JP2010507921A - 透明化機能および近赤外線吸収機能を有する電磁波遮蔽フィルム、それを含む光学フィルタおよびプラズマディスプレイパネル - Google Patents

透明化機能および近赤外線吸収機能を有する電磁波遮蔽フィルム、それを含む光学フィルタおよびプラズマディスプレイパネル Download PDF

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Abstract

本発明は、透明基材と、前記透明基材上の少なくとも一部領域に形成された導電性パターン部とを含む電磁波遮蔽層;および前記導電性パターン部の溝部が埋められるように前記電磁波遮蔽層上に形成され、近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルム、前記電磁波遮蔽フィルムを含む光学フィルタおよびプラズマディスプレイパネルを提供する。

Description

本発明は、電磁波遮蔽層の導電性パターン部の溝部が埋められるように電磁波遮蔽層上に形成され、近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルム、前記電磁波遮蔽フィルムを含む光学フィルタおよびプラズマディスプレイパネルに関する。
本出願は2006年10月25日に韓国特許庁に提出された韓国特許出願第10−2006−0104110号の出願日の利益を主張し、その内容の全ては本明細書に含まれる。
一般的にディスプレイ装置とはTVやコンピュータ用モニターなどを合わせていう言葉であり、画像を形成するディスプレイパネルを有するディスプレイモジュールと、ディスプレイモジュールを支持するケーシングとを含む。
ディスプレイモジュールは画像を形成するCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)およびプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel、以下、PDPという)のようなディスプレイパネルと、ディスプレイパネルを駆動するための駆動回路基板とを含み、PDPの場合はPDPの前方に配置される光学フィルタをさらに含むことができる。
光学フィルタはPDPの前方に位置し、外部から入射された外光が再び外部に反射されることを防止する反射防止フィルムと、リモートコントロールのような電子機器の誤作動防止のためにディスプレイパネルから発生した近赤外線を遮蔽する近赤外線遮蔽フィルムと、色補正染料を含み、色純度を高める色補正フィルム、およびディスプレイ装置の駆動時にディスプレイパネルから発生する電磁波遮蔽のための電磁波遮蔽フィルムを含む。
ここで、電磁波遮蔽フィルムの一例として、図1の電磁波遮蔽フィルム30は、透明基材31と、透明基材31上に溝部と凸部を有する導電性パターン部32が形成された電磁波遮蔽層を含む。
このように、上部に導電性パターンが形成された電磁波遮蔽フィルムに他の機能性フィルム、例えば、反射防止フィルム、近赤外線遮蔽フィルム、色補正フィルムのうちのいずれか一つを接合させる場合、導電性パターン部により、電磁波遮蔽フィルムと他の機能性フィルムとが十分に密着することができない。
そこで、電磁波遮蔽フィルムの溝部による微細空気層が形成され、この微細空気層によって光が散乱されることにより、鮮明な画質の実現が難しくなる問題点があった。
この問題点を解決するために、二つのフィルムを粘着剤で接合した後、透明化工程を行って前記微細空気層を除去しなければならなかった。
ここで、透明化とは微細空気層によって光が散乱され、画質が鮮明にならず多少不透明に見えるのを、微細空気層に透明樹脂を充填して微細空気層を透明にすることによって解決することを意味し、その結果として鮮明な画質を提供することができる。
また、従来の光学フィルタは、各機能性フィルムを別途に製造した後、粘着剤でこのフィルムを一体に積層して形成するため、工程遂行が難しく、原価が上昇し、薄型のPDPの製造に困難があった。
本発明は、近赤外線吸収機能および透明化機能を有する電磁波遮蔽フィルム、それを含む光学フィルタおよびPDPを提供することを目的とする。
本発明は、透明基材と、前記透明基材上の少なくとも一部領域に形成された導電性パターン部とを含む電磁波遮蔽層;および前記導電性パターン部の溝部が埋められるように前記電磁波遮蔽層上に形成され、近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムを提供する。
本発明に係る電磁波遮蔽フィルムを含む光学フィルタを提供する。
本発明に係る電磁波遮蔽フィルムを含むプラズマディスプレイパネルを提供する。
本発明によれば、導電性パターン部が形成された電磁波遮蔽フィルムの上部面に近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を形成することによって簡便に透明化工程を行うことができる。
また、別途の近赤外線吸収機能を有する層が必要なく、薄型の光学フィルタを製造することができる。
また、画期的な構造単純化で製造工程が単純化することにより、生産性が向上し、製造費用を節減することができる。
一般的な電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による電磁波遮蔽フィルムの断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタの断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタの断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタの断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタをPDPに適用した例を示す図である。 本発明の実施状態による光学フィルタをPDPに適用した例を示す図である。 本発明の実施状態による光学フィルタをPDPに適用した例を示す図である。 本発明の実施状態による光学フィルタに透明ガラスが積層されたフィルタであって、PDPに取り付ける前の断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタに透明ガラスが積層されたフィルタであって、PDPに取り付ける前の断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタに透明ガラスが積層されたフィルタであって、PDPに取り付ける前の断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタに透明ガラスが積層されたフィルタであって、PDPに取り付ける前の断面図である。 本発明の実施状態による光学フィルタに透明ガラスが積層されたフィルタであって、PDPに取り付ける前の断面図である。 本発明の実施状態による近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性測定グラフである。 本発明の実施状態による近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性測定グラフである。 本発明の実施状態による近赤外線吸収染料および色補正染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性測定グラフである。 本発明の実施状態による近赤外線吸収染料および色補正染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性測定グラフである。
本発明に係る電磁波遮蔽フィルムは、透明基材と、前記透明基材上の少なくとも一部領域に形成された導電性パターン部とを含む電磁波遮蔽層;および前記導電性パターン部の溝部が埋められるように前記電磁波遮蔽層上に形成され、近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む。
前記透明基材は光透過性に優れた材質であれば、その材料に限定されることなく用いることができる。
例えば、ポリアクリル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリエポキシ系、ポリオレフィン系、ポリカーボネート系およびセルロース系、ガラスのうちから選択された1種以上で前記透明基材を製造することができる。ここで、透明なPET(poly ethylene terephthalate)で前記透明基材を製造することが好ましい。
前記導電性パターン部は凸部と溝部を有するメッシュ(mesh)形状であり得る。
前記導電性パターン部は、銅、銀、金、鉄、ニッケルおよびアルミニウムまたはこれらの合金からなり得る。ここで、銅または銀で前記導電性パターン部を形成することが好ましい。
前記粘着透明化層を形成するために用いられる粘着剤としては通常の粘着シート(Sheet)、粘着フィルムなどに用いるものであれば特に限定されない。
前記粘着透明化層を形成するための粘着剤としては、減圧粘着剤(Pressure Sensitive Adhesive)を用いることができる。減圧粘着剤(Pressure Sensitive Adhesive)として光の透過を制限しないものであれば限定されることなく様々な粘着剤を用いることができる。
例えば、アクリル系、ウレタン系、ポリイソブチレン系、SBR(スチレン −ブタジエン ゴム)系、ゴム系、ポリビニルエーテル系、エポキシ系、メラミン系、ポリエステル系、フェノール系、シリコン系およびこれらの共重合体からなる群から選択された粘着剤であり得る。アクリル系粘着剤を用いることが好ましい。
前記アクリル系粘着剤はガラス転移温度(Tg)が0℃以下であることが好ましい。
前記アクリル系粘着剤は炭素数1〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル単量体75〜99.89重量%と、官能性単量体であるα,β不飽和カルボン酸単量体0.1〜20重量%、および水酸基を有する重合性単量体0.01〜5重量%を共重合して得ることができる。前記共重合方法は当業者によく知られた方法であって、具体的な説明および条件は省略する。
前記アクリル系粘着剤として、より好ましくは、ブチルアクリレート(BA:Butyl acrylate)/ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA:hydroxy ethyl methacrylate)の共重合体、またはブチルアクリレート(Butyl acrylate)/アクリル酸(AA:acrylic acid)の共重合体を用いることができる。
前記共重合体を用いれば、他のアクリル系粘着剤に比べ、フィルムの可視領域と近赤外線領域において優れた吸収機能を有し得るし、近赤外線吸収染料を安定化するのに効果がある。
前記粘着透明化層の製造時に溶媒をさらに用いることができ、前記溶媒としては汎用の有機溶媒は全て使用可能である。
好ましくは、メチルエチルケトン(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)、エチルアセテート(Ethyl Acetate)またはトルエンを用いることができる。また、溶媒の含量は特に限定されない。
前記粘着透明化層は架橋剤およびカップリング剤をさらに含むことができる。
前記架橋剤としては、多官能性化合物としてイソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤、または金属キレート系架橋剤を含むことができる。
より好ましくはイソシアネート系架橋剤を用い、その例としてトリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、またはヘキサメチレンジイソシアネートが挙げられるが、これらに限定されない。
前記架橋剤の含量は粘着剤成分100重量部に対し0.01〜2重量部を用いることができる。
前記カップリング剤はシラン系カップリング剤が好ましい。
前記シラン系カップリング剤は、特に高温・高湿下で長時間放置された場合に接着信頼性を向上させるのに役に立つ。
前記シラン系カップリング剤はビニルシラン、エポキシシランまたはメタクリルシランを用いることができる。
具体的に、前記シラン系カップリング剤としてはビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、またはγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランがその例として挙げられるが、これらを単独または混合して使用できることは勿論である。
前記シラン系カップリング剤の含量は粘着剤成分100重量部に対し0.01〜2重量部を用いることができる。
前記粘着透明化層は添加剤をさらに含むことができる。
前記添加剤は、フェノール系、リン系などの酸化防止剤;ハロゲン系、リン酸系などの難燃剤;ケイ酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系などの紫外線吸収剤;およびアルキレンオキシド系などの帯電防止剤のうちから選択された1種以上であり得る。
前記添加剤の含量は粘着剤成分100重量部に対し0.01〜10重量部を用いることができる。
前記粘着透明化層の近赤外線吸収染料は、金属錯体(Metal−complex)系染料、フタロシアニン系染料、ナフタロシアニン系染料、分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料、およびジイモニウム系染料からなる群から選択される1種以上であり得る。
これらの中、金属錯体(Metal−complex)系染料とフタロシアニン系染料が粘着剤における優れた耐久性、および近赤外線吸収能のために好ましく用いられる。
前記金属錯体系染料としては下記の化学式1または化学式2で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式1において、R1〜R4は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
1〜Y4は互いに独立に、SまたはOであり、
MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
Figure 2010507921
前記化学式2において、R5およびR6は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
1〜Y4は互いに独立に、SまたはOであり、
MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
前記金属錯体系染料は粘着剤において耐久性が確保され、近赤外線領域において吸収極大を有すると同時に可視領域における光の吸収が少ないという特徴がある。
前記フタロシアニン系染料としては下記の化学式3で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式3において、R7〜R10は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
M’はCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、Mg、およびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択される。
前記ナフタロシアニン系染料としては下記の化学式4で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式4において、R11〜R14は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
M’はCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、Mg、およびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択される。
前記分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料としては下記の化学式5、化学式6、または化学式7で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式5において、R15およびR16は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
1〜X5は互いに同じであるか異なり、独立に、ハロゲン基;ニトロ基;カルボキシル基;フェノキシカルボニル基;カルボキシレート基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
Figure 2010507921
前記化学式6において、R15、R16、X1〜X5およびMは前記化学式5で定義した通りである。
Figure 2010507921
前記化学式7において、R15、R16、X1〜X5およびMは前記化学式5で定義した通りである。
前記ジイモニウム系染料としては下記の化学式8で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式8において、R17〜R24は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
25〜R28は互いに独立に、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;ニトロ基;カルボキシル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたアルキル基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたアルコキシ基であり、
Zは有機酸1価陰イオン、有機酸2価陰イオン、または無機酸1価陰イオンである。
前記有機酸1価陰イオンとしては有機カルボン酸イオン、有機スルホン酸イオン、および有機ホウ酸イオンを用いることができる。
前記有機カルボン酸イオンは、その例として、アセテートイオン、ラクテートイオン、トリフルオロアセテートイオン、プロピオネートイオン、ベンゾエートイオン、シュウ酸イオン、サクシネートイオン、およびステアレートイオンが挙げられる。
前記有機スルホン酸イオンは、その例として、メタンスルホネートイオン、トルエンスルホネートイオン、ナフタレンモノスルホネートイオン、クロロベンゼンスルホネートイオン、ニトロベンゼンスルホネートイオン、ドデシルベンゼンスルホネートイオン、ベンゼンスルホネートイオン、エタンスルホネートイオン、およびトリフルオロメタンスルホネートイオンが挙げられる。
前記有機ホウ酸イオンは、その例として、テトラフェニルボレートイオンおよびブチルトリフェニルボレートイオンが挙げられる。
前記有機酸2価陰イオンとしては、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸、ナフタレン−1,6−ジスルホン酸、およびナフタレンジスルホン酸誘導体を用いることができる。
前記無機酸1価陰イオンとしてハロゲナイトイオンを用いることができる。
ハロゲナイトイオンとしては、その例として、フッ化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、チオシアン酸イオン、ヘキサフルオロアンチモン酸イオン、過塩素酸イオン、過ヨウ素酸イオン、硝酸イオン、テトラフルオロホウ酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、モリブデン酸イオン、タングステン酸イオン、チタン酸イオン、バナジウム酸イオン、リン酸イオン、またはホウ酸イオンが挙げられる。
前記近赤外線吸収染料の添加量は粘着剤100重量部に対し0.01〜10重量部であり得る。
前記粘着透明化層は色補正染料としてネオン−カット染料をさらに含むことができる。
前記色補正染料は、分子内金属−錯体形態を有するポルフィリン系(porphyrin)染料、および分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料からなる群から選択された1種以上であり得る。
前記分子内金属−錯体形態を有するポルフィリン系色補正染料としては下記の化学式9で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式9において、R29〜R36は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換され、フッ素で置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC220のアリール基、ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC220のアリールオキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換され、窒素原子を1つ以上有する五角環であり、
M’’は水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、またはCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、MgおよびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択された1種である。
前記分子間金属−錯体形態を有するシアニン系色補正染料としては下記の化学式10または化学式11で示される化合物を用いることができる。
Figure 2010507921
前記化学式10において、R37およびR38は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
6〜X10は各々独立に同じであるか異なり、水素原子;ハロゲン基;ニトロ基;カルボキシル基;フェノキシカルボニル基;カルボキシレート基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはC630のアリール基であり、
MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
Figure 2010507921
前記化学式11において、R39およびR40は同じであるか異なり、互いに独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
前記色補正染料の添加量は粘着剤100重量部に対し0.005〜10重量部であり得る。
前記粘着透明化層の粘着力は、剥離角度180°および剥離速度300mm/分において2N/25mm以上、好ましくは剥離角度180°および剥離速度300mm/分において4N/25mm以上である。
粘着力が剥離角度180°および剥離速度300mm/分において2N/25mm未満である場合、耐久性の面で層間の気泡が発生したり、剥離したりするなど、むしろ耐久性が低下し得る。
このように、本発明によれば、透明基材および透明基材上に形成された導電性パターン部を有する電磁波遮蔽フィルムにおいて、導電性パターン部の溝部を埋めて導電性パターン部が形成された電磁波遮蔽層の上部領域が扁平になるように、電磁波遮蔽層の上部に近赤外線吸収染料を含む粘着剤を塗布した後、透明化工程を通し、電磁波遮蔽層の上部に粘着透明化層を形成することができる。
このように粘着透明化層が形成されれば、溝部が透明樹脂によって充填され、溝部の内部空間が透明になることにより、溝部内の空気によって光が散乱して画質が鮮明にならずに多少不透明に見えることが解決されるため、鮮明な画質を提供することができる。
前記近赤外線吸収染料を含む粘着剤を塗布した後、ここに適切な圧力を加えることによって透明化工程を行うことができる。前記圧力の大きさは粘着剤の種類、使用量、およびその他の工程条件に応じて当業者が選択することができる。
本発明に係る近赤外線吸収機能を有する粘着透明化層を製造する方法はこれに限定されるものではない。
本発明に係る近赤外線吸収染料を含むコーティング液を製造した後、前記コーティング液を様々な方法により扁平な基材の少なくとも一面に塗布および乾燥して近赤外線吸収機能を有する粘着剤層を形成する。また、前記露出している表面を剥離性シート(Sheet)で覆うこともできる。あるいは、剥離性シートの剥離性表面に塗布および乾燥して近赤外線吸収機能を有する粘着剤層を得ることもできる。
具体的に、添加された染料とバインダーを混合し、ここに一定量の架橋剤とカップリング剤を添加した後にコーティング液を製造し、これを離型フィルムおよび透明基材にコーティングし硬化させて製造することができる。
このように得られたコーティング面の厚さは5μm超過、好ましくは10μm以上であることが好ましい。前記コーティング方法としてはスプレーコーティング、ロールコーティング、バーコーティング、スピンコーティング、グラビアコーティング、ブレードコーティングなどの色々な方法が使用可能である。
上記のように製造された近赤外線吸収機能を有する粘着透明化層は、導電性パターン部を有する電磁波遮蔽層上に接着することにより、本発明に係る電磁波遮蔽フィルムを製造することもできる。
以下、図面を参照して本発明についてより詳細に説明する。これは、本発明の範囲を限定するものではなく例示として提示するものであって、相異なる様々な構造で実現できることは勿論である。
図2に示すように、粘着層20を利用して透明基材31上に形成された導電性パターン部32の溝部を埋め、導電性パターン部32の凸部上部面まで塗布されるようにする透明化ステップを通して電磁波遮蔽フィルムに透明化機能を付与することができる。
本発明に係る透明化ステップにおいて、図3に示すように、電磁波遮蔽フィルムの上部全面にかけて近赤外線吸収染料を含む粘着剤を塗布する。
この時、近赤外線吸収染料を含む粘着剤が導電性パターン部32の溝部に埋められるようになり、導電性パターン部32の凸部上部面まで近赤外線吸収染料を含む粘着剤が塗布される。
ここで、図3に示すように、透明基材31および導電性パターン部32を含む電磁波遮蔽層上に粘着透明化層20が形成される。
また、本発明に係る透明化ステップにおいては、図4に示すように、電磁波遮蔽フィルムの上部全面にかけて近赤外線吸収染料および色補正、特にネオン−カット染料を含む粘着剤を塗布する。
この時、近赤外線吸収染料および色補正染料を含む粘着剤が導電性パターン部32の溝部に埋められるようになり、導電性パターン部32の凸部上部面まで近赤外線吸収染料および色補正染料を含む粘着剤が塗布される。
ここで、図4に示すように、透明基材31および導電性パターン部32を含む電磁波遮蔽層上に近赤外線吸収染料および色補正染料を含む粘着剤からなる粘着透明化層20が形成される。
前述した過程のように電磁波遮蔽層の凸部の上部まで粘着透明化層20を形成する場合、電磁波遮蔽層はフレーム部なしで全面積にかけてエッチングすることにより、導電性パターン部32だけで形成されるようにすることができる。あるいは、導電性パターン部32とフレームとからなるようにすることができ、この場合、粘着透明化層上に接地部をさらに設けることができる。
前記接地部は、導電性テープを粘着透明化層20の上部周縁領域に付着して設けることもでき、導電性ペーストを粘着透明化層20の上部周縁領域に塗布して設けることもできる。
前記導電性テープはニッケル、銅、アルミニウム、金などの金属が塗布されたファブリック(fabric)形態であり得るし、前記導電性ペーストは銀または銅粉末を高分子バインダーおよび溶剤に分散させて設けることができる。
上記のように導電性パターン部32の凸部の上部まで粘着透明化層20が形成される場合、接地部と電磁波遮蔽層の枠領域との円滑な通電のために、粘着透明化層20は導電性パターン部32の凸部の上部面を基準に5〜30μmの厚さを有するように設けられることが好ましい。
ここで、通電がより円滑になされるように粘着透明化層20に導電性粒子を添加することもできる。
前記導電性粒子としては銀や銅のような金属粉末、カーボンブラック、炭素ナノチューブ(CNT)を用いることができる。
前述した過程によって製造された電磁波遮蔽フィルムの粘着透明化層20上に、図5および図6に示すように、離型フィルム、透明フィルムまたは他の機能が付与された層(31’)を備えることができる。
また、前記電磁波遮蔽フィルムの透明基材31の下面に他の機能が付与された層または粘着層(20’)を追加することができ、この場合、透明基材31の下面に形成された粘着層(20’)に離型フィルムおよび透明フィルムまたは他の機能が付与されたフィルムを追加することができる。
図5の粘着透明化層20が近赤外線吸収粘着剤からなる層である場合、追加される粘着層(20’)は色補正染料、特にネオン−カット染料を含む粘着剤からなる層であり得る。
図6の粘着透明化層20が近赤外線吸収および色補正を含む粘着剤からなる層である場合、粘着層(20’)は一般粘着剤からなる層であり得る。
一方、本発明は前述した電磁波遮蔽フィルムを含む光学フィルタを提供する。
本発明の光学フィルタは、前述した電磁波遮蔽フィルムの上部面および下部面のうちの少なくとも一面に形成された他の機能性フィルムをさらに含むことができる。
前記機能性フィルムは図7の反射防止フィルム40であり得るし、前記電磁波遮蔽フィルムの色補正機能を補強するための色補正フィルムであり得るし、衝撃緩和フィルムまたは明暗比向上フィルムであり得る。
前記機能性フィルムは、本発明の電磁波遮蔽フィルムの粘着透明化層20の上面に備えられることもでき、透明基材31の下部面に形成された粘着層(20’)の下部面に備えられることもできる。
光学フィルタの一例として図4の光学フィルタは、透明化機能および近赤外線吸収機能を有する粘着透明化層20を含む電磁波遮蔽フィルムの上面に積層された反射防止フィルム40、および電磁波遮蔽フィルムの下面に積層された色補正染料を含む粘着層(20’)をさらに含むことができる。
また、図8の光学フィルタは、透明化機能、近赤外線吸収機能、および色補正機能を有する粘着透明化層20を含む電磁波遮蔽フィルムの上面に積層された反射防止フィルム40、および電磁波遮蔽フィルムの下面に積層された粘着層(20’)をさらに含むことができる。
また、図9の光学フィルタは、反射防止フィルム40の下側に位置した透明基材31の下部面に導電性パターン部32を有する電磁波遮蔽層;および透明化機能、近赤外線吸収機能、および色補正機能を有する粘着透明化層20からなることもできる。
一方、本発明は前記電磁波遮蔽フィルムを有する光学フィルタを含むPDPを提供する。
その例として、図10および図11に示すように、図7および図8に示された光学フィルタの粘着剤層(20’)の下面にPDP10を付着して製造することができる。
その例として、図12に示すように、図9に示された光学フィルタの粘着透明化層20にPDP10を付着して製造することができる。
あるいは、本発明に係る光学フィルタに透明ガラス基材を付着した後、透明ガラス基材が光学フィルタとPDPとの間に介在するように、これをPDPに付着することもできる。
すなわち、図13および図14に示すように、図7および図8の粘着剤層(20’)の下面に透明ガラス基材50を付着した後、これをPDPに付着することもできる。
また、図15に示すように、図9に示された光学フィルタの粘着透明化層20の下面に透明ガラス基材50を付着した後、これをPDPに付着することもできる。
また、図16および図17に示すように、必要により、透明ガラス基材50を中心に、その上面または下面にそれぞれの機能性フィルムを分離して積層して製造することができる。
[実施例]
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、これらに本発明の範囲が限定されるものではない。
本発明に係る近赤外線吸収機能を有する粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムは次のような方法によって製造し、近赤外線吸収粘着透明化層に対する物性試験条件は下記の通りである。
<フィルム製造方法>
1.コーティング液の製造:実施例において、粘着樹脂としてブチルアクリレート(BA)/ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)共重合体、またはブチルアクリレート(BA)/アクリル酸(AA)共重合体を用い、近赤外線吸収染料または近赤外線吸収染料と色補正、ネオン−カット染料と混合して、近赤外線吸収粘着フィルムを製造するためのコーティング液を製造した。
2.コーティング:前記コーティング液を用い、離型基材上に25μmの乾燥厚さでコーティングし、120℃で3分間乾燥した後、離型基材でコーティング面を合板した。
3.熟成:常温で7日間熟成(Aging)した。
<耐久性テストの条件>
製造された粘着フィルムを電磁波遮蔽フィルムに塗布して透明化過程を行った後、
−高温条件:80℃、500時間放置前・後の波長帯別透過率を比較した。
−高温・高湿条件:65℃、96% RH、500時間放置前・後の波長帯別透過率を比較した。
エチルアセテートに溶解されたブチルアクリレート(BA)/ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)共重合体溶液69g、金属錯体(Metal−complex)系V−63(エポリン)0.06g、フタロシアニン系906B(日本触媒)0.14g、イソシアネート系架橋剤0.037gおよびシラン系カップリング剤0.048gをメチルエチルケトン(MEK)31gに添加して混合した後にコーティング液を製造した。
前記コーティング液を離型基材フィルムに25μmの厚さでコーティングし、また他の面を離型基材でラミネートして近赤外線吸収粘着フィルムを製造した。
前記製造されたフィルムを電磁波遮蔽フィルムに塗布して透明化過程を行った後、高温(80℃)および高温・高湿(65℃、相対湿度96%)の条件下で500時間保管した後に透過率を測定し、その結果を図6に示す。本発明に係る近赤外線吸収粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性テスト前後の評価結果、高温保管後の可視領域透過率の変化は0.6%、近赤外線透過率の変化は850nm 1.6%、950nm 1.3%であり、高温高湿保管後の可視領域透過率の変化は0.6%、近赤外線透過率の変化は850nm 0.5%、950nm 1.1%であった。
エチルアセテートに溶解されたブチルアクリレート(BA)/ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)共重合体溶液69g、金属錯体(Metal−complex)系V−63(エポリン)0.06g、フタロシアニン系906B(日本触媒)0.14g、ポルフィリン系PD−319(三井)0.014g、イソシアネート系架橋剤0.037gおよびシラン系カップリング剤0.048gをメチルエチルケトン(MEK)31gに添加して混合した後にコーティング液を製造した。
前記コーティング液を離型基材フィルムに25μmの厚さでコーティングし、また他の面を離型基材でラミネートして近赤外線吸収粘着フィルムを製造した。
前記製造されたフィルムを電磁波遮蔽フィルムに処理して透明化過程を行った後、高温(80℃)および高温・高湿(65℃、相対湿度96%)の条件下で500時間保管した後に透過率を測定し、その結果を図18に示す。本発明に係る近赤外線吸収および色補正粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性テスト前後の評価結果、高温保管後の可視領域透過率の変化は0.5%、近赤外線透過率の変化は850nm 1.7%、950nm 0.4%であり、高温高湿保管後の可視領域透過率の変化は0.5%、近赤外線透過率の変化は850nm 0.9%、950nm 0.4%であった。
エチルアセテートに溶解されたブチルアクリレート(BA)/アクリル酸(AA)共重合体溶液69g、金属錯体(Metal−complex)系EP4445(エポリン)0.06g、フタロシアニン系910B(日本触媒)0.14g、イソシアネート系架橋剤0.137gおよびシラン系カップリング剤0.021gをメチルエチルケトン(MEK)31gに添加して混合した後にコーティング液を製造した。
前記コーティング液を離型基材フィルムに25μmの厚さでコーティングし、また他の面を離型基材でラミネートして近赤外線吸収粘着フィルムを製造した。
前記製造されたフィルムを電磁波遮蔽フィルムに塗布して透明化過程を行った後、高温(80℃)および高温・高湿(65℃、相対湿度96%)の条件下で500時間保管した後に透過率を測定し、その結果を図19に示す。本発明に係る近赤外線吸収粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性テスト前後の評価結果、高温保管後の可視領域透過率の変化は0.5%、近赤外線透過率の変化は850nm 0.8%、950nm 0.1%であり、高温高湿保管後の可視領域透過率の変化は1.3%、近赤外線透過率の変化は850nm 1.9%、950nm 0.3%であった。
エチルアセテートに溶解されたブチルアクリレート(BA)/アクリル酸(AA)共重合体溶液69g、金属錯体(Metal−complex)系EP4445(エポリン)0.06g、フタロシアニン系910B(日本触媒)0.14g、ポルフィリン系PD319(三井)0.015g、イソシアネート系架橋剤0.137gおよびシラン系カップリング剤0.021gをメチルエチルケトン(MEK)31gに添加して混合した後にコーティング液を製造した。
前記コーティング液を離型基材フィルムに25μmの厚さでコーティングし、また他の面を離型基材でラミネートして近赤外線吸収粘着フィルムを製造した。
前記製造されたフィルムを電磁波遮蔽フィルムに塗布して透明化過程を行った後、高温(80℃)および高温・高湿(65℃、相対湿度96%)の条件下で500時間保管した後に透過率を測定し、その結果を図20に示す。本発明に係る近赤外線吸収粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルムの耐久性テスト前後の評価結果、高温保管後の可視領域透過率の変化は1.1%、近赤外線透過率の変化は850nm 1.0%、950nm 0.3%であり、高温高湿保管後の可視領域透過率の変化は1.6%、近赤外線透過率の変化は850nm 1.6%、950nm 0.6%であった。

Claims (23)

  1. 透明基材;
    前記透明基材上の少なくとも一部領域に形成された導電性パターン部を含む電磁波遮蔽層;および
    前記導電性パターン部の溝部が埋められるように前記電磁波遮蔽層上に形成され、近赤外線吸収染料を含む粘着透明化層を含む電磁波遮蔽フィルム。
  2. 前記導電性パターン部はメッシュ形状を有する、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  3. 前記導電性パターン部は、銅、銀、金、鉄、ニッケル、アルミニウムまたはこれらの合金から形成される、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  4. 前記粘着透明化層は、アクリル系、ウレタン系、ポリイソブチレン系、SBR(スチレン−ブタジエン ゴム)系、ゴム系、ポリビニルエーテル系、エポキシ系、メラミン系、ポリエステル系、フェノール系、シリコン系およびこれらの共重合体からなる群から選択された粘着剤を含む、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  5. 前記粘着透明化層は、架橋剤、カップリング剤、酸化防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤および帯電防止剤のうちから選択された1種以上をさらに含む、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  6. 前記近赤外線吸収染料は、金属錯体系染料、フタロシアニン系染料、ナフタロシアニン系染料、分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料、およびジイモニウム系染料からなる群から選択された1種以上の染料である、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  7. 前記金属錯体系染料は下記の化学式1または化学式2で示される化合物である、請求項6に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式1において、R1〜R4は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
    1〜Y4は互いに独立に、SまたはOであり、
    MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
    Figure 2010507921
    前記化学式2において、R5およびR6は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
    1〜Y4は互いに独立に、SまたはOであり、
    MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
  8. 前記フタロシアニン系染料は下記の化学式3で示される化合物である、請求項6に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式3において、R7〜R10は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
    M’はCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、Mg、およびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択される。
  9. 前記ナフタロシアニン系染料は下記の化学式4で示される化合物である、請求項6に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式4において、R11〜R14は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
    M’はCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、Mg、およびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択される。
  10. 前記シアニン系染料は、下記の化学式5、化学式6、または化学式7で示される化合物である、請求項6に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式5において、R15およびR16は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
    1〜X5は互いに同じであるか異なり、独立に、ハロゲン基;ニトロ基;カルボキシル基;フェノキシカルボニル基;カルボキシレート基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
    MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
    Figure 2010507921
    前記化学式6において、R15〜R16、X1〜X5およびMは前記化学式5で定義した通りである。
    Figure 2010507921
    前記化学式7において、R15〜R16、X1〜X5およびMは前記化学式5で定義した通りである。
  11. 前記ジイモニウム系染料は下記の化学式8で示される化合物である、請求項6に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式8において、R17〜R24は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;トリフルオロメチル基;ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリール基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールオキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールアミノ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキルチオ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC620のアリールチオ基であり、
    25〜R28は互いに独立に、水素原子;ハロゲン原子;シアノ基;ニトロ基;カルボキシル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたアルキル基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたアルコキシ基であり、
    Zは有機酸1価陰イオン、有機酸2価陰イオン、または無機酸1価陰イオンである。
  12. 前記粘着透明化層は色補正染料をさらに含む、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  13. 前記色補正染料はネオン−カット染料である、請求項12に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  14. 前記色補正染料は、分子間金属−錯体形態を有するポルフィリン系染料、および分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料からなる群から選択された1種以上の染料である、請求項12に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  15. 前記分子間金属−錯体形態を有するポルフィリン系染料は下記の化学式9で示される化合物である、請求項14に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式9において、R29〜R36は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換され、フッ素で置換されたC116のアルコキシ基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC220のアリール基、ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC220のアリールオキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換され、窒素原子を1つ以上有する五角環であり、
    M’’は水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、またはCu、Zn、Fe、Co、Ni、ルテニウム(Ru)、ルビジウム(Rb)、パラジウム(Pd)、Pt、Mn、Sn、MgおよびTiからなる群から選択される2価の金属原子;Al−Cl、Ga−Cl、In−Cl、Fe−Cl、およびRu−Clからなる群から選択される3価の1置換金属原子;SiCl2、GaCl2、TiCl2、SnCl2、Si(OH)2、Ge(OH)2、Mn(OH)2、およびSn(OH)2からなる群から選択される4価の2置換金属原子;ならびにVO、MnO、およびTiOからなる群から選択されるオキシ金属原子のうちから選択された1種である。
  16. 前記分子間金属−錯体形態を有するシアニン系染料は下記の化学式10または化学式11で示される化合物である、請求項14に記載の電磁波遮蔽フィルム;
    Figure 2010507921
    前記化学式10において、R37およびR38は互いに同じであるか異なり、独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
    6〜X10は各々独立に同じであるか異なり、水素原子;ハロゲン基;ニトロ基;カルボキシル基;フェノキシカルボニル基;カルボキシレート基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはC630のアリール基であり、
    MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
    Figure 2010507921
    前記化学式11において、R39およびR40は同じであるか異なり、互いに独立に、水素原子;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC130の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;ハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC18のアルコキシ基;またはハロゲン原子、シアノ基、もしくはニトロ基で置換もしくは非置換されたC630のアリール基であり、
    MはNi、Cu、Pt、およびPdからなる群から選択された1種の金属原子である。
  17. 前記導電性パターン部の最上部面を基準にした前記粘着透明化層の厚さは5〜30μmである、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  18. 前記粘着透明化層の粘着力は、剥離角度180°および剥離速度300mm/分において2N/25mm以上である、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  19. 前記透明基材の下面に備えられた粘着層をさらに含む、請求項1に記載の電磁波遮蔽フィルム。
  20. 請求項1〜19のうちのいずれか1項による電磁波遮蔽フィルムを含む光学フィルタ。
  21. 前記電磁波遮蔽フィルムの上面と下面のうちの少なくとも一面に備えられた機能性フィルムをさらに含む、請求項20に記載の光学フィルタ。
  22. 前記機能性フィルムは、反射防止フィルム、色補正フィルム、衝撃緩和フィルム、および明暗比向上フィルムのうちから選択された1種以上のフィルムを含む、請求項21に記載の光学フィルタ。
  23. 請求項1〜19のうちのいずれか1項による電磁波遮蔽フィルムを含むプラズマディスプレイパネル。
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