JP4344877B2 - ゴーグル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゴーグル、特にスキーやスノーボートをするときに使用するゴーグルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のゴーグルは非常な寒冷下で使用されるため、使用中、特に滑走を停止した際に、スキーヤーの体温、発汗作用等によってゴーグルレンズの内面に曇りが発生し、視界不良による事故を招くおそれがあった。
【0003】
このようなゴーグルレンズの曇りを防止するため、従来から次の▲1▼▲2▼に示すような対策が講じられている。
▲1▼ ゴーグルレンズの内面に化学的に防曇処理を施す方法。
【0004】
この方法を採用した場合、ゴーグルレンズの表面温度が0℃程度までは一応の防曇効果を奏するが、表面温度が0℃以下となる環境の下ではレンズ板の内面側も温度がマイナスとなって前記レンズ板内面に付着した水滴が氷結してしまい、十分な防曇効果を発揮することができなかった。
▲2▼ ゴーグルレンズを二枚の内・外レンズ板により構成し、この内・外レンズ板相互間に断熱層を形成する方法。
【0005】
この方法を採用した場合、ゴーグルレンズの表面温度が0℃以下であっても断熱層の存在によってゴーグルレンズの内面に曇りが直ちに発生することはなく、したがって外側のレンズ板の表面温度が0℃以下の環境でも防曇効果を得ることができる。しかしながら、今日のスキー競技等における運動量は一段と上がっていることからスキーヤーの体温上昇、発汗作用等が非常に激しくなっており、よって、さらに厳しい防曇効果が要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、ゴーグルレンズの表面温度が0℃以下であってもゴーグルレンズ内面に水滴が氷結しにくく且つ非常に優れた防曇効果を有するゴーグルを提供することを課題する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明のゴーグルは、ゴーグルレンズを三枚の内・中・外レンズ板により構成し、内・中レンズ板相互間及び中・外レンズ板相互間の内部空間を断熱層としてあるゴーグルであって、中レンズ板に貫通孔を形成すると共に内・外レンズ板のうち少なくとも一方に通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いである。
(請求項2記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1記載の発明に関し、中レンズ板に貫通孔を形成すると共に内レンズ板に通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いである。
(請求項3記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1記載の発明に関し、内・外レンズ板にそれぞれ通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いである。
(請求項4記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、隣合うレンズ板相互間距離は、それぞれ1.6〜2.4mmに設定してある。
(請求項5記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項4記載の発明に関し、隣合うレンズ板相互間距離は、それぞれ2mmに設定してある。
(請求項6記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の発明に関し、内・中レンズ板相互間及び中・外レンズ板相互間にそれぞれ間隔保持枠を介在させてあり、前記内・中・外レンズ板と間隔保持枠との接触面相互は接着されている。
(請求項7記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1又は2記載の発明に関し、貫通孔及び通気孔は、視界の邪魔にならない位置に形成されている。
また、上記請求項3記載の発明に関し、通気孔は、視界の邪魔にならない位置に形成することもできる。
(請求項8記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項1又は2記載の発明に関し、貫通孔は、視界から外れた位置に形成されている。
(請求項9記載の発明)
この発明のゴーグルは、上記請求項3又は8記載の発明に関し、水分侵入阻止手段は水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する撥水性通気シートであって、この撥水性通気シートは通気性を持ったシート状の通気性基材に連続気孔性多孔質材を貼着したものである。
【0008】
なお、上記した発明のゴーグルの機能については以下の発明の実施の形態の欄で説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施形態として示した図面に従って説明する。
(実施形態1)
図1はスキー用のゴーグルGの斜視図である、図5は前記ゴーグルGに使用されているゴーグルレンズ3を内レンズ板30側から見た図である。
【0010】
このゴーグルGは、図1や図2に示すように、ゴーグル枠1と、ゴーグル枠1に連結された伸縮弾性バンド2と、ゴーグル枠1に着脱自在に嵌着されたゴーグルレンズ3と、ゴーグルレンズ3に付設された水分侵入阻止手段4とを具備している。
【0011】
以下に、このゴーグルGの各構成について詳述する。
〔ゴーグル枠1について〕
ゴーグル枠1は弾性合成樹脂、ゴム等の軟質材から成り、図1や図3に示すように、レンズ嵌込縁10と、顔面当座11と、前記レンズ嵌込縁10と顔面当座11とを連絡する周壁部12とから成り、レンズ嵌込縁10にはゴーグルレンズ3が着脱自在に嵌め込まれている。
【0012】
顔面当座11には、図2や図3に示すように、その左右部分に伸縮弾性ゴムバンド2を連結するための連結部11aが穿孔されており、また、顔面との密接を良好なものとするためのスポンジ、モントプレーン等の密接用材11bが貼着されている。
【0013】
周壁部12には、図1〜図3に示すように、その上下部構成壁及び左右部構成壁に孔を設けてベンチレーション部12a,12b,12cを形成してあり、前記ベンチレーション部12a,12b,12cを厚みが薄いスポンジ板S1等により閉蓋するようにしてある。なお、ベンチレーション部12a,12b,12cをスポンジ板S1等により閉蓋してあるのは空気以外の雪やゴミがゴーグル内部に侵入しないようにするためである。
〔伸縮弾性バンド2について〕
伸縮弾性バンド2は、図1に示すように、バンド主体20,20は伸縮自在に構成したものを使用しており、上記連結部11a,11aに取り付けたバンド主体20,20相互をバックル21を介して結合できるようにしてある。
〔ゴーグルレンズ3について〕
ゴーグルレンズ3は、図3や図5に示すように、透明又は着色プラスチック製の三枚の内・中・外レンズ板30, 31, 32と、前記内・中・外レンズ板30, 31, 32のうち隣り合うレンズ板の周縁間にそれぞれ介在させた間隔保持枠33,34とから構成されており、前記間隔保持枠33,34とこれらを挟み込むレンズ板とを両面テープにより接着してある。ここで、このゴーグルレンズ3では、内・中レンズ板30, 31相互間距離及び中・外レンズ板31, 32相互間距離をそれぞれ2mmに設定してあり、内・中レンズ板30, 31相互間及び中・外レンズ板31, 32相互間の内部空間を断熱層Dとしてある。また、内・中・外レンズ板30, 31, 32はそれぞれ0.6mm程度に設定してある。
【0014】
内レンズ30板は、図3や図5に示すように、上縁に二つの凹み部30aを有する形状としてあり、顔面との対向面には防曇処理を施してある。
【0015】
中レンズ板31は、図3や図5に示すように、上記内レンズ板30とほぼ同じ形状としてあるが、二つの凹み部30aを有していない分だけ内レンズ板30よりも大きくなっており、この大きくした部分にベンチレーション部3aを構成する孔31aを形成してある。なお、この中レンズ板31には、両面テープによる接着性を確保するため両面とも未処理としてある。
【0016】
外レンズ板32は、図3や図5に示すように、上記中レンズ板31よりも一回り大きい形状としてあると共に上記孔31aと対向する部分にベンチレーション部3aを構成する孔32aを形成してあり、その外周縁をレンズ嵌込縁10への嵌り込み部分としてある。なお、この外レンズ板32の外側には紫外線がほぼカットされるように所謂UVコート又はハードコートを施してある。
【0017】
上記した凹み部30a,30aに相当する中レンズ板31部分と外レンズ板32部分との間にはスポンジ板S2を挟み込ませてある。理由はスポンジ板S1を施した場合と同様である。
【0018】
また、このゴーグルレンズ3では、図4や図5に示すように、中レンズ板31における視界から外れた外縁付近に貫通孔h1を形成すると共に、内レンズ板30における貫通孔h1と対向する部分に通気孔h2を形成してあり、図4に示すように通気孔h2を水分侵入阻止手段4で塞いである。
〔水分侵入阻止手段4について〕
水分侵入阻止手段4としては、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する撥水性通気シートを採用してある。なお、この撥水性通気シートは、ナイロン布等の通気性を持ったシート状の通気性基材に、連続気孔性多孔質材、例えば4フッ化エチレン樹脂繊維層を貼着したものである。この4フッ化エチレン樹脂繊維層は、延伸されて非常に強靱でしなやかな細かい繊維構造のもので、多くの連続気孔を有すると共に強い撥水性を持っており、その平均孔径0.2〜5.0μ、気孔率25〜95%、空気流量0.1〜3,000(488inH20 )cc/sin/in2としてある。
【0019】
したがって、滑降等により外部気圧が変化した場合、水分侵入阻止手段4である撥水性通気シートを介してゴーグルレンズ3内外の圧力が平衡状態になるので、内・中・外レンズ板30, 31, 32は何ら変形することはなく、視界の歪みを防止できる。
【0020】
また、外部気圧が上昇した場合においては、撥水性通気シートを介して通気孔h2より外部空気を吸い込むこととなるが、上記の構成の撥水性通気シートを採用していることから、外部空気に多量の水分が含まれていた場合、或いは通気性基材の外面に雪等が付着していても、ゴーグルレンズ3の内部への水分の侵入は阻止される。したがって、圧力平衡用の通気孔h2があるにもかかわらず、ゴーグルレンズ3内での曇りの発生を防止できる。
〔このゴーグルの機能について〕
図6は、時間の経過に伴うゴーグルレンズの内外温度差を示すグラフである。
【0021】
このグラフは、人頭モデルを50℃で1時間加熱し、ゴーグルについては温室に放置し、恒温室から取り出した人頭モデルにすばやくゴーグルを装着して0℃の低温層に入れ、ゴーグルレンズの内外温度を測定したものである。
【0022】
なお、二枚の内外レンズ板から成る所謂ダブルレンズは、内外レンズ板相互間距離を3mmに設定したものである。
【0023】
図6のグラフから以下のことが明らかである。
▲1▼ 一枚レンズの場合は断熱層を有していないことから、顔面と対向するレンズの内面温度は外気温近くまで早いスピードで低下していき、約30分経過後には3.5℃まで、1時間経過後には1.9℃まで低下する。ここでこのグラフの注目すべき点は、一枚レンズの場合はレンズの内面温度がゴーグルを低温層に入れて一分以内に急激に低下することである。
▲2▼ 二枚レンズの場合は3mmの断熱層を有していることから、顔面と対向するレンズの内面温度は▲1▼に比べて比較的緩やかなスピードで外気温に近づくこととなるが、約30分経過後には7.5℃まで、1時間経過後には4.5℃まで低下する。ここで、このグラフの注目すべき点は、二枚レンズの場合は断熱層が3mmあるにもかかわらず、レンズの内面温度はゴーグルを低温層に入れて15分ぐらいまでの間に急激に低下し、3分後には13℃に、15分後には9℃になることである。
▲3▼ この実施形態の場合は2mmの断熱層を二つ有していることから、顔面と対向するレンズの内面温度は外気温近くまで緩やかなスピードで低下し、1時間経過後でも7.4℃もある。ここで、このグラフの注目すべき点は、この実施形態の場合はゴーグルレンズ3の内レンズ板30の内面温度はゴーグルを低温層に入れて3分後でも20℃あり、また15分後でも16℃もあることである。
▲4▼ ゴーグルにおいて、ゴーグルレンズの顔面と対向する内面が低温である程、前記内面に曇り及び水滴の氷結は発生しやすいことから、一枚レンズのゴーグルの場合にはゴーグルレンズの内面に曇り及び水滴の氷結が発生しやすいことが明らかであり、また、この実施形態の三枚レンズのゴーグルGの防曇効果及び水滴の氷結防止効果が二枚レンズのゴーグルのそれらに比べて非常に優れていることが明らかである。
▲5▼ また、レンズ板の厚みを共に0.6mmとした場合、この実施形態のゴーグルレンズ3の厚みは二枚レンズのゴーグルレンズの厚みの約1.4倍(前者が5.8mm,後者が4.2mm)となるが、上述した通り防曇効果及び水滴の氷結防止効果が絶大であると共に、内レンズ板30が顔面に接近するのは1.6mm程度であるからゴーグルGをした状態でも違和感はない。
(他の実施形態)
上記実施形態1の構成にかえて、中レンズ板31における視界の邪魔にならない位置に貫通孔h1を形成し、内レンズ板30における視界の邪魔にならない位置に通気孔h2を形成すると共に前記通気孔h2を水分侵入阻止手段4で塞いだものとすることができる。この場合、汗等による水分侵入阻止手段4の剥がれを防止するため、水分侵入阻止手段4を内レンズ板30における中レンズ板31と対向する面側に貼着することが好ましい。
【0024】
上記実施形態1の構成にかえて、内・外レンズ板30, 32における視界の邪魔にならない位置にそれぞれ通気孔h2を形成すると共に前記通気孔h2を水分侵入阻止手段4で塞いだものとすることができる。この場合においても、汗等による水分侵入阻止手段4の剥がれを防止するため、内レンズ板30への水分侵入阻止手段4の貼着は内レンズ板30における中レンズ板31と対向する面側に行うことが好ましい。
【0025】
上記実施形態1における隣合うレンズ板相互間距離は、それぞれ1.6〜2.4mmの範囲で設定することが可能である。
【0026】
更に、この発明のゴーグルはスキー用ゴーグルに限定されるものではなく、他の用途のゴーグル、例えば防塵用ゴーグル、寒冷地用ゴーグル等も含まれる。
【0027】
【発明の効果】
この発明は上記のような構成であるから次の効果を有する。
【0028】
発明の実施の形態の欄から明らかなように、ゴーグルレンズの表面温度が0℃以下であってもゴーグルレンズ内面に水滴が氷結しにくく且つ非常に優れた防曇効果を有するゴーグルを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のゴーグルの斜視図。
【図2】前記ゴーグルの上面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】前記ゴーグルを構成する水分侵入阻止手段が貼着された部分を縦に断面した断面図。
【図5】前記ゴーグルに使用されているゴーグルレンズを内レンズ板から見た図。
【図6】前記ゴーグルと、一枚レンズ又は二枚レンズのゴーグルとの機能を比較をするためのレンズ内外温度差のグラフ。
【符号の説明】
G ゴーグル
D 断熱層
1 ゴーグル枠
2 伸縮弾性バンド
3 ゴーグルレンズ
4 水分侵入阻止手段
30 内レンズ板
31 中レンズ板
32 外レンズ板
33 間隔保持枠
34 間隔保持枠
h1 貫通孔
h2 通気孔
Claims (9)
- ゴーグルレンズを三枚の内・中・外レンズ板により構成し、内・中レンズ板相互間及び中・外レンズ板相互間の内部空間を断熱層としてあり、内レンズ板が顔面に接近するゴーグルであって、中レンズ板に貫通孔を形成すると共に内・外レンズ板のうち少なくとも一方に通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いであることを特徴とするゴーグル。
- 中レンズ板に貫通孔を形成すると共に内レンズ板に通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いであることを特徴とする請求項1記載のゴーグル。
- 内・外レンズ板にそれぞれ通気孔を形成し、前記通気孔を、水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する水分侵入阻止手段で塞いであることを特徴とする請求項1記載のゴーグル。
- 隣合うレンズ板相互間距離は、それぞれ1.6〜2.4mmに設定してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゴーグル。
- 隣合うレンズ板相互間距離は、それぞれ2mmに設定してあることを特徴とする請求項4記載のゴーグル。
- 内・中レンズ板相互間及び中・外レンズ板相互間にそれぞれ間隔保持枠を介在させてあり、前記内・中・外レンズ板と間隔保持枠との接触面相互は接着されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のスキー用ゴーグル。
- 貫通孔及び通気孔は、視界の邪魔にならない位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のゴーグル。
- 貫通孔は、視界から外れた位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のゴーグル。
- 水分侵入阻止手段は水分の通過を阻止し且つ空気の通過を許容する撥水性通気シートであって、この撥水性通気シートは通気性を持ったシート状の通気性基材に連続気孔性多孔質材を貼着したものであることを特徴とする請求項3又は8記載のゴーグル。
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