JP2010288140A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

受信装置及び受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010288140A
JP2010288140A JP2009141267A JP2009141267A JP2010288140A JP 2010288140 A JP2010288140 A JP 2010288140A JP 2009141267 A JP2009141267 A JP 2009141267A JP 2009141267 A JP2009141267 A JP 2009141267A JP 2010288140 A JP2010288140 A JP 2010288140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
replica
interference
propagation path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009141267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5320174B2 (ja
Inventor
Ryota Yamada
良太 山田
Katsuya Kato
勝也 加藤
Takashi Yoshimoto
貴司 吉本
Hiroshi Suzuki
博 鈴木
Kazuhiko Fukawa
和彦 府川
Satoshi Suyama
聡 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Original Assignee
Sharp Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp, Tokyo Institute of Technology NUC filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009141267A priority Critical patent/JP5320174B2/ja
Priority to BRPI1010731A priority patent/BRPI1010731A2/pt
Priority to PCT/JP2010/058802 priority patent/WO2010143532A1/ja
Priority to CN2010800260066A priority patent/CN102461032A/zh
Priority to EP10786063A priority patent/EP2442469A1/en
Priority to US13/322,169 priority patent/US20120099679A1/en
Publication of JP2010288140A publication Critical patent/JP2010288140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5320174B2 publication Critical patent/JP5320174B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0224Channel estimation using sounding signals
    • H04L25/0228Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J11/00Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
    • H04J11/0023Interference mitigation or co-ordination
    • H04J11/0063Interference mitigation or co-ordination of multipath interference, e.g. Rake receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0204Channel estimation of multiple channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems

Abstract

【課題】サブキャリア数が多いシステムであっても演算量を大きく増加させず、マルチパス干渉による劣化を軽減できる受信装置及び受信方法を提供する。
【解決手段】信号検出部205はシンボルレプリカ生成部208が生成するシンボルレプリカや伝搬路推定部209が受信したパイロット信号を用いて伝搬路推定する伝搬路推定値から、受信信号に対してGIを超える遅延波に起因する干渉を抑圧した信号を出力する。復調部206は干渉が軽減された信号に対して復調処理を行い、ビットの尤度情報である符号化ビットLLRを求める。復号部207は入力された符号化ビットLLRに対して誤り訂正復号処理を行う。誤り訂正復号結果に誤りがなければ、情報ビットを出力して受信処理を終了する。復号結果に誤りがあれば、符号化ビットLLRをシンボルレプリカ生成部208に対して出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信におけるマルチキャリア伝送方式において、シンボル間干渉やキャリア干渉による受信特性の劣化を抑える受信装置や受信方法に関する。
マルチキャリア伝送であるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)、MC−CDM(Multi Carrier-Code Division Multiplexing:マルチキャリア符号分割多重)などの無線伝送方式では、GI(Guard Interval:ガードインターバル)の挿入により、GI長以内の遅延波であれば、マルチパス干渉の影響を軽減することができる。しかしながら、図15に示すようなGI長を超える遅延波が存在する場合、劣化の要因となる。図15では、12波のマルチパスモデルのチャネルインパルス応答値を示しており、先頭の6波がガードインターバル区間内であり、それ以外の6波がその区間を超えている。このような場合、図16に示すように、前のシンボルがFFT(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)区間に入り込むことにより生じる、シンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)や周期性の崩れに起因するキャリア間干渉(ICI:Inter carrier Interference)が生じる。ISIやICIは受信特性を大幅に劣化させる要因となる。
ISIやICIの対策としてはGI長を長くする方法が考えられるが、GIは冗長な区間であるため、GI長を長くすると伝送効率が劣化するという問題がある。
GI長を変えない方法としては、受信装置でISIのレプリカ信号とサブキャリア毎にICIのレプリカ信号を生成して、受信信号から除去することで、優れた受信特性が得られる方法が特許文献1に記載されている。
特開2004−221702公報
特許文献1では、ICIのレプリカ信号をサブキャリア毎に生成して除去しているが、この場合、サブキャリア数が大きいシステムでは演算量が増大してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サブキャリア数が多いシステムであっても演算量を大きく増加させず、ISIやICIによる劣化を軽減できる受信装置及び受信方法を提供することにある。
本発明は、マルチキャリア伝送方式により信号の受信を行なう受信装置であって、
誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号部と、前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、マルチパス干渉を低減する信号検出部と、を備え、
前記信号検出部は、前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去部と、前記干渉除去部の出力を合成する合成部と、を備えることを特徴とするものである。
ここで、前記干渉除去部は、前記伝搬路推定値の一部を用いて分割用レプリカを生成する分割用レプリカ生成部と、前記分割用レプリカを受信信号から減算してマルチパスの分割を行うマルチパス分割部と、前記マルチパスを分割した信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するFFT部と、前記分割用レプリカのうちキャリア間干渉を引き起こさない成分を前記周波数領域信号に加算する所望信号加算部と、を備えることを特徴とする。
また、前記干渉除去部は、前記伝搬路推定値を用いて受信信号のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成部と、前記受信信号のレプリカを受信信号から減算するレプリカ減算部と、前記レプリカを減算した信号に対して、区間の異なるフーリエ変換を行って複数の周波数領域信号を生成するFFT部と、前記複数の周波数領域信号に対し、キャリア間干渉を引き起こさない成分を加算する所望信号加算部と、を備えることを特徴とする。
前記合成部は、前記ビットの尤度を基に最小平均2乗誤差基準で合成することを特徴とする。
また、本発明は、マルチキャリア伝送方式により信号の受信を行なう受信方法であって、
誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号過程と、前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成過程と、伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定過程と、マルチパス干渉を低減する信号検出過程と、を備え、
前記信号検出過程は、前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去過程と、前記干渉除去部の出力を合成する合成過程と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の受信方法は、前記復号過程と前記信号検出過程を繰り返し行うことを特徴とする。
また、本発明は、MIMO伝送方式により信号を受信する受信装置であって、
誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号部と、前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、マルチパス干渉を低減する信号検出部と、を備え、
前記信号検出部は、前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去部と、前記干渉除去部の出力に対してMIMO信号分離を行う信号分離部と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記干渉除去部は、前記伝搬路推定値の一部を用いて分割用レプリカを生成する分割用レプリカ生成部と、前記分割用レプリカを受信信号から減算してマルチパスの分割を行うマルチパス分割部と、前記マルチパスを分割した信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するFFT部と、前記分割用レプリカのうちキャリア間干渉を引き起こさない成分を前記周波数領域信号に周波数領域で加算する所望信号加算部と、を備えることを特徴とする。
また、前記干渉除去部は、前記伝搬路推定値を用いて受信信号のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成部と、前記受信信号のレプリカを受信信号から減算するレプリカ減算部と、前記レプリカを減算した信号に対して、区間の異なるフーリエ変換を行って複数の周波数領域信号を生成するFFT部と、前記複数の周波数領域信号に対し、キャリア間干渉を引き起こさない成分を加算する所望信号加算部と、を備えることを特徴とする。
また、前記信号分離部は、前記伝搬路推定値に基づいて重みを生成し、該重みを受信信号に乗算することでMIMO信号分離を行うことを特徴とする。
また、前記信号分離部は、最尤検出によりMIMO信号分離を行うことを特徴とする。
また、前記信号検出部は、マルチパス干渉と共にストリーム間干渉も低減することを特徴とする。
また、本発明は、MIMO伝送方式により信号を受信する受信方法であって、
誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号過程と、前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成過程と、伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定過程と、マルチパス干渉を低減する信号検出過程と、を備え、
前記信号検出過程は、前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去過程と、前記干渉除去部の出力に対してMIMO信号分離を行う信号分離過程と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の受信方法は、前記復号過程と前記信号検出過程を繰り返し行うことを特徴とする。
本発明によれば、全サブキャリアで一括してキャリア間干渉の影響を取り除くので、サブキャリア数に依存しない少ない演算量で実現でき、また、良好な受信特性を得ることができる。
第1の実施形態における送信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における受信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における信号検出部の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるマルチパスの各チャネルインパルス応答の例を示す図である。 受信信号を図4のマルチパス成分に分けた信号を表す図である。 第1の実施形態における受信処理のフローチャートである。 第2の実施形態における送信装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における受信装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における信号検出部の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における受信処理のフローチャートである。 第3の実施形態における受信処理のフローチャートである。 第4の実施形態における中継システムの概略図を示している。 第4の実施形態における中継システムの遅延プロファイルの一例を示す図である。 第4の実施形態における受信装置の構成を示すブロック図である。 12波のマルチパスの各チャネルインパルス応答の例を示す図である。 受信信号を図15のマルチパス成分に分けた信号を表す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態では、OFDM伝送を用いた場合で説明するが、本発明はこれに限らない。例えば、MC−CDMA(Multi Carrier - Code Dvision Multiple Access)、SC−FDMA(Single Carrier - Frequency Division Multiple Access)、DFT−s−OFDM(Discrete Fourier Transform - spread Orthogonal Freqeuncy Division Mutliplexing)等のGIを付加する伝送方式に適用することも可能である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における送信装置100の構成を示すブロック図である。送信装置100は、符号部101、変調部102、マッピング部103、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆フーリエ変換)部104、GI(Guard Interval:ガードインターバル)挿入部105、D/A変換部106、送信フィルタ部107、無線部108、パイロット生成部109、送信アンテナ110を備える。
まず符号部101は情報ビットに対し、ターボ符号、畳込み符号、LDPC(Low Density Parity Check:低密度パリティ検査)符号等の誤り訂正符号を用いて符号化を施し、符号化ビットを出力する。変調部102は、符号化ビットをPSK(Phase Shift Keying:位相遷移変調)やQAM(Quadrature amplitude modulation:直交振幅変調)等の変調シンボルにマッピングする。マッピング部103は変調シンボルとパイロット生成部109で生成されるパイロット信号を決められたリソースにマッピングし、マッピングした信号はIFFT部104で周波数時間変換される。IFFT部104で生成された時間信号は、GI挿入部105でガードインターバルが付加され、D/A変換部106でデジタル・アナログ変換され、送信フィルタ部107で波形整形され、無線部108で無線周波数に変換され、送信アンテナ110から送信される。
ここで、前記IFFT部104が出力する区間と前記GI挿入部105で付加したGI区間を合わせてOFDMシンボルと呼ぶ。
なお、前記符号部101から出力される符号化ビットをインターリーブした後、前記変調部102に入力してもよい。
図2は、第1の実施形態における受信装置200の構成を示すブロック図である。受信装置200は、受信アンテナ201、無線部202、受信フィルタ部203、A/D変換部204、信号検出部205、復調部206、復号部207、シンボルレプリカ生成部208、伝搬路推定部209を備える。
受信アンテナ201で受信された信号は、無線部202で無線周波数からベースバンドに変換され、受信フィルタ部203で波形整形され、A/D変換部204でアナログ・デジタル変換され受信信号として出力される。この受信信号にはGIを超える遅延波が含まれているとして説明する。
信号検出部205はシンボルレプリカ生成部208が生成するシンボルレプリカや伝搬路推定部209が受信したパイロット信号を用いて伝搬路推定する伝搬路推定値から、受信信号に対してGIを超える遅延波に起因する干渉を抑圧した信号を出力する。ここでは、GIを超える遅延波に起因する干渉をマルチパス干渉とも言い、マルチパス干渉には前後のOFDMシンボル間の干渉であるISI(Inter Symbol Interference:シンボル間干渉)およびサブキャリア間の干渉であるICI(Inter Carrier Interference:キャリア間干渉)が含まれる。
復調部206は干渉が軽減された信号に対して復調処理を行い、ビットの尤度情報である符号化ビットLLR(Log Likelihood Ratio:対数尤度比)を求める。復号部207は入力された符号化ビットLLRに対して誤り訂正復号処理を行う。誤り訂正復号結果に誤りがなければ、情報ビットを出力して受信処理を終了する。復号結果に誤りがあれば、符号化ビットLLRをシンボルレプリカ生成部208に対して出力する。シンボルレプリカ生成部208は符号化ビットLLRから変調シンボルの期待値であるシンボルレプリカを生成する。
なお、送信装置100において、前記符号部101から出力される符号化ビットをインターリーブした後、前記変調部102に入力した信号の場合は、受信装置200において、前記復調部206から出力される符号化ビットLLRをデインターリーブした後、前記復号部207に入力される。
図3は、信号検出部205の構成を示すブロック図である。信号検出部205は、干渉除去部301、合成部302で構成され、干渉除去部301は、マルチパス分割部303、FFT部304−1〜304−N、所望信号加算部305−1〜305−N、分割用レプリカ生成部306(レプリカ生成部とも称する)を備えている。
マルチパス分割部303は、分割用レプリカ生成部306がシンボルレプリカおよび伝搬路推定値に基づいて生成する分割用レプリカを用いてマルチパス成分をN個のブロックに分割する。マルチパスを分割したときにISIを除去している。分割したマルチパス成分はFFT部304−1〜304−N、所望信号加算部305−1〜305−Nのそれぞれにおいて、時間周波数変換、ICIを引き起こさない成分の加算が行われる。このとき、ICIの除去がサブキャリア毎にではなく、全サブキャリア一括して行われている。干渉除去後の信号は、合成部302で、例えばMMSE(Minimum Mean Square Error:最小平均2乗誤差)重みを用いて合成される。
以下、信号検出部205の詳細を説明する。なお、マルチパスの分割数は2として説明する。
図4はマルチパスの各チャネルインパルス応答の例、図5は受信信号を図4のマルチパス成分に分けた信号を表している。図4のp1〜p12はマルチパスの各チャネルインパルス応答を表しており、図5のr1はp1を通って受信された信号、r2はp2を通って受信された信号、・・・、r12はp12を通って受信された信号を表している。実際には受信信号はr1〜r12が足された信号となっている。マルチパス分割部303はマルチパスをいくつかのブロックに分割し、受信信号から各ブロックに含まれるマルチパス成分を抽出する。
例えば、図4の(b)、(c)のように2ブロックに分割するとする。ブロックb1はp1〜p6、ブロックb2はp7〜p12である。図5の(b)、(c)は、それぞれ受信信号から抽出したブロックb1、b2の成分を示している。受信信号から各ブロック成分を抽出するためには、受信信号から分割用レプリカ信号を減算することで行うことができる。分割用レプリカ信号は、抽出したいブロック以外のブロックに含まれるチャネルインパルス応答を用いて生成されたレプリカ信号である。例えば、受信信号からブロックb1成分を抽出する場合、分割用レプリカ信号は、ブロックb2を通って受信された信号、つまりp7〜p12を通った信号、のレプリカとなっている。同様にブロックb2成分を抽出する場合はブロックb1を通って受信された信号、つまりp1〜p6を通った信号、のレプリカとなる。このように分割された信号はFFT部304−1〜304−N、所望信号加算部305−1〜305−Nで処理される。
なお、2ブロックに分割した場合はN=2である。例えば、ブロックb1の信号はFFT部304−1、所望信号加算部305−1で処理される。ブロックb2の信号はFFT部304−2、所望信号加算部305−2で処理される。分割された各信号はFFTにより周波数領域に変換される。FFTは図5の(b)、(c)に示しているように、各ブロックの先頭を基準にして行われる。所望信号加算部305−1〜305−Nでは、各ブロックの周波数領域信号に対し、所望信号、つまりICIではない成分のみを加算する。このようにすることで、各ブロックの信号に対しICIが除去された信号が生成される。
上記処理を数式を用いて説明する。
マルチパスの分割数を2、第1ブロックから第2ブロックへの遅延時間をMとする。また、FFTポイント数をNFFT、有効サブキャリア数をNsub、GIポイント数をG、N=NFFT+Gとする。第iOFDMシンボルの第1ブロックの受信信号ベクトルri,1は次式(1)のように表わすことができる。
Figure 2010288140
なお、式(1)は、まだマルチパスの分割は行われていない状態である。
ただし、H c,1、H c,2、Hs,−1、z、n はそれぞれ次式(2)〜(6)のように表わせる。ただし、zi,nは第iシンボル第nサブキャリアの変調シンボル、ni,kは第iシンボル第k離散時刻の雑音を表す。また、FはNFFT行NFFT列逆フーリエ変換行列であり、Fの第p行q列成分は式(7)で表わされる。
Figure 2010288140
なお、zのサイズがNFFTより小さい場合は、zが使用していないサブキャリアに0を挿入して逆フーリエ変換がおこなわれる。またGはN行NFFT列ガードインターバル挿入行列、GはNFFT行N列ガードインターバル除去行列を表す。またH 、H 、H−1はそれぞれ、所望シンボルの第1ブロック、第2ブロックに対するN行N列チャネル行列、1つ前のシンボルに対するN行N列チャネル行列であり、次式(8)、(9)、(10)のようになる。ただし,Dはパス数である。
Figure 2010288140
同様に第iシンボル第2ブロックの受信信号ri,2は次式(11)のように表わすことができる。
Figure 2010288140
ただし、H c,1、H c,2、Hs,+1、n はそれぞれ次式(12)〜(15)のように表わされる。
Figure 2010288140
またH 、H 、H+1はそれぞれ、所望シンボルの第1ブロック、第2ブロックに対するN行N列チャネル行列、1つ後のシンボルに対するN行N列チャネル行列であり、次式(16)、(17)、(18)のようになる。
Figure 2010288140
マルチパスの分割は、式(1)および式(11)で示されている受信信号に対し、例えば他ブロックの信号、前後OFDMシンボルの信号のレプリカを減算することで行うことができる。第iOFDMシンボル第1ブロックに対するレプリカr^i,1、第iOFDMシンボル第2ブロックに対するレプリカr^i,2は次式(19)、(20)のように表わされる。
Figure 2010288140
なお、z^、z^i−1はそれぞれz、zi−1の期待値であり、符号化ビットLLRから求めることができる。
受信信号から式(19)を減算することで、マルチパス分割後の第1ブロックの信号が生成でき、受信信号から式(20)を減算することで、マルチパス分割後の第2ブロックの信号が生成される。マルチパス分割後の各ブロックの信号を周波数領域に変換すると、次式(21)のようになる。
Figure 2010288140
また、Γ、X、Y、Z、Nは次式(22)〜(26)に示すような行列である。
Figure 2010288140
Ξ、Ξはそれぞれ第1ブロック、第2ブロックに含まれるチャネルインパルス応答の周波数応答を要素にもつNsub行Nsub列の行列であり、ブロック内の最大遅延時間がGI以内であれば次式(27)、(28)に示すようにΞ、Ξは対角行列となる。所望シンボルの第1ブロック、第2ブロックに対するチャネル行列Hn,1、Hn,2は、次式(29)、(30)に示す。
Figure 2010288140
また、Oa,bはa行b列の零行列を表す。また、diag(a)はベクトルaを対角要素にもつ対角行列を表す。
ここで行列Xを次式(31)のように分解する。
Figure 2010288140
は次式(32)に示すような行列である。
Figure 2010288140
ただし、x d,2、x d,1はそれぞれFH c,1、FH c,2の対角成分を要素にもつベクトルである。そのため、XはICIを引き起こさない成分となる。XICIはX以外の要素であるため、ICIを引き起こす成分となる。従って、次式(33)のようにマルチパス分割した信号RにXを用いて生成したレプリカを加算すれば、全サブキャリア一括処理で、ICIを除去した信号を生成することができる。なお、式(33)に用いられるAは、次式(34)に示す。
Figure 2010288140
所望信号加算部305−1〜305−NはR を出力する。マルチパスを分割し、ICI成分のみを除去した信号は合成部302で、例えばMMSE基準で合成される。MMSEは全サブキャリア一括して行うことも可能であるが、ここではサブキャリア毎にMMSEを行う方法について説明する。上記数式は全サブキャリアを表していたので、次式(35)〜(40)のように第nサブキャリア成分変更した式を用いる。
Figure 2010288140
、eはそれぞれサイズaの零ベクトル、第n要素が1でそれ以外が0のサイズNsubのベクトルである。
第nサブキャリアにおけるMMSE重みWi,nは次式(41)〜(45)のように求められる。
Figure 2010288140
ただし、diag(a)は1≦n≦Nとしたときにはdiag(a,a,…,a)を表している。
例えば、b、b、b、bから成る16QAMの場合、zi,nは式(46)のようになる。
Figure 2010288140
なお、b、bは位相、b、bは振幅を決めるものとする。またb〜bのそれぞれは+1もしくは−1の値をとり、ビットが0のとき+1、ビットが1のとき−1となるものとする。
このときz^i,n=E[zi,n]は次式(47)のように表わすことができる。ここで、E[b]は、式(48)で表わす。
Figure 2010288140
なお、tanhは双曲線正接関数を表す。またλはあるビットbのLLRを表す。
また、E[|z^i,n]は式(49)のように求めることができる。
Figure 2010288140
なお、E[|zi,n] = E[|zi−1,n] = E[|zi+1,n] =1と近似してもよい。
また、式(43)は第1ブロックと第2ブロックとの間の雑音相関を考慮しているが、無相関としてもよい。無相関とする場合は、α=0とすればよい。
次式(50)のように第nサブキャリアにおいてシンボル間で期待値は同じであるとする。
Figure 2010288140
このとき式(42)は次式(51)のように近似することができる。
Figure 2010288140
また、ICI除去残差は無視できるほど小さいと仮定すると、式(42)、(45)は次式(52)、(53)のように近似することができる。
Figure 2010288140
また干渉除去残差を雑音と近似すると、次式(54)、(55)のように式変形できる。
Figure 2010288140
なお、σres は式(55)ではISI除去残差しか含まれていないが、ICI除去残差を考慮してもよい。
さらに干渉除去残差が無視できるほど小さいと仮定すると、次式(56)のように式変形できる。
Figure 2010288140
なお、上記E[yi,ni,n ]とE[yi,ni,n ]は自由に組み合わせることができる。数式を見れば分かるように、近似をするほど計算量は少なくなって行く。
このようにして求めたMMSE重みWi,nを用いて、Wi,n i,nとして第nサブキャリアの受信信号に乗算することで、MMSE合成が行われる。
図6は、第1の実施形態における受信処理のフローチャートである。
この受信処理は、受信装置200において実行されるものであり、上述のように受信アンテナ201で受信された信号は、無線部202、受信フィルタ部203、A/D変換部204を通って、アナログ・デジタル変換され受信信号として出力される。この受信信号を信号検出部205により処理するところから始まるのが以下のフローである。
ステップs601では、マルチパス分割部303が、ステップs609で分割用レプリカ生成部306により生成される分割用レプリカ信号を用いて、マルチパスをN個のブロックにの分割を行う。ステップs602では、マルチパスの分割が行われた受信信号をFFT部304−1〜304−Nにより周波数領域に変換する。ステップs603では、所望信号加算部305−1〜305−Nが、分割された受信信号にICIを引き起こさない成分を加算し、ICI除去を行う。ステップs604では、ステップs603で得られる各々の信号を、合成部302がMMSEフィルタで合成する。そして、ステップs605で復調部206により復調処理を行い符号化ビットLLRを算出し、ステップs606で復号部207により誤り訂正復号を行う。ステップs607では、既定の回数の処理が行われたかどうか、もしくは、復号結果に誤りが検出されなかったかどうかを復号部207が判断し、既定の回数の処理が行われたか、もしくは、誤りが検出されなかった場合は、情報ビットを出力して受信処理を終了する。既定の回数の処理が行われていなく、誤りが検出された場合は、復号後の符号化ビットLLRを出力してステップ608に移る。なお、復号結果に誤りがあるかどうかの判断は、例えば上位層であるMAC(Media Access Control)層が行っても良い。ステップs608では、シンボルレプリカ生成部208が、符号化ビットLLRから変調シンボルのレプリカであるシンボルレプリカを生成する。s609では、分割用レプリカ生成部306が、シンボルレプリカを用いてマルチパス分割を行うためのレプリカ信号を生成する。
このように上記第1の実施形態では、ICIを全サブキャリア一括して除去することが可能であるため、サブキャリアごとにICIを除去する場合と比較して、計算量を少なくすることができる。また、複数のブロックに分割すれば、GIを超える遅延波の電力損失を補償することが可能となる。
なお、上記第1の実施形態では、受信信号から他ブロックの信号を減算していたが、本発明はこれに限らず、受信信号から受信信号のレプリカを減算し、その後、ICIを引き起こさない成分を加算しても良い。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、本発明をMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムに適用したものである。以下では、T本のアンテナを備えた送信装置が送信した信号を、R本のアンテナを備えた受信装置が受信する場合で説明する。
図7は、第2の実施形態における送信装置700の構成を示すブロック図である。送信装置700は、符号部701−1〜701−T、変調部702−1〜702−T、マッピング部703−1〜703−T、IFFT部704−1〜704−T、GI挿入部705−1〜705−T、D/A変換部706−1〜706−T、送信フィルタ部707−1〜707−T、無線部708−1〜708−T、パイロット生成部709、送信アンテナ710−1〜710−Tで構成される。
符号部701−1〜701−Tは、情報ビットに対して誤り訂正符号化を行い、符号化ビットを生成する。変調部702−1〜702−Tは符号化ビットを変調シンボルにマッピングし、マッピング部703−1〜703−Tはパイロット生成部709で生成されたパイロット信号と変調シンボルをマッピングする。マッピングした信号に対し、IFFT部704−1〜704−Tは周波数時間変換を行い、GI挿入部705−1〜705−Tはガードインターバルを挿入し、D/A変換部706−1〜706−Tはデジタル・アナログ変換を行い、送信フィルタ部707−1〜707−Tは波形整形を行い、無線部708−1〜708−Tは無線周波数に変換する。無線部708−1〜708−Tを出力した信号は、T本の送信アンテナ710−1〜710−Tから送信される。
図8は、第2の実施形態における受信装置800の構成を示すブロック図である。受信装置800は、受信アンテナ801−1〜801―R、無線部802−1〜802−R、受信フィルタ部803−1〜803−R、A/D変換部804−1〜804−R、信号検出部805、復調部806−1〜806−T、復号部807−1〜807−T、シンボルレプリカ生成部808−1〜808−T、伝搬路推定部809で構成される。
受信アンテナ801−1〜802−Rで受信した信号は、無線部802−1〜802−Rで無線周波数からベースバンドに変換され、受信フィルタ部803−1〜803−Rで波形整形され、A/D変換部804−1〜804−Rでアナログ・デジタル変換が行われ、受信信号として出力される。信号検出部805は、受信信号、シンボルレプリカ生成部808−1〜808−Tが生成するシンボルレプリカおよび伝搬路推定部809が受信信号から推定した伝搬路推定値から、ISI,ICIの抑圧およびMIMO信号分離を行う。MIMO信号分離された信号は、復調部806−1〜806−Tで復調処理が行われ、符号化ビットLLRが求められる。復号部807−1〜807−Tは誤り訂正復号が行われる。復号結果に誤りがないか、既定の回数繰り返した場合は情報ビットを出力する。それ以外は符号化ビットLLRを出力して繰り返し処理に移行する。シンボルレプリカ生成部808−1〜808−Tは、符号化ビットLLRからシンボルレプリカを生成する。
図9は、信号検出部805の構成を示すブロック図である。信号検出部805は、干渉除去部901、信号分離部902を備える。干渉除去部901は、レプリカ減算部903、FFT部904−1−1〜904−N−1、・・・、904−1−R〜904−N−R、所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−R、受信信号レプリカ生成部906(レプリカ生成部とも称する)を備える。
レプリカ減算部903は、受信信号から受信信号レプリカ生成部906がシンボルレプリカ、伝搬路推定値から生成する受信信号のレプリカである受信信号レプリカを減算する。このときにISI除去は行われる。レプリカが減算された受信信号は、FFT部904−1−1〜904−N−1、・・・、904−1−R〜904−N−Rは時間周波数変換され、所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−RでICIが除去された複数のブロックに分割された信号が生成される。信号分離部902は、ブロックに分割された信号を用いてMIMO信号分離を行う。
以下、信号検出部805の処理の詳細を説明する。
第iOFDMシンボル第1ブロックの受信信号ベクトルをri,1、第iOFDMシンボル第2ブロックの受信信号ベクトルをri,2とする。つまりri,1は各受信アンテナにおける受信信号の第1ブロックの受信信号を縦方向に並べた信号であり、ri,2は各受信アンテナにおける受信信号の第2ブロックの受信信号を縦方向に並べた信号である。受信信号から受信信号レプリカを減算し、受信アンテナにおける信号毎にフーリエ変換した信号を次式(57)のように表す。
Figure 2010288140
なお、Ri,1、Ri,2はそれぞれ第1ブロックの除去残差の周波数信号ベクトル、第2ブロックの除去残差の周波数信号ベクトルを表す。またr^i,1、r^i,2はそれぞれ第1ブロックの受信信号レプリカ、第2ブロックの受信信号レプリカであり、次式(58)、(59)のように表わされる。
Figure 2010288140
ただし、H c,1、H c,2、H c,1、H c,2、Hs,−1、Hs,+1はそれぞれ第1の実施形態における式(2)、(3)、(12)、(13)、(4)、(14)の各要素をR行T列に拡張した行列である。またz^、z^i−1、z^i+1は各送信アンテナから送信される変調シンボルを縦方向に並べたベクトルである。また、第2の実施形態におけるF、Fはそれぞれ受信アンテナにおける信号毎、送信アンテナで送信する信号毎のフーリエ変換、逆フーリエ変換を表している。
に対して、次式(60)のようにICIを引き起こさない信号を加算することで、受信信号からICIが除去された信号を生成する。
Figure 2010288140
なおXは、次式(61)で表わされる。
Figure 2010288140
ただし、bdiag(A)は行列Aのブロック対角成分以外をの要素を0とした行列を表す。なお、式(61)では、各サブキャリアでR行T列の行列が対角に並んだ行列となり、このブロック対角成分はICIを引き起こさない。R の各要素は所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−Rの出力である。
ここで、送信アンテナ数、受信アンテナ数を共に1とした場合、第1の実施形態の式(33)のR と第2の実施形態の式(60)のR は、同じシンボルレプリカを用いれば、等しい結果が得られる。これは、所望信号を抽出するのに、非所望信号のレプリカを減算して抽出するのか、所望信号を含む全ての信号のレプリカを減算した後に所望信号のレプリカを加算して抽出するのかの違いである。当然、本実施形態においても第1の実施形態と同様の方法を行うこともできる。
信号分離部902はR に対してMIMO分離検出を行う。MIMO分離検出は、例えばZF(Zero-Forcing)、MMSE、MLD(Maximum Likelihood Detection:最尤検出)など、MIMO−OFDMに適用できるものであれば用いることが可能である。なお復号処理により符号化ビットLLRが得られているので、MLDはMAP(Maximum A posteriori Probability:最大事後確率)アルゴリズムによるMIMO分離検出を行うこともできる。
サブキャリア毎のMIMO分離検出を説明する。信号分離部902の入力信号のうち第nサブキャリアを次式(62)のように表す。
Figure 2010288140
なお、Nは第nサブキャリアにおけるISI除去残差、ICI除去残差、雑音の和である。ここではマルチパス分割数を2としているので、(Xは2R行T列の行列となる。式(62)に対して、例えばMMSEでMIMO分離検出を行う場合は次式(63)、(64)のようにすればよい。
Figure 2010288140
なお、z i,nはMIMO分離検出後のzi,n、σ は除去残差と雑音の和の平均電力、IはT行T列の単位行列を表す。
例えば、MLDでMIMO分離検出を行う場合は次式(65)のようにすればよい。
Figure 2010288140
なお、zc,i,nはzi,nの候補であり、QPSKの場合は4通り、16QAMの場合は16通りの候補が存在する。なお、zc,i,nの数を減らして、演算量を削減することも可能である。
図10は、第2の実施形態における受信処理のフローチャートである。
この受信処理は、受信装置200において実行されるものであり、上述のように受信アンテナ801−1〜802−Rで受信した信号は、無線部802−1〜802−R、受信フィルタ部803−1〜803−R、A/D変換部804−1〜804−Rを通って、アナログ・デジタル変換が行われ、受信信号として出力される。この受信信号を信号検出部805により処理するところから始まるのが以下のフローである。
ステップs1001では、レプリカ減算部903が、ステップs1009で受信信号レプリカ生成部906により生成される受信信号レプリカを受信信号から減算する。そして、ステップs1002では、FFT部904−1−1〜904−N−1、・・・、904−1−R〜904−N−Rが周波数領域に変換する。ステップs1003では、所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−Rが、マルチパスを分割した各ブロックに対し、ICIを引き起こさない成分を加算し、ブロックごとに全サブキャリア一括してICI除去を行う。ステップs1004では、信号分離部902が、ICIが除去された信号を用いてMIMO分離検出を行う。ステップs1005では、復調部806−1〜806−Tが、分離検出後の信号に対して復調処理を行って符号化ビットLLRを算出し、ステップ1006では、復号部807−1〜807−Tが符号化ビットLLRに対して誤り訂正復号処理を行う。ステップs1007では、既定の回数の復号処理が行われたかどうか、もしくは、復号結果に誤りが検出されたかどうかを判定し、既定の回数の処理が行われた、もしくは、誤りが検出されなかった場合は情報ビットを出力して受信処理を終了する。誤りが検出されない、かつ、既定回数の処理が行われていない場合は復号処理で得られる符号化ビットLLRを出力して、ステップs1008の処理に移行する。ステップs1008では、シンボルレプリカ生成部808−1〜808−Tが、符号化ビットLLRから変調シンボルのレプリカであるシンボルレプリカを生成する。ステップs1009では、受信信号レプリカ生成部906がシンボルレプリカから受信信号のレプリカである受信信号レプリカを生成し、再度ステップs1001の処理を行う。
なお、本実施形態では送信アンテナ毎に異なるデータを送信するものとして説明したが、本発明はこれに限らず、複数の送信アンテナを用いて、送信アンテナ数よりも少ない複数の異なるデータを送信する場合にも適用することができる。
また、本実施形態では異なるデータ毎に誤り訂正符号化を行っていたが、本発明はこれに限らず、符号化ビットを複数の送信アンテナに分配しても良い。なお、このとき受信側では分配した信号を1つの復号部で誤り訂正復号を行うことになる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、MIMO−OFDMにおいて、マルチパスを分割することに加え、他送信アンテナからの干渉も抑圧する方法を説明する。
第2の実施形態との違いは信号検出部805の処理であるため、信号検出部805の処理のみを説明する。第3の実施形態では他送信アンテナからの干渉も抑圧するため、所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−Rで加算する信号は、所望送信アンテナtから送信された信号のレプリカである。従って信号分離部902に入力される信号は、次式(66)のようになる。
Figure 2010288140
なお、z^i,tは、z^のうち第t送信アンテナから送信された信号以外を0としたものである。また、1≦t≦Tである。
サブキャリア毎にMIMO分離検出を行う場合を説明する。信号分離部902への入力のうち、第nサブキャリアは次式(67)のように表される。
Figure 2010288140
なお、zi,n,tはzi,nの第t要素と同じで、それ以外が除去残差であるベクトルである。信号分離部902はR i,n,tから第t送信アンテナから送信された信号を検出する。例えば第2の実施形態で説明した式(64)のようなMMSE重みを用いても良いし、他アンテナからの干渉が完全に除去できたと仮定して、第1の実施形態と同様な合成を行っても良い。また他送信アンテナからの干渉除去残差を抑圧して所望ストリームを合成するようなMMSE重みを用いても良い。信号検出部805は全てのtで同様の処理を行う。
図11は、第3の実施形態における受信処理のフローチャートである。
この受信処理は、第2の実施形態と同様に受信装置200において実行されるものであり、上述のように受信アンテナ801−1〜802−Rで受信した信号は、無線部802−1〜802−R、受信フィルタ部803−1〜803−R、A/D変換部804−1〜804−Rを通って、アナログ・デジタル変換が行われ、受信信号として出力される。この受信信号を信号検出部805により処理するところから始まるのが以下のフローである。
受信信号はステップs1101で、レプリカ減算部903により、ステップs1109で受信信号レプリカ生成部906により生成される受信信号レプリカを減算され、ステップs1102で、FFT部904−1−1〜904−N−1、・・・、904−1−R〜904−N−Rにより周波数領域に変換される。ステップs1103では、所望信号加算部905−1−1〜905−N−1、・・・、905−1−R〜905−N−Rが、所望アンテナから送信された信号のうちICIを引き起こさない成分のレプリカを加算し、ICIおよび他アンテナからの干渉の抑圧を行う。その後、ステップs1104で、信号分離部902によりMIMO分離検出が行われ、ステップs1105で復調部806−1〜806−Tにより復調処理が行われ、ステップs1106で復号部807−1〜807−Tにより復号処理が行われる。ステップs1107では、既定の回数の復号処理が行われたかどうか、もしくは、復号結果に誤りが検出されたかどうかを復号部807−1〜807−Tで判定し、既定の回数の処理が行われたか、もしくは、誤りが検出されなかった場合は情報ビットを出力して受信処理を終了する。誤りが検出され、かつ、既定の回数の処理が行われていない場合は、符号化ビットLLRを出力してステップs1108の処理に移行する。ステップs1108では、シンボルレプリカ生成部808−1〜808−Tが、符号化ビットLLRからシンボルレプリカを生成する。ステップs1109では、受信信号レプリカ生成部906がシンボルレプリカを用いて受信信号レプリカを生成し、再度ステップs1101に移る。
(第4の実施形態)
本実施形態では、本発明を中継システムの受信装置に適用した例を説明する。
図12は、本実施形態における中継システム1200の概略図を示している。中継システム1200は送信装置1201、中継装置1202、受信装置1203を備えている。受信装置1203は、送信装置1201から中継装置1202を経由する中継信号、および、中継装置1202を経由しない直接信号の両方を受信するものとする。中継装置1202は、受信した信号を増幅して再送信するAF(Amplify-and-foward)型の中継処理を行う。
中継処理には処理遅延が生じ、処理遅延がGI長を超える場合、図13に示すようなクラスタ化した遅延波群が到来することになる。図13は、中継システムの遅延プロファイルの一例を示している。遅延波群1301は送信装置と受信装置との間の遅延プロファイルである。遅延波群1302は中継装置を経由した場合の遅延プロファイルを示している。中継処理遅延がGI長を超える場合、比較的大きい電力を有する中継信号が遅延波群となって到来する環境となる。
図14は、本実施形態における受信装置の構成を示すブロック図である。受信装置は、受信アンテナ1401、無線部1402、受信フィルタ部1403、A/D変換部1404、信号検出部1405、復調部1406、復号部1407、シンボルレプリカ生成部1408、伝搬路推定部1409、分割設定部1410で構成される。
第1の実施形態との違いは分割設定部1410であるので、分割設定部1410についてのみ説明する。分割設定部1410は各ブロックのFFTの開始位置(範囲)を設定する。例えば、中継装置の処理遅延がGI長と比較して大きい場合は、2つの遅延波群が現れるため、各遅延波群の先頭を基準としてFFTの開始位置を設定すれば良い。遅延波群内で遅延広がりがGI長を超える場合は、さらに分割してもよい。また、直接信号と中継信号のどちらかが著しく弱い信号だった場合、受信処理に用いなくても良い。また、マルチホップ伝送などのように、さらに遅延が生じる場合は、2つ以上の遅延波群が現れるため、それぞれの遅延波群の先頭を基準としてFFTの開始位置を設定すれば良い。
信号検出部1405では、分割設定部1410で設定したFFT開始位置に従って、マルチパスの分割および合成が行われる。
なお、本実施形態では、中継システムを経由した信号を受信することによりGIを超える遅延波を受信する場合で説明したが、複数の基地局から信号を同時に受信した場合(例えばCoMP(Cordinated Multi-Points))に、GIを超える遅延波が生じる場合でも適用することが可能である。
なお、上記第1〜4の実施形態では、伝搬路推定部はパイロット信号から伝搬路推定を行っていたが、本発明はこれに限らず、受信したデータを用いて伝搬路推定を行ってもよい。例えば、復号部が出力する符号化ビットLLRを用いて繰り返し伝搬路推定を行うことができる。
100 送信装置
101 符号部
102 変調部
103 マッピング部
104 IFFT部
105 GI挿入部
106 D/A変換部
107 送信フィルタ部
108 無線部
109 パイロット生成部
110 送信アンテナ
200 受信装置
201 受信アンテナ
202 無線部
203 受信フィルタ部
204 A/D変換部
205 信号検出部
206 復調部
207 復号部
208 シンボルレプリカ生成部
209 伝搬路推定部
301 干渉除去部
302 合成部
303 マルチパス分割部
304−1〜304−N FFT部
305−1〜305−N 所望信号加算部
306 分割用レプリカ生成部
700 送信装置
701−1〜701−T 符号部
702−1〜702−T 変調部
703−1〜703−T マッピング部
704−1〜704−T IFFT部
705−1〜705−T GI挿入部
706−1〜706−T D/A変換部
707−1〜707−T 送信フィルタ部
708−1〜708−T 無線部
709 パイロット生成部
710−1〜710−T 送信アンテナ
800 受信装置
801−1〜801―R 受信アンテナ
802−1〜802−R 無線部
803−1〜803−R 受信フィルタ部
804−1〜804−R A/D変換部
805 信号検出部
806−1〜806−T 復調部
807−1〜807−T 復号部
808−1〜808−T シンボルレプリカ生成部
809 伝搬路推定部
901 干渉除去部
902 信号分離部
903 レプリカ減算部
904−1−1〜904−N−R FFT部
905−1−1〜905−N−R 所望信号加算部
906 受信信号レプリカ生成部
1200 中継システム
1201 送信装置
1202 中継装置
1203 受信装置
1301,1302 遅延波群
1401 受信アンテナ
1402 無線部
1403 受信フィルタ部
1404 A/D変換部
1405 信号検出部
1406 復調部
1407 復号部
1408 シンボルレプリカ生成部
1409 伝搬路推定部
1410 分割設定部

Claims (14)

  1. マルチキャリア伝送方式により信号の受信を行なう受信装置であって、
    誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号部と、
    前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、
    伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、
    マルチパス干渉を低減する信号検出部と、
    を備え、
    前記信号検出部は、
    前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去部と、
    前記干渉除去部の出力を合成する合成部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記干渉除去部は、
    前記伝搬路推定値の一部を用いて分割用レプリカを生成する分割用レプリカ生成部と、
    前記分割用レプリカを受信信号から減算してマルチパスの分割を行うマルチパス分割部と、
    前記マルチパスを分割した信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するFFT部と、
    前記分割用レプリカのうちキャリア間干渉を引き起こさない成分を前記周波数領域信号に加算する所望信号加算部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記干渉除去部は、
    前記伝搬路推定値を用いて受信信号のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成部と、
    前記受信信号のレプリカを受信信号から減算するレプリカ減算部と、
    前記レプリカを減算した信号に対して、区間の異なるフーリエ変換を行って複数の周波数領域信号を生成するFFT部と、
    前記複数の周波数領域信号に対し、キャリア間干渉を引き起こさない成分を加算する所望信号加算部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記合成部は、
    前記ビットの尤度を基に最小平均2乗誤差基準で合成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の受信装置。
  5. マルチキャリア伝送方式により信号の受信を行なう受信方法であって、
    誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号過程と、
    前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成過程と、
    伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定過程と、
    マルチパス干渉を低減する信号検出過程と、
    を備え、
    前記信号検出過程は、
    前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去過程と、
    前記干渉除去部の出力を合成する合成過程と、
    を備えることを特徴とする受信方法。
  6. 前記復号過程と前記信号検出過程を繰り返し行うことを特徴とする請求項5に記載の受信方法。
  7. MIMO伝送方式により信号を受信する受信装置であって、
    誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号部と、
    前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、
    伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定部と、
    マルチパス干渉を低減する信号検出部と、
    を備え、
    前記信号検出部は、
    前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去部と、
    前記干渉除去部の出力に対してMIMO信号分離を行う信号分離部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  8. 前記干渉除去部は、
    前記伝搬路推定値の一部を用いて分割用レプリカを生成する分割用レプリカ生成部と、
    前記分割用レプリカを受信信号から減算してマルチパスの分割を行うマルチパス分割部と、
    前記マルチパスを分割した信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するFFT部と、
    前記分割用レプリカのうちキャリア間干渉を引き起こさない成分を前記周波数領域信号に周波数領域で加算する所望信号加算部と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. 前記干渉除去部は、
    前記伝搬路推定値を用いて受信信号のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成部と、
    前記受信信号のレプリカを受信信号から減算するレプリカ減算部と、
    前記レプリカを減算した信号に対して、区間の異なるフーリエ変換を行って複数の周波数領域信号を生成するFFT部と、
    前記複数の周波数領域信号に対し、キャリア間干渉を引き起こさない成分を加算する所望信号加算部と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  10. 前記信号分離部は、
    前記伝搬路推定値に基づいて重みを生成し、該重みを受信信号に乗算することでMIMO信号分離を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の受信装置。
  11. 前記信号分離部は、最尤検出によりMIMO信号分離を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の受信装置。
  12. 前記信号検出部は、マルチパス干渉と共にストリーム間干渉も低減することを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の受信装置。
  13. MIMO伝送方式により信号を受信する受信方法であって、
    誤り訂正復号によりビットの尤度を求める復号過程と、
    前記ビットの尤度からシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成過程と、
    伝搬路推定により伝搬路推定値を求める伝搬路推定過程と、
    マルチパス干渉を低減する信号検出過程と、
    を備え、
    前記信号検出過程は、
    前記伝搬路推定値及び前記シンボルレプリカからキャリア間干渉を一括して除去する干渉除去過程と、
    前記干渉除去部の出力に対してMIMO信号分離を行う信号分離過程と、
    を備えることを特徴とする受信方法。
  14. 前記復号過程と前記信号検出過程を繰り返し行うことを特徴とする請求項13に記載の受信方法。
JP2009141267A 2009-06-12 2009-06-12 受信装置及び受信方法 Expired - Fee Related JP5320174B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141267A JP5320174B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 受信装置及び受信方法
BRPI1010731A BRPI1010731A2 (pt) 2009-06-12 2010-05-25 aparelho de recebimento e método de recebimento.
PCT/JP2010/058802 WO2010143532A1 (ja) 2009-06-12 2010-05-25 受信装置及び受信方法
CN2010800260066A CN102461032A (zh) 2009-06-12 2010-05-25 接收设备和接收方法
EP10786063A EP2442469A1 (en) 2009-06-12 2010-05-25 Receiving apparatus and receiving method
US13/322,169 US20120099679A1 (en) 2009-06-12 2010-05-25 Receiving apparatus and receiving method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141267A JP5320174B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 受信装置及び受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010288140A true JP2010288140A (ja) 2010-12-24
JP5320174B2 JP5320174B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=43308787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009141267A Expired - Fee Related JP5320174B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 受信装置及び受信方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20120099679A1 (ja)
EP (1) EP2442469A1 (ja)
JP (1) JP5320174B2 (ja)
CN (1) CN102461032A (ja)
BR (1) BRPI1010731A2 (ja)
WO (1) WO2010143532A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8718162B2 (en) 2009-12-11 2014-05-06 Sharp Kabushiki Kaisha Reception device, reception method, and reception program
US8824605B2 (en) 2010-03-08 2014-09-02 Sharp Kabushiki Kaisha Receiving device, receiving method, receiving program, and processor

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE47633E1 (en) 2005-06-22 2019-10-01 Odyssey Wireless Inc. Systems/methods of conducting a financial transaction using a smartphone
US8233554B2 (en) 2010-03-29 2012-07-31 Eices Research, Inc. Increased capacity communications for OFDM-based wireless communications systems/methods/devices
US8670493B2 (en) 2005-06-22 2014-03-11 Eices Research, Inc. Systems and/or methods of increased privacy wireless communications
US9374746B1 (en) 2008-07-07 2016-06-21 Odyssey Wireless, Inc. Systems/methods of spatial multiplexing
US8768029B2 (en) 2010-10-20 2014-07-01 Medtronic Navigation, Inc. Selected image acquisition technique to optimize patient model construction
US8737567B2 (en) 2011-01-27 2014-05-27 Medtronic Navigation, Inc. Image acquisition optimization
CN102761506B (zh) * 2011-04-29 2015-09-02 扬智科技股份有限公司 消除符号间干扰的方法及其装置
US9014313B2 (en) * 2012-02-07 2015-04-21 Lsi Corporation Error signature analysis for data and clock recovery in a communication system
JP2014049822A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Tokyo Institute Of Technology 受信装置、受信方法及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005150839A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ntt Docomo Inc Ofdm受信機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4189477B2 (ja) 2003-01-10 2008-12-03 国立大学法人東京工業大学 Ofdm(直交周波数分割多重)適応等化受信方式及び受信機
JP4574210B2 (ja) * 2004-04-16 2010-11-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 受信機、送信機および無線通信システム並びにチャネル推定方法
CN100493053C (zh) * 2005-05-13 2009-05-27 东南大学 多天线系统中信道估计的方法
JP4780348B2 (ja) * 2006-04-13 2011-09-28 日本電気株式会社 Mimo受信装置および受信方法
WO2007127902A2 (en) * 2006-04-27 2007-11-08 Texas Instruments Incorporated Methods and apparatus to allocate reference signals in wireless communication systems

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005150839A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Ntt Docomo Inc Ofdm受信機

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013019443; Kazuyuki Shimezawa,Takashi Yoshimoto,Ryota Yamada,Naoki Okamoto,Kimihiko Imamura: 'A Novel SC/MMSE Turbo Equalization for Multicarrier Systems with Insufficient Cyclic Prefix' Personal,Indoor and Mobile Radio Communications.2008.PIMRC 2008,IEEE 19th Inter *
JPN6013019446; 式田 潤,須山 聡,鈴木 博,府川 和彦: 'B-5-37 MIMO-OFDM IDMAにおける繰り返し結合処理受信機の特性' 2009年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会講演論文集1 , 20090901, p.386 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8718162B2 (en) 2009-12-11 2014-05-06 Sharp Kabushiki Kaisha Reception device, reception method, and reception program
US8824605B2 (en) 2010-03-08 2014-09-02 Sharp Kabushiki Kaisha Receiving device, receiving method, receiving program, and processor

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI1010731A2 (pt) 2016-03-15
US20120099679A1 (en) 2012-04-26
CN102461032A (zh) 2012-05-16
JP5320174B2 (ja) 2013-10-23
WO2010143532A1 (ja) 2010-12-16
EP2442469A1 (en) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5320174B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP5030279B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP4854094B2 (ja) 無線受信機、無線通信システムおよび無線受信方法
JP2010011264A (ja) シングルキャリア伝送方式における無線通信方法および装置
GB2417651A (en) MIMO receiver using iterative estimation and likelihood calculation steps
JP4963703B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
US20120063532A1 (en) Reception device, receiving method, communication system, and communication method
WO2011111583A1 (ja) 受信装置、受信方法、受信プログラム、及びプロセッサ
JP5428788B2 (ja) 受信装置、受信方法、及び受信プログラム
JP5254180B2 (ja) 受信装置、受信方法、通信システムおよび通信方法
JP2008205697A (ja) Mimo受信装置および受信方法
JP5030311B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
JP5327808B2 (ja) Idma受信機
JP4963723B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
JP5641816B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP2008258899A (ja) 受信装置および受信方法
US8718162B2 (en) Reception device, reception method, and reception program
JP6306857B2 (ja) 受信装置及びプログラム
JP5252734B2 (ja) 無線受信装置、無線受信方法、及び無線受信プログラム
JP2008053853A (ja) 信号復号装置、信号復号方法、プログラム並びに情報記録媒体
JP6491439B2 (ja) 受信装置及びプログラム
JP2010278850A (ja) 受信装置、受信方法、及び受信プログラム
JP2012095322A (ja) 信号復号装置および信号復号方法
JP2011049766A (ja) 無線受信装置、無線受信方法、及び無線受信プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees