JP2010521388A - 飲用容器 - Google Patents

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ショーン エドウィン モラン
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Abstract

直立向き及びひっくり返した向きで用いるための飲用容器が提供される。容器は、マウスピース部と、マウスピース部に流体接続される導管部とを含む。導管部は、容器が実質的に直立向きであるときに液体が通ってマウスピース部へ引き出され得る下端開口を有する。容器は、マウスピース部に流体接続される中間入口をさらに含む。中間入口は、下端開口及びマウスピース部の中間に配置される。容器は、容器の向きに応じて中間入口からマウスピース部への流れを制御するように動作可能な流量コントローラをさらに含む。飲用容器用の蓋部及び飲用導管も特許請求される。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲用容器に関する。特に、限定はされないが、本発明は、哺乳瓶を卒業したが中身をこぼす危険なく蓋なしのカップから上手に飲むことがまだできない幼児が用いるのに手ごろなトレーニングカップに関する。本発明はまた、こぼれる危険が高い旅行の状況にも適用され得る。本発明はまた、高齢者、身体障害者、又は虚弱者が用いるのにも適し得る。本発明はまた、健常者用の飲用容器にも関する。
使用者が蓋なしのカップを自身の口まで持ち上げる必要のない補助付き飲用容器は、概して2つの異なる形態をとり得る。トレーニングカップと呼ばれるある特定のタイプは、スパウトを有する蓋を備える液体用の容器を含む。スパウトは、機械的な操作によって、又は使用者が吸うことによって開くことができる液体出口を有する。このようなカップは、幼児がカップを持ち上げて口内にスパウトを位置決めする動きを調整することができるようになって、子供の発育を助けるので、トレーニングカップと一般に呼ばれる。
代替的なタイプのカップでは、蓋を貫通して容器内までストローが延びる。これは、容器を傾ける必要なく容器の中身を摂取することを可能にする。
これら2つの異なるタイプの容器には、使用者の姿勢及び能力に応じた特定の用途がある。
既知の飲用容器よりも高い機能性を有するか又は少なくとも人々に有用な選択肢を提供する飲用容器を提供することが、本発明の目的である。本発明の代替的な目的は、既知の製品よりも高い機能性を提供するか又は少なくとも人々に有用な選択肢を提供する、飲用容器用の蓋の提供、及び/又は、飲用導管(a drinking conduit)の提供を含む。
上述の従来技術の説明は、共通の一般知識を認めるものとみなすべきではない。
本発明の第1の態様によれば、飲用容器用の蓋部であって、マウスピース部と、マウスピース部に流体接続される導管部であって、液体が通過してマウスピース部へ引き出される遠位開口を有する導管部と、マウスピース部に流体接続される中間入口であって、遠位開口とマウスピース部との中間に配置される中間入口と、容器の向きに応じて中間入口からマウスピース部への流れを制御するように動作可能な流量コントローラとを備える飲用容器用の蓋部が提供される。
本発明の第2の態様によれば、上記蓋部を含む飲用容器が提供される。したがって、本発明の蓋部及び飲用容器は、後述するオプションの特徴のいずれかを含み得る。
好ましくは、容器は、マウスピース部を通して液体を引き出すことを可能にしたまま複数の異なる向きで用いることができる。容器をそのベースの上に着座させた状態では、容器内の液体がベースの方に配置されることになるため、マウスピース部に吸引を加えることによって遠位開口から液体を引き出すことができる。圧搾作用で導管部に液体を押し通すこともできる。適切なのは、導管部及び遠位開口が、容器が事実上空になるまで液体を引き出すことができるようになっているものである。容器は、傾けることもでき、傾けると、流量コントローラが遠位開口の代わりに中間入口から液体が流れるのを可能にするように動作する。
中間入口は、導管部において、好ましくは遠位開口よりもマウスピース部の近くに配置される。代替的に、中間入口は、マウスピース部も組み込むマウスピース部材に形成され得る。本発明のさらに別の形態では、マウスピース部に流体接続される補助導管部が設けられて、中間入口が補助導管部に配置され得る。
導管部は、通常はチューブ又はストローの形態である。遠位開口は、ストローの底部に配置され得る。好ましくは、ストローは、容器の底まで延びる。ストローの底部は、小さな氷粒子を含む飲料のための「スラーピー」ストローとして有効に働くスプーン形の端を有し得る。さらに、ストローは、低い飲料レベルでその機能が最も効果的になるように、特に底部に向かって弧状であり得る。導管部は、製造又は洗浄を容易にするように分離可能な2つ以上の管状部分を備え得る。導管部は、風味付け部も含み得る。SIPAHHの商品名で販売されている1つの既知の形態の風味付きストローでは、各端にあるプラスチックフィルタによって風味付けビーズが収容されている。
容器、マウスピース部、及び導管部については、様々な構造が可能である。様々な部品を一体に形成又は成形することができる。例えば、容器は、一体形成された側壁、蓋部、及びマウスピース部を含む単一容器であり得る。しかしながら、本発明のより好ましい形態では、容器は、上面に開口を有する収容体部と前記上面開口を閉じる蓋部とを備える。適切には、マウスピース部は、蓋部に組み込まれてこれと一体的である。代替的に、マウスピース部は、蓋部とは別個に形成されてこれに挿入され得る。マウスピース部及び蓋部は、洗浄のために分離可能であり得る。蓋部と収容体部とは、完全に別個であり得る。代替的に、蓋部は、一体型可撓性ヒンジ等のヒンジ接続を用いて接合され得る。
導管部が別個のチューブの形をとる必要はない。導管部は、容器又は収容体部の側壁に一体形成されてもよい。
導管部は、マウスピース部と一体形成され得る。例えば、マウスピース部及び導管部は、マウスピース部が使用者の口に挿入することができる部分としてストローの上端に単に画定されている、単なるストローであり得る。
本発明のこの形態では、ストローの外周部と容器の周囲部との間をシールして、容器が逆さになったときにこれらの間からこぼれるのを防止するために設けられる環状シールがあることが好ましい。
容器は、蓋部を有する収容体の形態であってもよく、ストローは、蓋部を通って突出していてもよい。
上述のような飲用容器は、折り曲げることによってストローを閉鎖することができるようにする折り曲げストローシステムも含み得る。このような折り曲げストローシステムは、折り曲げるか又は回転させることによって閉鎖されるシリコーン又は弾性のマウスピース部を含み得る。
常時露出するストローの一端には、容器の中身が不用意にこぼれるのを防止するためのクロージャが設けられ得る。クロージャは、上記一端又はその一部を覆う単純なキャップの形態であり得る。代替的に、上記一端は、自動閉鎖弁を組み込み得る。この弁は、上記一端と一体であるスリット弁の形態であり得る。このような露出端は、「噛み作動式マウスピース(bite-activated mouthpiece)」と呼ばれる場合がある。代替的に、容器の上端全体にオーバーキャップが設けられ得る。オーバーキャップは、容器の残りの部分とは別個であり得る。代替的に、オーバーキャップは、ヒンジ接続され得る。容器とオーバーキャップとを相互接続するために、一体型プラスチックヒンジが設けられ得る。導管部、マウスピース部、及び蓋部は、一体形成され得るか又は少なくとも単一形態(単品)であり得る。代替的に、導管部は、マウスピース部の下側と噛み合って係合するとともに、マウスピース部から分離可能であり得る。マウスピース部は、導管部の上端を受け入れる凹部を組み込み得る。代替的に、マウスピース部は、導管部の上端を嵌め込むことができる凹部を画定する下垂管状部を組み込み得る。
マウスピース部は、液体出口を含むことが適切であり、不用意にこぼれるのを防止するために自動閉鎖型であることが好ましい。マウスピース部は、機械的作用下で変形可能なスパウトの形態であり得る。このような機械的作用は、スパウトの側壁を押し合わせるようにスパウトの外部を噛むこと又は唇の圧力を加えることを含み得る(噛み作動式マウスピース)。このような機械的作用で、スパウトの液体出口を開かせることが好ましい。本発明の好ましい形態では、スパウトは、吸引のみでは液体出口を開くことができず、液体出口を開くために機械的変形が必要であるようなものである。
導管部がマウスピース部と一体であるかマウスピース部に嵌め込まれるかに関係なく、好ましくは、導管部の上端の場所は、マウスピース部を依然として変形させることができるような場所である。例えば、導管部の上端とマウスピース部の頂部との間に隙間があり得る。
本発明の代替的な形態では、マウスピース部又はスパウトは、変形可能である代わりに実質的に剛性のプラスチックのマウスピース部であり得る。剛性のプラスチックのマウスピース部は、液体出口を組み込み得ると共に、容器を倒したときにマウスピース部から不用意にこぼれるのを防止するために液体出口弁も含み得る。
軟質形態のマウスピース部又はスパウトでは、液体出口は、膜に形成されている1つ又は複数の開口を備え得る。膜は、スパウトの残りの部分とは異なる材料から形成され得ることで、異なる特性を有し得る。膜は、スパウトにオーバーモールドされ得る。好ましくは、膜は、スパウトの残りの部分と同じ材料であるが、スパウトの残りの部分よりも薄い。好ましい形態では、膜は、スパウトの頂部にある平坦な平面構造である。1つ又は複数の開口は、複数のスリットの形態であってもよい。好ましくは、スリットは、変形時に加えられる通常の力方向と揃った長さ寸法を有する。
流量コントローラは、容器の向きに応じて動作する。好ましくは、流量コントローラは、容器をそのベースの上に着座させると中間入口を閉じることで、使用者がマウスピース部に吸引を加えたときに導管部の下端の開口から液体を引き出すことを可能にする。逆に、容器を十分に傾けるか又はひっくり返した向きにすると、流量コントローラが中間入口を開くように動作するため、液体が中間入口からマウスピース部に流れ得る。好ましくは、流量コントローラは、中間入口に配置される弁部材の形態であり得る。
好ましくは、弁部材の位置は、容器の向きに応じて決まる。したがって、弁部材は、重量の作用下で可動であり得る。付加的又は代替的に、弁部材は、容器の向きの変化に応じ得る。より具体的には、弁部材は、容器内の液体流の作用下で移動し得る。例えば、容器を傾けたときにマウスピース部の方に流れる液体の作用が、弁部材を開く役割を果たし得る。したがって、弁部材を弁構成部(arrangement)及び/又は中間入口の少なくとも部分的又は完全に外部に配置することで、弁閉鎖部に容器内の液体による作用を与えることができる。
弁部材は、直立向きで中間入口を閉鎖するように中間入口と協働可能であり得る。好ましくは、弁部材は、容器内の液体よりも重い(比重が1よりも大幅に大きい)。したがって、弁部材は、逆さの位置にあるときに中間入口から離れて移動するように沈む。重い弁部材は、弁座上の着座にも役立つ。中間入口及び弁部材の配置は、このようにして適宜整えられ得る。代替的に、弁部材は、容器内の液体よりも軽くてもよい。すなわち、弁部材は、フロートとして働いてもよい。この場合、好ましくは、フロートは、逆さの位置にあるときに入口から離れて移動する。フロート及び中間入口の配置は、適宜設計され得る。
弁部材を開放位置に当接させるための上停止部が設けられ得る。これは、導管部に設けられ得る。
中間入口は、導管部の主要部を囲む湾曲状又は実質的に環状の開口の形態をとり得る。弧状又はリング状に配列されている複数の中間入口があってもよい。弁部材に適した形態は、このように湾曲状又はリング形であると考えられる。代替的な構成では、中間入口は、主要部からの分岐部の端に形成されてもよく、その場合、弁部材は、中間入口に着座するフラップの形態をとり得る。弁部材は、導管部から分離可能であり得る。弁部材は、導管部とは別個に形成されて互いに組み立てられ得る。本発明の一形態では、弁部材は、主要部の周りに位置しており蓋の開口内に嵌め込まれてシールを提供する役割も二重に果たすリングを含む、弁構成要素に組み込まれ得る。弁構成要素は、ばね記憶特性を利用して着座(シール)位置に戻るのを助けるように構成されるエラストマー材料から一体形成され得る。
特に上述のフラップの形態の弁部材は、代わりに、マウスピース部、導管部、蓋部、又は収容体部を含む容器の構成要素のいずれかと一体形成されてもよい。
液体が取り出されるときに容器に空気を入れることを可能にするために、空気入口又は「呼吸弁」が設けられ得る。好ましくは、空気入口は、不用意にこぼれるのを防止するために自動閉鎖型である。空気入口は、蓋部に組み込まれ得る。好ましくは、空気入口は、マウスピース部又はスパウトの一部として一体成形され得る。空気入口は、膜に形成されている1つ又は複数の開口を有する弁を備え得る。膜は、マウスピース部又はスパウトの周囲の材料よりも薄いだけでもよい。空気入口は、スパウトの側壁の付け根に配置され得る。
好ましい構成では、マウスピース部/スパウト、空気入口、及び液体出口は全て、弾性材料でできている供給部に一体成形される。スパウトの変形が、空気入口及び液体出口の両方を開放させ得る。供給部は、より硬質の材料でできている周囲部にオーバーモールドされて、合わせて蓋部を形成し得る。より硬質の周囲部には、収容体部に固定するための係合手段、例えば相互に協働可能なねじ又はスナップ嵌めが設けられることが適当である。
好ましくは、マウスピース部又はスパウトは、容器の上部の前方位置に配置され、収容体部は、ベースと、水平面上で収容体部をそのベースの上に着座させたときに前方に傾く収容壁とを有する。
スパウトは、上部からの管状突起の形態をとり得る。管状突起は、その上端が前方に延びるような角度であり得る。
飲用容器には、収容体部の傾斜角度と実質的に一致する角度にあるハンドル部が設けられ得る。角度付きのスパウト、収容体部、及びハンドル部の組み合わせが、幼児がハンドルを把持して自身の口内に容器を向けるように容器を傾ける動作を調整するのを助ける。
傾斜している収容体部を着座させるために、ベース部が設けられ得る。ベース部は、傾斜している収容体部から分離可能であり得る。代替的に、ベース部及び収容体部は、一体形成され得る。本発明の最も好ましい形態では、収容体部及びベース部は、中身が見えるように収容体部を透明にして異なる材料で作られる。
本発明の第3の態様によれば、直立向き及びひっくり返した向きで用いるための飲用容器であって、マウスピース部と、マウスピース部に流体接続される導管部であって、容器が実質的に直立向きであるときに、液体が通ってマウスピース部へ引き出され得る下端開口を有する導管部と、マウスピース部に流体接続される中間入口であって、下端開口及びマウスピース部の中間に配置される中間入口と、容器の向きに応じて、中間入口からマウスピース部への流れを制御するように動作可能な流量コントローラとを備える飲用容器が提供される。
本発明の第4の態様によれば、液体の吸い上げ用の第1の端と、マウスピースとしての役割を果たす第2の端とを含む2つの端を有する飲用導管であって、第1の端及び第2の端の中間に配置される中間入口、及び導管の向きに従って中間入口から第2の端への流れを制御するように動作可能な流量コントローラも設けられる飲用導管が提供される。
飲用導管は、上述の第1及び第2の態様の導管部に関して説明した特徴のいずれかを有し得る。
飲用導管は、蓋部のない単一容器で用いられてもよい。例えば、容器は、包装済み飲料等のパッケージの形態であり得る。このような製品では、ストローがパッケージの外部に設けられて、パッケージがストローの挿入用の脆弱開口を有し得る。
包装済み飲料の場合、ストローは、代わりに開封前から容器内にあって、開封時に容器外の露出端を提供するように伸長可能であってもよい。
本明細書に開示及び定義する本発明は、本文又は図面から述べられるか又は明らかである個々の特徴の2つ以上の代替的な全組み合わせに及ぶことが理解されるであろう。これら種々の組み合わせの全てが、本発明の様々な代替的な態様を構成する。
本明細書で用いる「備える」という用語(又はその文法上の変形)は、「含む」という用語と同等であり、他の要素又は特徴の存在を除外するものとみなすべきではないことも理解されるであろう。
本発明をより十分に理解することができるように、次に図を参照していくつかの実施形態を一例として説明する。
本発明の好ましい実施形態によるトレーニングカップの側面図である。 図1のトレーニングカップの背面図である。 図2のA−Aを通るトレーニングカップの断面図である。 トレーニングカップの蓋部の上面斜視図である。 分解形態で導管部と共に示す図4の蓋部の底面斜視図である。 直立向きの図3のトレーニングカップの概略断面図である。 逆さ向きであることを除いて図6に対応する概略図である。 図6のトレーニングカップの一部を形成する導管部の分解図である。 図8Aに示す導管部の縦断面図である。 第1の代替的な導管部の分解図である。 第2の代替的な導管部の組み立て側面図である。 図8Dに示す第2の代替的な導管部の分解側面図である。 図8Dの第2の代替的な導管部と組み立てられた蓋を示す底面斜視図である。 図6のトレーニングカップの一部を形成するマウスピース又はスパウトの詳細図である。 本発明の第2の好ましい実施形態によるトレーニングカップの概略断面図である。 図10のトレーニングカップの一部を形成する導管部の詳細図である。 図11の導管部の断面形状を示す。 製造ステップを示す図11の導管部の細部である。 図10に示すカップの一部を形成する蓋部の断面図である。 図14に示す蓋部の底面斜視図である。 カップを逆さ位置で示していることを除いて図10に対応する部分断面図である。 図14に示す蓋部の一部を形成する供給部の詳細図である。 直立構成で配置されている導管部の別の実施形態の概略断面図である。 ひっくり返した構成で示すことを除いて図18と同様の図である。 図18の導管部の分解斜視図である。 本発明による飲用容器の別の実施形態の一部断面図である。 本発明による飲用容器の別の実施形態の一部断面図である。 本発明による飲用容器のさらに別の実施形態を示す一部断面図である。 本発明による飲用容器のさらなる実施形態である。 本発明による飲用容器のさらにまた別の実施形態である。 本発明による飲用容器のさらに別の実施形態である。 本発明による哺乳瓶の一部断面図である。
図1に示すように、トレーニングカップ10は、カバー部12と、ベース部16によって支持される収容体部14とを含む。図3で最も明確に見ることができるように、カバー部12は、蓋部18の上を覆って延びる。
蓋部18は、周辺フランジ部24によって囲まれる供給部17を含む。
蓋部18の供給部17は、ゴム又は熱可塑性エラストマー等の比較的可撓性の材料製である。供給部17は、マウスピース(又はスパウト)20を組み込むとともに、蓋部18の上面のスパウト20の後方、実質的にその付け根に設けられる空気入口22を囲んでいる。周辺フランジ部24は、蓋部18を収容体部14に取り付け固定することができるように供給部17よりも可撓性の低い材料製である。したがって、周辺フランジ部24には、収容体部14に設けられている雄ねじ山28と互いに補足し合う雌ねじ山26が設けられる。供給部17及び周辺フランジ部24は、単一の蓋部18を形成するようにオーバーモールドプロセスで一体化され得る。図3から、供給部17の外周19が周辺フランジ部24の内周23の上に重なることが分かり得る。空気入口22は、これらの重なった部分19、23に隣接して内周23よりも内方に配置される。
オーバーモールドプロセスでは、2つ異なるタイプのプラスチック材料を別個のバレルすなわちツインバレルから射出することによって、2つの部品を合わせて成形することができる。代替的に、インサート成形とも呼ばれるプロセスで、或る部品を金型に挿入して別の部品をその周りで成形してもよい。したがって、可撓性の供給部17が予備成形されてから金型に挿入されることで、周辺フランジ部24を供給部17の周りで成形することが可能になり得る。代替的に、周辺フランジ部24を最初に成形して、可撓性の供給部17を周辺フランジ部24に成形してもよい。
カバー部12が蓋部18の外部形状と概ね相補的な形状を有することが分かり得る。カバー部12は、単に摩擦嵌めによって蓋部18に固定され得る。カバー部12には、取り外しを補助するために後方突出タブ30が設けられる。
図3に示すように、収容体部14は、ベース部16に受け入れられる。収容体部14の下部の外周は、ベース部16の内周と相補的である。特に、収容体部14は、ベース部16に設けられている環状溝34と噛み合う外部突出環状リブ32を有し得る。収容体部14及びベース部16は、成形プロセスで一体化されてもよい。代替的に、これらは、個別に洗浄することができるように分離可能であってもよい。ベース部16は、トレーニングカップ10が置かれる表面をしっかり捕えるようにするために、収容体部14よりも可撓性の高いプラスチック材料から成形され得る。ベース部16は、蓋部18の供給部17と同じ材料製であり得る。ベース部16及び収容体部14は、オーバーモールドプロセスによって一体化されても互いに接着されてもよい。
図2は、トレーニングカップ10の後面図である。収容体部14は、外側から中身が見えるように透明であり得る。収容体部14を形成する壁の後部36には、液体の容量を容易に確かめることができるようにレベル標示が設けられる。ハンドル40が、収容体部14の壁の両側に一体成形される。
図3を考慮すると、蓋部18の前方部分は、先端が手前にくるように傾いたスパウト20を含むことが分かり得る。このとき、収容体部14は、収容体部14の壁の前部及び後部が前方に傾くような形状になる。換言すれば、収容体部14は、長手方向中心軸を有する円筒壁を有する。水平面上においてトレーニングカップ10をそのベース部16の上に着座させると、長手方向中心軸は、真の鉛直線に対して傾斜角度(鋭角)で延びる。さらに、ハンドル40も、長手方向中心軸に対して同じか又は同様の向きに傾いている。この傾きは、子供がスパウトを自身の唇の方に向けるのを助けると共に、ハンドル40を把持し、トレーニングカップ10を持ち上げて傾け、子供の口内にスパウト20を挿入する際の調整を助ける。スパウト20は、長手方向中心軸に対して同じか又は同様の角度で配置され得る。
図4に示すように、スパウト20の上端には、平坦な平面状の膜44が設けられる。膜44は、供給部17の残りの部分よりも薄く、したがって可撓性がより高い。膜44は、液体出口を提供するスリット46を含む。通常、スリット46の対向壁が互いに当接して液体シールを提供する。しかしながら、スリット46の両端におけるスパウトの側壁が子供の口内で押し合わせられると、スリット46が開くことによって液体出口が提供される。
空気入口22は、同様のタイプの自動閉鎖スリット弁からなる。膜44と同様の方法で、周囲の供給部17よりも薄く、したがって可撓性がより高い空気弁膜50が設けられる。空気弁膜50は、スリット46の長さ方向を横断する向きの長さ方向を有するスリット51を有する。
図5を参照すると、スパウト20が図3に示すように導管部54を収納する凹部52を組み込むことが分かり得る。導管部54は、第1の下端56を有する第1の下部57及び第2の上端58を有する第2の上部59を有する、2部構成のストロー又はチューブの形態である。第2の上端58は、凹部52に収納される。ストローの2つの部分57、59は、弁部材64と共に各々が蓋部18から分離可能であってもよく、組立体全体が蓋部18から分離可能であってもよい。これは、特に乳飲料及び果肉汁に関する洗浄を容易にする。導管部54の上端58は、凹部52の頂部までは延びない(概略図6に示す通り)。これは、導管部54が入っていない上領域60を提供するため、液体出口弁46を開くためにスパウト20が依然として機械的に変形することができる。凹部52は、下垂円筒壁62によって画定され得る。導管部54は、凹部52に取り外し可能に収納され得る。これは、導管部54を個別洗浄のために取り外すことを可能にする。代替的に、導管部54は、スパウト20に添装又は一体成形してもよい。好ましくは、導管部54は、洗浄しやすいようにより大きな内口径を有する。
図6は、導管部54が弧状であり得ると共に第1の下端56がトレーニングカップ10の前方に延びることを示す。これにより、導管部54の下端56を通して液体を依然として引き出すことができるようにするためのカップが向けられ得る飲用角度の範囲が最大化する。
図8A及び図8Bは、流量制御弁部材64と共に導管部材54をより詳細に示す。導管部54は、第2の上部59が第1の下端56と第2の上端58との間に弁座66を有する2部構成のブロー成形ストローを備える。弁座66は、第2の上端58から導管部54の長さに沿って約1/4のところに配置される。弁座66の面のうち弁部材64が着座する側である上側の面には、1つの中間入口68(又は複数の中間入口)が設けられる。図6に概略的に示すトレーニングカップ10が着座した向きでは、環状の弁部材64によって中間入口68が閉鎖される。環状の弁部材64は、比重が水よりも大幅に大きく、成形アセタールでできていることが好ましい。弁部材64の下側は、弁部材64を弁座66に着座させると中間入口68を閉鎖するように弁座66の上面に対応する形状である(図3に示す通り)。
したがって、トレーニングカップ10が図6に示す着座位置に向けられると、弁部材64は、重力によって弁座66に着座するようになる。カップ内に液体が入っている場合、使用者がスパウト20に吸引を加えると、これが弁部材64を中間入口68に対してさらに引き寄せて閉じることにより、真空シールを作り出して導管部54の下端56を通して液体を引き出すことを可能にする傾向がある。したがって、この向きでは、導管部54が通常のストローとしての機能を果たす。
しかしながら、図7を参照すると、トレーニングカップ10を逆さにした場合、弁部材64は、重力の作用下で沈んで導管部54の第2の上端58の方に移動することにより、中間入口68を開く傾向がある。カップ内でカップの底からマウスピースの方へ流れる液体の作用は、弁部材64を外すことにより真空シール又は表面張力シールを破る役割も果たす。したがって、中間入口68が開いた状態では、液体は、中間入口68を通って流れることになり、使用者がスパウト20に吸引及び軽い機械的圧力を加えることによってスパウト20から引き出され得る。図6及び図7の作用の両方で、スパウトの機械的変形が空気入口22の開放をもたらす。
図3を考慮すると、中間入口68が容器の前側に向かって開いていることが分かり得る。したがって、この容器は、飲用容器を前方/後方平面に対して垂直な水平軸を中心に回転させるときに最も有効に機能する。このように回転させると、中間入口68は、飲用容器に収容されている液体に浸漬する。これにより、浸漬していない入口を通した空気の取り込みが回避されるため、最適な液体流が得られる。したがって、この飲用容器は、上記の方向に傾けることによって最適に用いられる。
図6の直立向きで重力が環状の弁部材64をその弁座66に対してシールするのを補助するように、弁部材64は、1.0よりも大幅に大きい比重を有することが好ましい。
同様に、傾いた向き又はひっくり返した向きで飲用容器を用いる場合、弁部材64は、その一部又は全体が浸漬しているか又は浸漬することになる液体よりも大幅に重いため、その比重が開放動作の助けとなる。大きな比重は、弁部材64とその弁座66との間にある液体によって作り出される表面張力シールを破るのにも役立ち得る。
図8Aに示すように、導管部54の上端58は、中間入口68を前向きにした向きに導管部54を向けるために、スパウト20に相補的な凹部52が設けられているD形断面等の非円形であり得る。
さらに、弁部材64が弁座部66の外周よりも外側に延びることが図8Bで見ることができる。したがって、飲用容器を逆さにすると、液体流が弁部材64に対して作用して、弁部材64とその弁座66との間の真空シール又は表面張力シールを破るのを助けることができる。
好ましくは、容器10、導管部54、及び関連の弁部材64は、食器洗浄機で洗える食品等級材料、例えば適当なプラスチック、金属、セラミック製である。使用材料は、温かい飲料及び冷たい飲料に適していることも好ましい。
導管部の第1の代替的な実施形態54’を図8Cに示す。これは、多くの点で同様であるため、部品を新たな実施形態に適合させた場所を示すためにプライム記号(’)を加えて、同じ符号で同じ部品を示す。弁座66’には、複数の弧状の中間入口68’が設けられる。さらに、上端58’は、導管部54’がいかなる向きでもスパウト20と組み立てられ得るように円形である。この実施形態では、飲用容器は、いかなる向きに傾けてもよく、中間入口68’の一部又は全部を通して流れが生じる。
図8D〜図8Fは、導管部の第2の代替的な実施形態54’’を示す。この導管部54’’は、先の2つの実施形態と多くの点で同様であるため、部品を新たな実施形態に適合させた場所を示すためにプライム記号(’)を加えることを除いて、同じ符号で同じ部品を示す。
先の実施形態のように、導管部54’’は、下部57’’及び上部59’’を有する2部品構成のストロー又はチューブの形態である。上部59’’及び下部57’’は、個別洗浄のために分離可能である。上部59’’には、円錐台形の形態の上面を有する弁座66’’が設けられる。弁座66’’の上面には、複数の等間隔に離間して円周方向に配列されている中間入口68’’が設けられる。中間入口68’’は、上部59’’内で導管と連通する。
弁部材64’’は、弁座66’’の上面に着座することにより中間入口68’’を閉じることができるように、弁座66’’の形状と相補的な下面を有する円錐台形シェルの形態である。
上部59’’は、上部59’’の外面上に円形リブの形態の上停止部67も含む。上停止部67は、弁部材64’’が上部59’’から分離されて紛失することがなくなるように、弁部材64’’の移動の上限を画定する。
上部59’’は、ボスの形態の把持部69も含む。図8Fに示すように、把持部69は、スパウト20に対して導管部54’’を挿抜しやすくする。
図9は、スパウト20を組み込み且つ空気入口22を囲む供給部17のより詳細な図である。スパウト20は、使用者の唇の位置を案内するための唇座(lip seat)70を画定する。使用者がこの場所に軽い機械的圧力を加えると、スパウト20の上端が変形して液体出口弁46が開く。液体出口弁46は、スパウト20の上端を変形させると空気入口22も開くように、内部リブ47(図5を参照)によって空気入口22に連結され得る。しかしながら、半剛性及び可撓性のボトル/容器は空気入口22なしで最も有効に機能するため(変形したボトルが空気を吸い込んで圧力を均一にするため)、空気入口22はオプションである。剛性のボトル及び容器は、真空を解除するのに十分なほど素早く空気が入れないため、空気入口22を有して最も有効に機能する。
図10〜図17は、幼児用カップの第2の実施形態10’を示す。カップ10’の形態は、図1〜図9に示すトレーニングカップと多くの点で同様である。したがって、同じ参照符号を用いて同じ部品を示す。新たな実施形態に適合するように部品に変更を加えた場所では、プライム記号(’)を付けた同じ番号で上記部品を示す。
図10を参照すると、この実施形態のスパウト20’は、多少変更されている。第1に、スパウト20’はこの場合、可撓性の後部72及び剛性の前部74を含む。これは、スパウト20’の変形が後部72で行われることで、先の実施形態のようにスパウト20’の変形時に空気入口22が確実に開放されることを確実にする。第2に、この実施形態では、弁部材64’は供給部17’と一体成形され、これは図14及び図15で最も明確に見ることができる。
図11を参照すると、導管部54’の形態は、弁座66’がその中心軸を主要導管の中心軸と一致させて配置されないように変更されている。代わりに、球根状部の形態の弁座66’が、主要導管から延びる枝のように形成される。弁座66’の上端には、中間入口68’が形成される。図13は、弁座66’の頂部が未処理のままブロー成形によって導管部54’が形成され得る様子を示す。後続のステップで、弁座66’の頂部は中間入口68’を形成するように切り取られる。
導管部54’は、スパウト20’内に画定されている凹部52’内に取り外し可能に収納される。導管部54’の上端58’及び凹部52’は、導管部54’が正しい向きでスパウト20’に挿入されることを確実にするように非円形の相補的な断面を有し得る。図12は、この目的に適したD形断面を示す。さらに、図17に示す唇座70は、導管部54’の上端58’用の座を提供するように対応した形状の内部座を有し得る。
図10を参照すると、導管部54’が正しい向きでスパウト20’に挿入されると、弁部材64’は、中間入口68’を覆うように下垂向きから曲げられる。これにより、中間入口68’が閉鎖され、第1の下端56’からスパウト20’へ液体を引き出すことが可能になる。
他方、図16に示すようにトレーニングカップ10’を逆さにすると、弁部材64’は、重力の作用下及び液体がスパウト20’の方に流れるときの液体の付勢下で沈む傾向がある。吸引と組み合わせてスパウト20’に軽い機械的圧力を加えることによって、使用者は、液体出口46を開いて中間入口68’を通して液体を引き出すことができる。本発明は、こうして、トレーニングカップ10’を種々の向きの範囲で用いることを可能にする。
確実に、フラップ弁部材64’は、スパウト20’と共にエラストマー材料製である。フラップ弁部材64’は、この材料のばね記憶特性を利用して、弁部材64’を直立向きでシール位置に戻るように付勢することによって弁動作を助ける。
図18は、図10に示す実施形態のように弁部材として機能するフラップ弁部材82を有する、導管部の代替的な形態80を示す。導管部80は、第1の下部84及び第2の上部86を備える。下部84は、先の実施形態の通りに直立向きで液体が通って導管部80へ引き込まれ得る第1の下端88を有する。第2の上部86は、先の実施形態の通りに凹部52に挿入される上端90を有する。
図11の実施形態のように、第2の上部86は、中間入口94を形成するように主要導管から延びる分岐部92として形成され得る。図20で見ることができるように、第2の上部86には、分岐部92の上に位置付けリブ96も設けられる。位置付けリブ96は、フラップ弁部材82を組み込む一体弁構成要素100の一部を形成する環98を位置付ける役割を果たす。一体弁構成要素100は、位置付けリブ96の上に嵌まることを可能にするためにゴム等のエラストマー材料製であり得る。フラップ弁部材82には、重りとしての機能を果たすために球根状の下縁102が設けられ得る。したがって、導管部80を図19に示すようなひっくり返った構成にすると、重り付の下縁102がフラップ弁部材82の開放を補助するようになる。図20に示すように、下部84、上部86、及び弁構成要素100は、洗浄のために分離可能であり得る。
図21〜図27に示す以下の実施形態は、図1〜図9のタイプの環状の弁部材64か、又は図10〜図20のタイプのフラップ式弁を用いる、様々な異なるタイプのボトルを示す。各容器タイプを、環状弁タイプ又はフラップ弁タイプで用いることができる。さらに、弁は、より大きな容量の用途に適するように拡大することもできる。
図21は、図6に示す導管部54を組み込む「ポップトップ式の」使い捨て又は再使用可能飲料ボトル105を示す。飲料ボトルは、ボトルの頂部とねじ係合するねじクロージャ106を有する。ねじクロージャ106は、ポップアップクロージャ108を組み込んでおり、その形態は当業者によく知られている。ポップアップクロージャ108が下降構成にあるときには、ボトル105が閉じている。使用者がボトルから飲みたいときには、ポップアップクロージャ108を引き上げる。ポップアップクロージャ108を吸うことによって、使用者は、導管部54の下端56を通して液体を引き出すことができる。他の実施形態のように、ユーザは、続いてボトル105を逆さにした場合、中間入口68を通して液体を引き出すことができる。ボトルは、スクイーズボトルとしての機能を果たすこともできる。ユーザがボトル105の側壁を握ると、これがボトルから中身を絞り出す助けとなる。
図22は、図6に示す導管部54を組み込む別の飲料ボトルを示す。この飲料ボトル110には、先の実施形態のように上端にねじクロージャ112が設けられる。このねじクロージャ112は、ボトル110の上端とねじ係合する。ねじクロージャ112は、閉じるとクロージャ112の外部輪郭に一致する枢動可能なフラップ114を含む。図示のように、フラップ114は、開くと可撓性のマウスピース部116を露出させる。可撓性のマウスピース部116は、導管部54と流体連通している。可撓性のマウスピース部116は、フラップ114を閉じるときに曲がってねじクロージャ112内に封入されることができる。可撓性のマウスピース部116が曲げられると、可撓性のマウスピース部116のキンクによってシールが作り出される。このボトル110は、スクイーズボトルとしての機能を果たすこともできる。
図23は、スナップ嵌め式の蓋部120を有し、図18〜図20に示すような導管部80を組み込む持ち帰り用カップ118を示す。一体弁構成要素100の弾性の環98が、蓋部120に形成されている開口122とのシールを提供するためのグロメットとしての機能を果たす。さらに、導管部80は、第2の上部86内に収納されるマウスピース124を用いる。マウスピース124は、弾性材料から形成され得る。
図24は、蓋部128を有する断熱マグ126であることを除いて、図23の使い捨てカップ118と多くの点で同様である。導管部80は、先の実施形態と同じ方法で蓋部128内に収納される。
図21〜図24の容器が図1〜図17のスリット46のような出口弁を有しないことが理解されるであろう。代わりに、導管部は、通常の使用時には本質的に開放されている。したがって、吸うことをやめると空気が容器に容易に入ることができるため、先の実施形態(図1〜図17)の空気入口22等の入口弁は必要ない。
図25は、断熱マグ126の代替的な形態を示す。この実施形態では、蓋部130に一体的なスパウト132が形成される。スパウト132の下側は、円筒形凹部133を画定する。蓋部130は、スパウト132の前部から下垂する一体的なフラップ弁部材135も含む。
この実施形態では、代わりにフラップ弁部材135が蓋部130と一体であるため弁構成要素100が省かれるという点で、導管部80’は先の実施形態とは異なる形態をとる。導管部80’は、下端88を有する第1の下部84と、上端90を有する第2の上部86’とを含む。上端90は、スパウト132の円筒形凹部133内に収納される。
スパウト132の上端には、自動閉鎖スリット弁138が設けられる。自動閉鎖スリット弁は、スパウト132の頂部にある平面膜134の形態である。平面膜134にはスリット136が設けられ、その側壁は、通常はスパウトをシールするように当接関係であるが、スパウト132の側壁に軽い機械的圧力を加えることで開くことができる。図示されていないが、この実施形態は、液体が抜き取られているときにマグ126に空気が入るのを許す空気弁も含み得る。図22〜図24の先の実施形態に勝るこの構成の利点は、マグ126を不用意に倒したときに弁138が自動的に閉じることでこぼれるのを防止することである。
平面膜134は、均質な成形体としてスパウト132と一体形成され得る。代替的に、平面膜134は、スパウト132にオーバーモールドされてもよい。好ましくは、蓋部130は、熱可塑性エラストマー製である。
図26は、図25の先の実施形態と多くの点で同様である飲用容器の代替形態140を示す。この実施形態では、蓋部130’は、周囲部142の中央に一体成形される熱可塑性エラストマーから形成されるスパウト132’を有し、周囲部142は、スパウト132’よりも剛性の材料である。スパウト132’に周囲部142がオーバーモールドされて、蓋部130’が形成され得る。スパウト132’には、平面膜134’の形状が楕円形であることを除いて先の実施形態と同様の形態の自動閉鎖スリット弁138’が設けられる。容器140が剛性である場合、空気弁(図示せず)も設けられ得る。
図27は、哺乳瓶の技術分野で既知のように、ボトル部152、クロージャ部154、及び可撓性乳首部156を有する哺乳瓶150を示す。哺乳瓶150は、図6及び図22の導管部54と多くの点で同様の導管部54’’用の座を提供するインサート158も含む。導管部54’’は、第1の下端164を有する第1の下部162及び第1の下部162を収納する第2の上部166を有する。第2の上部166は、中間入口68を提供する弁座66を含む。弁が閉鎖位置にあるとき、弁部材64は弁座66上にある。第2の上部166は、インサート158に対して導管部54’’を位置付ける2つの長手方向に離間した位置付けリング160を含むため、図22に示すものとは異なる。
したがって、哺乳瓶は、導管部54’’の下端164を通して液体を引き出すことができるように乳首部156を吸うことによって直立構成で用いることができる。代替的に、哺乳瓶150は、先の実施形態で説明したように中間入口68を通して液体が入るように逆さにすることができる。
さらに、液体が抜き取られるときに空気が入ることを可能にするために、空気入口弁が設けられ得る。空気入口弁は、乳首部156の液体出口スリット(図示せず)とは別個であり得る。代替的に、空気は、乳首部156に設けられている出口スリットを通して入ってもよい。
上述のものは、本発明の一実施形態のみを説明しており、本発明の範囲から逸脱せずに変更を加えることができる。例えば、導管部54は、既存のスポーツボトル又は他のタイプの使い捨て飲料ボトルに後付けされるようになっていてもよい。代替的に、現在の設計の導管部54を既知の飲料ボトルに嵌めるために、アダプタが設けられてもよい。

Claims (28)

  1. 飲用容器用の蓋部であって、
    マウスピース部と、
    前記マウスピース部に流体接続される導管部であって、液体が通過して前記マウスピース部へ引き出され得る遠位開口を有する導管部と、
    前記マウスピース部に流体接続される中間入口であって、前記遠位開口と前記マウスピース部との中間に配置される中間入口と、
    前記容器の向きに応じて、前記中間入口から前記マウスピース部への流れを制御するように動作可能な流量コントローラと、
    を備える飲用容器用の蓋部。
  2. 前記中間入口は前記導管部に配置される請求項1に記載の蓋部。
  3. 不用意にこぼれるのを最小限に抑えるように前記マウスピース部に関連する自動閉鎖弁をさらに含む、請求項1又は2に記載の蓋部。
  4. 前記マウスピース部は、機械的作用下で変形可能なスパウトの形をとっており、前記弁は、前記マウスピース部に組み込まれた噛みことにより作動するスリット弁の形をとっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋部。
  5. 前記マウスピース部及び前記蓋部は一体型である請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋部。
  6. 前記導管部は、前記マウスピース部の下側と噛み合いにより係合可能であるとともに、前記マウスピース部から分離可能である請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋部。
  7. 前記導管部は、製造又は洗浄を容易にするように分離可能である2つ以上の管状部分からなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓋部。
  8. 前記流量コントローラは、弁部材を含み、前記弁部材の位置は、前記弁部材が弁座に着座して前記中間入口を閉じる閉鎖位置と、前記弁部材が前記中間入口から離間している開放位置との間で可動であって、前記弁部材の位置は、前記容器の向きに応じて決まる請求項1〜7のいずれか1項に記載の蓋部。
  9. 前記容器の直立向きで、前記弁部材は重力の作用下で前記弁座に載る請求項8に記載の蓋部。
  10. 前記弁部材は、1よりも大きい比重を有する請求項9又は10に記載の蓋部。
  11. 前記弁部材が前記容器内の液体流の作用に応じるように、前記弁部材の少なくとも一部が前記中間入口の外部に配置される請求項8〜10のいずれか1項に記載の蓋部。
  12. 前記導管部は主要部を含み、前記中間入口は、前記導管部の前記主要部を囲む1つ又は複数の湾曲状又は実質的に環状の開口の形をとっており、前記弁部材は、湾曲状又はリング状である請求項8〜11のいずれか1項に記載の蓋部。
  13. 前記導管部は主要部及び分岐部を含み、前記中間入口は、前記分岐部の端に形成され、前記弁部材は、前記中間入口を閉じるように前記弁座に着座するフラップの形をとっている請求項8〜11のいずれか1項に記載の蓋部。
  14. 前記弁部材は、前記閉鎖位置に戻るのを助けるようにばね記憶特性を有するエラストマー材料から形成される請求項13に記載の蓋部。
  15. 前記蓋部は開口をさらに含み、前記導管部の上端が、前記開口を通して突出して前記マウスピース部を画定する請求項1、2、7〜14のいずれか1項に記載の蓋部。
  16. 前記導管部の上端は、折り曲げるか又は回転させることによって閉鎖される弾性のマウスピース部の形をとっている請求項15に記載の蓋部。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の蓋部を含む飲用容器。
  18. 前記飲用容器は、上面開口を有する収容体部をさらに含み、前記蓋部は、前記上面開口を閉じ、且つ、前記収容体部から分離可能であるか又は前記収容体部にヒンジ接続される請求項17に記載の飲用容器。
  19. 液体が取り出されるときに前記飲用容器に空気が入るのを許す空気入口をさらに含む請求項17又は18に記載の飲用容器。
  20. 液体の吸い上げ用の第1の端と、マウスピースとしての役割を果たす第2の端とを含む2つの端を有する飲用導管であって、前記第1の端及び前記第2の端の中間に配置される中間入口、及び前記飲用導管の向きに応じて前記中間入口から前記第2の端への流れを制御するように動作可能な流量コントローラが設けられる飲用導管。
  21. 製造又は洗浄を容易にするように分離可能である2つ以上の管状部分からなる請求項20に記載の飲用導管。
  22. 前記流量コントローラは、弁部材を含み、前記弁部材の位置は、前記弁部材が弁座に着座して前記中間入口を閉じる閉鎖位置と、前記弁部材が前記中間入口から離間している開放位置との間で可動であって、前記弁部材の位置は、前記導管の向きに応じて決まる請求項20又は21に記載の飲用導管。
  23. 前記弁部材は重力の作用下で前記弁座に載る請求項22に記載の飲用導管。
  24. 前記弁部材は1よりも大きい比重を有する請求項22又は23に記載の飲用導管。
  25. 前記弁部材は、前記弁部材を通る液体流の作用に応じるように、少なくとも一部を前記中間入口の外部に有するように配置される請求項22〜24のいずれか1項に記載の飲用導管。
  26. 前記導管部は、主要部を含み、前記中間入口は、1つ又は複数の湾曲状又は実質的に環状の開口の形態であり、前記弁部材は、湾曲状又はリング状である請求項22〜25のいずれか1項に記載の飲用導管。
  27. 前記導管部は、主要部及び分岐部を含み、前記中間入口は、前記分岐部の端に形成され、前記弁部材は、前記中間入口を閉じるように前記弁座に着座するフラップの形態である請求項22〜25のいずれか1項に記載の飲用導管。
  28. 前記弁部材は、前記閉鎖位置に戻るのを助けるようにばね記憶特性を有するエラストマー材料から形成される請求項28に記載の飲用容器。
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