性剤を添加しなくても、ブラックマトリックスパターンの表面張力が45mN/mを越えることが困難であり、45mN/mを超える表面張力を有するためには、O2プラズマ処理または親水性コーティングなどの別途の表面処理をしなければならない場合がある。
本発明は、(a)基板上に26〜45mN/mの表面張力を有するブラックマトリックスパターンを形成するステップと、(b)前記ブラックマトリックスパターンが形成された基板をプラズマ処理するステップと、(c)前記ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部にインクを用いて充填するステップとを含むカラーフィルタの製造方法を提供する。
前記(a)は、基板上に26〜45mN/mの表面張力を有するブラックマトリックスパターンを形成するステップである。前記(a)ステップは、(a1)基板上に感光性樹脂組成物を塗布するステップと、(a2)前記感光性樹脂組成物をプリベークしてブラックマトリックス膜を形成するステップと、(a3)前記形成されたブラックマトリックス膜を選択的に露光および現像した後にポストベークするステップとを含む。
前記基板としては材料に特別に限定されることはないが、ガラス基板、プラスチック基板、またはその他フレキシブル基板などを用いることができ、耐熱性が強い透明ガラス基板が好ましい。
前記基板上にブラックマトリックスパターンを形成するための感光性樹脂組成物は、黒色顔料を含む着色剤、アルカリ可溶性樹脂バインダー、エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマー、光重合開始剤、撥インク特性を付与するための界面活性剤、溶媒、およびその他の添加剤を含むことができる。
本発明に用いられる黒色顔料を含む着色剤は、カーボンブラックと2以上の着色顔料を混合して用いることができる。前記カーボンブラックとしては、東海カーボン(株)のシースト5HIISAF−HS、シーストKH、シースト3HHAF−HS、シーストNH、シースト3M、シースト300HAF−LS、シースト116HMMAF−HS、シースト116MAF、シーストFMFEF−HS、シーストSOFEF、シーストVGPF、シーストSVHSRF−HS、およびシーストSSRFと、三菱化学(株)のダイアグラムブラックII、ダイアグラムブラックN339、ダイアグラムブラックSH、ダイアグラムブラックH、ダイアグラムLH、ダイアグラムHA、ダイアグラムSF、ダイアグラムN550M、ダイアグラムM、ダイアグラムE、ダイアグラムG、ダイアグラムR、ダイアグラムN760M、ダイアグラムLR、#2700、#2600、#2400、#2350、#2300、#2200、#1000、#980、#900、MCF88、#52、#50、#47、#45、#45L、#25、#CF9、#95、#3030、#3050、MA7、MA77、MA8、MA11、OIL7B、9B、OIL11B、OIL30B、およびOIL31Bと、テグサ(株)のPRINTEX−U、PRINTEX−V、PRINTEX−140U、PRINTEX−140V、PRINTEX−95、PRINTEX−85、PRINTEX−75、PRINTEX−55、PRINTEX−45、PRINTEX−300、PRINTEX−35、PRINTEX−25、PRINTEX−200、PRINTEX−40、PRINTEX−30、PRINTEX−3、PRINTEX−A、SPECIAL BLACK−550、SPECIAL BLACK−350、SPECIAL BLACK−250、SPECIAL BLACK−100、およびLAMP BLACK−101と、コロンビアカーボン(株)のRAVEN−1100ULTRA、RAVEN−1080ULTRA、RAVEN−1060ULTRA、RAVEN−1040、RAVEN−1035、RAVEN−1020、RAVEN−1000、RAVEN−890H、RAVEN−890、RAVEN−880ULTRA、RAVEN−860ULTRA、RAVEN−850、RAVEN−820、RAVEN−790ULTRA、RAVEN−780ULTRA、RAVEN−760ULTRA、RAVEN−520、RAVEN−500、RAVEN−460、RAVEN−450、RAVEN−430ULTRA、RAVEN−420、RAVEN−410、RAVEN−2500ULTRA、RAVEN−2000、RAVEN−1500、RAVEN−1255、RAVEN−1250、RAVEN−1200、RAVEN−1190ULTRA、およびRAVEN−1170などを用いることができる。
前記カーボンブラックと混合して使用が可能な着色剤としては、カーミン6B(C.I.12490)、フタロシアニングリーン(C.I.74260)、フタロシアニンブルー(C.I.74160)、三菱カーボンブラックMA100、ペリレンブラック(BASF K0084.K0086)、シアニンブラック、リノールイエロー(C.I.21090)、リノールイエローGRO(C.I.21090)、ベンジジンイエロー4T−564D、三菱カーボンブラックMA−40、ビクトリアピュアブルー(C.I.42595)、C.I.PIGMENT RED97,122,149,168,177,180,192,215、C.I.PIGMENT GREEN 7,36、C.I.PIGMENT 15:1,15:4,15:6,22,60,64、C.I.PIGMENT 83,139、またはC.I.PIGMENT VIOLET 23などがあり、この他にも白色顔料または蛍光顔料などを用いることもできる。さらに、前記着色剤は、単独または2種以上混合して色相が黒色となるようにして用いることもできる。
前記着色剤は、感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対して20〜50重量部を用いることが好ましい。前記着色剤の含量が20重量部未満であれば、感光性樹脂組成物で形成された遮光部パターンの厚さあたりのODが低くなり、所望するODを得るためにはパターンの厚さが相当に厚くならなければならず、これによって画素部にインクをジェッティングして形成されたカラーパターン部間の段差が大きくなる。
さらに、前記着色剤の含量が50重量部を超えれば、厚さあたりのODが相当に高まってパターンの厚さが薄くなるという利点はあるが、樹脂と架橋剤成分などが相対的に少なくなるため、遮光部パターンの形成のための工程特性が悪くなる上に、遮光部パターン表面の電気的特性、基板との接着力、および表面特性などの多様な特性が悪くなる。
本発明に用いられるアルカリ可溶性樹脂バインダーは、酸基(acid function)を含むモノマーと、前記モノマーと共重合することができるモノマーを共重合して用いることができる。
前記酸基を含むモノマーは、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、モノメチルマレイン酸、イソプレンスルホン酸、およびスチレンスルホン酸でなされる群から1種以上選択されることが好ましい。
前記酸基を含むモノマーと共重合することができるモノマーは、スチレン、クロロスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、アシルオクチルオキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、エチルヘキシルアクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、p−ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、p−ノニルフェノキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル(メタ)アクリレート、オクタプルルオロペンティル(メタ)アクリレート、ヘプタデカフルオロデシル(メタ)アクリレート、トリブロモフェニル(メタ)アクリレート、β−(メタ)アシルオキシエチルハイドロゲンサクシネート、メチルα−ヒドロキシメチルアクリレート、エチルα−ヒドロキシメチルアクリレート、プロピルα−ヒドロキシメチルアクリレート、およびブチルα−ヒドロキシメチルアクリレートでなされる群から1種以上選択されることが好ましい。
また、前記アルカリ可溶性樹脂バインダーにおいて、反応性基は、アルカリ可溶性樹脂バインダーに反応性を与えるグループであって、前記記載したアルカリ可溶性樹脂バインダーの共重合体、または多元共重合体に反応基をポリマー反応で付加させて製造することができる。このときに使用可能な反応性基としては、グリシジル(メタ)アクリレート、ビニルベンジルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、4−メチル−4,5−エポキシペンテン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、およびノルボルニル誘導体でなされる群から1種以上選択されることが好ましい。
本発明で用いられたアルカリ可溶性樹脂バインダーは、酸価が50〜300KOHmg/g程度であり、重量平均分子量が1,000〜200,000の範囲であることが好ましい。前記アルカリ可溶性樹脂バインダーは、単独または2種以上を混合して用いることができる。
前記アルカリ可溶性樹脂バインダーは、感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対して1〜25重量部(感光性樹脂組成物の固形分基準5〜90重量%となるように含む)を用いることが好ましく、前記アルカリ可溶性樹脂バインダーの含量が1重量部未満である場合には、前記感光性樹脂組成物によって形成されたフィルムの接着性が低下するし、25重量部を超える場合には、前記感光性樹脂組成物によって形成されたフィルムの強度および感度が低下する。
前記エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマーは、分子中に少なくとも1個以上の付加重合可能な不飽和基を有する沸騰点が100℃以上である化合物またはカプロラクトンを導入した官能性モノマーを用いることができる。
前記分子中に少なくとも1個以上の付加重合可能な不飽和基を有する沸騰点が100℃以上である化合物としては、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、またはフェノキシエチル(メタ)アクリレートなどの単官能性モノマー、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングルリコール(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート、ジペンタエリトリトールペンタアクリレート、またはジペンタエリトリトールヘキサアクリレートなどの多官能性モノマーなどを用いることができる。
また、前記カプロラクトンを導入した多官能性モノマーとしては、ジペンタエリトリトールに導入したKAYARAD DPCA−20,30,60,120、テトラヒドロフリルアクリレートに導入したKAYARAD TC−110S、またはネオペンチルグリコールヒドロキシピバレートに導入したKAYARAD HX−220、KAYARAD HK−620などを用いることができる。その他にも使用が可能な多官能性モノマーとしては、ビスフェノールA誘導体のエポキシアクリレート、ノボラック−エポキシアクリレート、ウレタン系の多官能性アクリレートとしてU−324A、U15HA、またはU−4HAなどを用いることができる。前記エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマーは、単独または2種以上を混合して用いることもできる。
前記エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマーは、感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対して1〜20重量部(感光性樹脂組成物の固形分基準5〜50重量%となるように含む)を用いることが好ましく、前記エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマーの含量が1重量部未満である場合には光感度やコーティングフィルムの強度が低下するし、20重量部を超える場合には感光性樹脂層の粘着性が過剰になり、フィルムの強度が十分でなくて現像時にパターンが損失する。
前記光重合開始剤は、光によってラジカルを発生させる役割を行い、アセトフェノン系化合物、ビイミダゾール系化合物、トリアジン系、およびオキシム系化合物でなされる群から1種以上選択される化合物を混合して用いることが好ましい。
前記光重合開始剤として使用が可能なアセトフェノン系化合物としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−メチル−(4−メチルチオ)フェニル−2−モルポリノ−1−プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルポリノフェニル)−ブタン−1−オン、または2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルポリノプロパン−1−オンなどがあり、ビイミダゾール系化合物としては、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,4’5,5’−テトラキス(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,3−ジクロロフェニル)−4,4’5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、または2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,4,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾールなどがあり、トリアジン系化合物としては、3−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}プロピオニクサン、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソプロピル−3−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}プロピオネート、エチル−2−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}アセテート、2−エポキシエチル−2−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}アセテート、シクロヘキシル−2−{4[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}アセテート、ベンジル−2−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}アセテート、3−{クロロ−4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}プロピオニクサン、3−{4−[2,4−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン−6−イル]フェニルチオ}プロピオンアミド、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−p−メトキシスチリル−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(1−p−ジメチルアミノフェニル)−1,3,−ブタジエニル−s−トリアジン、または2−トリクロロメチル−4−アミノ−6−p−メトキシスチリル−s−トリアジンなどがあり、オキシム系化合物としては、日本シバ社のCGI−242、またはCGI−124などがある。
前記光重合開始剤は、感光性樹脂組成物中の前記エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマー100重量部に対して1〜300重量部を用いることが好ましく、特に、感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対してアセトフェノン系化合物0.1〜5重量部、ビイミダゾール系化合物0.1〜5重量部、またはトリアジン系化合物0.05〜5重量部を用いることが好ましい。
前記光重合開始剤は補助成分であって、感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対してラジカルの発生を促進させる光架橋増減剤0.01〜5重量部、または硬化を促進させる硬化促進剤0.01〜5重量部を追加で含むことができる。
前記光架橋増減剤は、ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルアミノベンゾフェノン、メチル−o−ベンゾイルベンゾエート、3,3−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、または3,3,4,4−テトラ(t−ブチルペルオキシカーボニル)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系化合物と、9−フルオレノン、2−クロロ−9−フルオレノン、2−メチル−9−フルオレノンなどのフルオレノン系化合物と、チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロピルオキシチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、またはジイソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン系化合物と、キサントン、または2−メチルキサントンなどのキサントン系化合物と、アントラキノン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、t−ブチルアントラキノン、または2,6−ジクロロ−9,10−アントラキノンなどのアントラキノン系化合物と、9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9−アクリジニル)ヘプタン、1,5−ビス(9−アクリジニルペンタン)、または1,3−ビス(9−アクリジニル)プロパンなどのアクリジン系化合物と、ベンジル、1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2,2,1]ヘプタン−2,3−ジオン、9,10−フェナントレンキノンなどのジカーボニル化合物と、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、またはビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシドなどのホスフィンオキシド系化合物と、メチル−4−(ジメチルアミノ)ベンゾエート、エチル−4−(ジメチルアミノ)ベンゾエート、または2−n−ブトキシエチル−4−(ジメチルアミノ)ベンゾエートなどのベンゾフェノン系化合物と、2,5−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクルロペンタノン、2,6−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)シクロヘキサノン、または2,6−ビス(4−ジエチルアミノベンザル)−4−メチル−シクロペンタノンなどのアミノシナージストと、3,3−カボンニルビニル−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−(2−ベンゾチアゾールイル)−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−ベンゾイル−7−(ジエチルアミノ)クマリン、3−ベンゾイル−7−メトキシ−クマリン、または10,10−カルボニルビス[1,1,7,7−テトラメチル−2,3,6,7−テトラヒドロ−1H,5H,11H−C1]−ベンゾピラノ[6,7,8−ij]−キノリジン−11−オンなどのクマリン系化合物と、4−ジエチルアミノカルコン、4−アジドベンザルアセトフェノンなどのカルコン化合物と、2−ベンゾイルメチレン、または3−メチル−b−ナフトチアゾリンなどを用いることができる。
また、前記硬化促進剤としては、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−4,6−ジメチルアミノピリジン、ペンタエリトリトール−テトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリトリトール−トリス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリトリトール−テトラキス(2−メルカプトアセテート)、ペンタエリトリトール−トリス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプロパン−トリス(2−メルカプトアセテート)、またはトリメチロールプロパン−トリス(3−メルカプトプロピオネート)などを用いることができる。
前記界面活性剤は、ブラックマトリックスパターンに撥インク特性を付与する役割を行う。前記界面活性剤は、シリコン系界面活性剤またはフッ素系界面活性剤を用いることができる。具体的に、シリコン系界面活性剤は、BYK−Chemie社のBYK−077、BYK−085、BYK−300、BYK−301、BYK−302、BYK−306、BYK−307、BYK−310、BYK−320、BYK−322、BYK−323、BYK−325、BYK−330、BYK−331、BYK−333、BYK−335、BYK−341v344、BYK−345v346、BYK−348、BYK−354、BYK−355、BYK−356、BYK−358、BYK−361、BYK−370、BYK−371、BYK−375、BYK−380、またはBYK−390などを用いることができ、フッ素系界面活性剤としては、DIC(DaiNippon Ink & Chemicals)社のF−114、F−177、F−410、F−411、F−450、F−493、F−494、F−443、F−444、F−445、F−446、F−470、F−471、F−472SF、F−474、F−475、F−477、F−478、F−479、F−480SF、F−482、F−483、F−484、F−486、F−487、F−172D、MCF−350SF、TF−1025SF、TF−1117SF、TF−1026SF、TF−1128、TF−1127、TF−1129、TF−1126、TF−1130、TF−1116SF、TF−1131、TF1132、TF1027SF、TF−1441、またはTF−1442などを用いることができるが、これらにのみ限定されるものではない。
前記した撥インク特性を付与するために添加される界面活性剤は、全体感光性樹脂組成物中の総固形分100重量部に対して0.03〜1.2重量部を用いることが好ましい。
前記溶媒は、溶解性、顔料分散性、および塗布性などを考慮するときに、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、2−ヒドロキシエチルプロピオネート、3−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、エチル−3−メトキシプロピオネート、メチル−3−エトキシプロピオネート、エチル−3−エトキシプロピオネート、ブチルアセテート、アミルフォメート、イソアミルアセテート、イソブチルアセテート、ブチルプロピオネート、イソプロピルブチレート、エチルブチレート、ブチルブチレート、エチルピルベイト、またはγ−ブチロールアセテートなどを用いることができる。前記溶媒は、単独または2種以上を混合して用いることができる。
前記感光性樹脂組成物は、分散剤、密着促進剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、および熱重合防止剤でなされる群から選択される1種以上の添加剤を追加で用いることができる。
前記分散剤は、予め顔料を表面処理する形態で顔料に内部添加させる方法、または顔料に外部添加させる方法で用いることができる。前記分散剤としては、高分子型、非イオン性、陰イオン性、または陽イオン性分散剤を用いることができ、その例としては、ポリアルキレングリコールおよびこれのエステル、ポリオキシアルキレン多価アルコール、エステルアルキレンオキシド付加物、アルコールアルキレンオキシド付加物、スルホン酸エステル、スルホン酸塩、カルボン酸エステル、カルボン酸塩、アルキルアミドアルキレンオキシド付加物、またはアルキルアミンなどがある。これらは単独で添加したり2以上混合したりして用いることができる。
前記密着促進剤は、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)−シラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−(3,4−エトキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、または3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどを用いることができる。
前記酸化防止剤は、2,2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、または2,6−g,t−ブチルフェノールなどを用いることができ、前記紫外線吸収剤は、2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、またはアルコキシベンゾフェノンなどを用いることができる。また、前記熱重合防止剤は、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、または2−メルカプトイミダゾールなどを用いることができる。
その他にも、前記感光性樹脂組成物は、前記カーボンブラック分散物、機能性を有する樹脂バインダー、モノマー、感放射線性化合物、およびその他の添加剤でなされる群から選択される1種以上の添加剤を追加で含むことができる。
前記(a1)ステップで、基板上に感光性樹脂組成物を塗布する方法は、当技術分野において周知の方法、例えばスピンコーティング、ディップコーティング、またはドクターブレードなどによって実行される。
前記(a2)ステップで、プリベークは、80〜120℃で1〜5分間実行することが好ましい。
前記(a3)ステップで、選択的露光および現像は、当技術分野において周知の方法を用いて実行することができる。前記露光は、マスクアライナ、ステッパ、またはスキャナなどの露光装備を用い、g−線(436nm)、h−線(405nm)、またはi−線(365nm)の単独または混合光源をパターンマスクを通過してブラックマトリックス膜上に露光する。露光エネルギは、ブラックマトリックス膜の感度によって決定され、通常20〜200mJ/cm2を用いることができる。露光完了後、基板を現像液でディップまたはスプレーすることによって所望するブラックマトリックスパターンを形成することができる。さらに、現像完了後、ブラックマトリックスパターンをポストベークして下部基板との密着力を強化することができる。前記ポストベーク条件は、200〜250℃で10〜200分間実施することが好ましい。
前記形成されたブラックマトリックスパターンは、1.1〜5μmの厚さで3〜6程度の光学密度(Optical Density:OD)を有し、ブラックマトリックスパターンの表面は、添加された界面活性剤の種類と含量によって26〜45mN/mの表面張力を有することが好ましい。
前記(b)は、前記ブラックマトリックスパターンが形成された基板上にプラズマ処理するステップである。
前記ブラックマトリックスパターンが形成された基板をCF4気体を用いた条件下でプラズマ処理を実施して疎水化表面処理をする。一般的に、真空状態で電位差が異なる2つの電極に電圧を増加させてプラズマを発生させるが、このとき、プラズマ形成のために用いられるガスの種類によって表面クリーニング、表面改質、表面エッチング、または表面蒸着などの分野に応用される。本発明では、活性ガスとしてCF4を用い、プラズマ表面エッチングおよび疏水性層の表面蒸着の方法を介してブラックマトリックス基板を疎水化処理するが、このとき、有機物で構成されたブラックマトリックスパターン表面と無機物の画素部のガラス表面間には、プラズマによる疎水化表面処理程度で差が生じるようになる。したがって、26〜45mN/mの表面張力を有するブラックマトリックスパターンが形成された基板をプラズマによる疎水化表面処理を実行してブラックマトリックスパターン表面と画素部間の撥インク性の差を大きくすることができる。
前記(c)は、前記ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部にインクを充填するステップである。
前記プラズマによる疎水化表面処理によって形成されたブラックマトリックスパターンと画素部間の撥インク性の差が大きくなった基板にインクジェット方法によって噴射されるR、G、Bそれぞれのインクは、光硬化型または熱硬化型インクすべてを用いることができる。光硬化型の場合には、色特性を表すための顔料を含む着色剤、樹脂バインダー、エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマー、光重合開始剤、撥インク特性を付与するための界面活性剤、溶媒、およびその他の添加剤を含むことができるし、熱硬化型の場合には、色特性を表すための顔料を含む着色剤、樹脂バインダー、エチレン性不飽和二重結合を有する多官能性モノマー、熱重合開始剤あるいは触媒、撥インク特性を付与するための界面活性剤、溶媒、およびその他の添加剤を含むことができる。前記光硬化または熱硬化インクがインクジェット用カラーインクである場合には、一般的なフォトリソグラフィで用いられるフォトレジストとは異なりアルカリによる現像工程を実行しないため、酸価を有さなくても良い。
カラーインクに製造に用いられる色特性を表すために用いられるレッド顔料としては、ナフトール系レッド顔料であるPig.Red #1(C.I.12070)、Pig.Red #2(C.I.12310)、Pig.Red #3(C.I.12120)、Pig.Red #4(C.I.12085)、Pig.Red #5(C.I.12490)、Pig.Red #6(C.I.12090)、Pig.Red #7(C.I.12420)、Pig.Red #8(C.I.12355)、Pig.Red #9(C.I.12460)、Pig.Red #10(C.I.12440)、Pig.Red #11(C.I.12430)、Pig.Red #12(C.I.12385)、Pig.Red #13(C.I.12395)、Pig.Red #14(C.I.12380)、Pig.Red #15(C.I.12465)、Pig.Red #16(12500)、Pig.Red #17(C.I.12390)、Pig.Red #18(C.I.12350)、Pig.Red #21(C.I.12300)、Pig.Red #22(C.I.12315)、Pig.Red #23(C.I.12355)、Pig.Red #31(12360)、Pig.Red #32(12320)、Pig.Red #95(C.I.15897)、Pig.Red #112(C.I.12370)、Pig.Red #114(C.I.12351)、 Pig.Red #119(C.I.12469)、Pig.Red #146(C.I.12485)、Pig.Red #147(C.I.12433)、Pig.Red #148(C.I.12369)、Pig.Red #150(C.I.12290)、Pig.Red #151(C.I.15890)、Pig.Red #184(C.I.12487)、Pig.Red #187(C.I.12486)、Pig.Red #188(C.I.12467)、Pig.Red #210(C.I.12474)、Pig.Red #245(C.I.12317)、Pig.Red #253(C.I.12375)、Pig.Red #258(C.I.12318)、Pig.Red #261(C.I.12468)と、ナフトール系と金属複合体であるPig.Red #49(C.I.15630)、Pig.Red #49:1(C.I.15630:1)、Pig.Red #49:2(C.I.15630:2)、Pig.Red #49:3(C.I.15630:3)、Pig.Red #50:1(C.I.15500:1)、Pig.Red #51:1(C.I.15580:1)、Pig.Red #53(C.I.15585)、Pig.Red #53:1(C.I.15585:1)、Pig.Red #68(C.I.15525)、Pig.Red #243(C.I.15910)、Pig.Red #247(C.I.15915)と、ジスアゾピラゾロン系であるPig.Red #37(C.I.21205)、Pig.Red #38(C.I.21210)、Pig.Red #41(C.I.21200)と、ジスアゾ系縮合物であるPig.Red #144(C.I.20735)、Pig.Red #166(C.I.20035)、Pig.Red #220(C.I.20055)、Pig.Red #221(C.I.20065)、Pig.Red #242(C.I.20067)と、2−ヒドロキシ−3−ナフトイク酸系金属複合体であるPig.Red #48:1(C.I.15865:1)、Pig.Red #48:2(C.I.15865:2)、Pig.Red #48:3(C.I.15865:3)、Pig.Red #48:4(C.I.15865:4)、Pig.Red #48:5(C.I.15865:5)、Pig.Red #52:1(C.I.15860:1)、Pig.Red #52:2(C.I.15860:2)、Pig.Red #57:1(C.I.15850:1)、Pig.Red #58:2(C.I.15825:2)、Pig.Red #58:4(C.I.15825:4)、Pig.Red #63:1(C.I.15880:1)、Pig.Red #63:2(C.I.15880:2)、Pig.Red #64(C.I.15800)、Pig.Red #64:1(C.I.15800:1)、Pig.Red #200(C.I.15867)と、ナフタレンスルホン酸金属複合体であるPig.Red #60:1(C.I.16105:1)、Pig.Red #66(C.I.18000:1)、Pig.Red #67(C.I.18025:1)と、トリアリルカルボニウム系であるPig.Red #81:1(C.I.45160:1)、Pig.Red #81:3(C.I.45160:3)、Pig.Red #169(C.I.45160:2)と、アントラキノン系であるPig.Red #89(C.I.60745)、Pig.Red #177(65300)と、シオインジオ系であるPig.Red #88(C.I.73312)、Pig.Red #181(C.I.73360)と、キナクリドン系であるPig.Red #122(C.I.73915)、Pig.Red #207(C.I.73900)、Pig.Red #209(C.I.73905)と、ペリレン系であるPig.Red #123(C.I.71145)、Pig.Red #149(C.I.71137)、Pig.Red #178(C.I.71155)、Pig.Red #179(C.I.71130)、Pig.Red #190(C.I.71140)、Pig.Red #194(C.I.71100)、Pig.Red #224(C.I.71127)と、ベンズイミダゾール系であるPig.Red #171(C.I.12512)、Pig.Red #175(C.I.12513)、Pig.Red #176(C.I.12515)、Pig.Red #185(C.I.12516)、Pig.Red #208(C.I.12514)と、ピランスロン系であるPig.Red #216(C.I.59710)と、ジケトピロロピロール系であるPig.Red #254(C.I.56110)と、イソインドリン系であるPig.Red #260(C.I.56295)などが用いられる。
バイオレット顔料としては、トリアリルカルボニウム系であるPig.Violet#1(C.I.45170:2)、Pig.Violet#2(C.I.45175:1)、Pig.Violet#3(C.I.42535:2)、Pig.Violet#27(C.I.42535:3)、Pig.Violet#39(C.I.42555:2)と、アントラキノン系であるPig.Violet#5:1(C.I.58055:1)と、ナフトール系であるPig.Violet#25(C.I.12321)、Pig.Violet#50(C.I.12322)と、キナクリドン系であるPig.Violet#19(C.I.73900)と、ジオキサジン系のPig.Violet#23(C.I.51319)、Pig.Violet#37(C.I.51345)と、ペリレン系であるPig.Violet#29(C.I.71129)と、ベンゾイミダゾールロン系であるPig.Violet#32(C.I.12517)などが用いられる。
ブルー顔料としては、トリアリルカルボニウム系であるPig.Blue#1(C.I.42595:2)、Pig.Blue#2(C.I.44045:2)、Pig.Blue#9(C.I.42025:1)、Pig.Blue#10(C.I.44040:2)、Pig.Blue#14(C.I.42600:1)、Pig.Blue#18(C.I.42770:1)、Pig.Blue#19(C.I.42750)、Pig.Blue#56(C.I.42800)、Pig.Blue#62(C.I.44084)と、Cuフタロシアニン系であるPig.Blue#15(C.I.74160)、Pig.Blue#15:1(C.I.74160)と、メタルプリフタロシアニン系であるPig.Blue#16(C.I.74100)と、インダンスロン系であるPig.Blue#60(C.I.69800)、Pig.Blue#64(C.I.69825)と、インディゴ系であるPig.Blue#66(C.I.73000)、Pig.Blue#63(C.I.73015:x)などが用いられる。
グリーン顔料としては、トリアリルカルボニウム系であるPig.Green#1(C.I.42040:1)、Pig.Green#2(C.I.42040:1)、Pig.Green#4(C.I.42000:2)と、Cuフタロシアニン系であるPig.Green#7(C.I.74260)、Pig.Green#36(C.I.74265)と、メタル複合体であるPig.Green#8(C.I.10006)、Pig.Green#10(C.I.12775)などが用いられる。
イエロー顔料としては、モノアゾ系であるPig.Yellow#1(C.I.11680)、Pig.Yellow#2(C.I.11730)、Pig.Yellow#3(C.I.11710)、Pig.Yellow#5(C.I.11660)、Pig.Yellow#6(C.I.11670)、Pig.Yellow#10(C.I.12710)、Pig.Yellow#49(C.I.11765)、Pig.Yellow#65(C.I.11740)、Pig.Yellow#73(C.I.11738)、Pig.Yellow#74(C.I.11741)、Pig.Yellow#75(C.I.11770)、Pig.Yellow#97(C.I.11767)、Pig.Yellow#98(C.I.11727)、Pig.Yellow#111(C.I.11745)、Pig.Yellow#116(C.I.11790)、Pig.Yellow#167(C.I.11737)と、モノアゾ系金属複合体であるPig.Yellow#61(C.I.13880)、Pig.Yellow#62:1(C.I.13940:1)、Pig.Yellow#100(C.I.19140:1)、Pig.Yellow#168(C.I.13960)、Pig.Yellow#169(C.I.13955)、Pig.Yellow#183(C.I.18792)と、ビスアセトアセテートアリライド系であるPig.Yellow#16(C.I.20040)と、ジアリライド系であるPig.Yellow#12(C.I.21090)、Pig.Yellow#13(C.I.21100)、Pig.Yellow#14(C.I.21095)、Pig.Yellow#17(C.I.21105)、Pig.Yellow#55(C.I.21096)、Pig.Yellow#63(C.I.21091)、Pig.Yellow#81(21127)、Pig.Yellow#83(C.I.21108)、Pig.Yellow#87(C.I.21107:1)、Pig.Yellow#113(C.I.21126)、Pig.Yellow#114(C.I.21092)、Pig.Yellow#124(C.I.21107)、Pig.Yellow#126(C.I.21101)、Pig.Yellow#127(21102)、Pig.Yellow#152(C.I.21111)、Pig.Yellow#170(C.I.21104)、Pig.Yellow#171(C.I.21106)、Pig.Yellow#172(C.I.21109)、Pig.Yellow#174(C.I.21098)と、フラバンスロン系であるPig.Yellow#24(C.I.70600)と、ジアゾ系縮合物であるPig.Yellow#93(C.I.20710)、Pig.Yellow#94(C.I.20038)、Pig.Yellow#95(C.I.20034)、Pig.Yellow#128(C.I.20037)、Pig.Yellow#166(C.I.20035)と、アントラキノン系であるPig.Yellow#123(C.I.65049)、Pig.Yellow#147(C.I.60645)と、アルダジン系であるPig.Yellow#101(C.I.48052)と、ナフタレンスルホン酸金属複合体であるPig.Yellow#104(C.I.15985:1)と、アントラピリミジン系であるPig.Yellow#108(C.I.68420)と、イソインドルリノン系であるPig.Yellow#109(C.I.56284)、Pig.Yellow#110(C.I.56280)、Pig.Yellow#139(C.I.56298)、Pig.Yellow#185(C.I.56290)と、ベンゾイミダゾールロン系であるPig.Yellow#123(C.I.11783)、Pig.Yellow#154(C.I.13980)、Pig.Yellow#175(C.I.11784)、Pig.Yellow#180(C.I.21290)、Pig.Yellow#181(C.I.11777)と、キノフタロン系であるPig.Yellow#138(C.I.56300)と、金属複合体であるPig.Yellow#117(C.I.48043)、Pig.Yellow#129(C.I.48042)、Pig.Yellow#150(C.I.12764)、Pig.Yellow#153(C.I.48545)、Pig.Yellow#177(C.I.48120)、Pig.Yellow#179(C.I.48125)などが用いられる。
この他にも、オレンジ顔料としては、モノアゾ系であるPig.Orange#1(C.I.11725)、Pig.Orange#6(C.I.12730)と、ナフトール系であるPig.Orange#2(C.I.12060)、Pig.Orange#5(C.I.12075)、Pig.Orange#22(C.I.12470)、Pig.Orange#24(C.I.12305)、Pig.Orange#38(C.I.12367)と、ナフトール金属複合体であるPig.Orange#17(C.I.15510:1)、 Pig.Orange#17:1(15510:2)、Pig.Orange#46(C.I.15602)と、ジスアゾピラゾロン系であるPig.Orange#13(C.I.21110)、Pig.Orange#34(C.I.21115)と、ジアリライド系であるPig.Orange#15(C.I.21130)、Pig.Orange#16(C.I.21160)と、ナフタレンスルホン酸金属複合体であるPig.Orange#19(C.I.15990)と、ジスアゾ系縮合物であるPig.Orange#31(C.I.20050)と、ベンゾイミダゾールロン系であるPig.Orange#36(C.I.11780)、Pig.Orange#60(C.I.11782)と、ピランスロン系であるPig.Orange#40(C.I.59700)と、フェリノン系であるPig.Orange#43(C.I.71105)と、キナクリドン系であるPig.Orange#48(C.I.73900)と、イソインドリン系であるPig.Orange#61(C.I.11265)、Pig.Orange#66(C.I.48210)、またはPig.Orange#69(C.I.56292)などが用いられる。
前記熱硬化型インクに用いられる熱硬化開始剤としては、アゾ系化合物として、Wako Pure chemical Industris.Ltd.のアゾニトリル系であるV−60、V−65、V−59、V−70、V−40と、アゾエスト系であるV−601、アゾアミド系であるVA−086、VA−085、VA−080、Vam−110、Vam−111、VF−096、アゾアミジン系であるV−50、VA−044、VA−046B、Aam−027、VA−060、VA−057、VA−061、マクロアゾ系開始剤であるVPS−0501、VPS−1001、VPE−0201、VPE−0401、VPE−0601、VPTG−0301などを用いることができるが、これにのみ限定されるものではない。
インクジェット用カラーインクは、ブラックマトリックスパターンにおけるオーバーフローを防いで画素部によく充填するために、20〜30mN/mの表面張力を有することが好ましい。前記カラーインクが20〜30mN/mの表面張力値を有するために、前記光硬化または熱硬化インクは、シリコン系またはフッ素系界面活性剤をインク組成物100重量部に対して0.01〜0.1重量部を含むことが好ましく、ブラックマトリックスパターン表面に対して20〜60°の接触角を有することが好ましい。
このうちでも特に表面張力を低くする効果が大きいシリコン系界面活性剤として、BYK−300、BYK−301、BYK−302、BYK−306、BYK−307、BYK−310、BYK−330、BYK−333、BYK−335、BYK−341、BYK−344、BYK−345、BYK−370などが用いられ、フッ素系界面活性剤としては、F−114、F−177、F−410、F−411、F−450、F−493、F−494、F−443、F−444、F−445、F−446、F−470、F−471、F−475、F−482、F−487、F−172D、TF−1128、TF−1127、TF−1129、TF−1126、TF−1130、TF−1116SF、TF−1131、TF1132、TF1027SF、TF−1441、TF−1442などを用いることができるが、これのみに限定されるものではない。
前記光硬化性または熱硬化性インクの充填は、インクジェット方法によって実行されることが好ましく、R、G、Bの3種インクを同時または連続的に充填することができる。
光硬化形インクの場合には、各インク吐出後またはすべてのインク吐出後に50〜150℃の温度で10〜2000秒間低温熱硬化を実施し、40〜300mJ/cm2の露光量で露光をした後、200〜250℃の温度で10〜200分間高温熱硬化を実施することができる。熱硬化形インクの場合には、各インク吐出後またはすべてのインク吐出後に50〜150℃の温度で10〜2000秒間低温熱硬化を実施した後に、別途の露光工程を行わずに200〜250℃の温度で10〜200分間高温熱硬化を実施することができるし、光硬化形と熱硬化形が混合したインクに対しても前記の工程を実行することができる。
また、本発明は、前記方法によって製造されたカラーフィルタを提供する。
また、本発明は、前記カラーフィルタを含む表示装置を提供する。
本発明に係る表示装置は、上述した本発明に係るカラーフィルタを含むことを除いては、当技術分野において周知の構成を有することができる。
以下、実施例を参照しながら本発明を具体的に説明するが、下記実施例によって本発明の範囲が限定されるものではない。
[製造例1:遮光性感光性樹脂組成物の製造]
遮光性感光性樹脂組成物1000重量部に対して、着色剤としてカーボンブラック65重量部、アルカリ可溶性樹脂バインダーとしてベンジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸の共重合体(酸価110KOHmg/g、モル比70/30、Mw=30,000)29重量部、およびベンジル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸の共重合体にアリルグリシジルエーテルが付加された重合体(酸価80KOHmg/g、Mw=22,000)70重量部、官能性モノマーとしてジペンタエリトリトールヘキサアクリレート50重量部、光重合開始剤として2−ベンジル−2−(ジメチルアミノ)−1−(4−モポルリノフェニル)ブチル−1−オン20重量部、2,2’−ビス(o−クロロフェニル)−4,4,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール10重量部、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン5重量部、およびメルカプトベンゾチアゾール5重量部、添加剤として分散剤のポリエステル系分散剤9重量部、密着促進剤の3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン0.53重量部、および撥インク性を付与するためのレベリング剤としてシリコン系またはフッ素系界面活性剤1重量部、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート440重量部、エトキシエチルプロピオネート290重量部を混合した。その次に、前記混合物を5時間攪拌してブラックマトリックス感光性樹脂組成物を製造した。
[製造例2:インクジェット用カラーインクの製造]
[インクジェットRインク#1]
インクジェット方法によって各画素部に噴射された赤色インクは、インクジェット組成物1000重量部に対して、着色剤としてピグメントレッド#254 56.4重量部、ピグメントレッド#177 16.3重量部、ピグメントイエロー#139 11.3重量部、アルカリ可溶性樹脂バインダーとしてベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸が70:30のモル比で形成された共重合体にアリルグリシジルエーテルが付加された重合体(Mw=24,000)50.8重量部、官能性モノマーとしてジペンタエリトリトールヘキサアクリレート101.5重量部、アゾアマイド系熱重合開始剤(Vam−110、Wako Pure Chemical Industris.LTD)5重量部、添加剤として分散剤のポリエステル系分散剤39重量部、3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン10重量部、レベリング剤としてフッ素系界面活性剤(Megaface F−475、大日本インク化学工業株式会社、日本)0.35重量部、溶媒としてブチルカルビトールアセテート580重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート35重量部、メトキシプロパノール60重量部、およびブチルセルロソルブアセテート20重量部を混合し、前記混合物を5時間攪拌してインクジェット用インク組成物を製造した。
[インクジェットRインク#2]
インクジェット方法によって各画素部に噴射された赤色インクは、インクジェット組成物1000重量部に対して、着色剤としてピグメントレッド#254 56.4重量部、ピグメントレッド#177 16.3重量部、ピグメントイエロー#139 11.3重量部、アルカリ可溶性樹脂バインダーとしてベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸が70:30のモル比で形成された共重合体にアリルグリシジルエーテルが付加された重合体(Mw=24,000)39.3重量部、官能性モノマーとしてジペンタエリトリトールヘキサアクリレート78.6重量部、アゾアマイド系熱重合開始剤(Vam−110、Wako Pure Chemical Industris.LTD)5重量部、添加剤として分散剤のポリエステル系分散剤37重量部、3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン10重量部、レベリング剤としてシリコン系界面活性剤(BYK330、BYK Chemie、ドイツ)0.6重量部、溶媒としてブチルカルビトールアセテート620重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート37重量部、メトキシプロパノール60重量部、およびブチルセルロソルブアセテート20重量部を混合し、前記混合物を5時間攪拌してインクジェット用インク組成物を製造した。
[インクジェットRインク#3]
前記のインクジェットRインク#1において、フッ素系界面活性剤としてF−475の代わりにMegaface F−487(大日本インク化学工業株式会社、日本)0.35重量部を添加したこと以外には、Rインク#1と同じ方法でRインク#3を製造した。
[インクジェットRインク#4]
前記のインクジェットRインク#2において、シリコン系界面活性剤としてBYK330の代わりにBYK331(BYK Chemie、ドイツ)0.6重量部を添加したこと以外には、Rインク#2と同じ方法でRインク#4を製造した。
[実施例1]
下記表1のF−177の界面活性剤を用いて製造した感光性樹脂組成物溶液(BM5)をガラスにスピンコーティングし、約100℃で2分間全熱処理をして約2.4μmの厚さの塗膜を形成した。その次に、室温で冷却した後、フォトマスクを用いて高圧水銀ランプ下で100mJ/cm2のエネルギで露光させた。前記露光した基板を25℃の温度で0.04%のKOH水溶液でスプレー方式で現像した後、純水で洗浄してエアーブローイング(air blowing)によって乾燥させ、220℃のコンベクションオーブンで30分間ポストベーク(post−bake)し、CF4気体条件下でプラズマによる疎水化表面処理を実施した。
続いて、画素部に前記製造したインクジェットRインク#1を吐出した。このとき、画素部の大きさは、212.5μm×572.5μmであった。前記インク吐出後に100℃で2分間低温熱硬化を実施し、インクの硬化のために220℃で30分間ポストベークを実施し、前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例2]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてBYK307(BM2)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例3]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてBYK331(BM4)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例4]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてF−177(BM5)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例5]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてF−472SF(BM6)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例6]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてBYK307(BM2)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#3を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[実施例7]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてF−472SF(BM6)およびインクとして前記製造したインクジェットRインク#4を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[比較例1]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてBYK330(BM3)およびインクとして前記製造したRインク#1を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[比較例2]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてF−475(BM7)およびインクとして前記製造したRインク#1を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[比較例3]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤を用いずに(BM1)インクとして前記製造したRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[比較例4]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてBYK330(BM3)およびインクとして前記製造したRインク#2を用いたこと以外には、実施例1と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
[比較例5]
感光性樹脂組成物製造時に界面活性剤としてF−475(BM7)およびインクとして前記製造したRインク#2を用いたこと以外には、実施例8と同じ方法でカラーフィルタを製造した。前記インクのジェッティング結果を表4に示した。
Figure 2010524030
Figure 2010524030
Figure 2010524030
Figure 2010524030
実施例1〜7のように、約29mN/m以上の高い表面張力を有するブラックマトリックスパターンをプラズマによって疎水化表面処理した場合においては、約20〜30mN/m以下の低い表面張力を有するインクをジェッティングすれば、オーバーフローなく画素部を適当な滴数(20〜30滴)で充填させることができる。
この反面、比較例1、2、4、および5のように、表面張力が約25mN/m以下と低いブラックマトリックスパターンをプラズマによって疎水化表面処理した場合においては、約20〜30mN/m以下の低い表面張力を有するインクをジェッティングしても、適正な滴数で画素部すべてを充填させることができず、画素部を充填させるためには表面張力がさらに低いインクを用いなければならない。
また、比較例3のように撥インク性を付与するために添加される界面活性剤を用いないブラックマトリックスをプラズマによって疎水化表面処理する場合においては、20滴で画素部が充填されるが、それ以上の滴数でジェッティングすればオーバーフローが発生し、特に界面活性剤を用いないことによるブラックマトリックスは、相対的に高い表面張力によってフォトレジストコーティング時に不良が発生する恐れがある。
したがって、表面張力が26〜45mN/mを有するブラックマトリックスパターンをプラズマによって疎水化表面処理した場合においては、表面張力が20〜30mN/mのカラーインクを用いる場合に、隣接した画素部へのオーバーフローなく適正な滴数でインクをジェッティングして充填することが可能であり、表面張力が26mN/m以下と低いブラックマトリックスパターンをプラズマによって疎水化表面処理した場合においては、表面張力が20mN/mよりも低いカラーインクを用いることが、隣接した画素部へのオーバーフローなく適正な敵数でインクをジェッティングして充填することが可能である。

Claims (18)

  1. (a)基板上に26〜45mN/mの表面張力を有するブラックマトリックスパターンを形成するステップと、
    (b)前記ブラックマトリックスパターンが形成された基板をプラズマ処理するステップと、
    (c)前記ブラックマトリックスパターンによって区画された画素部にインクを用いて充填するステップと、
    を含む、カラーフィルタの製造方法。
  2. 前記ブラックマトリックスパターンを形成するステップは、(a1)基板上に感光性樹脂組成物を塗布するステップと、(a2)前記感光性樹脂組成物をプリベークしてブラックマトリックス膜を形成するステップと、(a3)前記形成されたブラックマトリックス膜を選択的に露光および現像した後にポストベークするステップと、
    を含む、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  3. 前記感光性樹脂組成物は、着色剤を前記感光性樹脂組成物の総固形分100重量部に対して20〜50重量部含む、請求項2に記載のカラーフィルタの製造方法。
  4. 前記感光性樹脂組成物は、シリコン系またはフッ素系界面活性剤を前記感光性樹脂組成物の総固形分100重量部に対して0.03〜1.2重量部含む、請求項2に記載のカラーフィルタの製造方法。
  5. 前記プリベークは、80〜120℃で1〜5分間行われる、請求項2に記載のカラーフィルタの製造方法。
  6. 前記ポストベークは、200〜250℃で10〜200分間行われる、請求項2に記載のカラーフィルタの製造方法。
  7. 前記形成されたブラックマトリックスパターンは、1.1〜5μmの厚さで3〜6の光学密度を有する、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  8. 前記プラズマ処理は、CF4気体を用いて行われる、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  9. 前記インクは、20〜30mN/mの表面張力を有する、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  10. 前記インクは、シリコン系またはフッ素系界面活性剤をインク組成物100重量部に対して0.01〜0.1重量部含む、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  11. 前記インクは、ブラックマトリックスパターン表面における接触角が20〜60である、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  12. 前記画素部の充填は、インクジェット方法によって行われる、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  13. 前記インクは、光硬化性または熱硬化性インクである、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  14. 前記画素部の充填は、2種以上のインクを同時または連続的に塗布するように行われる、請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  15. 前記光硬化性インクは、充填ステップで各種類のインク吐出後またはすべての種類のインク吐出後に50〜150℃で10〜2000秒間低温で熱により硬化され、40〜300mJ/cm2の露光量で露光をした後、200〜250℃の温度で10〜200分間高温で熱により硬化される、請求項13に記載のカラーフィルタの製造方法。
  16. 前記熱硬化性インクは、充填ステップで各種類のインク吐出後またはすべての種類のインク吐出後に50〜150℃で10〜2000秒間低温で熱により硬化された後、200〜250℃で10〜200分間高温で熱により硬化される、請求項13に記載のカラーフィルタの製造方法。
  17. 請求項1〜16のうちのいずれか1つの方法によって製造されたカラーフィルタ。
  18. 請求項17のカラーフィルタを含む表示装置。
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