JP2010516650A - 1−メチルピラゾール−4−イルカルボン酸アニリド類とアゾロピリミジニルアミン類の殺菌剤混合物 - Google Patents
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Abstract
Description
Xは、酸素又は硫黄であり;
R1は、C1-C4-アルキル又はC1-C4-ハロアルキルであり;
R2は、水素又はハロゲンであり;
R3、R4及びR5は、互いに独立して、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシ又はC1-C4-アルキルチオである]
で表される少なくとも1種類の1-メチルピラゾール-4-イルカルボキシアニリド;
及び、
(B) 式(II)
E1は、C3-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C5-C12-アルコキシアルキル、C3-C6-シクロアルキル、フェニル又はフェニル-C1-C4-アルキルであり;
E2は、C1-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C1-C4-ハロアルキル又はC1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルであり;
ここで、E1及び/又はE2における脂肪族鎖は、1〜4の同一であるか又は異なっている基Raで置換されていてもよく:
Raは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキル又はNRARBであり;
RA、RBは、互いに独立して、水素又はC1-C6-アルキルであり;
ここで、E1及び/又はRaにおける環状基は、1〜4の基Rbで置換されていてもよく;
Rbは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル又はC1-C6-アルコキシであり;
E3は、水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキルカルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ又はC1-C6-アルキル-S(O)m-であり;
mは、0、1又は2であり;
Aは、CH又はNである]
で表される少なくとも1種類のアゾロピリミジニルアミンを相乗効果を有する量で含む殺菌剤混合物に関する。
アルキル:1個〜4個、1個〜6個、1個〜10個、1個〜12個又は3個〜12個の炭素原子を有している直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素基、例えば、C1-C6-アルキル、例えば、メチル、エチル、プロピル、1-メチルエチル、ブチル、1-メチルプロピル、2-メチルプロピル、1,1-ジメチルエチル、ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル、及び、1-エチル-2-メチルプロピル;
ハロアルキル:1個〜4個、1個〜6個又は1個〜10個の炭素原子を有している直鎖又は分枝鎖のアルキル基(上記のとおり)において、これら基内の水素原子の一部又は全部が上記ハロゲン原子で置き換えられているもの:特に、C1-C2-ハロアルキル、例えば、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1-クロロエチル、1-ブロモエチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、ペンタフルオロエチル、又は、1,1,1-トリフルオロプロパ-2-イル;
アルケニル:2個〜6個、2個〜10個又は2個〜12個の炭素原子及びいずれかの位置に1つ又は2つの二重結合を有している直鎖又は分枝鎖の不飽和炭化水素基、例えば、C2-C6-アルケニル、例えば、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチルエテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-メチル-1-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、1-ペンテニル、2-ペンテニル、3-ペンテニル、4-ペンテニル、1-メチル-1-ブテニル、2-メチル-1-ブテニル、3-メチル-1-ブテニル、1-メチル-2-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、3-メチル-2-ブテニル、1-メチル-3-ブテニル、2-メチル-3-ブテニル、3-メチル-3-ブテニル、1,1-ジメチル-2-プロペニル、1,2-ジメチル-1-プロペニル、1,2-ジメチル-2-プロペニル、1-エチル-1-プロペニル、1-エチル-2-プロペニル、1-ヘキセニル、2-ヘキセニル、3-ヘキセニル、4-ヘキセニル、5-ヘキセニル、1-メチル-1-ペンテニル、2-メチル-1-ペンテニル、3-メチル-1-ペンテニル、4-メチル-1-ペンテニル、1-メチル-2-ペンテニル、2-メチル-2-ペンテニル、3-メチル-2-ペンテニル、4-メチル-2-ペンテニル、1-メチル-3-ペンテニル、2-メチル-3-ペンテニル、3-メチル-3-ペンテニル、4-メチル-3-ペンテニル、1-メチル-4-ペンテニル、2-メチル-4-ペンテニル、3-メチル-4-ペンテニル、4-メチル-4-ペンテニル、1,1-ジメチル-2-ブテニル、1,1-ジメチル-3-ブテニル、1,2-ジメチル-1-ブテニル、1,2-ジメチル-2-ブテニル、1,2-ジメチル-3-ブテニル、1,3-ジメチル-1-ブテニル、1,3-ジメチル-2-ブテニル、1,3-ジメチル-3-ブテニル、2,2-ジメチル-3-ブテニル、2,3-ジメチル-1-ブテニル、2,3-ジメチル-2-ブテニル、2,3-ジメチル-3-ブテニル、3,3-ジメチル-1-ブテニル、3,3-ジメチル-2-ブテニル、1-エチル-1-ブテニル、1-エチル-2-ブテニル、1-エチル-3-ブテニル、2-エチル-1-ブテニル、2-エチル-2-ブテニル、2-エチル-3-ブテニル、1,1,2-トリメチル-2-プロペニル、1-エチル-1-メチル-2-プロペニル、1-エチル-2-メチル-1-プロペニル、又は、1-エチル-2-メチル-2-プロペニル;
アルキニル:2個〜6個又は2個〜10個の炭素原子及びいずれかの位置に1つ又は2つの三重結合を有している直鎖又は分枝鎖の炭化水素基、例えば、C2-C6-アルキニル、例えば、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル、1-メチル-2-プロピニル、1-ペンチニル、2-ペンチニル、3-ペンチニル、4-ペンチニル、1-メチル-2-ブチニル、1-メチル-3-ブチニル、2-メチル-3-ブチニル、3-メチル-1-ブチニル、1,1-ジメチル-2-プロピニル、1-エチル-2-プロピニル、1-ヘキシニル、2-ヘキシニル、3-ヘキシニル、4-ヘキシニル、5-ヘキシニル、1-メチル-2-ペンチニル、1-メチル-3-ペンチニル、1-メチル-4-ペンチニル、2-メチル-3-ペンチニル、2-メチル-4-ペンチニル、3-メチル-1-ペンチニル、3-メチル-4-ペンチニル、4-メチル-1-ペンチニル、4-メチル-2-ペンチニル、1,1-ジメチル-2-ブチニル、1,1-ジメチル-3-ブチニル、1,2-ジメチル-3-ブチニル、2,2-ジメチル-3-ブチニル、3,3-ジメチル-1-ブチニル、1-エチル-2-ブチニル、1-エチル-3-ブチニル、2-エチル-3-ブチニル、又は、1-エチル-1-メチル-2-プロピニル;
シクロアルキル:3個〜6個又は3個〜8個の炭素環員を有している単環式又は二環式の飽和炭化水素基、例えば、C3-C8-シクロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、又は、シクロオクチル;
シクロアルコキシ:酸素原子(-O-)を介して結合している単環式又は二環式の飽和炭化水素基;
シクロアルキルチオ:硫黄原子(-S-)を介して結合している単環式又は二環式の飽和炭化水素基;
アルキルチオ:硫黄原子(-S-)を介して結合している直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素基;
アルキルカルボニル:1個〜10個の炭素原子を有し、カルボニル基(-CO-)を介して結合している直鎖又は分枝鎖のアルキル基;
アルコキシ:酸素原子 (-O-)を介して結合している直鎖又は分枝鎖のアルキル基;
アルコキシアルキル:アルキル基に結合している直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基;
ハロアルコキシ:直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基において、これら基内の水素原子の一部又は全部がハロゲンで置き換えられているもの;
アルコキシカルボニル:1個〜10個の炭素原子を有し、カルボニル基(-CO-)を介して結合しているアルコキシ基;
アルケニルオキシカルボニル:酸素原子(-O-)を介してカルボニル基(-CO-)に結合しているアルケニル基;
アルキニルオキシカルボニル:酸素原子(-O-)を介してカルボニル基(-CO-)に結合しているアルキニル基;
フェニルアルキル:直鎖又は分枝鎖の飽和アルキル基を介して結合しているフェニル基。
・ 化合物(Ib-1)〜化合物(Ib-1029)
L1〜L3は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル又はC1-C6-アルコキシであり;
r及びqは、互いに独立して、0又は1であり;
NRARBは、式(II)において定義されているとおりであり;及び、
#は、アゾロピリミジン骨格への結合を意味する]
に相当する置換されているフェニル基である化合物である。
に相当する。
に相当する。
式(IIa)[ここで、1つの化合物について、E1、E2及びE3の組合せは、それぞれの場合において、表6の1つの行に対応する]で表される化合物(化合物(4a-1)〜化合物(4a-298))。
・ 野菜、ナタネ、テンサイ、果実、イネ、ダイズ、及び、さらに、ジャガイモ及びトマトにおけるアルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、ジャガイモにおけるアルテルナリア・ソラニ(A.solani)又はアルテルナリア・アルテルナタ(A.alternata)、及び、トマトにおけるアルテルナリア・ソラニ(A.solani)又はアルテルナリア・アルテルナタ(A.alternata)、並びに、コムギにおけるアルテルナリア属種(Alternaria ssp.)(黒頭病(black head));
・ テンサイ及び野菜におけるアファノミセス属各種(Aphanomyces species);
・ 禾穀類及び野菜におけるアスコキタ属各種(Ascochyta species)、例えば、コムギにおけるアスコキタ・トリシチ(Ascochyta tritici)(裾葉枯病);
・ トウモロコシ、禾穀類、イネ及びトウモロコシにおけるビポラリス属各種(Bipolaris species)及びドレクスレラ属各種(Drechslera species)、例えば、トウモロコシにおけるドレクスレラ・マイジス(D.maydis));
・ 禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(うどんこ病);
・ イチゴ、野菜、花、ブドウの蔓及びコムギ(穂のかび(ear mold))におけるボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色かび病);
・ レタスにおけるブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae);
・ トウモロコシ、イネ、テンサイにおけるセルコスポラ属各種(Cercospora species)、及び、ダイズにおける、例えば、セルコスポラ・ソジナ(Cercospora sojina)(斑点病(leaf blotch))又はセルコスポラ・キクチイ(Cercospora kikuchii)(紫斑病(leaf blotch));
・ コムギにおけるクラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)(黒変病);
・ トウモロコシ、禾穀類及びイネにおけるコクリオボルス属各種(Cochliobolus species)、例えば、禾穀類におけるコクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)及びイネにおけるコクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus);
・ ワタ及びダイズにおけるコレトトリクム属各種(Colletotrichum species)、例えば、ダイズにおけるコレトトリクム・トルンカツム(Colletotrichum truncatum)(炭疽病);
・ ダイズにおけるコリネスポラ・カシイコラ(Corynespora cassiicola)(褐色輪紋病(leaf blotch));
・ ダイズにおけるデマトホラ・ネカトリクス(Dematophora necatrix)(根腐れ/茎腐れ);
・ ダイズにおけるジアポルテ・ファセオロルム(Diaporthe phaseolorum)(茎の病害);
・ トウモロコシ、禾穀類、イネ、芝生、オオムギ及びコムギにおけるドレクスレラ属各種(Drechslera species)、ピレノホラ属各種(Pyrenophora species)、例えば、オオムギにおけるドレクスレラ・テレス(D.teres)、及び、コムギにおけるドレクスレラ・トリチシ-レペンチス(D.tritici-repentis);
・ ブドウの蔓におけるエスカ(Esca)、これは、ファエオアクレモニウム・クラミドスポリウム(Phaeoacremonium chlamydosporium)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Ph.Aleophilum)及びフォルミチポラ・プンクタタ(Formitipora punctata)(異名 フェリヌス・プンクタツス(Phellinus punctatus))に起因する;
・ ブドウの蔓におけるエルシノエ・アムペリナ(Elsinoe ampelina);
・ コムギにおけるエピコクム属種(Epicoccum spp.)(黒頭病(black head));
・ トウモロコシにおけるエクセロヒルム属各種(Exserohilum species);
・ キュウリにおけるエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)及びスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea);
・ 種々植物におけるフザリウム属各種(Fusarium species)及びベルチシリウム属各種(Verticillium species)、例えば、禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるフザリウム・グラミネアルム(F.graminearum)又はフザリウム・クルモルム(F.culmorum)(根腐れ)、又は、例えば、トマトにおけるフザリウム・オキシスポルム(F.oxysporum)及びダイズにおけるフザリウム・ソラニ(Fusarium solani)(茎の病害);
・ 禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるガエウマノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis)(立枯れ病);
・ 禾穀類におけるジベレラ属各種(Gibberella species)、例えば、イネにおけるジベレラ・フジクロイ(Gibberella fujikuroi);
・ ブドウの蔓及び別の植物におけるグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);
・ イネにおけるグラインスタイニング複合菌(Grainstaining complex);
・ ブドウの蔓におけるグイグナルジア・ブドウェリ(Guignardia budwelli);
・ トウモロコシ及びイネにおけるヘルミントスポリウム属各種(Helminthosporium species);
・ ブドウの蔓におけるイサリオプシス・クラビスポラ(Isariopsis clavispor);
・ ダイズにおけるマクロホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina)(根腐れ/茎腐れ);
・ 禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale);
・ ダイズにおけるミクロスファエラ・ジフサ(Microsphaera diffusa)(うどんこ病);
・ 禾穀類、バナナ及びラッカセイにおけるミコスファエレラ属各種(Mycosphaerella species)、例えば、コムギにおけるミコスファエレラ・グラミニコラ(M.graminicola)、又は、バナナにおけるミコスファエレラ・フィジエンシス(M.fijiensis);
・ キャベツ及び球根植物におけるペロノスポラ属各種(Peronospora species)、例えば、キャベツにおけるペロノスポラ・ブラシカエ(P.brassicae)、球根植物におけるペロノスポラ・デストルクトル(P.destructor)、及び、例えば、ダイズにおけるペロノスポラ・マンスリカ(Peronospora manshurica)(ベト病);
・ ダイズにおけるファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)(ダイズさび病)及びファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae)(ダイズさび病);
・ ダイズにおけるフィアロホラ・グレガタ(Phialophora gregata)(茎の病害);
・ ヒマワリ、ブドウの蔓及びダイズにおけるホモプシス属各種(Phomopsis species)、例えば、ブドウの蔓におけるホモプシス・ビチコラ(P. viticola)及びダイズにおけるホモプシス・ファセオリ(Phomopsis phaseoli);
・ 種々植物におけるフィトフトラ属各種(Phytophthora species)、例えば、ピーマンにおけるフィトフトラ・カプシシ(P.capsici)、ダイズにおけるフィトフトラ・メガスペルマ(Phytophthora megasperma)(葉腐れ/茎腐れ)、ジャガイモ及びトマトにおけるフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans);
・ ブドウの蔓におけるプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola);
・ リンゴにおけるポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leucotricha);
・ 禾穀類(コムギ又はオオムギ)におけるプセウドセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)(strawbreaker);
・ 種々植物におけるプセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)、例えば、キュウリにおけるプセウドペロノスポラ・クベンシス(P.cubensis)、又は、ホップにおけるプセウペロノスポラ・フミリ(P.humili);
・ ブドウの蔓におけるプセウドペジクラ・トラケイフィライ(Pseudopezicula tracheiphilai);
・ 種々植物におけるプッシニア属各種(Puccinia species)、例えば、禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるプッシニア・トリチシナ(P.triticina)、プッシニア・ストリホルミンス(P.striformins)、プッシニア・ホルデイ(P.hordei)若しくはプッシニア・グラミニス(P.graminis)、又は、アスパラガスにおけるプッシニア・アスパラギ(P.asparagi);
・ ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、コルチシウム・ササキイ(Corticium sasakii)、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)、サロクラジウム・アテヌアツム(S.attenuatum);
・ コムギにおけるピレノホラ・トリチシ-レペンチス(Pyrenophora tritici-repentis)(黄斑病(leaf spot))、又は、オオムギにおけるピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)(網斑病(net blotch));
・ イネにおけるエンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae);
・ 芝生及び禾穀類におけるピリクラリア・グリセア(Pyricularia grisea);
・ 芝生、イネ、トウモロコシ、ワタ、ナタネ、ヒマワリ、テンサイ、野菜及び別の植物におけるピシウム属各種(Pythium spp.)、例えば、ピシウム・ウルチウムム(P.ultiumum)又はピシウム・アファニデルマツム(P.aphanidermatum);
・ オオムギにおけるラムラリア・コロ-シグニ(Ramularia collo-cygni)(生理学的な斑点病(leaf spot));
・ ワタ、イネ、ジャガイモ、芝生、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、テンサイ、野菜及び別の種々植物におけるリゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、ダイズにおけるリゾクトニア・ソラニ(R.solani)(根腐れ/茎腐れ)、又は、コムギ若しくはオオムギにおけるリゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)(株腐病(yellow patch));
・ オオムギ(雲形病(scald))、ライムギ及びライコムギにおけるリンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis);
・ ナタネ、ヒマワリ及びダイズにおけるスクレロチニア属各種(Sclerotinia species)、例えば、ダイズにおけるスクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum)(茎の病害)又はスクレロチニア・ロルフシイ(Sclerotinia rolfsii)(茎の病害);
・ ダイズにおけるセプトリア・ギリシネス(Septoria glycines)(褐紋病(brown spot));
・ コムギにおけるセプトリア・トリチシ(Septoria tritici)(葉枯病)及びスタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum);
・ ブドウの蔓におけるエリシフェ・ネカトル(Erysiphe necator)(異名 ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator));
・ トウモロコシ及び芝生におけるセトスファエリア属各種(Setospaeria species);
・ トウモロコシにおけるスファセロテカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia);
・ コムギにおけるスタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum)(ふ枯病(glume blotch));
・ ダイズ及びワタにおける、チエバリオプシス属各種(Thievaliopsis species);
・ 禾穀類におけるチレチア属各種(Tilletia species);
・ コムギ又はオオムギにおけるチフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)(雪腐小粒菌核病(snow mold));
・ 禾穀類、トウモロコシ及びサトウキビにおけるウスチラゴ属各種(Ustilago species)、例えば、トウモロコシにおけるウスチラゴ・マイジス(U.maydis);
・ リンゴ及び西洋ナシにおけるベンツリア属各種(Venturia species)(そうか病)、例えば、リンゴにおけるベンツリア・イナエクアリス(V.inaequalis)。
・ 水、芳香族溶媒(例えば、Solvesso(登録商標)製品、キシレン)、パラフィン類(例えば、鉱油留分)、アルコール類(例えば、メタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン類(例えば、シクロヘキサノン、ガンマ-ブチロラクトン)、ピロリドン類(NMP、NOP)、酢酸エステル類(グリコールジアセテート)、グリコール類、脂肪酸ジメチルアミド類、脂肪酸類及び脂肪酸エステル類。概ね、溶媒混合物も使用することができる。
・ 脂肪アルコールアルコキシレート類及びオキソアルコールアルコキシレート類、特に、アルコキシル化度が通常2〜100(特に、3〜50)であるエトキシレート類及びプロポキシレート類、例えば、C8-C30-アルカノール類又はアルケノール類(アルカジエノール類)のアルコキシレート、例えば、イソトリデシルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール又はステアリルアルコールのアルコキシレート、並びに、それらのC1-C4-アルキルエーテル類及びC1-C4-アルキルエステル類、例えば、それらの酢酸エステル;
・ アルコキシル化動物及び/又は植物脂肪類及び/又は油類、例えば、トウモロコシ油エトキシレート類、ヒマシ油エトキシレート類、獣脂エトキシレート類;
・ グリセロールエステル類、例えば、モノステアリン酸グリセロール;
・ アルキルフェノールアルコキシレート類、例えば、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール若しくはノニルフェノール、トリブチルフェノールポリオキシエチレンエーテル;
・ 脂肪アミンアルコキシレート類、脂肪酸アミドアルコキシレート類及び脂肪酸ジエタノールアミドアルコキシレート類、特に、それらのエトキシレート類;
・ 糖界面活性剤、ソルビトールエステル類、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(モノオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、アルキルポリグリコシド類、N-アルキルグルコンアミド類;
・ アルキルメチルスルホキシド類;
・ アルキルジメチルホスフィンオキシド類、例えば、テトラデシルジメチルホスフィンオキシド。
F1) 水溶剤(SL)
10重量部の本発明による混合物を、90重量部の水又は水溶性溶媒に溶解させる。別法として、湿潤剤又は別の補助剤を添加する。水で希釈すると該活性化合物は溶解する。このようにして、活性化合物の含有量が10重量%である製剤が得られる。
20重量部の本発明による混合物を、10重量部の分散剤(例えば、ポリビニルピロリドン)を加えてある70重量部のシクロヘキサノンに溶解させる。水で希釈することにより分散液が得られる。該製剤は、20重量%の活性化合物含有量を有する。
15重量部の本発明による混合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも、5重量部)を加えてある75重量部のキシレンに溶解させる。水で希釈することにより、エマルションが得られる。該製剤は、15重量%の活性化合物含有量を有する。
25重量部の本発明による混合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも、5重量部)を加えてある35重量部のキシレンに溶解させる。この混合物を、乳化機(Ultraturrax)を用いて30重量部の水の中に導入し、均質なエマルションとする。水で希釈することにより、エマルションが得られる。該製剤は、25重量%の活性化合物含有量を有する。
撹拌下にあるボールミル内で、20重量部の本発明による混合物に10重量部の分散剤及び湿潤剤並びに70重量部の水又は有機溶媒を添加して粉砕することにより、活性化合物の微細懸濁液が得られる。水で希釈することにより、活性化合物の安定な懸濁液が得られる。該製剤は、20重量%の活性化合物含有量を有する。
50重量部の本発明による混合物に50重量部の分散剤及び湿潤剤を添加して微粉砕し、専用の装置(例えば、押出機、噴霧塔、流動床など)を用いて、顆粒水和剤又は水溶性粒剤として調製する。水で希釈することにより、活性化合物の安定な分散液又は溶液が得られる。該製剤は、50重量%の活性化合物含有量を有する。
ローター-ステータミル内で、75重量部の本発明による混合物に25重量部の分散剤、湿潤剤及びシリカゲルを添加して粉砕する。水で希釈することにより、活性化合物の安定な分散液又は溶液が得られる。該製剤は、75重量%の活性化合物含有量を有する。
F8) 散粉性粉末剤(dustable powder)(DP)
5重量部の本発明による混合物を微粉砕し、95重量部の微粉砕カオリンと充分に混合させる。これにより、5重量%の活性化合物含有量を有する散粉性製品(dustable product)が得られる。
0.5重量部の本発明による混合物を微粉砕し、99.5重量部の担体と合する。現行方法は、押出、噴霧乾燥又は流動床である。これにより、0.5重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する製剤が得られる。
10重量部の本発明による混合物を、90重量部の有機溶媒(例えば、キシレン)に溶解させる。これにより、10重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する製剤が得られる。
本発明による混合物と個々の化合物の殺菌効果について、下記試験によって実証した。
E:濃度が「a」と「b」の活性化合物Aと活性化合物Bの混合物を用いたときに期待される、未処理対照に対する「%」で表した効力;
x:活性化合物Aを濃度「a」で用いたときの、未処理対照に対する「%」で表した効力;
y:活性化合物Bを濃度「b」で用いたときの、未処理対照に対する「%」で表した効力。
活性化合物は、DMSO中の10000ppmの濃度を有する原液として別々に製剤した。
当該原液をピペットで量ってマイクロタイタープレート(MTP)の上に移し、エンドウ抽出液をベースとする菌類用水性栄養培地を用いて希釈して、記載されている活性化合物濃度とする。次いで、フィトフトラ・インフェスタンスの水性遊走子懸濁液を添加した。そのプレートを、水蒸気で飽和した温度18℃のチャンバー内に置いた。接種後第7日に、吸光光度計を用いて、405nmで当該MTPを測定した。
当該活性化合物を、別々に又は一緒に、25mgの活性化合物を含む原液として調製した。25mgの活性化合物を、アセトン及び/又はジメチルスルホキシドと乳化剤「Uniperol(登録商標) EL」(エトキシル化アルキルフェノールを主成分とし、乳化作用と分散作用を有する湿潤剤)の溶媒/乳化剤の容積比が99:1である混合物を用いて10mLとした。次いで、その混合物を、水を用いて100mLとした。この原液を、溶媒/乳化剤/水の上記混合物で希釈して、活性化合物の下記濃度とした。
ポット植のコムギの苗の葉に、赤さび病(プッシニア・レコンジタ)の胞子懸濁液を用いて接種した。次いで、そのポットを、20〜22℃で高大気湿度(90〜95%)のチャンバー内に24時間置いた。その24時間の間に、胞子が発芽し、発芽管が葉の組織内に侵入した。翌日、その感染植物に、以下に記載されている活性化合物濃度を有する上記活性化合物の溶液を、液が流れ落ちるようになるまで噴霧した。その噴霧による被膜が乾燥した後、その被験植物を、温度20〜22℃で相対大気湿度65〜70%の温室内で7日間栽培した。次いで、葉面上における赤さび病菌の発生の程度を測定した。
αは、処理された植物の菌類による感染(%)に相当し;及び、
βは、処理されていない(対照)植物の菌類による感染(%)に相当する。
ポット植のコムギの苗の葉に、以下に記載されている活性化合物濃度を有する水性懸濁液を液が流れ落ちるようになるまで噴霧した。翌日、その処理された植物に、コムギの赤さび病(プッシニア・レコンジタ)の胞子懸濁液を用いて接種した。次いで、その植物を、20〜22℃で高大気湿度(90〜95%)のチャンバー内に24時間置いた。その24時間の間に、胞子が発芽し、発芽管が葉の組織内に侵入した。翌日、その被験植物を温室内に戻し、温度20〜22℃で相対大気湿度65〜70%で7日間栽培した。次いで、葉面上における赤さび病菌の発生の程度を視覚的に測定した。
ポット植のトマト植物の葉に、以下に記載されている活性化合物濃度を有する水性懸濁液を、液が流れ落ちるようになるまで噴霧する。翌日、当該葉に、2%バイオモルト溶液中の0.17×106胞子/mLの密度を有するアルテルナリア・ソラニの水性胞子懸濁液を用いて感染させる。次いで、その植物を、水蒸気で飽和した20〜22℃の温度のチャンバー内に置く。5日後、処理はしていないが感染はさせた対照植物において、感染を「%」で視覚的に測定できるほどに夏疫病が発生した。
ピーマン(品種「Neusiedler Ideal Elite」)の苗の2〜3枚の葉が充分に展開した後、その苗に、以下に記載されている活性化合物濃度の水性懸濁液を液が流れ落ちるようになるまで噴霧する。翌日、その処理された植物に、2%強度バイオモルト水溶液中に1.7×106胞子/mLを含むボトリチス・シネレアの胞子懸濁液を用いて接種する。次いで、その被験植物を、22〜24℃で高大気湿度の暗い人工気象室(climatized chamber)内に置く。5日後、葉面上の当該菌による感染の程度を「%」で視覚的に測定することができる。
Claims (14)
- (A) 式(I)
Xは、酸素又は硫黄であり;
R1は、C1-C4-アルキル又はC1-C4-ハロアルキルであり;
R2は、水素又はハロゲンであり;
R3、R4及びR5は、互いに独立して、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシ又はC1-C4-アルキルチオである]
で表される少なくとも1種類の1-メチルピラゾール-4-イルカルボキシアニリド;
及び、
(B) 式(II)
E1は、C3-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C5-C12-アルコキシアルキル、C3-C6-シクロアルキル、フェニル又はフェニル-C1-C4-アルキルであり;
E2は、C1-C12-アルキル、C2-C12-アルケニル、C1-C4-ハロアルキル又はC1-C4-アルコキシ-C1-C4-アルキルであり;
ここで、E1及び/又はE2における脂肪族鎖は、1〜4の同一であるか又は異なっている基Raで置換されていてもよく:
Raは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキル又はNRARBであり;
RA、RBは、互いに独立して、水素又はC1-C6-アルキルであり;
ここで、E1及び/又はRaにおける環状基は、1〜4の基Rbで置換されていてもよく;
Rbは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル又はC1-C6-アルコキシであり;
E3は、水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキル-カルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオ又はC1-C6-アルキル-S(O)m-であり;
mは、0、1又は2であり;
Aは、CH又はNである]
で表される少なくとも1種類のアゾロピリミジニルアミンを相乗効果を有する量で含む、殺菌剤混合物。 - 成分Aと成分Bを100:1〜1:100の重量比で含む、請求項1に記載の殺菌剤混合物。
- 成分Aとして、式(I)[式中、R1はメチル又はハロメチルであり、R2は水素、フッ素又は塩素であり、R3、R4及びR5はそれぞれハロゲンである]で表される少なくとも1種類の1-メチルピラゾール-4-イルカルボキシアニリドを含む、請求項1又は2に記載の殺菌剤混合物。
- 成分Aとして、以下の群:
N-(2'-フルオロ-4'-クロロ-5'-メトキシビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2'-フルオロ-4'-クロロ-5'-メチルビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',3',4'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-トリフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2'-フルオロ-4'-クロロ-5'-メトキシビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2'-フルオロ-4'-クロロ-5'-メチルビフェニル-2-イル)、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-フルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-クロロジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-クロロフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2',3',4'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-フルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、及び、N-(2',4',5'-トリフルオロビフェニル-2-イル)-3-フルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
から選択される少なくとも1種類の化合物(I)を含む、請求項1又は2に記載の殺菌剤混合物。 - 成分Bとして:
6-(3,4-ジクロロフェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-(4-tert-ブチルフェニル)-5-メチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-メチル-5-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-エチル-5-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-エチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-エチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-オクチル-5-プロピル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、5-メトキシメチル-6-オクチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、6-オクチル-5-トリフルオロメチル-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン、及び、5-トリフルオロメチル-6-(3,5,5-トリメチルヘキシル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イルアミン;
からなる群から選択される少なくとも1種類の化合物(II)を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の殺菌剤混合物。 - 液体又は固体の少なくとも1種類の担体及び請求項1〜6のいずれかに記載の混合物を含む、殺菌剤組成物。
- 有害な植物病原性菌類を防除する方法であって、菌類若しくはそれらの生息環境、又は、菌類の攻撃に対して保護すべき植物、土壌、種子、領域、材料物質若しくは空間を、相乗効果を有する量の請求項1〜6のいずれかに記載の少なくとも1種類の化合物(I)と少なくとも1種類の化合物(II)で処理する、前記方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の化合物(I)と化合物(II)を同時に、即ち、一緒に又は別々に施用するか、又は、連続して施用する、請求項8に記載の方法。
- 請求項1〜6に記載の化合物(I)と化合物(II)又は混合物を5g/ha〜2000g/haの量で施用する、請求項8又は9に記載の方法。
- 請求項1〜6に記載の化合物(I)と化合物(II)又は混合物を種子100kg当たり1g〜1000gの量で施用する、請求項8又は9に記載の方法。
- 卵菌類(Oomycetes)の有害な菌類を防除する、請求項8〜11のいずれかに記載の方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の混合物を種子100kg当たり1g〜1000gの量で含む、種子。
- 請求項7に記載の組成物を調製する方法であって、請求項1〜6のいずれかに記載の少なくとも1種類の化合物(I)と少なくとも1種類の化合物(II)を固体又は液体の少なくとも1種類の担体で増量することによる、前記方法。
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