JP2010283637A - 撮影画像処理装置、撮影画像処理プログラム及び撮影画像処理方法 - Google Patents

撮影画像処理装置、撮影画像処理プログラム及び撮影画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作により被写体を動くキャラクタとして用いるができるようにする。
【解決手段】(A1)に示すように、低速連写モード下で、連写撮影又は動画撮影された画像中に動きのある部分の存在が検出されない間は、連写撮影又は動画撮影された静止画像(F1)を背景画像として記憶させていくが、(A2)に示すように、動きのある部分の存在が検出されると、高速連写モードまたは動画モードに自動的に移行し、この高速連写モード下または動画モード下で連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの動画画像を記憶させてゆき、その後、(B)に示すように、この一連の被写体込みの動画画像と背景画像とから被写体のみからなる被写体画像を切り出し、(C)に示すように、この切り出された被写体画像P1,P2を人物キャラクタC1,C2として各々作成する。(D)に示すように、人物キャラクタC1,C2の間の距離L1を任意の距離L2へ変更する。または任意の吹き出し付きコメント30を人物キャラクタの口元位置に配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、動くキャラクタ作成する撮影画像処理装置、撮影画像処理プログラム及び撮影画像処理方法に関する。
従来から背景のみの画像と被写体込みの画像とを用いて被写体のみの被写体画像の切り出し抽出を行う画像抽出技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この技術などを活用して、動く人物キャラクタ作成機能を備えたカメラが知られている。このカメラにおいて人物キャラクタ作成機能を用いる際には、ユーザは下記の手順で操作を行う。
(1)最初に1回目のシャッター操作を行って、動いている被写体を数秒間連写撮影する。
(2)連写撮影が終了したならば、前記動いている被写体がいない状態で、(1)の手順で撮影した際に画面上に半透明にて表示されている背景部分と現在の背景とが正しく重なるようにフレームを合わせる。
(3)この状態で2回目のシャッターを操作して、背景のみを撮影する。
すると、カメラ内部における画像処理により、前記(1)で数秒間連写撮影した各画像中から、(2)の背景を除いた被写体のみの連射画像が切り出される。したがって、この切り出された被写体のみからなる連写画像(この画像を「人物キャラクタ」という)と任意の背景画像(たとえば、事前に撮影した静止画像または事前にカメラ内部に記憶されている静止画像)とを合成することにより、前記被写体である人物が動く人物キャラクタを任意の背景画像上で動作するという合成動画を表示することが可能となる。
特開平10−021408号公報
しかしながら、従来における人物キャラクタ作成の実現に際しては、前述のように、2回のシャッター操作を行う必要があるのみならず、画面上に半透明にて表示されている背景部分と現在の背景部分とが正しく重なるようにフレームを合わせて、背景のみの撮影も行わなければならない。したがって、一般ユーザにおいて上記操作を行うことが煩雑に感じられてしまい、人物キャラクタ作成機能が十分に活用されないことが懸念されるものであった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な操作により被写体を動くキャラクタとして用いるができるようにする撮影画像処理装置、撮影画像処理プログラム及び撮影画像処理方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段と、この撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記撮影手段は、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の際は、第1のフレームレートで連写撮影又は動画撮影を行い、前記動きのある部分の存在が検出された状態の際は、前記第1のフレームレートよりも高い第2のフレームレートで連写撮影又は動画撮影を行うことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を撮影する撮影手段と、この撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を撮影する撮影手段と、連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を撮影する撮影手段と、動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、この動画像記憶制御手段の制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を撮影する撮影手段と、この撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出手段と、この検出手段により第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出する顔検出手段を更に備え、前記動画画像記憶制御手段は、前記顔検出手段によって顔が検出された場合に、それ以降において前記連写撮影又は動画撮影された画像を被写体画像として記憶させる顔画像記憶制御手段であることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出する顔検出手段を更に備え、前記切出手段は、前記背景画像と前記被写体込み動画画像とに基づいて、前記顔検出手段によって顔が検出された被写体画像を切り出すことを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記被写体画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体画像に、任意に選択された画像を付加させる画像加工制御手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記画像加工制御手段は、前記切り出された被写体画像を任意に選択された選択背景画像上に配置させることを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記切出手段により切り出された被写体画像は複数の被写体画像であり、前記画像加工制御手段は、当該複数の被写体画像の間の間隔を調整して配置させる間隔調整配置手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、前記画像加工制御手段は、操作入力された吹き出し付きのコメントを前記切り出された被写体画像の近傍に配置させる近傍配置制御手段であることを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係る撮影画像処理プログラムにあっては、被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、この撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係る撮影画像処理プログラムにあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、この撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項15記載の発明に係る撮影画像処理プログラムにあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項16記載の発明に係る撮影画像処理プログラムにあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、この動画像記憶制御手段の制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出手段と、この検出手段により動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御手段と、この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項17記載の発明に係る撮影画像処理装置にあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、この撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出手段と、この検出手段により第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項18記載の発明に係る撮影画像処理方法にあっては、被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出ステップと、この検出により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御ステップと、この静止画像記憶制御ステップの制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御ステップと、前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、この切出ステップにより切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項19記載の発明に係る撮影画像処理方法にあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、前記撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御ステップと、この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項20記載の発明に係る撮影画像処理方法にあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御ステップと、この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出ステップと、この検出ステップにより動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項21記載の発明に係る撮影画像処理方法にあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、この動画像記憶制御ステップの制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出ステップと、この検出ステップにより動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御ステップと、この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、この切出ステップにより切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項22記載の発明に係る撮影画像処理方法にあっては、被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、前記撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出ステップと、この検出ステップにより第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
請求項1、13、18に係る発明によれば、連写撮影又は動画撮影された画像中に動きのある部分の存在が検出されない間はその画像中の少なくとも1枚の静止画像を記憶させ、その後、動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込み画像を記憶させ、この後者の連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込み動画画像と前記前者の少なくとも1枚の静止画像である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。このために、簡単な操作により、切り出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクターとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項3、14、19に係る発明によれば、連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させたあとに、この記憶された少なくとも1枚の静止画像の中に動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、動画撮影を実行させ、当該動画撮影された被写体込みの動画画像を記憶させ、その後、この動画画像と前記静止画像である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。このために、簡単な操作で、切り出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項4、15、20に係る発明によれば、連写モードにおいて、被写体を連写撮影し、この連写撮影された静止画像を記憶させ、この複数の静止画像内に動きのある部分の存在が検出されたか否かを検出し、この動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させ、この動画画像と静止画像である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。このために、簡単な操作で、切り出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項5、16、21に係る発明によれば、動画モードにおいて、被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させ、この動画画像内に動きのある部分の存在がなくなったことが検出されたか否かを検出し、この動きのある部分の存在が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、被写体を撮影し、この撮影された静止画像を記憶させ、この静止画像である背景画像と動画画像から、被写体のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。このために、簡単な操作で、切り出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項6、17、22に係る発明によれば、外部の環境を動画撮影し、この撮影撮影の途中で、(1)動画画像内に動きのある部分が存在している状態から、存在していない状態へ、及び、(2)動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から、存在している状態へ変化したことのいずれかを検出した場合において、動画画像内に動きのある部分が存在している状態の動画画像と動画画像内に動きのある部分が存在していない状態の静止画像である背景画像とから、動きのある部分が存在している部分の動画画像のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。このために、簡単な操作で、切り出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項7に係る発明によれば、連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出した結果、顔が検出された場合に、それ以降において前記連写撮影又は動画撮影された画像を被写体画像として記憶させることができる。このために、顔が検出された以降において連写撮影又は動画撮影された画像を被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出したあとに、背景画像と動画画像とに基づいて、顔が検出された被写体画像を当該背景画像から切り出すことができる。このために、顔が検出された被写体画像を、たとえば、人物キャラクタとして容易かつ迅速に作成することができる。
また、請求項9に係る発明によれば、記憶された被写体画像に、任意に選択された画像を付加させることができる。
また、請求項10に係る発明によれば、切り出された被写体画像を任意に選択された選択背景画像上に配置させることができる。
また、請求項11に係る発明によれば、切り出された複数の被写体画像の間の間隔を調整して配置させることができる。
また、請求項12に係る発明によれば、操作入力された吹き出し付きのコメントを、切り出された被写体画像の近傍に配置させることができる。
以上のように、本発明によれば、複雑な操作を伴うことなく、簡単に、一連の被写体画像を切り出して記憶させることができる。よって、簡単な操作により被写体を動くキャラクタとして用いるができるようにすることができる。
本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラのブロック図である。 記憶部の構成を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における撮影処理の手順を示すフローチャートである。 記憶部の各格納エリアに記憶される画像例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における人物キャラクタ作成処理の手順を示すフローチャートである。 同人物キャラクタ作成処理の処理内容を示す説明図である。 ユーザによる編集処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における人物キャラクタ作成処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、バスライン6を介して各部に接続された制御部7を備えている。制御部7は、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンであって、撮影フレームレート制御部71、時計部73及びクロック74を有している。撮影フレームレート制御部71は、連写撮影時及び動画撮影時におけるフレームレート(撮影時間間隔)を可変制御する。時計部73は、連写撮影時及び動画撮影時において撮影記録時間を計測する際等に用いられ、クロック74はタイミング・ジェネレータであってCMOS8を制御する。
CMOS8は、フォーカスレンズ、ズームレンズ等で構成される前記撮像レンズ2の光軸上に配置されている。ユニット回路9は、CMOS8から出力される被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号が入力される回路であって、入力した撮像信号を保持するCDSと、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅された撮像信号をデジタルの撮像信号に変換するA/D変換器(AD)等から構成されている。CMOS8の出力信号はユニット回路9を経て各々デジタル信号として画像処理部10に送られて、各種画像処理が施される。
また、バスライン6には、入力部11、プログラムメモリ12、ワークメモリ13、記憶部14、表示ドライバ15が接続されている。表示ドライバ15は、デジタルカメラ1の背面に配置されている表示部16を駆動する。入力部11は、撮影スイッチ4や人物キャラクタ作成モードスイッチ5等を含みユーザによる操作に応じたキー入力信号を制御部7に出力する。プログラムメモリ12は、制御部7の動作プログラムや各部の制御に使用する各種データが記憶されているとともに、前記フォーカスレンズを駆動してオートフォーカス(AF)制御を実行するAF制御プログラムも記憶されている。
ワークメモリ13は、CMOS8により撮像された後デジタル化された被写体の画像データ等を一時保存するバッファであるとともに、制御部7のワーキングメモリとしても使用される。ワークメモリ13に一時保存された画像データは、制御部7により圧縮(符号化)が行われ、最終的には所定のフォーマット(JPEG形式等)の静止画データ、あるいは複数の静止画像データを含む動画データ(Motion JPEG形式、MPEG−4形式、MPEG−4 AVC形式等)としてファイル名(撮影日時を用いたファイル名)が付されて、記憶部14に記録される。
記憶部14には、図2に示すように、静止画像格納エリア141、連写又は動画画像格納エリア142、人物キャラクタ画像格納エリア143、編集済画像格納エリア144及びその他の画像格納エリア145が設けられている。静止画像格納エリア141には、後述する低速連写モード又は動画モードでの撮影時において、画像中に動きのある部分が検出されない状態における静止画が記憶され、連写又は動画画像格納エリア142には、動きのある部分が検出されかつ顔が検出された後における複数のフレーム画像からなる連写又は動画画像が記憶される。
人物キャラクタ画像格納エリア143には、前記連写又は動画画像格納エリア142に記憶された連写又は動画画像から切り出された人物キャラクタ画像が記憶される。編集済画像格納エリア144には、前記人物キャラクタ画像格納エリア143に格納された人物キャラクタ画像を用いてユーザにより編集された編集済画像が記憶される。その他の画像格納エリア145には、前記各エリア141〜144に格納される以外の通常の撮影時に撮影された静止画像や動画画像が記憶される。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1の第1の実施の形態における動作について説明する。
電源をオンにして撮影モードを設定すると、表示部16に順次撮像される画像がライブビュー表示された状態となる。この状態において、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図3のフローチャートに示す手順で処理を実行する。
まず、撮影スイッチ4がオン操作されたか否かを判断し(ステップS101)、撮影スイッチ4がオン操作されるまで待機する。撮影スイッチ4がオン操作されたならば、低速連写モード又は動画モードで撮影を実行して、その撮影画像である静止画像(後述するステップS104で動きのある部分が検出されるまでの動きのある部分の存在が検出されない状態の静止画像)を背景画像として静止画像格納エリア141に記憶する(ステップS102)。
ここで、低速連写モードのフレームレートは例えば5fpsであり、動画モードのフレームレートは例えば30fpsである。これにより、静止画像格納エリア141には、図4(A)に例示するような静止画像であるフレーム画像F1が前記フレームレートで記憶されていく。
次に、動き検出処理を実行して、前記フレームレートで撮影している画像中の動きのある部分を検出する(ステップS103)。この動き検出処理に際しては、静止画像格納エリア141に格納された時間的に相前後する前回の撮影フレーム画像と今回の撮影フレーム画像とを比較し、両者に差異がないと検出された場合には動きのある部分が存在してしていないと判断し、両者に差異があると検出された場合には動きのある部分が存在していると判断する。
したがって、静止画像格納エリア141へのフレーム画像F1の記憶は、連写撮影又は動画撮影した全てのフレームを記憶してもよいが、時間的に相前後する前回の撮影フレームと今回の撮影フレームのみを記憶するのであれればステップS103の動き検出処理を行うことができる。これにより、静止画像格納エリア141に必要な記憶容量を少なくすることができる。
さらに、前記ステップS103での動き検出処理により動きのある部分の存在が検出されたか否かを判断し(ステップS104)、動きのある部分の存在が検出されない場合には、ステップS102に戻る。したがって、このデジタルカメラ1を固定した状態で撮影を継続すると、撮影している画像中の動きのある部分の存在が検出されない状態においては、S102→S103→S104→S102のループが繰り返され、図4(A)に例示した同一のフレーム画像F1が順次、あるいは更新されつつ記憶される。
しかし、図4(B)に示すように、デジタルカメラ1の画角内に二人の人物が登場すると、今回撮影されたフレーム画像F2には、動きのある部分である被写体画像P1、P2が出現することとなる。また、前回撮影のフレーム画像F1(図4(A))と今回撮影のフレーム画像F2(図4(A))とに差異が生ずることから、ステップS103で動きのある部分の存在が検出され、ステップS104の判断はYESとなる。
したがって、ステップS104からステップS105に進み、高速連写モードへ移行して、高速連写モード又は動画モードで撮影を実行し、その画像データを記憶する(ステップS105)。ただし、このステップS105において高速連写モード又は動画モードで撮影された一連の被写体画像は、連写又は動画画像格納エリア142に記憶するのではなく、ワークメモリ13に記憶する。
ここで、高速連写モードのフレームレートは、前記低速連写モードのフレームレート5fpsよりも高いフレームレート、例えば10fpsであり、動画モードのフレームレートは前述のように例えば30fpsである。これにより、ワークメモリ13には、前記フレームレートで一連の被写体画像である連写画像又は動画画像が記憶されていく。
次に、顔検出判断を行って、前記ステップS103で検出された動きのある部分を有する被写体画像から人間の顔が検出されたか否か、つまり動く被写体画像が人物被写体画像であるか否かを判断する(ステップS106)。したがって、検出された被写体画像が撮影中に登場した自動車や犬、猫等の動物であった場合には、ステップS106の判断はNOとなる。この場合には、次のステップS106に進むことなく、高速連写モード又は動画モードでの撮影を継続する。
なお、ステップS106での顔検出処理に際しては、公知の顔の検出方法を用いればよい。例えば、特開2003−274271号公報に記載の技術や特開2000―30033号公報に記載の技術のように1フレーム中から人物の顔領域を検出する技術等を適宜採用することができる。また、この顔検出処理のために専用の回路を設けても良いし制御部22で顔検出用プログラムを実行させるようにしてもよい。
そして、図4(C)に示すように、撮影中に、初めて人物が登場して、動きのある部分である被写体画像P1、P2の中から顔部分K1、K2が検出されると、ステップS106の判断はYESとなる。したがって、ステップS106からステップS107に進み、所定時間動画継続記憶処理を実行して、高速連写モード又は動画モードで撮影された画像データを動画画像格納エリア142に記憶する。しかる後に、このフローチャートに従った処理を終了する。ここで、所定時間とは、例えば20〜30秒程度である。したがって、連写又は動画画像格納エリア142には、少なくとも20〜30秒程度の顔を有する動く被写体画像、つまり動く人物被写体が存在する動画画像が記憶されることとなる。
以上のようにして撮影を行い、静止画像格納エリア141と連写又は動画画像格納エリア142に対する画像の記憶を終了すると、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図5のフローチャートに示す手順で処理を実行する。
まず、人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されたか否かを判断し(ステップS111)、人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されるまで待機する。人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されたならば、静止画像格納エリア141から(動きなしの1枚の画像)背景画像を読み出す処理、つまり動きのある部分が検出される前の背景画像を読み出す処理を実行する(ステップS112)。これにより、図6(A1)に示すように、静止画像であるフレーム画像F1が読み出されることとなる。
次に、(動きありの複数枚からなる画像)動画の読み出し処理を実行し、連写又は動画画像格納エリア142から連続する複数のフレーム画像を読み出す(ステップS113)。これにより、図6(A2)に示すように、動画を構成する一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・が読み出されることとなる。また、前述のようにこれら一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・中には、少なくとも20〜30秒程度の長さ分をもって動く人物被写体である被写体画像P1、P2が存在する。
そこで、次のステップS114においては、これら一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・中における動く被写体画像P1、P2を切り出す処理を実行する(図6(B))。つまり、図6(A2)に示した一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・から、同図(A1)に示したフレーム画像F1(静止画像)が示す背景部分以外の部分である被写体画像P1、P2を各々切り出す。
したがって、このステップS114での処理により、図6(C)に示すように、被写体画像P1,P2が各々人物キャラクタC1、C2として切り出されたフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・からなる動画画像が生成される。続くステップS1115では、切り出した人物キャラクタ(動画)記憶処理を行って、図6(C)に示した人物キャラクタC1、C2のみが存在する各フレーム画像F12、F13、F14、F15・・・からなる動画を人物キャラクタ画像格納エリア143に記憶させる。
したがって、本実施の形態によれば、連写撮影又は動画撮影された画像中に動きのある部分の存在が検出されない間は、連写撮影又は動画撮影された画像である静止画像を背景画像として記憶させていくが、動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込み画像を記憶させてゆき、この連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込み画像と前記背景画像とから、被写体画像のみからなる被写体画像を切り出し、この切り出された被写体画像を人物キャラクタとして記憶させることができる。
また、複数の静止画像の中に動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、これに応答して、連写撮影から動画撮影となり、当該動画画像を記憶させるので、この動画画像と前記静止画像とから、一連の動画である被写体画像のみを切り出し、この切り出された被写体画像を人物キャラクタとして記憶させることができる。
また、動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、これに応答して、低速連写モードから高速連写モードまたは動画モードに自動的に移行し、この高速連写モードまたは動画モードにおいて、被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させ、この動画画像と背景画像とから、高速連写モード下または動画モード下の被写体画像のみを切り出し、この切り出された被写体画像を人物キャラクタとして記憶させることができる。
よって、本実施の形態によれば、従来のような複雑な操作を伴うことなく、簡単に、一連の被写体画像を切り出して記憶させることができる。よって、簡単な操作により、背景の存在していない被写体のみの被写体画像を人物キャラクタとして作成することができ、これにより、動くキャラクタとして用いるができるようにすることができる。
そして、ステップS115に続くステップS116では、ユーザによる編集処理を実行する。図7は、このステップS116のユーザによる編集処理の詳細を示すフローチャートである。編集モードが選択されると、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従ってこのフローチャートに示す手順で処理を実行する。まず、編集メニューの中から背景配置が選択されたか否かを判断する(ステップS121)。背景配置が選択されたならば、被写体画像P1,P2が各々人物キャラクタC1、C2として切り出されたフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・に、ユーザにより指定されている任意の背景画像を合成する(ステップS122)。これにより、任意の背景上で人物キャラクタC1、C2が動作する動画を創作することができる。
また、背景配置が選択されない場合には、編集メニューから被写体画像の間隔調整が選択されたか否かを判断する(ステップS123)。被写体画像の間隔調整が選択されたならば、被写体画像P1,P2が各々人物キャラクタC1、C2として切り出されたフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・中における人物キャラクタC1、C2間の距離L1をユーザにより指定されている任意の距離L2に変更する(ステップS124)。これにより、図6(C)に示したフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・中における人物キャラクタC1、C2間の距離L1が、同図(D)に示すように、距離L2に変更されたフレーム画像F22、F23、F24、F25・・・が生成され、人物キャラクタC1、C2間の距離L1を任意に変化させた動画を創作することができる。
また、被写体画像の間隔調整が選択されない場合には、編集メニューから吹き出しコメントが選択されたか否かを判断する(ステップS125)。吹き出しコメントが選択されたならば、被写体画像P1,P2が各々人物キャラクタC1、C2として切り出されたフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・中にユーザにより指定された任意のコメントの吹き出しを合成する(ステップS126)。これにより、図6(D)に示すように、任意の吹き出しコメント30が合成されたフレーム画像F22、F23、F24、F25・・・が生成され、任意の吹き出しコメント30が合成表示される動画を創作することができる。
また、吹き出しコメントが選択されない場合には、編集メニューから選択されたその他の編集項目に応じたその他の合成処理を実行する(ステップS127)。これにより、図6(D)に示すように、ハートマーク31等の各種マークや、「結婚式への招待状」等のタイトル32が合成されたフレーム画像F22、F23、F24、F25・・・が生成され、各種マークやタイトルが合成表示される動画を創作することができる。
しかる後に、編集モードを終了したか否かを判断し(ステップS128)、編集モードが継続している場合には、ステップS121に戻る。また、編集モードを終了したならば記憶処理を行って、前記各ステップS122、S124、S126、S127で編集された動画を編集済画像格納エリア144に記憶させて(ステップS129)、図5のメインルーチンにリターンする。
すると、図5のメインルーチンにおいて、ステップS116に続くステップS117で編集済動画再生処理を実行し、編集済画像格納エリア144に記憶されている編集済動画を再生して、表示部16に表示させる。よって、本実施の形態によれば複雑な操作を伴うことなく簡単に、一連の被写体画像を切り出して記憶させることができるのみならず、これを編集した動画を楽しむこともできる。
なお、本実施の形態においては、最初に静止画が撮影記憶を行い、画像中に動きがあることを条件に動画撮影記録を行う手順としたがこれと逆の手順であってもよい。つまり、動画モードにおいて、被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させると、この動画画像内に動きのある部分がなくなったことが検出されたか否かを検出し、この動きのある部分が検出されなくなったたことを条件に、静止画モードに移行して静止画(背景)の撮影記録を行うようにしてもよい。この場合であっても、本実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、本実施の形態においては、顔が検出する前の画像データはワークメモリ13に記憶し、顔が検出された後の画像データのみを連写又は動画画像格納エリア142を記憶するようにしたが、両者を共に連写又は動画画像格納エリア142に記憶させるようにしてもよい。この場合、連写又は動画画像格納エリア142には顔がない動く被写体(自動車等のみ)が存在する画像と、顔がある動く被写体(人物被写体)が存在する画像とが記憶されることとなる。しかし、この場合には、人物キャラクタ作成処理において顔検出を行い、顔がある動く被写体(人物被写体)を切り出せば、支障なく人物キャラクタの切り出しを行うことができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態における人物キャラクタ作成処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この第2の実施の形態における撮影処理は、前述した第1の実施の形態と同様に図3に示したフローチャートに従って実行される。したがって、前記ステップS102での処理により、低速連写モード又は動画モードで撮影が実行されて、前記ステップS104で動きのある部分が検出されるまでの動きのない状態の撮影画像データが静止画像格納エリア141に記憶されている。また、前記ステップS107での処理により、連写又は動画画像格納エリア142には、少なくとも20〜30秒程度の動く人物被写体が存在する動画像が記憶されている。
以上のようにして撮影を行い、静止画像格納エリア141と連写又は動画画像格納エリア142に対する画像の記憶を終了すると、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図8のフローチャートに示す手順で処理を実行する。まず、人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されたか否かを判断し(ステップS211)、人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されるまで待機する。
人物キャラクタ作成モードスイッチ5がオン操作されたならば、静止画像格納エリア141から動き検出前(動きなしの1枚の画像)背景画像を読み出す処理、つまり動きのある部分が検出される前の背景画像を読み出す処理を実行する(ステップS212)。これにより、図6(A1)に示すように、静止画像であるフレーム画像F1が読み出されることとなる。
次に、動き検出後の(動きありの複数枚からなる画像)動画の読み出し処理を実行し、連写又は動画画像格納エリア142から連続する複数のフレーム画像を読み出す(ステップS213)。これにより、図6(A2)に示すように、動画を構成する一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・が読み出されることとなる。また、前述のようにこれら一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・中には、少なくとも20〜30秒程度の長さ分をもって動く人物被写体である被写体画像P1、P2が存在する。
したがって、以下のステップS214〜S217においては、前述した図5のフローチャートにおけるステップS114〜S117と同様の処理を実行する。すなわち、ステップS214においては、これら一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・中における動く被写体画像P1、P2を切り出す処理を実行する(図6(B))。つまり、図6(A2)に示した一連のフレーム画像F2、F3、F4、F5・・・から、同図(A1)に示したフレーム画像F1(静止画像)が示す背景部分以外の部分である被写体のみからなる被写体画像P1、P2を各々切り出す。
したがって、このステップS214での処理により、図6(C)に示すように、被写体画像P1,P2が各々人物キャラクタC1、C2として切り出されたフレーム画像F12、F13、F14、F15・・・からなる動画画像が生成される。続くステップS2115では、切り出した人物キャラクタ(動画)記憶処理を行って、図6(C)に示した人物キャラクタC1、C2のみが存在する各フレーム画像F12、F13、F14、F15・・・からなる動画を人物キャラクタ画像格納エリア143に記憶させる。
したがって、本実施の形態によれば、外部の環境を動画撮影し、この撮影の途中で(1)動画画像内に動きのある部分が「ある状態」から「ない状態」へ、及び、(2)動画画像内に動きのある部分が「ない状態」から「ある状態」へ変化したことを検出し、(1)又は(2)への変化のいずれかがあったことを検出されたならば、動画画像内に動きのある部分が「ある状態」の動画画像と「ない状態」の静止画とに基づいて、動きのある部分が「ある状態」の動画画像を被写体画像として切り出し、この切り出された被写体画像を記憶させることができる。よって、簡単な操作により被写体を動くキャラクタとして用いるができるようにすることができる。
そして、ステップS215に続くステップS216では、図7のフローチャートに基づいて前述したユーザによる編集処理を実行する。また、ステップS216に続くステップS217で編集済動画再生処理を実行し、編集済画像格納エリア144に記憶されている編集済動画を再生して、表示部16に表示させる。よって、本実施の形態によれば複雑な操作を伴うことなく簡単に、一連の被写体画像を切り出して記憶させることができるのみならず、これを編集した動画を楽しむこともできる。
なお、実施の形態にあっては、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、他にもカメラ付き携帯電話端末、カメラ付きPDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、カメラ付きパーソナルコンピュータ、等に適用することも容易に可能であり、要は連続撮影が可能な装置であればいずれにも適用することができる。
本発明は、以下の用途(1)及び(2)にも適用することができる。
(1)防犯カメラに適用した場合
本発明を防犯カメラに適用すると、防犯カメラは、最初に連写撮影(動画撮影時よりも低いフレームレート)で静止画像を撮影しているが、動きが検出されたならば、自動的に動画撮影となる。その動画の中で顔が検出されたならば、その顔画像を所定時間記憶し、これにより、同じ場所にて静止画と顔の動画との2つを撮影しておく。
そして、撮影済みの静止画と顔の動画との2つを組み合わせて、切り出し動画である人物キャラクタを作成する。しかる後に、ユーザが選択した背景画像(静止画)、追加された吹き出し付きコメント、互いに接近した状態下で、作成された人物キャラクタを動画再生する。
したがって、実際には暗い背景や犯人の衣服と同色系の背景で動き検出後の動画が撮影された場合であっても、明るい背景や犯人の衣服とは異色系の背景で人物キャラクタを動画再生することができ、容疑者の動作を明瞭に確認することができる。また、一般の防犯カメラには音声を記録する機能がない場合が多いが、犯人が犯行中に発言している場合には、読唇術の場合と同様に、発言者の口の動きをリアルタイムで検出し、この口の動きから発言内容を画像認識して、当該発言内容に対応するコメントを吹き出し付きコメントとして、人物キャラクタと合成する。これにより、犯行をよりリアルに再現することができる。
(2)銀行や郵便局などのキャッシュボックスでの監視カメラに適用した場合
本発明を防犯カメラに適用すると、監視カメラは、最初に連写撮影で静止画像を撮影しているが、預金者が現れて、その動きが検出されたなら、自動的に動画撮影となる。その動画の中で顔が検出されたならば、その顔画像を所定時間記憶し、これにより、同じ場所にて静止画と顔の動画との2つを撮影しておく。
そして、撮影済みの静止画と顔の動画との2つを組み合わせて、切り出し動画である人物キャラクタを作成する。したがって、銀行等では、切り出し動画である人物キャラクタとその際に操作された預金番号、操作時刻などとを対応付けて記憶しておけば、後日、問題が生じた際に、全時間の撮影画像をモニターすることなく、迅速かつ容易に、希望する人物画像とその際に操作された預金番号、操作時刻などとの双方を対応付けて得ることができる。
なお、この実施の形態の場合、一連の被写体込みの動画画像F2と背景画像F1とから、被写体のみからなる被写体画像P1、P2を切り出し、(C)に示すように、この切り出された被写体画像P1、P2を人物キャラクタC1、C2として各々作成するようにしているが、被写体画像P1、P2がどうぶつの場合は、どうぶつの被写体をどうぶつキャラクタとして作成してもよいし、さらに、被写体画像P1、P2が自動車等の動く物体画像の場合は、物体の被写体を物体キャラクタとして作成してもよい。
1 デジタルカメラ
4 撮影スイッチ
5 人物キャラクタ作成モードスイッチ
7 制御部
8 CMOS
9 ユニット回路
10 画像処理部
11 入力部
12 プログラムメモリ
13 ワークメモリ
14 記憶部
15 表示ドライバ
16 表示部
22 制御部
30 コメント
32 吹き出しタイトル
71 撮影フレームレート制御部
141 静止画像格納エリア
142 連写又は動画画像格納エリア
143 人物キャラクタ画像格納エリア
144 編集済画像格納エリア

Claims (22)

  1. 被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  2. 前記撮影手段は、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の際は、第1のフレームレートで連写撮影又は動画撮影を行い、前記動きのある部分の存在が検出された状態の際は、前記第1のフレームレートよりも高い第2のフレームレートで連写撮影又は動画撮影を行うことを特徴とする請求項1記載の撮影画像処理装置。
  3. 被写体を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  4. 被写体を撮影する撮影手段と、
    連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  5. 被写体を撮影する撮影手段と、
    動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    この動画像記憶制御手段の制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  6. 被写体を撮影する撮影手段と、
    この撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出手段と、
    この検出手段により第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  7. 前記連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出する顔検出手段を更に備え、
    前記動画画像記憶制御手段は、前記顔検出手段によって顔が検出された場合に、それ以降において前記連写撮影又は動画撮影された画像を被写体画像として記憶させる顔画像記憶制御手段であることを特徴とする請求項1から6にいずれか記載の撮影画像処理装置。
  8. 前記連写撮影又は動画撮影された画像中における顔を検出する顔検出手段を更に備え、
    前記切出手段は、前記背景画像と前記被写体込み動画画像とに基づいて、前記顔検出手段によって顔が検出された被写体画像を切り出すことを特徴とする請求項1から6にいずれか記載の撮影画像処理装置。
  9. 前記被写体画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体画像に、任意に選択された画像を付加させる画像加工制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から8にいずれか記載の撮影画像処理装置。
  10. 前記画像加工制御手段は、前記切り出された被写体画像を任意に選択された選択背景画像上に配置させることを特徴とする請求項9記載の撮影画像処理装置。
  11. 前記切出手段により切り出された被写体画像は複数の被写体画像であり、前記画像加工制御手段は、当該複数の被写体画像の間の間隔を調整して配置させる間隔調整配置手段を更に備えたことを特徴とする請求項9記載の撮影画像処理装置。
  12. 前記画像加工制御手段は、操作入力された吹き出し付きのコメントを前記切り出された被写体画像の近傍に配置させる近傍配置制御手段であることを特徴とする請求項9記載の撮影画像処理装置。
  13. 被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、
    この撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    して機能させることを特徴とする撮影画像処理プログラム。
  14. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、
    この撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    して機能させることを特徴とする撮影画像処理プログラム。
  15. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、
    連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    前記静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    して機能させることを特徴とする撮影画像処理プログラム。
  16. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、
    動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御手段と、
    この動画像記憶制御手段の制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出手段と、
    この検出手段により動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御手段と、
    この静止画像記憶制御手段の制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御手段の制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    して機能させることを特徴とする撮影画像処理プログラム。
  17. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置が有するコンピュータを、
    この撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出手段と、
    この検出手段により第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出手段と、
    この切出手段により切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御手段と
    を備えていることを特徴とする撮影画像処理装置。
  18. 被写体を連写撮影又は動画撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、
    前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中に動きのある部分が存在しているか否かを検出する検出ステップと、
    この検出により動きのある部分の存在が検出されない状態の間は、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された各画像中の少なくとも1枚の静止画像を背景画像として記憶させる静止画像記憶制御ステップと、
    この静止画像記憶制御ステップの制御により背景画像を記憶させたあとに、前記検出手段により動きのある部分の存在が検出されたことを条件に、前記撮影手段により連写撮影又は動画撮影された一連の被写体込みの画像を被写体込み動画画像として記憶させる動画画像記憶制御ステップと、
    前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込み動画画像とから一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、
    この切出ステップにより切り出された一連の被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮影画像処理方法。
  19. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、
    前記撮影手段により連写撮影された被写体の少なくとも1枚の静止画像を記憶させる静止画像記憶制御ステップと、
    この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像の中に変化のある部分が検出されたことを条件に、前記撮影手段に動画撮影を実行させて、当該撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、
    前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、一連の被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、
    この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮影画像処理方法。
  20. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、
    連写モードにおいて、前記撮影手段により被写体を連写撮影し、この連写撮影された各静止画像を記憶させる静止画像記憶制御ステップと、
    この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された複数の静止画像内に動きのある部分が検出されたか否かを検出する検出ステップと、
    この検出ステップにより動きのある部分が検出されたことを条件に、動画モードに移行し、この動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、
    前記静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、
    この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮影画像処理方法。
  21. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、
    動画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を動画撮影し、この撮影された動画画像を記憶させる動画画像記憶制御ステップと、
    この動画像記憶制御ステップの制御により記憶された動画画像内に動きのある部分を検出する検出ステップと、
    この検出ステップにより動きのある部分が検出されなくなったことを条件に、静止画モードに移行し、この静止画モードにおいて、前記撮影手段により被写体を撮影し、この撮影された静止画を記憶させる静止画画像記憶制御ステップと、
    この静止画像記憶制御ステップの制御により記憶された静止画像である背景画像と前記動画画像記憶制御ステップの制御により記憶された被写体込みの動画画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、
    この切出ステップにより切り出された各被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮影画像処理方法。
  22. 被写体を撮影する撮影手段を備える装置における撮影画像処理方法であって、
    前記撮影手段により外部の環境を動画撮影し、この動画撮影の途中で動画画像内に動きのある部分が存在する状態から存在していない状態へ変化した第1の状態変化、及び、動画画像内に動きのある部分が存在していない状態から存在する状態へ変化した第2の状態変化のいずれかがあったことを検出する検出ステップと、
    この検出ステップにより第1の状態変化又は第2の状態変化のいずれかがあったことが検出されたことを条件に、動画画像内に動きのある部分が存在する状態の被写体込み動画画像と動きのある部分が存在していない状態の静止画である背景画像とから、被写体のみからなる被写体画像を切り出す切出ステップと、
    この切出ステップにより切り出された被写体画像を記憶させる被写体画像記憶制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮影画像処理方法。
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