JP2015061129A - 撮影機器及び撮影方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各被写体の画像のぶれを検出し、各被写体のぶれの状態を示す表示を表示させることで、撮像画像全体の様子を簡単に確認することができる。
【解決手段】 撮影機器は、被写体を撮像し撮像画像を得る撮像部と、上記撮像画像を表示する表示部と、上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定部と、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定部と、上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御部とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】 撮影機器は、被写体を撮像し撮像画像を得る撮像部と、上記撮像画像を表示する表示部と、上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定部と、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定部と、上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御部とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、コントラスト法によるオートフォーカスが可能なものに好適な撮影機器及び撮影方法に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮影機能付き携帯機器(撮影機器)が普及している。この種の撮影機器においては表示部を有して、撮影画像を表示する機能を有するものもある。また、表示部にメニュー画面を表示して、撮影機器の操作を容易にしたものもある。
このような表示部は、携帯機器本体の背面に設けられることが多く、ユーザは撮影時に、背面の表示部に表示されたスルー画を確認しながら撮影操作をすることも可能である。また、この種の撮影機器においては、記録画像を確認するためのレックビュー機能を搭載したものがある。レックビュー機能は、撮像して記録した画像を撮像の直後において所定時間表示させるものである。ユーザは、表示部に表示されたレックビューによって撮影状態を確認することができる。
しかしながら、携帯機器に設けられた表示部のサイズは比較的小さく、表示された画像のサイズも小さいことから、レックビューによって撮像画像の細部まで確認することは容易ではない。このため、撮像画像にぶれが生じている場合等、ユーザが意図していない撮影が行われたとしても、レックビューによって確認することができないことがある。
そこで、特許文献1においては、画像判定部によって撮影画像が失敗画像であるか否かを判定し、失敗画像の部分領域を拡大表示する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の提案においては、失敗部分の拡大表示によって失敗部分を確認するようになっており、成功部分や失敗部分を含む撮像画像全体の様子を一目で確認することができないという問題があった。
本発明は、各被写体の画像のぶれを検出し、各被写体のぶれの状態を示す表示を表示させることで、撮像画像全体の様子を簡単に確認することができる撮影機器及び撮影方法を提供することを目的とする。
本発明に係る撮影機器は、被写体を撮像し撮像画像を得る撮像部と、上記撮像画像を表示する表示部と、上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定部と、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定部と、上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御部とを具備する。
また、本発明に係る撮影方法は、被写体を撮像し撮像画像を得る撮像ステップと、上記撮像画像を表示する表示ステップと、上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定ステップと、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定ステップと、上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御ステップとを具備する。
また、本発明に係る撮影方法は、被写体を撮像し撮像画像を得る撮像ステップと、上記撮像画像を表示する表示ステップと、上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定ステップと、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定ステップと、上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御ステップとを具備する。
本発明によれば、各被写体の画像のぶれを検出し、各被写体のぶれの状態を示す表示を表示させることで、撮像画像全体の様子を簡単に確認することができるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る撮影機器を示すブロック図である。本実施の形態は、コントラスト判定によって画像のぶれを検出することで、ユーザに各被写体のぶれの様子を提示することを可能にしたものである。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る撮影機器を示すブロック図である。本実施の形態は、コントラスト判定によって画像のぶれを検出することで、ユーザに各被写体のぶれの様子を提示することを可能にしたものである。
本実施の形態における撮影機器1は、本体部10及び交換レンズ20によって構成されている。本体部10は、撮影機器1の主要な回路部分が収納されており、前面に交換レンズ20が着脱自在に取り付けられている。
交換レンズ20は、本体部10の撮像部12に被写体像を導く光学系21を有している。光学系21は、物体側から撮像部12の撮像面(像面)に至る光軸上に図示しない複数のレンズが配置されて構成される。即ち、光学系21中には、ピント合わせによりフォーカス(合焦)状態に設定するために可動されるフォーカスレンズ及びフォーカス状態で変倍するズームレンズを有する。また、光学系21は、これらのレンズ及び絞りを駆動する図示しない機構部を有する。
駆動部24は光学系21の機構部を制御して、これらのフォーカスレンズ、ズームレンズ及び絞りを駆動制御するようになっている。なお、絞りは、例えば、光学系21の所定のレンズ相互間に配置される。
交換レンズ20には、ユーザによる撮影に関するパラメータ、例えば、ズームや絞りに関するパラメータの設定操作のために、図示しない操作リング等の操作部が設けられており、操作検出部27は、この操作部に対するユーザ操作を検出して検出結果を制御部23に出力するようになっている。制御部23は、マイコン等によって構成されており、操作検出部27の検出結果と後述する本体部10の信号処理及び制御部11からの信号とに基づいて、交換レンズ20の各部を制御する。
制御部23の駆動制御部23aは、操作検出部27の検出結果と信号処理及び制御部11の制御とに従って各種制御信号を発生する。例えば、駆動制御部23aは、フォーカス信号、ズーム信号及び絞り制御信号を発生して、駆動部24を制御する。駆動部24は、フォーカス信号に基づいてフォーカスレンズを駆動制御し、ズーム信号に基づいてズームレンズを駆動制御し、絞り制御信号に基づいて絞りを駆動制御する。
状態判定部25は、ズームレンズ、フォーカスレンズのレンズ位置を判定してレンズ状態を示す信号を制御部23に出力すると共に、絞り量を判定して絞り状態を示す信号を制御部23に出力する。制御部23は、ピント位置、ズーム位置及び絞り量の判定結果を用いて、操作検出部27の検出結果や信号処理及び制御部11からの制御信号に応じたピント位置、ズーム位置、絞り量となるように、駆動部24を制御する。
交換レンズ20には、通信部28が設けられている。また、本体部10には通信部13が設けられている。通信部28は、所定の伝送路を介して本体部10の通信部13との間で情報の送受を行う。制御部23は、本体部10の通信部13との間の通信が確立すると、記録部29に格納したレンズ固有の情報及びズーム操作に関する情報、ピント位置、絞り状態等の情報をレンズ情報として通信部28,13によって本体部10に送信させることができる。
本体部10は、レンズ情報により、交換レンズ20がどのようなズーム機能を有しているか、ズームレンズの焦点距離範囲(倍率)、焦点距離、最短焦点距離、無限遠距離、明るさナンバー等を認識することができる。また、制御部23は、操作検出部27の検出結果の情報も本体部10に送信するようになっている。
撮影機器1を構成する本体部10は、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子によって構成された撮像部12を有している。撮像部12は、本体部10の前面に設けられた交換レンズ20からの被写体像を光電変換して撮影画像を得る。撮像部12は、信号処理及び制御部11によって駆動制御されて、撮像画像を出力する。
信号処理及び制御部11は、例えばCPU等によって構成されて撮影機器1の各部を制御する。信号処理及び制御部11は、撮像部12に撮像素子の駆動信号を出力すると共に、撮像部12からの撮像画像を読み出す。信号処理及び制御部11は、読み出した撮像画像に対して、所定の信号処理、例えば、色調整処理、マトリックス変換処理、ノイズ除去処理、その他各種の信号処理を行う。
本体部10には、時計部14及び操作判定部15も配設されている。時計部14は信号処理及び制御部11が用いる時間情報を発生する。操作判定部15は、本体部10に設けられた図示しないレリーズボタン、ファンクションボタン、撮影モード設定等の各種スイッチ等を含む操作部に対するユーザ操作に基づく操作信号を発生して、信号処理及び制御部11に出力するようになっている。信号処理及び制御部11は、操作信号に基づいて、各部を制御する。
信号処理及び制御部11は、撮像画像の記録及び再生に関する処理を行うことができる。例えば、信号処理及び制御部11は、信号処理後の撮影画像を圧縮処理し、圧縮後の画像を記録部19に与えて記録させることができる。記録部19としては、例えばカードインターフェースを採用することができ、記録部19はメモリカード等の記録媒体に画像情報及び音声情報等を記録可能である。本実施の形態において、記録部19には、後述する各画像部分のコントラストを記述したテーブル19aが記録されるようになっている。
信号処理及び制御部11の表示制御部11aは表示に関する各種処理を実行する。表示制御部11aは、信号処理後の撮影画像を表示部17及び接眼表示部18に与えることができる。表示部17及び接眼表示部18は、LCD等の表示画面を有しており、表示制御部11aから与えられた画像を表示する。また、表示制御部11aは、各種メニュー表示等を表示部17及び接眼表示部18の表示画面に表示させることもできるようになっている。
また、本体部10には、ユーザが目を接眼表示部18に近接させたことを検出するアイセンサ18aが設けられている。アイセンサ18aの検出結果によって、信号処理及び制御部11は、ユーザが目を接眼表示部18に近接させたか否かを判定することができるようになっている。
信号処理及び制御部11は、記録部19に記録されている撮像画像を読み出して伸張処理することができる。表示制御部11aは伸張処理された撮像画像を表示部17や接眼表示部18に与えることで、記録画像の再生が可能である。
表示部17は、後述するように、撮像画像を表示する表示画面17bを有している。また、表示画面17b上には、タッチパネル17aが設けられている。タッチパネル17aは、ユーザが指で指し示した表示画面17b上の位置に応じた操作信号を発生することができる。この操作信号は、信号処理及び制御部11に供給される。これにより、信号処理及び制御部11は、ユーザが表示画面17b上をタッチしたりスライドさせたりした場合には、ユーザのタッチ位置、指を閉じ離間させる操作(ピンチ操作)、スライド操作やスライド操作によって到達した位置、スライド方向、タッチしている期間等の各種操作を検出することができ、ユーザ操作に対応した処理を実行することができるようになっている。
なお、表示部17は、本体部10の例えば背面の略全域を占めるように配設されており、撮影者は、撮影時に表示部17の表示画面17b上に表示されたスルー画を確認することができ、スルー画を確認しながら撮影操作を行うこともできる。
本体部10には、振動判定部16が設けられている。振動判定部16は、ジャイロセンサ、加速度センサ等によって構成されており、本体部10を収納する筐体のぶれや振動を検出することができるようになっている。振動判定部16の判定結果は信号処理及び制御部11に与えられる。
また、本体部10には、手ブレ補正部12aが設けられている。手ブレ補正部12aは、信号処理及び制御部11に制御されて、手ブレの状態に応じて撮像部12を制御することにより、撮像部12から手ブレの影響を除去した撮像画像を出力させるようになっている。
本実施の形態においては、画像中のぶれを検出して、ユーザにぶれが生じている部分を示すようになっている。更に、本実施の形態においては、画像中のぶれが生じている部分だけでなく、ぶれが生じていない部分についても検出し、撮像画像の各部のぶれの状態を一目で分かるように表示するようになっている。例えば動く被写体を撮像する場合において、撮像画像中の複数の被写体の一部の被写体にぶれが生じている場合がある。撮像画像を背面表示部17に表示させたとしても、ユーザがぶれに気付かないことも考えられる。
図2は撮影時のぶれを説明するための説明図である。図2(a)はユーザ30がダンスを踊る2人の人物31,32を撮影する様子を示している。ユーザ30は右手で本体部10を収納する筐体10aを保持し、2人の人物31,32を撮影範囲に収めた状態でシャッタボタン(図示せず)を押下する。図2(b)〜(d)はこの場合において表示部17の表示画面17b上に表示された撮像画像43〜45の例を示している。図2(b)は例えば撮影時の手ぶれによって、被写体である2人の人物31,32の両方の画像31a,32aにぶれが生じていることを示している。図2(c)に示す撮像画像44は、手ぶれは生じていないが、2人の人物31,32の画像31b,32bのうちの一方の画像32bに人物32の動きによってぶれが生じたことを示している。また、図2(d)に示す画像45は、2人の人物31,32の画像31c,32cのいずれにもぶれが生じていないことを示している。
このように、被写体の動きや撮影者の手ぶれ等の理由から被写体のうちの一部又は全部にぶれが生じることがある。このようなぶれは、比較的小さい表示部17の表示画面17bでは確認することができないことがある。
この場合においても、本実施の形態においては、撮像画像の各部のぶれの状態を表示することができるので、ユーザは簡単に撮像画像中のぶれた被写体、ぶれていない被写体を認識することができる。ぶれて欲しくない被写体にぶれが生じていなければ、他の被写体にぶれが生じていたとしても、ユーザは撮像画像に満足する可能性もあり、各部のぶれの状態を一目で確認することができることによって、撮影のやり直し等の判断が容易となる。
撮像画像のこのようなぶれの検出のために、本実施の形態においては、信号処理及び制御部11は、顔検出部11b、コントラスト判定記録部11c、ぶれ判定部11d及びレックビュー制御部11eを有している。
顔検出部11bは、撮像画像に対する公知の手法によって、撮像画像から顔検出処理を行う。例えば、顔検出部11bは、顔の明るさの特徴をモデル化した複数の濃淡画像と撮影画像とを順次比較することで、人物の顔を検出することもできる。また、顔検出部11bは、人物の顔だけでなく、人物の体全体を検出することも可能である。更に、顔検出部11bは、例えばパターン判定により、ペットや特定の物体の被写体又はその一部等の領域を検出することも可能である。
コントラスト判定記録部11cは、ピント位置を変化させながら撮像画像の各部のコントラストを判定する。例えば、コントラスト判定記録部11cは、撮像画像を複数の領域に分割し、分割した各部のコントラストを判定してもよく、また顔検出部11bによって検出された顔等の位置におけるコントラストを判定するようにしてもよい。コントラスト判定記録部11cは、求めた各部のコントラストを記述したテーブル19aを記録部19に記録する。
例えば、コントラスト判定記録部11cは、いわゆる山登り方式のオートフォーカスによって各部毎に求められたコントラストを記録するようにしてもよい。コントラスト判定記録部11cによるコントラストの判定及び記録は、例えば実際の撮影の直前に行われる。
ぶれ判定部11dは、実際の撮影時において、コントラスト判定記録部11cから撮影されて記録された撮像画像の各部のコントラストが与えられる。また、ぶれ判定部11dは、記録部19に記録されたテーブル19aの情報を読み出す。ぶれ判定部11dは、実際の撮影時における各部のコントラストとテーブル19aに記述されている各部のコントラストとを撮像画像の対応する画像部分(被写体)毎に比較することで、撮像画像の各画像部分(被写体)毎にぶれが生じているか否かを判定し、判定結果をレックビュー制御部11eに出力する。例えば、ぶれ判定部11dは、実際の撮影時におけるコントラストがテーブル19aに記述されているコントラストよりも小さい場合には、ぶれが生じているものと判定する。
レックビュー制御部11eは、表示制御部11aを制御することで、撮影直後において信号処理及び制御部11によって撮像部2から取り込まれて画像処理された撮像画像を、レックビュー画像として接眼表示部18又は背面表示部17の表示画面上に表示させるレックビュー表示を行う。本実施の形態においては、レックビュー制御部11eは、ぶれ判定部11dから撮像画像の各部についてのぶれの有無の判定結果が与えられ、レックビュー表示上における各部の位置に、ぶれの有無の判定結果を表示させるようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3はカメラ制御を説明するためのフローチャートであり、図4及び図5はぶれ判定を説明するための説明図であり、図6はぶれ判定の表示例を示す説明図である。
撮影機器1の電源が投入されると、信号処理及び制御部11は、図3のステップS1において、撮影モードが指示されたか否かを判定する。撮影モードが指示されていない場合には、信号処理及び制御部11は、ステップS2において、再生モードが指示されたか否かを判定する。再生モードが指示されると、信号処理及び制御部11は、ステップS3において、サムネイルの一覧表示を行う。サムネイル一覧を参照したユーザによる画像の選択が行われると、ステップS4からステップS5に処理を移行して、信号処理及び制御部11は選択画像の再生を行う。再生が終了すると(ステップS6)、ファイル一覧表示を繰り返す。ファイル選択が行われない場合には、ステップS7において再生モードの終了を判定する。
一方、撮影モードが指示されると、信号処理及び制御部11は、ステップS11において、撮像部12からの画像信号に基づいて、表示部17に撮像画像(スルー画)をライブビュー表示させる。信号処理及び制御部11は、ステップS12において、顔検出処理、ピント合わせ処理、コントラスト判定処理及びコントラストの記録処理を行う。
即ち、顔検出部11bは、撮像画像中の顔を検出して検出結果をコントラスト判定記録部11cに出力する。信号処理及び制御部11は、被写体の検出結果に従って、被写体を追尾しながらピント合わせ処理(オートフォーカス処理)を行う。コントラスト判定記録部11cは、このピント合わせ処理、即ち、山登り方式のオートフォーカス処理において求められた各レンズ位置におけるコントラストを撮像画像の各部毎に記録する。即ち、この場合には、コントラスト判定記録部11cは、ピント合わせを行った位置、例えば検出された顔の位置におけるコントラストを判定する。各レンズ位置における顔部のコントラストによるテーブル19aが作成されて記録部19に記録される。
ステップS13では、撮影操作が行われたか否かが判定される。例えばレリーズボタン操作等によって静止画撮影が指示されると、信号処理及び制御部11は、撮影を行う。即ち、信号処理及び制御部11は、撮像部12からの撮像画像に信号処理を施して圧縮した後、記録部19に与えて記録する。また、コントラスト判定記録部11cは、撮影によって得られた撮像画像の各画像部分(被写体)についてコントラストを求め、求めたコントラストを記録部19に記録する(ステップS14)。なお、撮影時まで、撮影前のコントラスト判定時の追尾状態を維持することで、同一の画像部分(被写体)についてのコントラストを簡単に求めることができる。
次に、信号処理及び制御部11は、ステップS15において、レックビューの表示時間を監視しながら、記録した撮像画像を表示部17に与えてレックビュー表示させる(ステップS16)。レックビューの表示開始から所定の時間が経過すると、信号処理及び制御部11は、ステップS21において電源オフ操作があったか否かを判定する。電源オフ操作があるまでは、ステップS1〜S20の処理が繰り返される。電源オフ操作が行われると、信号処理及び制御部11は、電源をオフにして処理を終了する。
本実施の形態においては、レックビュー表示期間において、撮像画像中にぶれのある画像が存在するか否かをユーザに提示することができる。即ち、ぶれ判定部11dは、ステップS17において、コントラストを求めた各部(被写体)について、ピント合わせ時に求めたコントラストの最大値(以下、最大コントラストという)より撮影時に求めたコントラスト(以下、撮影時コントラストという)が小さいか否かを判定し、小さい場合には当該画像部分にぶれが生じているものと判定する。なお、ぶれ判定部11dは、撮影時コントラストが最大コントラストより小さい場合には、その差が所定の閾値よりも大きい場合にぶれが生じているものと判定するようにしてもよい。
図4はピント合わせ時における撮像画像を示しており、図2と同様の2人の人物31,32が撮像されている様子を示している。表示画面17b上に表示されたスルー画中には、人物31,32の画像31d,32dが表示されている。図4の撮像画像から顔検出部11bによって顔部31e,32eが検出される。図4の撮像画像中の四角の枠46,47は、コントラスト判定記録部11cがコントラストを判定した領域を示している。即ち、コントラスト判定記録部11cは、例えば、顔部31e,32eを追尾しながらコントラストを判定する。
図5は山登り方式のオートフォーカス時に検出されるコントラストを示している。図5(a)は図4の左側の人物の顔部31eにおいて各レンズ位置を山登り方式で変化させた場合のコントラストの変化を示し、図5(b)は図4の右側の人物の顔部32eにおいて各レンズ位置を山登り方式で変化させた場合のコントラストの変化を示している。図5の例では、左右の人物はいずれの顔部31e,32eも、レンズ位置P3において最も高いコントラスト(最大コントラスト)が得られている。これにより、信号処理及び制御部11は、フォーカスレンズをレンズ位置P3に移動させて撮影行うオートフォーカス制御を行う。
この状態で撮影が行われるものとする。図5(a),(b)の破線は、各顔部31e,32eにおける最大コントラスト及び撮影時コントラストを示している。図5の例では、顔部31eについては撮影時コントラストは、最大コントラストと略同一の値であるのに対し、顔部32eについては撮影時コントラストは、最大コントラストに対し比較的大きく低下した値となっている。例えば、オートフォーカス時に比べて、人物32が人物31よりも比較的大きく移動した場合等において、このようなコントラストの差が生じることが考えられる。
ぶれ判定部11dは、例えば、オートフォーカス時に求めた最大コントラストと撮影時コントラストとの差が所定の閾値よりも大きい場合には、当該画像部分(顔部)にぶれが生じているものと判定し、差が所定の閾値よりも小さい場合には、当該画像部分にぶれが生じていないものと判定する。図5の例では、顔部31eにはぶれが生じていないと判定されると共に、顔部32eにはぶれが生じているものと判定される。なお、上述したように、ぶれ判定部11dは、撮影時コントラストが最大コントラストよりも小さい場合にぶれが生じているものと判定してもよい。
ぶれ判定部11dは、ステップS18において、撮像画像中にぶれのない画像が含まれるか否かを判定する。ぶれのない画像が含まれない場合、即ち、撮像画像中の全ての画像にぶれが生じているものと判定した場合には、ぶれ判定部11dは、画像のぶれが手ぶれによるものと判定する。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS20において、手ぶれ警告に相当するNG表示を表示画面17b上のレックビュー表示中に表示させる(図示省略)。また、ぶれ判定部11dは、撮像画像中にぶれのない画像が含まれる場合には、ぶれが生じていると判定した画像については、画像中の被写体の動きによってぶれが生じたものと判定する。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS19において、OK表示及びNG表示を表示画面上のレックビュー表示中の対応する画像部分の近傍に表示する。図4のように、複数の人物がダンスをしているシーンなどでは、リズム感のずれや、決めのタイミングの個人差によって、一人の人物だけが被写体ぶれ状態になっていたり、ピント外れになったりする場合があり、このような補助表示の技術があると、失敗写真をすぐに判断して、撮影方法を変えたり、再撮影したりすることができ、作品作りで有効となる。
図6の例は図5に対応するものであり、表示画面17b上に表示されたレックビュー表示49の一例を示している。レックビュー表示49には、人物31,32を撮像することによって得られた人物の画像31f,32fが表示されている。画像31fにはぶれが生じておらず、画像32fにはぶれが生じている。レックビュー制御部11eは、コントラスト差の判定結果によって、顔部31e近傍にはぶれが生じていないことを示すOK表示を表示すると共に、顔部32e近傍にはぶれが生じてることを示すNG表示を表示する。
なお、上記説明では、レックビュー表示時に、撮像画像中のぶれのある画像部分とぶれのない画像部分とを夫々示すOK表示やNG表示等を表示する例について説明した。更に、撮影時に撮像画像と共に、撮像画像各部についての最大コントラスト及び撮影時コントラストの情報を記録しておくことも可能である。この場合には、再生時において、画像各部の最大コントラストと撮影時コントラストとの比較を行うことができ、再生画像上に各画像部分のOK表示、被写体ぶれ表示、手ぶれ表示等を表示させることができる。
このように本実施の形態においては、コントラストの最大値と撮像時のコントラストとの比較によって撮像画像中の各画像のぶれを検出し、各画像毎にぶれの状態を表示するようになっており、ユーザは一目で画像ぶれの様子を確認することができる。画像のぶれは表示画面上に表示させた画像だけでは分からないことがあるが、ぶれの状態を示す表示を各画像毎に表示させており、画像を拡大することなく、簡単にぶれの確認が可能である。画像毎にぶれの様子を表示しており、ユーザにとって極めて有効な取り直しの判断材料が容易に得られることになる。
図7は本発明の第2の実施の形態に採用されるフローチャートである。図7において図3と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態のハードウェア構成は第1の実施の形態と同様である。また、図8は第2の実施の形態におけるレックビュー表示の表示例を示す説明図である。
第1の実施の形態においては、各画像部分について、事前に調べた最大コントラストと撮影時コントラストとの比較によって画像のぶれを検出した。本実施の形態はコントラストの比較だけでなく、筐体の振動を検出することで、画像のぶれの種類を検出して、ユーザに各被写体のぶれの種類についても提示可能にしたものである。
本実施の形態においては、図7のステップS14においてコントラストが求められると、次に、ぶれ判定部11dは、検出した顔が1つであるか否かを判定する(ステップS31)。撮像画像中に1つの顔だけが検出された場合には、ぶれ判定部11dは、次のステップS32において、当該顔部についてステップS12において求めた最大コントラストよりもステップS14において求めた撮影時コントラストが小さいか否か、或いはその差が所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。ステップS32の判定によって、ぶれ判定部11dは、撮像画像中の顔部の画像にぶれが生じているか否かを判定する。ぶれ判定部11dによってぶれが生じていないと判定された場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS33において、レックビュー表示中の当該顔部近傍にOK表示を表示する(ステップS33)。
図8(a)はこのOK表示53aを示している。本体部10を収納する筐体10aの背面には、表示部17の表示画面17bが配設されている。表示画面17b中にはレックビュー表示51が表示されている。レックビュー表示51中には、1人の人物の顔部の画像52が表示されている。レックビュー制御部11eは、ぶれ判定部11dの判定結果が与えられて、顔部53aの近傍にOK表示53aを表示する。このOK表示53aによって、撮影者は撮影した画像にぶれが生じていないことを確認することができる。
ぶれ判定部11dは、ステップS32において、撮像画像中の顔部の画像にぶれが生じていると判定した場合には、振動判定部16の判定結果によって、本体部10を収納する筐体10aが振動したか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34において筐体10aが振動していたものと判定された場合には、画像のぶれは筐体10aの振動、即ち、手ぶれによるものと考えられる。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS35において手ぶれNG表示をレックビュー表示51中に表示する。
図8(b)はこの手ぶれNG表示53bを示している。手ぶれNG表示53bによって、撮像画像には手ぶれによるぶれが顔部52に生じていることが分かる。
また、ステップS34において筐体10aが振動していなかったものと判定された場合には、画像のぶれは被写体が動いたことによるものと考えられる。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS36において顔部近傍に被写体ぶれNG表示をレックビュー表示51中に表示する。
図8(c)はこの被写体ぶれNG表示53cを示している。被写体ぶれNG表示53cによって、撮像画像には被写体が動いたことによるぶれが顔部52に生じていることが分かる。
ぶれ判定部11dは、ステップS31において、検出した顔が1つでないと判定した場合には、ステップS41において、撮像画像中の全画像、例えば全ての顔部について、ステップS12において求めた最大コントラストよりもステップS14において求めた撮影時コントラストが小さいか否か、或いはその差が所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。ステップS41の判定によって、ぶれ判定部11dは、撮像画像中の全ての顔部の画像にぶれが生じているか否かを判定する。
ぶれ判定部11dは、撮像画像中の全ての顔部の画像にぶれが生じていると判定した場合には、振動判定部16の判定結果によって、本体部10を収納する筐体10aが振動したか否かを判定する。(ステップS43)。ステップS43において筐体10aが振動していたものと判定された場合には、画像のぶれは筐体10aの振動、即ち、手ぶれによるものと考えられる。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS44において手ぶれNG表示をレックビュー表示中に表示する。
図8(d)はレックビュー表示55中のこのような手ぶれNG表示58a,59aを示している。手ぶれNG表示58a,59aによって、ユーザは撮像画像に手ぶれによって顔部56,57にぶれが生じていることが分かる。
また、ステップS43において筐体10aが振動していなかったものと判定された場合には、画像のぶれは被写体が動いたことによるものと考えられる。この場合には、レックビュー制御部11eは、ステップS45において顔部近傍に被写体ぶれNG表示をレックビュー表示中に表示する。
図8(e)はレックビュー表示55中のこのような被写体ぶれNG表示58,59bを示している。被写体ぶれNG表示58b,59bによって、ユーザは撮像画像に被写体が動いたことによって顔部56,57にぶれが生じていることが分かる。
ぶれ判定部11dのステップS41の判定によって、ぶれが生じていない画像が存在すると判定された場合には、レックビュー制御部11eは、ぶれ判定部11dの判定結果に従って、レックビュー表示中の当該顔部近傍にOK表示又は被写体ぶれNG表示を表示する(ステップS42)。
図8(f)はレックビュー表示56中のこのようなOK表示64及び被写体ぶれNG表示65,66を示している。表示画面17b中にはレックビュー表示56が表示されている。レックビュー表示56中には、3人の人物の顔部の画像61〜63が表示されている。レックビュー制御部11eは、ぶれ判定部11dの判定結果に基づいて、顔部61の近傍にOK表示64を表示し、顔部62の近傍に被写体ぶれNG表示65を表示し、顔部63の近傍に被写体ぶれNG表示66を表示している。これらの表示64〜65によって、撮影者は撮影した画像に含まれる各顔部にぶれが生じているか否か、またどのような種類のぶれが生じているかを確認することができる。
なお、振動判定部16は、筐体10aのぶれや振動を検出することから、流し撮りを行うと手ぶれと判断される可能性がある。しかし、流し撮りが成功した場合には、少なくとも1つの被写体のコントラトスは十分に高くなる。従って、流し撮り時にはステップS34,S43の判定は行われないので、流し撮り時に手ぶれNG表示が表示されることはない。
また、本実施の形態においても、撮像画像と共に、最大コントラスト及び撮影時コントラスト並びに撮影時の筐体振動の情報を記録してもよい。この場合には、再生時において、これらの情報を元に、OK表示、手ぶれNG表示及び被写体ぶれNG表示等を表示させることが可能である。
このように本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、画像のぶれの種類についても表示することができる。これにより、撮影者は、画像を拡大することなく一目で、画像のぶれが手ぶれによるものか被写体ぶれによるものかを認識することができ、取り直しするか否かの有効な判断材料を得ることができる。
さらに、本発明の各実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話やスマートフォンなど携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも勿論構わない。また、内視鏡、顕微鏡のような産業用、医療用の光学機器でもよい。撮影機器でなくとも、このような工夫によって、ユーザが希望する画像を正確に観察できる観察装置、表示装置を提供することが可能となる。
また、撮影機器でなくとも、撮影の失敗判定用の表示機器にも、こうした画像の特徴を判定して、ユーザに次回撮影時の示唆や教訓やアドバイスを与える技術は重要である。ここで分析する画像ファイルに、カメラの設定情報が入っていれば、画像の特徴としてコントラストの情報を含ませる事も可能である。
本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。また、これらの動作フローを構成する各ステップは、発明の本質に影響しない部分については、適宜省略も可能であることは言うまでもない。
また、ここで説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御や機能は、多くがプログラムにより設定可能であり、そのプログラムをコンピュータが読み取り実行することで上述した制御や機能を実現することができる。そのプログラムは、コンピュータプログラム製品として、フレキシブルディスク、CD−ROM等、不揮発性メモリ等の可搬媒体や、ハードディスク、揮発性メモリ等の記憶媒体に、その全体あるいは一部を記録又は記憶することができ、製品出荷時又は可搬媒体或いは通信回線を介して流通又は提供可能である。利用者は、通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記録媒体からコンピュータにインストールすることで、容易に本実施の形態の撮影機器を実現することができる。
1…撮影機器、10…本体部、11…信号処理及び制御部、11a…表示制御部、11b…顔検出部、11c…コントラスト判定記録部、11d…ぶれ判定部、11e…レックビュー制御部、12…撮像部、16…振動判定部、17…背面表示部、17a…タッチパネル、20…交換レンズ、23…制御部。
Claims (7)
- 被写体を撮像し撮像画像を得る撮像部と、
上記撮像画像を表示する表示部と、
上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定部と、
上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定部と、
上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御部と
を具備したことを特徴とする撮影機器。 - 上記ぶれ判定部は、上記1つ以上の画像部分のぶれの有無及びぶれの種類を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影機器。 - 上記撮像部の振動を検出する振動検出部を具備し、
上記ぶれ判定部は、上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較及び上記振動検出部による振動の検出結果に基づいて、上記1つ以上の画像部分のぶれの有無及びぶれの種類を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影機器。 - 上記表示制御部は、上記撮像画像を表示するレックビュー表示時に上記ぶれの判定結果を表示する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の撮影機器。 - 上記表示制御部は、上記撮像画像中の上記1つ以上の画像部分に対応する位置に上記ぶれの判定結果を表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の撮影機器。 - 上記コントラスト判定部は、上記撮像画像の記録前に行う山登り方式のフォーカス制御時に上記第1のコントラストを取得する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の撮影機器。 - 被写体を撮像し撮像画像を得る撮像ステップと、
上記撮像画像を表示する表示ステップと、
上記撮像画像の記録前に上記撮像画像中の1つ以上の画像部分の第1のコントラストを求めると共に、記録した上記撮像画像の上記1つ以上の画像部分の第2のコントラストを求めるコントラスト判定ステップと、
上記第1のコントラストと上記第2のコントラストとの比較によって、上記1つ以上の画像部分のぶれを判定するぶれ判定ステップと、
上記ぶれ判定部による上記1つ以上の画像部分についてのぶれの判定結果に基づく表示を上記撮像画像の表示中に表示する表示制御ステップと
を具備したことを特徴とする撮影方法。
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JP2020150448A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
-
2013
- 2013-09-17 JP JP2013192253A patent/JP2015061129A/ja active Pending
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