JP2010286509A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸方向で組み合わされる第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能で、かつ、比較的簡易な構成で、装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能なレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置1は、レンズを保持する可動体2と、可動体2を駆動する駆動機構と、光軸方向で組み合わされて互いに固定される第1ケース体11および第2ケース体12とを備えている。第1ケース体11は、磁性材料で形成されるとともに駆動機構を囲むように被写体側に配置され、第2ケース体12は、樹脂材料で形成されるとともに反被写体側に配置されている。第2ケース体12の外周面には、携帯機器にレンズ駆動装置1を取り付けるための取付凹部12bが形成され、第1ケース体11には、第2ケース体12の外周面に外側から重なるように反被写体側へ延びる延出部11eが取付凹部12bを避けた位置に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話等に搭載される比較的小型のカメラで使用されるレンズ駆動装置に関する。
従来、携帯電話等に搭載されるカメラの撮影用レンズを駆動するレンズ駆動装置として、複数のレンズを保持して光軸方向に移動する移動レンズ体と、2枚の板バネを介して移動レンズ体を移動可能に保持する固定体とを備えるレンズ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、移動レンズ体を構成する円筒状のスリーブの外周に駆動用コイルが巻回されている。また、このレンズ駆動装置では、駆動用コイルの外周面に対向するように、4個の磁石が配置されている。
また、このレンズ駆動装置では、固定体は、撮像素子を保持するためのベースと、被写体側に位置するケースと、ベースとケースとの間に挟まれたバックヨークとを備えており、ベースとバックヨーク、および、ケースとバックヨークは、互いに光軸方向の端面を当接させた状態で、たとえば、接着によって固定されている。なお、バックヨークは、4個の磁石の周りを囲むカバー部としての機能を果たしている。
ここで、レンズ駆動装置が使用されるカメラの内部には、レンズを駆動するための駆動機構、および、駆動機構の駆動回路や撮像素子等の電子部品が配置される。したがって、レンズ駆動装置が使用されるカメラでは、外部との電磁的な干渉を防止するために、カメラの外部と内部との間での電磁波の通過を制限することが好ましい。すなわち、レンズ駆動装置が使用されるカメラでは、電磁シールドを行うことが好ましい。そこで、従来、レンズ駆動装置が使用されるカメラにおいて電磁シールドを行うための構成が種々、提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載のカメラでは、金属板の表裏に樹脂層が形成されたハウジングと、金属板からなる蓋体と、グランドパターンが形成された基板とから構成される筐体の内部に、レンズを駆動するための駆動機構や電子部品等が配置されており、この筐体によって、カメラに電磁シールドが施されている。なお、従来、レンズ駆動装置が使用されるカメラ以外のカメラにおいても電磁シールドを行うための構成が種々、提案されている(たとえば、特許文献3および4参照)。
特開2008−58659号公報 特開2009−38445号公報 特開2008−193566号公報 特開2006−165624号公報
特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、上述のように、ベースとバックヨークとが互いに光軸方向の端面を当接させた状態で接着によって固定されている。そのため、このレンズ駆動装置では、ベースとバックヨークとの間で十分な接着面積を確保することが困難になり、ベースとバックヨークとの固定強度を十分に確保できなくなるおそれがある。また、特許文献2に記載のカメラでは、電磁シールドを行うために、金属板の表裏に樹脂層が形成されたハウジングが使用されており、カメラの構成が複雑である。
そこで、本発明の課題は、光軸方向で組み合わされて固定される第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能で、かつ、比較的簡易な構成で、装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、携帯機器に搭載されて使用されるレンズ駆動装置において、レンズを保持しレンズの光軸方向に移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構と、可動体および駆動機構を囲むように配置されるとともに光軸方向で組み合わされて互いに固定される第1ケース体および第2ケース体とを備え、第1ケース体は、磁性材料によって略筒状に形成されるとともに、駆動機構を囲むように被写体側に配置され、第2ケース体は、樹脂材料によって略筒状に形成されるとともに、反被写体側に配置され、第2ケース体の外周面には、携帯機器にレンズ駆動装置を取り付けるための取付凹部が形成され、第1ケース体には、第2ケース体の外周面に外側から重なるように反被写体側へ延びる延出部が取付凹部を避けた位置に形成されていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置では、被写体側に配置される第1ケース体の延出部が、反被写体側に配置される第2ケース体の外周面に外側から重なるように反被写体側へ延びている。そのため、延出部が重なる第2ケース体の外周面と延出部との間、および、延出部の端面を利用して、第1ケース体と第2ケース体との接着面積を増やすことが可能になる。したがって、本発明では、第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能になる。
また、本発明では、磁性材料で形成される第1ケース体の延出部が、樹脂材料で形成される第2ケース体の外周面に重なるように反被写体側へ延びている。そのため、磁性材料で形成される第1ケース体が配置されるレンズ駆動装置の被写体側に加え、樹脂材料で形成される第2ケース体が配置されるレンズ駆動装置の反被写体側においても、レンズ駆動装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。すなわち、本発明では、第1ケース体に延出部を形成するといった比較的簡易な構成で、レンズ駆動装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。
さらに、本発明では、携帯機器にレンズ駆動装置を取り付けるための取付凹部を避けた位置に延出部が形成されている。そのため、本発明では、携帯機器へのレンズ駆動装置の取付に支障を来すことなく、第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能になり、かつ、レンズ駆動装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。
本発明において、延出部は、第2ケース体の反被写体側端まで延びていることが好ましい。このように構成すると、第2ケース体の反被写体側端まで延出部が延びていない場合と比較して、第2ケース体の外周面と延出部との間、および、延出部の端面を利用して、第1ケース体と第2ケース体との接着面積をより大きくすることが可能になる。したがって、第1ケース体と第2ケース体との固定強度をより高めることが可能になる。また、第2ケース体が配置されるレンズ駆動装置の反被写体側において、レンズ駆動装置の内部と外部との間での電磁波の通過を効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、たとえば、第1ケース体および第2ケース体は、光軸方向から見たときの形状が略四角形状となる略四角筒状に形成され、取付凹部は、第2ケース体の四隅の外周面に形成され、第1ケース体の四隅には、取付凹部が露出するように切欠部が形成され、延出部は、切欠部の間に形成されている。
本発明において、第1ケース体の側面のそれぞれには、光軸方向に略平行な延出部の2個の第1端面と、光軸方向に略直交するとともに第1端面の被写体側端から第1ケース体の四隅に向かう2個の第2端面とが形成されていることが好ましい。このように構成すると、光軸方向に略平行な第1端面と光軸方向に略直交する第2端面とを用いて、第1ケース体と第2ケース体とを接着することが可能になる。したがって、光軸方向および光軸方向に略直交する方向の両方向で、第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能になる。
以上のように、本発明では、光軸方向で組み合わされて固定される第1ケース体と第2ケース体との固定強度を高めることが可能になり、また、比較的簡易な構成で、レンズ駆動装置の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1のE−E断面の断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図2に示す駆動用磁石部および駆動用コイルの配置関係を説明するための斜視図である。 図4に示す駆動用磁石部および駆動用コイルの側面図である。 図5のH−H方向から駆動用磁石片および駆動用コイルを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(レンズ駆動装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図4は、図2に示す駆動用磁石部17および駆動用コイル18の配置関係を説明するための斜視図である。図5は、図4に示す駆動用磁石部17および駆動用コイル18の側面図である。図6は、図5のH−H方向から駆動用磁石片24および駆動用コイル18を示す図である。
本形態のレンズ駆動装置1は、携帯電話等の携帯機器に搭載される比較的小型のカメラで使用されるものである。すなわち、レンズ駆動装置1は、携帯機器に搭載されて使用される。このレンズ駆動装置1は、図1に示すように、全体として略四角柱状に形成されている。すなわち、レンズ駆動装置1は、撮影用のレンズの光軸Lの方向(光軸方向)から見たときの形状が略四角形状となるように形成されている。
本形態のレンズ駆動装置1が搭載されるカメラでは、図2の下側(すなわち、Z2方向側)に図示を省略する撮像素子が配置されており、図2の上側(すなわち、Z1方向側)に配置される被写体が撮影される。したがって、以下の説明では、Z1方向側を被写体側(物体側)、Z2方向側を反被写体側(撮像素子側)とする。また、以下の説明では、光軸Lに直交するとともに互いに直交する2方向をX方向、Y方向とする。本形態では、レンズ駆動装置1の4つの側面は、X方向またはY方向と平行になっている。
レンズ駆動装置1は、図1、図2に示すように、撮影用のレンズを保持し光軸方向に移動可能な可動体2と、可動体2を光軸方向へ移動可能に保持する固定体3と、可動体2を光軸方向へ駆動するための駆動機構4とを備えている。可動体2は、2種類の板バネ5、6(図3参照)を介して固定体3に移動可能に保持されている。なお、図2では、板バネ5、6の図示を省略している。
可動体2は、複数のレンズが固定されたレンズホルダ7を保持するスリーブ8と、駆動機構4を構成する後述の駆動用コイル18の端部が半田付け等で電気的に接続されて固定されるコイル端固定部材9、10とを備えている。なお、図2では、コイル端固定部材9、10の図示を省略し、図3では、レンズホルダ7の図示を省略している。
レンズホルダ7は、略円筒状に形成されており、その内周側に複数のレンズが固定されている。スリーブ8は、略筒状に形成されており、その内周側でレンズホルダ7を保持している。スリーブ8の外周には、駆動機構4を構成する後述の駆動用コイル18を固定するための固定面8aと、駆動用コイル18が載置される載置面8bとが形成されている(図2参照)。コイル端固定部材9、10は、導電性を有する金属材料で形成されている。このコイル端固定部材9、10は、スリーブ8の反被写体側の端面に固定されている。
固定体3は、被写体側に配置される第1ケース体11と、反被写体側に配置される第2ケース体12とを備えている。
第1ケース体11は、磁性材料で形成されるとともに、底部11aと筒部11bとを有する底付きの略四角筒状(略有底四角筒状)に形成されている。本形態の第1ケース体11は、たとえば、絞り加工で形成されており、底部11aの厚さよりも筒部11bの厚さが薄くなっている。第1ケース体11は、駆動機構4および可動体2の外周側を囲むように配置されている。
被写体側に配置される底部11aの中心には、円形の貫通孔11cが形成されている。反被写体側における筒部11bの四隅には、切欠部11dが形成されており、筒部11bの、切欠部11dの間には、反被写体側へ延びる延出部11eが形成されている。すなわち、第1ケース体11には、4個の延出部11eが形成されている。
切欠部11dは、筒部11bの反被写体側端から被写体側に向かって窪むように形成されている。延出部11eは、略四角形状に形成されており、筒部11bを構成する4個の側面11fのそれぞれには、光軸方向に略平行な延出部11eの2個の端面(第1端面)11gと、X方向またはY方向に平行で端面11gの被写体側端から第1ケース体11の四隅に向かう2個の端面(第2端面)11hとが形成されている。
第2ケース体12は、樹脂材料で形成されるとともに、略四角筒状に形成されている。第2ケース体12には、図3に示すように、端子13が固定されている。また、第2ケース体12には、スリーブ8の反被写体側の端面が当接する当接面12a(図2参照)と、携帯電話等の携帯機器にレンズ駆動装置1を取り付けるための取付凹部12b(図3参照)と、第1ケース体11の延出部11eが配置される配置凹部12c(図3参照)とが形成されている。
当接面12aは、光軸Lに略直交する平面状に形成されている。取付凹部12bは、第2ケース体12の四隅の外周面に形成されている。この取付凹部12bは、たとえば、SMIA(Standard Mobile Imaging Architecture)規格に準拠するように形成されており、具体的には、Y方向に平行な第2ケース体12の側面からX方向の内側に向かって窪むように形成されている。配置凹部12cは、第2ケース体12の4個の側面からX方向内側またはY方向内側に向かって窪むように形成されている。また、配置凹部12cは、X方向またはY方向における第2ケース体12の側面の中央部に形成されるとともに、取付凹部12bと繋がらないように形成されている。
第2ケース体12は、レンズホルダ7の反被写体側の外周側等を覆うように、第1ケース体11の反被写体側に取り付けられている。すなわち、第1ケース体11と第2ケース体12とは光軸方向で組み合わされている。具体的には、第1ケース体11の延出部11eが第2ケース体12の配置凹部12cに配置されるように、第1ケース体11と第2ケース体12とが組み合わされて互いに固定されている。すなわち、延出部11eが第2ケース体12の外周面に外側から重なるように、第1ケース体11と第2ケース体12とが組み合わされて互いに固定されている。また、第2ケース体12の被写体側の端面12dと第1ケース体11の端面11hとが当接するように、第1ケース体11と第2ケース体12とが組み合わされて固定されている。
第1ケース体11と第2ケース体12とが組み合わされると、図1に示すように、取付凹部12bは切欠部11dに対応する位置に配置されており、取付凹部12bは露出している。すなわち、切欠部11dは、取付凹部12bが露出するように形成されている。また、延出部11eは、取付凹部12bに重ならない位置に配置されている。すなわち、延出部11eは、取付凹部12bを避けた位置に形成されている。また、延出部11eは、第2ケース体12の反被写体側端まで延びている。すなわち、延出部11eの反被写体側の端面と、第2ケース体12の反被写体側の端面とが略一致している。
なお、本形態では、第1ケース体11と第2ケース体12とが組み合わされると、図1に示すように、第1ケース体11の外周面と第2ケース体12の最外周面とが略同一平面上に配置される。すなわち、本形態では、延出部11eは、第2ケース体12の最外周面よりも径方向の外側へ突出していない。
第1ケース体11と第2ケース体12とは、接着で固定されている。たとえば、配置凹部12cや、第1ケース体11の端面11g、11hに接着剤が塗布された状態で、第1ケース体11と第2ケース体12とが光軸方向で組み合わされて固定される。
板バネ5は、スリーブ8に固定されるスリーブ固定部と、第1ケース体11に固定されるケース体固定部と、スリーブ固定部とケース体固定部とを繋ぐバネ部とから構成され、可動体2の被写体側に配置されている。スリーブ固定部は、スリーブ8の被写体側の端面に固定されている。ケース体固定部は、略矩形の枠状に形成されたスペーサ14を介して第1ケース体11の底部11aの反被写体側の面に固定されている。
板バネ6は、スリーブ8に固定されるスリーブ固定部と、第2ケース体12に固定されるケース体固定部と、スリーブ固定部とケース体固定部とを繋ぐバネ部とから構成され、可動体2の反被写体側に配置されている。スリーブ固定部は、コイル端固定部材9、10を介してスリーブ8の反被写体側の端面に固定されている。ケース体固定部は、第2ケース体12に固定されている。
駆動機構4は、図2、図4等に示すように、レンズ駆動装置1の四隅(具体的には、第1ケース体11の内側の四隅)に配置される略三角柱状の4個の駆動用磁石部17と、略三角筒状に巻回され、その内周側が駆動用磁石部17の外周面と所定の隙間を介して対向配置される4個の駆動用コイル18と、駆動用コイル18よりも被写体側で可動体2に固定される磁性部材19と、駆動用コイル18の被写体側および反被写体側に取り付けられるコイル保護部材20、21と、駆動用磁石部17の反被写体側に配置される磁性板22とを備えている。
駆動用磁石部17は、光軸方向で重なるように配置される略三角柱状の2個の駆動用磁石片23、24と、駆動用磁石片23、24の間に配置される平板状の磁性部材25とを備えている。
駆動用磁石片23、24は、光軸方向から見たときの形状が略直角二等辺三角形となるように形成されており、図4、図6に示すように、光軸Lに略平行でかつ互いに直交する矩形状の2個の直交面部23a、24aと、光軸Lに略平行でかつ2個の直交面部23a、24aを繋ぐ矩形状の1個の斜面部23b、24bとを備えている。
駆動用磁石片23、24は、第1ケース体11の筒部11bの内周面と直交面部23a、24aとが略平行になるように配置されている。また、4個の駆動用磁石片23は、第1ケース体11の底部11aに固定されている。具体的には、4個の駆動用磁石片23の被写体側の端面が、底部11aの反被写体側の面に当接した状態で、底部11aの反被写体側の面に接着等によって固定されている。
磁性部材25は、磁性材料で形成されている。この磁性部材25は、光軸方向から見たときの形状が駆動用磁石片23、24と同様の略直角二等辺三角形状となる平板状に形成されている。
磁性板22は、磁性材料で形成されるとともに、平板状に形成されている。この磁性板22は、4個の駆動用磁石部17の反被写体側の端面のそれぞれを覆う略三角形状の4個の覆部22aと、4個の覆部22aを繋ぐ4個の接続部22bとから構成されている。
覆部22aは、光軸方向から見たときの形状が略直角二等辺三角形状となるように形成されている。接続部22bは、細長い長方形状に形成され、X方向またはY方向と平行になるように配置されている。この接続部22bは、磁性板22の外周端側において、レンズ駆動装置1の周方向で隣り合う覆部22a同士を接続しており、磁性板22の中心には、スリーブ8が挿通される挿通孔22cが光軸方向に貫通するように形成されている。
磁性板22は、4個の駆動用磁石片24の反被写体側の端面に固定されている。具体的には、磁性板22は、覆部22aが駆動用磁石片24の反被写体側の端面に当接した状態で4個の駆動用磁石片24に接着等で固定されている。また、磁性板22の外周端は、図2に示すように、第1ケース体11の筒部11bの内周面に当接している。
駆動用コイル18は、図6に示すように、光軸方向から見たときの形状が略直角二等辺三角形状となるように巻回されており、光軸Lに略平行でかつ互いに直交する矩形状の2個の直交面部18aと、光軸Lに略平行でかつ2個の直交面部18aを繋ぐ矩形状の1個の斜面部18bとを備えている。
4個の駆動用コイル18は、スリーブ8の外周面に固定されている。具体的には、スリーブ8の載置面8bに斜面部18bの反被写体側の面が載置された状態で斜面部18bが固定面8aに接着で固定されている。また、駆動用コイル18の内周面と駆動用磁石部17の外周面とが所定の隙間を介して略平行になるように、斜面部18bが固定面8aに固定されており、駆動用コイル18は、第1ケース体11の内側の四隅に配置されている。なお、駆動用コイル18は、第1ケース体11の内周面との間に所定の隙間を保った状態で、第1ケース体11の内側の四隅に配置されており、スリーブ8とともに光軸方向へ移動可能となっている。
図5に示すように、駆動用磁石部17を構成する2個の駆動用磁石片23、24は、光軸方向において、同じ磁極同士(S極とS極、あるいは、N極とN極)が対向するように配置されている。そのため、図5、図6に示すように、駆動用磁石片23、24の間には、駆動用コイル18の直交面部18aおよび斜面部18bを通過する磁束Fが発生している。
磁性部材19は、磁性材料で形成されるとともに、略円環状に形成されている。本形態では、可動体2の可動範囲内において、光軸方向における駆動用磁石部17の中間位置に向かって磁性部材19が吸引されるように、駆動用磁石部17と駆動用コイル18とが配置されている。
コイル保護部材20、21は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の比較的硬い樹脂材料または金属材料で形成されるとともに、図3に示すように、略矩形の枠状に形成されている。本形態では、駆動用コイル18の被写体側の端面にコイル保護部材20が取り付けられ、駆動用コイル18の反被写体側の端面にコイル保護部材21が取り付けられている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、被写体側に配置される第1ケース体11の延出部11eが、反被写体側に配置される第2ケース体12の外周面に外側から重なるように反被写体側へ延びている。そのため、延出部11eと配置凹部12cとの間、および、第1ケース体11の端面11g、11h等を利用して、第1ケース体11と第2ケース体12との接着面積を増やすことができる。したがって、本形態では、第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることができる。
特に本形態では、第2ケース体12の反被写体側端まで延出部11eが延びているため、第2ケース体12の反被写体側端まで延出部11eが延びていない場合と比較して、延出部11eと配置凹部12cとの間、および、第1ケース体11の端面11gにおいて、第1ケース体11と第2ケース体12との接着面積をより大きくすることができる。したがって、第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度をより高めることができる。
また、本形態では、第1ケース体11の側面11fのそれぞれに、光軸方向に略平行な2個の端面11gと、光軸方向に略直交する2個の端面11hとが形成されている。そのため、端面11g、11hを用いて、第1ケース体11と第2ケース体12とを接着することで、光軸方向および光軸方向に略直交する方向の両方向で、第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることができる。すなわち、端面11gのみを用いて第1ケース体11と第2ケース体12とを接着すると、光軸方向に略直交する方向での第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることは可能であるが、光軸方向における第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることは困難である。一方、端面11hのみを用いて第1ケース体11と第2ケース体12とを接着すると、光軸方向での第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることは可能であるが、光軸方向に略直交する方向における第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることは困難である。これに対して、本形態では、光軸方向および光軸方向に略直交する方向の両方向で、第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることができる。
本形態では、磁性材料で形成される第1ケース体11の延出部11eが、樹脂材料で形成される第2ケース体12の外周面に重なるように反被写体側へ延びている。そのため、磁性材料で形成される第1ケース体11が配置されるレンズ駆動装置1の被写体側に加え、樹脂材料で形成される第2ケース体12が配置されるレンズ駆動装置1の反被写体側においても、レンズ駆動装置1の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。特に本形態では、延出部11eが第2ケース体12の反被写体側端まで延びているため、第2ケース体12が配置されるレンズ駆動装置1の反被写体側において、レンズ駆動装置1の内部と外部との間での電磁波の通過を効果的に抑制することが可能になる。このように、本形態では、第1ケース体11に延出部11eを形成するといった比較的簡易な構成で、レンズ駆動装置1の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。
本形態では、携帯機器にレンズ駆動装置1を取り付けるための取付凹部12bに重ならない位置に延出部11eが形成されている。そのため、本形態では、携帯機器へのレンズ駆動装置1の取付に支障を来すことなく、第1ケース体11と第2ケース体12との固定強度を高めることができ、かつ、レンズ駆動装置1の内部と外部との間での電磁波の通過を抑制することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、延出部11eの反被写体側の端面と、第2ケース体12の反被写体側の端面とは略一致しているが、延出部11eの反被写体側の端面と、第2ケース体12の反被写体側の端面とは略一致していなくても良い。たとえば、延出部11eの反被写体側の端面が第2ケース体12の反被写体側の端面よりも被写体側に配置されても良いし、延出部11eの反被写体側の端面が第2ケース体12の反被写体側の端面よりも反被写体側に配置されても良い。
上述した形態では、第1ケース体11に4個の延出部11eが形成されている。この他にもたとえば、第1ケース体11に形成される延出部11eの数は、5個以上であっても良いし、3個以下であっても良い。また、上述した形態では、延出部11eは、略四角形状に形成されているが、延出部11eは、四角形状以外の多角形状に形成されても良いし、半円形状や半楕円形状等に形成されても良い。
上述した形態では、レンズ駆動装置1は、光軸方向から見たときの形状が略四角形状となるように形成されている。この他にもたとえば、レンズ駆動装置1は、光軸方向から見たときの形状が略四角形状以外の略多角形状となるように形成されても良いし、光軸方向から見たときの形状が略円形状あるいは略楕円形状となるように形成されても良い。すなわち、第1ケース体11および第2ケース体12は、略四角筒状以外の略多角筒状に形成されても良いし、略円筒状あるいは略楕円筒状に形成されても良い。
上述した形態では、駆動用磁石部17は略三角柱状に形成されているが、駆動用磁石部17は略三角柱状以外の略多角柱状に形成されても良いし、略円柱状や略楕円柱状に形成されても良い。また、上述した形態では、駆動用コイル18は略三角筒状に巻回されているが、駆動用コイル18は略三角筒状以外の略多角筒状に巻回されても良いし、略円筒状や略楕円筒状に巻回されても良い。
上述した形態では、可動体2側に駆動用コイル18が固定され、固定体3側に駆動用磁石部17が固定されているが、可動体2側に駆動用磁石部17が固定され、固定体3側に駆動用コイル18が固定されても良い。また、上述した形態では、レンズ駆動装置1は、4個の駆動用磁石部17と4個の駆動用コイル18と備えているが、レンズ駆動装置1が備える駆動用磁石部17および駆動用コイル18の数は、3個以下であっても良いし、5個以上であっても良い。
上述した形態では、略三角柱状の駆動用磁石部17がレンズ駆動装置1の四隅に配置され、略三角筒状の駆動用コイル18がスリーブ8の外周面に固定されるとともに、駆動用コイル18の内周面と駆動用磁石部17の外周面とが所定の隙間を介して対向配置されているレンズ駆動装置1に本発明の構成が適用されている。この他にもたとえば、スリーブの外周面に駆動用コイルが巻回され、この駆動用コイルの外周面に対向するように駆動用磁石が配置されているレンズ駆動装置(たとえば、上述の特許文献1に記載のレンズ駆動装置)に本発明の構成が適用されても良いし、スリーブの外周面に駆動用コイルが巻回され、この駆動用コイルの光軸方向の端面に対向するように駆動用磁石が配置されるレンズ駆動装置に本発明の構成が適用されても良い。
1 レンズ駆動装置
2 可動体
4 駆動機構
11 第1ケース体
11d 切欠部
11e 延出部
11f 側面
11g 端面(第1端面)
11h 端面(第2端面)
12 第2ケース体
12b 取付凹部
L 光軸
Z1 被写体側
Z2 反被写体側

Claims (4)

  1. 携帯機器に搭載されて使用されるレンズ駆動装置において、
    レンズを保持し前記レンズの光軸方向に移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動機構と、前記可動体および前記駆動機構を囲むように配置されるとともに前記光軸方向で組み合わされて互いに固定される第1ケース体および第2ケース体とを備え、
    前記第1ケース体は、磁性材料によって略筒状に形成されるとともに、前記駆動機構を囲むように被写体側に配置され、
    前記第2ケース体は、樹脂材料によって略筒状に形成されるとともに、反被写体側に配置され、
    前記第2ケース体の外周面には、前記携帯機器に前記レンズ駆動装置を取り付けるための取付凹部が形成され、
    前記第1ケース体には、前記第2ケース体の外周面に外側から重なるように反被写体側へ延びる延出部が前記取付凹部を避けた位置に形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記延出部は、前記第2ケース体の反被写体側端まで延びていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第1ケース体および前記第2ケース体は、前記光軸方向から見たときの形状が略四角形状となる略四角筒状に形成され、
    前記取付凹部は、前記第2ケース体の四隅の外周面に形成され、
    前記第1ケース体の四隅には、前記取付凹部が露出するように切欠部が形成され、
    前記延出部は、前記切欠部の間に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記第1ケース体の側面のそれぞれには、前記光軸方向に略平行な前記延出部の2個の第1端面と、前記光軸方向に略直交するとともに前記第1端面の被写体側端から前記第1ケース体の四隅に向かう2個の第2端面とが形成されていることを特徴とする請求項3記載のレンズ駆動装置。
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