JP2010518270A - バイザーオーバーレイ組立体 - Google Patents

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Abstract

表面を有するバイザーと、オーバーレイシートと、オーバーレイシートをバイザーの表面に取り付ける機械的固定具とを備えるバイザー組立体が提供される。機械的固定具は、バイザーの表面上に提供される第1の固定部を備えると共に、バイザー表面から直立する突起のアレイと、オーバーレイシート上に提供される第2の固定部であって、オーバーレイシートから直立する相補的な突起のアレイを備える第2の固定部とを備える。第1および第2の突起部の突起は、バイザーのオーバーレイシートを取り付けるために相互係合するように適合される。

Description

本発明は、一般には着脱可能に互いに取り付けられるオーバーレイシートおよびバイザーを備えるバイザー組立体に関する。より詳細には、本発明は、クワッドバイク、スノーモービル、レースカー、およびスキーのヘルメット等の自動二輪車様式のヘルメット、過酷な作業からの保護バイザー、例えば暴動鎮圧用ヘルメットに使用され得る防弾フェイスシールドおよび救急サービスに使用されるバイザー、ならびに水中ダイビングゴーグル、自動二輪車ゴーグル、またはスキーゴーグル等のゴーグル用のそのようなバイザー組立体に関する。外気に露出された車両の窓および機器カバー等も、本発明による技術を利用することが可能である。
オーバーレイシートを有するバイザーを備え、オーバーレイシートが機械的固定具によってバイザーに着脱可能に取り付けられるバイザー組立体が一般に既知である。
このようなバイザー組立体では、バイザーは、オーバーレイシートよりも実体的であり、フェイスシールドとして機能する。自動二輪車様式のヘルメットの場合、バイザーは、使用者の顔を風、雨、土埃、および砂埃から保護するように機能し、防弾バイザーの場合、バイザーは、使用者の顔をより実体的な弾丸および爆発から保護するように機能する。ゴーグルでは、バイザーは、両目および両目にすぐに隣接する顔の部分上に延在するように制限される傾向を有する。ゴーグルのバイザーは、用途に応じて異なる機能を有し得る。例えば、ダイビングゴーグルは、水中視を支援するために装着され、自動二輪車ゴーグルは、使用者の目を空中に投げられた物および土埃から保護するために装着され、防弾ゴーグルは、使用者の目をより実体的な銃弾から保護するために装着される。ゴーグルには、片目に1つずつ、2つのバイザーも設けられ得る。
バイザーは、平坦であるように単一の平面を占める1次元(1−D)形態、一方向において湾曲する二次元形態(2−D)、またはボウル状になるように二方向において湾曲する三次元(3−D)形態で設けられ得る。オーバーレイシートは、これら様々なバイザー形態の表面に合うような適切な形状で提供され得る。これに関して、オーバーレイシートも1−D、2−Dまたは3−Dであり得る。1−Dオーバーレイシートは1−Dバイザーと併用され、2−Dオーバーレイシートは2−Dバイザーと併用され、3−Dオーバーレイシートは3−Dバイザーと併用される。
オーバーレイシートは通常、バイザー装着者のビューウィンドウを向上させるために利用される。例えば、オーバーレイシートは、ビューエリアが曇らないようにする凝結防止機能を有するように適合され得る。オーバーレイシートには、様々な光条件において見えやすさを向上させる傾斜も設けられ得る。ヘルメットバイザー組立体の例が、米国特許第5765235号明細書および米国特許第6922850号明細書から既知であり、これらの内容は全体的に参照により本明細書に援用され、これらは、バイザーに取り付けられた凝結防止オーバーレイシートを提供している。これらの出願では、バイザーには、内部オーバーレイシートを保持する機械的保持手段が設けられている。保持手段はピン形要素の形態をとり、ピン形要素にオーバーレイシートが当接する。溝がオーバーレイシートに設けられ、ピンに係合して、湾曲したバイザー内部に固定保持を提供する。
このようなシステムは、内部オーバーレイシートの優れた保持を提供するが、ピン形要素の形態の機械的保持手段をバイザーの開口に通さなければならないという欠点を有する。このような開口の提供は、バイザーがオーバーレイシートと併用されるように製造される場合、製造段階において追加処理を必要とし、またはオーバーレイシートを後付する場合に既存のバイザーへの熟練した性格な適合を必要とする。両方の場合において、状況は、必要な穴の提供が、バイザーの構造的完全性にどのように影響を及ぼし得るかという懸案によってさらに複雑化する。バイザーの完全性は、特に、バイザーが対象となることが多い様々な政府安全要件を満たすために特に重要である。
そのようなバイザーの組合せが効果的に機能するためには、オーバーレイシートに効果的に張力をかけてバイザーと係合させるために、機械的保持具の位置が極めて重要である。構成要素間のいかなる遊びも、例えば、バイザーのビュー領域の摩擦、気に障るノイズ、および摩耗に繋がり得る。オーバーレイシートとバイザーとの間にシールされたチャンバを形成することを意図されるバイザー組立体の特定の場合には、オーバーレイシートの移動は、シールが失われることに繋がり、ひいては水分および土埃がチャンバ内に侵入することになり得る。オーバーレイシートを後付けするために穴が穿たれた場合、いかなる不正確性も、ピンによる漏れを発生させる可能性があり、または組立体全体を使用不能にし得る。例えば、180度の回転によって締めることができる偏心ピンの使用によって保持を向上させる試みがなされてきた。
バイザーの製造中または製造後に機械的保持システムを容易に当てはめることは、非常に有益なことである。
現行技術のピン・溝バイザー組立体は、オーバーレイシートが湾曲したバイザーの内表面に設けられるバイザー組立体との併用にしか適さない。これは、これら現行技術システムのピン・溝システムが、オーバーレイシートをバイザーの内表面に向けて押すように、オーバーレイシートに圧縮張力を提供することによって保持手段として機能しているためである。
状況によっては、オーバーレイシートを湾曲したバイザーの外表面に設けること、またはオーバーレイシートを平坦なバイザーに設けることが有利である。そのような構造の場合、保持機構は、オーバーレイシートをバイザー表面に向けて引っ張るように機能しなければならない。平坦なバイザーの場合、これは、バイザー表面に向かって直接働く接続力を提供することによって達成される。湾曲したバイザーの場合、これは、オーバーレイシートがバイザーの外表面の周囲に引っ張られるように、オーバーレイシートに横方向外向きの力を提供することによって達成される。
現行技術による固定機構は特定の用途に対して固有のものであるため、同機構は、湾曲したバイザーの内表面および外表面に、または平坦なバイザーへの固定の代替として使用することができない。
3つすべての状況で使用可能な固定機構は、製造および使用の観点から非常に有利である。
そのようなバイザー組立体のオーバーレイシートは、好ましくは、バイザーに取り付けられているとき、バイザーに向かって付勢される。これは、シール部材がオーバーレイシートとバイザーとの間に提供される場合、圧縮歪みがシール部材に対して生じ、効果的な気密シールを保証するため、特に有利である。
オーバーレイシートの付勢は、オーバーレイシートへの圧縮作用によって現行技術によるピン・溝システムにおいて達成される。バイザーの外表面に取り付けられたオーバーレイシートの付勢は、オーバーレイシートをバイザー表面上で伸ばすことによって達成される。
バイザーの厚さひいては可撓性は一般に、設計された用途に従って様々である。例えば、自動二輪車ヘルメットバイザーに必要なのは、ある程度軽量の空中浮遊物を偏向するのに十分な厚さのみであり、その厚さは、重量を低減するために最低に保持される。そのため、自動二輪車ヘルメットバイザーはかなりの可撓性を有する。しかし、防弾バイザーは、より重い空中浮遊物からの影響に耐えるのに十分な厚さおよび剛性でなければならない。したがって、防弾バイザーは一般に、自動二輪車ヘルメットバイザーよりも可撓性が低い。これは、上述したピン・溝機構を使用する場合、オーバーレイシートを当てはめるために、バイザーは最初、湾曲した状態から少なくとも部分的に曲がらなければならないため、問題を生じさせる。これは、ピンを互いに離れて移動させ、ピンが元の位置に移動して戻り、オーバーレイシートを所定位置にロックする前に、オーバーレイシートの溝をピンに係合させる。防弾バイザーの可撓性の欠如は、この保持システムへのオーバーレイシートの片手での当てはめを略不可能にする。回転して、オーバーレイシートの溝への係合および係合解除を行うことができる偏心ピンの使用によってこの問題を克服する試みがなされてきた。
米国特許第5765235号明細書 米国特許第6922850号明細書 米国特許第3408705号明細書 米国特許第540275号明細書 米国特許出願第20030689111号明細書 欧州特許出願第19940912756号明細書
可撓性のないバイザー、例えば、ガラスゴーグルまたは機器パネル等のガラス製のバイザーまたは3−Dバイザーへのオーバーレイシートの当てはめは、バイザーの曲げが最低限の状態で、バイザーをまったく曲げずに利用することができる保持手段も必要とする。
本発明によれば、バイザーと、オーバーレイシートと、オーバーレイシートをバイザーに取り付ける機械的固定具とを備えるヘルメットバイザー組立体であって、機械的固定具が、バイザー表面から直立した突起のアレイを含む、バイザー上の第1の固定部と、オーバーレイシートから直立した相補的な突起のアレイを含む、オーバーレイシート上に設けられる第2の固定部とを備え、第1および第2の突起の突起は、相互係合して、オーバーレイシートをバイザーに取り付けるように適合される、ヘルメットバイザー組立体が提供される。
互いに相互係合するように適合された相補的な突起のアレイを有する機械的固定具は、機械的固定手段をバイザーに当てはめるために穴を設ける必要なく、バイザーに取り付けられた状態でオーバーレイシートを保持する適正に固定接続を提供する。機械的固定具は、オーバーレイシートをバイザーに着脱可能に取り付けることができるような非永久的な固定接続も提供する。これにより、有利なことに、オーバーレイシートの容易な取り外しまたは交換が可能になる。
好ましくは、当てはめの際、オーバーレイシートは、バイザーとオーバーレイシートとの間に配置される1つまたは複数のスペーサ要素によってバイザーから離間される。特に好ましい実施形態では、スペーサ要素は、オーバーレイシートとバイザーとの間にシールされた区画を形成するように機能するシール要素の形態をとり得る。
好ましい実施形態では、第1および第2の固定部は同様の突起のアレイを備える。すなわち、アレイは、互いに同じ大まかな間隔、密度、およびサイズの突起を含む。明確にするために、固定部またはアレイのあるエリアは、それぞれの相手方と同じサイズである必要はない。
自動二輪車様式のバイザー、防弾バイザー、またはゴーグルバイザーの固定部は、好ましくは、オーバーレイシートの短い垂直(使用中)エッジに配置される。
特定の実施形態では、固定部は、片面に接着層を有し、逆の面に裏当てと一体形成され、裏当てから直立する突起のアレイを有する裏当てを備える。固定部は、接着層によってバイザーまたはオーバーレイシートに固定される。接着層は、好ましくは、感圧接着剤であり、かつ/またはアクリルベースを含む。ベースが非刺激性、非腐食性、かつ半永久性を有することが好ましい。
固定部を接着剤付きの裏当てに提供することにより、穴を設けずに製造時にバイザー組立体の構成要素に固定具を当てはめることができ、またはバイザーに容易に後付けすることができる。このような後付けされたバイザーは必ずしも、本種のバイザー組立体に使用されるように製造されている必要がなくてもよい。この後者の利点は、消費者が、オーバーレイシートと併用されるように、しかし穴を開ける困難さまたはそのような穴を開けることがバイザーの構造的完全性に影響を及ぼし得るという懸案なしで、各自の既存のバイザーを適合できるようにするため、特に有益である。
第1および第2の固定部のうちの一方または両方の面積は、必要とされる保持力を提供するために厳密に必要な面積よりも大きくてもよい。これにより、有利なことに、固定部をバイザーおよびオーバーレイシートに設けた後であっても、オーバーレイシートの位置をいくらか適合させることが可能になる。必要とされる保持力を提供するために必要なのは、2つの部分が十分に重なることだけであるため、オーバーレイシートはバイザー上で異なる位置をとることができる。これは、有利なことに、当てはめが完了した後であっても、オーバーレイシートの位置替えが可能なことを意味する。このような位置替えは、単一の位置固定機構を提供し、それにより、特殊な機器を使用しての非常に正確な当てはめが必要とされる現行技術のピン・溝システムでは可能ではない。マルチポジション固定機構を使用すれば、バイザーの固定部へのオーバーレイシートの位置替えにより、オーバーレイシートの正確な位置を得ることができるため、機構の当てはめの際にあるレベルの不正確性に耐えることができる。
本発明の一態様は、上記のバイザー組立体を構築するためのパーツキットの形態で実現される。そのようなパーツキットは、バイザーの表面に当てはめられるように適合されたオーバーレイシートと、オーバーレイシートをバイザーに取り付ける、オーバーレイシートに関連する第1の固定部であって、直立した突起のアレイを有する固定要素を備える、第1の固定部と、直立する突起のアレイを片面に有し、接着剤を逆の面に有する裏当てを備える第2の固定部とを備え、第1および第2の固定部は、相互係合して、機械的な固定を提供するように適合される。
このようにして、既存のバイザーを有する消費者にオーバーレイシートを提供することができ、オーバーレイシートは、単に固定タブをバイザーに適宜貼り付けることによって当てはめることができる。
オーバーレイシートに関連する固定部には、消費者によって塗布される固定タブを設けてもよく、またはオーバーレイシートに関連する固定部は、オーバーレイシートに予め接着されてもよい。代替として、固定部はオーバーレイシートに一体形成してもよい。
好ましい実施形態では、バイザーおよび/またはオーバーレイシートへのタブの位置決めを助けるために、紙、厚紙、または静電防止フィルムのテンプレートをパーツキットと共に提供してもよい。代替として、好ましくは固定タブよりもわずかに浅い深さを有する浅い形状の溝またはいくつかのこのような溝をバイザーおよび/またはオーバーレイシートに設けることができる。1つまたは複数の溝は、例えば、フライス削りによって設けてもよい。特定のバイザー組立体用途に応じて、そのような溝は、バイザーの内表面、外表面、または内表面および外表面の両方に設けられ得る。1つまたは複数の溝および1つまたは複数の固定タブは、有利なことに、互いに相補的な寸法を有するように適合される。これにより、溝が、タブをバイザーおよび/またはオーバーレイシート上のどこに取り付けるべきかを示すため、タブの正確な当てはめが可能になる。そのような溝を設けることにより、別個のテンプレートの必要性がなくなると共に、タブの素早く容易で正確な当てはめが可能になる。そのような1つまたは複数の溝が設けられたバイザーは、オーバーレイシートを後付けするように予め準備される。有利なことに、このような予め準備されたバイザーは、固定部なしで消費者に供給することができるため、バイザーのコストが低減するが、販売後にオーバーレイシートの当てはめに容易に適合可能である。
突起は、好ましくは、熱可塑性樹脂から形成され、複屈折値によって証明されるように、少なくとも0.001の分子配向を有する。突起のこの分子配向は、良好な剛性、耐久性、引っ張り強さ、および曲げ強さに繋がる。
複屈折値は、ケンタッキー州コヴィントン(Covington)に所在のE.Leitz社(E.Leitz Company)からの、ベレック補償板を有する「Ortholux 2 Pol」偏光顕微鏡を使用して計算される。突起のタブは、z軸が北南を向いた状態で、交差する偏光の下に配置される。顕微鏡のステージは45度回転される。補償板は、黒い縞が現れるまで各方向に回転され、黒い縞が現れた時点で、リタデーションは等しく、逆になる。補償板の読み取り値が記録され、試料の複屈折が式:
B=R×C/t
に従って計算される。式中、R=リタデーション、C=補償定数、t=試料の厚さである。リタデーションRは、波数単位の2つの成分の位相差として定義される。
突起を形成することができる適した熱可塑性樹脂の例としては、ポリ(エチレンテレフタレート)等のポリエステル、ナイロン、ポリ(スチレン−アクリロニトリル)、ポリ(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)等のポリアミド、ポリプロピレン等のポリオレフィン、および可塑化ポリ塩化ビニルが挙げられる。
固定部での突起の密度は、好ましくは、1平方cm当たり突起60個〜1550個であり、より好ましくは、1平方cm当たり突起約90個〜690個であり、最も好ましくは、1平方cm当たり突起約100個である。
突起のアレイは、2つの相互係合した固定部の横方向の移動が制限されるようにレイアウトされる。固定具の横方向の互いのスリップがオーバーレイシートの係留不良に繋がる恐れがあることが発見されているため、これは重要である。これは、オーバーレイシートが、オーバーレイシートとバイザーとの間に気密チャンバが設けられた凝結防止シートである場合に特に問題である。この気密チャンバは、バイザーのビューエリアが曇らないようにする遮断ギャップを生み出す。そのような構造での係留不良は、シールの不良に繋がり、続けて、オーバーレイシートとバイザーとの間のシールされたチャンバ内への外気、水分、および土埃の侵入に繋がる恐れがある。したがって、横方向スリップに関連する機械的固定具による良好な係留は、気密シールを提供すべき場合に特に重要である。
横方向の移動は、突起のアレイを無秩序レイアウトまたは非線形レイアウトで設けることによって制限することができる。1つのそのような配置では、個々の突起の位置は、隣り合う突起の最小間隔および最大間隔が決められることを除き、数学的に予測不可能である。そのようなレイアウトについては、米国特許第3408705号明細書において考察されており、参照により全体的に本明細書に援用される。
横方向のスリップを回避する代替の方法が、行になった突起を設けることであることが分かっており、この方法では、行は波のようなパスを辿る。そのようなシステムが米国特許第540275号明細書に記載されており、参照により全体的に本明細書に援用される。
横方向のスリップが回避されることの結果として、オーバーレイシートは、張った状態または圧縮された状態に保持され得る。したがって、そのような装置は、2Dまたは3Dバイザーの内表面または外表面または1Dバイザーへの使用に適する。
一実施形態では、固定部は、バイザーおよびオーバーレイシートのうちの一方または両方に一体形成される。
本発明の特に好ましい実施形態では、複数の突起はステムを含み、各ステムはその長さに沿ってマッシュルーム形部分を有する。結果として、マッシュルーム形突起のアレイになる。そのようなマッシュルーム形突起は、良好な相互係合性を示し、ひいてはバイザーへのオーバーレイシートの優れた接続を提供する。
好ましくは、マッシュルーム形部分は、すべての側においてステムから張り出す断面の形態をとる。
マッシュルーム形突起の適したタブは、3M(商標)により商標名Dual Lock(商標)で販売されている固定具である。
適したタブおよびマッシュルーム形突起を製造する方法は、米国特許出願第20030689111号明細書および欧州特許出願第19940912756号明細書に開示されており、これらは参照により全体的に本明細書に援用される。
手短に上述したように、オーバーレイシートにはシール部材を設けてもよい。このシール部材は、オーバーレイシートをバイザーから離間するように機能し、それらの間にシールされた区画を形成する。このシールされた区画は、バイザーのビューエリア内で凝結が発生する可能性を低減する絶縁体として機能する。
好ましくは、シール部材はオーバーレイシートに接着され、気密シールを形成するが、バイザーに接着しないように、機械的固定具によってバイザーに対しては接着されない関係を保つ。シール部材はバイザーに接着されないため、オーバーレイシートはバイザーから着脱可能であり、それにより、壊れた場合にオーバーレイシートを交換でき、または天気状況に応じて取り外すか、もしくは交換できる。
シール部材は、好ましくは、シリコン材料、特に透明シリコン材料で作られる。これは、オーバーレイシートとバイザーとの間の可撓性シールとして機能する。さらに、オーバーレイシートがバイザーに向かって付勢されるために生じる圧縮張力が均一に分散する。好ましくは、シリコン材料は乾燥し硬化し可撓性を有するシリコン材料であるが、当業者ならば、この材料と均等であると考えることができる他の代替を十分に認識するであろう。2つのシールド間への水分等の侵入は、そのような構造によって可能な限り防止される。シール部材はバイザーに取り付けられないため、バイザーに相対していくらか移動することが可能である。これは、オーバーレイシートおよびバイザーが異なる材料で作られる場合に重要である。この一例は、バイザーがポリカーボネートで作られ、オーバーレイシートがセルロースアセテートで作られる場合である。収縮および膨張の両方の差は、ゴム状の弾性シールの助けによって何ら問題なく解消することができる。セルロースアセテート、セルロースプロピオナート、または他のプラスチックが使用される場合、これらに事前に熱処理(焼き戻し)を施すことが重要であり得る。この手段により、機械的特性を向上させることができる。これは、全方向において同じ特性を有する材料および材料が続けて高温を受ける際の収縮の制限に関する。例えば、セルロースアセテートまたはセルロースプロピオナートには、このために、約2時間、約25℃〜80℃の熱処理が施され得る。このプロセスは、膨張特性および収縮特性をさらに低減する必要があると考えられる場合、繰り返すことができる。繰り返しの回数は、使用される特定の材料に依存する。
シール部材がバイザー使用者の適切なビューエリアを囲む限り、シール部材をオーバーレイシート上の代替の位置に設けてもよいことが当業者には明らかであろう。例えば、オーバーレイシートは、バイザーのビューエリアよりも大きくてもよいが、シール部材は、ビューエリアの周縁に配置してもよい。したがって、オーバーレイシートの周縁には配置されなくてもよい。
オーバーレイシートとバイザーとの距離は、組立体の曇り防止性を最適化するように、所望に応じて調整することができる。
バイザーとオーバーレイシートとの間の遮断空気ギャップの使用により、従来技術において示唆されていた電気加熱要素を必要とせずに良好な曇り防止性が提供される。電気加熱要素の提供は不利であるため、本発明のバイザー組立体が電気加熱要素を有さないことが好ましい。
バイザーに関連した上の考察と同様に、好ましい実施形態では、オーバーレイシートには、固定部を受けるように適合された溝部が設けられる。溝の深さにより、固定部の所要厚さについて妥協することなく、オーバーレイシートとバイザーとの間隔を最適に調整することが可能である。溝が設けられる場合、固定部は、溝部に相補的に合う寸法のタブとして設けられ得る。
溝部は様々な位置に、または様々な数で設けられ得る。例えば、4つの溝およびそれに合うタブが、オーバーレイシートの概して横方向外側に設けられ得る。自動二輪車様式のバイザーの、防弾バイザー、またはゴーグルバイザーの場合、溝部は、好ましくは、オーバーレイシートの短い垂直(使用中)エッジに沿って設けられる。
湾曲したバイザー(2Dおよび3D)の場合、オーバーレイシートは、バイザーの外表面または内表面のいずれかの凝結の発生を防止するために、バイザーの内部凹形表面またはバイザーの外部凹形表面に設けられ得る。特定の実施形態では、バイザー内表面およびバイザー外表面の両方の曇りが発生しやすい環境の場合、バイザーには、内部オーバーレイシートおよび外部オーバーレイシートの両方が設けられ得る。これは、閉じられた湿度の高い空間内での作業が予想され得る場合に特に有利である。例えば、暴動鎮圧警察または軍隊が装着するような防弾バイザーは、進行命令を車両内で待っている間、または寒い環境内で待っていた後、暖かい建物に入る際に、外表面および内表面の両方が曇る恐れがある。
バイザーの凹形内表面に取り付けられるべきオーバーレイシートには、材料のバックルなしで張力を蓄積することができる材料厚さが提供される。凸形外表面に取り付けられるべきオーバーレイシートは、好ましくは、より薄い材料厚さを有し、有利なことに、伸ばして固定部に接続する際に、バイザーの外表面上にぴったりと乗るように、わずかな弾性伸長性を有し得る。
本発明の一実施形態では、オーバーレイシートは、例えば、1−Dバイザーおよび2−Dバイザーの内表面および外表面の両方に当てはめることができるように適合される。これは、有利なことに、単一の種類のオーバーレイシートを外側オーバーレイシートまたは内側オーバーレイシートのいずれかとしても使用可能なことを意味する。有利な実施形態では、オーバーレイシートには、バイザーの内表面または外表面のいずれにも当てはめることができるように、主表面の両方に固定部を設けることができる。さらに、オーバーレイシートには、単一のバイザーが、バイザーの外表面に配置されるか、それとも内表面に配置されるかに関わりなく、空気ギャップを形成するように、主表面の両方にスペーサ要素またはシール要素を設けることができる。
そのようなオーバーレイシート実施形態が、パーツキットとして提供される場合、適切な固定部を内側および外側の両方の当てはめるためにバイザーに追加することができるように、十分な固定部タブがキット内に提供される。
考察したように、本発明のバイザー組立体は、バイザー組立体を通して使用者のビジョンを維持する。これに関連して、オーバーレイシートには、好ましくは、親水性を有する表面の形態の曇り防止表面が設けられる。表面は、親水性材料のコーティングとして塗布され得る。コーティングは、好ましくは、浸漬被覆によって塗布されるシリコンベースの材料である。より好ましくは、オーバーレイシートには、主表面の両面に曇り防止表面も提供される。
コーティングを両表面に提供することの一利点は、シングルコーティングのオーバーレイシートを1−Dまたは2−Dバイザーの外表面の内側のいずれかに配置でき得るという点で分かる。オーバーレイシートが両面にコーティングされるため、親水性表面が、配置される位置がどこであれ、オーバーレイシートの外表面に提示される。したがって、単一のオーバーレイシートは、バイザーの内表面に配置されるか、それとも外表面に配置されるかに関わらず、親水性曇り防止機能を提供することができる。
オーバーレイシートには、永久着色染料または光発色性UV反応染料の形態の着色剤を提供してもよい。これは、例えば、晴れた状態の中での過度の光の侵入を低減するように、または光の特徴の波長をフィルタリングするように機能する。
光発色性オーバーレイシートは、ポリカーボネートの2層および粉体の光反色性染料が含浸された中心積層接着剤を含む3層ラミネートの形態をとり得る。染料の濃度パーセントは、活性化された状態でのオーバーレイシートのシェードのレベルを変更するために、所要に応じて変更することができる。
オーバーレイシートには、主表面の片面または両面に、曇り防止表面と別に、または曇り防止表面と組み合わせて、アンチスクラッチコーティングを提供してもよい。
オーバーレイシートは、好ましくは、セルロースプロピオナートで構成され、セルロースプロピオナートは、有利なことに、良好な透光性を有する。
本発明のバイザー組立体は、1−D、2−D、または3−Dバイザーを含み得、かつ/または複数のオーバーレイシートを含み得る。
本発明の好ましい実施形態では、バイザー組立体のバイザーには、オーバーレイシートを受けるような形状の溝が設けられる。溝の寸法は、好ましくは、オーバーレイシートの周縁寸法と密に対応する。溝の深さは、好ましくは、オーバーレイシートが挿入されたときに、バイザーの溝のない部分と実質的に同一平面に置かれるようなものである。このような実施形態では、溝の周縁の少なくとも一部分の周りにスナップ嵌め等の形態の追加の固定手段が設けられ得る。
永久磁性部を含む第1の部材と、第1の部材と係合するように適合され、係合して内部バイザーを外部バイザーに取り付けるように適合された永久または非永久磁性部を含む第2の部材とを含むバイザー組立体の固定部は、場合によっては本発明の固定部に代えて使用可能であるが、劣っているものと考えられる。
本発明の特定の実施形態について、単なる非限定例としてこれより説明する。本発明の特徴および利点は、以下の図面を参照することによってさらに理解されるであろう。
バイザー組立体を有する自動二輪車様式のヘルメットを示す。 図1のバイザー組立体の細部の斜視図を示す。 マッシュルーム形突起のアレイを示す。 マッシュルーム形突起の相互係合された2つのアレイを示す。 バイザーおよびオーバーレイシートに一体形成されたマッシュルーム形突起の相互係合された2つのアレイを示す。 オーバーレイシートの概略断面を示す。 バイザーの内表面にオーバーレイシートを取り付ける間のバイザー組立体の概略断面を示す。 バイザーの外表面にオーバーレイシートを取り付ける間のバイザー組立体の概略断面を示す。 凹部を有するオーバーレイの概略断面を示す。 シール部材を有する図8のオーバーレイシートの概略断面を示す。 図9のオーバーレイシートを取り付ける間のバイザー組立体の概略断面を示す。 窪んだバイザーを備えたバイザー組立体を示す。 図12のバイザーの線IV−IVに沿った断面を示す。 図12のバイザーの線V−Vに沿った断面を示す。 防弾バイザーを備えると共に、第1の固定機構を有するバイザー組立体を示す。 防弾バイザーを備えると共に、第2の固定機構を有するバイザー組立体を示す。 防弾バイザーを備えると共に、第3の固定機構を有するバイザー組立体を示す。
図1は、本発明による3Dバイザー組立体1を備えた自動二輪車ヘルメット3を示す。内表面にオーバーレイシート6が取り付けられたバイザー2が提供される。オーバーレイシート6は、機械的固定部11によってバイザー2に着脱可能に取り付けられる。
機械的固定部11は、図2においてより明確に見ることができ、2つの無性固定部12、13からなる。第1の固定部12はバイザー2に配置され、第2の固定部13はオーバーレイシート6に配置される。固定部12、13は、互いに相互係合して、オーバーレイシート6をバイザー2に取り付けるように適合される。
図3に示すように、固定部のそれぞれには、固定部から直立するステム14のアレイが設けられる。ステム14のそれぞれには、ステム14の遠位端にマッシュルーム形部分15が設けられ、それにより、マッシュルーム形突起16を形成する。
図4に示すように、マッシュルーム形突起16は、第1および第2の固定部12、13が相互係合でき、その間に接続を形成できるようなサイズ、間隔、および密度で提供される。このようにして、オーバーレイシート6は、使用中にバイザー2に接続された状態を確実に保つ。
図3および図4に示される実施形態では、マッシュルーム形突起16のアレイには、熱可塑性樹脂の連続裏当て17が一体的に設けられる。各部の裏当てには感圧接着剤21の層がさらに設けられ、感圧接着剤21の層を使用して、裏当て17はバイザー2またはオーバーレイシート6に取り付けられる。
適した無性固定具の一例は、3M(商標)により商標名Dual Lock(商標)で販売されている固定テープである。
接着剤を有する裏当て上に固定部を設けることにより、他の十分に実体的な機械的接続によって必要とされる穴を設けることなく、製造時にバイザー組立体1の構成要素に固定具を合わせることが可能になり、またはバイザーに後付けすることが可能になる。このような後付されるバイザーは必ずしも、本種のバイザー組立体に使用するように製造されている必要がなくてもよい。この後者の利点は、消費者が、オーバーレイシート6と併用されるように、しかし穴を開ける困難さまたはそのような穴を開けることがバイザーの構造的完全性に影響を及ぼし得るという懸案なしで、各自の既存のバイザーを適合できるようにするため、特に有益である。
代替の実施形態においては、マッシュルーム形突起16は、バイザー2またはオーバーレイシート6のうちの一方または両方に一体形成され得る。これは、好ましくは、突起16とバイザー2またはオーバーレイシート6とを同時に形成することによって達成される。図5では、マッシュルーム形突起は、バイザー2およびオーバーレイシート6に一体形成される。
図1に示すように、シール部材7がオーバーレイシート6の周縁に設けられる。このシールの存在により、オーバーレイシート16はバイザー2から離間され、環境に関して可能な限りシールされた区画が、オーバーレイシート6とバイザー2との間に形成される。このシールされた区画は、バイザー2のビューエリア内で凝結が発生する可能性を低減する絶縁体として機能する。
シール部材7はオーバーレイシート6に接着され、気密シールを形成するが、バイザー2に接着しないように、機械的固定具11によってバイザー2に対しては接着されない関係を保つ。このようにして、オーバーレイシート6はバイザー2から着脱可能であり、それにより、壊れた場合にオーバーレイシート6を交換でき、または天気状況に応じて取り外すか、もしくは交換することができる。
シール7は、好ましくは、プランジャ分注ノズルを有するコンピュータ指示ロボットによって取り付けることができる透明シリコン材料で作られる。シール部材7が代替の材料、例えば、自然ゴム、合成ゴム、または可撓性独立気泡(気密)発泡体で構成されてもよいことが当業者には明らかであろう。
図6は、オーバーレイシート6の周縁に第1の固定部13が設けられ、オーバーレイシートのビューエリアの周縁にシール部材7が設けられたオーバーレイシート6の断面図を示す。
オーバーレイシート6は、図7に示すように、バイザー2内に合わせられる。
図8は、バイザー2の外表面に取り付けられている間のオーバーレイシート6を示す。
図9〜図11は、オーバーレイシートに、第1の固定部13を受ける凹部22が設けられた本発明の一実施形態を示す。これは、図11から見て取れるように、オーバーレイシートの中央部がバイザーのより近くに位置決めされ、結果として、厚い固定部材に起因する距離のいかなる増大も相殺するより浅いシール部材7になるという利点を有する。このようにして、バイザーからのオーバーレイシートの間隔は、固定機構の厚さに関して妥協することなく最適になるように適合することができる。
図12、図13、および図14は、バイザー2に溝23が設けられたバイザー組立体を示す。溝の寸法は、オーバーレイシート6の外寸に対応する。図1および図2の実施形態の場合のように、オーバーレイシート6の周縁には、可撓性シール材料のシール部材7が設けられる。バイザーの溝23内へのオーバーレイシート6の固定は、上述した固定機構11による。この固定は、スナップリップ(snap−lip)24、25を含むスナップ嵌め構造によってさらに補助される。これは、いくらかのプレテンションを使用してオーバーレイシート6をバイザー2に対してさらに押す。シール部材7は、シールをオーバーレイ6とバイザー2との間に提供し、この結果として、水分の侵入ひいてはバイザー2の曇りを回避することができる。
図15は、内表面に取り付けられたオーバーレイシート6が設けられた防弾バイザー2を示す。オーバーレイシート6にはシリコンシール部材7が設けられ、オーバーレイシート6は、図4に示したマッシュルーム形突起のアレイの形態の機械的固定具11によってバイザー2に取り付けられる。延長部24がバイザーに一体的に設けられ、延長部24には、ヘルメットに接続するためのアパーチャが設けられる。
防弾バイザーは、自動二輪車様式のヘルメットよりも実体的に構築され、通常、厚さ4mm〜15mmを有する(自動二輪車様式のヘルメット用のバイザーは通常、厚さ3mm以下を有する)。防弾バイザーとの併用に提供されるオーバーレイシートは、好ましくは、外部オーバーレイシートの場合には厚さ0.2mm〜1.15mmを有し、内部オーバーレイシートの場合には厚さ0.6mm〜1.15mmを有する。ゴーグルバイザーは一般に、厚さ0.6mm〜3mmを有し、より薄いバイザーはスキーゴーグルまたはモトXゴーグル用のバイザーは薄く、弾道目的用のバイザーは厚い。
図16および図17は、図15のものと同様の防弾バイザー組立体を示す。図16では、固定部11は本質的に、バイザーの垂直両端の全高に沿って延在する。図17では、固定部11は4つのコーナーコネクタとして設けられる。
場合によっては、ニュートン環をオーバーレイシート上に形成してもよい。この場合、シリコンシール部材の厚さを増大させることができ、それにより、ニュートン環が十分に狭まる、または明確になるまで、2つの表面の間隔を増大させる。
代替のバイザータイプに関連して考察したすべての特徴は、明示的に別段の定めをした場合を除き、導入部で考察した他に言及されたバイザータイプと組み合わせて利用することも可能である。
上述したことに加えて、本発明の主旨および範囲から逸脱せずに、多くの変更を本明細書において説明した構造および技法に行うことが可能である。したがって、特定の実施形態が説明されたが、これらは単なる例であり、本発明の範囲を制限するものではない。

Claims (17)

  1. 表面を有するバイザーと、
    オーバーレイシートと、
    前記オーバーレイシートを前記バイザーの前記表面に取り付ける機械的固定具と
    を備え、
    前記機械的固定具が、前記バイザー表面から直立する突起のアレイを含む、前記バイザーの前記表面に設けられる第1の固定部と、
    前記オーバーレイシートから直立する相補的な突起のアレイを含む、前記オーバーレイシートに設けられる第2の固定部と
    を含み、
    前記第1および第2の固定部の前記突起が、相互係合して、前記オーバーレイシートを前記バイザーに取り付けるように適合される、バイザー組立体。
  2. 各突起が、その長さに沿ってマッシュルーム形部分を有するステムを備える、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記突起が、1平方cm当たり少なくとも突起60個の密度で各固定部に存在する、請求項1または2に記載の組立体。
  4. 前記オーバーレイシートを前記バイザーから離間し、前記バイザーと前記オーバーレイシートとの間にシールされた区画を形成するシール部材を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組立体。
  5. 前記突起はプラスチック樹脂で構成され、少なくとも0.001の複屈折値によって証明される分子配向を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組立体。
  6. 前記オーバーレイシートに親水性表面が提供される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組立体。
  7. 前記オーバーレイシートに色合いが提供される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組立体。
  8. 前記オーバーレイシートにアンチスクラッチ表面が提供される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組立体。
  9. 前記オーバーレイシートが、前記第1の固定部を受ける溝部を備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組立体。
  10. 前記バイザーが、前記第2の固定部を受ける溝部を備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組立体。
  11. 前記第1の固定部の前記突起が前記バイザーと一体化されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組立体。
  12. 前記第2の固定部の前記突起が前記オーバーレイシートと一体化されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組立体。
  13. 2つのオーバーレイシートが設けられ、第1のオーバーレイシートが前記バイザーの内表面に取り付けられ、第2のオーバーレイシートが前記バイザーの外表面に取り付けられる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組立体。
  14. バイザーの表面に当てはめられるように適合されるオーバーレイシートと、
    前記オーバーレイシートを前記バイザーに取り付ける、前記オーバーレイシートに関連する第1の固定部であって、
    直立する突起のアレイを有する固定要素を備える、第1の固定部と、
    片面から直立する突起のアレイおよび逆の面に接着剤を有する裏当てを備える第2の固定部と
    を備え、
    前記第1および第2の固定部が、相互係合して機械的固定を提供するように適合される、パーツキット。
  15. 前記第1の固定部が、裏当てと、その片面から直立する突起のアレイと、逆の面に接着剤とを備える、請求項13に記載のパーツキット。
  16. バイザーの表面に当てはめられるように適合されるオーバーレイシートであって、前記オーバーレイシートを前記バイザーの前記表面に取り付ける機械的固定部を備え、
    前記機械的固定部が、前記オーバーレイシートから直立する突起のアレイを備える固定部を備える、オーバーレイシート。
  17. オーバーレイシートをバイザーに取り付ける機械的固定手段を備えるバイザーであって、前記機械的固定手段が、前記バイザーから直立する突起のアレイを含む固定部を備える、バイザー。
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